IT・Web
IT・Webについての用語集です。
エージェンティックAI
えーじぇんてぃっくえーあい
エージェンティックAI(Agentic AI)とは、人間が与えた抽象的なゴール(目的)に対し、AI自身が自律的にタスクを分解・計画し、必要なツール(検索やAPI実行など)を選択・実行し、試行錯誤と自己修正を繰り返しながら、最終的な成果物を達成するAIシステムの総称である。従来の指示待ち型(チャットボット)のAIと異なり、高い主体性(Agency)を持って複雑かつ多段階のワークフローを遂行する点が特徴であり、次世代のAI活用の標準形として産業界から強く注目されている。
ズーム
ズーム
PCやスマホを使って、場所を問わずにビデオ会議やオンラインチャットができるWeb会議ツール。接続の安定性や使いやすさから、ビジネスや教育現場で広く普及した。
ディープラーニング
でぃーぷらーにんぐ
ディープラーニング(Deep Learning)とは、人間の脳神経回路(ニューロン)を模した数理モデル「ニューラルネットワーク」を多層(ディープ)に重ねることで、データの特徴をAI自身が自動的に発見・学習する機械学習の手法。
デブオプス
でぶおぷす
DevOps(デブオプス)とは、「開発(Development)」と「運用(Operations)」が対立するのではなく、協力し合い、ツールや自動化を用いてシステムを迅速かつ頻繁にリリースし、価値を継続的に届けるための文化や手法。
デジタルトランスフォーメーション
でじたるとらんすふぉーめーしょん
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。(経産省ガイドラインより)
ドメイン駆動設計
どめいんくどうせっけい
ドメイン駆動設計(DDD: Domain-Driven Design)とは、ソフトウェアが解決しようとする「業務領域(ドメイン)」の知識を深く理解し、その知識をそのままコードの設計(モデル)に反映させる開発手法。
ブートストラップ (Bootstrapping)
ぶーとすとらっぷ
ブートストラップは、「自力で立ち上がる」という語源的意味に基づき、外部からの支援や資本に依存せず、限られた内部リソースのみを用いてシステムや事業を自己完結的に立ち上げ、発展させるプロセスである。IT分野では、小さな初期プログラムがシステム全体を起動させる自己参照的な手順を指し、ビジネスでは、外部投資に頼らず自己資金や売上再投資で成長を追求する経営戦略を指す多義的な専門用語である。
BYOD (私用端末の業務利用)
びーわいおーでぃー
BYOD(Bring Your Own Device)とは、従業員が個人で所有するスマートフォン、タブレット、ノートPCなどの情報通信端末を、所属する組織の業務遂行に利用することを指す。生産性向上やITコスト削減を目的として採用されるが、機密情報の漏洩リスク、労務管理の複雑化、およびプライバシー保護といった重大な課題を伴うため、厳格なセキュリティポリシー、モバイルデバイス管理(MDM)、または仮想デスクトップ基盤(VDI)などの技術的措置が不可欠となる現代のワークスタイルにおける重要な概念である。
チャットボット
チャットボット
人間との対話を目的として設計されたコンピュータプログラムまたはAIシステムである。テキストや音声を通じてユーザーの問い合わせに応答し、情報提供、タスク実行、エンターテイメントなど多様な役割を担う。特に、大規模言語モデル(LLM)の発展により、自然で文脈に即した高度な対話能力を持つものが主流となり、カスタマーサポート、教育、医療、業務効率化など、広範な分野で活用が急速に進んでいる。
マース
Mobility as a Service
MaaS(Mobility as a Service)とは、電車、バス、タクシー、シェアサイクル、飛行機など、運営会社が異なるあらゆる移動手段を、ITを使ってシームレスに統合し、スマホ一つで検索・予約・決済までを一括して行うサービス。
プロンプトエンジニアリング
ぷろんぷとえんじにありんぐ
プロンプトエンジニアリングとは、大規模言語モデル(LLM)などのAIから、より高品質で的確な回答を引き出すために、入力する指示文(プロンプト)を設計・最適化する技術や手法のこと。
プルーフ・オブ・ステーク
ぷるーふ・おぶ・すてーく
PoS(Proof of Stake)とは、暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーンにおける合意形成アルゴリズムの一つ。通貨の保有量(ステーク)が多い参加者が、優先的に新しいブロックを承認・生成する権利を得る仕組み。
量子コンピュータ
りょうしこんぴゅーた
量子コンピュータとは、量子力学の奇妙な現象(重ね合わせ、量子もつれ)を利用して、従来のコンピュータとは全く異なる原理で計算を行う次世代の超高速計算機。
TCP/IP
TCP/IP
TCP/IPとは、インターネットで世界中のコンピュータが相互に通信するために定められた標準的な通信規約(プロトコル)の総称。Transmission Control Protocol(TCP)とInternet Protocol(IP)という2つの主要なプロトコルから名付けられた。
ウェブスリー
Web3.0
Web3(ウェブスリー)とは、ブロックチェーン技術を基盤とした、次世代の分散型インターネットのこと。特定の中央管理者(巨大テック企業)に依存せず、ユーザー自身がデータや価値を所有・管理することを目指す概念。
ゼロトラストセキュリティ
ぜろとらすとせきゅりてぃ
ゼロトラストとは、「社内(内側)は安全である」という従来の境界防御モデルを捨て、「何も信頼しない(全てのアクセスを疑って検証する)」というセキュリティの新しい考え方。
マテリアルズ・インフォマティクス
まてりあるず・いんふぉまてぃくす
過去の実験データや論文などのビッグデータをAI(機械学習)で解析し、新しい機能を持つ素材(材料)を短期間で開発する手法。
オープンデータ
おーぷんでーた
国や自治体が持っているデータ(人口、地図、予算、避難所、バスの時刻表など)を、誰でも自由に加工・商用利用できる形式で公開すること。
デジタルデバイド
でじたるでばいど
インターネットやPCなどの情報機器を使える人と、使えない人の間に生じる、情報の質や量、社会的・経済的な格差のこと。
ガブテック
がぶてっく
Government(行政)とTechnology(技術)の造語。行政サービスのデジタル化を支援するテクノロジーや、それを提供するスタートアップ企業のこと。
マイナンバー制度
まいなんばーせいど
日本に住民票があるすべての人に、一人ひとつの番号(12桁)を割り当て、社会保障、税、災害対策の3分野で情報を効率的に管理・連携させる制度。
投げ銭
ぎふてぃんぐ
ライブ配信などの視聴者が、配信者に対してオンラインでお金を送る機能(Super Chat、ギフトなど)。
バーチャルヒューマン
でじたるひゅーまん
3DCGやAIで作られた、人間そっくりの架空のキャラクター。SNSでインフルエンサーとして活動したり、モデルとして広告に出たりする。
現地資源利用
ISRU
宇宙開発に必要な物資(水、酸素、燃料、建材など)を、地球から運ぶのではなく、月や火星にある資源(現地資源)を使って調達する技術。
宇宙食
すぺーすふーど
宇宙空間で宇宙飛行士が食べるために特別に開発された食品。長期保存性、無重力での飛び散りにくさ、栄養バランスなどが求められる。
宇宙インターネット
うちゅういんたーねっと
人工衛星やHAPS(成層圏無人機)などを使い、海、山、空を含む地球上のあらゆる場所をカバーする通信ネットワーク。
衛星コンステレーション
えいせいこんすてれーしょん
数千〜数万機の小型人工衛星を連携させて、地球全体を網(コンステレーション=星座)のように覆い尽くし、一体のシステムとして機能させる仕組み。
デジタルプラットフォーマー取引透明化法
でじたるぷらっとふぉーまーとりひきとうめいかほう
巨大IT企業(特定デジタルプラットフォーム提供者)に対し、取引条件の開示や運営の透明性を義務付ける日本の法律。
EU一般データ保護規則
GDPR
General Data Protection Regulation。欧州連合(EU)における個人情報の取り扱いを定めた極めて厳格な法律。EU域内の人のデータを扱うなら、日本企業も従う必要がある。
デジタルフォレンジック
でじたるふぉれんじっく
犯罪捜査や法的紛争において、PCやスマホ、サーバーなどのデジタル機器に残されたデータを収集・分析し、法的な証拠として使えるように保全する技術。
電子署名
でんししょめい
電磁的記録(電子ファイル)に対して、紙の契約書における「署名・捺印」と同じ法的効力を持たせる技術。本人が作成したこと(本人性)と、改ざんされていないこと(非改ざん性)を証明する。
リーガルテック
りーがるてっく
Legal(法律)とTechnology(技術)の造語。AIやITを使って、契約書作成、リサーチ、登記などの法務業務を効率化すること。
エドテック・教育×IT
EdTech
Education(教育)とTechnology(技術)の造語。ITを活用して教育の質を向上させたり、新しい学習体験を提供したりするサービスや技術。
無人店舗
むじんてんぽ
店員がいない、または極端に少ない店舗。特に、レジでの会計作業を自動化した店舗を指す。
ダイナミックプライシング
へんどうりょうきんせい
ダイナミックプライシングとは、商品やサービスの価格を固定せず、需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略のこと。
陸上養殖
りくじょうようしょく
海や川ではなく、陸上に作った水槽で魚介類を育てる養殖方法。
ゲノム編集食品
げのむへんしゅうしょくひん
ゲノム編集技術を使って、特定の遺伝子を切断し、栄養価を高めたり、成長を早くしたりした農水産物。
スマート農業
あぐりてっく
ロボット技術やICT(情報通信技術)を活用して、超省力化・高品質生産を実現する新しい農業。
RFタグ
RFたぐ
Radio Frequency IDentification。電波を使って、離れた場所からタグの情報を読み書きするシステム。ユニクロのセルフレジでお馴染みの技術。
デジタルツイン
でじたるついん
現実世界(フィジカル)にある建物や都市のデータを収集し、仮想空間(デジタル)上にそっくりそのまま再現した「双子」のモデル。
プレハブ工法
ぷれはぶこうほう
建物の部材(壁、床、柱など)をあらかじめ工場で生産し、現場では組み立てるだけで完成させる工法。
ドローン測量
どろーんそくりょう
上空からドローンで現場を写真撮影・レーザー計測し、そのデータから地形の3次元モデルを作成する測量手法。
エイチアールテック
えいちあーるてっく
HR Tech(Human Resources Technology)とは、人事(HR)領域の業務に、AIやクラウド、ビッグデータ解析などのIT技術(Technology)を活用し、業務効率化や戦略的な人材活用を行うこと、またはそのサービス群。
医療AI
いりょうえーあい
レントゲン、CT、MRIなどの医用画像をAI(ディープラーニング)が解析し、がんや異常の疑いがある箇所を医師に提示するシステム。
手術支援ロボット
だゔぃんちなど
医師が離れた場所(コンソール)からロボットアームを操作して行う内視鏡手術のこと。
遠隔医療
えんかくいりょう
通信技術を活用して、医師が遠く離れた患者を診察・診断・指導する行為。
デジタルヘルス
でじたるへるす
IT(デジタル技術)を活用して、病気の予防・診断・治療を行ったり、健康寿命を延ばしたりする取り組みの総称。
レイヤー2
L2・すけーりんぐそりゅーしょん
メインのブロックチェーン(レイヤー1)の「処理が遅い」「手数料が高い」という問題を解決するために、その上に乗っかって処理を代行する「2階建て部分」の技術。
トークンエコノミー
とーくんえこのみー
独自のデジタル通貨(トークン)を発行し、その通貨を使って価値の交換や経済活動を行う仕組み。
分散型インターネット
Web3
巨大プラットフォーマー(GAFAM)にデータや利益が集中する現在のWeb(Web2.0)の問題を、ブロックチェーン技術を用いて解決し、ユーザー自身がデータや価値を管理・所有する新しいインターネット。
ステーブルコイン
すてーぶるこいん
ステーブルコインとは、価格の安定(Stable)を実現するために、米ドルや金(Gold)などの法定通貨や資産と価値が連動(ペッグ)するように設計された暗号資産(仮想通貨)のこと。
スマートコントラクト
すまーとこんとらくと
ブロックチェーン上で、「もしAならBをする」という契約や取引のルールをプログラムとして記述し、条件が満たされたら自動的に実行する仕組み。
非代替性トークン
NFT
Non-Fungible Token。ブロックチェーン技術を使い、「これが本物のオリジナルデータであり、所有者は〇〇さんである」と証明できるデジタルデータ。
分散型金融
DeFi
Decentralized Finance。銀行や証券会社などの中央管理者を通さず、ブロックチェーン上のプログラム(スマートコントラクト)だけで自動的に行われる金融サービス。
ペアプログラミング
ぺあぷろ
2人のプログラマーが1台のパソコン(と1つのキーボード)を使い、共同でコードを書く手法。
リファクタリング
りふぁくたりんぐ
リファクタリングとは、ソフトウェアの「外部から見た挙動」を変えずに、「内部の構造(ソースコード)」を整理・改善すること。
ハッカソン
はっかそん
Hack(ハック)とMarathon(マラソン)を合わせた造語。エンジニアやデザイナーが集まり、短期間(1日〜1週間)で集中的にソフトウェア開発を行い、アイデアや技術を競うイベント。
テスト駆動開発
TDD
Test-Driven Development。プログラムのコードを書く「前」に、まずテストコード(合格条件)を先に書き、そのテストに通るように実装していく手法。
技術的負債
ぎじゅつてきふさい
技術的負債(Technical Debt)とは、短期的なスピードを優先して、理想的ではない設計や汚いコードで開発を進めた結果、将来的に発生する追加の修正コストや開発効率の低下のこと。
マイクロサービス
まいくろさーびす
マイクロサービス(Microservices)とは、一つの巨大なアプリケーションを作るのではなく、小さな機能ごとのサービス(部品)を独立させて作り、それらをAPIでつなぎ合わせてシステム全体を構成する設計手法(アーキテクチャ)。
スクラム
すくらむ
スクラムとは、アジャイルソフトウェア開発の手法の一つ。少人数のチームが、短期間(スプリント)ごとに計画・実行・振り返りを繰り返し、変化に対応しながらプロダクトを作り上げていくフレームワーク。
ダークウェブ
だーくうぇぶ
ダークウェブとは、Googleなどの検索エンジンには引っかからず、Tor(トーア)などの特殊な匿名化ブラウザを使わないとアクセスできないWebサイト群のこと。
インフラストラクチャー・アズ・コード
いんふらすとらくちゃー・あず・こーど
サーバーやネットワークなどのインフラ構築・設定を、手作業ではなく「プログラムコード」として記述し、自動化・管理すること。
仮想化
ばーちゃらいぜーしょん
1台の物理的なコンピュータ(サーバー)の上で、ソフトウェアを使って複数の「仮想的なコンピュータ」を動かす技術。
サーバーレス
FaaS
開発者がサーバーの存在(構築・管理・保守)を意識せずに、プログラムのコードを実行できるクラウドコンピューティングのモデル。
ドメインネームシステム
どめいんねーむしすてむ
インターネット上の住所である「IPアドレス(数字の羅列)」と、人間が分かりやすい「ドメイン名(google.comなど)」を対応付け、変換するシステム。
クーバネティス
くーばねてぃす
Kubernetes(クーバネティス/クバネティス)とは、複数のコンテナ(Dockerなど)を統合管理(オーケストレーション)するためのオープンソースシステム。Googleが開発し、現在は事実上の業界標準となっている。
エッジコンピューティング
えっじこんぴゅーてぃんぐ
すべてのデータをクラウド(遠隔地)に送るのではなく、ユーザーや端末に近い場所(エッジ)でデータ処理を行うネットワーク・コンピューティングモデル。
バーチャル・プライベート・ネットワーク
ばーちゃる・ぷらいべーと・ねっとわーく
インターネットなどの公衆回線上に、暗号化技術を使って仮想的な専用回線(トンネル)を構築し、安全にデータをやり取りする技術。
サプライチェーンこうげき
さぷらいちぇーんこうげき
サプライチェーン攻撃とは、セキュリティ対策が強固な大企業(ターゲット)を直接攻撃するのではなく、セキュリティが比較的甘いその取引先(子会社、委託先、ソフトウェアベンダーなど)を攻撃し、そこを踏み台にして本丸へ侵入するサイバー攻撃の手法。
多要素認証
たようそにんしょう
本人確認のために、2つ以上の異なる要素(知識・所持・生体)を組み合わせて認証する仕組み。
ペネトレーションテスト
ぺねとれーしょんてすと
専門の技術者(ホワイトハッカー)が、実際に攻撃者の視点に立ってシステムに侵入(ペネトレーション)を試み、セキュリティの弱点を洗い出すテスト。
公開鍵暗号
こうかいかぎあんごう
「暗号化する鍵(公開鍵)」と「復号する鍵(秘密鍵)」に別の鍵を使う暗号方式。
DDoS攻撃
でぃーどすこうげき
DDoS(Distributed Denial of Service)。乗っ取った大量のPCやIoT機器(ボット)から、標的のサーバーに対して一斉に大量の通信を送りつけ、サービスをダウンさせる攻撃。
ソーシャルエンジニアリング
そーしゃるえんじにありんぐ
ソーシャルエンジニアリングとは、コンピュータシステムの技術的な弱点ではなく、人間の心理的な隙や行動のミス(ヒューマンエラー)につけ込んで、パスワードなどの機密情報を盗み出す攻撃手法。
ランサムウェア
らんさむうぇあ
ランサムウェア(Ransom:身代金 + Software)とは、コンピュータやファイルサーバーに感染し、保存されているデータを勝手に暗号化して読み取れなくした上で、「元に戻してほしければ身代金を払え」と要求する悪性ウイルス(マルウェア)。
黄金比
おうごんひ
人間が最も美しいと感じるとされる比率。近似値は 1 : 1.618。貴金属比の一つ。
ヴェイパーウェイヴ
ゔぇいぱーうぇいゔ
ヴェイパーウェイヴとは、2010年代初頭にインターネット上で生まれた音楽ジャンル・視覚的美学。80〜90年代の大量消費社会への皮肉とノスタルジー(懐かしさ)が特徴。
ミニマリズム
みにまりずむ
ミニマリズムとは、装飾や無駄を極限まで削ぎ落とし、必要最小限の要素だけで本質を表現しようとする芸術・デザインのスタイル。
視覚的階層
びじゅある・ひえらるきー
視覚的階層とは、大きさ、色、配置などを操作して、ユーザーに「どれが重要か」「どの順番で見ればいいか」を直感的に伝える技術。
タイポグラフィ
たいぽぐらふぃ
タイポグラフィとは、文字(Type)を読みやすく、かつ美しく配置する技術。フォントの選択、文字間隔の調整、行間の設定などを含む。
マテリアルデザイン
まてりあるでざいん
マテリアルデザインとは、Googleが2014年に発表したデザインシステムのガイドライン。「現実世界の物理法則(重力、影、奥行き)をデジタルの世界に取り入れる」という概念。
ユニバーサルデザイン
ゆにばーさるでざいん
ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、能力、障害の有無などにかかわらず、最初から「できるだけ多くの人が利用できるように」製品や環境を設計すること。
ユーザーインターフェース / ユーザーエクスペリエンス
ゆーざーいんたーふぇーす / ゆーざーえくすぺりえんす
UI(User Interface)はユーザーが触れる「接点(画面、ボタン、文字)」。UX(User Experience)はそれを通じて得られる「体験(使いやすい、楽しい、感動する)」。
産業革命
さんぎょうかくめい
技術革新によって、産業構造や社会システムが劇的に変化すること。
バーチャルパワープラント・仮想発電所
VPP
VPPとは、家庭の太陽光パネル、EVのバッテリー、工場の蓄電池など、あちこちに散らばっている小規模な電源を、IoTで束ねて制御し、あたかも「一つの巨大な発電所」のように機能させる仕組み。
シャドーAI
しゃどーAI
シャドーAIとは、会社が許可していない生成AIツール(ChatGPTなど)を、従業員が勝手に業務に使用すること。
クロスリアリティ
くろすりありてぃ
XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称。
ウェアラブルデバイス
うぇあらぶるでばいす
ウェアラブルデバイスとは、手首、頭、衣服など、身につけて(ウェアして)利用する情報端末の総称。
モノのインターネット
もののいんたーねっと
IoTとは、パソコンやスマホだけでなく、家電、車、工場設備、建物など、あらゆる「モノ」がインターネットに接続され、情報をやり取りする仕組み。
メタバース
めたばーす
メタバース(Metaverse)とは、「Meta(超越)」と「Universe(宇宙)」を組み合わせた造語。インターネット上に構築された、多人数が参加可能な三次元の仮想空間のこと。ユーザーはアバターを操作し、社会生活や経済活動を行う。
エッジコンピューティング
えっじこんぴゅーてぃんぐ
エッジコンピューティングとは、データを全てクラウド(遠くのデータセンター)に送るのではなく、端末の近く(エッジ:端っこ)で処理する技術。
シンギュラリティ
しんぎゅらりてぃ
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、AI(人工知能)が人類全体の知能を超え、さらにAI自身が自分より賢いAIを生み出すようになる転換点のこと。これ以降、技術進歩のスピードは無限大となり、人間の予測が不可能になるとされる。
大規模言語モデル
LLM
LLMとは、インターネット上の膨大なテキストデータを学習し、人間と区別がつかないレベルで言葉を理解・生成できる巨大なAIモデル。
生成AI
じぇねれーてぃぶAI
生成AIとは、学習した膨大なデータを元に、人間のように新しいコンテンツ(文章、画像、音楽、プログラムコードなど)を「創造」することができる人工知能。
業務改善サイクル
PDCA / OODA
業務を継続的に改善するためのサイクル。
スウォットぶんせき
すうぉっとぶんせき
SWOT分析(スウォット分析)とは、企業の内部環境(Strength:強み、Weakness:弱み)と外部環境(Opportunity:機会、Threat:脅威)の4要素を分析し、経営戦略を立案するためのフレームワーク。
レグテック
れぐてっく
RegTech(Regulation + Technology)とは、AIやビッグデータなどの技術を使って、複雑化する法規制への対応(コンプライアンス)を効率化・自動化する技術。
オープンバンキング
おーぷんばんきんぐ
オープンバンキングとは、銀行が持っている顧客データや決済機能を、APIを通じて外部の企業(FinTech企業など)に安全に開放し、連携させること。
組み込み型金融
えんべでっど・ふぁいなんす
組み込み型金融とは、銀行や証券会社以外の一般企業(小売、ITなど)が、自社のサービスの中に金融機能(決済、融資、保険など)を「部品」として組み込んで提供すること。
シャドーIT
しゃどーIT
シャドーITとは、会社(情報システム部)が許可していないIT機器やクラウドサービスを、従業員が勝手に業務に利用すること。
サービス品質保証・サービスレベルアグリーメント
SLA
SLA(Service Level Agreement)とは、サービスの提供者と利用者の間で結ぶ、「サービスの品質(稼働率や応答時間など)に関する最低ラインの合意」。
データ連携ツール
EAI / ETL
異なるシステム同士をつなぎ、データを変換して渡すツールのこと。
マスターデータ管理
MDM
MDM(Master Data Management)とは、企業内の複数のシステムでバラバラに管理されている「マスターデータ(顧客、商品、社員など)」を統合し、正確で一貫性のある状態に保つこと。
サプライチェーン・マネジメント
さぷらいちぇーん・まねじめんと
SCM(Supply Chain Management)とは、原材料の調達から、製造、物流、販売に至るまでの「供給の連鎖(サプライチェーン)」全体の情報を共有・管理し、全体最適を図る経営手法。
統合基幹業務システム
ERP
ERP(Enterprise Resource Planning)とは、企業の「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を一元管理し、業務を効率化するための統合ソフトウェアパッケージ。
マーケティングオートメーション
まーけてぃんぐおーとめーしょん
MAとは、顧客情報の管理、メール配信、ウェブ行動の追跡、有望顧客の抽出など、マーケティング活動を自動化・効率化するツール。
スマートホーム
すまーとほーむ
スマートホームとは、家電や住宅設備をインターネット(IoT)につなぎ、スマホや音声で操作したり、AIが自動制御したりする快適な住宅。
高頻度取引
HFT
HFT(High Frequency Trading:高頻度取引)とは、コンピュータプログラムを使って、1秒間に数千回〜数万回という人間には不可能なスピードで株などの売買注文を繰り返す取引手法。
不動産テック
ぷろっぷてっく・ReTech
PropTech(Property + Technology)とは、テクノロジーを活用して不動産業界の課題を解決・革新するサービス。
公共交通指向型開発
TOD
TODとは、鉄道駅やバス停などの公共交通拠点を中心に、商業施設や住宅を高密度に配置し、車に頼らず移動できる街を作る開発手法。
フリートマネジメント
ふりーとまねじめんと
フリートマネジメントとは、企業が保有する大量の車両(フリート)を、ITを使って一元管理・最適化すること。
オーティーエー・無線アップデート
OTA
OTAとは、製品のソフトウェアを、通信(無線)を経由してアップデートする技術。スマホでは当たり前だが、今は自動車にも導入されている。
スマートグリッド
すまーとぐりっど
スマートグリッドとは、IT技術を使って供給側(発電所)と需要側(家庭・工場)の電力情報をリアルタイムにやり取りし、電力の最適制御を行う送電網。
ペロブスカイト太陽電池
ぺろぶすかいとたいようでんち
ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイト結晶構造を持つ材料を用いた、薄くて軽く、曲げられる次世代の太陽電池。日本(桐蔭横浜大学の宮坂力教授)が発明した。
アイオーエムティー・医療IoT
IoMT
IoMTとは、医療機器やヘルスケアデバイスをインターネットに接続し、リアルタイムでデータを収集・解析するシステム。
デジタルセラピューティクス
でじたるせらぴゅーてぃくす
DTx(デジタルセラピューティクス)とは、医学的なエビデンス(根拠)に基づいて開発され、薬事承認を取得した「病気を治療するためのアプリ」。
電子カルテ
EHR・EMR・PHR
電子カルテとは、患者の診療記録(カルテ)を電子データとして保存・管理するシステム。医療機関を超えて共有されるものをEHRと呼ぶこともある。
ファクトリーオートメーション・工場自動化
FA
FA(Factory Automation)とは、受注、製造、検査、出荷といった工場の生産工程を、コンピュータやロボット制御によって自動化すること。
産業用ロボット
さんぎょうようろぼっと
産業用ロボットとは、工場などで人間の代わりに、溶接、塗装、組立、搬送などの作業を行う自動機械のこと。
予知保全
ぽでぃくてぃぶめんてなんす
予知保全とは、工場の機械や設備にセンサーを取り付け、振動、温度、音などのデータを常時監視・分析し、故障の予兆を検知して、「壊れる直前」に部品を交換するメンテナンス手法。
フィンテック
ふぃんてっく
FinTech(フィンテック)とは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。ITを活用して、従来の金融サービスをより便利に、安く、効率的にする動きや企業のことを指す。
デジタルツイン
でじたるついん
デジタルツインとは、現実世界(フィジカル空間)にある情報(工場、製品、都市など)を、IoTなどを通じて収集し、サイバー空間上にまるで双子(ツイン)のようにリアルに再現する技術。
ドローン
どろーん
ドローンとは、遠隔操作または自律制御で飛行する無人航空機(UAV)の総称。
デジタルマーケティング
でじたるまーけてぃんぐ
デジタルマーケティングとは、Webサイト、SNS、メール、アプリ、IoT、デジタルサイネージなど、あらゆるデジタル接点(チャネル)とデータを活用したマーケティング手法の総称。
エスイーオー・検索エンジン最適化
SEO
SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleなどの検索エンジンの検索結果において、自社のWebサイトを上位に表示させるための施策のこと。
データウェアハウス
DWH
データウェアハウス(DWH)とは、企業の基幹システムからデータを集めて、時系列に蓄積し、分析目的のために最適化された大規模データベース。「データの倉庫」。
データベース
でーたべーす
データベースとは、大量のデータを整理・保存し、必要な時に素早く検索・抽出できるようにしたシステム、またはそのデータ群のこと。
データサイエンティスト
でーたさいえんてぃすと
データサイエンティストとは、数学、統計学、プログラミングスキル(IT)、そしてビジネス知識を駆使して、ビッグデータから価値ある知見(インサイト)を引き出し、意思決定を支援する専門職。
SQLインジェクション
えすきゅーえるいんじぇくしょん
SQLインジェクションとは、Webサイトの入力フォームなどに、データベースを操作する命令文(SQL)を不正に注入(インジェクション)し、データを盗み見たり、破壊したりする攻撃手法。
ファイアウォール
ふぁいあうぉーる
ファイアウォールとは、ネットワークの境界に設置し、通過するパケット(通信データ)を監視して、許可された通信だけを通し、不正な通信を遮断(ブロック)するシステム。
二要素認証
にようそにんしょう
二要素認証(2FA)とは、ログインなどの際に、「知識(パスワード)」、「所有(スマホ)」、「生体(指紋)」の3つの要素のうち、異なる2つを組み合わせて本人確認を行う仕組み。
フィッシング詐欺
ふぃっしんぐさぎ
フィッシング(Phishing)とは、実在する企業(銀行、Amazon、宅配業者など)を装ったメールやSMSを送りつけ、偽のWebサイト(フィッシングサイト)に誘導して、ID・パスワード・クレジットカード番号などを入力させて盗み取る手口。
ゼロトラスト
ぜろとらすと
ゼロトラストとは、「社内(内側)は安全である」という従来の境界防御の考え方を捨て、「何も信頼しない(Zero Trust)」を前提に、すべてのアクセスをその都度検査・認証するセキュリティの考え方。
サーバーレス・アーキテクチャ
さーばーれす・あーきてくちゃ
サーバーレスアーキテクチャ(Serverless Architecture)とは、開発者がサーバー(インフラ)の構築や管理を意識することなく、アプリケーションのコードを実行できる仕組みのこと。サーバーが存在しないわけではなく、クラウド事業者が管理を代行するモデル。
IaaS
いあーす・あいあーす・Infrastructure as a Service
IaaSとは、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークといった「インフラ(ハードウェア資源)」を、インターネット経由で提供するサービス。
パース・Platform as a Service
ぱーす・Platform as a Service
PaaSとは、アプリケーションが動くための「土台(プラットフォーム)」一式を、インターネット経由で提供するサービス。OSやミドルウェアの管理をクラウド事業者に任せられる。
サース・サーズ・Software as a Service
さーす・さーず・Software as a Service
SaaSとは、ソフトウェアをパッケージ製品(CD-ROMなど)として購入するのではなく、インターネット経由でサービスとして利用する提供形態のこと。
オンプレミス
おんぷれみす・おんぷれ
オンプレミスとは、サーバーや通信機器、ソフトウェアなどを自社が保有する施設内に設置して運用する形態のこと。クラウドの対義語。
ジーシーピー・グーグルクラウド
じーしーぴー・ぐーぐるくらうど
Google Cloud(旧称:GCP)とは、Googleが提供するクラウドサービス。GmailやYouTubeと同じインフラを利用でき、特にデータ分析とAI、コンテナ技術に強みを持つ。
アジュール
あじゅーる
Azureとは、Microsoftが提供するクラウドプラットフォーム。Windows ServerやOffice、Active Directoryとの親和性が高く、企業の基幹システムとしての利用が多い。
ナスダック
NASDAQ
Nasdaq(National Association of Securities Dealers Automated Quotations)とは、アメリカにある世界最大の新興企業向け株式市場。ハイテク企業やIT関連企業が多く上場している。
リモートワーク
てれわーく
リモートワークとは、オフィスに出社せず、自宅やカフェ、サテライトオフィスなど、離れた場所(Remote)で情報通信技術(ICT)を使って働くこと。テレワーク(Tele+Work)と同義。
利用規約
ToS
利用規約(Terms of Service / Terms of Use)とは、Webサービスやアプリを提供する事業者が、利用者との間でサービスの利用条件やルールを定めたもの。
エンドユーザー使用許諾契約
EULA
EULA(End User License Agreement)とは、ソフトウェア開発者が利用者(エンドユーザー)に対し、そのソフトウェアの使用を許可する際に提示する契約条件。
忘れられる権利
わすれられるけんり
忘れられる権利とは、インターネット上に公開された自分に関する情報(過去の犯罪歴、不適切な写真、古い記事など)について、検索エンジンの検索結果やWebサイトから削除(リンク解除)を求めることができる権利。
プライバシー・バイ・デザイン
ぷらいばしー・ばい・でざいん
プライバシー・バイ・デザインとは、システムやサービスの企画・設計段階(Design)から、あらかじめプライバシー保護の仕組みを組み込んでおく(By)という設計思想。
OSSライセンス
OSSらいせんす
OSSライセンスとは、ソースコードが無償で公開されているソフトウェア(OSS)を、利用、改変、再配布する際に遵守しなければならない利用規約。
エルシー
えるしー
ELSIとは、Ethical(倫理的)、Legal(法的)、Social(社会的)Issues(課題)の頭文字を取った略語。新しい科学技術を社会に実装する際に生じる、技術以外の様々な課題を包括的に検討する枠組み。
オンライン紛争解決
ODR
ODR(Online Dispute Resolution)とは、インターネット上の取引などで生じたトラブルや紛争を、裁判所に出向くことなく、オンライン上の手続き(チャットやビデオ通話)によって解決する仕組み。
デジタルフォレンジック
でじたるふぉれんじっく
デジタルフォレンジックとは、PC、スマートフォン、サーバーなどの電子機器に残された電磁的記録(データ)を、法的な証拠として使えるように、専門的な技術を用いて識別・保全・収集・分析する一連のプロセス。
リーガルテック
りーがるてっく
リーガルテック(LegalTech)とは、法律(Legal)と技術(Technology)を組み合わせ、法務業務の効率化や質の向上、あるいは全く新しい法務サービスの提供を行うこと。
スマートコントラクト
すまーとこんとらくと
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約内容をプログラムコードとして記述し、あらかじめ決められた条件が満たされた場合に、自動的に契約執行(送金や権利移転など)が行われる仕組み。
Eディスカバリー
Eでぃすかばりー
E-discovery(電子証拠開示)とは、主に米国の民事訴訟制度において求められる手続きで、訴訟に関連する全ての電子データ(メール、チャット、Office文書、会計データなど)を、証拠として特定・保全・収集・加工・レビューし、相手方に開示するプロセス。
マーケティングオートメーション
まーけてぃんぐおーとめーしょん
MA(Marketing Automation)とは、顧客(リード)の獲得・育成・選別といったマーケティング活動を自動化・効率化するツール、またはその仕組みのこと。
ヘッドレスCMS
へっどれすCMS
ヘッドレスCMSとは、従来のCMS(WordPressなど)から「表示画面(ヘッド)」の機能を切り離し、「コンテンツの管理・入稿」機能と「APIによるデータ配信」機能だけに特化したCMS。
シングルページアプリケーション
しんぐるぺーじあぷりけーしょん
SPA(Single Page Application)とは、ページ遷移のたびにHTML全体を読み込むのではなく、最初に単一のWebページのみを読み込み、その後はJavaScriptを使って必要なデータ(差分)だけを裏側で取得・更新するWebアプリケーションの構築手法。
プログレッシブWebアプリ
ぷろぐれっしぶWebあぷり
PWA(Progressive Web Apps)とは、Webサイトでありながら、スマホのネイティブアプリ(iOS/Androidアプリ)のような使い勝手や機能(プッシュ通知、ホーム画面への追加、オフライン動作など)を実現する技術の総称。
ウェブアクセシビリティ
うぇぶあくせしびりてぃ
Webアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含むすべてのユーザーが、心身の機能や利用環境に関わらず、Webで提供されている情報やサービスに「アクセス」し、「利用」できる状態であること。
セマンティックWeb
せまんてぃっくWeb
セマンティックWebとは、Web上の情報に「意味(Semantics)」となるメタデータを付与することで、コンピュータが自律的に情報を解釈・処理・統合できるようにする構想。WWWの生みの親ティム・バーナーズ=リーが提唱したWeb 3.0の原型。
構造化データ
こうぞうかでーた
構造化データとは、検索エンジン(ロボット)がWebページの内容を正しく理解できるように、HTMLの中に決まった形式(ボキャブラリー)で記述するメタデータ。現在はGoogleが推奨する「JSON-LD」形式を使うのが一般的。
ダブルイーエーティー
だぶるいーえーてぃー
E-E-A-Tとは、Googleの検索品質評価ガイドラインにおいて、Webサイトやコンテンツの品質を評価する最重要基準である4つの要素、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったもの。
エムブイピー / 実用最小限の製品
MVP
MVP(Minimum Viable Product)とは、顧客に価値を提供できる必要最小限の機能だけを備えた製品。初期の仮説検証のために、低コストかつ短期間で作られる。
PEST分析
ぺすとぶんせき
PEST分析とは、自社を取り巻くマクロ環境(世の中の大きな流れ)を、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の4つの視点から分析する手法。
VRIO分析
ぶいあーるあいおーぶんせき
VRIO分析とは、自社の持っている経営資源(リソース)が本当の競争優位性を持っているかを、経済価値(Value)、希少性(Rarity)、模倣困難性(Imitability)、組織(Organization)の4つの問いで評価する手法。
SWOT分析
すうぉっとぶんせき
SWOT分析とは、企業の外部環境と内部環境を、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの視点で整理・分析するフレームワーク。
PDCAサイクル
PDCAさいくる
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4段階を繰り返し、業務を継続的に改善・向上させていくマネジメント手法。
OODAループ
うーだるーぷ
OODAループとは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4段階を高速で繰り返す意思決定プロセス。米空軍のジョン・ボイド大佐が、空中戦で勝つために考案した理論。
高度道路交通システム
ITS
ITS(Intelligent Transport Systems)とは、道路、車、人、信号機などを情報通信技術でつなぎ、交通事故や渋滞、環境問題などの道路交通問題を解決するためのシステム総称。
ウーブン・シティ
うーぶん・してぃ
Woven City(ウーブン・シティ)とは、トヨタ自動車が静岡県裾野市に建設している「コネクティッド・シティ(つながる街)」。あらゆるモノやサービスがつながる実証実験都市。
ラストワンマイル
らすとわんまいる
ラストワンマイルとは、物流や交通において、最終拠点(最寄りの配送センターや駅)から、エンドユーザー(自宅や目的地)に到達するまでの「最後の区間」のこと。
ドローン物流
どろーんぶつりゅう
ドローン物流とは、無人航空機(ドローン)を用いて、荷物を空から自動で配送する仕組み。
空飛ぶクルマ
eVTOL
空飛ぶクルマとは、正式には「電動垂直離着陸機(eVTOL: electric Vertical Take-Off and Landing)」と呼ばれ、ドローンとヘリコプターの中間に位置する、電動で垂直に離着陸できる次世代の航空機。
V2X
V2X(Vehicle to Everything)
V2X(Vehicle to Everything)とは、自動車と「何か(X)」を通信や電力で繋ぐ技術の総称。特にEVの大容量バッテリーを「走る蓄電池」として活用し、家や電力網に電気を供給する仕組みを指す。
全固体電池
ぜんこたいでんち
全固体電池とは、従来のリチウムイオン電池で使用されている可燃性の「液体電解質(電解液)」を、燃えにくい「固体の電解質」に置き換えた次世代バッテリー。
燃料電池車
FCV / FCEV
FCV(Fuel Cell Vehicle)とは、搭載したタンク内の「水素」と空気中の「酸素」を化学反応させて電気を起こし(燃料電池)、その電気でモーターを回して走る自動車。
電気自動車
EV
EV(Electric Vehicle)とは、ガソリンなどの化石燃料を燃やすエンジンではなく、電気エネルギーでモーターを回転させて走行する自動車の総称。狭義にはバッテリーのみで走るBEV(Battery EV)を指すことが多い。
ロボタクシー
ろぼたくしー
ロボタクシーとは、自動運転レベル4以上の技術を用い、運転手がいない(無人の)状態で乗客を目的地まで運送するオンデマンド配車サービス。
スマートホスピタル
すまーとほすぴたる
スマートホスピタルとは、AI、IoT、ロボティクスなどのデジタル技術を院内のあらゆる業務に実装し、医療の質向上、医療従事者の負担軽減(働き方改革)、患者体験(PX)の向上を達成している次世代型病院。
分散型治験
DCT
DCT(Decentralized Clinical Trial)とは、被験者(患者)が医療機関に来院することなく、自宅などから参加できる新しい形式の臨床試験(治験)。
電子カルテ・医療情報連携基盤
EHR / EMR
EMR(Electronic Medical Record)は一医療機関内で完結する「電子カルテ」を指し、EHR(Electronic Health Record)は複数の医療機関や介護施設、薬局などで共有・連携される「生涯にわたる個人の医療健康記録」を指す。
イン・シリコ
In Silico
In Silico(イン・シリコ)とは、「シリコン(半導体)の中で」という意味のラテン語風造語。試験管(In Vitro)や生体(In Vivo)を使った実験ではなく、コンピュータ上のシミュレーションだけで行う実験や解析のこと。
手術支援ロボット
しゅじゅつしえんろぼっと
手術支援ロボットとは、医師が患部に直接触れるのではなく、離れた場所にある操作コンソール(操縦席)から3D画像を見ながらアームを操作し、精密な手術を行うシステム。
リアルワールドデータ
りあるわーるどでーた
リアルワールドデータ(RWD)とは、臨床試験(治験)という特殊な環境ではなく、日常の実臨床の中で収集される医療データの総称。レセプト(診療報酬明細書)、電子カルテ、DPC(診断群分類)データ、健康診断データ、ウェアラブルデバイスのデータなどが含まれる。
ゲノム解析
じぇのみくす
ゲノム解析とは、生物が持つ全遺伝情報(ゲノム)を構成するDNAの塩基配列(A, T, G, Cの並び順)を解読し、コンピュータを用いてその機能や病気との関連性を網羅的に分析する学問・技術分野。
医療MaaS
めでぃかる・まーす
医療MaaS(Mobility as a Service)とは、自動車などの移動手段(モビリティ)に医療機能を搭載し、医師や看護師を乗せて患者の元へ行ったり、車内でオンライン診療を行ったりする移動型医療サービス。
テレヘルス
てれへるす
テレヘルスとは、ICT(情報通信技術)を活用して、遠隔地から医療サービス、健康相談、保健指導などを提供する仕組みの総称。医師と患者を繋ぐ「オンライン診療」だけでなく、医師同士の相談(D to D)や、患者のバイタルデータのモニタリングなども含む広い概念。
サムディー / プログラム医療機器
SaMD
SaMD(Software as a Medical Device)とは、CTスキャナや人工呼吸器といったハードウェアと一体化しているのではなく、汎用のPC、タブレット、スマートフォンなどにインストールして使用する「ソフトウェアそのもの」が、単独で医療機器として認められたもの。
デジタルセラピューティクス / 治療用アプリ
DTx
DTx(Digital Therapeutics)とは、医薬品のように臨床試験(治験)で医学的な安全性と有効性が証明され、規制当局(厚生労働省など)の承認を得て、医師によって患者に「処方」される治療用スマートフォンアプリケーションのこと。
マスカスタマイゼーション
ますかすたまいぜーしょん
マスカスタマイゼーションとは、コンピュータを利用した柔軟な製造システムにより、顧客一人ひとりのニーズに合わせた特注品(Customization)を、大量生産(Mass Production)に近い低コスト・短納期で提供する生産方式。
サービタイゼーション
さーびたいぜーしょん
サービタイゼーションとは、製造業が単に「製品(モノ)」を作って売るだけでなく、その製品を活用した「サービス(コト)」や「体験」、「成果」を提供することで、新たな収益源や競争優位性を獲得するビジネスモデルの変革。
分散制御システム
DCS
DCS(Distributed Control System)とは、石油化学プラント、発電所、製鉄所などの大規模な製造プロセスにおいて、複数の制御装置(コントローラ)を機能や工程ごとに分散配置し、それらをネットワークで結んで統合管理するシステム。
製造実行システム
MES
MES(Manufacturing Execution System)とは、工場の生産ラインにおける「製造実行」を管理・支援するシステム。生産計画(ERPなどから来る指示)を受け取り、現場の作業員や設備に対して具体的な指示を出し、実績データを収集する。
シーケンサ
しーけんさ
PLC(Programmable Logic Controller)とは、工場内の機械をあらかじめ決められた順序(シーケンス)通りに自動的に動作させるための、産業用の小型コンピュータ(制御装置)。日本では三菱電機の商標から「シーケンサ」とも呼ばれる。
スキャダ / 監視制御システム
SCADA
SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)とは、工場やプラント、インフラ施設などの現場にある多数の装置からデータを収集し、一箇所の監視室で集中的に監視・制御するためのシステム。
産業用エッジコンピューティング
さんぎょうようえっじこんぴゅーてぃんぐ
産業用エッジコンピューティングとは、データが発生する現場(エッジ)に近い場所(工場のライン横など)にサーバーや処理装置を設置し、データの一次処理や即時制御を行うアーキテクチャ。
産業用IoT
IIoT
IIoT(Industrial Internet of Things)とは、IoT(モノのインターネット)技術を製造業、物流、エネルギー、農業などの産業分野に応用したもの。工場の機械やインフラ設備にセンサーを取り付け、データを収集・解析することで、生産効率の向上や安全性の確保を図る仕組み。
ローカル5G
ろーかる5G
ローカル5Gとは、NTTドコモなどの通信キャリアが全国展開する5G(パブリック5G)とは異なり、企業や自治体が自らの敷地内(工場、農地、スタジアムなど)限定で、専用の5Gネットワーク基地局を設置・運用するシステム。
