データファブリック
でーたふぁぶりっく
English: Data Fabric
意味
データファブリックとは、企業内のあらゆる場所(オンプレミス、クラウド)に散在するデータを、まるで一枚の布(Fabric)のようにシームレスに連携・統合・管理するアーキテクチャ。物理的な場所を意識せずに、必要なデータにいつでもアクセスできる環境を作る。
データファブリック(Data Fabric)は、企業のデータ活用を阻害する「データのサイロ化(分断)」を解決するための次世代アーキテクチャである。
従来の課題
企業内には、Salesforce、ERP、IoTログ、ファイルサーバーなど、データがあらゆる場所に散らばっている。「あのデータどこ?」を探すのに時間がかかり、統合分析が困難だった。データウェアハウス(DWH)に全てコピーするのはコストも手間もかかりすぎる。
データファブリックのアプローチ
データを物理的に一箇所に集めるのではなく、**メタデータ(データの説明書き)**を駆使して仮想的な統合レイヤーを作る。
- 自動化: AIがデータの意味を解析し、自動的にカタログ化・関連付けを行う。
- セルフサービス: ユーザーはデータの物理的な場所を知らなくても、API経由で簡単にデータを利用できる。 これにより、ハイブリッドクラウド環境下でも俊敏なデータ活用が可能になる。