Pci dss
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、クレジットカード会員データを安全に取り扱うために、国際カードブランド5社(VISA, MasterCard, JCB, Amex, Discover)が共同で策定した、グローバルなセキュリティ統一基準。
決済代行会社
PG
決済代行会社(Payment Gateway)とは、ECサイトなどの加盟店と、クレジットカード会社や銀行などの金融機関の間に入り、決済処理の手続き、契約、返金、セキュリティ管理などを一括して仲介・代行する事業者。
スーパーアプリ
すーぱーあぷり
スーパーアプリとは、メッセージング、SNS、地図などを入り口として、決済、EC、配車、フードデリバリー、金融、行政手続きなど、日常生活のあらゆるサービスを一つのアプリ内で完結できるように統合したプラットフォーム。
ロボアドバイザー
ろぼあど
ロボアドバイザーとは、AIやアルゴリズムを活用して、個人の資産運用のアドバイス(助言型)や、運用そのものの代行(一任型)を行う自動化サービス。
ネオバンク
ねおばんく
ネオバンクとは、自らは銀行免許を持たず(またはBaaSを利用して)、既存の銀行のインフラの上に構築された、スマートフォンアプリ中心の極めて使いやすいインターフェース(UI/UX)のみを提供する新しい形態の金融サービスプロバイダー。
サシー / サッセ
さしー / さっせ
SASE(Secure Access Service Edge)とは、従来は別々だった「ネットワーク機能(SD-WAN)」と「セキュリティ機能(SWG, CASB, ZTNA)」を統合し、単一のクラウドサービスとして提供する新しいセキュリティ・アーキテクチャモデル。
ゼロデイ攻撃
ぜろでいこうげき
ゼロデイ攻撃とは、ソフトウェアにセキュリティ上の脆弱性(バグ)が発見され、その修正プログラム(パッチ)がベンダーから提供される「前(Zero Day)」に行われるサイバー攻撃。
DoS攻撃 / DDoS攻撃
でぃーおーえすこうげき
DoS攻撃(Denial of Service attack)は、サーバーに大量のアクセスやデータを送りつけ、負荷をかけてサービスを停止させる攻撃。DDoS攻撃(Distributed DoS)は、これを世界中の多数のコンピュータ(ボット)から一斉に行う大規模な分散型攻撃。
統合脅威管理
UTM
UTM(Unified Threat Management)とは、ファイアウォール、アンチウイルス、IPS(不正侵入防御)、Webフィルタリング、スパム対策など、複数の異なるセキュリティ機能を1台のハードウェア(アプライアンス)に統合し、一元管理する仕組み。
情報漏洩対策
DLP
DLP(Data Loss Prevention)とは、組織内の機密情報(個人情報、設計図、クレジットカード番号など)を特定し、それが外部へ持ち出されたり、許可されていない場所にコピーされたりするのを監視・ブロックする技術やシステム。
標的型攻撃
ひょうてきがたこうげき
標的型攻撃(APT攻撃: Advanced Persistent Threat)とは、特定の企業や組織をターゲットに定め、その目的(機密情報の窃取やシステムの破壊)を達成するまで、長期間にわたって執拗かつ高度な手法で継続的に行われるサイバー攻撃。
アイダース
あいだーす
IDaaS(Identity as a Service)とは、ID管理、認証、認可の機能をクラウド上のSaaSとして提供するサービス。シングルサインオン(SSO)、多要素認証(MFA)、IDライフサイクル管理を統合的に提供する。
Edr
EDR(Endpoint Detection and Response)
EDR(Endpoint Detection and Response)とは、PC、サーバー、スマホなどの末端装置(エンドポイント)の操作や動作ログを常時記録・監視し、サイバー攻撃の痕跡をリアルタイムで検知・分析し、対処するためのセキュリティソフトウェア。
多要素認証
MFA
多要素認証(MFA: Multi-Factor Authentication)とは、ユーザーの本人確認を行う際に、知識情報(パスワードなど)、所持情報(スマホなど)、生体情報(指紋など)のうち、異なる2つ以上の要素(Factor)を組み合わせて認証する仕組み。
脆弱性診断
ぜいじゃくせいしんだん
脆弱性診断とは、OS、ミドルウェア、Webアプリケーションなどにセキュリティ上の欠陥(脆弱性/バグ)がないかを、自動ツールや手動診断によって網羅的に検査し、危険度をランク付けして報告するプロセス。
ペネトレーションテスト
しんにゅうてすと
ペネトレーションテスト(侵入テスト/ペンテスト)とは、セキュリティの専門家(ホワイトハッカー)が、実際のハッカーと同じ手口を使ってシステムへの侵入を試み、セキュリティ対策が機能しているかを検証するテスト。
ソック
せきゅりてぃ・おぺれーしょん・せんたー
SOC(Security Operation Center)とは、組織内のネットワークやデバイス(サーバー、PC)を24時間365日体制で監視し、サイバー攻撃の検知と分析を専門に行う組織、またはその拠点のこと。
ストリーミングデータ
すとりーみんぐでーた
ストリーミングデータとは、数千、数万のデバイスやアプリケーションから、継続的かつ高速に生成・送信され続ける連続的なデータのこと。
データエンジニア
でーたえんじにあ
データエンジニアとは、データサイエンティストやアナリストが分析に使うためのデータ基盤(DWH、データレイク、パイプライン)を設計・構築・運用する専門職。
データスライシング
すらいす&だいす
データスライシングとは、多次元データベース(キューブ)において、ある断面(スライス)でデータを切り出して分析する手法。「スライス&ダイス」の一部。
メタデータ
めたでーた
メタデータとは、「データそのもの」ではなく、「データに関するデータ(情報)」のこと。いつ作られたか、誰が作ったか、何の意味があるか、形式は何かなどを記述したもの。
データガバナンス
でーたがばなんす
データガバナンスとは、データを企業の資産として適切に管理・活用するために、組織内のルール、責任体制、プロセスを整備すること。
マスターデータ管理
MDM
MDM(Master Data Management)とは、顧客、商品、取引先といった企業の基本データ(マスターデータ)を、組織全体で統一・一元管理するための仕組みやプロセス、およびそのためのITシステム。
データクレンジング
でーたくれんじんぐ
データクレンジングとは、データベース内のデータの誤記、欠損、重複、表記の揺れなどを発見し、修正・削除して、分析に適した綺麗な状態にする作業。
データパイプライン
でーたぱいぷらいん
データパイプラインとは、データが発生源(ソース)から分析環境(DWH)や活用先に届くまでの、一連の自動化された移動・加工の経路のこと。
ETL
ETL
ETLとは、Extract(抽出)、Transform(変換)、Load(格納)の略で、様々なシステムに散らばっているデータを集め、使いやすい形に加工して、DWHなどの分析基盤に入れる一連のデータ統合プロセス。
時系列データベース
TSDB
時系列データベース(TSDB)とは、「時間」と「値」のペアで構成される時系列データ(Time Series Data)を、高速に書き込み・検索することに最適化されたデータベース。
グラフデータベース
ぐらふでーたべーす
グラフデータベースとは、データを「ノード(点)」と「エッジ(線)」のネットワーク構造(グラフ理論)として格納・管理することに特化したNoSQLデータベース。
ノーエスキューエル
のーえすきゅーえる
NoSQLとは、「Not Only SQL」の略で、従来のリレーショナルデータベース(RDB)の持つ制約(スキーマ定義の厳格さやスケーラビリティの限界)を解決するために生まれた、新しいデータベース群の総称。
シークェル/エスキューエル
しーくぇる/えすきゅーえる
SQL(Structured Query Language)とは、リレーショナルデータベース(RDB)に対して、データの操作(検索、追加、更新、削除)や定義を行うための国際標準の問い合わせ言語。
非構造化データ
ひこうぞうかでーた
非構造化データとは、行や列の形式で定義できず、そのままではデータベースに格納したり集計したりできないデータ。
データメッシュ
でーためっしゅ
データメッシュとは、データを中央の専門チームが一括管理するのではなく、各事業部門(ドメイン)が自分たちのデータを「製品(プロダクト)」として責任を持って管理・提供すべきだとする分散型のデータアーキテクチャ思想。
データファブリック
でーたふぁぶりっく
データファブリックとは、オンプレミス、クラウド、エッジなど様々な場所に散在するデータを、物理的に移動させることなく仮想的に統合し、あたかも一つの場所にあるかのようにシームレスにアクセスできるようにするデータ管理アーキテクチャ。
データマート
でーたまーと
データマートとは、DWH(データウェアハウス)にある大量のデータの中から、特定の利用目的(例:営業部の売上分析、マーケティング部のキャンペーン効果測定)に合わせて必要なデータだけを切り出し、加工して格納した小規模なデータベース。
データレイク
でーたれいく
データレイクとは、構造化データ(Excelなど)、半構造化データ(JSONなど)、非構造化データ(画像、動画、ログ)など、あらゆる種類のデータを生のまま(未加工で)一元的に保存する巨大な格納庫。
ロイヤリティマーケティング
ろいやりてぃまーけてぃんぐ
ロイヤリティマーケティングとは、顧客の企業やブランドに対する「信頼」「愛着(ロイヤリティ)」を高め、単なる反復購入者から「熱狂的なファン」へと育成する長期的なマーケティング戦略。
リテンションマーケティング
りてんしょんまーけてぃんぐ
リテンションマーケティングとは、既存顧客との関係を維持・強化し、継続利用やリピート購入を促すことで、顧客の離反(チャーン)を防ぎ、LTVを最大化するマーケティング活動。
ネットプロモータースコア
ねっとぷろもーたーすこあ
NPS(Net Promoter Score)とは、「この商品やサービスを親しい友人や家族にどの程度勧めたいと思いますか?」という質問への回答(0〜10点の11段階)に基づき算出される、顧客ロイヤルティ(愛着度)を測る指標。
ペルソナ
ぺるそな
ペルソナとは、自社の商品やサービスを利用する最も典型的で理想的な顧客像を、実在する人物のように詳細に設定したもの。
グロースハック
ぐろーすはっく
グロースハックとは、広告費を使って集客するのではなく、製品(プロダクト)そのものの仕組みやデザインを工夫・改善することで、ユーザー自身に拡散させたり、継続率を高めたりして、爆発的な急成長(グロース)を実現する手法。
オーツーオー
おーつーおー
O2O(Online to Offline)とは、Webサイトやアプリ、SNSなどの「オンライン」の場で見込み客にアプローチし、クーポンや位置情報などを活用して、実店舗などの「オフライン」の場へ誘導(送客)するマーケティング施策。
プログラマティック広告
ぷろぐらまてぃっくこうこく
プログラマティック広告とは、インターネット広告の入札、配信枠の買い付け、ターゲット配信などを、人手を介さずプログラムによって自動的に行う仕組み。
営業支援システム
SFA
SFA(Sales Force Automation)とは、企業の営業活動(商談の進捗、行動履歴、提案内容など)をデータベース化して共有し、営業プロセスを効率化・自動化することで、チーム全体の売上向上を支援するシステム。
イー・ケー・ワイ・シー
いー・けー・わい・しー
eKYC(electronic Know Your Customer)とは、金融機関等の口座開設やサービス利用開始時に法的に義務付けられている「本人確認手続き(KYC)」を、スマートフォンなどのデジタル技術を用いて、オンライン上で完結させる手法。
高頻度取引
HFT
HFT(High Frequency Trading)とは、高度なコンピュータプログラムを使い、1秒間に数千回〜数万回という人間には不可能な速度で株式や為替などの売買注文を繰り返し、極めて小さな利幅を積み重ねる取引手法。
個人資産管理ツール
PFM
PFM(Personal Financial Management)とは、銀行口座、クレジットカード、証券口座、電子マネー、ポイントなどをAPI連携などによって一元管理し、個人の資産状況や収支を自動で集計・可視化・分析するサービスやアプリケーション。
NFTビジネス
Non-Fungible Token
NFTビジネスとは、ブロックチェーン技術を用いてデジタルデータに「唯一無二の証明書(NFT: 非代替性トークン)」を付与し、その所有権や利用権を販売・取引・活用することで収益を得るビジネスモデル。
ステーブルコイン
すてーぶるこいん
ステーブルコインとは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)が持つ「価格変動の激しさ(ボラティリティ)」を克服するため、米ドルや金(ゴールド)などの安定資産と価格が連動(ペッグ)するように設計されたデジタル通貨。
エネルギー管理システム
HEMS / BEMS / FEMS
EMS(Energy Management System)とは、電力やガスの使用量をセンサーで見える化し、空調、照明、生産設備などを自動制御することで、エネルギー消費を最適化するシステム。対象によってHEMS(住宅)、BEMS(ビル)、FEMS(工場)と呼ばれる。
サプライチェーン強靭化
れじりえんす
サプライチェーン強靭化とは、自然災害、パンデミック、戦争、地政学的対立などの予期せぬリスクが発生しても、部品や製品の供給網(サプライチェーン)を途絶させず、素早く復旧・維持できる即応能力のこと。
遠隔監視
りもーともにたりんぐ
遠隔監視とは、離れた場所にある工場設備や出荷済み製品の稼働状況を、IoTや通信回線を通じてリアルタイムに監視・把握するシステム。
産業用ウェアラブルデバイス
さんぎょうよううぇあらぶるでばいす
産業用ウェアラブルデバイスとは、工場や建設現場、物流倉庫などの作業員が身体に装着して使用することで、業務支援や安全管理を行う情報機器の総称。
産業メタバース
さんぎょうめたばーす
産業メタバースとは、ゲームやSNSではなく、製造業や建設業、物流などの産業用途に特化した仮想空間のこと。デジタルツインの中でアバターを使って共同作業を行ったり、AIロボットのトレーニングを行ったりする。
サイバーフィジカルシステム
さいばーふぃじかるしすてむ
CPS(Cyber Physical System)とは、現実世界(Physical)からセンサーで収集した膨大なデータを、サイバー空間(Cyber)でAIなどが分析・解析し、その結果を現実世界にフィードバックする(機械を動かす)一連のループシステムのこと。
製品ライフサイクル管理
PLM
PLM(Product Lifecycle Management)とは、製品の企画・開発から設計、調達、製造、販売、保守、そして廃棄に至るまでの全ライフサイクルにおけるデータを一元管理し、収益最大化とTime to Market(市場投入期間)の短縮を図る手法およびシステム。
IT/OT融合
IT-OTこんばーじぇんす
IT/OT融合とは、工場の生産ラインやインフラ制御を行う技術(OT:Operational Technology)と、企業の経営管理や情報処理を行う技術(IT:Information Technology)を統合・連携させ、データを相互活用すること。
Internet of Bodies
IoB
IoB(Internet of Bodies)とは、IoTが進化し、デバイスが身体の表面(ウェアラブル)だけでなく、体内(インプラント)や脳と直接接続され、生体データがインターネットと常時やり取りされる状態。
予防医療
よぼういりょう
予防医療とは、病気になってから治す(治療医学)のではなく、病気になる前の段階で発見・対処し、発症や重症化を防ぐ医療の考え方。
AI受診相談
えーあいじゅしんそうだん
AI受診相談とは、スマートフォンで「頭が痛い」「熱がある」などの質問に答えていくことで、AIが関連する病名や緊急度、受診すべき適切な診療科を提示するサービス。
ファイア
ふぁいあ
HL7 FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources)とは、異なる電子カルテや医療アプリの間で、医療データをスムーズに交換するために定められた、次世代の国際標準規格。
メンタルテック
めんたるへるすてっく
メンタルテックとは、うつ病や不安障害、ストレスなどの精神的な課題に対し、AIやアプリ、VRなどのテクノロジーを用いて予防・診断・治療支援を行う分野。
医療DX
めでぃかるDX
医療DXとは、保健・医療・介護の各段階において発生するデータを、クラウドなどのデジタル基盤を通じて連携・提供し、業務効率化やサービスの質向上、そして国民の健康寿命延伸を実現する変革のこと。
オンライン服薬指導
おんらいんふくやくしどう
オンライン服薬指導とは、患者が薬局に行かなくても、自宅などからスマートフォンやPCのビデオ通話を使って薬剤師から薬の説明(服薬指導)を受け、配送によって薬を受け取れる仕組み。
スリープテック
すりーぷてっく
SleepTechとは、センサーやアプリを使って睡眠の状態(深さ、リズム、時間)を計測・可視化し、科学的根拠に基づいて睡眠の質を改善する技術やサービス。
ヘルスケアウェアラブル
へるすけあうぇあらぶる
ヘルスケアウェアラブルとは、手首や指などに装着し、心拍数、睡眠深度、血中酸素濃度、活動量などの生体データ(バイタル)を24時間365日計測・記録するデバイス。
デジタルパソロジー
でじたるぱそろじー
デジタルパソロジーとは、患者から採取した細胞組織(ガラススライド標本)を高精細スキャナでデジタル画像化し、モニタ上で観察・診断(病理診断)を行う技術。
電子カルテ
EMR / EHR
EMR(Electronic Medical Record)は一医療機関内の電子カルテシステム、EHR(Electronic Health Record)は複数の医療機関や薬局などでデータを共有・連携する地域医療ネットワークシステム。
パーソナルヘルスレコード
ぱーそなるへるすれこーど
PHR(Personal Health Record)とは、生涯にわたる個人の健康・医療・介護に関するデータ(健診結果、服薬履歴、検査値など)を、本人自身が電子的に管理・閲覧・活用する仕組み。
自然に根ざした解決策
NbS
NbS(Nature-based Solutions)とは、社会課題(気候変動、防災、食料安全保障など)を、生態系を保護・回復・持続的に管理活用することによって解決しようとするアプローチ。
SAFフ)
さ(す
SAF(Sustainable Aviation Fuel)とは、廃食油、動植物油脂、木質バイオマス、藻類、都市ごみなどを原料として製造され、従来の化石燃料由来のジェット燃料と混合して使用できる、持続可能な代替航空燃料。
環境発電
えねるぎーはーべすてぃんぐ
エネルギーハーベスティングとは、光、熱、振動、電波など、身の回りの環境中に微量に捨てられているエネルギーを収穫(Harvest)し、電力に変換して電子機器を駆動させる技術。
マイクログリッド
まいくろぐりっど
マイクログリッドとは、大規模な電力系統(メイングリッド)になるべく依存せず、地域にある太陽光、風力、バイオマス発電、蓄電池などの分散型電源を活用し、その地域内(コミュニティ、工場、離島など)でエネルギーの供給と消費を完結・自律制御できる小規模な電力ネットワーク。
直接空気回収技術
DAC
DAC(Direct Air Capture)とは、大気中にわずかに(約0.04%)含まれる二酸化炭素(CO2)を、巨大なファンや化学吸着剤などを用いて物理的・化学的に直接回収・除去する技術。
メタネーション
めたねーしょん
メタネーションとは、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を化学反応(サバティエ反応など)させて、天然ガスの主成分であるメタン(CH4)を合成する技術。生成されたメタンは「e-methane(イーメタン)」とも呼ばれる。
グリーン水素
ぐりーんすいそ
グリーン水素とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギー由来の電力を使って、水を電気分解することで製造される水素。製造工程でCO2を一切排出しない。
スマートポール
すまーとぽーる
スマートポールとは、通信基地局(5G/Let/Wi-Fi)、LED街路灯、防犯カメラ、環境センサー、デジタルサイネージ(電子看板)、充電ポートなどの複数の機能を、一本の柱(ポール)に集約して搭載した次世代の都市インフラ。
スマートビル
すまーとびる
スマートビルとは、BEMSによるエネルギー管理に加え、IoT、AI、ロボット、クラウドなどのデジタル技術を駆使して、セキュリティ、清掃、設備管理などを統合的に制御し、建物を利用する人の「快適性・知的生産性」と、管理者の「運営効率」を双方向で最大化した次世代の建築物。
ゼブ
ぜぶ
ZEB(Net Zero Energy Building)とは、先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用、高効率設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物。
ヘムス
へむす
HEMS(Home Energy Management System)とは、家庭で使用する電力を見える化したり、家電機器(エアコン、照明、給湯器など)や創エネ・蓄エネ機器(太陽光発電、蓄電池、EV)をネットワークで接続し、自動制御することでエネルギー消費を最適化する管理システム。
ゼッチ
ぜっち
ZEH(Net Zero Energy House)とは、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅。
空飛ぶクルマ
UAM
UAM(Urban Air Mobility)とは、電動垂直離着陸機(eVTOL)などの次世代航空機を活用し、都市内や都市近郊の空を日常的な移動経路として利用する航空交通システム。一般には「空飛ぶクルマ」と呼ばれる。
MaaSレベル
MaaSれべる
MaaSレベルとは、MaaS(Mobility as a Service:サービスとしての移動)の統合や普及の進展度合いを測るために、スウェーデンのチャルマース工科大学の研究者らが提唱した、レベル0からレベル4までの5段階の分類指標。
都市デジタルツイン
としでじたるついん
都市デジタルツインとは、現実の都市空間を、建物、道路、地形などの物理的な形状だけでなく、人流、交通、気象、経済活動などの動的なデータも含めてサイバー空間上に双子(ツイン)のように再現した、高精度な3D都市モデル技術。
タレントマーケットプレイス
たれんとまーけっとぷれいす
タレントマーケットプレイスとは、企業内における「業務・プロジェクト(需要)」と「従業員のスキル・意欲(供給)」を、AIなどを活用してマッチングさせるプラットフォーム。
デジタル・オンボーディング
でじたる・おんぼーでぃんぐ
デジタル・オンボーディングとは、新入社員の受け入れプロセス(入社手続き、研修、組織への適応支援など)を、デジタルツールを活用して効率的かつ体験価値の高い形で行うこと。
タレントマネジメントシステム
たれんとまねじめんとしすてむ
タレントマネジメントシステムとは、従業員のスキル、経験、評価、キャリア志向などの「個人の才能(タレント)」に関する情報を一元管理し、採用、配置、育成、評価、報酬、後継者計画などの人事戦略に統合的に活用するためのソフトウェアプラットフォーム。
DDoS攻撃
でぃーどすこうげき
DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack)とは、世界中に分散した多数のコンピュータ(ボットネット)から、特定のサーバーに対して一斉に大量の通信を送りつけ、システムをパンクさせてサービス停止に追い込む攻撃。
クロスサイトスクリプティング
XSS
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webページに悪意のあるスクリプト(JavaScriptなど)を埋め込み、そのページを閲覧したユーザーのブラウザ上で不正なプログラムを実行させる攻撃。
マネージドサービス
まねーじどさーびす
マネージドサービスとは、クラウドサービスの利用において、インフラの構築・管理・保守・監視といった運用タスクの大部分を、利用者に代わってクラウド事業者が責任を持って行うサービス形態。
リージョン / アベイラビリティゾーン
AZ
リージョン(Region)は「地理的に離れたデータセンターの集まり(東京、大阪、バージニアなど)」、アベイラビリティゾーン(AZ)は「リージョン内で相互に独立した、物理的なデータセンター群」のこと。
エッジコンピューティング
えっじこんぴゅーてぃんぐ
エッジコンピューティングとは、データ処理を中央のデータセンター(クラウド)に集約せず、ユーザーや端末に物理的に近い場所(エッジ)で分散処理するアーキテクチャ。
ハイブリッドクラウド
はいぶりっどくらうど
ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウド(AWSなど)とプライベートクラウド(オンプレミス)を、専用線やVPNで接続し、一つの統合されたシステムとして利用する運用形態。
リフト&シフト
りふと&しふと
リフト&シフトとは、既存のオンプレミス環境のシステムをクラウドへ移行(マイグレーション)する際の現実的な戦略の一つ。まず「現状のまま」クラウドに移し(Lift)、その後にクラウドに合わせて最適化・改修する(Shift)。
かそうマシン
VM
仮想マシン(Virtual Machine:VM)とは、物理的なコンピュータ(サーバー)上で、ソフトウェアによって再現された「仮想的なコンピュータ」のこと。
サービスメッシュ
さーびすめっしゅ
サービスメッシュとは、マイクロサービスアーキテクチャにおいて、サービス間の通信(ネットワーク呼び出し)を制御・監視・保護するための専用のインフラストラクチャ層のこと。
マルチクラウド
まるちくらうど
マルチクラウドとは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなど、複数の異なるパブリッククラウド事業者を組み合わせてシステムを構築・運用する戦略。
テラフォーム
てらふぉーむ
Terraformとは、HashiCorp社が開発した、インフラの構成をコードで定義・管理・自動構築するためのIaC(Infrastructure as Code)ツール。
ドッカー
どっかー
Dockerとは、アプリケーションを動かすための環境(OSの設定、ライブラリなど)をひとまとめにした「コンテナ」を作成・実行・管理するプラットフォーム。
グーグル・クラウド・プラットフォーム
ぐーぐる・くらうど・ぷらっとふぉーむ
Google Cloud(旧称GCP)とは、Googleが検索エンジン、Gmail、YouTubeなどの自社サービスを支えるために構築した巨大インフラ技術を、一般企業向けに公開したクラウドサービス。
アマゾン・ウェブ・サービス
あまぞん・うぇぶ・さーびす
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazon.comが提供する世界最大かつ最も包括的なクラウドコンピューティングプラットフォーム。世界中のデータセンターから200以上のフル機能のサービスを提供している。
スリープテック
すりーぷてっく
スリープテックとは、センサーやアプリを用いて睡眠の状態(深さ、リズム、いびきなど)を計測・分析し、睡眠の質を改善する技術やサービス。
タンパク質構造解析
AlphaFold
タンパク質構造解析とは、アミノ酸の配列から、タンパク質がどのような立体構造(3D形状)に折れ畳まれるかを予測・解明すること。
オンライン服薬指導
おんらいんふくやくしどう
オンライン服薬指導とは、患者が薬局に行かずに、スマートフォンなどのビデオ通話機能を使って、薬剤師から薬の説明(服薬指導)を受け、自宅などで薬を受け取る仕組み。
自動倉庫
AS/RS
自動倉庫(Automated Storage and Retrieval System: AS/RS)とは、商品の入庫、保管、出庫をコンピュータ制御のロボット(スタッカークレーンなど)で行う倉庫システム。
物流DX
ぶつりゅうでぃーえっくす
物流DXとは、デジタル技術を活用して、物流プロセスの効率化、可視化、標準化を行い、物流業界の課題解決と新たな価値創出を目指す取り組み。
制御監視システム
PLC / SCADA
PLCは機械を自動制御する装置(コンピュータ)。SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)は、多数のPLCやセンサーからの情報を一箇所に集めて、工場全体の稼働状況を監視・操作するシステム。
産業用ネットワーク
さんぎょうようねっとわーく
産業用ネットワークとは、工場内の制御機器(PLC、ロボット、センサーなど)を接続し、リアルタイムでデータをやり取りするための通信規格。
Web3ウォレット
めたますくなど
Web3ウォレットとは、暗号資産(仮想通貨)やNFTを保管・管理するためのデジタル上の財布。また、Web3サービス(DApps)に接続・ログインするための鍵の役割も果たす。
ゼロパーティデータ
ぜろぱーてぃでーた
ゼロパーティデータとは、顧客が意図的かつ能動的に企業に提供したデータのこと。好み、興味関心、購入意向、個人的な背景など。
データ・マネジメント・プラットフォーム
でーた・まねじめんと・ぷらっとふぉーむ
DMPとは、インターネット上の様々なサーバーに蓄積されるビッグデータ(クッキー情報、ログデータなど)を一元管理し、広告配信などに活用するためのプラットフォーム。
入力フォーム最適化
EFO
EFO(Entry Form Optimization)とは、申込みフォームや購入画面の入力項目やデザインを改善し、入力完了率を高める施策。
ランディングページ最適化
LPO
LPO(Landing Page Optimization)とは、Webサイトに訪問者が最初に着地(ランディング)するページ(LP)のデザインや構成を改善し、問合せや購入(コンバージョン)に至る確率を高めるマーケティング施策。
Hadoop分散ファイルシステム
HDFS
HDFSとは、Apache Hadoopの中核をなす分散ファイルシステムで、安価なサーバーを多数並べて、ペタバイト級の大規模データを信頼性高く保存する仕組み。
オブジェクトストレージ
おぶじぇくとすとれーじ
オブジェクトストレージとは、データをファイル階層(フォルダ)ではなく、「ID(オブジェクトキー)」と「データ本体」と「メタデータ」のセットでフラットに管理するストレージ。
分散ストレージ
ぶんさんすとれーじ
分散ストレージとは、データを複数のサーバーやディスクに分割・複製して保存し、一台のサーバーのように見せる技術。
時系列データベース
TSDB
時系列データベース(Time Series Database)とは、時間の経過とともに刻々と変化するデータ(時系列データ)の保存・処理に最適化されたデータベース。
ベクトルデータベース
べくとるでーたべーす
ベクトルデータベースとは、画像、音声、テキストなどの非構造化データを、AIによって数値の配列(ベクトル)に変換し、その「意味的な近さ」で検索・保存することに特化したデータベース。
グラフデータベース
ぐらふでーたべーす
グラフデータベースとは、データ(ノード)と、データ間の関係性(エッジ)をネットワーク状に格納することに特化したデータベース。
NewSQL
NewSQL
NewSQLとは、NoSQLの高い拡張性(スケーラビリティ)と、従来のリレーショナルデータベース(RDB)の強固な整合性(ACID特性/SQL対応)を両立させた新しいデータベース。
ストリーム処理
すとりーむしょり
ストリーム処理とは、絶え間なく流れてくるデータ(ストリーム)を、蓄積せずにその場でリアルタイムに処理・分析する技術。
レイクハウス
れいくはうす
レイクハウス(Data Lakehouse)とは、データレイクの「柔軟性・低コスト」と、データウェアハウス(DWH)の「データ管理機能・高性能」を併せ持った新しいデータプラットフォーム。
ETL / ELT
ETL / ELT
ETLとは、Extract(抽出)、Transform(変換)、Load(書き出し)の順でデータを移動・加工する処理。ELTは、Extract、Load、Transformの順で行う処理。
データ品質
でーたひんしつ
データ品質とは、データが利用目的に対してどれだけ適切か(Fit for Purpose)を示す度合い。正確性、完全性、整合性、鮮度などの基準がある。
データリネージ
でーたりねーじ
データリネージとは、データがどこで発生し、どのような加工を経て、最終的にどこで使われているかという「データの流れ(来歴)」を可視化する技術。
セキュリティ・クリアランス
せきゅりてぃ・くりあらんす
セキュリティ・クリアランスとは、政府が保有する重要な機密情報にアクセスできる人物を、信頼性調査(借金、犯罪歴、家族関係など)に基づいて限定・認定する制度。
デジタルフォレンジック
でじたるふぉれんじっく
デジタルフォレンジックとは、サイバー犯罪や法的紛争が生じた際に、コンピュータやスマホなどの電子機器に残されたデータを収集・分析し、法的証拠として保全する技術や調査プロセスのこと。
侵入検知・防御システム
IPS / IDS
IDS(Intrusion Detection System)は侵入を検知して通知するシステム、IPS(Intrusion Prevention System)は検知した通信を自動で遮断するシステム。
エスボム
SBOM
SBOMとは、ソフトウェアに含まれるコンポーネント、ライブラリ、モジュールなどの構成要素をリスト化したもの。
ワフ
わふ
WAFとは、Webアプリケーション(Webサイト)への通信を検査し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどのWeb特有の攻撃をブロックするファイアウォール。
ソアー
そあー
SOARとは、セキュリティ運用のプロセスを自動化・効率化する技術。脅威の検知から対処までの一連の流れを自動実行する。
シーム
しーむ
SIEMとは、社内のあらゆる機器(FW、サーバー、PCなど)からログデータを一元的に集約し、AIなどで相関分析を行うことで、セキュリティ上の脅威を発見するシステム。
拡張的検知と対応
XDR
XDRとは、エンドポイント(EDR)だけでなく、ネットワーク、クラウド、メールなど、複数のセキュリティ階層からデータを収集・統合し、高度な分析を行うことで脅威検知と対応を行うソリューション。
セキュアウェブゲートウェイ
せきゅあうぇぶげーとうぇい
SWGとは、社員がインターネットへアクセスする通信を中継し、有害なサイトへの接続遮断や、ウイルスチェックなどを行うWebセキュリティ機能。
シングルサインオン
しんぐるさいんおん
SSO(Single Sign-On)とは、一度のユーザー認証(ログイン)で、複数のシステムやアプリケーションを利用できるようにする仕組み。
アイアム
Identity and Access Management
IAM(Identity and Access Management)とは、システムを利用する「ID(アイデンティティ)」と、そのIDが「何をしてもよいか(アクセス権)」を適切に管理する仕組み、またはそのためのクラウドサービスのこと。
デジタルサービス税
DST
デジタルサービス税とは、巨大IT企業が提供するデジタルサービス(検索、SNS、ECなど)の売上高に対して課税する独自の税制。
サービス品質保証制度
SLA
SLA(Service Level Agreement)とは、サービスの提供者と利用者の間で、「どのくらいの品質(稼働率や応答時間など)を保証するか」を明確に合意した契約文言。
OSSコンプライアンス
OSSこんぷらいあんす
OSSコンプライアンスとは、オープンソースソフトウェア(OSS)を利用する際に、各OSSのライセンス条件(GPL, MIT, Apacheなど)を遵守し、適切に管理すること。
オンライン紛争解決
ODR
ODR(Online Dispute Resolution)とは、インターネット上でトラブル(紛争)の解決を図る仕組み。AIやチャットボットを用いて、裁判所に行かずに交渉や調停を行う。
スマートコントラクト
すまーとこんとらくと
ブロックチェーン上で自動執行されるスマートコントラクトが、法的な「契約」として有効か、不具合があった場合の責任は誰が負うかといった法的論点。
標準必須特許
SEP
標準必須特許(SEP)とは、Wi-Fiや5G、USBなどの技術標準規格(スタンダード)を実現するために、どうしても使用しなければならない(回避不可能な)特許。
デジタルバイオマーカー
でじたるばいおまーかー
デジタルバイオマーカーとは、スマホやウェアラブルデバイスから得られる行動ログ(歩数、睡眠、会話、タイピング速度など)を解析し、疾患の兆候や治療効果を客観的に示す指標としたもの。
遠隔集中治療
Tele-ICU
Tele-ICUとは、通信回線を使って、離れた場所にいる集中治療専門医(インテンシビスト)が、複数の病院のICU(集中治療室)の患者データをモニタリングし、現場の医師や看護師に助言・支援を行うシステム。
ナノメディシン
なのめでぃしん
ナノメディシンとは、ナノメートル(10億分の1メートル)オーダーの超微細な材料や技術を医療に応用する分野。ドラッグデリバリーシステム(DDS)などが代表的。
臓器チップ
おーがん・おん・あ・ちっぷ
臓器チップとは、マイクロ流体デバイス技術を用いて、USBメモリほどの小さなチップ上に人間の細胞を培養し、肺や肝臓などの臓器機能を生体外で再現したシステム。
パーソナルヘルスレコード
ぱーそなるへるすれこーど
PHR(Personal Health Record)とは、個人の健康・医療・介護に関する情報を、本人(患者)の手元で一元管理し、活用する仕組み。
医療IoT
IoMT
IoMT(Internet of Medical Things)とは、医療機器やヘルスケアデバイスをインターネットに接続し、医療データをリアルタイムで収集・解析する技術や仕組み。
プログラム医療機器
SaMD
SaMD(Software as a Medical Device)とは、ハードウェアとしての医療機器に組み込まれるのではなく、汎用のPCやスマホなどにインストールされ、それ自体が診断や治療の機能を持つ「医療機器プログラム」。
リアルワールドエビデンス
RWE
リアルワールドエビデンス(RWE)とは、リアルワールドデータ(RWD)を収集・解析することによって得られる、医薬品や医療機器の使用状況、効果、安全性に関する臨床的な証拠(エビデンス)。
センサーフュージョン
せんさーふゅーじょん
センサーフュージョンとは、異なる種類(カメラ、LiDAR、ミリ波レーダーなど)の複数のセンサーから得られたデータを統合処理し、単独のセンサーでは得られない高精度な情報を得る技術。
フロントローディング
ふろんとろーでぃんぐ
フロントローディングとは、開発プロセスの初期段階(フロント)にリソースを集中させ、課題の洗い出しや品質の作り込みを前倒し(ローディング)で行う手法。
モデルベース開発
MBSE
MBSE(Model-Based Systems Engineering)とは、ドキュメント(仕様書)中心のシステム開発から脱却し、統一されたモデル(図や数式)を用いてシステム全体の要件や構造、挙動を定義・管理する手法。
デジタルモックアップ
DMU
デジタルモックアップ(DMU)とは、コンピュータ上で製品の形状や組立状態を3Dデータとして再現し、実際に試作品を作る前に検査や検討を行う手法。
ジェネレーティブデザイン
じぇねれーてぃぶでざいん
ジェネレーティブデザインとは、設計者が強度や重量、素材などの条件(制約)を入力すると、AIが膨大な数の設計案(デザイン)を自動生成する技術。
完全自動化工場
らいとあうと・まにゅふぁくちゃりんぐ
Lights-out Manufacturingとは、人間の介入を必要とせず、ロボットや自動化システムだけで稼働する製造形態。「照明を消しても稼働できる」ことからこう呼ばれる。
ヒューマンマシンインターフェース
ひゅーまんましんいんたーふぇーす
HMI(Human Machine Interface)とは、人間と機械が情報をやり取りするための装置やソフトウェア。工場の操作パネルや、自動車のカーナビ画面などが該当する。
デジタルスレッド
でじたるすれっど
デジタルスレッドとは、製品のライフサイクル全体(設計〜製造〜保守)にわたって、関連するデータが一つの「糸(スレッド)」のように途切れずに繋がっている状態、またはその仕組み。
製品ライフサイクル管理
PLM
PLM(Product Lifecycle Management)とは、製品の企画・開発から、設計、製造、販売、保守、そして廃棄に至るまでの全ライフサイクルを一元管理し、収益最大化を図る手法およびシステム。
OTセキュリティ
OTせきゅりてぃ
OTセキュリティとは、工場や発電所などの制御システム(OT)を、サイバー攻撃やマルウェアから守るための対策。ITセキュリティとは守るべき優先順位が異なる。
シーケンサ
しーけんさ
PLC(Programmable Logic Controller)とは、工場などの機械をあらかじめ決められた順序(シーケンス)通りに自動的に動かすための制御装置。日本国内では三菱電機の商標から「シーケンサ」とも呼ばれる。
製造実行システム
MES
MES(Manufacturing Execution System)とは、工場の生産ラインにおける各工程の状況(誰が、いつ、何を、どれくらい作ったか)をリアルタイムで把握・管理し、作業者への指示や実績データの収集を行うシステム。
ガバナンストークン
がばなんすとーくん
ガバナンストークンとは、DeFiプロトコルやDAO(分散型自律組織)における運営方針の決定に対する投票権が付与されたトークン。
フラッシュローン
ふらっしゅろーん
フラッシュローンとは、同じブロックチェーンのトランザクション内で「借りる→使う→返す」という一連の処理が完了することを条件に、無担保・無審査で巨額の暗号資産を借りられる仕組み。
インパーマネントロス
いんぱーまねんとろす
インパーマネントロスとは、流動性プールに暗号資産を預け入れた際に、単にウォレットで保有(ガチホ)していた場合と比べて発生する資産価値の減少(機会損失)。
リクイディティプール
りくいでぃてぃぷーる
リクイディティプールとは、DEX(分散型取引所)において、トレーダーが売買するための暗号資産を貯めておくスマートコントラクト上の「溜め池」。
イールドファーミング
いーるどふぁーみんぐ
イールドファーミングとは、DeFi(分散型金融)サービスに暗号資産(仮想通貨)を預け入れ(流動性提供)、その報酬として利息やガバナンストークンを受け取る運用手法。
ペイメント・トークナイゼーション
ぺいめんと・とーくないぜーしょん
ペイメント・トークナイゼーションとは、クレジットカード番号(PAN)を、意味を持たないランダムな文字列(トークン)に置き換えて決済処理を行う技術。
トランザクション・モニタリング
とらんざくしょん・もにたりんぐ
トランザクション・モニタリングとは、日々の金融取引を常時監視し、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与、不正利用の疑いがある取引を検知する仕組み。
IDFA
IDFA
IDFAとは、AppleのiOS端末に割り当てられている広告識別子(ID)。アプリ事業者がユーザーの行動を追跡し、ターゲティング広告などを出すために使われる。
入力フォーム最適化
EFO
EFO(Entry Form Optimization)とは、会員登録や購入時の入力フォームを使いやすく改善し、途中離脱を防ぐ施策。
データマイニング
でーたまいにんぐ
データマイニングとは、大量のデータに対し、統計学やAIなどの手法を駆使して、人間では気づかない隠れた法則や関係性(知見)を発掘(マイニング)する技術。
データクリーンルーム
でーたくりーんるーむ
データクリーンルームとは、プライバシーが保護された安全な環境で、異なる企業(例えばGoogleと広告主)が互いの個人データを直接開示せずに突き合わせ・分析できる仕組み。
スキーマ
すきーま
スキーマとは、データベースにおけるデータの構造、形式、関係性などを定義した「設計図」のこと。どのようなデータを、どのような形式で格納するかを定めたルール。
メタデータ管理
めたでーたかんり
メタデータ管理とは、データの作成日、所有者、定義、形式などの「データに関するデータ(メタデータ)」を体系的に管理すること。
ベクトルデータベース
べくとるでーたべーす
ベクトルデータベースとは、テキスト、画像、音声などのデータを数値の配列(ベクトル)に変換して保存し、意味的な類似度(距離)に基づいて高速に検索できるデータベース。
リバースETL
りばーすETL
リバースETLとは、DWHで分析・集計したデータを、SalesforceやMarketoなどの業務ツール(SaaS)に「書き戻す」処理のこと。
データブリックス
でーたぶりっくす
Databricksとは、データレイクの柔軟性とDWHの管理機能を統合した「データレイクハウス」を提供するプラットフォーム。Apache Sparkの開発者たちが創業した。
抽出・変換・ロード
ETL
ETLとは、様々なシステムからデータを抽出(Extract)し、分析しやすい形に変換(Transform)し、DWHなどに書き込む(Load)一連の処理のこと。
スノーフレイク
すのーふれいく
Snowflakeとは、クラウドネイティブなデータウェアハウス(DWH)サービス。コンピュート(計算処理)とストレージ(保存容量)が完全に分離されており、独立して拡張できるのが特徴。
ファイド
ふぁいど
FIDO(Fast Identity Online)とは、パスワードを使わずに、指紋や顔認証、セキュリティキーなどを使って安全に認証を行うための国際的な技術標準。
情報セキュリティマネジメントシステム
ISMS
ISMSとは、組織として情報セキュリティを管理・運用するための仕組み(マネジメントシステム)。国際規格ISO/IEC 27001に基づき、機密性・完全性・可用性を維持する。
特権ID管理
PAM
特権ID管理(PAM)とは、システムの全権限を持つ「管理者アカウント(特権ID)」を厳格に管理・監視する仕組みやツールのこと。
シングルサインオン
SSO
シングルサインオン(SSO)とは、一度のユーザー認証(ログイン)で、紐付けられた複数のアプリケーションやサービスを利用できるようにする仕組み。
シーム
しーむ
SIEM(Security Information and Event Management)とは、ファイアウォール、サーバー、PCなど様々な機器から出力されるログを一元的に集約・管理し、相関分析を行って脅威を検出するシステム。
ソック
そっく
SOC(Security Operation Center)とは、組織内のネットワークやデバイスのログを24時間365日体制で監視・分析し、サイバー攻撃の予兆やインシデントを発見する専門組織。
情報漏洩防止
DLP
DLP(Data Loss Prevention)とは、機密情報(個人情報、クレカ番号、設計図など)そのものを特定・監視し、外部への送信やコピーをブロックする仕組み。
拡張検知・対応
XDR
XDR(Extended Detection and Response)とは、PC(EDR)だけでなく、ネットワーク(NDR)、クラウド、メールなど、複数のセキュリティ階層のデータを統合して分析し、脅威を検知・対応するソリューション。
エンドポイント検知・対応
EDR
EDR(Endpoint Detection and Response)とは、PCやスマホなどの端末(エンドポイント)の挙動を常時監視し、マルウェア感染などの異常を検知して、迅速な対応(隔離・調査)を支援するツール。
アイダース
あいだーす
IDaaS(Identity as a Service)とは、ID管理や認証機能をクラウドサービス(SaaS)として提供するもの。OktaやAzure ADが代表例。
アイデンティティ管理
IAM
IAM(Identity and Access Management)とは、誰が(ID)、どのシステムに(リソース)、どのような操作(権限)をして良いかを管理する仕組みやツールの総称。
仮想プライベートクラウド
VPC
VPC(Virtual Private Cloud)とは、パブリッククラウド上に論理的に隔離された、ユーザー専用の仮想ネットワーク領域を作成するサービス。
ロードバランサー
ろーどばらんさー
ロードバランサーとは、外部からのアクセス(通信)を複数のサーバーに均等に振り分ける装置や仕組みのこと。
インフラストラクチャー・アズ・コード
いんふらすとらくちゃー・あず・こーど
IaCとは、サーバーやネットワークなどのインフラ構築を、手作業の設定ではなく、プログラムコード(構成ファイル)を書いて自動的に行う手法。TerraformやAnsibleなどが使われる。
Open source intelligence
OSINT(Open Source Intelligence)
OSINT(Open Source Intelligence)とは、新聞、テレビ、ネット記事、SNS、衛星写真など、一般に公開されている情報(オープンソース)を収集・分析して、重要な知見(インテリジェンス)を導き出す手法。
エコノミック・インテリジェンス
えこのみっく・いんてりじぇんす
エコノミック・インテリジェンスとは、国家や企業が、経済・技術に関する重要な情報を収集・分析・活用すること。またはそれを守る活動。
電磁パルス
EMP
電磁パルス(EMP)攻撃とは、上空で核爆発などを起こし、強力な電磁波を発生させることで、地上の電子機器(送電網、通信、PC)を一瞬で破壊・使用不能にする攻撃手法。
極超音速滑空兵器
HGV
極超音速滑空兵器(HGV)とは、弾道ミサイルで打ち上げられた後、切り離されてグライダーのように極超音速(マッハ5以上)で滑空し、不規則にコースを変えながら目標に突入する兵器。
レールガン
れーるがん
レールガン(電磁加速砲)とは、火薬ではなく電磁気力(ローレンツ力)を使って弾丸を加速し、マッハ7以上の極超音速で発射する兵器。
指向性エネルギー兵器
DEW
指向性エネルギー兵器(DEW)とは、レーザー光線やマイクロ波などの高出力エネルギーを目標に照射し、破壊や無力化を行う兵器。
自律型致死兵器
LAWS
LAWS(Lethal Autonomous Weapons Systems/自律型致死兵器システム)とは、人間の介在なしに、AIが自律的に標的を選定し、攻撃(殺傷)を実行する兵器のこと。
デュアルユース
でゅあるゆーす
デュアルユース(軍民両用)とは、一つの技術や製品が、民生用(普通の生活)にも軍事用にも使える性質を持っていること。AI、半導体、ドローンなどが代表例。
ディフェンステック
でぃふぇんすてっく
ディフェンステックとは、AI、ドローン、サイバーセキュリティなどの民間の先端技術を、防衛・安全保障分野に応用すること、またはその技術を持つスタートアップ企業。
宇宙現地資源利用
ISRU
ISRU(In-Situ Resource Utilization)とは、探査先の惑星(月や火星)にある資源(水や土壌)を採取し、酸素、水、燃料、建材などをその場で生成・利用する技術。
ゲートウェイ
げーとうぇい
ゲートウェイとは、アルテミス計画の一環として、月の周回軌道上に建設される予定の有人宇宙ステーション。月面への降下や火星探査の中継拠点となる。
スペースポート
すぺーすぽーと
スペースポート(宇宙港)とは、ロケットやスペースプレーン(宇宙往還機)の打ち上げや離着陸を行う施設。垂直打ち上げ型と、滑走路を使う水平離着陸型がある。
ケスラーシンドローム
けすらーしんどろーむ
ケスラーシンドロームとは、宇宙デブリ同士が衝突して破片が増え、それがまた別の衛星に衝突するという連鎖反応が起き、軌道上がデブリだらけになって宇宙利用が不可能になる現象。
静止軌道
GEO
静止軌道(GEO)とは、赤道上空約36,000kmにある軌道。地球の自転と同じ速度で回るため、地上からは空の一点に止まっているように見える。
低軌道
LEO
低軌道(LEO)とは、地表から高度2,000km以下の地球周回軌道のこと。従来の静止軌道(36,000km)より地球に近いため、通信の遅延が少なく、小型衛星の打ち上げコストも安い。
イシューツリー
いしゅーつりー
イシューツリーとは、解決すべき課題(イシュー)を起点として、検証すべき仮説や論点をツリー状に分解したもの。
スマートラベル
すまーとらべる
スマートラベル(電子タグ)とは、ICチップとアンテナが埋め込まれたラベル(RFIDタグ)。電波を使って、箱を開けずに中身の情報を読み取ることができる。
ヘッドレスコマース
へっどれすこまーす
ヘッドレスコマースとは、ECサイトの「見た目(ヘッド)」と「裏側の機能(カートや決済)」を切り離し、APIで連携させるシステム構成。
OMS
OMS
OMS(Order Management System/受注管理システム)とは、ECサイトなどで発生した注文情報、在庫情報、出荷情報などを一元管理するシステム。
TMS
TMS
TMS(Transport Management System/輸配送管理システム)とは、トラックの配車計画、配送ルートの最適化、運賃計算、貨物の追跡など、輸送に関する業務を一元管理するシステム。
Electronic know your customer
eKYC(electronic Know Your Customer)
eKYC(electronic Know Your Customer)とは、スマホのカメラで身分証と自分の顔を撮影するなどして、オンライン上で完結する本人確認手法。
全銀システム
ぜんぎんしすてむ
全銀システム(全国銀行データ通信システム)とは、日本のほぼ全ての金融機関を接続し、振込などの為替取引をオンラインで中継する巨大な決済インフラ。
PSP
PSP
PSP(Payment Service Provider/決済代行会社)とは、ECサイトや店舗に対して、クレジットカードや電子マネーなどの複数の決済手段を一括して提供・管理するサービス業者。
ITガバナンス
ITがばなんす
ITガバナンスとは、企業がIT戦略を策定し、それが経営目標と一致しているか、適切に運用されているか、リスクが管理されているかを監督・統制する仕組み。
PoC
PoC
PoC(Proof of Concept/概念実証)とは、新しい技術やアイデアが、実際に実現可能か、効果があるかを検証するための簡易的な試作・実験のこと。
EOL
EOL(End of Life)
EOL(End of Life)とは、ハードウェアやソフトウェアの製品寿命が尽き、メーカーによる生産やサポート(修理・アップデート)が終了すること。
マイグレーション
まいぐれーしょん
マイグレーションとは、既存のシステムやデータを、新しい環境やプラットフォームに移し替えること。「レガサミ(レガシーマイグレーション)」とも呼ばれる。
UAT
UAT
UAT(User Acceptance Test/ユーザー受入テスト)とは、システム開発の最終段階で、実際にシステムを利用するユーザー部門が、業務通りに操作して問題がないかを確認するテスト。
要件定義
ようけんていぎ
要件定義とは、システム開発の初期段階(上流工程)において、ユーザーがシステムに何を求めているか、どのような機能が必要かを明確にし、ドキュメントにまとめる作業。
ウォーターフォール開発
うぉーたーふぉーるかいはつ
ウォーターフォール開発とは、システム開発の工程を「要件定義→設計→開発→テスト」と、水が上から下に流れるように順番に進めていく手法。原則として前の工程には戻らない。
RFI
RFI
RFI(Request for Information/情報提供依頼書)とは、RFPを作る前段階として、ベンダーに対して製品情報や技術動向、実績などの一般的な情報の提供を依頼する文書。
パッケージソフト
ぱっけーじそふと
パッケージソフトとは、多くの企業で共通して使える機能をあらかじめまとめて製品化(パッケージ化)されたソフトウェア。
RFP
RFP
RFP(Request for Proposal/提案依頼書)とは、情報システムの導入や業務委託を行う際に、発注側企業がITベンダーに対して、「こういうシステムを作ってほしい」という要件や条件をまとめた文書。
スクラッチ開発
すくらっちかいはつ
スクラッチ開発(フルスクラッチ)とは、パッケージソフトやテンプレートを使わず、ゼロから独自のシステムを開発すること。
オンプレミス
おんぷれみす
オンプレミス(オンプレ)とは、サーバーやソフトウェアなどのIT機器を、自社内の施設やデータセンターに設置して運用する形態。クラウドの対義語。
System engineering service
SES(System Engineering Service)
SES(System Engineering Service)とは、システム開発において、エンジニアの労働力(技術力)を提供することを目的とした契約形態(準委任契約)。完成責任を負わないのが特徴。
ERP
ERP
ERP(Enterprise Resource Planning/統合基幹業務システム)とは、企業の「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を一元管理し、経営の効率化と見える化を実現するシステム。
サードパーティCookie
さーどぱーてぃCookie
サードパーティCookieとは、ユーザーが訪問しているWebサイト以外の第三者(広告配信業者など)が発行するCookie。サイトを跨いだ追跡(リターゲティング広告など)に使われるが、規制が進んでいる。
ウェブスリー
うぇぶすりー
Web3.0(ウェブスリー)とは、ブロックチェーン技術を基盤とした、特定の巨大企業(プラットフォーマー)に管理されない、分散型の次世代インターネット。
ローコード
ろーこーど
ローコードとは、ゼロからコードを書くのではなく、あらかじめ用意された部品を使い、最小限のコーディング(プログラミング)だけで効率的にシステムを開発する手法。
ノーコード
のーこーど
ノーコードとは、ソースコードを一行も書かずに、ドラッグ&ドロップなどの視覚的な操作だけでWebサイトやアプリを開発する手法やツール。
デザインスプリント
でざいんすぷりんと
デザインスプリントとは、Google Venturesが開発した、課題の特定からアイデア出し、プロトタイプ作成、ユーザーテストまでの工程を、わずか5日間で集中的に行うプロセス。
リーン・スタートアップ
りーん・すたーとあっぷ
リーン・スタートアップとは、エリック・リースが提唱した起業のマネジメント手法。コストをかけずに最低限の製品(MVP)を短期間で作って市場に投入し、顧客の反応を計測しながら改良を繰り返すことで、無駄なく成功確率を高めるアプローチ。
ネットワーク効果
ねっとわーくこうか
ネットワーク効果(外部性)とは、製品やサービスの利用者が増えれば増えるほど、そのサービスの価値が利用者全員にとって高まっていく現象。
ハイプ・サイクル
はいぷ・さいくる
ハイプ・サイクルとは、ガートナー社が提唱する、新技術が登場してから普及するまでの社会的期待の推移を示した図。「黎明期」→「過度な期待」→「幻滅期」→「啓蒙期」→「安定期」の5段階を経る。
ミクストユース
みくすとゆーす
ミクストユース(複合用途)とは、一つの建物や街区の中に、住宅、オフィス、商業、ホテル、文化施設など、異なる機能(用途)を混在させる開発手法。
ライダー
らいだー
LiDAR(ライダー/Light Detection And Ranging)とは、レーザー光を照射して、その反射光を捉えることで、対象物までの距離や形状を正確に測定するセンサー技術。
テックラッシュ
てっくらっしゅ
テックラッシュ(Techlash)とは、Technology(技術)とBacklash(反発)を組み合わせた造語。巨大IT企業(GAFAなど)の強すぎる力やプライバシー侵害に対する、社会的な反発や批判のこと。
インシデントレスポンス
いんしでんとれすぽんす
インシデントレスポンスとは、セキュリティ事故(ウイルス感染や情報漏洩など)が発生した際に、被害の拡大を防ぎ、原因を特定し、復旧させる一連の対応プロセス。
安否確認システム
あんぴかくにんしすてむ
安否確認システムとは、災害発生時に、従業員に対して自動でメールなどを送り、「無事か?出社できるか?」の回答を集計するシステム。
フェイルセーフ
ふぇいるせーふ
フェイルセーフとは、機械やシステムが故障したり操作ミスがあったりしても、必ず安全な状態になるように設計する考え方。
冗長化
じょうちょうか
冗長化(リダンダンシー)とは、システムや設備の障害に備えて、予備の装置や回線をあらかじめ用意し、二重化・多重化しておくこと。
ディザスタリカバリ
でぃざすたりかばり
DR(ディザスタリカバリ)とは、地震や火災などの災害でITシステムが稼働不能になった際に、機能を復旧・継続させるための措置や設備。
光電融合
こうでんゆうごう
光電融合とは、半導体チップの中で、電気信号と光信号を融合させ、処理や伝送を行う技術。電気配線の限界(熱・遅延)を突破する鍵となる。
量子アニーリング
りょうしあにーりんぐ
量子アニーリングとは、量子力学の原理を使って、「組み合わせ最適化問題」を専門に解く量子コンピュータの一方式。東京工業大学の西森秀稔教授が理論を提唱した。
ハプティクス
はぷてぃくす
ハプティクス(触覚技術)とは、振動や動きを使って、ユーザーに「触った感覚」「押した感覚」などの触覚フィードバックを与える技術。
スマートダスト
すまーとだすと
スマートダストとは、塵(ダスト)のように小さな1mm以下の超小型センサーを、空間に大量にばら撒くことで、環境データなどを収集する技術概念。
エクサスケール・コンピューティング
えくさすけーる・こんぴゅーてぃんぐ
エクサスケール・コンピューティングとは、1秒間に100京回(エクサは10の18乗)以上の計算ができる「エクサ級」のスーパーコンピュータによる計算能力。
ニューロモーフィック・コンピューティング
にゅーろもーふぃっく・こんぴゅーてぃんぐ
ニューロモーフィック・コンピューティングとは、人間の脳の神経回路(ニューロンとシナプス)の仕組みを模倣したハードウェア(チップ)で計算を行う技術。
トランスヒューマニズム
とらんすひゅーまにずむ
トランスヒューマニズム(超人間主義)とは、科学技術を使って人間の身体的・認知的能力を拡張し、老化や病気を克服して、「ポスト・ヒューマン(次世代の人類)」への進化を目指す思想。
ソフトロボティクス
そふとろぼてぃくす
ソフトロボティクスとは、金属やモーターなどの硬い部品ではなく、シリコンやゴム、ゲルなどの柔らかい素材を使って作られるロボット工学の分野。
量子暗号通信
りょうしあんごうつうしん
量子暗号通信(QKD)とは、量子力学の性質(不確定性原理など)を利用して暗号鍵を配送する技術。どんなに高性能なコンピュータでも解読できない。
アイオン
あいおん
IOWN(アイオン/Innovative Optical and Wireless Network)とは、NTTが提唱する、電子(電気)ではなく光を中心とした技術を使って、現在の100倍の容量、100分の1の遅延、100分の1の消費電力を目指す次世代の通信・計算基盤。
アップサイクル
あっぷさいくる
アップサイクルとは、廃棄物や不要になった製品を、デザインやアイデアによって新しい価値を与え、元の製品よりも高付加価値なものに生まれ変わらせること。
デジタルアクセシビリティ
でじたるあくせしびりてぃ
デジタルアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含むすべての人が、Webサイトやアプリなどのデジタル情報に支障なくアクセスし、利用できる状態。
デュアルユース技術
でゅあるゆーすぎじゅつ
デュアルユース技術(軍民両用技術)とは、民生用(ビジネスや生活)にも軍事用にも利用できる技術のこと。
マスバランス方式
ますばらんすほうしき
マスバランス方式(物質収支方式)とは、バイオマス原料と石油原料を混ぜて製品を作る際、「投入したバイオマス原料の割合」に応じて、一部の製品を「100%バイオマス由来」として販売することを認める認証方式。
ガバメントクラウド
がばめんとくらうど
ガバメントクラウドとは、国や地方自治体が共通して利用するクラウドサービスの基盤。AWSやGoogle Cloudなどが選定されている。
電子政府
でんしせいふ
電子政府(e-Gov)とは、インターネットなどのIT技術を活用して、行政手続きのオンライン化、情報公開、業務効率化を実現した政府。
マイナポータル
まいなぽーたる
マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービス。子育てや介護の手続き検索、年金記録の確認、確定申告などがPCやスマホからできる。
マイナンバーカード
まいなんばーかーど
マイナンバーカードとは、日本に住民票がある全員に割り当てられた個人番号(マイナンバー)と、本人の顔写真、ICチップが一体となった公的な身分証明書。
ボリュメトリックビデオ
ぼりゅめとりっくびでお
ボリュメトリックビデオとは、被写体を複数のカメラで様々な角度から撮影し、3Dデータとして再構成する技術。
投げ銭
なげせん
投げ銭(ギフティング)とは、ネット上のライブ配信やコンテンツに対して、視聴者が金銭やデジタルアイテムを贈る行為。
H3ロケット
H3ろけっと
H3ロケットとは、JAXAと三菱重工業が開発した、日本の次世代基幹ロケット。H-IIAロケットの後継機。
軌道上サービス
きどうじょうさーびす
軌道上サービスとは、宇宙空間にある人工衛星に対して、燃料補給、修理、部品交換、軌道変更などの作業を行うサービス。
SAR衛星
さーえいせい
SAR衛星(合成開口レーダー衛星)とは、自ら電波を発射し、跳ね返ってきた波を観測することで、昼夜や天候に関係なく地表の様子を撮影できる衛星。
衛星データ
えいせいでーた
衛星データとは、地球観測衛星から送られてくる画像や数値データの総称。気象、地形、人流、夜間光など多様な種類がある。
リモートセンシング
りもーとせんしんぐ
リモートセンシングとは、人工衛星などに搭載したセンサーを使って、離れた場所から地球の表面や大気の状態を観測する技術。
再使用ロケット
さいしようろけっと
再使用ロケットとは、一度打ち上げたロケットの一部または全部を、地球に帰還・着陸させて回収し、整備して何度も繰り返し使うロケット。
低軌道
ていきどう
低軌道(LEO)とは、地表から高度2,000km以下の比較的低い宇宙軌道のこと。国際宇宙ステーション(ISS)や多くの地球観測衛星、通信衛星コンステレーションがここを飛んでいる。
電子契約
でんしけいやく
電子契約とは、紙の契約書にハンコを押す代わりに、電子ファイル(PDFなど)に電子署名を行うことで法的な効力を持たせた契約方式。
教育ビッグデータ
きょういくびっぐでーた
教育ビッグデータとは、学習者の学習履歴(スタディログ)や生活習慣、成績などの膨大なデータを収集・統合したもの。
デジタル教科書
でじたるきょうかしょ
デジタル教科書とは、紙の教科書の内容をタブレットやPCで見られるようにデジタル化した教材。
ID-POS
ID-POS
ID-POSとは、従来のPOSデータ(何がいつ売れたか)に、顧客ID(誰が買ったか)を紐付けたデータのこと。
SSP
SSP(Supply-Side Platform)
SSP(Supply-Side Platform)とは、メディア(Webサイトやアプリ運営者)が、広告枠をできるだけ高く売って収益を最大化するために利用するプラットフォーム。
DSP
DSP(Demand-Side Platform)
DSP(Demand-Side Platform)とは、広告主(広告を出したい側)が、広告効果を最大化するために利用する、入札や配信設定を自動化するプラットフォーム。
リアルタイム入札
りあるたいむにゅうさつ
RTB(リアルタイム入札)とは、Webページが表示される数ミリ秒の間に、広告枠のオークション(入札)を行い、表示する広告を決める仕組み。
急速冷凍技術
きゅうそくれいとうぎじゅつ
急速冷凍技術とは、食品内の水分が凍る温度帯(最大氷結晶生成帯)を一気に通過させることで、細胞を壊さずに冷凍する技術。
有機JAS
ゆうきじゃす
有機JASとは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに生産された農産物や加工食品に対し、法律に基づいて国が認証する制度。
ギャップ
ぎゃっぷ
GAP(ギャップ/農業生産工程管理)とは、食品安全、環境保全、労働安全などの観点から、農場で実践すべき適切な農作業の基準。
輸配送管理システム
ゆはいそうかんりしすてむ
TMS(輸配送管理システム)とは、トラックの配車計画や配送ルートの作成、運行状況の管理などを支援するシステム。
フォトグラメトリ
ふぉとぐらめとり
フォトグラメトリとは、対象物を様々な角度から撮影した多数の写真を解析し、コンピュータ上で3Dモデルを生成する技術。
遠隔施工
えんかくせこう
遠隔施工(無人化施工)とは、災害現場や危険な場所で、人が機械に乗らず、離れた場所からモニターを見ながら建設機械を操作して工事を行う技術。
リード
りーど
LEED(リード)とは、米国発祥の建築物環境性能評価システム。省エネ、節水、立地などを評価し、環境に優しい「グリーンビルディング」であることを認証する。
点群データ
てんぐんでーた
点群データとは、レーザースキャナなどで物体や地形を計測し、無数の「点(座標データ)」の集まりとして表現した3Dデータ。
ICT施工
あいしーてぃーせこう
ICT施工(情報化施工)とは、GPSや3Dデータを使って建設機械(ショベルカーやブルドーザーなど)を制御したり、ナビゲーションしたりして行う工事。
フリーランス管理システム
ふりーらんすかんりしすてむ
FMS(フリーランス管理システム)とは、企業が活用するフリーランスや副業人材の契約情報、スキル、発注履歴、請求書などを一元管理するシステム。
労務テック
ろうむてっく
労務テックとは、社会保険の手続き、年末調整、勤怠管理などの労務業務を、テクノロジーを使って効率化するサービス。
創薬AI
そうやくえーあい
創薬AIとは、膨大な化合物データや論文データをAIに学習させ、新薬の候補となる物質を探索したり、副作用を予測したりする技術。
分散型治験
ぶんさんがたちけん
分散型治験(DCT)とは、被験者が病院に行かなくても、スマホやウェアラブルデバイス、訪問看護などを利用して自宅から参加できる新しい治験の形式。
メドテック
めどてっく
MedTech(メドテック)とは、Medical(医療)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉で、IoTやAIなどのデジタル技術を活用した次世代の医療機器やサービスのこと。
デジタルセラピューティクス
でじたるせらぴゅーてぃくす
DTx(デジタルセラピューティクス/デジタル治療)とは、医師が処方する「治療用アプリ」のこと。薬ではなく、ソフトウェアを用いて病気の治療や管理を行う。
ギガキャスト
ぎがきゃすと
ギガキャストとは、テスラが導入した製造技術で、巨大な金型を使って、車体の主要構造をたった一つのアルミ部品として鋳造(ちゅうぞう)する技術。
エンドエフェクタ
えんどえふぇくた
エンドエフェクタとは、ロボットアームの先端に取り付けるツールの総称。作業内容に応じて、ハンド(掴む)、吸盤(吸着)、溶接トーチなどに付け替える。
逆運動学
ぎゃくうんどうがく
逆運動学(IK)とは、「手をこの座標に動かしたい」というゴールから逆算して、肩や肘などの各関節をそれぞれ何度動かせばよいかを計算する手法。
マニピュレーター
まにぴゅれーたー
マニピュレーターとは、人間の「手」や「腕」にあたる機能を持ち、対象物を掴んだり、動かしたり、加工したりするロボットの機構。
群知能ロボット
ぐんちのうろぼっと
群知能ロボット(スワームロボティクス)とは、アリやハチの群れのように、多数の単純なロボットが互いに協調し合うことで、全体として複雑で高度なタスクをこなすシステム。
テレプレゼンス
てれぷれぜんす
テレプレゼンスとは、遠隔地にいるロボットを通じて、あたかも自分がその場に存在しているかのような臨場感でコミュニケーションや作業を行える技術。
スラム
すらむ
SLAM(スラム)とは、ロボットが移動しながら、センサーで周囲の環境地図を作成し(Mapping)、同時にその地図上での自分の位置を把握する(Localization)技術。
ロス
ろす
ROS(ロス)とは、ロボット開発に必要なライブラリやツールが詰まった、世界標準のオープンソースミドルウェア(OSのような土台)。
アシストスーツ
あしすとすーつ
アシストスーツ(パワードスーツ)とは、体に装着し、モーターやバネの力で人間の動きを補助・増幅させるウェアラブルロボット。
人型ロボット
ひとがたろぼっと
人型ロボット(ヒューマノイド)とは、人間と同じような頭、腕、足を持ち、人間の道具や環境をそのまま使って作業を行えるロボット。
イーブイトール
いーぶいとーる
eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing)とは、電動で垂直に離着陸できる航空機のこと。通称「空飛ぶクルマ」。
サイト信頼性エンジニアリング
さいとしんらいせいえんじにありんぐ
SRE(サイト信頼性エンジニアリング)とは、Googleが提唱した、Webサイトやサービスの信頼性(安定稼働)を、ソフトウェアエンジニアリングの手法を使って高める職種や考え方。
イミュータブルインフラ
いみゅーたぶるいんふら
イミュータブルインフラ(不変のインフラ)とは、一度構築したサーバーには二度と変更を加えず、更新が必要な場合は新しいサーバーを構築して古いのと丸ごと入れ替える運用スタイル。
ゼロトラスト
ぜろとらすと
ゼロトラストとは、「社内ネットワークなら安全」という従来の境界型防御の概念を捨て、「全ての通信を信頼せず、常に検証する」というセキュリティの考え方。
プロメテウス
ぷろめてうす
Prometheusとは、SoundCloud社が開発した、システムの稼働データを時系列で記録・監視するためのオープンソースのモニタリングツール。
オブザーバビリティ
おぶざーばびりてぃ
可観測性(Observability)とは、システムの出力情報(テレメトリデータ)から、システムの内部状態がどれだけ正確に推測・理解できるかを示す尺度。
ジャムスタック
じゃむすたっく
Jamstack(ジャムスタック)とは、JavaScript、API、Markup(HTML)を組み合わせて、事前に生成した静的ページを配信することで、爆速かつ安全なWebサイトを作る手法。
ギットオプス
ぎっとおぷす
GitOps(ギットオプス)とは、インフラやアプリの設定内容をGit(バージョン管理システム)で管理し、Gitへの変更をトリガーとして、自動的に本番環境に反映させる運用手法。
ファース
ふぁーす
FaaS(ファース)とは、サーバーレスの一種で、アプリケーションの機能を「関数(Function)」という小さな単位で実行するサービス。
モノリス
ものりす
モノリス(モノリシックアーキテクチャ)とは、全ての機能が一つに結合された、巨大な一枚岩のようなシステム構成のこと。マイクロサービスの対義語。
マルチテナント
まるちてなんと
マルチテナントとは、一つのシステム(サーバーやアプリ)を、複数の企業(テナント)で共有して利用する方式。
メディック
めでぃっく
MEDDIC(メディック)とは、法人営業において、受注確度を高めるために確認すべき6つの要素(決裁者、購入基準、意思決定プロセスなど)の頭文字をとったフレームワーク。
ドッグフーディング
どっぐふーでぃんぐ
ドッグフーディングとは、従業員が自社の製品やサービスを日常的に自分たちで使い(食べ)、ユーザー視点でバグや改善点を見つけること。
機能フラグ
きのうふらぐ
機能フラグ(フィーチャートグル)とは、プログラムコードを変更せずに、設定一つで特定の機能の「ON/OFF」を切り替えられる仕組み。
リーンキャンバス
りーんきゃんばす
リーンキャンバスとは、ビジネスモデルキャンバスをスタートアップ向けに改良したもので、「課題」「解決策」「独自の価値」などに焦点を当ててビジネスモデルを1枚にまとめた図。
モックアップ
もっくあっぷ
モックアップとは、製品のデザインや色、レイアウトなどを忠実に再現した、動きのない静的な完成見本のこと。
ユーザビリティテスト
ゆーざびりてぃてすと
ユーザビリティテストとは、実際のユーザーに製品を使ってもらい、その様子を観察することで、使いにくい点や問題点を発見するテスト手法。
ユーザーストーリー
ゆーざーすとーりー
ユーザーストーリーとは、開発する機能の要件を、「<誰>として、<何>をしたい。なぜなら<理由>だからだ」というユーザー視点の短い文章で記述したもの。
プロダクトバックログ
ぷろだくとばっくろぐ
プロダクトバックログとは、製品に追加したい機能や修正したいバグ、改善要望などを全てリストアップし、優先順位をつけたもの。
プロダクトロードマップ
ぷろだくとろーどまっぷ
プロダクトロードマップとは、製品が将来どのように進化していくか、いつどんな機能をリリースするかといった中長期的な計画を時系列で示した図。
バリュープロポジションキャンバス
ばりゅーぷろぽじしょんきゃんばす
バリュープロポジションキャンバスとは、顧客のニーズ(やりたいこと・悩み・利益)と、製品が提供する価値(製品・鎮痛・利得)が合致しているかを整理するためのフレームワーク。
ユーザージャーニーマップ
ゆーざーじゃーにーまっぷ
ユーザージャーニーマップとは、ユーザーが製品やサービスを認知し、購入・利用・廃棄するまでの一連の体験(旅)を時系列で可視化した図。
ペルソナ
ぺるそな
ペルソナとは、製品やサービスの典型的なユーザー像を、氏名、年齢、職業、趣味、悩みなどを設定して具体的・詳細に作り上げた架空の人物プロファイル。
概念実証
がいねんじっしょう
PoC(概念実証)とは、新しいアイデアや技術が、実際に実現可能か、効果があるかを、本格的な開発前に小規模で検証すること。
実用最小限の製品
じつようさいしょうげんのせいひん
MVP(実用最小限の製品)とは、顧客に価値を提供できる最小限の機能だけを持った製品のこと。
ディープフェイク
でぃーぷふぇいく
ディープフェイクとは、深層学習(ディープラーニング)を利用して、人の顔や声を別人のものに合成した、極めて精巧な偽の動画や音声のこと。
プロンプトインジェクション
ぷろんぷといんじぇくしょん
プロンプトインジェクションとは、AIに対する入力(プロンプト)に特殊な命令を紛れ込ませ、開発者が設定した制限(「爆弾の作り方は教えない」など)を解除させたり、不適切な動作をさせたりする攻撃。
GPU
GPU
GPUとは、元々は3Dグラフィックスを描画するための半導体チップだが、単純な計算を大量に同時にこなすのが得意なため、AIの学習や推論に不可欠となっている。
オンデバイスAI
おんでばいすAI
オンデバイスAIとは、クラウド上のサーバーにデータを送らず、ユーザーの手元の端末(スマホやPC)の中だけで処理が完結するAI。
小型言語モデル
こがたげんごもでる
SLM(小型言語モデル)とは、パラメータ数を抑えて軽量化し、PCやスマホ単体でも動作するように設計された言語モデル。
基盤モデル
きばんもでる
基盤モデル(ファウンデーションモデル)とは、インターネット上の膨大なデータで訓練され、翻訳、要約、コード生成など、一つで幅広いタスクに対応できる巨大なAIモデル。
パラメータ
ぱらめーた
パラメータとは、AIモデルの脳細胞の結合強度を表す変数のこと。一般に、パラメータ数が多いほどAIの知識量や性能が高い(賢い)とされる。
トークン
とーくん
トークンとは、AIがテキストを処理する際の最小単位のこと。英語なら1単語=約1トークン、日本語なら1文字=1〜数トークン程度になる。
合成データ
ごうせいでーた
合成データ(シンセティックデータ)とは、現実のデータではなく、AIやシミュレーションによって人工的に作り出されたデータのこと。
グラウンディング
ぐらうんでぃんぐ
グラウンディングとは、AIの回答を、信頼できる外部の情報源(Web検索結果や社内ドキュメント)に基づかせ、根拠を持たせること。
ゼロショット学習
ぜろしょっとがくしゅう
ゼロショット学習とは、AIに対して、解答例(ショット)を一つも見せずに、タスクの説明だけで問題を解かせること。
Mixture of Experts
Mixture of Experts(MoE)
Mixture of Experts(MoE)とは、一つの巨大なAIモデルの中に、特定の分野が得意な複数の小さなサブモデル(専門家)を用意し、質問内容に応じて担当する専門家を切り替えて処理する仕組み。
拡散モデル
かくさんもでる
拡散モデルとは、画像生成AIなどで使われる技術で、画像にノイズ(砂嵐)を徐々に加えて真っ白にし、逆にそのノイズを除去していく過程を学習することで、何もないノイズから鮮明な画像を生成する仕組み。
ハルシネーション
はるしねーしょん
ハルシネーション(幻覚)とは、生成AIが、事実とは異なる嘘の情報を、あたかも正しいことのように自信満々に生成してしまう現象。
マルチモーダルAI
まるちもーだるAI
マルチモーダルAIとは、テキストだけでなく、画像、音声、動画など、複数の異なる種類(モード)の情報を同時に処理・理解できるAIのこと。
人間からのフィードバックによる強化学習
にんげんからのふぃーどばっくによるきょうかがくしゅう
RLHF(人間からのフィードバックによる強化学習)とは、AIが生成した回答に対し、人間が「良い/悪い」の評価(報酬)を与え、それに基づいてAIをより人間に好ましい回答をするように調整する手法。
ファインチューニング
ふぁいんちゅーにんぐ
ファインチューニングとは、あらかじめ大量のデータで学習済みのAIモデル(事前学習モデル)に対し、特定のタスクや専門分野のデータを追加で学習させ、パラメータを微調整することで、その分野に特化させる手法。
エンベディング
えんべでぃんぐ
エンベディング(埋め込み表現)とは、言葉や画像などのデータを、AIが計算できる「数値の列(ベクトル)」に変換すること。
ラグ
らぐ
RAG(ラグ/検索拡張生成)とは、LLM(大規模言語モデル)に、外部のデータベースから検索してきた最新情報や社内知識を与えて、より正確で具体的な回答を生成させる技術。
イーシム
いーしむ
eSIM(イーシム)とは、スマホなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれた(embedded)SIM機能のこと。物理カードを差し替えず、設定だけで契約情報を書き換えられる。
PLC
PLC
PLCとは、工場などの機械を、あらかじめ決められた順序(シーケンス)通りに自動的に動かすための制御装置。「シーケンサ」とも呼ばれる。
テレマティクス
てれまてぃくす
テレマティクスとは、テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)を合わせた造語で、自動車などの移動体に通信システムを搭載して情報をやり取りすること。
スマートメーター
すまーとめーたー
スマートメーターとは、通信機能を持ったデジタル式の電力メーター(電力量計)。
マター
またー
Matter(マター)とは、メーカーが異なってもスマートホーム機器同士がスムーズにつながるように作られた、新しい世界共通の接続規格。
NFC
NFC
NFCとは、数センチ程度の至近距離で無線通信を行う国際標準規格。
RFID
RFID
RFIDとは、電波を使って、ICタグの情報を非接触で読み書きする技術。
LPWA
LPWA
LPWAとは、消費電力を極限まで抑えながら、数キロメートル以上の長距離通信を可能にする無線通信技術の総称。
マシントゥマシン
ましんとぅましん
M2M(マシントゥマシン)とは、人間を介さずに、機械と機械がネットワークを通じて直接情報をやり取りすること。
アイエスエムエス
あいえすえむえす
ISMS(Information Security Management System)とは、組織の情報資産を守るための「仕組み」のこと。日本語では「情報セキュリティマネジメントシステム」という。国際規格ISO/IEC 27001に基づく認証制度がある。
DLP
DLP(Data Loss Prevention)
DLP(Data Loss Prevention)とは、機密情報(マイナンバーや設計図など)そのものを監視し、USBメモリへのコピーや外部への送信を自動的にブロックするシステム。
DMZ
DMZ
DMZ(DeMilitarized Zone/非武装地帯)とは、インターネット(外部)と社内ネットワーク(内部)の中間に設けられる、隔離されたネットワーク領域。
ファイアウォール
ふぁいあうぉーる
ファイアウォールとは、外部のインターネットと社内ネットワークの境界に設置し、あらかじめ決めたルールに基づいて、怪しい通信を通さないようにする仕組み。
侵入検知システム
しんにゅうけんちしすてむ
IDS(侵入検知システム)とは、ネットワーク上の通信を監視し、不正アクセスを検知して管理者に通知するシステム。遮断までは行わないことが多い。
侵入防止システム
しんにゅうぼうししすてむ
IPS(侵入防止システム)とは、ネットワーク上の通信を監視し、不正なアクセスや攻撃と思われる通信を検知したら、自動的にその通信を遮断(ブロック)するシステム。
ソック
そっく
SOC(ソック)とは、企業や組織のネットワークやデバイスを24時間365日体制で監視し、サイバー攻撃の予兆や侵入を検知・分析する専門組織。
メトカーフの法則
めとかーふのほうそく
メトカーフの法則とは、「ネットワークの価値は、接続されているユーザー数の2乗に比例して増大する」という法則。
プライバシーポリシー
ぷらいばしーぽりしー
プライバシーポリシーとは、企業やWebサイトが、収集した個人情報をどのように利用・管理するかを定めた方針を明記した文書。
免責事項
めんせきじこう
免責事項とは、商品やサービスの利用によって生じた損害について、提供者が「責任を負いません」とあらかじめ宣言する文章。
エスピーアイ
えすぴーあい
SPI(エスピーアイ)とは、リクルート社が開発した、採用選考で最も広く使われている適性検査(筆記試験・Webテスト)。
ブリオぶんせき
ぶりおぶんせき
VRIO分析とは、企業の経営資源(リソース)を、Value(経済価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣困難性)、Organization(組織)の4つの視点で評価し、競争優位性を分析するフレームワーク。
プライベートクラウド
ぷらいべーとくらうど
プライベートクラウドとは、一企業や組織のためだけに専用の環境として構築・提供されるクラウド形態。
パブリッククラウド
ぱぶりっくくらうど
パブリッククラウドとは、クラウド事業者が提供するコンピューティング資源を、インターネットを通じて不特定多数のユーザーで共有して利用する形態。
ミドルウェア
みどるうぇあ
ミドルウェアとは、OS(基本ソフト)とアプリケーション(応用ソフト)の中間に位置し、両者の橋渡しをして高度な機能を提供するソフトウェア。
リナックス
りなっくす
Linux(リナックス)とは、世界中のサーバーの多くで使われている、オープンソースのオペレーティングシステム(OS)。
データセンター
でーたせんたー
データセンターとは、サーバーやネットワーク機器を設置・運用するために特別に設計された施設の建物。
冗長化
じょうちょうか
冗長化とは、システム障害に備えて、サーバーやネットワーク機器などの設備を予備も含めて複数用意(二重化など)しておくこと。
スケーラビリティ
すけーらびりてぃ
スケーラビリティ(Scalability)とは、システムやネットワークなどが、負荷や規模の増大に対して柔軟に対応・拡張できる能力のこと。「拡張性」とも訳される。
マシンラーニング
ましんらーにんぐ
機械学習(Machine Learning)とは、人工知能(AI)の一分野。コンピュータに大量のデータを学習させ、データに潜むルールやパターンを自動的に発見させることで、未知のデータに対する予測や判断を行わせる技術。
スクレイピング
すくれいぴんぐ
スクレイピングとは、プログラムを使ってWebサイトから情報を自動的に収集・抽出する技術。
パイソン
ぱいそん
Python(パイソン)とは、シンプルで読み書きしやすいコードが特徴のプログラミング言語。豊富なライブラリがあり、特にデータ分析やAI開発の分野で圧倒的なシェアを持つ。
代表値
だいひょうち
代表値とは、データの分布の特徴を、一つの数値で表したもの。平均値(Mean)、中央値(Median)、最頻値(Mode)の3つが代表的。
第一種過誤・第二種過誤
だいいっしゅかごだいにしゅかご
第一種過誤(あわてんぼうの誤り)は「本当は何もないのに、あると判定してしまう(偽陽性)」こと。第二種過誤(ぼんやり者の誤り)は「本当はあるのに、見逃してしまう(偽陰性)」こと。
P値
ぴーち
P値(ピーち)とは、統計的仮説検定において、「その結果が偶然起きる確率」のこと。一般的にこの値が0.05(5%)未満だと、「偶然ではない(有意である)」と判断される。
テキストマイニング
てきすとまいにんぐ
テキストマイニングとは、文章(テキストデータ)を対象としたデータマイニング。単語の出現頻度やつながりを分析し、有益な情報を抽出する。
回帰分析
かいきぶんせき
回帰分析とは、結果(目的変数)と、その原因となる要因(説明変数)の関係を数式(y = ax + bなど)で表し、要因から結果を予測する分析手法。
標準偏差
ひょうじゅんへんさ
標準偏差(σ:シグマ)とは、データの「ばらつき」の大きさを表す指標。平均値からどれくらい離れているデータが多いかを示す。
推測統計
すいそくとうけい
推測統計とは、一部のデータ(標本)から、そこに含まれていないデータを含む全体の性質(母集団)を推測する統計手法。
記述統計
きじゅつとうけい
記述統計とは、手元にあるデータの特徴を、平均値やグラフなどを使って分かりやすく整理・要約する統計手法。
統計学
とうけいがく
統計学とは、集められたデータを分析し、そこにある性質や規則性を見つけ出したり、一部のデータから全体を推測したりする学問。
リードジェネレーション
りーどじぇねれーしょん
リードジェネレーションとは、将来の顧客になりうる見込み客(リード)の個人情報(社名、名前、メールアドレスなど)を獲得するための活動。
ペイドメディア
ぺいどめでぃあ
ペイドメディアとは、企業がお金を払って広告を掲載するメディアのこと。テレビCM、新聞広告、Web広告などがこれにあたる。
アーンドメディア
あーんどめでぃあ
アーンドメディアとは、SNSやブログ、ニュースサイトなど、消費者や第三者が情報を発信するメディアのこと。評判や信頼(Earn)を獲得する場所。
オウンドメディア
おうんどめでぃあ
オウンドメディアとは、企業が自社で保有・運営するメディアのこと。Webサイト、ブログ、広報誌などがこれにあたる。
インプレッション
いんぷれっしょん
インプレッション(imp)とは、Web広告が表示された回数のこと。ユーザーの画面に広告が1回出るごとに1impとカウントする。
ロアス
ろあす
ROAS(ロアス)とは、広告費に対してどれだけの売上が得られたかを表す指標。「売上 ÷ 広告費 × 100(%)」で計算する。
DMP
DMP
DMPとは、インターネット上に蓄積された様々なデータ(行動履歴、属性など)を一元管理し、マーケティングに活用するためのプラットフォーム。
サプライサイドプラットフォーム
さぷらいさいどぷらっとふぉーむ
SSP(サプライサイドプラットフォーム)とは、Webメディア(広告枠を持つ側)が、広告収益を最大化するために利用する管理ツール。
デマンドサイドプラットフォーム
でまんどさいどぷらっとふぉーむ
DSP(デマンドサイドプラットフォーム)とは、広告主(広告を出す側)が、広告効果を最大化するために利用する配信ツール。
リターゲティング
りたーげてぃんぐ
リターゲティング(リマーケティング)とは、一度自社のWebサイトを訪れたことがあるユーザーに対して、再び広告を表示させる手法。
ディスプレイ広告
でぃすぷれいこうこく
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される、画像(バナー)や動画、テキスト形式の広告。
リスティング広告
りすてぃんぐこうこく
リスティング広告(検索連動型広告)とは、検索エンジンの検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連して表示されるテキスト形式の広告。
不動産テック
ふどうさんてっく
不動産テック(PropTech)とは、不動産(Property)と技術(Technology)を掛け合わせ、ITの力で不動産業界の課題解決や新しいサービスを生み出す動き。
モバイルデバイス管理
もばいるでばいすかんり
MDM(モバイルデバイス管理)とは、業務で使用するスマートフォンやタブレットを、一元的に管理・監視するシステム。
脆弱性
ぜいじゃくせい
脆弱性(セキュリティホール)とは、OSやソフトウェアの設計ミスや不具合によって生じる、セキュリティ上の欠陥(弱点)のこと。
プライバシーマーク
ぷらいばしーまーく
プライバシーマーク(Pマーク)とは、企業の個人情報の取り扱いが適切であることを、第三者機関(JIPDEC)が審査して認定する制度。
エモテット
えもてっと
Emotet(エモテット)とは、実在する人物や取引先になりすましたメールを送りつけ、添付ファイルを開かせることで感染を広げる強力なマルウェア。
ランサムウェア
らんさむうぇあ
ランサムウェアとは、感染するとPC内のファイルを勝手に暗号化して開けなくし、元に戻すための鍵と引き換えに身代金(Ransom)を要求するマルウェア。
マルウェア
まるうぇあ
マルウェア(Malware)とは、ウイルス、ワーム、トロイの木馬など、コンピュータや利用者に被害を与えるために作られた悪意のあるソフトウェアの総称。
スパイラルモデル
すぱいらるもでる
スパイラルモデルとは、システムの重要な部分から少しずつ「設計・実装・テスト・評価」のサイクルを螺旋(スパイラル)状に繰り返しながら、徐々に完成度を高めていく開発手法。
モブプログラミング
もぶぷろぐらみんぐ
モブプログラミングとは、チームメンバー全員(3人以上)が集まって、1つの画面を見ながら1つのプログラムを一緒に作る手法。
QA
QA(Quality Assurance)
QA(Quality Assurance)とは、製品やサービスが求められる品質基準を満たしているかを確認・保証する活動、またはその専門職(QAエンジニア)。
SLO
SLO(Service Level Objective)
SLO(Service Level Objective)とは、SLA(契約上の保証)を満たすために、運用チームが内部的に設定する「サービスレベルの目標値」。
サービス指向アーキテクチャ
さーびすしこうあーきてくちゃ
SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、業務上の機能(在庫確認、受注処理など)を独立した「サービス」として部品化し、それらを組み合わせてシステムを構築する設計思想。
モノリス
ものりす
モノリス(モノリシックアーキテクチャ)とは、全ての機能がひとつの巨大なプログラムとして作られているシステム構造のこと。
回帰テスト
かいきてすと
回帰テスト(リグレッションテスト)とは、プログラムを修正した際に、その影響で今まで動いていた他の機能が壊れていないかを確認するテスト。
総合テスト
そうごうてすと
総合テスト(ST:システムテスト)とは、システム全体を本番と同じ環境で動かし、要件定義通りの機能や性能が満たされているかを確認する最終段階のテスト。
結合テスト
けつごうてすと
結合テスト(IT)とは、単体テストが終わった複数の部品(モジュール)を組み合わせて、データの受け渡しや連携が正しく行われるかを確認するテスト。
単体テスト
たんたいてすと
単体テスト(UT)とは、プログラムを構成する最小単位(関数やクラスなど)が、単独で正しく動作するかを確認するテスト。
詳細設計
しょうさいせっけい
詳細設計(内部設計)とは、基本設計で決まった機能を、実際にプログラムとして実装できるように、システムの内部構造やデータ処理のロジックを決める工程。
V字モデル
ぶいじもでる
V字モデルとは、システム開発の「設計」の各工程と、それに対応する「テスト」の各工程を、V字型に対(ペア)にして並べた開発モデル。
ユーティリティトークン
ゆーてぃりてぃとーくん
ユーティリティトークンとは、特定のサービスやコミュニティ内で、機能へのアクセス権やサービスの対価として使用できる実用性(ユーティリティ)を持ったトークン。
フロアプライス
ふろあぷらいす
フロアプライス(床値)とは、NFTマーケットプレイスに出品されている特定のコレクションの中で、最も安く売りに出されている価格のこと。
ミント
みんと
ミント(Minting)とは、デジタルデータ(画像や音楽など)をブロックチェーン上に記録し、NFTとして新たに発行・生成すること。
ホワイトペーパー
ほわいとぺーぱー
暗号資産におけるホワイトペーパーとは、プロジェクトの目的、技術的な仕組み、トークンの発行計画、ロードマップなどを詳しく記述した公開文書。
DYOR
DYOR
DYORとは、Do Your Own Researchの略で、「投資する前に、他人の意見を鵜呑みにせず、自分で調べて判断しろ」という投資界隈の鉄則。
ホドル
ほどる
HODL(ホドル)とは、価格が暴落しても売らずに、暗号資産を長期保有し続けること。HOLD(保有)の誤字がネット掲示板で定着したもの。
FUD
FUD
FUDとは、Fear(恐怖)、Uncertainty(不確実)、Doubt(疑念)の頭文字で、悪い噂やネガティブな情報を広めて、投資家の不安を煽り、価格を下げようとする行為。
ゴックス
ごっくす
GOX(ゴックス)とは、取引所の破綻やハッキング、または自分のミスによって、保有する暗号資産を失ってしまうこと。2014年のマウントゴックス事件に由来する。
ラグプル
らぐぷる
ラグプル(出口詐欺)とは、暗号資産やNFTプロジェクトにおいて、運営者が集めた資金を持ち逃げし、突然プロジェクトを放棄して消える詐欺行為。
見守りサービス
みまもりさーびす
見守りサービスとは、一人暮らしの高齢者などの安否や生活状況を、センサー、カメラ、訪問スタッフなどを通じて家族や事業者が確認するサービス。
半減期
はんげんき
半減期とは、ビットコインなどの暗号資産において、マイニング報酬が約4年ごとに半分に減らされる仕組み。
インターオペラビリティ
いんたーおぺらびりてぃ
インターオペラビリティ(相互運用性)とは、ビットコインとイーサリアムなど、異なるブロックチェーン同士をつなぎ、資産やデータを自由に行き来させる仕組みや能力。
ゼロ知識証明
ぜろちしきしょうめい
ゼロ知識証明とは、ある情報(パスワードなど)を知っていることを、その情報自体を相手に伝えることなく、「私は知っている」という事実だけを証明する暗号技術。
オラクル
おらくる
オラクルとは、ブロックチェーンの外にある情報(現実世界の株価、天気、スポーツの結果など)を、ブロックチェーン内のスマートコントラクトに正確に伝える仕組みやサービス。
Play to Earn
Play to Earn(P2E)
Play to Earn(P2E)とは、ブロックチェーンゲームにおいて、ゲームをプレイすることの対価として暗号資産やNFTを獲得し、収益を得る仕組み。
ゲーミファイ
げーみふぁい
GameFi(ゲーミファイ)とは、Game(ゲーム)とFinance(金融)を組み合わせた造語で、遊ぶことで経済的利益を得られるブロックチェーンゲームの総称。
ソーシャルトークン
そーしゃるとーくん
ソーシャルトークンとは、個人やコミュニティが発行する独自のトークン。ファンが購入することで、その人を応援したり、限定コミュニティに参加したりできる。
IEO
IEO(Initial Exchange Offering)
IEO(Initial Exchange Offering)とは、企業がトークンを発行して資金調達を行う際、暗号資産取引所が主体となってプロジェクトの審査や販売を行う手法。
ハードフォーク
はーどふぉーく
ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様変更(アップデート)において、以前のルールとの互換性がなくなるような大きな変更を行い、チェーンが永久に2つに分岐すること。
ハッシュレート
はっしゅれーと
ハッシュレート(採掘速度)とは、ビットコインなどのマイニングにおいて、ネットワーク全体で1秒間に行われている計算量(ハッシュ計算の回数)のこと。
ホットウォレット
ほっとうぉれっと
ホットウォレットとは、インターネットに常時接続された状態で使用する暗号資産のウォレットのこと。取引所の口座や、ブラウザ拡張機能(MetaMaskなど)がこれにあたる。
シードフレーズ
しーどふれーず
シードフレーズ(リカバリーフレーズ)とは、ウォレット(財布)を紛失したり故障したりした際に、その中身(秘密鍵)を復元するために必要な、12個や24個の英単語の並び。
ガスだい
がすふぃー
ガス代(Gas Fee)とは、イーサリアムなどのブロックチェーンネットワークを利用する際(送金やスマートコントラクトの実行など)に支払う手数料のこと。
プルーフ・オブ・ワーク
PoW
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とは、「仕事量による証明」の意味。膨大な計算処理(マイニング)を最初に行った人が、新たなブロックを生成して報酬を得る権利を得るという、ビットコインなどで採用されている合意形成の仕組み。
品質保証
ひんしつほしょう
QA(Quality Assurance:品質保証)とは、製品やサービスが顧客の要求する品質を満たしているかを確認し、保証するための活動や職種のこと。
エクストリーム・プログラミング
えくすとりーむ・ぷろぐらみんぐ
XP(エクストリーム・プログラミング)とは、アジャイル開発手法の一つで、技術的な実践(プラクティス)を重視し、変更への柔軟性と高品質を徹底して追求する手法。
ホワイトペーパー
ほわいとぺーぱー
ホワイトペーパーとは、元々は政府の「白書」のことだが、ビジネス(特にB2B)では、企業が顧客の課題解決に役立つ情報をまとめた報告書や資料のこと。Web上で無料公開し、ダウンロードと引き換えに見込み客(リード)の情報を獲得するために使われる。
インストラクショナルデザイン
いんすとらくしょなるでざいん
インストラクショナルデザイン(ID:教授設計)とは、教育や研修の効果を最大化するために、「何を、どのような順序で、どう教えるか」を科学的に設計するための理論や手法。
フードテック
ふーどてっく
フードテックとは、Food(食)とTechnologyを掛け合わせた造語。最先端の技術を使って、新しい食品の開発や、調理・流通の効率化、食糧問題の解決などを目指す領域。
レコメンデーション
れこめんでーしょん
レコメンデーション(推奨エンジン)とは、ユーザーの過去の行動履歴などを分析し、その人が関心を持ちそうな商品や情報を自動的に提示する機能。
スマートロック
すまーとろっく
スマートロックとは、スマートフォンを使って鍵の開け閉めができる機器、またはそのシステムのこと。
Gpl
GPL(GNU General Public License)
GPL(GNU General Public License)とは、OSSライセンスの一つ。「これを使って作ったソフトも、同じくGPL(オープンソース)にしなければならない」という感染性(コピーレフト)を持つのが特徴。
MITライセンス
MITらいせんす
MITライセンスとは、オープンソースソフトウェア(OSS)のライセンスの一つ。「著作権表示さえしておけば、誰でも無料で自由に使い、改変し、再配布して良い(商用利用もOK)」という非常に制限の緩いルール。
個人情報保護法
こじんじょうほうほごほう
個人情報保護法とは、企業などが個人の氏名、住所、電話番号などの「個人情報」を取り扱う際に守るべき義務や、本人の権利(開示や削除請求など)を定めた法律。
GPU
GPU
GPUとは、元々は3Dグラフィックス(画像)を高速に処理するための半導体チップだが、その計算能力の高さから、現在はAIの学習(ディープラーニング)に不可欠な計算資源として使われている。
機械学習エンジニア
きかいがくしゅうえんじにあ
機械学習エンジニアとは、機械学習のアルゴリズムを使ってAIモデルを構築、実装、運用する専門職のこと。
再帰型ニューラルネットワーク
さいきがたにゅーらるねっとわーく
RNN(再帰型ニューラルネットワーク)とは、時系列データ(時間の流れがあるデータ)の処理に優れた深層学習モデル。前の情報を記憶しながら次の処理を行う。
自然言語処理
しぜんげんごしょり
自然言語処理(NLP)とは、人間が日常的に使っている言葉(自然言語)を、コンピュータに理解させたり処理させたりする技術の総称。
エッジAI
えっじAI
エッジAIとは、クラウド(サーバー)で計算するのではなく、スマホやカメラ、自動車などの端末(エッジ)側で直接AIの処理を行う技術。
連合学習
れんごうがくしゅう
連合学習(Federated Learning)とは、データを一箇所(サーバー)に集めずに、各ユーザーのスマホやPC(エッジデバイス)の中で個別にAIを学習させ、その「学習結果(賢くなった分)」だけをサーバーに集めて統合する技術。
マルチモーダル
まるちもーだる
マルチモーダルとは、テキスト、画像、音声、動画など、種類の異なる複数のデータ(モダリティ)を組み合わせて処理・理解できるAI技術のこと。
強化学習
きょうかがくしゅう
強化学習(Reinforcement Learning)とは、機械学習の手法の一つ。AI(エージェント)がある環境内で試行錯誤を繰り返し、行動の結果として与えられる「報酬(スコア)」を最大化するための最適な行動パターンを自律的に学習すること。
Mlops
MLOps(Machine Learning Operations)
MLOps(Machine Learning Operations)とは、機械学習(ML)モデルの実装から運用、改善までのサイクルを自動化・効率化し、継続的にAIの精度を維持・向上させるための手法や体制。
説明可能なAI
せつめいかのうなえーあい
XAI(Explainable AI:説明可能なAI)とは、AIが出した結論(予測や判断)に対して、「なぜそうなったのか」という根拠や理由を人間が理解できるように説明できるAI技術のこと。
データウェアハウス
Data Warehouse:でーたうぇあはうす
DWH(Data Warehouse:データウェアハウス)とは、基幹システムなどから集めたデータを、分析しやすい形式に整理・加工して保管しておくデータベース。
ハルシネーション
げんかく
ハルシネーション(幻覚)とは、ChatGPTなどの生成AI(大規模言語モデル)が、事実に基づかない嘘の情報や、架空の文献、存在しない出来事を、あたかも事実であるかのように自信満々に生成してしまう現象。
Gan
てきたいてきせいせいねっとわーく
GAN(Generative Adversarial Networks:敵対的生成ネットワーク)とは、「偽物を作るAI」と「偽物を見破るAI」を戦わせることで、学習を繰り返し、本物そっくりの画像やデータを生成する技術。
トランスフォーマー
とらんすふぉーまー
Transformerとは、2017年にGoogleが発表した深層学習モデル。文章の中の単語同士の関係性(注目すべき場所)を計算する「Attention機構」を使い、翻訳や文章生成の精度を劇的に向上させた。
Idfa
IDFA(Identifier for Advertisers)
IDFA(Identifier for Advertisers)とは、AppleのiOS端末(iPhoneなど)に割り当てられた、広告識別用のID。広告主が「このiPhoneを使っている人はどんな人か」を追跡するのに使われる。
ローコード
ろーこーど
ローコード(Low-Code)とは、ゼロからプログラムを書く(スクラッチ開発)のではなく、あらかじめ用意された部品を組み合わせつつ、必要な部分だけ最小限のコードを書いて、アプリケーションを開発する手法。
ノーコード
のーこーど
ノーコードとは、ソースコード(プログラムの命令文)を一切書かずに、ドラッグ&ドロップなどの視覚的な操作だけでWebサイトやアプリを開発する手法やツールのこと。
仮想現実
VR
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、コンピュータで作られた3次元の仮想空間の中に、あたかも自分が入り込んでいるかのような感覚(没入感)を体験させる技術。
情報セキュリティポリシー
じょうほうせきゅりてぃぽりしー
情報セキュリティポリシーとは、組織が保有する情報資産をどのように守るかという基本方針と、具体的な対策基準をまとめた文書のこと。
パスワードマネージャー
ぱすわーどまねーじゃー
パスワードマネージャーとは、WebサイトごとのIDや複雑なパスワードを暗号化して一括管理し、ログイン時に自動入力してくれるツールのこと。
ストーカーウェア
すとーかーうぇあ
ストーカーウェアとは、パートナーや子供のスマホにこっそりインストールし、位置情報、通話履歴、LINEの内容などを監視するために使われる悪意あるアプリのこと。
ロジックボム
ろじっくぼむ
ロジックボム(論理爆弾)とは、プログラムの中に潜伏し、「特定の日時になる」「社員名簿から自分の名前が消える(解雇)」などの条件(ロジック)が満たされた瞬間に発動し、データを破壊する悪意あるコード。
スケアウェア
すけあうぇあ
スケアウェアとは、画面に「ウイルスに感染しました!」などの嘘の警告を表示し、ユーザーを恐怖(Scare)させて、偽のセキュリティソフトを買わせたり情報を盗んだりするマルウェア。
ルートキット
るーときっと
ルートキットとは、攻撃者がシステムへの不正アクセスの痕跡(ログやプロセス)を隠蔽し、管理者権限(ルート)を維持するために使う、複数のツールのセットのこと。
キーロガー
きーろがー
キーロガーとは、キーボードの入力履歴(ログ)を全て記録し、外部に送信するスパイウェアのこと。パスワードやクレジットカード情報を盗むのに使われる。
ドライブバイダウンロード
どらいぶばいだうんろーど
ドライブバイダウンロードとは、改ざんされたWebサイトを閲覧しただけで、ユーザーが気づかないうちに勝手にマルウェア(ウイルス)をダウンロード・インストールさせられる攻撃手法。
セッションハイジャック
せっしょんはいじゃっく
セッションハイジャックとは、ユーザーがWebサイトにログインしている状態(セッション)を識別するためのID(セッションID)を盗み出し、そのユーザーになりすまして不正操作を行う攻撃のこと。
中間者攻撃
ちゅうかんしゃこうげき
中間者攻撃(MITM)とは、通信を行う二者の間に攻撃者がこっそり割り込み、通信内容を盗聴したり、改ざんしたりする攻撃手法のこと。
辞書攻撃
じしょこうげき
辞書攻撃(Dictionary Attack)とは、パスワード破りの手法の一つ。一般的な辞書に載っている単語や、よく使われる文字列(人名、123456、passwordなど)をリスト化し、それを片っ端から試行してログインを試みる攻撃。
オワスプ
おわすぷ
OWASP(Open Web Application Security Project)とは、Webセキュリティに関する情報共有やツール開発を行っている国際的なオープンソース・コミュニティのこと。
チューリングテスト
ちゅーりんぐてすと
チューリングテストとは、ある機械が人間と同等の知能を持っているかを判定するためのテスト。人間が画面越しに会話をして、相手が人間か機械か見分けがつかなければ合格とされる。
ラグ
らぐ
RAG(Retrieval-Augmented Generation)とは、生成AIが回答を作る際に、外部のデータベース(社内マニュアルなど)を検索・参照させることで、AIが本来知らない情報についても正確に答えさせる技術。
教師あり学習
きょうしありがくしゅう
教師あり学習(Supervised Learning)とは、機械学習の手法の一つで、入力データ(問題)とそれに対応する正解データ(正解ラベル)をセットでAIに与え、その関係性を学習させる方法。
ニューラルネットワーク
にゅーらるねっとわーく
ニューラルネットワークとは、人間の脳内にある神経細胞(ニューロン)のつながりを数式モデルとしてコンピュータ上で再現した仕組みのこと。現在のAI(人工知能)ブームの中核となる技術。
データサイエンス
でーたさいえんす
データサイエンスとは、統計学、数学、プログラミングなどの手法を用いて、大量のデータから有益な知見(インサイト)を引き出し、課題解決に活用する学問分野。
DNSスプーフィング
DNSすぷーふぃんぐ
DNSスプーフィング(DNSキャッシュポイズニング)とは、DNSサーバーに嘘の情報を覚え込ませ、ユーザーが正しいURL(例: google.com)を入力しても、偽のサイト(フィッシングサイト等)に誘導してしまう攻撃手法。
シャーディング
しゃーでぃんぐ
シャーディングとは、巨大になったデータベースのデータを、特定のルール(IDの偶数奇数など)に基づいて複数のサーバーに分割(水平分割)して保存する技術のこと。
レプリケーション
れぷりけーしょん
レプリケーション(レプリカ作成)とは、データベースの内容をリアルタイムで別のサーバーにコピーし、全く同じデータを持つ複製(レプリカ)を作っておく技術のこと。
リバースプロキシ
りばーすぷろきし
リバースプロキシとは、Webサーバーの手前に立ち、外部からのアクセスを一旦受け取ってから、中継して内部のサーバーに流すサーバーのこと。
エスエスエル/ティーエルエス
えすえすえる/てぃーえるえす
SSL/TLSとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する通信プロトコルのこと。WebサイトのURLが「https://」で始まる場合、この技術が使われている。
SSH
SSH(Secure Shell)
SSH(Secure Shell)とは、ネットワーク経由で他のコンピュータ(サーバーなど)にログインし、遠隔操作するための安全な通信プロトコルのこと。
グラフキューエル
ぐらふきゅーえる
GraphQLとは、Facebook(現Meta)が開発した、APIのためのクエリ言語およびランタイム。クライアント(アプリ側)が必要なデータの構造を定義してリクエストすることで、過不足なくデータを取得できる仕組み。
レスト エーピーアイ
れすと えーぴーあい
REST APIとは、Roy Fielding博士が提唱した「REST(Representational State Transfer)」という設計原則に従って作られたWeb APIのこと。URLでリソースを指定し、HTTPメソッド(GET, POST等)で操作内容を定義する。
WebSocket
WebSocket
WebSocketとは、Webブラウザとサーバーの間で、切断せずに接続したままにし、データをリアルタイムに双方向でやり取りするための通信規格。
HTTP/3
HTTP/3
HTTP/3とは、次世代のWeb通信プロトコル規格。従来のTCPではなく、UDPベースの「QUIC」という技術を使うことで、通信速度を劇的に高速化したもの。
OSI参照モデル
おーえすあいさんしょうもでる
OSI参照モデルとは、コンピュータ通信の機能を「物理層」から「アプリケーション層」までの7つの階層(レイヤー)に分割して定義した国際標準モデルのこと。
依存性の注入
いぞんせいのちゅうにゅう
依存性の注入(DI)とは、クラスが使用する部品(依存オブジェクト)を、クラス内で勝手に作るのではなく、外部から渡す(注入する)ように設計するパターンのこと。
三分割法
さんぶんかつほう
三分割法とは、画面を縦横に3分割(井の字)し、その交点や線上に重要な要素(被写体やメインコンテンツ)を配置すると、バランス良く見えるという構図のテクニック。
ヒックの法則
ひっくのほうそく
ヒックの法則とは、選択肢の数が増えれば増えるほど、人が意思決定(どれにするか選ぶ)のにかかる時間が対数的に増えていくという心理法則。
フィッツの法則
ふぃっつのほうそく
フィッツの法則とは、ターゲット(ボタンなど)までの距離が遠ければ遠いほど、またターゲットが小さければ小さいほど、クリック(指での操作)にかかる時間が長くなるという法則。
ヤコブの法則
やこぶのほうそく
ヤコブの法則とは、「ユーザーは他のサイトで多くの時間を過ごしているため、あなたのサイトにも他のサイトと同じような挙動を期待する」というUXの法則。
レスポンシブウェブデザイン
れすぽんしぶうぇぶでざいん
レスポンシブウェブデザインとは、一つのHTMLファイルを使いながら、CSS(メディアクエリ)だけでPC、スマホ、タブレットなど異なる画面サイズに合わせてレイアウトを自動調整する制作手法。
フラットデザイン
ふらっとでざいん
フラットデザインとは、立体感や質感(影やグラデーション)を排除し、シンプルで平面的な色と形だけで構成するデザイン手法のこと。
スキューモーフィズム
すきゅーもーふぃずむ
スキューモーフィズム(Skeuomorphism)とは、デジタル製品のUI(ユーザーインターフェース)において、現実世界の物質の質感、形状、手触りなどを模倣したデザイン手法のこと。
デメテルの法則
でめてるのほうそく
デメテルの法則(最小知識の原則)とは、オブジェクト指向において「直接の友達とだけ話す」というルール。あるオブジェクトが、別のオブジェクトの内部構造(友達の友達)まで詳細に知るべきではないとする。
KISS原則
きすげんそく
KISS原則(Keep It Simple, Stupid)とは、「設計やコードを、無駄に複雑にせず、できるだけ単純(シンプル)に保て」という経験則。
DRY原則
どらいげんそく
DRY原則(Don't Repeat Yourself)とは、「同じ情報やロジックを複数の場所に重複して書いてはいけない」というソフトウェア開発の基本原則。
SOLID原則
そりっどげんそく
SOLID原則とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、変更しやすく、理解しやすいソフトウェアを作るための5つの基本原則(SRP, OCP, LSP, ISP, DIP)の頭文字をとったもの。
MVCモデル
MVCもでる
MVCモデルとは、アプリケーションの機能を「Model(データ処理)」「View(画面表示)」「Controller(制御)」の3つの役割に分割して設計する手法のこと。
オブザーバーパターン
おぶざーばーぱたーん
オブザーバーパターン(Observer Pattern)とは、オブジェクト指向プログラミングにおけるデザインパターンの一つ。あるオブジェクト(Subject)の状態が変化したときに、それに依存する全てのオブジェクト(Observer)に自動的に通知される仕組み。
シングルトンパターン
しんぐるとんぱたーん
シングルトンパターンとは、あるクラスのインスタンス(実体)が、プログラム全体で「たった1つしか存在しない」ことを保証するデザインパターンのこと。
YAGNI原則
やぐにげんそく
YAGNI原則(You Ain't Gonna Need It)とは、「将来使うかもしれない機能は、今作ってはいけない(必要になるまで作るな)」というアジャイル開発の原則。
統合脅威管理
とうごうきょういかんり
UTM(統合脅威管理)とは、ファイアウォール、アンチウイルス、スパム対策、フィルタリングなど、複数の異なるセキュリティ機能を一台の機器(アプライアンス)に統合して運用する手法のこと。
Tor
Tor(The Onion Router)
Tor(The Onion Router)とは、世界中の複数のサーバーを経由し、通信経路を何重にも暗号化(玉ねぎの皮のように)することで、接続元のIPアドレスを隠して匿名通信を行う技術のこと。
DoS攻撃
でぃーおーえすこうげき
DoS攻撃(Denial of Service attack)とは、Webサイトやサーバーに対して大量のアクセスやデータを送りつけ、過剰な負荷をかけることで、サービスを利用不能(ダウン)にさせる攻撃のこと。
デブセクオプス
でぶせくおぷす
DevSecOpsとは、開発(Dev)と運用(Ops)のサイクルの中に、セキュリティ(Sec)を最初から組み込み、開発スピードを落とさずに安全性を確保する取り組みのことである。
プレトタイピング
ぷれとたいぴんぐ
プレトタイピング(Pretotyping)とは、試作品(プロトタイプ)さえ作る前に、「そもそもそれを作るべきか?」を極めて低コストで検証する手法のことである。Pre(前)とPrototypeの造語。
フィーチャーフラグ
ふぃーちゃーふらぐ
フィーチャーフラグ(Feature Toggles)とは、プログラムコードを変更せずに、特定の設定(フラグ)のON/OFFだけで機能の有効・無効を切り替えられるようにする開発手法のことである。
耐量子計算機暗号
たいりょうしけいさんきあんごう
PQC(Post-Quantum Cryptography:耐量子計算機暗号)とは、計算能力が極めて高い量子コンピュータが実用化されても、解読することが困難な新しい暗号技術の総称である。
液冷
えきれい
液冷(Liquid Cooling)とは、コンピュータの発熱部品(CPUやGPU)を、空気(ファン)ではなく液体を使って冷却する技術のことである。
ウェブアセンブリ
うぇぶあせんぶり
WebAssembly(Wasm)とは、Webブラウザ上で、C++やRustなどの言語で書かれたプログラムをネイティブに近い速度で実行できるようにするバイナリ命令形式(フォーマット)のことである。
パスキー
ぱすきー
パスキー(Passkeys)とは、FIDOアライアンスが推進する、従来のパスワードを使わずに、指紋認証や顔認証などの生体認証を使ってWebサイトやアプリに安全にログインする仕組みのことである。
アイディーピー
あいでぃーぴー
IdP(Identity Provider)とは、ユーザーのIDやパスワードなどの認証情報を一元管理し、他のサービスに対して「このユーザーは本物です」という身元証明を発行するシステムのことである。
プラットフォームエンジニアリング
ぷらっとふぉーむえんじにありんぐ
Platform Engineeringとは、開発チームがアプリケーション開発に集中できるように、インフラやツールチェーンを統合した「社内プラットフォーム(Internal Developer Platform: IDP)」を整備・提供する専任の取り組み。
フィンオプス
ふぃんおぷす
FinOps(Financial Operations)とは、クラウドサービスのコストを適切に管理・最適化するために、エンジニア、財務、経営層が協力して取り組む文化や手法のことである。
モノリシックアーキテクチャ
ものりしっく
モノリシックアーキテクチャとは、全ての機能(UI、ロジック、DB接続など)を一つの巨大なプログラムとして構築する、伝統的な設計手法のことである。Monolithは「一枚岩」の意味。
ジーアールピーシー
じーあーるぴーしー
gRPCとは、Googleが開発したオープンソースのRPC(Remote Procedure Call:遠隔手続き呼び出し)フレームワーク。HTTP/2を基盤とし、データ形式にProtocol Buffersを使うことで、高速・軽量・多言語間の通信を実現する。
オーオース
おーおーす
OAuth 2.0(オーオース)とは、あるサービス上のリソース(データ)へのアクセス権限を、ユーザーの同意のもとで、安全に別のアプリケーションに委譲するための標準プロトコル(手順)である。
オープンアイディーコネクト
OIDC
OpenID Connect(OIDC)とは、権限認可の仕組みである「OAuth 2.0」をベースに、ユーザーの「認証(本人確認)」機能を追加した標準プロトコル。
ジョット
じょっと
JWT(ジョット)とは、JSON形式のデータを電子署名で改ざんできないようにしてURLで安全に送受信するための規格である。Webサービスの認証・認可におけるトークンとして広く使われている。
Pki
ぴーけーあい
PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵暗号基盤)とは、公開鍵暗号技術と電子証明書を使って、インターネット上で安全に情報のやり取りを行うための社会的な基盤(仕組み)のことである。
中間者攻撃
ちゅうかんしゃこうげき
中間者攻撃(Man-in-the-Middle Attack)とは、通信を行う二者の間に攻撃者が割って入り、通信内容を盗聴したり、内容を改ざんして中継したりする攻撃のことである。
暗号化
あんごうか
暗号化(Encryption)とは、特定のルール(アルゴリズム)と鍵を使ってデータを変換し、第三者が内容を読めない状態にすることである。元に戻すことを復号(Decryption)という。
大規模言語モデル
だいきぼげんごもでる
大規模言語モデル(LLM)とは、膨大な量のテキストデータを学習し、人間のように自然な文章を理解・生成できるようにしたAIモデルのことである。ChatGPTの中身(GPT-4など)がこれにあたる。
複合現実
えむあーる
MR(Mixed Reality:複合現実)とは、現実空間と仮想空間を高度に融合させ、現実世界にあるモノと仮想物体がリアルタイムに影響し合うことができる技術のことである。
仮想現実
ぶいあーる
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、ゴーグルなどを装着して視界を覆い、あたかもコンピュータで作られた仮想空間の中にいるかのような没入体験を作り出す技術のことである。
モノのインターネット
あいおーてぃー
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とは、パソコンやスマホだけでなく、家電、自動車、工場の機械、農業用センサーなど、あらゆる「モノ」がインターネットに接続され、相互に情報をやり取りする仕組みのことである。
量子コンピュータ
りょうしこんぴゅーた
量子コンピュータ(Quantum Computer)とは、量子力学の現象(重ね合わせや量子もつれ)を利用して計算を行う次世代のコンピュータである。従来のコンピュータ(古典コンピュータ)では解くのに何億年もかかる問題を、一瞬で解く可能性を秘めている。
オラクル
おらくる
Oracle(オラクル)とは、アメリカのOracle社が開発・販売しているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)、すなわち「Oracle Database」のことである。世界市場でトップシェアを誇り、高い信頼性と堅牢性が求められる大規模システムで採用されている。
エス・エー・ピー
えすえーぴー
SAP(エス・エー・ピー)とは、ドイツに本社を置くヨーロッパ最大級のソフトウェア企業、および同社が提供するERP(統合基幹業務システム)パッケージの通称である。企業の「ヒト・モノ・カネ」の情報をリアルタイムに一元管理する。
Salesforce
せーるすふぉーす
Salesforceとは、世界シェアNo.1のCRM(顧客関係管理)プラットフォームである。営業支援(SFA)、カスタマーサポート、マーケティングオートメーションなど、顧客に関わるあらゆるデータを一元管理し、企業の売上向上を支援する。
旧Office 365
まいくろそふとさんろくご
Microsoft 365(旧Office 365)とは、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリと、OneDriveやTeamsなどのクラウドサービスをセットにした、サブスクリプション(定額制)型のサービスである。
旧G Suite
ぐーぐるわーくすぺーす
Google Workspace(旧G Suite)とは、Googleが提供する組織向けのクラウド型グループウェアサービスである。Gmail、Drive、Docs、Sheets、Meet、Calendarなどのアプリを、独自ドメインで、かつ企業レベルの管理機能付きで利用できる。
Microsoft Teams
ちーむず
Microsoft Teamsとは、Microsoftが提供するビジネス向けのコミュニケーションハブツールである。チャット、Web会議、ファイル共有、カレンダー機能などが統合されており、Office 365(Word, Excel)との強力な連携が特徴。
ディスコード
でぃすこーど
Discord(ディスコード)とは、アメリカ発のボイスチャット・テキストチャットサービスである。元々はゲーマー向けに開発されたが、動作が軽く多機能なため、現在ではWeb3、AI開発、趣味の集まりなど、あらゆるコミュニティの活動拠点として利用されている。
イラストレーター
いらすとれーたー
Illustrator(イラストレーター: イラレ)とは、Adobe社が提供するベクターグラフィックス編集ソフトウェアである。拡大縮小しても画質が劣化しない「ベクター形式」のデータを扱うため、ロゴ作成、アイコン、印刷物(ポスターや名刺)のデザインに最適。
フォトショップ
ふぉとしょっぷ
Photoshop(フォトショップ)とは、Adobe社が提供する世界標準のビットマップ画像編集ソフトウェアである。写真の補正、加工、合成、デジタルペイントなど、静止画に対するあらゆる編集が可能。
Figma
ふぃぐま
Figmaとは、ブラウザ上で動作するインターフェースデザイン(UI/UX)ツールである。複数人がリアルタイムで同じファイルにアクセスし、同時に編集できる強力なコラボレーション機能が特徴。
Three.js
すりーじぇいえす
Three.jsとは、Webブラウザ上で3Dグラフィックス(3DCG)を簡単に描画するためのJavaScriptライブラリである。WebGLという低レベルなAPIを直接扱うのは非常に難解だが、Three.jsを使うことで直感的に3D表現を実装できる。
キーワードプランナー
きーわーどぷらんなー
キーワードプランナーとは、Google広告の管理画面内で提供されているツールの一つで、特定のキーワードが月間でどれくらい検索されているか(検索ボリューム)や、広告を出稿した場合の競合性、推定クリック単価などを調査できるツールである。
サーチコンソール
さーちこんそーる
Google Search Console(サーチコンソール)とは、Google検索におけるWebサイトの掲載順位や表示回数、クリック数などを確認できる無料の管理ツールである。Web制作者やマーケターの間では「サチコ」の愛称で親しまれている。
Google Analytics
ぐーぐるあなりてぃくす
Google Analytics(GA)とは、Googleが提供する、世界で最も普及している無料のWebアクセス解析ツールである。サイト訪問者の詳細な属性や行動データを計測できる。現在は最新バージョンの「GA4」が主流となっている。
探索アルゴリズム
たんさくあるごりずむ
探索アルゴリズム(Searching Algorithm)とは、大量のデータ集合の中から、特定の条件に合致するデータを見つけ出すための手順や計算手法のことである。
グラフ
ぐらふ
グラフ(Graph)とは、データ構造の一つで、ノード(頂点)とそれらを結ぶエッジ(辺)の集合で構成されるものである。木構造とは異なり、ループ構造(閉路)を持つことができ、複雑なネットワーク関係を表現できる。
ソート
そーと
ソート(Sort: 整列)とは、データを特定の規則(昇順や降順)に従って並べ替える処理のことである。データの検索効率を上げたり、ランキングを表示したりするために不可欠な基本的アルゴリズムである。
木構造
きこうぞう
木構造(Tree)とは、データ構造の一つで、一つの「根(ルート)」となるノードから、枝分かれするように複数のノード階層的に繋がっている構造のことである。親子関係を持つデータや、階層的なデータを表現するのに適している。
キュー
きゅー
キュー(Queue)とは、データ構造の一つで、最初に格納したデータを最初に取り出す「先入れ先出し(FIFO: First In First Out)」の方式をとるものである。チケット売り場の行列のように、並んだ順に処理される仕組み。
カプセル化
かぷせるか
カプセル化(Encapsulation)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクト内部のデータや処理の実装詳細を外部から隠蔽(非公開)し、許可された操作(メソッド)だけを外部に公開する概念である。
スタック
すたっく
スタック(Stack)とは、データ構造の一つで、最後に格納したデータを最初に取り出す「後入れ先出し(LIFO: Last In First Out)」の方式をとるものである。机の上に本を積み上げ、一番上の本から取っていく様子に例えられる。
ポリモーフィズム
ぽりもーふぃずむ
ポリモーフィズム(多態性:Polymorphism)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、「同じ名前のメソッド呼び出しに対して、オブジェクトの種類(クラス)によって異なる振る舞いをする」性質のことである。
オブジェクト指向
おぶじぇくとしこう
オブジェクト指向(Object Oriented Programming: OOP)とは、関連するデータ(属性)とそれに対する操作(メソッド)をひとまとめにした「オブジェクト(モノ)」を組み立てることで、システム全体を構築するプログラミングパラダイムである。
デジタルフォレンジック
でじたるふぉれんじっく
デジタルフォレンジック(Digital Forensics)とは、犯罪捜査や法的紛争において、コンピュータやスマートフォンなどの電子機器に残されたデジタルデータを収集・解析し、法的な証拠として保全および提示するための鑑識技術のことである。「デジタル鑑識」とも呼ばれる。
セキュリティパッチ
せきゅりてぃぱっち
セキュリティパッチ(Security Patch)とは、ソフトウェアやOSに発見されたセキュリティ上の欠陥(脆弱性)を修正するために配布される更新プログラムのことである。「つぎあて」を意味するパッチという言葉通り、穴を塞ぐための緊急修正プログラムである。
サンドボックス
さんどぼっくす
サンドボックス(Sandboxing)とは、外部から受け取ったプログラムを、システムから隔離された保護領域(砂場)の中で実行し、その動作を検証・制限するセキュリティ技術のことである。サンドボックス内での変更はシステム本体には影響しないため、安全にマルウェア解析や開発テストを行える。
とろいの木馬
とろいのもくば
トロイの木馬(Trojan Horse)とは、一見すると無害で有用なソフトウェア(ゲームやツールなど)を装い、ユーザーに自らインストール・実行させることで内部に侵入し、悪意のある動作(情報の窃取や外部からの遠隔操作など)を行うマルウェアの一種である。
インデックス
いんでっくす
インデックス(Index)とは、データベース内のテーブルに対する検索速度を劇的に向上させるために作成される、索引データ構造のことである。本の「索引」と同じ役割を果たし、全件走査(フルスキャン)を行わずに目的のデータを素早く特定することを可能にする。
正規化
せいきか
正規化(Normalization)とは、リレーショナルデータベース(RDBMS)の設計において、データの重複を排除し、不整合(矛盾)が発生しないようにテーブルを適切な形に分割・整理するプロセスのことである。第一正規形から第五正規形まで段階があるが、実務では第三正規形までが一般的である。
ライブラリ
らいぶらり
ライブラリ(Library)とは、汎用性の高いプログラムの部品を一つのファイルなどにまとめ、他のプログラムから容易に呼び出して利用できるようにしたものである。開発者はライブラリを利用することで、ゼロからコードを書く手間を省き、開発効率と品質を向上させることができる。
正規表現
せいきひょうげん
正規表現(Regular Expression)とは、文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つであり、特定のパターンに一致する文字列を検索、置換、または抽出するために用いられる記述方式である。一般的に「Regex」や「RegExp」と略され、プログラミング言語やテキストエディタにおいて強力なパターンマッチング機能を提供する。
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリングとは、生成AI(LLM)から高品質で意図通りの回答を引き出すために、入力する指示文(プロンプト)を最適化する技術やスキルのこと。「役割を与える」「例を示す(Few-shot)」などのテクニックがある。
シンギュラリティ
シンギュラリティ
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、AI(人工知能)が自らより賢いAIを作り出せるようになり、技術の進化スピードが無限大になって、人間の知能や予測能力を遥かに超えてしまう時点のこと。レイ・カーツワイルは2045年に到来すると予測した。
モデル崩壊
モデル崩壊
モデル崩壊(Model Collapse)とは、AIが生成したデータを、さらに別のAIが学習データとして使い続けることで、生成されるコンテンツの品質が徐々に劣化し、現実味や多様性が失われていく現象。「AIによる近親相姦」とも呼ばれる。
マルチモーダルAI
マルチモーダルAI
マルチモーダルAIとは、テキスト、画像、音声、動画など、異なる種類(モード)のデータを同時に処理・理解できるAIのこと。GPT-4VやGeminiなどが代表的で、画像を添付して質問したり、テキストから動画を生成したりするなど、より人間に近い柔軟な処理が可能。
説明可能なAI
説明可能なAI
説明可能なAI(XAI: Explainable AI)とは、AIがなぜその結論や判断に至ったのか、その根拠や過程を人間が理解できるように提示するAI技術のこと。ディープラーニングなどの「ブラックボックス化」したAIの信頼性を高めるために重要視されている。
ギットハブアクションズ
ぎっとはぶあくしょんず
GitHub Actionsとは、GitHubに組み込まれたCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デプロイ)サービス。リポジトリへのイベント(PushやPull Request)などをトリガーにして、任意の処理(テスト、ビルド、デプロイなど)を自動実行できる。
デジタルトランスフォーメーション
でじたるとらんすふぉーめーしょん
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデータとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
デカックス
でかっくす
DECAX(デカックス)とは、コンテンツマーケティング(有益な情報を発信してファンを作る手法)に対応した、消費者の購買行動モデルのこと。
ソウルバウンドトークン
ソウルバウンドトークン
SBT(Soulbound Token)とは、譲渡や売買ができない「魂に紐付いた」NFTのこと。学歴、資格、職歴、信用スコアなどの「個人の証明」としての利用が想定されており、Web3における分散型ID(DID)の基盤となると期待されている。
ENS
ENS
ENS(Ethereum Name Service)とは、複雑な英数字の羅列であるイーサリアムのアドレスを、人間が読みやすい名前(例:alice.eth)に変換するサービス。DNS(ドメインネームシステム)のWeb3版であり、ウォレットアドレスの入力ミスを防ぐことができる。
アイピーエフエス
あいぴーえふえす
IPFS(InterPlanetary File System:惑星間ファイルシステム)とは、P2P技術を用いて、データを世界中のコンピュータに分散して保存・共有するためのプロトコル(通信規約)。
ZKロールアップ
ZKロールアップ
ZKロールアップ(Zero-Knowledge Rollup)とは、レイヤー2技術の一つで、ゼロ知識証明という暗号技術を使って取引の正当性を証明する仕組み。データを圧縮してL1に送信するため処理効率が非常に高く、セキュリティもL1と同等レベルを維持できる有力なスケーラビリティ解決策。
レイヤー2
レイヤー2
レイヤー2(L2)とは、メインのブロックチェーン(レイヤー1)の上に乗る形で構築された、処理を高速化するための技術層のこと。取引の計算をL2で行い、結果だけをL1に記録することで、L1の混雑を緩和し、ガス代を安く、処理を速くすることができる。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットとは、暗号資産の秘密鍵をインターネットから遮断された(オフライン)専用端末内で保管するデバイスのこと。PCやスマホがマルウェアに感染しても秘密鍵が流出しないため、多額の資産を長期保有する場合に最も安全な保管方法とされる。
MetaMask
MetaMask
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系のブロックチェーンに対応した、最も代表的な暗号資産ウォレット(ソフトウェアウォレット)。Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用でき、DAppsへの接続や送金に必須のツールとなっている。
SocialFi
SocialFi
SocialFi(Social Finance)とは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)と金融(Finance)を組み合わせたWeb3時代の新しいプラットフォーム。ユーザー自身の活動や影響力がトークン化され、コンテンツの投稿や評価を通じて収益を得ることができる。
GPT
GPT
GPT(Generative Pre-trained Transformer)は、OpenAIが開発した大規模言語モデルのシリーズ。Web上の膨大なテキストデータを事前学習し、人間のような自然な文章を生成したり、質問に答えたりすることができる。ChatGPTのベースとなっている技術。
Transformer
Transformer
Transformerは、2017年にGoogleが発表した深層学習モデル。「Attention(注意機構)」という仕組みを用い、文中の単語同士の関係性を並列処理で高速かつ高精度に学習できる。BERTやGPTなど、近年の大規模言語モデル(LLM)の基礎となっている革新的な技術。
教師なし学習
きょうしなしがくしゅう
教師なし学習(Unsupervised Learning)とは、機械学習の手法の一つ。正解(ラベル)を与えずに、大量の入力データだけをAIに読み込ませ、データそのものが持つ特徴や構造、パターンを自律的に学習させること。
転移学習
転移学習
転移学習とは、ある領域で学習させたAIモデルの知識(パラメータ)を、別の関連する領域の学習に応用する手法。例えば「猫を認識するAI」の知識を「犬を認識するAI」の学習に活かすことで、少ないデータと時間で効率的に高性能なモデルを構築できる。
ディーエムゼット
でぃーえむぜっと
DMZ(DeMilitarized Zone)とは、直訳すると「非武装地帯」。インターネット(外部)と社内LAN(内部)の中間に設けられる、セキュリティ上の緩衝区域のこと。
電子証明書
でんししょうめいしょ
電子証明書とは、インターネット上における「デジタルな身分証明書」。信頼できる第三者機関(認証局:CA)が発行し、通信相手が本物(なりすましでないこと)であることを証明するために使われる。
ハッシュか
はっしゅか
ハッシュ化とは、特定の計算手順(ハッシュ関数)を使って、任意のデータを固定長の不規則な文字列(ハッシュ値)に変換すること。元のデータには絶対に戻せない(不可逆)という性質を持つ。
レインボーテーブル
れいんぼーてーぶる
レインボーテーブルとは、ハッシュ化されたパスワードを元の文字列(平文)に戻す(クラックする)ために攻撃者が使う、ハッシュ値と平文の「巨大な換算表(カンニングペーパー)」のこと。
KPIツリー
KPIツリー
KPIツリーとは、最終的な目標(KGI:売上など)を達成するために必要な要素(KPI)を、ロジックツリーの形で分解・構造化した図のことである。 例えば「売上」を「客数 × 客単価」に分解し、さらに客数を「新規 × リピート」に分解していく。これにより、ボトルネックがどこにあるのか(どの数値を改善す...
リモートワーク
リモートワーク
リモートワーク(テレワーク)とは、オフィスに出社せず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、離れた場所(リモート)で働くことである。 ICT(情報通信技術)の発達により可能となった。通勤時間の削減、育児・介護との両立、居住地の自由化など、従業員にとってメリットが大きいだけでなく、企業にとってもオ...
EVM
EVM
EVM(Ethereum Virtual Machine:イーサリアム仮想マシン)とは、イーサリアムのブロックチェーン上でスマートコントラクト(プログラム)を実行するための「仮想的なコンピュータ(実行環境)」のことである。 イーサリアムの心臓部と言える。このEVMと互換性を持つ(EVM互換の)他の...
草コイン
草コイン
草コイン(Shitcoin / Grass Coin)とは、ビットコイン以外の暗号資産(アルトコイン)の中でも、特に時価総額が小さく、知名度が低く、投機性の高いコインの通称である。 語源は「笑ってしまうほど価値がない(w=草)」や、雑草のように無数にあることから来ているとされる。ほとんどは無価値に...
リビール
リビール
リビール(Reveal)とは、中身が見えない状態(リビール前)で購入したNFTの、本当の絵柄やステータスが公開されるイベントのことである。 多くのジェネラティブNFTプロジェクトでは、購入直後は「未開封の箱」や「卵」の画像が表示されており、指定された日時になると一斉に中身が切り替わる(リビールされ...
スキャム
スキャム
スキャム(Scam)とは、信用詐欺や詐欺的なプロジェクトの総称である。 Web3の世界は法整備が追いついていない部分があり、資金を持ち逃げするプロジェクト(ラグプル)や、偽のエアドロップサイトでウォレットの中身を盗むフィッシング詐欺などが横行している。 「あまりに条件が良すぎる話はスキャムを疑う...
ミント
ミント
ミント(Mint)とは、英語で「貨幣を鋳造する」という意味で、Web3においてはスマートコントラクトを実行して、ブロックチェーン上に新たなNFTを生成・発行することである。 クリエイターが作品をアップロードしてNFT化することを「ミントする」と言うほか、ユーザーが発売日に公式サイトからNFTを購入...
トラベルルール
トラベルルール
トラベルルールとは、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防ぐために、暗号資産取引所が顧客の送金依頼を受けた際に、送金元と送金先の情報を相手方の取引所に通知することを義務付ける国際的なルールのことである。 「Travel(情報が資産と一緒に移動する)」という意味。日本では2023年から厳格...
ホワイトリスト
ホワイトリスト
ホワイトリスト(WL / Allowlist)とは、NFTプロジェクトにおいて、一般販売に先駆けて優先的に、かつ安くNFTを購入することができる権利(優先購入権)のことである。 最近では「Allowlist(アローリスト:AL)」と呼ばれることも多い。Twitterでのキャンペーンに参加したり、D...
Polygon
Polygon
Polygon(ポリゴン)とは、イーサリアムの処理能力を拡張し、ガス代を安くするために作られたサイドチェーン・スケーリングソリューション(レイヤー2)である。 イーサリアムとの互換性が高く、開発者は簡単にDAppsをPolygonに対応させることができるため、OpenSeaや多くのNFTプロジェク...
PancakeSwap
PancakeSwap
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは、Binance Smart Chain(BSC/BNB Chain)上で動作する大手DEX(分散型取引所)である。 UniswapのBSC版のような存在だが、イーサリアムに比べてガス代(手数料)が圧倒的に安く、通信速度も速いため、初心者や小額投資家...
Solana
Solana
Solana(ソラナ)とは、高速かつ低コストな取引を実現するために開発された、高性能なブロックチェーンプラットフォーム(レイヤー1)のことである。 イーサリアムが抱える「遅い・高い」というスケーラビリティ問題を解決する「イーサリアムキラー」の筆頭候補とされる。1秒間に数万件の取引を処理できる圧倒的...
STEPN
STEPN
STEPN(ステップン)とは、Move to Earn(動いて稼ぐ)ブームの火付け役となった、Solanaチェーン上のWeb3ライフスタイルアプリである。 デジタルの「NFTスニーカー」を購入(またはレンタル)し、現実世界で歩いたり走ったりすることで、ゲーム内通貨(GST/GMT)を稼ぐことができ...
Uniswap
Uniswap
Uniswap(ユニスワップ)とは、イーサリアム上で動作する、世界で最も利用されているDEX(分散型取引所)である。 従来のような「売り手」と「買い手」のマッチング(板取引)ではなく、ユーザーがあらかじめプールしておいた資金(流動性プール)に対して自動的に交換を行う「AMM(自動マーケットメイカー...
Move to Earn
Move to Earn
Move to Earn(M2E)とは、「動いて稼ぐ」という仕組みを持つアプリやサービスの総称である。 スマートフォンのGPS機能や加速度センサーを利用し、ウォーキングやランニングなどの運動を行うことで、その距離や時間に応じて暗号資産(トークン)が付与される。 「STEPN」の大ヒットにより定着...
PFP
PFP
PFP(Profile Picture)とは、SNS(TwitterやDiscordなど)のプロフィール画像(アイコン)として使用することを目的としたNFTアートのことである。 「CryptoPunks」や「Bored Ape Yacht Club (BAYC)」などが代表例。特定のPFPを持って...
NFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスとは、NFT(非代替性トークン)を売買するためのオンライン上の取引所のことである。 クリエイターが作品を一次販売(ミント)したり、保有者が手持ちのNFTを他人に売却(二次流通)したりできる場所。OpenSea、Blur、Magic Eden、Coincheck NFTなどが...
Magic Eden
Magic Eden
Magic Eden(マジックエデン)とは、主にSolanaチェーンを基盤とした大手NFTマーケットプレイスのことである。 イーサリアム主体のOpenSeaに対し、Magic Edenはガス代(手数料)が安いSolanaチェーンでのNFT取引で圧倒的なシェアを持つ。最近ではビットコイン上のNFT(...
OpenSea
OpenSea
OpenSea(オープンシー)とは、世界最大級のNFTマーケットプレイス(売買所)のことである。 「NFT界のAmazon」とも呼ばれ、誰でも自由にNFTを作成(発行)・出品・購入することができる。CryptoPunksやBAYCなどの有名コレクションもここで取引されており、NFTブームを牽引して...
Trezor
Trezor
Trezor(トレゾア)とは、チェコのSatoshiLabs社が開発した、世界初のハードウェアウォレットのブランドである。 Ledgerと並ぶ二大ブランドの一つ。ソフトウェアがオープンソースで公開されているため透明性が高く、技術的な信頼性が高いのが特徴。車のキーのような形状をしており、画面とボタン...
Ledger
Ledger
Ledger(レジャー)とは、フランスのLedger社が製造・販売している、世界で最も有名なハードウェアウォレットのブランドである。 USBメモリのような形状をしたデバイス(Ledger Nano S PlusやNano Xなど)の中に秘密鍵を暗号化して保存する。取引を行う際には、デバイス本体の物...
フューショット学習
フューショット学習
フューショット学習(Few-shot Learning)とは、AIに対して少数の例題(Few-shot)を提示することで、タスクの意図を理解させ、回答精度を向上させる手法のことである。 例えば、単純に「分類して」と言うだけでなく、「例1:りんご→果物、例2:キャベツ→野菜、では『バナナ』は?」のよ...
トークン
トークン
AIにおけるトークン(Token)とは、大規模言語モデル(LLM)がテキストを処理する際の最小単位のことである。 AIは文章をそのまま理解するのではなく、意味のある塊(単語や文字の一部)に分解してから数値化して処理する。この分解された欠片がトークンである。 英語なら「1単語≒1トークン」に近いが...
Hugging Face
Hugging Face
Hugging Face(ハギングフェイス)とは、自然言語処理などのAIモデルやデータセットを共有・公開するためのプラットフォーム、およびそれを運営する米国企業のことである。 「AI界のGitHub」とも呼ばれ、世界中の研究者や企業が開発した最新のAIモデル(オープンソースモデル)が無料で公開され...
OpenAI
OpenAI
OpenAI(オープンAI)とは、人工知能(AI)の研究・開発を行うアメリカの非営利団体およびその傘下の営利企業である。2015年にイーロン・マスクやサム・アルトマンらによって設立された。 「人類全体に利益をもたらす形で、汎用人工知能(AGI)を確実に開発すること」をミッションに掲げている。Cha...
トランスフォーマー
トランスフォーマー
Transformer(トランスフォーマー)とは、2017年にGoogleの研究チームが発表した論文「Attention Is All You Need」で提案された、深層学習(ディープラーニング)のモデルアーキテクチャのことである。 従来のモデル(RNNなど)よりも並列処理が得意で、計算効率が圧...
LangChain
LangChain
LangChain(ラングチェーン)とは、大規模言語モデル(LLM)を利用したアプリケーションを開発するための機能拡張ライブラリ(フレームワーク)のことである。 ChatGPTなどのLLM単体ではできない「最新のWeb検索結果を含める」「PDFの中身を読み込ませる(RAG)」「過去の会話を記憶させ...
LlamaIndex
LlamaIndex
LlamaIndex(ラマインデックス/リャマインデックス)とは、大規模言語モデル(LLM)と、外部の独自データ(PDF、Notion、Slack、データベースなど)を接続するためのデータフレームワークである。 以前は「GPT Index」と呼ばれていた。LangChainと似ているが、Llama...
GitHub Copilot
GitHub Copilot
GitHub Copilotとは、GitHubとOpenAIが共同開発した、プログラマー向けのAIコーディング支援ツールのことである。 コードを書き始めると、AIが文脈を理解して「次に書くべきコード」を行単位、あるいは関数丸ごと提案(補完)してくれる。コメントで「こういう機能が欲しい」と書くだけで...
Copilot
Copilot
Copilot(コパイロット)とは、Microsoftが提供する生成AIアシスタント機能の総称である。「副操縦士」を意味する。 Windows OS、Edgeブラウザ、Microsoft 365(Word, Excel, PowerPoint)などに統合されており、ユーザーの作業を横でサポートして...
TPU
TPU
TPU(Tensor Processing Unit)とは、Googleが自社のAI・機械学習サービス(検索、翻訳、Googleフォトなど)を高速化するために独自開発した、AI専用のプロセッサ(ASIC)のことである。 機械学習ライブラリ「TensorFlow」での計算に特化して設計されており、汎...
音声合成AI
音声合成AI
音声合成AI(AI音声合成)とは、テキストを読み上げたり、特定の人間の声をリアルに再現(クローン)したりするAI技術のことである。 従来の「ロボットボイス」とは異なり、息づかいや感情表現まで含めた人間そっくりの音声を生成できる。わずか3秒の音声サンプルからその人の声を完全にコピーできる「VALL-...
動画生成AI
動画生成AI
動画生成AIとは、テキストや静止画から、数秒〜数分の動画を自動生成するAI技術のことである。 OpenAIの「Sora」やRunway社の「Gen-2」などが有名。これまで高度なスキルと機材が必要だった映像制作(撮影・編集・VFX)を、文字入力だけで完結させる可能性を秘めている。 映画制作や広告...
画像生成AI
画像生成AI
画像生成AIとは、テキスト(プロンプト)を入力するだけで、その内容に応じた画像を自動的に生成するAIの総称である。 2022年に「Midjourney」や「Stable Diffusion」が登場したことで爆発的に普及した。インターネット上の数十億枚の画像を学習しており、写真、イラスト、油絵、アニ...
MEV
MEV
MEV(Maximal Extractable Value:最大抽出可能価値)とは、ブロックチェーンの承認者(マイナーやバリデーター)が、ブロック内の取引の順番を意図的に操作したり、自身の取引を割り込ませたりすることで得られる「追加の利益」のことである。 例えば、誰かがDEXで大きな買い注文を出し...
スリッページ
スリッページ
スリッページ(Slippage)とは、注文を出した時の価格と、実際に約定(取引成立)した時の価格との間に生じる「ズレ」のことである。 相場の変動が激しい時や、流動性が低い(取引相手が少ない)銘柄を取引する時に発生しやすい。「成行注文」で発生するもので、例えば100円で買おうとしたのに、注文が通った...
ERC-20
ERC-20
ERC-20(Ethereum Request for Comments 20)とは、イーサリアムのブロックチェーン上で新しいトークン(独自通貨)を発行する際の統一規格(技術的な共通ルール)のことである。 以前はそれぞれのトークンがバラバラな仕様で作られていたため、取引所やウォレットがそれらに対応...
ERC-721
ERC-721
ERC-721とは、イーサリアム上でNFT(非代替性トークン)を発行するための統一規格のことである。 ERC-20が「すべて同じ価値(代替可能)」なお金を扱うための規格であるのに対し、ERC-721は「一つ一つに固有のID(識別子)」を持たせることができるため、世界に一つだけのデジタルデータ(アー...
スペースX
スペースX
スペースX(SpaceX:Space Exploration Technologies Corp.)とは、イーロン・マスク氏によって2002年に設立された、アメリカの宇宙開発企業である。 「人類を多惑星種族にする(火星移住)」という壮大な目標を掲げている。最大の特徴は、一度打ち上げたロケットを垂直...
SSO
SSO
SSO(Single Sign-On:シングルサインオン)とは、一度のユーザー認証(ログイン)を行うだけで、連携している複数のシステムやクラウドサービス(SaaS)に、都度ログインすることなくアクセスできる仕組みのことである。 企業で多くのSaaS(Slack、Zoom、Salesforceなど)...
YAGNI
YAGNI
YAGNI(ヤグニ)とは、「You Ain't Gonna Need It(それはきっと必要にならない)」の頭文字を取ったプログラミングの格言・原則である。 「将来使うかもしれないから」と、現時点で必要ない機能まで先回りして実装してしまうことを戒める言葉。「必要になった時に初めて実装する」のが最も...
Git
Git
Git(ギット)とは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための「分散型バージョン管理システム」のことである。 「誰が、いつ、どこを修正したか」をすべて記録できるため、過去の状態に戻したり、複数人で同時に同じファイルを編集しても競合(コンフリクト)を管理したりといった作業がスムー...
GitHub
GitHub
GitHub(ギットハブ)とは、Gitで管理されたソースコードをオンライン上で共有・公開・管理できるホスティングサービスのことである。 単なる保存場所(リポジトリ)だけでなく、開発者同士がコードに対して議論(レビュー)したり、バグ報告をしたり、修正案を送ったり(プルリクエスト)するSNSのような機...
OSS
OSS
OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)とは、ソースコードが無償で公開され、誰でも自由に利用、修正、再配布することが許可されているソフトウェアのことである。 Linux、Android、WordPress、Firefox、Pythonなど、現代のインターネット...
SSR
SSR
SSR(Server Side Rendering:サーバーサイドレンダリング)とは、ユーザーからのリクエストがあるたびに、サーバー側でJavaScriptを実行してHTMLを生成し、ブラウザに返す技術のことである。 SPA(シングルページアプリケーション)の課題であった「初回読み込みが遅い」「S...
SSG
SSG
SSG(Static Site Generation:静的サイト生成)とは、WebページのHTMLファイルを、ユーザーがアクセスする時ではなく、あらかじめ「ビルド(構築)」の段階ですべて生成しておく技術のことである。 サーバー側で何も処理せずに、用意しておいたファイルをただ送るだけ(静的配信)なの...
Jamstack
Jamstack
Jamstack(ジャムスタック)とは、JavaScript、APIs、Markup(HTML)の3つの技術要素を組み合わせて、Webサイトをより高速・安全・安価に構築するための最新のアーキテクチャのことである。 従来のWebサイト(WordPressなど)は、アクセスがあるたびにサーバーがページ...
トークノミクス
トークノミクス
トークノミクス(Tokenomics)とは、「Token(トークン)」と「Economics(経済学)」を組み合わせた言葉で、暗号資産プロジェクトにおける独自の経済圏の設計や仕組みのことである。 具体的には、トークンの発行総量、配布配分(アロケーション)、焼却(バーン)のルール、保有者へのインセン...
DeFi
DeFi
DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)とは、銀行や証券会社といった中央集権的な金融機関を介さずに、ブロックチェーン上のプログラム(スマートコントラクト)によって自動的に金融サービスを提供する仕組みの総称である。 ユーザーは、自分のウォレット(MetaMaskなど)をDe...
メタマスク
メタマスク
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系のブロックチェーンに対応した、最も普及している暗号資産(仮想通貨)ウォレットのことである。 Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして提供されており、自分の資産(ETHやトークン、NFT)を管理・送金できるだけでなく、OpenSeaやUniswa...
NVIDIA
NVIDIA
NVIDIA(エヌビディア)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く、世界最大手の半導体メーカーである。 元々はゲーム用のグラフィックボード(GPU)を作るメーカーとして知られていたが、そのGPUがAIの計算処理(ディープラーニング)に極めて適していることが判明し、現在のAIブームをハードウ...
自然言語処理
自然言語処理
自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)とは、人間が日常的に使っている言葉(自然言語)をコンピュータに理解させ、処理させる技術の総称である。 日本語や英語などの人間の言葉は、文脈による意味の変化や曖昧さを含んでいるため、論理的で厳密なコンピュータ言語とは異なり...
Gemini
Gemini
Gemini(ジェミニ)とは、Googleが開発した最新かつ高性能なマルチモーダル生成AIモデル、およびそのモデルを搭載したAIチャットサービスの総称である。 テキストだけでなく、画像、音声、動画、コードなど、異なる種類の情報を同時に理解・処理・生成できる「ネイティブ・マルチモーダル」設計が最大の...
Midjourney
Midjourney
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、同名の研究所が開発・運営している、テキストから画像を生成するAIサービスのことである。 チャットツールの「Discord」上で動作するのが特徴で、チャット欄に「/imagine」というコマンドとキーワード(プロンプト)を入力するだけで、芸術的で高品質な...
ステーブルディフュージョン
ステーブルディフュージョン
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)とは、英国のStability AI社などが開発し、2022年に公開した画像生成AIのことである。 テキスト(プロンプト)を入力することで、その内容に即した高精細な画像を数秒で生成することができる。「拡散モデル(Diffusion Mo...
生成AI
生成AI
生成AI(Generative AI:ジェネレーティブAI)とは、学習済みデータをもとに、新しいテキスト、画像、音声、動画、プログラムコードなどのコンテンツを自律的に作り出すことができるAIの総称である。 従来のAI(識別系AI)が、あらかじめ決められた正解データとの照合や分類(例:これは猫の画像...
Hamburger Menu
Hamburger Menu
Hamburger Menu(ハンバーガーメニュー)とは、三本線のアイコン(≡)で表されるナビゲーションボタン。クリックするとメニューがスライドして出てくる。
Heatmap
Heatmap
Heatmap(ヒートマップ)とは、Webページ上でユーザーが「どこを見ているか」「どこをクリックしているか」を、サーモグラフィのように色(赤〜青)で可視化する分析ツール。
Gestalt Principles
Gestalt Principles
Gestalt Principles(ゲシュタルト要因)とは、人間がバラバラな視覚情報を、無意識に「まとまり(グループ)」として認識する仕組みを説明する法則。
Gutenberg Diagram
Gutenberg Diagram
Gutenberg Diagram(グーテンベルク・ダイヤグラム)とは、均質な情報が配置された画面を見る際、視線が「左上」から「右下」へと対角線上に流れていくという法則。
White Space
White Space
White Space(余白/ネガティブスペース)とは、デザインにおいて何も置かれていない空間のこと。情報を整理し、視線を誘導する重要な要素。
Inclusive Design
Inclusive Design
Inclusive Design(インクルーシブデザイン)とは、多様な人々(特にマイノリティや排除されがちな人々)を設計プロセスの上流から巻き込み、彼らの視点を取り入れることで、より多くの人に価値を届ける手法。
Service Design
Service Design
Service Design(サービスデザイン)とは、製品単体だけでなく、事前の広告、購入体験、アフターサポートまで含めた「顧客体験全体」を設計すること。
Neumorphism
Neumorphism
Neumorphism(ニューモーフィズム)とは、New + Skeuomorphismの造語。背景から要素が盛り上がっている(または凹んでいる)ように見せる、ソフトな陰影を使ったデザイン。
Glassmorphism
Glassmorphism
Glassmorphism(グラスモーフィズム)とは、すりガラスのような半透明の背景ぼかし効果を使ったデザインスタイル。
Signifier
Signifier
Signifier(シグニファイア)とは、ユーザーに対して「ここで適切な行動はこれですよ」と教えるための目印。アフォーダンスを補完する概念。
Feedback Loop
Feedback Loop
Feedback Loop(フィードバックループ)とは、ユーザーの操作に対してシステムが反応し、その結果を見てユーザーが次の行動を調整する循環プロセスのこと。
Infinite Scroll
Infinite Scroll
Infinite Scroll(無限スクロール)とは、ページ下部に到達すると自動的に次のコンテンツが読み込まれ、ユーザーがスクロールし続ける限り終わらないUIパターン。
モーダルウィンドウ
もーだるうぃんどう
モーダルウィンドウ(Modal Window)とは、Webサイトやアプリにおいて、親画面の上に重なって表示され、ユーザーがその操作を完了(またはキャンセル)するまで、元の画面操作をブロックするウィンドウのこと。
Gamification
Gamification
Gamification(ゲーミフィケーション)とは、ゲーム以外の分野(仕事、教育、健康管理など)に、ゲームの要素(レベル、バッジ、ランキング、報酬)を取り入れ、ユーザーのモチベーションを高める手法。
F-Pattern
F-Pattern
F-Pattern(F型視線移動)とは、Webページを見る際、ユーザーの視線が左上から始まり、上部を横に読み、少し下がってまた横に読み、最後は左側を縦に流し読みするという「F」の字を描く動き。
Golden Ratio
Golden Ratio
Golden Ratio(黄金比)とは、人間が最も美しいと感じるとされる比率(約1:1.618)。パルテノン神殿やモナ・リザ、Appleのロゴなどにも使われていると言われる。
UCD
UCD
UCD(User Centered Design/人間中心設計)とは、開発者の都合ではなく、常に「ユーザー」を中心に据えて、そのニーズや行動特性に基づいて製品を設計するプロセス。
Mental Model
Mental Model
Mental Model(メンタルモデル)とは、ユーザーが過去の経験から作り上げた「こう操作すればこう動くはずだ」という思い込みや予測のイメージ。
ピーディーシーエー
さいくる
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の4つのプロセスを繰り返し回すことで、業務や品質を継続的に向上させる管理手法のこと。
ユージーシー
ゆーじーしー
UGC(User Generated Content)とは、企業ではなく一般のユーザーによって制作・発信されたコンテンツのこと。SNSの投稿、ブログ、動画、レビュー、写真などが含まれる。
ぶんさんトレーシング
ぶんさんとれーしんぐ
分散トレーシング(Distributed Tracing)とは、マイクロサービスアーキテクチャのように多数のサービスが連携して動くシステムにおいて、ひとつのリクエストが複数のサービスをどのように経由し、どこでどれくらい時間がかかったかを追跡・可視化する技術。
ぶんさんシステム
ぶんさんしすてむ
分散システム(Distributed System)とは、ネットワークで接続された複数の独立したコンピュータが連携し、ユーザーからはあたかも1つの巨大なシステムであるかのように振る舞うシステムのこと。
ヘキサゴナルアーキテクチャ
ろっかくけいあーきてくちゃ
ヘキサゴナルアーキテクチャ(Hexagonal Architecture)とは、アプリケーションの核となる「ビジネスロジック」を外部(DB、UI、APIなど)から完全に切り離し、ポート(差込口)とアダプター(変換器)を介してやり取りする設計パターン。「ポート&アダプター」とも呼ばれる。
ユビキタスコンピューティング
ゆびきたすこんぴゅーてぃんぐ
ユビキタスコンピューティング(Ubiquitous Computing)とは、コンピュータが空気のように生活環境の至る所に存在し、意識しなくてもいつでもどこでも利用できる概念・状態のこと。
ユーザビリティ
ゆーざびりてぃ
ユーザビリティ(Usability)とは、特定のユーザーが、特定の利用状況において、特定の目的を達成するために、製品やシステムをどれだけ有効、効率的、かつ満足して使えるかという「使いやすさ」の度合い。
グリッドシステム
ぐりっどしすてむ
グリッドシステム(Grid System)とは、画面や紙面を縦横の格子状(グリッド)のガイドラインで分割し、その「見えない線」に合わせて文字や画像を配置することで、整然とした美しいレイアウトを作るデザイン手法。
トラッキング
じおくり
トラッキング(Tracking / 字送り)とは、タイポグラフィにおいて、特定のテキストブロック全体の文字間隔を、均等に広げたり狭めたりする調整のこと。
フィアット
ふぃあっと
Fiat Money(フィアット・マネー)とは、国(中央銀行)の信用によって価値が保証されている通貨のこと。金(ゴールド)などの現物資産の裏付けを持たない「不換紙幣」。日本円や米ドルなどがこれにあたる。
アイシーオー
いにしゃる・こいん・おふぁりんぐ
ICO(Initial Coin Offering)とは、企業やプロジェクトが独自の仮想通貨(トークン)を発行・販売し、投資家から仮想通貨(ビットコインやイーサリアムなど)で開発資金を調達する方法。
ピクセル
ぴくせる
ピクセル(Pixel)とは、Picture Element(画素)の略。デジタル画像を構成する最小単位の「色情報のついた点・四角形」のこと。
スパム
すぱむ
Spam(スパム)とは、受信者の意向を無視して、無差別に大量送信される迷惑メールやメッセージのこと。缶詰肉のSPAMが語源。
ハンバーガーメニュー
はんばーがーめにゅー
ハンバーガーメニューとは、Webサイトやアプリにおいて、三本の水平線(≡)で表現されるメニューボタンのこと。ハンバーガーのように見えることからこう呼ばれる。クリックするとナビゲーションメニューが展開する。
ディーエヌエス
どめいん・ねーむ・しすてむ
DNS(Domain Name System)とは、人間が理解しやすい「ドメイン名(google.com)」と、コンピュータが理解できる「IPアドレス(142.250...)」を紐付けて、相互に変換(名前解決)するシステム。
IPアドレス
IPあどれす
IPアドレス(Internet Protocol Address)とは、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューターやスマホに割り振られる、一意の識別番号のこと。ネット上の「住所」に例えられる。
Linux
Linux
Linux(リナックス)とは、世界中のサーバーやスーパーコンピュータ、Androidスマホなどで使われている、無料のOS(オペレーティングシステム)。
Docker
Docker
Docker(ドッカー)とは、コンテナと呼ばれる仮想化技術を使って、アプリが動く環境(OSや設定)をまるごとパッケージ化し、どこでも同じように動かせるようにするツール。
GitHub
GitHub
GitHub(ギットハブ)とは、Gitで管理しているプログラムをネット上で保存・公開・共有できるサービス。世界中のエンジニアのSNSのような場所。
Git
Git
Git(ギット)とは、プログラムの変更履歴を保存・管理するためのバージョン管理システム。「誰が、いつ、どこを書き換えたか」を記録し、いつでも過去の状態に戻せる。
SQL
SQL
SQL(Structured Query Language)とは、データベースに対して、「データをちょうだい」「データを保存して」と命令するための言語。
HTML
HTML
HTML(HyperText Markup Language)とは、Webページの「構造(見出し、段落、画像、リンクなど)」を作るためのマークアップ言語。
PHP
PHP
PHP(ピーエイチピー)とは、Webサイトを作るために特化した言語。WordPressをはじめ、世界のWebサイトの多くがPHPで動いている。
Ruby
Ruby
Ruby(ルビー)とは、まつもとゆきひろ氏が開発した、日本発のプログラミング言語。「楽しく書ける」ことを重視している。
Kotlin
Kotlin
Kotlin(コトリン)とは、JetBrains社が開発した、Androidアプリ開発の推奨言語。Javaと100%互換性があり、より簡潔に書ける。
Swift
Swift
Swift(スウィフト)とは、Appleが開発した、iPhoneやMacのアプリを作るためのモダンな言語。
Java
Java
Java(ジャバ)とは、GoogleやAmazonのような巨大システムから、Androidアプリ、銀行の基幹システムまで幅広く使われている、実績No.1の堅牢な言語。
Go
Go
Go(Golang)とは、Googleが開発したプログラミング言語。シンプルで高速、並列処理が得意なため、大規模なWebサービスの裏側(バックエンド)でよく使われる。
ラスト
らすと
Rustとは、Mozillaが支援して開発されたシステムプログラミング言語。「速度」「安全性」「並行性」の3つを同時に実現することを目指しており、C++の代替として注目されている。
TypeScript
TypeScript
TypeScript(TS)とは、Microsoftが開発した、JavaScriptに「型」という安全機能を追加した言語。大規模開発ではデファクトスタンダードになっている。
JavaScript
JavaScript
JavaScript(JS)とは、Webページに動きをつけるための言語。ブラウザ上で動く唯一の言語であり、Web開発には必須。
Python
Python
Python(パイソン)とは、AI開発やデータ分析の分野で圧倒的な人気を誇るプログラミング言語。文法がシンプルで読みやすく、初心者にもおすすめ。
イーサリアム
いーさりあむ
Ethereum(イーサリアム)とは、ヴィタリック・ブテリンによって考案された、ブロックチェーン上で「スマートコントラクト(自動契約プログラム)」を実行するための分散型プラットフォーム。その内部通貨の名称はEther(イーサ/ETH)。
アイオーティー
もののいんたーねっと
IoT(Internet of Things)とは、従来はインターネットに接続されていなかった「モノ(工場の機械、家電、自動車、建物など)」が、センサーと通信機能を持ち、インターネット経由でデータ収集や制御が可能になる仕組み。
ジェイソン
じぇいそん
JSON(JavaScript Object Notation)とは、データを記述するための軽量なテキストフォーマット。JavaScriptの記法に基づいているが、言語問わず多くのプログラムで扱いやすく、Web APIでのデータ交換形式として事実上の標準(デファクトスタンダード)となっている。
ポートフォリオ
ぽーとふぉりお
ポートフォリオとは、本来「紙挟み(書類入れ)」のこと。分野により意味が異なり、金融では「保有資産の構成(内訳)」、クリエイティブ業界では「自分の作品集・実績集」を指す。
ルーター
るーたー
ルーター(Router)とは、異なるネットワーク同士(家の中のLANと、外のインターネットWANなど)を接続し、データ(パケット)を目的の場所まで届けるための最適な経路(ルート)を選択して中継する通信機器。
ステーブル・ディフュージョン
すてーぶる・でぃふゅーじょん
Stable Diffusionとは、2022年にStability AI社などが公開した、テキスト(プロンプト)から高品質な画像を生成できるAIモデル(拡散モデル)。オープンソースとして無償公開されたことが画期的だった。
スイッチングハブ
すいっちんぐはぶ
スイッチングハブ(Switching Hub)とは、有線LANネットワークの中継装置の一つ。接続された機器のMACアドレスを学習し、データが送られてきた際に、宛先の機器がつながっているポート(差込口)だけにデータを選択的に転送する機能を持つ。
タイプスクリプト
たいぷすくりぷと
TypeScriptとは、Microsoftが開発したプログラミング言語。JavaScriptに「型(Type)」の概念などを追加したスーパーセット(上位互換)で、大規模開発におけるエラーを防ぎやすく設計されている。
B+木
ビープラスき
データベース管理システム(DBMS)やファイルシステムにおけるインデックス構造として広く採用される、平衡な多分岐木構造である。全てのデータレコードへのポインタは、木構造の最下層に位置する葉ノードにのみ格納され、内部ノードは探索のためのキー値のみを保持する。この構造は、ディスクI/O回数を最小限に抑えるように設計されており、特に高速なデータ検索、更新、そして範囲検索の効率を大幅に向上させることを特徴とする。
データの民主化
でーたのみんしゅか
専門家(データサイエンティストなど)だけでなく、組織内の誰もが、必要なデータに容易にアクセスし、分析・活用できる状態にすること。
デノ
での
Node.jsの作者が、「Node.jsの設計ミス」を修正するために開発した新しいJavaScript/TypeScriptランタイム。セキュリティが高く、TypeScriptを標準サポートしている。
イーイーエーティー
いーいーえーてぃー
Googleの検索品質評価ガイドラインで重視される4つの基準。Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字。
イーエルティー
いーえるてぃー
データを抽出(Extract)し、先にDWHなどにロード(Load)してから、分析しやすい形に変換(Transform)するデータ処理プロセス。クラウドDWHの処理能力向上により、従来のETLからELTへの移行が進んでいる。
強調スニペット
きょうちょうすにぺっと
Google検索結果の最上部に、ユーザーの質問に対する回答が直接表示される枠。Webページから抽出されたテキストや画像が表示され、「ポジションゼロ」とも呼ばれる。
前方秘匿性
ぜんぽうひとくせい
PFS(Perfect Forward Secrecy)。長期的な秘密鍵が漏洩しても、過去に暗号化された通信内容までは解読できないという性質。
ファズテスト
ふぁずてすと
予測不可能な入力データ(ファズ)を大量にプログラムに与え、クラッシュや予期せぬ動作、脆弱性を検出するテスト手法。
ジオフェンシング
じおふぇんしんぐ
地図上に仮想的なフェンス(境界線)を設け、GPSなどで端末がその内側に入ったり出たりしたことを検知する技術。
神クラス
かみくらす
あまりにも多くの機能や責任を持ちすぎている巨大なクラス。単一責任の原則に反しており、保守やテストが困難になるアンチパターン。
アイディーエスアイピーエス
あいでぃーえすあいぴーえす
IDS(不正侵入検知システム)はネットワークへの不正アクセスを検知して通知するシステム。IPS(不正侵入防御システム)は検知に加え、通信の遮断などの防御措置を自動で行うシステム。
割り込み
わりこみ
CPUに対して、実行中のプログラムを中断し、緊急性の高い別の処理(キーボード入力やタイマーなど)を実行させる信号。
カーネルパニック
かーねるぱにっく
OSの中核であるカーネルが、致命的なエラーを検知して安全に復旧できないと判断した際に、システムを強制停止させること。
ローラ
ろーら
LLMの再学習(ファインチューニング)を、少ない計算量とメモリで行うための手法。モデル全体ではなく、一部のパラメータ(低ランク行列)のみを更新する。
エヌピーユー
えぬぴーゆー
AI(ニューラルネットワーク)の処理、特に推論処理を高速かつ低消費電力で行うために特化したプロセッサ。スマホやPCへの搭載が進んでいる。
オワスプトップテン
おわすぷとっぷてん
Webアプリケーションのセキュリティリスク(脆弱性)の中で、特に重要で深刻な10項目をランキング形式でまとめたドキュメント。OWASP(Open Web Application Security Project)が定期的に発行している。
量子化
りょうしか
AIモデルのパラメータ(重み)の数値を、より少ないビット数(例えば32bit浮動小数点から8bit整数など)で表現することで、モデルのサイズを削減し、計算を高速化する技術。
キューローラ
きゅーろーら
モデルの重みを4ビットなどに量子化(Quantization)した状態でLoRAを適用する手法。メモリ消費量を劇的に削減し、家庭用GPUでもLLMの学習を可能にする。
クイック
くいっく
「Resumability(再開可能性)」という概念を採用したWebフレームワーク。初期ロード時にJavaScriptをほとんど実行せず、ユーザーの操作に応じて必要なコードだけを遅延読み込みすることで、即座に起動する。
リミックス
りみっくす
ReactベースのフルスタックWebフレームワーク。Web標準(HTTP、HTML)の機能を最大限に活用し、ユーザー体験(UX)と開発者体験(DX)の両立を目指している。
リッチリザルト
りっちりざると
Google検索結果において、通常の青色リンクと説明文(スニペット)以外に表示される情報。画像、レビューの星、レシピ、イベント情報などが表示され、クリック率向上に寄与する。
サーバーアクションズ
さーばーあくしょんず
Next.jsなどのフレームワークで、クライアント側のコンポーネントからサーバー側の関数を直接呼び出せる機能。APIエンドポイントを作らずにフォーム送信処理などを書ける。
ソリッドジェーエス
そりっどじぇーえす
Reactに似た記法(JSX)を採用しつつ、仮想DOMを使わずにDOMを直接操作することで、世界最高速レベルのパフォーマンスを実現するUIライブラリ。
スベルト
すべると
「仮想DOMを使わない」ことを特徴とするJavaScriptフレームワーク。ビルド時にコードを最適化(コンパイル)するため、実行時のパフォーマンスが高い。
タグマネージャー
たぐまねーじゃー
Webサイトに設置する計測タグや広告タグを一元管理するツール。Googleタグマネージャー(GTM)が代表的。HTMLを編集せずにタグの追加・削除ができる。
テイルウィンドシーエスエス
ているうぃんどしーえすえす
ユーティリティファーストなCSSフレームワーク。あらかじめ用意されたクラス(flex, pt-4, text-centerなど)をHTMLに直接記述してスタイリングする。
3ウェイ・ハンドシェイク
すりーうぇいはんどしぇいく
TCP通信を開始する際、クライアントとサーバー間で「SYN」「SYN-ACK」「ACK」の3つのパケットをやり取りして接続を確立する手順。
バーセル
ばーせる
フロントエンド開発のためのクラウドプラットフォーム。Next.jsの開発元が運営しており、設定不要で高速なデプロイ、エッジコンピューティング、サーバーレス関数などの機能を提供する。
ヴィート
ゔぃーと
超高速なフロントエンドビルドツール。開発サーバーの起動が爆速で、HMR(ホットモジュールリプレースメント)も瞬時に行われる。Vue.jsの作者Evan Youが開発。
ウィスパー
うぃすぱー
OpenAIが開発した、高精度な音声認識モデル。多言語に対応し、早口やノイズのある音声でも正確に文字起こしができる。
ワイエムワイエル
わいえむわいえる
「あなたのお金、またはあなたの人生」に関わるジャンル(金融、健康、医療、法律など)のこと。Google検索において、情報の正確性と信頼性が特に厳しく求められる領域。
ホットリロード
ほっとりろーど
開発中にコードを編集した際、アプリケーション全体を再読み込み(リフレッシュ)することなく、変更箇所だけを即座に反映させる機能。
ミニファイ
みにふぁい
ソースコードから改行、スペース、コメントなどを削除し、変数名を短くすることで、ファイルサイズを削減する処理。
ポリフィル
ぽりふぃる
古いブラウザがサポートしていない最新の機能を、JavaScriptで実装して補完するコードのこと。
フォーマッター
ふぉーまったー
ソースコードのレイアウト(インデント、改行、スペースなど)を自動的に整形し、統一されたスタイルにするツール。
トランスパイラ
とらんすぱいら
あるプログラミング言語で書かれたコードを、別の言語(または同じ言語の異なるバージョン)のコードに変換するツール。
リンター
りんたー
ソースコードを静的に解析し、文法エラーやバグの原因になりそうな記述、スタイルの不統一などを検出するツールの総称。
リポジトリパターン
りぽじとりぱたーん
データアクセス処理(データベースへの保存や取得など)を抽象化し、ビジネスロジックから切り離すデザインパターン。
イミュータブル
いみゅーたぶる
一度作成したら状態を変更できないこと。不変性。予測可能なコードを書くために重要な概念。
宣言型プログラミング
せんげんがたぷろぐらみんぐ
「どのように処理するか(How)」ではなく「何が欲しいか(What)」を記述するプログラミングスタイル。SQLやHTML、Reactなどが該当する。
INP
あいえぬぴー
ページの応答性を測る新しい指標。ユーザーの操作(クリック、キー入力など)から、視覚的なフィードバック(次の描画)が発生するまでの時間を測定する。
FID
えふあいでぃー
Core Web Vitalsの一つで、ユーザーが最初にページを操作(クリックやタップ)してから、ブラウザがその操作に応答し始めるまでの遅延時間を測定する指標。
LCP
えるしーぴー
Core Web Vitalsの一つで、ページ内の主要なコンテンツ(最大の画像やテキストブロック)が表示されるまでの時間を測定する指標。読み込み速度の体感を表す。
エッジファンクション
えっじふぁんくしょん
ユーザーに近い場所(エッジサーバー)で実行されるサーバーレス関数のこと。遅延(レイテンシ)を最小限に抑えることができる。
リジュームアビリティ
りじゅーむあびりてぃ
サーバー側で実行した処理の状態をそのままクライアントに引き継ぎ、ブラウザでの再計算(ハイドレーション)を不要にする技術概念。Qwikなどのフレームワークが採用。
アイランドアーキテクチャ
あいらんどあーきてくちゃ
Webページ全体を静的なHTMLとして描画し、インタラクティブ性が必要な部分だけを独立した「島(Island)」として動的に動作させるアーキテクチャ。
eBPF
いーびーぴーえふ
Linuxカーネル内で安全にサンドボックス化されたプログラムを実行するための技術。OSのソースコードを変更せずに機能を拡張できる。
ぴージーぴー
ぴーじーぴー
公開鍵暗号方式を使用して、ファイルやメールの暗号化・署名を行うプログラムおよび規格。
サイドチャネル攻撃
さいどちゃねるこうげき
暗号装置の動作中に生じる物理的な情報(処理時間、消費電力、電磁波、音など)を観測・解析することで、暗号鍵などの機密情報を盗み出す攻撃手法。
マン・イン・ザ・ミドル攻撃
まんいんざみどるこうげき
通信を行う二者の間に攻撃者が割り込み、通信内容を盗聴したり改ざんしたりする攻撃手法。中間者攻撃とも呼ばれる。
SSPM
えすえすぴーえむ
利用しているSaaS(Microsoft 365, Salesforce, Slackなど)の設定ミスやリスクを継続的に監視・管理するソリューション。
EASM
いーえーえすえむ
インターネットからアクセス可能な自社のIT資産(攻撃対象領域=アタック・サーフェス)を継続的に発見・監視・管理する取り組み。
MITRE ATT&CK
まいたーあたっく
サイバー攻撃者の戦術(Tactics)と技術(Techniques)を体系化したナレッジベース。実際の攻撃観測データに基づいている。
OSINT
おしんと
一般に公開されている情報(オープンソース)を収集・分析して得られるインテリジェンス。SNS、ニュース、公的記録などを情報源とする。
損失関数
そんしつかんすう
モデルの予測値と正解データのズレ(誤差)を計算する関数。学習時はこの損失関数の値が最小になるようにパラメータを更新する。
ハイパーパラメータ
はいぱーぱらめーた
機械学習モデルの学習において、人間が学習前に設定しておく必要があるパラメータのこと(学習率、バッチサイズ、隠れ層の数など)。
F値
えふち
適合率(Precision)と再現率(Recall)の調和平均。両者のバランスを評価するための総合的な指標。
適合率
てきごうりつ
機械学習モデルの評価指標の一つ。「陽性と予測したもののうち、実際に陽性だった割合」を示す。誤検知(偽陽性)を減らしたい場合に重要視される。
半教師あり学習
はんきょうしありがくしゅう
少量の「正解ラベル付きデータ」と大量の「ラベルなしデータ」を組み合わせて学習させる手法。ラベル付け(アノテーション)のコストを抑えつつ、精度向上を目指す。
ベクターストア
べくたーすとあ
テキストや画像などのデータを数値ベクトル(埋め込み)として保存・検索することに特化したデータベース。RAG(検索拡張生成)などのAIアプリケーションで必須となる。
匂わせ
におわせ
匂わせとは、SNSなどで明確には言わないが、異性の存在や、特定の人物(アイドルなど)と親密な関係であることを間接的にほのめかす(匂わせる)投稿のこと。
ゆっくり解説
ゆっくりかいせつ
ゆっくり解説とは、音声合成ソフト「AquesTalk(ゆっくりボイス)」と、キャラクター(霊夢・魔理沙など)の立ち絵を使って作られた解説動画。
特定班
とくていはん
特定班とは、SNSの写真や動画に写り込んだ僅かな情報(背景、瞳の反射、マンホールの柄など)から、撮影場所や個人の住所・氏名などを特定するネットユーザーたちの総称。
HRTech
えいちあーるてっく
HRTechとは、Human Resources(人事)とTechnologyを組み合わせた造語。AIやビッグデータなどのIT技術を活用して、採用・育成・評価・配置などの人事業務を効率化・高度化するサービス群。
YWT
わいだぶりゅーてぃー
YWTとは、日本発の振り返りフレームワーク。「Y(やったこと)」「W(わかったこと)」「T(次にやること)」の頭文字。
KPT
けーぴーてぃー
KPTとは、振り返り(レトロスペクティブ)のためのフレームワーク。Keep(良かったこと・続けること)、Problem(悪かったこと・問題点)、Try(次にやること・挑戦すること)の3つを出し合う。
ロールアップ
ろーるあっぷ
ロールアップとは、イーサリアムなどのブロックチェーンのスケーラビリティ問題(混雑や手数料高騰)を解決するためのレイヤー2技術の一つ。オフチェーン(メインのチェーンの外)で大量の取引を処理・圧縮し、それをまとめて(ロールアップして)メインチェーンに記録することで、処理速度の向上とガス代の削減を実現する。「Optimistic Rollup」と「zk-Rollup」の2種類が主流。
HTTPステータスコード
えいちてぃーてぃーぴーすてーたすこーど
HTTPステータスコードとは、Webブラウザ(クライアント)からのリクエストに対して、Webサーバーが返送する処理結果を表す3桁の数字のこと。RFCで規定されており、百の位によって大まかな分類がなされている。例えば、成功した場合は「200」、ページが見つからない場合は「404」、サーバー内部エラーの場合は「500」などが返される。開発者はこれを元にエラーの原因を特定する。
レッドチーム
れっどちーむ
レッドチームとは、サイバーセキュリティの演習において、組織への「攻撃者役」を担う専門チームのこと。実際のハッカーと同様の手法(標的型メール、マルウェア、物理侵入など)を用いて、防御側の弱点を洗い出し、実際に侵入が可能かどうかを検証する。対して、防御役のチームは「ブルーチーム」と呼ばれる。単なる脆弱性診断とは異なり、組織の検知能力や対応プロセスも含めた総合的な防御力をテストする。
モダンデータスタック
もだんでーたすたっく
モダンデータスタック(MDS)とは、クラウドネイティブなSaaSツールを組み合わせることで構築された、現代的で柔軟なデータ分析基盤(エコシステム)のこと。従来のオンプレミス型や単一ベンダー依存型のデータ基盤とは異なり、データの収集(Fivetran等)、ウェアハウス(Snowflake等)、変換(dbt等)、BI(Looker等)など、各工程において「ベスト・オブ・ブリード(その分野で最適なツール)」を選んで組み合わせるのが特徴。
パスキー
ぱすきー
パスキー(Passkeys)とは、FIDOアライアンスが推進する、従来のパスワードに代わる新しい認証技術のこと。生体認証(指紋や顔)やPINコードを用いてデバイスのロックを解除するだけで、Webサイトやアプリへのログインが可能になる。パスワードレス認証の一種であり、認証情報(秘密鍵)はユーザーのデバイス内に安全に保存され、サーバー側には公開鍵のみが送られるため、フィッシング詐欺やサーバーからのパスワード漏洩のリスクを根本的に排除できる。
Sd wan
えすでぃーわん
SD-WAN(Software Defined - Wide Area Network)とは、ソフトウェアによって広域ネットワーク(WAN)を一元的に管理・制御する技術のこと。従来の物理的な専用線やルーターごとの設定に依存せず、クラウド上の管理コンソールからネットワーク構成を柔軟に変更できる。クラウド利用の拡大に伴い、拠点からインターネットへ直接接続する「ローカルブレイクアウト」を実現し、データセンターへのトラフィック集中(ボトルネック)を解消するために導入が進んでいる。
オントロジー
おんとろじー
オントロジーとは、情報科学分野において、特定のドメイン(領域)における概念や用語の定義、およびそれらの間の関係性を体系的に記述したモデルのこと。元々は哲学用語で「存在論」を意味するが、AIやセマンティックウェブの文脈では「知識の共有と再利用のための共通語彙・仕様」を指す。ナレッジグラフを構築するための「設計図」や「スキーマ」にあたる重要な基盤技術である。
ナレッジグラフ
なれっじぐらふ
ナレッジグラフとは、様々な情報(エンティティ)を「ノード(点)」とし、それらの関係性を「エッジ(線)」で結びつけることで、知識をネットワーク状に構造化したデータベースのこと。「Googleは(主語)-本社がある(述語)-マウンテンビューに(目的語)」というようなトリプル(主語・述語・目的語)の形式でデータを表現する。検索エンジンの精度向上や、RAGにおける回答の事実性の担保(グラウンディング)などに活用されている。
エンベディング
えんべでぃんぐ
エンベディング(埋め込み)とは、自然言語処理などの分野において、単語や文章などの「意味」を、コンピュータが計算可能な「数値のベクトル(多次元の数値配列)」に変換する技術のこと。これにより、「王様」-「男」+「女」=「女王」のような意味的な計算が可能になる。現在のLLM(大規模言語モデル)や検索システム(ベクトル検索)において、言葉の意味的類似性を判断するための核心的な技術となっている。
敵対的生成ネットワーク
てきたいてきせいせいねっとわーく
敵対的生成ネットワーク(GAN)とは、2014年にイアン・グッドフェローらによって考案された深層学習モデルの一つ。「生成器(Generator)」と「識別器(Discriminator)」という2つのニューラルネットワークを競わせるように学習させることで、実物と見分けがつかないほど高精度なデータを生成する技術。画像生成、画質変換、スタイル変換などの分野で飛躍的な成果を上げ、現在の生成AIブームの基礎となった。
デジタルトランスフォーメーション
でじたるとらんすふぉーめーしょん
単なるIT化ではなく、価値創造や競争力強化につなげる取り組み。
ディーエムピー
でぃーえむぴー
インターネット上の様々なサーバーに蓄積されたビッグデータや自社サイトのログデータなどを一元管理・分析し、広告配信などのマーケティング施策に活用するためのプラットフォーム。
深さ優先探索
ふかさゆうせんたんさく
グラフ探索アルゴリズムの一つ。始点から可能な限り深く(遠く)まで進み、行き止まりになったら一つ手前に戻る手法。
ダイクストラ法
だいくすとらほう
グラフ上の2点間の最短経路を求めるアルゴリズム。辺の重みが非負の場合に有効で、カーナビのルート検索などで応用されている。
楕円曲線暗号
だえんきょくせんあんごう
楕円曲線の数学的性質を利用した公開鍵暗号方式。RSA暗号と同じ強度をより短い鍵長で実現できるため、処理負荷が軽く、スマートカードやIoT機器などに適している。
エンディアン
えんでぃあん
多バイトのデータをメモリ上に配置する際のバイトの並び順のこと。上位バイトから並べるビッグエンディアンと、下位バイトから並べるリトルエンディアンがある。
Factoryパターン
ふぁくとりーぱたーん
オブジェクト指向プログラミングにおけるデザインパターンの一つ(生成に関するパターン)。オブジェクトの生成手順をクラスの利用側から分離(カプセル化)するための手法。具体的なクラス名を指定せずにインスタンスを生成できるため、結合度を下げ、拡張性を高められる。
特徴量エンジニアリング
とくちょうりょうえんじにありんぐ
機械学習モデルの精度を向上させるために、元データから有用な特徴(説明変数)を作成・変換・選択するプロセス。
フォワードプロキシ
ふぉわーどぷろきし
クライアント(内部ネットワーク)とインターネット(外部サーバー)の間に設置され、クライアントの代わりにインターネット上のリソースにアクセスするサーバー。
ファジー論理
ふぁじーろんり
「少し暑い」「かなり速い」といったあいまい(Fuzzy)な概念を数学的に扱う論理。0と1の中間の真理値を許容する。
チェリーピック
ちぇりーぴっく
Gitにおいて、別のブランチから特定のコミットだけを選んで現在のブランチに取り込む操作。
リベース
りべーす
Gitにおいて、ブランチの派生元(ベース)を変更する操作。コミット履歴を一直線に整理することができる。
スタッシュ
すたっしゅ
Gitにおいて、作業途中の変更内容(コミットしていない変更)を一時的に退避させる機能。
ゴッドオブジェクト
ごっどおぶじぇくと
プログラム内のあまりにも多くの機能や責務を持ちすぎている巨大なクラスやオブジェクトのこと。すべての処理を知り尽くし、制御しているかのように振る舞うため「神」と呼ばれる。単一責任の原則に違反し、保守やテストが困難になるアンチパターン。
ゴー
ごー
Googleが開発したプログラミング言語。シンプルで高速なコンパイル、強力な並行処理機能(Goroutine)が特徴。Golangとも呼ばれる。
ゴシッププロトコル
ごしっぷぷろとこる
分散システムにおいて、ノード同士がランダムに情報を交換し合うことで、システム全体に情報を伝播させる通信プロトコル。噂話(ゴシップ)が広まる様子に似ているため。
ジーピーアイオー
じーぴーあいおー
汎用入出力。ICチップやマイコンボードに搭載された、デジタル信号の入出力制御が可能なピンのこと。プログラムで制御してLEDを点灯させたり、センサーの値を読み取ったりする。
貪欲法
どんよくほう
アルゴリズムの設計技法の一つで、各ステップにおいてその時点で最も利益の大きい(最善に見える)選択を行うことで、最終的な解を求めようとする手法。常に最適解が得られるとは限らないが、計算量が少なく済む場合が多く、近似解を求めるのに有効。
グスタフソンの法則
ぐすたふそんのほうそく
並列コンピューティングにおいて、「計算問題の規模(データ量)を拡大すれば、並列化による高速化の効果(スケーラビリティ)は維持または向上できる」という法則。アムダールの法則が「処理時間の短縮限界」を示すのに対し、こちらは「処理量の増大による効率化」に着目している。
ハードコーディング
はーどこーでぃんぐ
プログラムの中に、本来は設定ファイルや外部入力として扱うべきデータ(パスワード、ファイルパス、パラメータ値など)を直接コードとして書き込んでしまうこと。変更が必要な際に再コンパイルやコード修正が必要になるため、柔軟性が低く推奨されない。
ヒープ
ひーぷ
親要素の値が常に子要素より小さい(または大きい)という条件を満たす木構造のデータ構造。優先度付きキューの実装などに使われる。
ハイゼンバグ
はいぜんばぐ
原因を調査しようとすると(デバッガを動かす、ログ出力を追加するなど)、挙動が変わったり消えたりしてしまう再現性の低いバグのこと。メモリのタイミング依存や競合状態などに起因することが多い。
ハフマン符号
はふまんふごう
出現頻度の高い文字には短いビット列を、低い文字には長いビット列を割り当てることで、全体のデータ量を圧縮するアルゴリズム。
アイニジョウシー
あいにじょうしー
フィリップス社(現NXP)が開発したシリアル通信バス規格。2本の信号線(SDA、SCL)だけで複数のICチップを接続できる。
インデックスドディービー
いんでっくすどでぃーびー
Webブラウザ・クライアントサイドで動作する、大容量の構造化データを保存するためのトランザクション型データベースシステム。
統合テスト
とうごうてすと
ソフトウェアテストの工程の一つで、単体テスト(Unit Test)が完了した複数のモジュールやコンポーネントを組み合わせて行われるテスト。モジュール間のインターフェースや連携部分でデータが正しく受け渡されるか、システム全体として機能するか(結合度)を検証する。
ネット炎上
ねっとえんじょう
インターネット上で、特定の対象に対して批判や誹謗中傷が殺到し、収拾がつかなくなる状態。
インターネット
いんたーねっと
情報の革命をもたらした。WWWやメールなどが利用できる。
制御の反転
せいぎょのはんてん
プログラミングにおける設計原則の一つで、プログラムの実行フローの制御権を、開発者が書くコード(カスタムコード)からフレームワーク側(外部コンテナ)に移譲すること。これにより、各コンポーネントの結合度を下げ、モジュール性とテスト容易性を向上させる。DI(依存性注入)はその代表的な実装形態。
アイピーブイロク
あいぴーぶいろく
IPv4のアドレス枯渇問題を解決するために策定された次世代のインターネットプロトコル。約340澗(かん)個という膨大なIPアドレスを使用できる。
JITコンパイル
じっとこんぱいる
実行時コンパイル。プログラムの実行時に、ソースコードや中間コードをネイティブコード(機械語)に変換して実行する方式。インタプリタ方式よりも高速に動作する。
リーキーバケット
りーきーばけっと
ネットワークのトラフィックシェーピングに使われるアルゴリズム。穴の開いたバケツから水が一定速度で漏れるように、データ送信レートを平準化する。
レガシーマイグレーション
れがしーまいぐれーしょん
古い技術(汎用機やCOBOLなど)で構築されたレガシーシステムを、最新の技術基盤(オープン系やクラウドなど)に移行すること。
連結リスト
れんけつりすと
データ構造の一種。各要素が自身のデータと次の要素へのポインタ(参照)を持ち、それらを数珠繋ぎに連結してデータを管理する。要素の挿入・削除が容易。
リンカ
りんか
コンパイルされた複数のオブジェクトファイルやライブラリを結合し、一つの実行可能ファイルを生成するプログラム。連係編集プログラムとも呼ばれる。
ライブロック
らいぶろっく
並行処理において、複数のプロセスがお互いに譲り合いを繰り返すなどして、状態は変化している(動いている)ものの、実質的な処理が全く進まない状態。デッドロックは停止するが、ライブロックは動き続けるため、CPUリソースを消費し続ける点で異なる。
LRUキャッシュ
えるあーるゆーきゃっしゅ
Least Recently Used(最も最近使われていないもの)アルゴリズムに基づいたキャッシュ置換方式。キャッシュ容量が一杯になった際、一番長く参照されていないデータを破棄して新しいデータを格納する。時間的な局所性を利用した効率的な管理手法。
メインフレーム
めいんふれーむ
大企業や官公庁などの基幹業務に使用される、超高性能・高信頼性の大型汎用コンピュータ。
メモリリーク
めもりりーく
プログラムが確保したメモリ領域が、不要になっても解放されずに残り続け、空きメモリが徐々に減っていく現象。システムクラッシュの原因となる。
メモリ安全性
めもりあんぜんせい
バッファオーバーフローやダングリングポインタなどのメモリエラーが発生しないようにプログラムが保護されている状態。Rustなどの言語が重視している。
マージソート
まーじそーと
配列を半分に分割し、それぞれをソートしてから併合(マージ)するアルゴリズム。安定なソートであり、最悪計算量もO(n log n)に収まる。
モンキーテスト
もんきーてすと
ソフトウェアテストの手法の一つで、テスト担当者が事前の計画やシナリオなしに、ランダムに画面を操作したり入力したりしてバグを探す方法。予期せぬ操作手順や異常な入力によるクラッシュを検出するのに有効。
ミューテックス
みゅーてっくす
Mutual Exclusion(相互排除)の略。共有リソースに対して、同時に一つのスレッドしかアクセスできないようにする排他制御の仕組み。
ナス
なす
ネットワーク(LAN)に直接接続して利用するファイルサーバー専用機。複数のPCやサーバーからファイルを共有・保存するために使われる。専用のOSを搭載しており、容易に導入・管理ができるのが特徴。
銀の弾丸
ぎんのだんがん
ソフトウェア工学において、あらゆる問題を劇的に解決するような魔法の手法や特効薬は存在しないという比喩。フレデリック・ブルックスの論文『銀の弾丸などない(No Silver Bullet)』で有名になった言葉。「特効薬」の意味で「銀の弾丸」という言葉が使われるが、ITでは否定形(ないこと)を強調する文脈で使われることが多い。
パクソス
ぱくそす
信頼性の低いネットワーク上の分散システムにおいて、合意形成(コンセンサス)を行うためのアルゴリズム。レスリー・ランポートによって提案された。
驚き最小の原則
おどろきさいしょうのげんそく
ユーザーインターフェースやAPIの設計において、ユーザーが「えっ?」「なんで?」と驚くような挙動を避けるべきだという指針。機能はユーザーの知識や経験に基づいて、直感的で予測可能な振る舞いをするように設計されるべきとされる。
クイックソート
くいっくそーと
分割統治法を用いた高速なソートアルゴリズム。ピボット(基準値)を選び、それより小さい値と大きい値に分割する操作を再帰的に繰り返す。
ラフト
らふと
Paxosよりも理解しやすく実装しやすいことを目指して設計された、分散合意アルゴリズム。etcdやConsulなどで採用されている。
レイド
れいど
複数のハードディスク(HDD)やSSDを組み合わせて、一つの論理的なドライブとして扱う技術。データを分散して書き込むことで高速化(ストライピング)したり、冗長性を持たせて耐障害性を高めたり(ミラーリング、パリティ)することができる。RAID 0, 1, 5, 10などのレベルがある。
赤黒木
あかくろぎ
自己平衡二分探索木の一種で、各ノードに「赤」または「黒」の色属性を持たせることで木の平衡を保つデータ構造。最悪の場合でも挿入・削除・検索がO(log n)で動作することが保証されており、プログラミング言語のライブラリ(JavaのTreeMapやC++のstd::mapなど)の実装によく用いられる。
リスクファイブ
りすくふぁいぶ
オープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)。特定の企業に依存せず、ロイヤリティフリーで利用できるため、独自のプロセッサ開発などで注目されている。
ロボット
ろぼっと
産業用ロボットや人型ロボットなどがある。
ロケット
ろけっと
燃料を燃焼させてガスを噴射し、その反動で進む(作用・反作用の法則)。
ラウンドロビン
らうんどろびん
リソースの割り当てやスケジューリングにおけるアルゴリズムの一つで、対象を順番に一つずつ選んでいく方式。CPUスケジューリングにおいては、各プロセスに一定の処理時間(タイムスライス)を順番に割り当てることで、公平な並列実行を実現する。
同一生成元ポリシー
どういつせいせいもとぽりしー
Webブラウザのセキュリティ機能の一つ。あるオリジン(プロトコル、ドメイン、ポート番号の組み合わせ)から読み込まれた文書やスクリプトが、異なるオリジンのリソースにアクセスすることを制限する。
人工衛星
じんこうえいせい
気象観測、通信、放送、GPSなど様々な用途に使われている。
セマフォ
せまふぉ
並行プログラミングにおいて、共有リソースへのアクセスを制御し、排他制御を実現するための仕組み。カウンタを用いて、同時にアクセスできるスレッド数を制限する。
エスピーアイ
えすぴーあい
モトローラ社が提唱した同期式シリアル通信方式。高速なデータ転送が可能で、SDカードや液晶ディスプレイの制御などに使われる。
セッション固定攻撃
せっしょんこていこうげき
攻撃者が用意したセッションIDをユーザーに強制的に使用させ、ユーザーがログインした後にそのセッションを乗っ取る攻撃手法。
シム
しむ
コンピュータプログラミングにおいて、APIの互換性を保つためや、異なる環境間の差異を吸収するために挟まれる小さなコード層のこと。本来互換性のないシステム同士をつないだり、新しいAPIを古い環境で動作させたり(ポリフィル)するために使われる。
ショットガン・サージャリー
しょっとがんさーじゃりー
コードのアンチパターン(不吉な臭い)の一つで、ある一つの変更を行うために、多数の異なるクラスやファイルに小さな修正を散弾銃のようにばら撒かなければならない状態。凝集度が低く、変更に弱い設計であることを示す。
スマートフォン
すまーとふぉん
パソコンに近い機能を持つ。「スマホ」。現代人の必需品。
スモークテスト
すもーくてすと
ソフトウェア開発において、本格的なテストを行う前に、プログラムの主要な機能が最低限動作するかを確認するための簡易的なテスト。「ビルドが起動するか」「ログインできるか」などの致命的な欠陥がないかを早期に発見し、後続のテスト工程が無駄になるのを防ぐ目的で行われる。
宇宙ステーション
うちゅうすてーしょん
国際宇宙ステーション(ISS)が有名。無重力環境を利用した実験が行われている。
スタベーション
すたべーしょん
オペレーティングシステムや並行処理において、特定のプロセスが必要なリソース(CPU時間やメモリなど)を長期間与えられず、処理が進行できない状態。「飢餓」状態とも呼ばれる。優先順位スケジューリングの不備などが原因で発生する。
望遠鏡
ぼうえんきょう
ガリレオが天体観測に初めて使用した。屈折式と反射式がある。
スラッシング
すらっしんぐ
仮想メモリシステムにおいて、物理メモリが不足し、OSがページアウト(スワップアウト)とページイン(スワップイン)を頻繁に繰り返す状態。ディスクI/Oが激増し、CPUが実際の処理に使われなくなるため、システム全体のパフォーマンスが著しく低下する。
トークンバケット
とーくんばけっと
ネットワークのトラフィック制御アルゴリズム。一定速度でトークンが補充されるバケツを用い、トークンがある分だけデータを送信できる。バースト転送を許容する点がリーキーバケットと異なる。
電車
でんしゃ
環境負荷が少ない交通手段。日本の鉄道は時間が正確。
型推論
かたすいろん
プログラミング言語において、変数の型を明示的に宣言しなくても、コンパイラやインタプリタが文脈から型を自動的に決定する機能。
ユニコード
ゆにこーど
世界中のあらゆる文字を一つの文字コード体系で扱えるようにするために策定された国際標準規格。
仮想メモリ
かそうめもり
ハードディスクなどの補助記憶装置の一部をメインメモリの延長として使い、物理メモリ以上の容量をアプリケーションに提供する技術。
ウェブジーエル
うぇぶじーえる
Webブラウザ上で3Dグラフィックスを表示するためのJavaScript API。プラグインなしでハードウェアアクセラレーションを利用した描画が可能。
ウェブジーピーユー
うぇぶじーぴーゆー
WebGLの後継となる次世代のWebグラフィックスAPI。現代のGPUアーキテクチャにより適した設計となっており、描画性能の向上や汎用計算(GPGPU)への活用が期待される。
ホワイトボックステスト
ほわいとぼっくすてすと
ソフトウェアの内部構造やロジック、コードの流れを理解した上で行うテスト手法。条件分岐やループなどの経路(パス)が網羅されているか、内部変数が正しく処理されているかを確認する。主に開発者が単体テストとして実施する。
ジグビー
じぐびー
短距離無線通信規格の一つで、低消費電力、低コスト、メッシュネットワーク機能が特徴。通信速度は遅いが、電池駆動のセンサーやスマートホーム機器(照明、ロックなど)の制御に適している。IEEE 802.15.4規格をベースにしている。
パス
ぱす
パス(Path)とは、ファイルやディレクトリの場所を示す記述のこと。最上位からすべての道順を書く「絶対パス」と、現在地からの道順を書く「相対パス」がある。
マークアップ言語
まーくあっぷげんご
マークアップ言語とは、テキストにタグ(印)をつけることで、文章の構造(見出し、段落など)や修飾をコンピュータに指示する言語。HTMLやXML、Markdownなどが代表的。
ロードバランサー
ろーどばらんさー
ロードバランサー(負荷分散装置)とは、Webサイトなどへのアクセス(負荷)を、複数のサーバーに振り分ける装置のこと。特定のサーバーが重くなるのを防ぎ、システムの安定稼働を支える。
構内ネットワーク
らん
LAN(構内ネットワーク)とは、家庭やオフィス、ビル内など、限定された狭い範囲のネットワークのこと。Wi-Fi(無線LAN)やイーサネット(有線LAN)で構築される。
Cloud Google Cloud
ぐーぐるくらうど
Cloud Google Cloud(GCP)とは、Googleが提供するクラウドサービス。Google検索やYouTubeと同じインフラを利用できる。特にデータ分析やAI、コンテナ技術(Kubernetes)に強みを持つ。
HTML5
えいちてぃーえむえるふぁいぶ
HTML5とは、Webページを作成するためのマークアップ言語HTMLの第5版。動画や音声の埋め込み、グラフィック描画(Canvas)、位置情報の取得などが標準機能としてサポートされ、Webアプリの表現力が飛躍的に向上した。
OODA(ウーダ)ループ
うーだ
OODA(ウーダ)ループとは、Observe(観察)、Orient(情勢判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4段階を高速で回す意思決定プロセス。変化の激しい状況下での迅速な判断に適している。
二段階認証
にだんかいにんしょう
二段階認証(2FA)とは、パスワード(知っていること)に加え、スマホへのSMS通知(持っていること)など、2つの要素を組み合わせて行う認証方法。セキュリティが大幅に向上する。
クロスサイトスクリプティング
くろすさいとすくりぷてぃんぐ
XSS(クロスサイトスクリプティング)とは、Webサイトに悪意のあるスクリプトを埋め込み、閲覧したユーザーのブラウザ上で実行させる攻撃。クッキーの盗難や偽サイトへの誘導などに悪用される。
シングルトン
しんぐるとん
シングルトンパターンとは、デザインパターンの一つで、あるクラスのインスタンスがプログラム全体で「たった一つ」しか存在しないことを保証する仕組み。設定管理クラスなどで使われる。
ミニマリズム
みにまりずむ
ミニマリズムとは、装飾や無駄を極限まで削ぎ落とし、必要最小限の要素だけで表現しようとするスタイル。美術、建築、音楽、ライフスタイル(持たない暮らし)など幅広い分野に広まった。
ダークランチ
だーくらんち
ダークランチとは、新機能をユーザーには見えない形(裏側)で本番環境にリリースし、負荷や動作を検証する手法。
ビュー
びゅー
データベースにおけるビューとは、1つ以上のテーブルから特定の条件でデータを抽出・結合し、あたかも1つのテーブルであるかのように見せる「仮想テーブル」のこと。
データドッグ
でーたどっぐ
Datadogは、クラウド時代のシステム監視・分析プラットフォーム(SaaS)。サーバー、コンテナ、データベース、ネットワークなどのデータを一元的に収集し、可視化する。
分散型金融
でぃふぁい
DeFi(分散型金融)とは、銀行や証券会社などの中央管理者を通さずに、ブロックチェーン上のスマートコントラクトのみで運営される金融サービス全般のこと。
Decoratorパターン
でこれーたぱたーん
Decoratorパターンとは、オブジェクトに対して動的に機能(責任)を追加するためのデザインパターン。継承を使わずに、中身を包み込む(Decorate)ことで機能を拡張する。
復号
ふくごう
復号とは、暗号化されて読めない状態のデータ(暗号文)を、鍵を使って元の読める状態(平文)に戻すこと。「解読」とは異なり、正規の手順で元に戻すことを指す。
多層防御
たそうぼうぎょ
多層防御とは、サイバー攻撃に対して、入口対策、内部対策、出口対策など、複数の異なるセキュリティ対策を何重にも組み合わせることで、突破されるリスクを最小限に抑える防御手法のこと。
デプロイメント
でぷろいめんと
KubernetesにおけるDeploymentとは、アプリケーション(Pod)の望ましい状態(レプリカ数やイメージのバージョン)を宣言的定義するためのリソース。
ドメインイベント
どめいんいべんと
ドメインイベントとは、ドメイン駆動設計(DDD)において、ビジネス(ドメイン)上で発生した「意味のある出来事」を表現したオブジェクト。
ドメインエキスパート
どめいんえきすぱーと
ドメインエキスパートとは、対象とする業務領域(ドメイン)について深い知識や経験を持っている人のこと。システムのユーザーや業務担当者、専門職などがこれにあたる。
ドメインサービス
どめいんさーびす
ドメインサービスとは、ドメイン駆動設計(DDD)において、エンティティや値オブジェクトに持たせるのが不自然な(複数のオブジェクトにまたがる)ビジネスルールや操作を記述するためのオブジェクト。
動的解析
どうてきかいせき
動的解析とは、実際にプログラムを実行し、その動作やメモリの使用状況、通信内容などを監視・測定してバグや性能ボトルネックを検出する検証手法。メモリリークや並行処理の問題など、実行して初めてわかる振る舞いを調査できる。
動的計画法
どうてきけいかくほう
動的計画法 (DP) とは、複雑な問題を小さな部分問題に分割し、その結果を記録(メモ化)しながら再利用することで、全体の問題を効率よく解くアルゴリズムの手法。
ダイナトレース
だいなとれーす
Dynatraceは、AI(人工知能)を活用した自動化に強みを持つ、フルスタックのオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム。
e-文書法
いーぶんしょほう
e-文書法とは、これまで紙での保存が義務付けられていた法定文書(財務・税務関係書類など)について、一定の要件を満たせば電子データでの保存を認める法律。
エラスティックサーチ
えらすてぃっくさーち
Elasticsearchは、Luceneをベースに構築された、分散型の全文検索エンジン。大量のドキュメントを高速に検索・分析できる。
エルクスタック
えるくすたっく
ELK Stackとは、Elasticsearch(検索・分析)、Logstash(収集・変換)、Kibana(可視化)の3つのオープンソースソフトウェアを組み合わせたログ分析ソリューションの総称。
イーマックス
いーまっくす
Emacsは、高い拡張性を持つ高機能なテキストエディタ。Emacs Lispという言語を使って、機能を自由にカスタマイズ・拡張できるのが最大の特徴。
エンドポイントセキュリティ
えんどぽいんとせきゅりてぃ
エンドポイントセキュリティとは、ネットワークの末端(エンドポイント)に接続される端末(PC、スマホ、サーバーなど)をサイバー攻撃から守る対策のこと。
エンティティ
えんてぃてぃ
ドメイン駆動設計(DDD)におけるエンティティとは、属性(名前や住所など)が変わっても、「同一のモノ」として識別され続けるオブジェクトのこと。必ず一意な識別子(ID)を持つ。
環境変数
かんきょうへんすう
環境変数とは、OSが持っている、「システム全体やユーザーごとの設定値」を保存しておくための変数のこと。すべてのプログラムから参照できる。
イーサネット
いーさねっと
イーサネットとは、オフィスや家庭などの有線LANで最も広く使われている通信規格(IEEE 802.3シリーズ)。ケーブルやコネクタの形状、通信速度などを定めている。
Facadeパターン
ふぁさーどぱたーん
Facadeパターンとは、複雑に関連し合う複数のクラス(サブシステム)の正面に、それらをまとめて操作するためのシンプルな窓口(Facade)を用意するデザインパターン。
Factory Methodパターン
ふぁくとりーめそっどぱたーん
Factory Methodパターンとは、インスタンスの生成をサブクラスに任せるデザインパターン。親クラスで生成メソッドのインターフェースを定義し、具体的な生成処理は子クラスで行う。
フェイルオーバー
ふぇいるおーばー
フェイルオーバーとは、稼働中のシステム(プライマリ)に障害が発生した際に、自動的に待機系(セカンダリ・スタンバイ)のシステムに切り替えて、処理を継続させる機能のこと。
フォールトトレランス
ふぉーるととれらんす
フォールトトレランスとは、システムの一部に障害(Fault)が発生しても、システム全体としては機能を停止することなく動作し続ける能力(耐性)のこと。
エフシーピー
えふしーぴー
FCP (First Contentful Paint) とは、ユーザーがWebページにアクセスしてから、何らかのコンテンツ(テキスト、画像、ロゴなど)が最初に画面に表示されるまでの時間。
フィジビリティスタディ
ふぃじびりてぃすたでぃ
フィジビリティスタディ(FS)とは、新規事業やプロジェクトの計画段階において、それが技術的・資金的・法的に実現可能かどうかを事前に調査・検証すること。
エフアイディー
えふあいでぃー
FID(初回入力遅延)とは、ユーザーが最初にページを操作(リンクのクリックやボタンのタップなど)してから、ブラウザが実際にその操作に応答し始めるまでの遅延時間を測る指標。現在はINP(Interaction to Next Paint)に置き換えが進んでいる。
パーミッション
ぱーみっしょん
パーミッションとは、ファイルやディレクトリに対する「誰が(所有者、グループ、その他)」「何を(読み、書き、実行)」してよいかを定めたアクセス権限のこと。
CDツール
ふらっくす
Fluxは、KubernetesのためのGitOpsツールセット。Gitリポジトリの状態を正とし、自動的にKubernetesクラスターの状態を同期(一致)させる。
Flyweightパターン
ふらいうぇいとぱたーん
Flyweightパターンとは、多数のオブジェクトを生成する際に、共通して使えるインスタンスを共有(使い回し)することで、メモリ使用量を削減するデザインパターン。
外部キー
がいぶきー
外部キーとは、リレーショナルデータベース(RDB)において、他のテーブルとの関連付け(リレーション)を行うために設定される列のこと。参照整合性を保つ制約として機能する。
関数型プログラミング
かんすうがたぷろぐらみんぐ
関数型プログラミングとは、計算を「数学的な関数の組み合わせ」として捉え、状態の変更(副作用)を極力避けるプログラミングパラダイム。
ファジング
ふぁじんぐ
ファジングとは、ソフトウェアに「ファズ(Fuzz:予測不可能なデータや無効なデータ)」を大量に入力し、エラーやクラッシュ、予期せぬ挙動を引き起こすことで、脆弱性(バグ)を発見するテスト手法。
ゲートウェイ
げーとうぇい
ゲートウェイとは、外部システムやリソースへのアクセスをカプセル化(隠蔽)するオブジェクトのこと。門(Gateway)のように、そこを通って出入りする。
ギットラボシーアイ
ぎっとらぼしーあい
GitLab CI/CDとは、GitLabに標準統合されている強力なCI/CDツール。`.gitlab-ci.yml` というファイルに定義を書くことで、ビルド、テスト、デプロイのパイプラインを実行できる。
グラフ
ぐらふ
データ構造におけるグラフとは、ノード(頂点)とそれらを結ぶエッジ(辺)で構成される構造のこと。要素間の「つながり」や「関係性」を表現するのに適している。
グリーンオプス
ぐりーんおぷす
GreenOpsとは、クラウドコンピューティングなどのIT運用の過程で排出される二酸化炭素(CO2)を測定・可視化し、環境負荷を最小限に抑えようとする取り組みや考え方。
grepコマンド
ぐれっぷこまんど
grepコマンドは、ファイル内の文字列を検索するためのコマンド。指定したパターン(文字列や正規表現)に一致する行を抽出して表示する。
ハクティビズム
はくてぃびずむ
ハクティビズムとは、政治的・社会的な主張や抗議を行うために、ハッキング技術を用いてサイバー攻撃(Webサイトの改ざんやDDoS攻撃など)を行う活動。
ハッシュテーブル
はっしゅてーぶる
ハッシュテーブルとは、キー(Key)と値(Value)のペアを保存するデータ構造。ハッシュ関数を使ってデータの格納場所(インデックス)を決めるため、データの検索・追加・削除を平均 $O(1)$ という非常に高速な時間で行える。
高可用性
こうかようせい
高可用性(HA)とは、システムが停止することなく、継続して稼働し続ける能力のこと。故障が発生しても自動的に復旧する仕組みを備えている状態。
高階関数
こうかいかんすう
高階関数とは、引数として関数を受け取ったり、戻り値として関数を返したりする関数のこと。
ホログラフィックディスプレイ
ほろぐらふぃっくでぃすぷれい
ホログラフィックディスプレイとは、特別なメガネをかけずに、空間にリアルな3次元の立体映像(ホログラム)を投影・表示する装置。
エイチピーエー
えいちぴーえー
HPA(Horizontal Pod Autoscaler)とは、Kubernetesにおいて、CPU使用率などの負荷に応じて、Pod(コンテナの集合体)の数(レプリカ数)を自動的に増減させる機能。
ホットモジュールリプレイスメント
ほっともじゅーるりぷれいすめんと
HMR(ホットモジュールリプレイスメント)とは、開発中にコードを修正した際、ページ全体をリロードすることなく、変更されたモジュール(部品)だけを即座に差し替えて反映させる機能。開発効率(DX)を大幅に向上させる。
ハート
はーと
HRT(ハート)とは、優れた開発チームを作るために不可欠な3つの要素、Humility(謙虚)、Respect(尊敬)、Trust(信頼)の頭文字をとったもの。
エイチティーティーピー
えいちてぃーてぃーぴー
HTTPとは、WebブラウザとWebサーバーがデータをやり取りするための通信プロトコル(決まりごと)。HTTPSは、それをSSL/TLSで暗号化して安全にしたもの。
エイチティーティーピーツー
えいちてぃーてぃーぴーつー
HTTP/2とは、Webブラウザとサーバーが通信するためのプロトコル(HTTP)の第2版。従来のHTTP/1.1の課題だった「同時接続数の制限」などを解消するため、ストリームの多重化やヘッダー圧縮、サーバープッシュなどの技術を導入し、ページの読み込み速度を大幅に向上させた。
エイチティーティーピースリー
えいちてぃーてぃーぴーすりー
HTTP/3とは、HTTP/2の後継となる次世代のWeb通信プロトコル。トランスポート層に従来のTCPではなく、UDPベースの新しいプロトコル「QUIC」を採用することで、通信の確立にかかる時間を短縮し、パケットロス発生時の遅延(ヘッドオブラインブロッキング)を解消している。
冪等性
べきとうせい
冪等性(べきとうせい)とは、ある操作を1回行っても、複数回行っても、結果が同じになる性質のこと。
イデムポテント
いでむぽてんと
イデムポテントとは、冪等(べきとう)であること。何度繰り返しても状態が変わらないこと。
アイイーオー
あいいーおー
IEOとは、暗号資産取引所が主体となって、新しい仮想通貨(トークン)の先行販売を行い、資金調達を支援する仕組み。
不変インフラストラクチャ
ふへんいんふらすとらくちゃ
不変インフラストラクチャとは、一度構築したサーバーに変更を加えず、更新が必要な場合は新しいサーバーを構築して丸ごと入れ替えるという運用モデル。
インシデント管理
いんしでんとかんり
インシデント管理とは、システム障害やサービス停止などのインシデントが発生した際に、可能な限り迅速に正常な状態へ復旧させ、ビジネスへの影響を最小限に抑えるプロセス。
インクリメンタル静的再生成
いんくりめんたるせいてきさいせいせい
ISRとは、SSG(静的サイト生成)のメリットを保ちつつ、ページ単位で定期的にバックグラウンドで再ビルドを行い、コンテンツを更新する仕組み。大規模なサイトでもビルド時間を気にせず、常に比較的新しい情報を静的に配信できる。
イングレス
いんぐれす
KubernetesにおけるIngressとは、クラスター外部からのHTTP/HTTPSアクセスを、内部のServiceに適切にルーティング(振り分け)するためのリソース。
継承
けいしょう
オブジェクト指向プログラミングにおける継承とは、あるクラス(親クラス)の性質(データやメソッド)を、別のクラス(子クラス)が受け継ぐ仕組み。
アイエヌピー
あいえぬぴー
INP (Interaction to Next Paint) とは、Webページの応答性を測る指標。ユーザーがクリックやタップなどの操作(インタラクション)をしてから、実際に画面が変化(描画)するまでの遅延時間。
完全性
かんぜんせい
情報セキュリティにおける完全性(Integrity)とは、データが正確であり、欠損や不整合、不正な改ざんが行われていない状態を保つこと。
リダイレクト
りだいれくと
リダイレクトとは、コマンドライン(シェル)において、標準入力、標準出力、標準エラー出力の向き先を変更する機能。
Iteratorパターン
いてれーたぱたーん
Iteratorパターンとは、配列やリストなどの集合体(コレクション)の内部構造を隠蔽したまま、要素を順番に取り出す(反復処理する)ための手段を提供するデザインパターン。
イェーガー
いぇーがー
Jaegerは、Uber Technologiesによって開発された、分散トレーシングシステム。マイクロサービスアーキテクチャにおけるリクエストの流れを追跡し、パフォーマンスのボトルネックを特定するために使われる。
ジョブ
じょぶ
KubernetesにおけるJobとは、1つ以上のPodを作成し、指定された処理が「正常に終了(Exit Code 0)」するのを保証するリソース。
キバナ
きばな
Kibanaは、Elasticsearchに蓄積されたデータを検索・分析・可視化するためのオープンソースのUIツール(ダッシュボード)。
カスタマイズ
かすたまいず
Kustomizeとは、Kubernetesのマニフェストファイル(YAML)を、テンプレートを使わずに、差分(パッチ)を重ね合わせることで環境ごとにカスタマイズして管理するツール。
ラムダ式
らむだしき
ラムダ式とは、プログラミングにおいて、名前を持たない関数(無名関数)を簡潔に記述するための記法。
遅延読み込み
ちえんよみこみ
遅延読み込み(Lazy Loading)とは、画像の読み込みなどを、一度に行わず、ユーザーがスクロールしてその画像が表示領域に近づいたタイミングで行う技術。初期ロードの通信量を減らし、表示速度を上げる効果がある。
エルシーピー
えるしーぴー
LCP (Largest Contentful Paint) とは、Webページの読み込みパフォーマンスを測る指標の一つで、ページ内の「最も大きなメインコンテンツ(画像やテキストブロック)」が表示されるまでの時間を指す。
Linuxディストリビューション
りなっくすでぃすとりびゅーしょん
Linuxディストリビューションとは、Linuxカーネルに、シェル、ライブラリ、パッケージ管理システム、インストーラーなどを組み合わせて、ユーザーがすぐに使えるOSとして配布(Distribute)しているもの。
リスト
りすと
リストとは、データ(要素)を順序付けて一列に並べたデータ構造のこと。特に「連結リスト(Linked List)」を指すことが多い。
ロードバランシング
ろーどばらんしんぐ
ロードバランシングとは、外部からの大量のアクセス(負荷)を、複数のサーバーに適切に分散させて処理させる技術。
論理削除 / 物理削除
ろんりさくじょ / ぶつりさくじょ
データベースにおいて、データを本当に消すことを「物理削除」、実際には残しているがフラグを立てて消えたように扱うことを「論理削除」という。
ログ
ろぐ
ログとは、コンピューターシステムにおける処理の履歴、エラーの発生、ユーザーの操作などを時系列に記録したデータのこと。
ログスタッシュ
ろぐすたっしゅ
Logstashとは、様々なソースからデータを収集・変換し、指定の格納先(Elasticsearchなど)に送信する、オープンソースのデータ処理パイプラインツール。
lsコマンド
えるえすこまんど
lsコマンドとは、LinuxやUnix系OSにおいて、ディレクトリ内のファイルやディレクトリの一覧を表示するためのコマンド。
機械語
きかいご
機械語とは、CPU(プロセッサ)が直接理解し実行できる、0と1(ビット)の羅列で書かれたプログラミング言語。
平均故障間隔
えむてぃーびーえふ
MTBF(平均故障間隔)とは、システムや機器が故障してから、修理されて次に故障するまでの稼働時間の平均値。「壊れにくさ(信頼性)」を表す指標。
平均故障時間
えむてぃーてぃーえふ
MTTF(平均故障時間)とは、修理できないシステムや部品(電球や使い捨てデバイスなど)が、使用開始から故障するまでの時間の平均値。
平均復旧時間
えむてぃーてぃーあーる
MTTR(平均復旧時間)とは、システムが故障してから復旧(稼働再開)するまでにかかる時間の平均値。「直しやすさ(保守性)」を表す指標。
Mediatorパターン
めでぃえーたぱたーん
Mediatorパターンとは、多数のオブジェクト間の複雑な通信や依存関係を、仲介者(Mediator)となるオブジェクトに集約して整理するデザインパターン。
Mementoパターン
めめんとぱたーん
Mementoパターンとは、オブジェクトのカプセル化を破壊せずに、その内部状態を保存しておき、後でその状態に戻す(Undo/Redo)ことができるようにするデザインパターン。
メトカーフの法則
めとかーふのほうそく
メトカーフの法則とは、「ネットワークの通信価値は、接続されているユーザー数の二乗に比例する」という法則。ユーザーが増えれば増えるほど、そのサービスの価値は爆発的に高まることを示す。
メトリクス
めとりくす
メトリクスとは、システムの活動状況や性能を定量的に計測した数値データのこと。CPU使用率、メモリ使用量、レスポンスタイムなど。
多要素認証
たようそにんしょう
MFA(多要素認証)とは、パスワード(知識情報)、スマホ(所持情報)、指紋(生体情報)など、2つ以上の異なる要素を組み合わせて本人確認を行う認証方式。パスワードのみより安全性が高い。
ミニファイ
みにふぁい
Minify(ミニファイ/圧縮)とは、ソースコード(HTML, CSS, JS)の動作を変えずに、改行や空白、コメントなどの不要な文字を削除し、変数名を短くするなどしてファイルサイズを小さくする処理のこと。
ミューテーションテスト
みゅーてーしょんてすと
ミューテーションテストとは、プログラムの一部を意図的に改変(ミュータント化)してバグを作り込み、既存のテストコードがそのバグを検知できるか(テストが失敗するか)を確認する手法。
MVP開発
えむぶいぴーかいはつ
MVP開発(実用最小限の製品)とは、顧客に価値を提供できる最小限の機能だけを備えた製品(MVP)を短期間で開発・リリースし、ユーザーのフィードバックを得て改善を繰り返す開発手法。無駄な機能を作り込むリスクを避けるために有効。
ネームスペース
ねーむすぺーす
KubernetesにおけるNamespaceとは、単一の物理的なクラスターを、論理的(仮想的)に複数のクラスターに分割して利用するための仕組み。
ネットワークトポロジー
ねっとわーくとぽろじー
ネットワークトポロジーとは、コンピュータネットワークにおける機器の接続形態(物理的な配線や論理的な繋がり方)のこと。
ニューロモルフィックチップ
にゅーろもるふぃっくちっぷ
ニューロモルフィックチップとは、人間の脳の神経回路(ニューロンとシナプス)の構造や働きを模倣して設計された半導体チップ。
ニューレリック
にゅーれりっく
New Relicは、Webアプリケーションやインフラのパフォーマンスを監視・分析する、SaaS型のオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム。
NFTアート
えぬえふてぃーあーと
NFTアートとは、ブロックチェーン技術を用いて「唯一無二の本物であること」が証明されたデジタルアート作品のこと。コピーが容易なデジタルデータに資産価値を持たせることを可能にした。
ノーコード / ローコード
のーこーど / ろーこーど
ノーコード(No-Code)はプログラミングを全く記述せずにアプリ開発を行う手法。ローコード(Low-Code)は最小限のコード記述で開発を行う手法。
ノーオプス
のーおぷす
NoOpsとは、「運用(Operations)を無くす」ことではなく、運用の完全自動化や抽象化を進めることで、開発者がインフラを意識せずに開発に専念できるようにする概念。
ノード
のーど
KubernetesにおけるNodeとは、Pod(コンテナの集合体)が実際に稼働するサーバー(物理マシンまたは仮想マシン)のこと。
非機能要件
ひきのうようけん
非機能要件とは、システム開発において、機能面(何ができるか)以外の、性能、信頼性、セキュリティ、運用性などの品質に関する要件。
オフショア機
おふしょあ
オフショアとは、ビジネスにおいて、業務の一部を海外(人件費の安い国など)の企業や拠点に委託すること。IT業界ではシステム開発の委託(オフショア開発)を指すことが多い。
オニオンアーキテクチャ
おにおんあーきてくちゃ
オニオンアーキテクチャとは、ソフトウェアを中心(ドメインモデル)から外側(UIやインフラ)へ向かう同心円状の層(レイヤー)で捉える設計手法。依存関係を常に「外側から内側」に向けて一方向に保つことで、コアとなるビジネスロジックを外部の変化から守る。
オブジェクト指向プログラミング
おぶじぇくとしこうぷろぐらみんぐ
オブジェクト指向プログラミング(OOP)とは、プログラムを手順の羅列ではなく、「モノ(オブジェクト)」の集まりとして捉え、モノ同士の関係や相互作用としてシステムを構築する考え方。
オープンテレメトリー
おーぷんてれめとりー
OpenTelemetryとは、メトリクス、ログ、トレースなどのテレメトリーデータを生成・収集・エクスポートするための、ベンダー中立なツールやAPIの標準セット。
オペレーター
おぺれーたー
Kubernetes Operatorとは、Kubernetesの機能を拡張して、複雑なステートフルアプリケーション(DBなど)の運用知識をコード化し、自動管理させるための仕組み。
オーケストレーション
おーけすとれーしょん
ITにおけるオーケストレーションとは、複雑なコンピュータシステムやミドルウェア、サービスの配備・設定・管理を、あらかじめ定義された手順(ワークフロー)に従って自動的に統合管理すること。
カーネル
かーねる
カーネルとは、OS(オペレーティングシステム)の中核となる部分。ハードウェア(CPU、メモリ、ディスク等)とソフトウェア(アプリケーション)の間のやり取りを管理・制御する。
パーティショニング
ぱーてぃしょにんぐ
データベースにおけるパーティショニングとは、巨大なテーブルを、特定のルール(日付やID範囲など)に基づいて複数の物理的な領域(パーティション)に分割して保存する技術。
パスワードリスト攻撃
ぱすわーどりすとこうげき
パスワードリスト攻撃とは、どこかのサイトから流出したIDとパスワードのリストを使って、他のWebサイトへのログインを機械的に試みるサイバー攻撃。
パスワード
ぱすわーど
パスワードとは、コンピュータシステムやWebサービスにおいて、利用者が正規のユーザー本人であることを確認(認証)するために使用する秘密の文字列のこと。
パイプ
ぱいぷ
Unix/Linuxにおけるパイプとは、あるコマンドの標準出力を、次のコマンドの標準入力として渡す機能。`|`(縦棒)の記号で表される。
ポッド
ぽっど
Podとは、Kubernetesにおけるデプロイの最小単位。1つ以上のコンテナ(Dockerコンテナなど)を含み、IPアドレスやストレージを共有して動作する。
ポータビリティ
ぽーたびりてぃ
ポータビリティ(移植性)とは、ソフトウェアが異なる環境(OSやハードウェア)でも修正なしでそのまま動作する性質のこと。
ポストモーテム
ぽすともーてむ
ポストモーテム(事後検証)とは、障害やインシデントが発生した後に、その原因、影響、対応プロセス、再発防止策などを記録し、振り返る活動、またはそのドキュメント。
プリフェッチ
ぷりふぇっち
プリフェッチとは、ユーザーが次にアクセスしそうなページのリソース(画像やスクリプト)を、現在のページを見ている間にバックグラウンドで先読み(ダウンロード)しておく技術。画面遷移時の待ち時間を劇的に短縮できる。
プリロード
ぷりろーど
プリロードとは、現在のページで「すぐに必要になる」重要なリソース(フォントやメイン画像など)を、ブラウザに対して優先的にダウンロードするよう指示すること。通常の読み込み順序を変えて、表示を高速化する。
主キー
しゅきー
主キー(プライマリキー)とは、リレーショナルデータベースのテーブルにおいて、行(レコード)を一意に識別するための列(カラム)。重複およびNULLが許されない。
プロセス
ぷろせす
コンピュータにおけるプロセスとは、実行中のプログラムの単位。OSから独立したメモリ空間やCPU時間を割り当てられて動作するもの。
プロトタイプ
ぷろとたいぷ
プロトタイプとは、製品やシステムの開発初期段階で作られる「試作品」のこと。機能やデザイン、操作性などを検証するために作られる。
Proxyパターン
ぷろきしぱたーん
Proxyパターンとは、あるオブジェクトへのアクセスを制御するために、その代理(Proxy)となるオブジェクトを間に置くデザインパターン。
プルミ
ぷるみ
Pulumiは、TypeScript, Python, Goなどの汎用プログラミング言語を使ってインフラ構成を記述できるIaCツール。
パペット
ぱぺっと
Puppetは、サーバーの設定(パッケージインストールやファイル配置など)を自動化する構成管理ツールの一つ。独自言語(Puppet言語)で「あるべき状態」を記述する。
クイック
くいっく
QUICとは、Googleが開発した、UDPベースの新しい通信プロトコル。HTTP/3の基盤技術として採用されており、Webの表示速度を劇的に向上させる。
リホスティング
りほすてぃんぐ
リホスティング(リフト&シフト)とは、オンプレミス環境にある既存のシステムに変更を加えず、そのままクラウド環境(IaaSなど)に移行する手法。移行コストや期間を抑えられるが、クラウドネイティブな機能の恩恵は受けにくい。
リプラットフォーミング
りぷらっとふぉーみんぐ
リプラットフォーミングとは、システムの基本的なアーキテクチャや機能を変えずに、動作する基盤(プラットフォーム)だけを新しい環境(オンプレミスからクラウドなど)に移し替えること。
リアクティブプログラミング
りあくてぃぶぷろぐらみんぐ
リアクティブプログラミングとは、データの「変化」や「イベント」が起きたときに、それに関連する処理が自動的に反応(リアクト)して実行されるように記述するプログラミングパラダイム。
目標復旧時点
あーるぴーおー
RPO(目標復旧時点)とは、災害や障害が発生した際に、「過去のどの時点までのデータを復旧させるか」という目標指標。データの許容消失量を示す。
目標復旧時間
あーるてぃーおー
RTO(目標復旧時間)とは、災害や障害が発生してから、「いつまでにシステムを復旧させるか」という目標時間。
再帰
さいき
再帰とは、ある関数や手続きの中で、自分自身を呼び出すこと。大きな問題を、同じ構造を持つ小さな問題に分解して解く際によく使われる。
リージョン
りーじょん
クラウドコンピューティングにおけるリージョンとは、データセンターが設置されている独立した地理的なエリア(地域)のこと。
正規表現
せいきひょうげん
正規表現とは、文字列のパターンを、特殊な記号(メタ文字)を使って表現する記述方法。
リリース
りりーす
ソフトウェア開発におけるリリースとは、開発した製品や機能を、ユーザーが利用できる状態にして公開・提供すること。
レプリケーション
れぷりけーしょん
レプリケーションとは、データベースなどのデータを、別のサーバーにリアルタイムでコピー(複製)し、常に同じ内容を保持しておく技術。
レジリエンスエンジニアリング
れじりえんすえんじにありんぐ
レジリエンスエンジニアリングとは、システムが予期せぬ障害やストレスに直面した際に、完全に停止することなく適応し、機能を回復・維持する能力(レジリエンス)を高めるための設計・運用手法。
網膜投影技術
もうまくとうえいぎじゅつ
網膜投影技術とは、映像の光を瞳孔を通して、眼の奥にある網膜に直接描画する技術。
リトライ
りとらい
ITにおけるリトライとは、通信エラーや処理失敗が発生した際に、一時的な不具合である可能性を考慮して、再度同じ処理を実行すること。
リバースエンジニアリング
りばーすえんじにありんぐ
リバースエンジニアリングとは、完成した製品(機械やソフトウェア)を分解・解析し、その仕組みや設計図、ソースコードなどを明らかにすること。
リップル
りっぷる
リップル(Ripple)とは、国際送金を高速かつ低コストで行うための決済ネットワーク(RippleNet)。またはそのネットワーク上で使われる暗号資産(XRP)。
ローリングアップデート
ろーりんぐあっぷでーと
ローリングアップデートとは、システムを停止することなく(ゼロダウンタイム)、複数のサーバーを順番に更新していくデプロイ手法のこと。
ロールオーバー
ろーるおーばー
ロールオーバーとは、一般的に「乗り換え」「繰り越し」のこと。金融ではNISAの非課税期間終了後に翌年の枠に移すことなどを指す。
ルートディレクトリ
るーとでぃれくとり
ルートディレクトリとは、階層構造を持つファイルシステムにおいて、最上位に位置するディレクトリ(フォルダ)のこと。
セールステック
せーるすてっく
セールステック(SalesTech)とは、営業活動を効率化・高度化するためのIT技術やツールのこと。SFA(営業支援システム)、オンライン商談ツール、電子契約サービスなどが含まれる。
探索アルゴリズム
たんさくあるごりずむ
探索アルゴリズムとは、大量のデータの中から、目的のデータ(条件に一致するもの)を探し出すための計算手順のこと。
シークレット
しーくれっと
KubernetesにおけるSecretとは、パスワード、OAuthトークン、SSHキーなどの機密情報を安全に保存・管理するためのリソースオブジェクト。
秘密鍵
ひみつかぎ
秘密鍵とは、暗号化通信において、自分だけが持ち、他人に見せてはいけない鍵のこと。公開鍵暗号方式では「復号」と「署名」に使われる。
エスエスエイチ
えすえすえいち
SSH(Secure Shell)とは、ネットワーク経由で他のコンピュータに安全にログインし、遠隔操作するための通信プロトコル。
セキュリティ・バイ・デザイン
せきゅりてぃばいでざいん
セキュリティ・バイ・デザインとは、システム開発の企画・設計段階からセキュリティ対策を組み込む考え方。完成後に後付けで対策するのではなく、最初から「安全であること」を前提に作ることで、脆弱性の混入を防ぎ、手戻りを減らす。
sedコマンド
せどこまんど
sedコマンドは、テキストデータをフィルタリング・変換するためのストリームエディタ。ファイルの特定の文字列を一括置換したり、特定の行を削除・抽出したりする際によく使われる。
サービス
さーびす
KubernetesにおけるServiceとは、複数のPodをひとまとめにして、それらへのアクセスを抽象化(単一のIPやDNS名を提供)するリソース。ロードバランサーの役割を果たす。
サービスレベル指標
えすえるあい
SLI(サービスレベル指標)とは、サービスの信頼性などを定量的に測るための具体的な数値指標。成功率、レイテンシ(応答速度)、可用性など。
サービスレベル目標
えすえるおー
SLO(サービスレベル目標)とは、SLI(計測値)に対して設定する、達成すべき目標値(しきい値)。
サービスワーカー
さーびすわーかー
Service Workerとは、Webページとは別の裏側(バックグラウンド)で動作するJavaScriptのスクリプト。オフライン時のキャッシュ制御やプッシュ通知などの機能を実現し、Webサイトをネイティブアプリのように振る舞わせる(PWA)ための中核技術。
シャーディング
しゃーでぃんぐ
シャーディングとは、データベースの負荷分散手法の一つで、一つのテーブルを複数の異なる物理サーバー(シャード)に分割して保存すること。「水平分割」の一種。
共有カーネル
きょうゆうかーねる
共有カーネル(Shared Kernel)とは、ドメイン駆動設計(DDD)において、複数の「境界づけられたコンテキスト」間で共有されるドメインモデルやコードの一部。
シェル
しぇる
シェルとは、ユーザーからのコマンド入力を受け取り、OSのカーネル(核)に伝えて実行させるためのユーザーインターフェース・プログラム。
シフトライト
しふとらいと
シフトライトとは、開発環境でのテストだけでなく、本番環境(工程図の右側)でのテストやモニタリングを重視するアプローチ。
副作用
ふくさよう
プログラミングにおける副作用とは、ある関数や処理を実行した際に、戻り値を返すだけでなく、外部の状態(変数の値、ファイル、画面表示など)を変更してしまうこと。
サイドカーインジェクション
さいどかーいんじぇくしょん
Sidecar Injectionとは、Kubernetesにおいて、アプリケーションのPodが作成される際に、自動的に補助的なコンテナ(サイドカープロキシなど)を注入(追加)する仕組み。
SIMスワップ詐欺
しむすわっぷさぎ
SIMスワップ詐欺とは、携帯電話会社に偽の紛失届などを出し、被害者の電話番号(SIMカードの情報)を犯人のSIMカードに移し替える(スワップする)ことで、本人になりすます犯罪。
シミアンアーミー
しみあんあーみー
Simian Army(猿の軍団)とは、Netflixが開発した、クラウド環境の障害耐性をテストするための自動化ツール群の総称。Chaos Monkeyが最も有名。
六次の隔たり
ろくじのへだたり
六次の隔たりとは、知り合いを6人介せば、世界中の誰とでも繋がることができるという仮説。
ソートアルゴリズム
そーとあるごりずむ
ソートアルゴリズムとは、大量のデータを特定の規則(昇順・降順など)に従って並べ替えるための計算手順のこと。
スパゲッティコード
すぱげってぃこーど
スパゲッティコードとは、プログラムの処理の流れが複雑に絡み合い、スパゲッティのように解きほぐすのが困難な状態になったソースコード。
ステージング環境
すてーじんぐかんきょう
ステージング環境とは、システム開発において、本番環境(プロダクション)と同じ構成で作られた、最終確認用のテスト環境。
Stateパターン
すてーとぱたーん
Stateパターンとは、オブジェクトの内部状態が変化したときに、そのオブジェクトの振る舞い(メソッドの動作)も変化させるデザインパターン。
ステートフルセット
すてーとふるせっと
KubernetesにおけるStatefulSetとは、データベースのように「状態を持つ(Stateful)」アプリケーションを管理するためのワークロードリソース。
静的解析
せいてきかいせき
静的解析とは、プログラムを実行せずに、ソースコードをツールで解析して、文法エラーやバグの温床、セキュリティ脆弱性、コーディング規約違反などを検出する検証手法。開発の早い段階(コーディング中)に問題を発見できる。
静的サイト生成
えすえすじー
SSG(Static Site Generation)とは、WebページのHTMLを、ユーザーがアクセスする時(リクエスト時)ではなく、事前にビルド(構築)時に生成しておく方式。
踏み台
ふみだい
セキュリティにおける踏み台とは、サイバー攻撃者が、本来の標的であるサーバーや組織に攻撃を仕掛けるために、中継地点として不正に乗っ取ったコンピュータのこと。
エスティーオー
えすてぃーおー
STO(セキュリティ・トークン・オファリング)とは、金融商品取引法などの法規制に準拠した形で、株式や不動産などの裏付け資産を持つ「セキュリティトークン(デジタル証券)」を発行して資金調達を行う手法。ICOに比べて投資家保護の仕組みが整っており、信頼性が高い。
ストレージエリアネットワーク
さん
SAN(Storage Area Network)とは、複数のサーバーと複数の外部ストレージ(記憶装置)を、高速な専用ネットワークで接続する形態。
ストアドプロシージャ
すとあどぷろしーじゃ
ストアドプロシージャ(Stored Procedure)とは、データベースに対する一連の処理(SQL文や制御構文)をまとめ、名前をつけてRDBMS内に保存(Stored)したもの。
ストラングラーパターン
すとらんぐらーぱたーん
ストラングラーパターンとは、巨大で古いシステム(モノリス)をリプレースする際、一気に作り直すのではなく、新しい機能を少しずつ作成し、古い機能を徐々に「絞め殺す(置き換える)」ように移行していく戦略。
Strategyパターン
すとらてじーぱたーん
Strategyパターンとは、アルゴリズム(処理の手順や計算方法)をごっそり入れ替えられるように、アルゴリズムをクラスとしてカプセル化し、呼び出し側から切り替えて使えるようにするデザインパターン。
サブドメイン
さぶどめいん
サブドメインとは、独自ドメイン(example.com)を分割して、用途別に別のWebサイトとして運営するために設定されるドメイン名(blog.example.com の 'blog' の部分)。
サブバージョン
さぶばーじょん
Subversion(SVN)とは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を管理するシステム。Gitが登場する前に主流だった「集中型バージョン管理システム」の代表格。
スードゥー
すーどぅー
sudo(SuperUser DO)とは、LinuxなどのUnix系OSにおいて、一般ユーザーが一時的に管理者(root)権限でコマンドを実行するためのコマンド。
超解像技術
ちょうかいぞうぎじゅつ
超解像技術とは、解像度の低い画像や動画を、AI(深層学習)などを用いて補完し、高精細な(解像度の高い)画像に変換する技術。
共通鍵暗号方式
きょうつうかぎあんごうほうしき
共通鍵暗号方式とは、暗号化と復号に「同じ鍵(共通鍵)」を使う暗号方式。
システムインテグレーター
えすあいあー
システムインテグレーター(SIer)とは、顧客の業務内容を分析し、システムの企画、構築、運用保守までを一括して請け負う企業のこと。
総合テスト
そうごうてすと
総合テスト(システムテスト)とは、開発したシステム全体が、要件定義で定められた機能や性能を満たしているかを確認するテスト工程。
システムディー
しすてむでぃー
systemdとは、Linuxシステムの起動処理やサービス管理を行うためのinitシステム(初期化プロセス)。
tarコマンド
たーこまんど
tarコマンドとは、複数のファイルを一つにまとめたり(アーカイブ)、展開したりするためのコマンド。
テクノロジーレーダー
てくのろじーれーだー
Technology Radar(技術レーダー)とは、ThoughtWorks社が提唱した、組織が注目すべき技術やツールをレーダーチャート状に可視化したドキュメント。「採用(Adopt)」「試行(Trial)」「評価(Assess)」「保留(Hold)」の4段階で技術の成熟度や推奨度を管理する。
テクトン
てくとん
Tektonは、KubernetesネイティブなCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインを構築するためのオープンソースフレームワーク。
Template Methodパターン
てんぷれーとめそっどぱたーん
Template Methodパターンとは、親クラスで処理の枠組み(テンプレート)を定義し、具体的な処理の内容は子クラスで実装させるデザインパターン。
シンクライアント
しんくらいあんと
シンクライアントとは、ユーザーが使う端末(クライアント)には最低限の機能しか持たせず、OSやアプリ、データなどの処理はすべてサーバー側で行うシステム形態。
タイムアウト
たいむあうと
タイムアウトとは、あらかじめ設定された制限時間が経過しても処理が完了しない場合に、その処理を強制的に打ち切ること。
トイル
といる
SREにおけるトイル(Toil)とは、手作業で、繰り返され、自動化が可能で、戦術的(長期的価値がない)で、サービスの成長に比例して増える作業のこと。
分散トレーシング
とれーす
分散トレーシングにおけるTraceとは、あるリクエストがシステム全体(複数のマイクロサービス)を通過していく一連の処理の流れを記録したもの。
トランザクショナル・アウトボックス
とらんざくしょなるあうとぼっくす
トランザクショナル・アウトボックスとは、データベースへの書き込みと、他サービスへのメッセージ送信を、確実にアトミック(不可分)に行うための設計パターン。
ツリーシェイキング
つりーしぇいきんぐ
Tree Shaking(ツリーシェイキング)とは、プログラムのビルド時に、実際に使われていない不要なコード(デッドコード)を自動的に取り除き、ファイルサイズを軽量化する機能のこと。木を揺すって不要な葉を落とす様子に例えられる。
木構造
きこうぞう
木構造とは、データ構造の一つで、一つの「根(ルート)」から枝分かれして、複数の「節(ノード)」や「葉(リーフ)」に広がる階層的な構造。
トランクベース開発
とらんくべーすかいはつ
トランクベース開発とは、長期間分岐するブランチ(featureブランチなど)を作らず、全ての開発者が頻繁にメインのブランチ(トランク)にコードを統合(マージ)し続ける開発スタイル。
ティーティーエフビー
てぃーてぃーえふびー
TTFBとは、Webブラウザがサーバーにリクエストを送ってから、最初の一バイト(データ)を受け取るまでにかかる時間のこと。サーバーの応答速度やバックエンドの処理能力を示す基本的な指標。
ユビキタス言語
ゆびきたすげんご
ユビキタス言語とは、ドメイン駆動設計(DDD)において、開発者とドメインエキスパート(業務知識がある人)が共通して使う、厳密に定義された言葉(語彙)のこと。
ユーザーインターフェース
ゆーあい
UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーと製品・サービスの接点となる部分のこと。Webサイトのデザインやボタンの配置、文字のフォントなど、ユーザーの目に触れて操作するすべての要素を指す。
ユーザーエクスペリエンス
ゆーえっくす
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザーがある製品やサービスを利用することによって得られる体験の総称。使いやすさだけでなく、楽しさ、心地よさ、感動なども含む。
値オブジェクト
あたいおぶじぇくと
値オブジェクト(Value Object)とは、ドメイン駆動設計(DDD)において、属性(値)によってのみ識別される不変(Immutable)なオブジェクト。
ブイピーエー
ぶいぴーえー
VPA(Vertical Pod Autoscaler)とは、Kubernetesにおいて、Podが必要とするCPUやメモリのリソース量を自動的に調整し、割り当てを最適化する機能。
ブイアイ
ぶいあい
viとは、Unix系OSに標準搭載されているテキストエディタ。画面型エディタの草分け。
Visitorパターン
びじたーぱたーん
Visitorパターンとは、データ構造と処理を分離するデザインパターン。データ構造の中を「訪問者(Visitor)」が巡回し、各要素に対して処理を行う。
仮想プライベートネットワーク
ぶいぴーえぬ
VPNとは、インターネットなどの公共の回線上に、暗号化技術を使って仮想的な専用線(トンネル)を構築し、安全に通信を行う技術。リモートワーク時の社内システムへのアクセスなどに必須。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会
わいく
WAIC(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)とは、日本におけるWebアクセシビリティの規格(JIS X 8341-3)の策定や普及活動を行っている組織。
ウェブコンポーネンツ
うぇぶこんぽーねんつ
Web Componentsとは、再利用可能なカスタム要素(独自のHTMLタグ)を作成するためのWeb標準技術の総称。ReactやVueなどのフレームワークに依存せず、ブラウザ標準の機能だけでカプセル化されたUI部品を作ることができる。
ワイヤーフレーム
わいやーふれーむ
ワイヤーフレームとは、Webサイトやアプリの画面設計図のこと。どこに何を配置するかというレイアウトや動線を線画(ワイヤー)でシンプルに示したもの。
ワーム
わーむ
ワームとは、マルウェア(悪意あるプログラム)の一種で、自分自身を複製してネットワーク経由で他のコンピュータへ感染を広げるもの。
ワーム
わーむ
ワーム(Worm)とは、独立したプログラムとして存在し、ネットワークを通じて自己増殖を繰り返す悪意あるソフトウェアのこと。
ザース
ざーす
XaaS(ザース)とは、SaaS、PaaS、IaaSなどの「~ as a Service(サービスとして提供される機能)」の総称。情報通信だけでなく、あらゆるモノや機能がネットワーク経由でサービスとして提供される時代を表す言葉。
ジップキン
じっぷきん
Zipkinは、マイクロサービスアーキテクチャにおける遅延(レイテンシ)の問題を調査するための、分散トレーシングシステム。
オーバーエンジニアリング
おーばーえんじにありんぐ
オーバーエンジニアリング(過剰設計)とは、必要以上に複雑な設計や、将来使うかどうかも分からない過剰な機能を盛り込んでしまうこと。開発コストや維持管理の手間が増えるだけで、メリットが少ない。「YAGNIの原則(必要になるまでやるな)」に反する行為。エンジニアが技術的興味を優先して陥りがち。
オーオース
おーおーすにーてんぜろ
OAuth 2.0(オーオース)とは、あるWebサービス上の保護されたリソース(ユーザーデータなど)へのアクセス権限を、ユーザーの同意のもとで、安全に別のアプリケーションに与える(認可する)ための標準プロトコル。「Googleでログイン」や「Twitter連携」などの機能の裏側で使われている仕組み。パスワードをアプリ側に渡さずに連携できるため安全性が高い。
ノーション
のーしょん
Notion(ノーション)とは、メモ、タスク管理、ドキュメント作成、データベースなど、仕事に必要なあらゆるツールを一つにまとめた「オールインワン・ワークスペース」アプリのこと。高いカスタマイズ性が特徴で、個人のナレッジ管理から、企業のプロジェクト管理、Wikiの構築まで幅広く利用されている。
ドキュメントデータベース
どきゅめんとでーたべーす
ドキュメントデータベース(Document DB)とは、JSONやXMLのような半構造化データを「ドキュメント」としてそのまま保存するNoSQLデータベースの一種。MongoDBが代表例。事前に厳密なスキーマ定義が不要(スキーマレス)で、アプリケーションのオブジェクト構造に合わせて柔軟にデータを保存できるため、開発スピードを重視するWeb開発で人気がある。
カグル
かぐる
Kaggle(カグル)とは、Googleが運営する世界最大のデータサイエンス・コミュニティ、およびコンペティションプラットフォーム。企業や政府がデータと課題を提供し、世界中のデータサイエンティスト(Kaggler)が予測モデルの精度を競い合う。上位入賞者には賞金や名誉が与えられ、転職活動のアピール材料にもなる。
ゼロトラストネットワークアクセス
ぜっとてぃーえぬえー
ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)とは、ゼロトラストの概念に基づいて実装された、新しいリモートアクセス方式のこと。従来のVPN(仮想プライベートネットワーク)のように一度接続すれば社内全体にアクセスできるのではなく、ユーザーやデバイスの状態を検証した上で、許可された特定のアプリやサービス「のみ」への接続を許可する。VPNの代替技術として注目されている。
余白
よはく
余白(ホワイトスペース)とは、デザインにおいて、文字や画像などが配置されていない空白の領域のこと。単なる「空きスペース」ではなく、情報のグループ化、重要度の強調、洗練された印象の演出、読みやすさの向上など、意図的に設計される重要なデザイン要素。「ネガティブスペース」とも呼ばれる。
WebRTC
うぇぶあーるてぃーしー
WebRTCとは、Webブラウザ間でプラグインなしに、音声、映像、データをリアルタイムに送受信するためのオープン標準規格。P2P(ピアツーピア)通信を基本とし、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議システムや、ライブ配信、オンラインゲームなどで広く利用されている。HTML5のAPIとして提供されており、開発者が容易にリアルタイム通信機能を実装できる。
ベロシティ
べろしてぃ
ベロシティとは、アジャイル開発チームが1回のスプリント(開発サイクル)で消化できた作業量のこと。通常、ユーザーストーリーポイントなどの相対的な見積もり値の合計で表される。チームの生産性を測る指標であり、将来のスプリントでどれくらいの作業をこなせるかを予測し、リリースの計画を立てるために用いられる。
デスクトップ仮想化
ぶいでぃーあい
VDI(デスクトップ仮想化)とは、データセンターのサーバー上に仮想的なデスクトップ環境(OSやアプリ)を構築し、手元のPCやタブレットからネットワーク経由で画面を転送して操作する仕組みのこと。データは全てサーバー側に保存され、手元の端末には残らないため、セキュリティが高く、場所を選ばないテレワーク環境として利用される。シンクライアントと組み合わせて使われることが多い。
受入テスト
うけいれてすと
受入テスト(UAT)とは、システム開発の最終段階において、発注者(ユーザー)自身が、納品されたシステムが要望通りに動作し、業務に使えるレベルにあるかを確認するテストのこと。「検収」の判断基準となる。開発者側ではなく、実際の利用者が行う点が重要。
ツリーテスト
つりーてすと
ツリーテストとは、Webサイトのカテゴリ構造(情報アーキテクチャ)が、ユーザーにとって分かりやすく分類されているかを検証する手法。実際の画面デザインを見せず、テキストだけの階層ツリー(メニュー)を見せて、「この商品はどこにあると思いますか?」と尋ねる。メニュー構造の不備を早期に発見できる。
投げ銭
なげせん
投げ銭とは、ネット上のライブ配信などで、視聴者が配信者に対して金銭を寄付する機能のこと。YouTubeの「スーパーチャット(スパチャ)」が代表的。路上パフォーマンスへの投げ銭が由来。クリエイターを直接支援できる推し活の一形態として定着しているが、未成年者の高額課金などの問題もある。
Template Methodパターン
てんぷれーとめそっど
Template Methodパターンとは、オブジェクト指向のデザインパターン(GoFパターン)の一つ。親クラスで処理の「枠組み(テンプレート)」となるメソッドを定義し、具体的な処理の中身は子クラスで実装する手法。手順は決まっているが、各ステップの具体的な内容が異なる場合に有効。
Sdn
えすでぃーえぬ
SDN(Software Defined Networking)とは、ネットワーク機器(ルーターやスイッチなど)の構成や設定を、物理的な配線を変更することなく、ソフトウェア上で一元的に制御・変更する技術や概念のこと。ネットワーク構成を動的に、かつ柔軟に変更できるため、クラウド環境や大規模データセンターにおいて運用の自動化や効率化を実現する重要な技術。
彩度
さいど
彩度とは、色の鮮やかさの度合いのこと。色の三属性の一つ。彩度が高いとビビッドで派手な印象になり(原色など)、彩度が低いと落ち着いた、あるいはくすんだ印象になる(パステルカラーやグレーなど)。彩度が0になると無彩色(白、黒、グレー)になる。
レトロスペクティブ
れとろすぺくてぃぶ
レトロスペクティブ(振り返り)とは、スプリントの最後に行う、チームのプロセス改善のためのミーティングのこと。「KPT(Keep, Problem, Try)」などのフレームワークを用いて、何が良かったか、何が悪かったかを話し合い、次のスプリントでどう改善するか具体的なアクションを決める。継続的改善(カイゼン)の核となる活動。
ロールベースアクセス制御
あーるばっく
RBAC(ロールベースアクセス制御)とは、ユーザー個人ではなく、「役割(ロール)」に対して権限を割り当てるアクセス制御方式のこと。例えば「課長ロール」に「承認権限」を付与し、Aさんを「課長ロール」に割り当てる。人事異動があってもAさんのロールを変更するだけで済み、管理が効率的になる。企業情報システムで最も一般的に使われる権限管理手法。
ラット
らっと
RAT(ラット)とは、攻撃者が外部から対象のコンピュータを遠隔操作するために仕込む悪意あるプログラム(マルウェア)の一種。「バックドア(裏口)」を作成し、キー入力の記録(キーロガー)、デスクトップの盗撮、ファイルの窃取、Webカメラの起動などを、ユーザーに気づかれないように実行する。標的型攻撃でよく使われるツール。
量子鍵配送
りょうしかぎはいそう
量子鍵配送(QKD)とは、量子力学の原理を利用して、通信を行う二者間で絶対に盗聴されない共通鍵を共有する技術のこと。通信経路上で盗聴が試みられると、量子の状態が変化してしまう(痕跡が残る)という性質を利用し、盗聴の有無を確実に検知できる。将来的に量子コンピュータによって現代の暗号が解読されるリスクへの対抗策として研究が進められている。
パブリックドメイン
ぱぶりっくどめいん
パブリックドメインとは、著作権の保護期間が満了した、あるいは最初から権利が放棄されたなどして、誰でも自由に利用できる状態になった知的創作物のこと。シェイクスピアの戯曲やベートーヴェンの楽曲などが該当する。ただし、翻訳や編曲されたものには新たな著作権が発生している場合があるため注意が必要。
ポッドマン
ぽっどまん
Podman(ポッドマン)とは、Red Hat社が開発を主導している、オープンソースのコンテナ管理ツール。Dockerと互換性が高いコマンドを持ちながら、デーモンレス(常駐プロセスが不要)で動作し、ルートレス(管理者権限なし)でもコンテナを実行できるという特徴を持つ。セキュリティ面でのメリットが大きく、Dockerの代替として利用が広がっている。
聖地巡礼
せいちじゅんれい
聖地巡礼とは、元々は宗教的な聖地を参拝することだが、現代ではアニメ、漫画、ドラマなどの舞台となった場所(ロケ地やモデル地)をファンが実際に訪れることを指す。地域活性化(アニメツーリズム)の手段としても注目されており、自治体や企業が公式に「聖地」としてPRすることも多い。
ピクトグラム
ぴくとぐらむ
ピクトグラム(絵文字)とは、何らかの情報や注意を、文字を使わずに単純な図記号で表したもの。非常口のマークやトイレのマーク、オリンピックの競技種目マークなどが代表例。言語の壁を超えて直感的に意味を伝えられるため、国際的なイベントや公共交通機関、Webサイトのアイコンなどで広く使われている。
パターン認識
ぱたーんにんしき
パターン認識(Pattern Recognition)とは、画像、音声、文字などの雑多なデータの中から、一定の規則や法則(パターン)を見つけ出し、それが何であるかを識別する技術のこと。AI(機械学習)の基礎となる技術であり、顔認証、文字認識(OCR)、音声認識、スパムメールの検知など、現代のあらゆるAIサービスの根幹を支えている。
パーケ
ぱーけ
Parquet(パーケ/パーケット)とは、Hadoopエコシステムなどで広く使われている、列指向(カラムナ)のデータ保存フォーマット。データを列ごとにまとめて圧縮・保存するため、特定の列だけを読み込むような分析クエリを高速に処理でき、かつ高い圧縮率を実現する。CSVやJSONに比べてビッグデータ分析において圧倒的に効率が良い。
パンダス
ぱんだす
Pandas(パンダス)とは、プログラミング言語Pythonでデータ分析やデータ操作を行うためのオープンソースライブラリ。表形式のデータ(データフレーム)を効率的に扱うことができ、データの読み込み、加工、集計、可視化などが簡単に行える。データサイエンスや機械学習の分野で必須のツール。
オワコン
おわこん
オワコンとは、「終わったコンテンツ」の略。かつては人気があったが、今はブームが去り、人気やユーザー数が激減してしまった商品、サービス、作品などを指すネットスラング。ただし、実際にはまだ人気があるにもかかわらず、アンチがネガティブキャンペーンとして使うことも多い。
ネットワーク機能仮想化
えぬえふわい
NFV(ネットワーク機能仮想化)とは、ルーター、ファイアウォール、ロードバランサーなどの専用機器(アプライアンス)の機能を、汎用サーバー上の仮想化ソフトウェアとして実装する技術のこと。高価な専用機器を買い揃える必要がなくなり、コスト削減や機器設置スペースの節約、機能の追加・変更の迅速化が可能になる。SDNと補完関係にある。
MQTT
えむきゅーてぃーてぃー
MQTTとは、IoT機器のために開発された、極めて軽量な通信プロトコル(決まりごと)。低速で不安定なネットワーク環境や、処理能力・バッテリー容量の限られたデバイスでも安定して通信できるように設計されている。「Pub/Sub(パブリッシュ/サブスクライブ)型」のモデルを採用しており、一対多のメッセージ配信や、非同期通信を効率的に行える。
ミーム
みーむ
ミームとは、人から人へと模倣によって伝達・複製されていく文化情報の単位。リチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』で提唱した概念。遺伝子(Gene)になぞらえた造語。現代では特に、ネット上で爆発的に拡散・改変され流行する画像、動画、フレーズなどを「インターネット・ミーム」と呼ぶ。
マンインザミドル攻撃
まんいんざみどるこうげき
マンインザミドル攻撃(中間者攻撃)とは、通信を行う二者の間に攻撃者がこっそりと割り込み、通信内容を盗聴したり、改ざんしたりするサイバー攻撃の手法。ユーザーは正規の相手と通信していると思い込んでいるため、被害に気づきにくい。公衆Wi-Fiなどで暗号化されていない通信を行うと狙われやすい。
LXC
えるえっくすしー
LXC(Linux Containers)とは、Linuxカーネルの機能を用いたコンテナ仮想化技術の一つ。Dockerが「アプリケーション単位」のコンテナであるのに対し、LXCは「システム(OS)単位」のコンテナを提供する傾向が強く、軽量な仮想マシン(システムコンテナ)のように振る舞う。Dockerの初期バージョンはLXCを内部で利用していた。
カーニング
かーにんぐ
カーニングとは、文字と文字の間隔(字間)を視覚的に美しく見えるように調整する作業のこと。特にデザインにおいて、フォントの形状に合わせて、「VA」や「To」のような隙間が空きやすい文字同士を詰めたりしてバランスを整える。カーニングが適切でないと、文章が読みづらかったり、素人っぽく見えたりする。
Isr
あいえすあーる
ISR(Incremental Static Regeneration)とは、静的サイト生成(SSG)のメリットを保ちつつ、ページ単位で定期的にコンテンツを再生成して更新する機能のこと。Next.jsなどのフレームワークが提供している。ビルド時に全ページを生成するSSGとは異なり、アクセスがあったタイミングや一定時間経過後に部分的にページを作り直すため、大規模サイトでもビルド時間を短縮でき、情報の鮮度も保てる。
色相
しきそう
色相とは、赤、青、黄、緑といった「色味」の性質のこと。色の三属性(色相、明度、彩度)の一つ。色相を円環状に並べたものを「色相環」と呼び、隣り合う色を「類似色」、向かい合う色を「補色」と呼ぶ。デザインの配色を決める際の基礎となる。
準同型暗号
じゅんどうけいあんごう
準同型暗号(Homomorphic Encryption)とは、データを暗号化したままの状態で、計算や検索を行うことができる特殊な暗号技術のこと。クラウド事業者にデータの中身を見られることなく、統計分析や検索などの処理を委託できるため、医療データや金融データなどの機密情報を扱う際のプライバシー保護技術として期待されている。
堅牢化
けんろうか
堅牢化(ハーデニング/Hardening)とは、サーバー、OS、ネットワーク機器などの設定を見直し、セキュリティ強度を高める作業のこと。不要なサービスやポートの停止、初期パスワードの変更、最新パッチの適用、アクセス権限の最小化などを行い、攻撃の入り口(アタックサーフェス)を極力減らすことによって、システムを「硬く(Hard)」する。
フルスタックエンジニア
ふるすたっくえんじにあ
フルスタックエンジニアとは、Web開発において、フロントエンド(画面側)、バックエンド(サーバー側)、データベース、インフラなど、システム開発に関わるすべて(フルスタック)の技術層を一人で担当できるエンジニアのこと。「万能型エンジニア」。スタートアップなど人手の少ない環境で重宝される。
エピック
えぴっく
エピックとは、アジャイル開発において、1回のスプリントでは完了できないような大きな粒度の要件やユーザーストーリーのこと。物語(Epic)。エピックはその後、開発可能なサイズ(ユーザーストーリー)に分割されてバックログに登録される。製品の大きな機能群やゴールを表す単位として使われる。
ウェブフック
うぇぶふっく
Webhook(ウェブフック)とは、Webアプリケーションでイベント(特定のアクション)が発生した際に、外部の指定されたURLにリアルタイムで通知(HTTPリクエスト)を送る仕組み。「ユーザ逆探知」のようなもの。例えば、チャットツールにメッセージが届いたらBotに通知する、決済が完了したらシステムに通知する、などで使われる。
バージョン管理
ばーじょんかんり
バージョン管理とは、ファイルの変更履歴を記録・保存し、過去の状態への復元や、複数人での同時編集を可能にするシステムのことである。プログラミングのソースコード管理において必須の技術である。代表的なツールにGit(ギット)やSubversion(サブバージョン)がある。「誰が・いつ・何を・なぜ」変更したかを追跡できる。
トランザクション
とらんざくしょん
トランザクションとは、データベースにおいて、複数の処理をひとまとまりにした処理単位のことである。「全て成功するか、全て失敗するか(All or Nothing)」を保証する仕組み。例えば銀行振込なら、「A口座から引く処理」と「B口座に足す処理」は必ずセットで行われる必要があり、片方だけ成功して片方が失敗するとお金が消えてしまうため、トランザクション機能で守られる。
スループット
するーぷっと
スループット(Throughput)とは、単位時間あたりに処理できる仕事量やデータ量のこと。「処理能力」。通信回線の実効速度や、工場の生産能力などを表す。スループットが高いほど、システムや組織のパフォーマンスが高いと言える。
プロトコル
ぷろとこる
プロトコル(Protocol)とは、コンピュータ同士が通信する際の「約束事」や「手順」のこと。日本語か英語か、どの周波数を使うかなどのルールが決まっていないと会話が成立しないのと同様、ITでもTCP/IPやHTTPといった共通の規格に従うことで通信が可能になる。
パケット
ぱけっと
パケット(Packet)とは、インターネットなどのネットワークでデータを送受信する際に、データを細切れに分割した単位のこと。「小包」。データを小さく分けることで、回線を占有せず、複数の通信を効率よく行える。パケット通信料はこのパケット数に応じて課金される。
オプトイン
おぷといん
オプトイン(Opt-in)とは、ユーザーが企業からのメール配信や個人情報の取得・利用に対して、事前に明示的に「承諾(同意)」の意思を示す手続きのこと。この同意がない限り、企業はユーザーにコンタクトを取れないという方式。「参加する(Opt in)ことを選ぶ」という意味。個人情報保護やスパムメール防止の観点から、特定電子メール法などの法律で、原則としてオプトイン方式が義務付けられている場合が多い。
オープンソース
おーぷんそーす
オープンソース(OSS)とは、ソフトウェアの設計図であるソースコードが一般に公開され、誰でも自由に利用、修正、再配布ができること。Linux、Apache、Pythonなど、現代のITインフラの多くは、世界中の有志によって開発されたOSSで支えられている。
光学文字認識
おーしーあーる
OCR(光学文字認識)とは、紙の書類をスキャナやカメラで読み取り、画像として保存された文字を、コンピュータが扱えるテキストデータ(文字コード)に変換する技術のこと。手書き文字の認識精度を高めた「AI-OCR」の普及により、請求書の自動入力や名刺管理など、オフィス業務のペーパーレス化やRPAとの連携が進んでいる。
正規化
せいきか
正規化とは、リレーショナルデータベース(RDBMS)において、データの重複をなくし、矛盾が生じないようにテーブル(表)を分割・整理することである。第一正規形、第二正規形、第三正規形などの段階がある。正規化を行うことで、データの一貫性が保たれ、保守性が向上するが、結合処理(JOIN)が増えて検索速度が落ちる場合もある。
マイエスキューエル
まいえすきゅーえる
MySQL(マイエスキューエル)とは、世界で最も普及しているオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。高性能で信頼性が高く、WordPressや多くのWebアプリケーションのバックエンドとして広く使われている。現在はOracleが開発・管理している。
モックアップ
もっくあっぷ
モックアップ(モック)とは、Webサイトやアプリ、工業製品などの開発において、デザインや完成イメージを確認するために作られる「試作品」や「模型」のこと。機能は実装されておらず動かないが、色、配置、サイズ感などの視覚的な要素(Look & Feel)を検証するために使われる。ワイヤーフレームの次の段階で作られることが多い。
インフォグラフィック
いんふぉぐらふぃっく
インフォグラフィックとは、情報、データ、知識などを、視覚的に分かりやすく表現した図やグラフィックのこと。複雑な数値をグラフ化したり、手順をイラストで図解したりすることで、文章だけの説明よりも直感的かつスピーディーに情報を伝えることができる。SNSでの拡散力も高い。
インデックス
いんでっくす
インデックス(索引)とは、データベースにおいて、データの検索速度を劇的に向上させるために作成される「見出し」のようなデータ構造のことである。本の後ろにある索引と同じ役割を果たす。インデックスがないと、データベースは全データを端から順に調べる必要があり(フルスキャン)、データ量が増えると検索に時間がかかってしまう。
FTP
えふてぃーぴー
FTP(File Transfer Protocol)とは、ネットワーク上でファイルを転送するための通信プロトコル(決まりごと)。Webサイトのデータをサーバーにアップロードしたり、サーバーからファイルをダウンロードしたりする際によく使われる。古くからある技術だが、セキュリティ面では暗号化されていないため、現在はSFTPなどが推奨される。
フロントエンド
ふろんとえんど
フロントエンドとは、Webシステムにおいて、ユーザーが直接見たり操作したりする部分(Webブラウザ側)のことである。HTML、CSS、JavaScriptなどを用いて構築され、ユーザーインターフェース(UI)やユーザー体験(UX)を実現する役割を担う。対義語は「バックエンド」。
ディレクトリ
でぃれくとり
ディレクトリ(Directory)とは、コンピュータ上でファイルを整理・保存するための容器のこと。WindowsやMacなどのGUI環境では「フォルダ」と呼ばれるものと同じ概念。階層構造(ツリー構造)になっており、ファイルを分類して管理するのに使われる。
決定木
けっていぎ
決定木(デシジョンツリー)とは、データを分類したり値を予測したりするための、木構造(ツリー状)のアルゴリズムモデルである。「気温が30度以上か?」といった質問(分岐条件)を繰り返すことで、最終的な結論(葉ノード)に到達する。人間にとって判断のプロセスが理解しやすく(解釈性が高い)、ビジネスの意思決定や要因分析にも頻繁に利用される。ただし、単体では過学習しやすいため、ランダムフォレストなどのアンサンブル学習のベースとして使われることが多い。
デッドロック
でっどろっく
デッドロック(Deadlock)とは、2つの処理が互いに相手の処理終了を待ち続けてしまい、どちらも先に進めなくなってフリーズする状態。「すくみ」とも呼ばれる。排他制御の不備で起こることが多く、データベースやマルチスレッドプログラミングにおける代表的なバグの一つ。
Dau
でぃーえーゆー
DAU(Daily Active Users:日間アクティブユーザー数)とは、アプリやWebサービスなどを、1日に1回以上利用したユーザーの数のことである。MAU(月間アクティブユーザー数)よりも短期的な利用状況を示し、SNSやメッセージアプリなど、日常的に頻繁に使われることが前提のサービスにおいて重要視される。「DAU ÷ MAU」で算出される「スティッキネス(粘着性)」は、ユーザーの熱狂度を測る指標となる。
ジェスト
じぇすと
Jest(ジェスト)とは、Facebook(現Meta)が開発した、JavaScriptのためのテストフレームワーク。React、Vue、Angularなどのプロジェクトで広く使われている。設定が簡単(ゼロコンフィグ)で、テストランナー、アサーション、モック機能などがオールインワンになっているのが特徴。
サイプレス
さいぷれす
Cypress(サイプレス)とは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションのための、次世代のフロントエンド用テストツール。JavaScriptで記述でき、E2Eテスト(End-to-Endテスト)を高速かつ簡単に作成・実行できるのが特徴。開発者がリアルタイムでテスト結果を確認できるため、デバッグ効率が高い。
ゴドウィンの法則
ごどうぃんのほうそく
ゴドウィンの法則とは、インターネット上の議論が長引けば長引くほど、確率1に近づくほど「ナチス」や「ヒトラー」への言及(比較批判)が登場するという法則。「お前のやり方はナチスと同じだ」といったレッテル借りが横行することへの皮肉。一般に、ナチスを引き合いに出した時点で議論は建設的でなくなり、その発言者の敗北とみなされる。
カプセル化
かぷせるか
カプセル化(情報隠蔽)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、データ(プロパティ)とそれを操作する手続き(メソッド)を一つの「カプセル(クラス)」にまとめ、外部から直接データを書き換えられないように保護すること。内部の複雑な仕組みを隠し、必要な操作だけを公開することで、バグを防ぎ保守性を高める。
スタック
すたっく
スタックとは、データ構造の一つで、最後に入れたデータを最初に取り出す「後入れ先出し(LIFO: Last In First Out)」の方式のこと。机の上に本を積み上げていくようなイメージ。最後(一番上)に置いた本を最初(一番先)に取る。関数の呼び出し履歴や、「元に戻す(Undo)」機能の実装などに使われる。対義語は「キュー」。
キュー
きゅー
キュー(待ち行列)とは、データ構造の一つで、最初に入れたデータを最初に取り出す「先入れ先出し(FIFO: First In First Out)」の方式のこと。レジやバス停の行列と同じ仕組み。プリンターの印刷待ちや、タスクの処理順序の管理などに使われる。対義語は、後に入れたものを先に出す「スタック」。
レコメンド
れこめんど
レコメンド(レコメンデーション)とは、ユーザーの購買履歴や閲覧履歴、属性などを分析し、そのユーザーが興味を持ちそうな商品やコンテンツを自動的に推奨(おすすめ)する仕組み。「協調フィルタリング」や「コンテンツベース」などのアルゴリズムが使われる。ECサイトや動画配信サービスで売上向上に不可欠な技術。
ポリモーフィズム
ぽりもーふぃずむ
ポリモーフィズム(多態性)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、同じ名前のメソッド(命令)を呼び出しても、オブジェクトの種類によって異なる振る舞いをすること。例えば、「鳴く」という命令に対し、犬オブジェクトは「ワン」、猫オブジェクトは「ニャー」と反応する仕組み。コードの再利用性や保守性を高める。
白銀比
はくぎんひ
白銀比(大和比)とは、日本人が特に美しいと感じるとされる比率のこと。近似値は1:1.414(ルート2)。法隆寺の五重塔や仏像の顔、アニメのキャラクター(ドラえもん、アンパンマン)、A判・B判用紙のサイズなどに使われている。「かわいらしさ」や「親しみやすさ」を感じさせる比率として、日本のデザインによく用いられる。
トーンマナー
とーんまなー
トーンマナー(トンマナ)とは、デザインや文章における「雰囲気」「色調」「様式」などに一貫性を持たせるためのルールやルールのこと。企業のブランディングにおいて、ロゴの使い方、配色のルール、言葉遣いなどを統一することで、ユーザーに正しいブランドイメージを伝えるために重要。略して「トンマナ」と呼ばれることが多い。
ソリッド
そりっど
SOLID(ソリッド)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、保守しやすく、拡張しやすいソフトウェアを設計するための5つの基本原則の頭文字をとったもの。 S: 単一責任の原則 O: 開放閉鎖の原則 L: リスコフの置換原則 I: インターフェース分離の原則 D: 依存性逆転の原則 アンクル・ボブことロバート・マーティンらが提唱した。
トローリング
とろーりんぐ
トローリング(荒らし)とは、ネット上の掲示板やSNSなどで、わざと人を怒らせたり、不快にさせたりするような投稿を行い、議論を混乱させたり注目を集めようとしたりする行為。釣りとも呼ばれる。トロール(Troll)は北欧神話の怪物だが、語源は釣り用語の「流し釣り(Trolling)」から来ているとされる。
死亡フラグ
しぼうふらぐ
死亡フラグとは、映画、漫画、アニメなどの物語において、登場人物が死ぬ直前にとりがちな典型的な言動やシチュエーションのこと。「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ」「ここは俺に任せて先に行け」などが有名。転じて、現実世界で失敗や不運を予感させるような状況を指して「○○フラグが立った」と使うこともある。
シグニファイア
しぐにふぁいあ
シグニファイアとは、アフォーダンス(行動の可能性)が存在することをユーザーに伝えるための「合図」や「標識」のこと。ドナルド・ノーマンが、アフォーダンスと区別するために再定義した概念。例えば、ドアを押して開ける場合、「押せること」自体はアフォーダンスだが、「PUSH」という文字やプレートはシグニファイアである。Webデザインにおけるリンクの下線やボタンの立体感もこれに当たる。
ネットリテラシー
ねっとりてらしー
ネットリテラシー(インターネット・リテラシー)とは、インターネット上の情報を正しく理解し、適切に活用・判断する能力のこと。情報の真偽を見抜く力、SNSでの適切な振る舞い、セキュリティリスクへの対応、プライバシー保護の知識などが含まれる。「情報リテラシー」の一部であり、現代社会において必須のスキルとされる。
デプロイ
でぷろい
デプロイ(配備・展開)とは、開発したアプリケーションやシステムを、サーバーなどの本番環境(実際にユーザーが使える環境)に配置し、利用可能な状態にすること。ファイルの転送、設定の反映、データベースの更新などの一連の作業を指す。近年ではCI/CDツールを用いて、テストからデプロイまでを自動化するのが一般的になっている。
インタプリタ
いんたぷりた
インタプリタとは、人間が書いたプログラム(ソースコード)を、実行時に一行ずつ(または一命令ずつ)コンピュータがわかる機械語に翻訳しながら動かす仕組みのこと。Python、Ruby、JavaScriptなどのスクリプト言語で採用されている。コンパイルの手間がなく、修正してすぐ実行できるため開発効率が良いが、実行速度はコンパイラ型よりも遅くなる傾向がある。
ライブラリ
らいぶらり
ライブラリとは、プログラミングにおいて、よく使われる汎用的な機能や部品をひとまとめにして、再利用できるようにファイル化したもの。開発者はライブラリを読み込むだけで、複雑な処理(数値計算、画像処理、通信など)を自分でゼロから書くことなく実装できる。フレームワークよりも制約が少なく、必要な機能だけを「借りてくる」イメージ。
ザース
ざーす
XaaS(ザース)とは、「Something as a Service」の総称で、あらゆる機能やリソースをインターネット経由でサービスとして提供する概念のこと。SaaS(ソフトウェア)、PaaS(プラットフォーム)、IaaS(インフラ)のほか、MaaS(移動)、DaaS(デスクトップ)など様々な派生語が含まれる。IT資産を「所有」する時代から、必要な時に必要なだけ「利用」するサブスクリプション時代へのシフトを象徴する言葉。
要件定義
ようけんていぎ
要件定義とは、システム開発の初期段階において、発注者(ユーザー)がそのシステムで「何をしたいのか(業務要件)」、「どのような機能が必要か(機能要件)」、「性能やセキュリティはどうあるべきか(非機能要件)」を明確にし、開発者との間で合意形成を行うプロセスのこと。ここでの認識齟齬は、後の工程での手戻りやトラブル(言った言わない問題)の最大の原因となるため、開発工程の中で最も重要とされる。
デスマーチ
ですまーち
デスマーチ(死の行進)とは、ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、過酷な労働条件、極端な長時間残業や徹夜が常態化し、プロジェクトメンバーが心身ともに疲弊しきっている絶望的な状態を指す。無理なスケジュール、要件の頻繁な変更、リソース不足、マネジメントの不全などが原因で引き起こされる。メンバーの離脱や品質崩壊を招き、プロジェクトの失敗(破綻)につながることが多い。
人月の神話
にんげつのしんわ
人月の神話とは、フレデリック・ブルックスによるソフトウェア工学の古典的エッセイ、およびそこから転じた教訓。「遅れているソフトウェアプロジェクトに要員を追加すると、さらに遅れる」という法則(ブルックスの法則)で有名。新しく入った人の教育コストや、コミュニケーションの複雑化(人数が増えると伝達経路は二乗的に増える)を考慮せず、単純に「人数×時間」で工数を見積もることの危険性を説いている。
DoS攻撃
どすこうげき
DoS攻撃(サービス拒否攻撃)とは、サーバーやネットワークに対して大量のデータやリクエストを送りつけ、過剰な負荷をかけることで、正規のユーザーがサービスを利用できない状態(サーバーダウンや遅延)に追い込むサイバー攻撃のこと。単一の攻撃元から行われるものをDoS攻撃、複数のコンピュータ(ボットネット)から一斉に行われるものをDDoS(分散型DoS)攻撃と呼ぶ。嫌がらせ目的のほか、金銭の要求や、他の攻撃の囮として行われることもある。
ディレクトリトラバーサル
でぃれくとりとらばーさる
ディレクトリトラバーサル(パストラバーサル)とは、Webアプリケーションのファイル指定の不備を突き、本来アクセスが許可されていないディレクトリやファイルに不正にアクセスする攻撃手法のこと。「../(親ディレクトリへ移動)」のような特殊な文字列を入力値に含めることで、公開フォルダの外側にある設定ファイルやパスワードファイルなどを盗み見る。これを防ぐには、ファイルパスの直接指定を避けるか、ファイル名の検証を行う必要がある。
OSコマンドインジェクション
おーえすこまんどいんじぇくしょん
OSコマンドインジェクションとは、Webアプリケーションへの入力データ処理に不備がある場合、攻撃者が意図しないOSコマンドを紛れ込ませて実行させる脆弱性のこと。これが成功すると、サーバー内のファイルの盗難・改ざん・削除や、サーバーの乗っ取りなど、システム全体に対する致命的な被害につながる。対策としては、シェルを経由する関数の使用を避けるか、入力値を厳格にサニタイズ(無害化)することが必要である。
水飲み場型攻撃
みずのみばがたこうげき
水飲み場型攻撃とは、標的となる組織のユーザーが日常的にアクセスするWebサイト(メディアや関連団体など)を改ざんしてマルウェアを仕込み、ユーザーがアクセスしてくるのを待ち伏せして感染させる攻撃手法である。無差別にばら撒くメール攻撃とは異なり、ターゲットの行動習慣を分析してピンポイントで罠を張るため、検知が難しく成功率が高い。ライオンが水飲み場で獲物を待ち伏せする様子に例えられている。
データポイズニング
でーたぽいずにんぐ
データポイズニングとは、AIの学習データセットに悪意のある誤ったデータ(毒)を意図的に混入させることで、AIの学習モデルを汚染し、誤動作や精度の低下を引き起こさせる攻撃手法である。例えば、マルウェアを「安全」と分類させるような偽データを学習させ、セキュリティ検知をすり抜けるといった攻撃が考えられる。一度モデルが学習してしまうと修正が困難であるため、学習データの収集段階での厳格な品質管理(サニタイズ)が防御の鍵となる。
ワンホットエンコーディング
わんほっとえんこーでぃんぐ
ワンホットエンコーディング(One-Hot表現)とは、機械学習において、カテゴリー変数(「赤」「青」「緑」など)を数値データに変換する手法の一つ。各カテゴリに対応する列を作り、該当する項目だけを「1」、それ以外をすべて「0」にする。(例:[1, 0, 0])。AIは文字列を直接扱えないため、このような数値化処理が必須となる。シンプルだが、カテゴリ数が多いと次元数が爆発的に増える(次元の呪い)原因にもなる。
過学習
かがくしゅう
過学習(オーバーフィッティング)とは、AIモデルが学習データに過剰に適応してしまい、そのデータ特有のノイズや細かな特徴まで丸暗記してしまった状態を指す。この状態になると、学習データに対するスコアは非常に高くなるが、未知のデータ(テストデータ)に対する予測精度は著しく低下する。これを防ぐためには、学習データを増やす、モデルを単純化する、正規化やドロップアウトといった手法を用いるなどの対策が必要となる。
勾配降下法
こうばいこうかほう
勾配降下法とは、機械学習において、モデルの予測誤差(損失関数)を最小化するためのパラメータを見つける最適化アルゴリズムである。関数の形状を山や谷に見立て、現在の地点から最も急な下り坂(勾配)の方向に少しずつパラメータを更新していくことで、最も低い場所(最適解)を目指す。AI学習の根幹をなす技術であり、確率的勾配降下法(SGD)やAdamなどの改良版が広く使われている。
ランダムフォレスト
らんだむふぉれすと
ランダムフォレストとは、複数の「決定木」を組み合わせることで精度の高い予測を行う、アンサンブル学習(バギング)の一種である。学習データの一部をランダムに抽出して多数の決定木を作り、それぞれの結果の多数決(分類)や平均(回帰)を取ることで最終的な答えを出す。「森(Forest)」のように木がたくさん集まることで、決定木の弱点である過学習を防ぎ、安定した高い性能を発揮する。
みにくいアヒルの子定理
みにくいあひるのこていり
みにくいアヒルの子定理とは、パターン認識において「客観的な基準(バイアス)なしに、類似性を定義することはできない」という定理である。どのような2つの対象(例えばアヒルと白鳥)も、見る観点(特徴量の選び方)によっては無限の共通点を見つけることができ、逆に区別することもできる。つまり、AIによる分類や認識においては、「何をもって似ているとするか」という事前の仮定や目的設定が必須であることを示している。
ノーフリーランチ定理
のーふりーらんちていり
ノーフリーランチ定理(ただ飯はない定理)とは、最適化問題において「あらゆる問題に対して万能に高性能なアルゴリズムは存在しない」という定理である。ある特定の種類の問題に特化して性能を高めたアルゴリズムは、必然的に他の種類の問題に対する性能が低下する(平均すると全アルゴリズムの性能は等しくなる)。したがって、AI開発においては、解決したい問題の性質に合わせて適切なモデルや手法を選択することが不可欠であることを示唆している。
シンボルグラウンディング問題
しんぼるぐらうんでぃんぐもんだい
シンボルグラウンディング問題(記号接地問題)とは、AIにとって「記号(言葉)」と「それが指し示す現実世界の対象や意味」が結びついていない(グラウンディングしていない)という問題である。例えば、AIは「シマウマ」という単語と「縞模様の馬」という定義を辞書的に知ってはいても、実物のシマウマを見て身体感覚として認識しているわけではない。この問題を解決し、記号に身体性や実感を伴わせることが、真のAIの実現には不可欠とされる。
フレーム問題
ふれーむもんだい
フレーム問題とは、AIにおける古典的な難問の一つで、「有限の情報処理能力しかない知能が、現実世界で起こりうる無数の可能性の中から、自分に関係のあることだけを適切に選び出す(枠=フレームを決める)ことは論理的に不可能である」という問題。例えば、「爆弾を取り除く」という命令を受けたロボットが、爆弾を動かすことで「天井が落ちてくるか」「床の色が変わるか」など、無限の副次的作用を計算し続けて停止してしまう思考実験で知られる。
ガートナーのハイプサイクル
がーとなーのはいぷさいくる
ハイプサイクルとは、ガートナー社が毎年発表する、特定の技術が「登場」してから「普及」するまでの社会的認知度の推移を示した図である。「黎明期」→「過度な期待のピーク期」→「幻滅期」→「啓蒙活動期」→「生産性の安定期」という5つのフェーズを経るとされる。新技術への投資タイミングを見極めたり、現在のブームが実力を伴ったものか単なる熱狂かを冷静に判断するために利用される。
YAGNI原則
やぐにげんそく
YAGNI(ヤグニ)原則とは、エクストリーム・プログラミング(XP)におけるプラクティスの一つで、「今現在、本当に必要な機能だけを実装せよ」という教えである。「将来必要になるかもしれない」という推測で機能を作り込んでも、実際には使われなかったり、仕様が変わって無駄になったりすることが多い。余計なコードはバグの温床にもなるため、先回りをせず、必要になった瞬間に作るのが最も効率的であるとする。
依存性逆転の原則
いそんせいぎゃくてんのげんそく
依存性逆転の原則(DIP)とは、「上位モジュール(ビジネスロジック)は下位モジュール(DB操作などの詳細)に依存してはならない。両者は抽象(インターフェース)に依存すべきである」という原則である。通常の実装では上位が下位を呼び出すため依存関係ができるが、インターフェースを間に挟むことで、依存の方向を「詳細→抽象」へと逆転させる。これにより、DB製品の変更などがビジネスロジックに影響を与えない、変更に強いアーキテクチャが実現する。
インターフェース分離の原則
いんたーふぇーすぶんりのげんそく
インターフェース分離の原則(ISP)とは、「クライアント(利用側)が、自分が使わないメソッドへの依存を強制されてはならない」という原則である。巨大で汎用的なインターフェースを一つ作るのではなく、クライアントごとに必要なメソッドだけを集めた小さなインターフェースに分割すべきと説く。これにより、不要な再コンパイルを防ぎ、システムの結合度を下げることができる。
リスコフの置換原則
りすこふのちかんげんそく
リスコフの置換原則(LSP)とは、「親クラス(基本型)を使っている場所で、その子クラス(派生型)に置き換えても、プログラムが正しく動作しなければならない」という原則である。継承関係において、子は親の振る舞いを完全に満たす必要があり、親が持っていない制約を勝手に追加したり、親の機能を削除したりしてはならない。これが守られないと、ポリモーフィズムを利用した際に予期せぬバグが発生する。
オープン・クローズドの原則
おーぷんくろーずどのげんそく
オープン・クローズドの原則(OCP)とは、ソフトウェアの構成要素(クラス等)は「拡張に対しては開かれて(Open)いなければならず、修正に対しては閉じられて(Closed)いなければならない」という原則である。つまり、新機能を追加したいときに、既存のコードを書き換えるのではなく、新しいクラスを追加したり継承したりすることで対応できるように設計すべきという意味。これにより、既存機能へのバグ混入(デグレ)を防ぎながらシステムを成長させることができる。
単一責任の原則
たんいつせきにんのげんそく
単一責任の原則(SRP)とは、SOLID原則の一つで、「クラスやモジュールを変更する理由は、たった一つでなければならない」という設計指針である。つまり、一つのクラスは「一つの役割」だけを持つべきであり、複数の異なる責任(例:データの計算と、画面への表示)を混在させてはならない。これを守ることで、仕様変更の影響範囲を最小限に抑え、コードの可読性と保守性を高めることができる。
ファクトリーメソッド
ふぁくとりーめそっど
Factory Methodパターンとは、オブジェクトの生成(new)を直接行うのではなく、生成専門のメソッド(工場)を介して行わせるデザインパターンである。これにより、クラスを利用する側は「具体的なクラス名」を知る必要がなくなり、後から生成するクラスを変更したり拡張したりする場合でも、利用側のコードを修正しなくて済むようになる。システムを柔軟にし、結合度を下げるための基本的かつ重要なパターンである。
マルチAZ
まるちえーじー
マルチAZ(Multi-Availability Zone)とは、AWSなどのクラウドサービスにおいて、地理的に離れた複数のデータセンター群(アベイラビリティゾーン)にまたがってシステムを構成することである。ある一つのAZで停電や災害などの障害が発生しても、他のAZで稼働し続けることができるため、システムの可用性と耐障害性を飛躍的に高めることができる。ミッションクリティカルなシステムでは必須の構成とされる。
プロビジョニング
ぷろびじょにんぐ
プロビジョニングとは、ユーザーやシステムからの要求に応じて、サーバー・ネットワーク・ストレージなどのITリソースを利用可能な状態に準備・割り当てする一連のプロセスのことである。クラウドサービスの普及以前は物理的な調達や配線を含んでいたが、現在ではIaC(Infrastructure as Code)ツールを用いて、自動的かつ瞬時に仮想リソースを構築・設定することを指す場合が多い。
シャドウDOM
しゃどうどむ
Shadow DOMとは、Webコンポーネントを構築するための技術仕様の一つで、HTML要素の内部に隠蔽された独立したDOMツリーを作成する仕組みである。Shadow DOM内で定義されたCSSやJavaScriptは、外部(メインのDOM)の影響を受けず、逆に外部に影響を与えることもない(スタイルのカプセル化)。これにより、ウィジェットやライブラリを開発する際、利用側のサイトのデザイン崩れやCSSの競合を心配することなく、安全にパーツを埋め込むことが可能になる。
データサイロ
でーたさいろ
データサイロとは、企業や組織内で部署やシステムごとにデータが孤立して管理され、相互に連携や共有ができていない状態を指す。穀物を貯蔵する塔(サイロ)が独立して立っている様子に例えられる。データサイロが存在すると、組織全体での統合的な分析や意思決定が困難になるほか、顧客情報の不整合や二重入力などの非効率を引き起こす原因となる。DX推進においては、このサイロを解消(サイロブレイク)することが重要な課題となる。
データスワンプ
でーたすわんぷ
データスワンプ(データの沼)とは、データレイクなどの蓄積基盤において、品質管理やメタデータ管理が不十分なために、必要なデータを見つけ出すことが困難になり、利用価値が著しく低下した状態を指す。本来、データレイクは多種多様なデータを一元管理する「湖」であるべきだが、適切なガバナンスが欠如すると、ゴミや重複データが溢れかえる「沼」と化してしまう。これを防ぐには、データカタログの整備やライフサイクル管理が不可欠である。
ソルト
そると
ソルト(Salt)とは、パスワードをハッシュ化して保存する際に、元のパスワードの前後に追加されるランダムな文字列のことである。これを付加することで、同じパスワードであってもユーザーごとに異なるハッシュ値が生成されるため、レインボーテーブルを用いた攻撃を無効化することができる。ソルトは秘密情報ではなく、通常はハッシュ値と共にデータベースに保存されるが、その役割は「計算済みのハッシュ表」を使えなくすることにある。
リンク切れ
りんくぎれ
リンク切れ(デッドリンク)とは、Webページ上のハイパーリンクが、移動先のページ削除やURL変更などにより、正しく機能しなくなっている状態のこと。アクセスすると「404 Not Found」などのエラーが表示される。
結果整合性
けっかせいごうせい
結果整合性(Eventual Consistency)とは、分散システムにおいて、データ更新直後は一時的に不整合があっても、最終的(Eventual)に全てのノードでデータが一致すればよいとする考え方。
燃料電池
ねんりょうでんち
燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を作る装置のこと。「電池(貯めるもの)」という名前だが、実際は「発電機」である。排出されるのは水だけで、CO2を出さないため、究極のクリーンエネルギーとされる。
ハイドレーション
はいどれーしょん
ハイドレーション (Hydration) とは、SSRやSSGで生成された「見た目だけの静的なHTML」に対し、ブラウザ側で後からJavaScriptを読み込ませて、ボタンクリックなどの「動き(インタラクション)」や「状態管理」を有効化するプロセスのことである。乾いたスポンジ(HTML)に水(JS)を含ませて潤すイメージ。
Java
じゃば
Javaとは、Google三大言語の一つにも数えられる、世界的に人気の高いプログラミング言語である。「Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」を理念とし、WindowsでもMacでもLinuxでも動作する汎用性の高さが特徴。大規模な業務システムやAndroidアプリ開発によく使われる。
JPEG
じぇいぺぐ
JPEG (Joint Photographic Experts Group) とは、静止画の圧縮形式の一つ。写真などの複雑な色の変化を表現するのが得意で、デジカメやスマホの標準形式として普及している。圧縮すると容量は小さくなるが、一度捨てたデータは元に戻らない(非可逆圧縮)ため、上書き保存を繰り返すと画質が劣化する。
MP4
えむぴーふぉー
MP4とは、現在最も広く普及している動画ファイル形式(コンテナ)のこと。スマホ、PC、ゲーム機、Webサイトなど、ほぼ全ての環境で再生できる。画質と容量のバランスが良く、Youtubeなどもこの形式を推奨している。
オブジェクト指向
おぶじぇくとしこう
オブジェクト指向 (OOP) とは、プログラミングにおいて、データと処理をひとまとめにした「モノ(オブジェクト)」を組み立ててシステムを作る考え方のことである。「車の設計図(クラス)」から「実際の車(インスタンス)」を量産する、といった比喩で説明されることが多い。
Operating system
おーえす
OS (Operating System: 基本ソフトウェア) とは、コンピュータ全体を管理・制御し、ユーザーがアプリを使えるようにするための土台となるソフトウェアのことである。Windows、macOS、iOS、Android、Linuxなどが代表例。これがなければ、PCやスマホはただの鉄の塊であり、何もできない。
オプトアウト
おぷとあうと
オプトアウト(Opt-out)とは、ユーザーが「拒否(離脱)」の意思表示をしない限り、企業がメール配信やデータ利用を継続してもよいとする方式。または、ユーザーが事後的に配信停止やデータ利用停止の手続きを行うこと。「不参加(Opt out)を選ぶ」という意味。Webサービスの追跡クッキー(Cookie)の利用や、顧客データの第三者提供などにおいて、ユーザーに拒否権を保証するための仕組みとして用意されるものである。
PCR
ぴーしーあーる
PCR (Polymerase Chain Reaction) とは、ごく微量のDNAを数時間で数百万倍に増幅させる技術のことである。これにより、ウイルスがわずかしかいなくても検出できたり、犯人の残したわずかな痕跡からDNA鑑定ができたりする。日本語では「ポリメラーゼ連鎖反応」。
PNG
ぴんぐ
PNG (Portable Network Graphics) とは、画像形式の一つで、Webで使われることを前提に開発された。最大の特徴は「背景を透明にできる(透過)」こと。また、劣化しない(可逆圧縮)ため、スクリーンショットやロゴなどのイラストに向いている。
RGB
あーるじーびー
RGBとは、光の三原色である「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」を組み合わせて色を表現する方式のこと。テレビやスマホの画面、モニターなどの「発光する媒体」で使われる。3つの色が重なると白になる(加法混色)。
サンセリフ
さんせりふ
サンセリフとは、アルファベットの書体(フォント)のうち、文字の端に飾りのハネ(セリフ)がないシンプルな書体の総称である。日本語の「ゴシック体」に相当する。視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、道路標識やWebサイトの本文でよく使われる。
SVG
えすぶいじー
SVG (Scalable Vector Graphics) とは、画像を「点の集まり(ビットマップ)」ではなく、「数式(ベクター)」として描画する形式のこと。拡大・縮小しても画質が全く劣化しないため、レスポンシブなWebデザインのアイコンやロゴによく使われる。
タイポスクワッティング
たいぽすくわってぃんぐ
タイポスクワッティング(URLハイジャック)とは、有名なWebサイトの入力ミス(Typo)を狙って、酷似したドメイン(例: goggle.com)を取得し、アクセスしてきたユーザーを詐欺サイトや広告サイトに誘導する手口。
WebP
うぇっぴー
WebPとは、Googleが開発した新しい画像フォーマット。JPEGのように写真を軽くでき、PNGのように背景を透明にでき、GIFのようにアニメーションもできる「全部入り」の次世代規格。従来の形式よりファイルサイズを2〜3割小さくできる。
Dkim
でぃーきむ
DKIM(DomainKeys Identified Mail)とは、電子メールの送信ドメイン認証技術の一つ。送信するメールに電子署名を付与し、受信側でそれを検証することで、メールの改ざんやなりすましが行われていないことを証明する仕組み。
ディーマーク
でぃーまーく
DMARC(ディーマーク)とは、送信ドメイン認証技術の一つ。SPFやDKIMの認証に失敗したメール(なりすましの疑いがあるメール)を、受信側でどう扱うか(隔離するか、拒否するかなど)を、送信側がポリシーとして宣言する仕組み。フィッシングメール対策として導入が進んでいる。
Dnssec
でぃーえぬえすせっく
DNSSEC(DNS Security Extensions)とは、DNSのセキュリティを強化する拡張機能。DNS応答に電子署名を付加し、その情報が正しいものである(改ざんされていない)ことを検証できるようにする。DNSキャッシュポイズニングなどの攻撃を防ぐ。
ドッカー・コンポーズ
どっかーこんぽーず
Docker Compose(ドッカー・コンポーズ)とは、複数のコンテナで構成されるアプリケーションを、設定ファイル(YAML)ひとつでまとめて定義・実行できるツール。Webサーバー、DBサーバーなどを一括で起動・停止・管理できるため、開発環境の構築によく使われる。
DOM
どむ
DOM(Document Object Model)とは、HTMLやXML文書を、プログラム(JavaScriptなど)から操作できるようにするための仕組み。Webページをツリー構造のオブジェクトとして扱い、要素の追加・削除や、内容の書き換えを動的に行う。
フラッター
ふらったー
Flutter(フラッター)とは、Googleが開発した、一つのコードからiOS、Android、Web、デスクトップアプリを同時に作成できるクロスプラットフォーム開発フレームワーク。Dart言語を使用する。高速な描画と美しいUIが特徴で、近年採用企業が急増している。
Fpga
えふぴーじーえー
FPGA(Field Programmable Gate Array)とは、製造後でも、ユーザーが現場(Field)で回路構成を書き換えられる(Programmable)集積回路(LSI)のこと。CPUよりも特定の処理を高速・低遅延で実行できるため、通信機器やAI推論などに使われる。
ギットラボ
ぎっとらぼ
GitLab(ギットラボ)とは、Gitリポジトリの管理だけでなく、CI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)、プロジェクト管理、セキュリティスキャンなどを一つのプラットフォームに統合したDevOpsツール。GitHubの競合だが、自社サーバーにインストールできるのが特徴。
グラファナ
ぐらふぁな
Grafana(グラファナ)とは、様々なデータソース(Prometheus, MySQL, Logsなど)からデータを集約し、カッコいいダッシュボードで可視化・分析できるオープンソースツール。サーバー監視やIoTデータのモニタリングによく使われる。
ハードディスク
はーどでぃすく
ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)とは、磁性体を塗布した円盤(プラッタ)を高速回転させ、磁気ヘッドでデータの読み書きを行う記憶装置。大容量のデータを安価に保存できるのが特徴だが、衝撃に弱く、SSD(ソリッドステートドライブ)に比べて読み書き速度が遅いという欠点がある。
ヘルム
へるむ
Helm(ヘルム)とは、Kubernetes向けのパッケージマネージャーのこと。Kubernetes上の複雑なアプリケーション定義(マニフェストファイル)を「Chart」という単位でパッケージ化し、簡単にインストール、アップグレード、管理ができるようにするツール。OSでいう「apt」や「yum」に近い役割を果たす。
エイチティーエムエル
えいちてぃーえむえる
HTML(エイチティーエムエル)とは、HyperText Markup Languageの略。Webページの「構造」を作るためのマークアップ言語。見出し(h1)、段落(p)、リンク(a)、画像(img)などのタグを使って、文書の意味や構造を定義する。
Ids
あいでぃーえす
IDS(Intrusion Detection System)とは、ネットワークやサーバーへの不正侵入を検知し、管理者に通知するシステム。「侵入検知システム」。通信内容を監視し、異常なパターンが見つかるとアラートを出す。侵入を遮断するIPS(侵入防御システム)と区別される。
Imap
あいまっぷ
IMAP(Internet Message Access Protocol)とは、メール受信のプロトコル。メールをサーバー上で管理し、PCやスマホからサーバー上のメールを直接閲覧する方式。開封状態などが同期されるため、複数の端末で同じメールを利用するのに適している。
Ips
あいぴーえす
IPS(Intrusion Prevention System)とは、不正侵入防御システムのこと。ネットワーク上の通信を監視し、不正なアクセスや攻撃を検知するだけでなく、自動的に遮断(防御)する働きを持つ。検知のみを行うIDS(侵入検知システム)よりも能動的なセキュリティ対策。
イスティオ
いすてぃお
Istio(イスティオ)とは、マイクロサービスアーキテクチャにおいて、サービス間の通信を管理・制御・監視するための「サービスメッシュ」を実現するオープンソースプラットフォーム。Kubernetes上で動作し、トラフィック制御、セキュリティ強化、可観測性の向上などを、アプリケーションコードを変更せずに提供する。
ジャバスクリプト
じゃばすくりぷと
JavaScript(ジャバスクリプト)とは、Webブラウザ上で動作し、動的なWebページを作成するためのプログラミング言語。ボタンをクリックした時の動作、アニメーション、ポップアップ表示など、ユーザーの操作に応じた双方向な処理を実現する。Javaとは全く別の言語。
ジェンキンス
じぇんきんす
Jenkins(ジェンキンス)とは、ソフトウェア開発におけるビルド、テスト、デプロイなどの工程を自動化するためのツール(CI/CDツール)。Javaで作られたオープンソースソフトウェア。開発者がコードを更新するたびに自動でテストを実行し、品質低下やバグの早期発見しやすくする執事のような存在。
ジラ
じら
Jira(ジラ)とは、Atlassian社が開発した、プロジェクト管理・課題追跡ツール。アジャイル開発(スクラムやカンバン)に適しており、タスクの進捗状況、バグの報告、作業の優先順位などをチーム全体で可視化・共有できる。エンジニアに人気が高い。
コトリン
ことりん
Kotlin(コトリン)とは、JetBrains社が開発したプログラミング言語。Javaと高い互換性を持ちながら、より簡潔で安全なコードが書けるのが特徴。GoogleによってAndroidアプリ開発の推奨言語に指定されており、現在ではAndroid開発の主流となっている。
Kvm
けーぶいえむ
KVM(Kernel-based Virtual Machine)とは、Linuxカーネルに組み込まれている仮想化機能のこと。Linuxそのものをハイパーバイザ(仮想マシンの管理プログラム)として動作させる。
ラムダ
らむだ
AWS Lambda(ラムダ)とは、Amazon Web Servicesが提供するサーバーレスコンピューティングサービス。サーバーの管理を意識することなく、プログラム(関数)を実行できる。イベント駆動型で、必要な時だけコードが動くため、運用負荷とコストを削減できる。
Ldap
えるだっぷ
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)とは、ネットワーク上のユーザー情報やコンピュータ情報を一元管理する「ディレクトリサービス」にアクセスするためのプロトコル。
マイニング
まいにんぐ
マイニング(Mining:採掘)とは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)において、膨大な計算処理を行って取引データの正当性を承認し、ブロックチェーンに記録する作業のこと。この作業に成功した報酬として、新たなコインが発行されるため、あたかも金山から金を掘り出すようであることから名付けられた。
モック
もっく
モック(Mock)とは、ソフトウェアテストにおいて、本物の部品(データベースやAPIなど)の代わりに使う、ニセモノの部品のこと。模倣品。まだ完成していない機能の代役として、決まった値を返すだけのハリボテを用意することで、開発やテストをスムーズに進めることができる。
モンゴDB
もんごでぃーびー
MongoDB(モンゴDB)とは、ドキュメント指向のNoSQLデータベースの一つ。データをJSONライクな柔軟な形式(BSON)で保存するため、スキーマ定義が不要で、開発スピードが速い。ビッグデータ処理や、仕様変更が頻繁なWebアプリケーション開発に適している。
MVC
えむぶいしー
MVC(Model-View-Controller)とは、アプリケーションの設計を「データ(Model)」「表示(View)」「制御(Controller)」の3つの役割に分割して開発するアーキテクチャパターン。
MVVM
えむぶいぶいえむ
MVVM(Model-View-ViewModel)とは、UIを持つアプリケーションの設計パターンの一つ。データ(Model)、画面(View)、描画ロジック(ViewModel)の3つに分離し、ViewとViewModelをデータバインディングで結びつける。WPFやVue.jsなどで採用されている。
ノード・ジェーエス
のーどじぇいえす
Node.js(ノード・ジェーエス)とは、サーバーサイドでJavaScriptを動かすための実行環境(ランタイム)。本来はブラウザ上で動くJSを、サーバーOS上で動かせるようにしたもの。大量の同時接続に強く、リアルタイムなWebアプリ開発(チャットなど)に適している。
npm
えぬぴーえむ
npm(Node Package Manager)とは、Node.jsのパッケージ(ライブラリ)管理ツール。世界中の開発者が公開したJavaScriptの便利な機能を、コマンド一つでインストールして使える。世界最大級のソフトウェアレジストリ。
オラクルデータベース
おらくるでーたべーす
Oracle Database(オラクルデータベース)とは、オラクル社が開発・販売しているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。世界で最も高いシェアを持つ商用データベースの一つ。信頼性、堅牢性、機能性が高く、大企業の基幹システムで広く採用されている。
ページネーション
ぺーじねーしょん
ページネーション(Pagination)とは、Webサイトやアプリで、一覧表示する件数が多い場合に、内容を複数のページに分割し、ページ送り(1, 2, 3... 次へ)のリンクを設置すること。「ページ割り」。ユーザーが見やすく、迷わずに情報にアクセスできるようにするために重要。
プレイライト
ぷれいらいと
Playwright(プレイライト)とは、Microsoftが開発した、Webブラウザの自動操作・テストツール。Chrome、Firefox、Safari(WebKit)などの主要ブラウザを単一のAPIで操作でき、高速で信頼性の高いE2Eテストを作成できる。Seleniumの後継として注目されている。
Pop3
ぽっぷすりー
POP3(Post Office Protocol version 3)とは、メール受信のプロトコル。サーバーにあるメールをパソコンなどの端末にダウンロードして読む方式。一度取り込むとサーバーから消える設定が一般的で、オフラインでも読めるが、複数端末での共有には向かない。
ポストグレスキューエル
ぽすとぐれすきゅーえる
PostgreSQL(ポストグレスキューエル)とは、強力な機能を持つオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。拡張性が高く、複雑なクエリ処理に強い。「ポスグレ」の愛称で親しまれ、MySQLと並んでWebシステムで広く利用されている。
プロプライエタリ
ぷろぷらいえたり
プロプライエタリ(Proprietary)とは、ソフトウェアや技術の仕様が非公開であり、特定の企業が独占的に権利を持っていること。「独自仕様」。オープンソース(OSS)の対義語。メーカー独自の規格などがこれに当たり、利用者はそのメーカーに依存(ロックイン)することになる。
Prototypeパターン
ぷろとたいぷぱたーん
Prototype(プロトタイプ)パターンとは、あらかじめ用意した「原型(プロトタイプ)」となるインスタンスをコピー(複製)することで、新しいインスタンスを作成するデザインパターン。複雑な初期化処理を省略したい場合や、クラス構成を動的に変えたい場合に有効。
競合状態
きょうごうじょうたい
競合状態(Race Condition)とは、複数の処理が同時に行われる際、その実行順序やタイミングによって、予期しない間違った結果が生じてしまうバグのこと。データベースの同時書き込みなどで発生しやすく、排他制御(ロック)などで防ぐ必要がある。
レディス
れでぃす
Redis(レディス)とは、データをすべてメモリ上に保存する、超高速なNoSQLデータベース(KVS)。「Remote Dictionary Server」。データの読み書きが非常に速いため、キャッシュサーバーや、リアルタイムのランキング集計、メッセージブローカーとしてよく利用される。
リダックス
りだっくす
Redux(リダックス)とは、JavaScriptアプリ(特にReact)のための状態管理ライブラリ。アプリ全体のデータ(State)を一つの場所(Store)で集中管理することで、複雑なデータの流れを予測可能にし、バグを防ぐ。Fluxアーキテクチャの実装の一つ。
ルビー
るびー
Ruby(ルビー)とは、まつもとゆきひろ(Matz)氏が開発した、日本発のオブジェクト指向プログラミング言語。「書くのが楽しい」を重視して設計されており、コードがシンプルで読み書きしやすい。Webフレームワーク「Ruby on Rails」によって世界的に普及した。
S3
あまぞんえすすりー
Amazon S3(Simple Storage Service)とは、AWSが提供する、容量無制限のオブジェクトストレージサービス。画像、動画、ログファイルなど、あらゆるデータを安価かつ高い耐久性(99.999999999%)で保存できる。Web静的ホスティングも可能。
Saml
さむる
SAML(サムル:Security Assertion Markup Language)とは、異なるドメイン間でのユーザー認証情報(ID連携)を、XML形式でやり取りするための標準規格。一度のログインで複数のクラウドサービスを使える「シングルサインオン(SSO)」を実現するために使われる。
セレニウム
せれにうむ
Selenium(セレニウム)とは、Webブラウザの操作を自動化するためのテストツール(フレームワーク)。ブラウザ上で実際にボタンをクリックしたり、文字を入力したりする動作をプログラム(スクリプト)で制御できるため、WebアプリのUIテストやスクレイピングによく使われる。
スラック
すらっく
Slack(スラック)とは、ビジネス向けのチャットツール。メールより気軽なリアルタイムのコミュニケーションが可能で、エンジニアを中心に世界中で利用されている。「チャンネル」ごとの話題整理や、他ツールとの連携機能(インテグレーション)が豊富なのが特徴。
Smtp
えすえむてぃーぴー
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、電子メールを送信・転送するためのプロトコル。手紙をポストに出してから相手の郵便受けに届くまでの「配送」を担う。受信にはPOP3やIMAPが使われる。
Soap
そーぷ
SOAP(ソープ:Simple Object Access Protocol)とは、XML形式のメッセージを使って、ネットワーク上の異なるシステム間でデータをやり取りするためのプロトコル。Webサービスの黎明期に使われていたが、現在はより軽量なREST APIが主流となっている。
SPF
えすぴーえふ
SPF(Sender Policy Framework)とは、電子メールの送信元ドメイン認証技術の一つ。あらかじめドメインの所有者が「このIPアドレスからメールを送ります」と宣言(DNSに登録)しておき、受信側でそれを照合することで、なりすましメールを検知する仕組み。
スパイウェア
すぱいうぇあ
スパイウェア(Spyware)とは、ユーザーが気づかないうちにパソコンやスマホにインストールされ、個人情報や行動履歴などを収集して外部に送信する不正なソフトウェア。フリーソフトにバンドルされていたり、悪質なサイトを通じて感染したりすることが多い。
スタブ
すたぶ
スタブ(Stub)とは、ソフトウェアテストにおいて、呼び出される側のモジュールの代わりとして、一時的に用意されるハリボテのプログラム。「木の切り株」や「使い残し」の意味。本物の部品が未完成でも、スタブがあれば呼び出し側のテストを進められる。
Uefi
ゆーいーえふわい
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とは、PCの起動時にOSより先に動き、ハードウェアを制御する基本的なソフトウェア(ファームウェア)の規格。従来のBIOS(バイオス)に代わるもので、より高速な起動、大容量HDDへの対応、グラフィカルな設定画面、セキュリティ機能(セキュアブート)などを提供する。
ビュージェイエス
びゅーじぇいえす
Vue.js(ビュージェイエス)とは、ユーザーインターフェースを構築するためのJavaScriptフレームワークの一つ。Evan Youによって開発された。学習コストが比較的低く、既存のプロジェクトに部分的に導入しやすいという特徴があり、日本でも人気が高い。
ウェブパック
うぇぶぱっく
Webpack(ウェブパック)とは、複数のJavaScriptファイルやCSS、画像などを、一つのファイルにまとめる(バンドルする)ためのツール。「モジュールバンドラー」。ファイルの読み込み回数を減らして通信を高速化したり、依存関係を整理したりするために使われる。
データレイクハウス
でーたれいくはうす
データレイクハウスとは、「データレイク」の柔軟性(低コストで何でも保存)と、「データウェアハウス」の管理機能(高品質で高速な分析)をいいとこ取りした、新しいデータ基盤アーキテクチャ。Databricksなどが提唱し、AIやBI分析の両方に対応できる。
排他制御
はいたせいぎょ
排他制御とは、データベースやファイルなどの共有リソースに対して、複数の処理が同時に書き込みを行おうとした際に、データの整合性を保つために一方の処理を待機させる仕組みのことである。「ロック」をかけることで実現する。チケット予約サイトで、最後の1席を同時にボタンを押した2人が取れてしまわないようにするために必須の技術。
エクスプロイト
えくすぷろいと
エクスプロイトとは、ソフトウェアやOSの「脆弱性(セキュリティホール)」を悪用してコンピューターに攻撃を仕掛けるためのプログラムや手法のことである。「エクスプロイトコード」とも呼ばれる。脆弱性が公開されてから、修正パッチが配布されるまでの隙を突く攻撃(ゼロデイ攻撃)で使われることが多い。
フィーチャーストア
ふぃーちゃーすとあ
Feature Store(特徴量ストア)とは、機械学習モデルのトレーニングや推論に使う「特徴量(Feature)」を一元管理し、チーム間で共有・再利用するための基盤。特徴量の作成ロジックの重複を防ぎ、学習時と推論時のデータの食い違い(Training-Serving Skew)を解消する。
フルスタック
ふるすたっく
フルスタック(フルスタックエンジニア)とは、フロントエンドからバックエンド、さらにはインフラ構築まで、システム開発に関わる全ての工程(技術スタック)を一人で担当できるエンジニアのことである。「マルチエンジニア」とも呼ばれる。スタートアップなど、少人数でスピード感が求められる開発現場で特に重宝される。
ハッカー
はっかー
ハッカーとは、本来はコンピューターやネットワークに関する高度な技術的知識を持ち、その仕組みを深く理解しているエンジニアや技術者のことである。悪意を持ってシステムに侵入したりデータを盗んだりする犯罪者は「クラッカー(ブラックハットハッカー)」と呼び区別されるが、一般的には混同されることが多い。善意のハッカーは「ホワイトハッカー」と呼ばれる。
HTTP
えいちてぃーてぃーぴー
HTTPとは、WebブラウザとWebサーバーがデータをやり取りするための通信プロトコル(決まりごと)のことである。HTMLファイルや画像などを送受信する際に使われる。インターネットの最も基礎的な技術の一つであり、URLが「http://」で始まるのはこのプロトコルを使用していることを示している。現在は、セキュリティを強化したHTTPSへの移行が進んでいる。
Mau
えむえーゆー
MAU(Monthly Active Users:月間アクティブユーザー数)とは、アプリやWebサービスなどを、1ヶ月間に1回以上利用したユーザーの数のことである。登録しているだけの休眠会員ではなく、実際にサービスを利用している「生きたユーザー数」を示すため、ソーシャルゲームやSNS、SaaSなどの成長性を測る最重要指標の一つとされる。
マージ
まーじ
マージとは、バージョン管理システムにおいて、分かれていた複数の開発ライン(ブランチ)を一つに統合することである。例えば、新機能を開発していた「機能Aブランチ」の作業が完了した際に、メインの「masterブランチ」に変更内容を取り込む操作を指す。この際、同じ箇所を別々の人が修正していると「コンフリクト(競合)」が発生する。
マイクロフロントエンド
まいくろふろんとえんど
マイクロフロントエンドとは、Webフロントエンド(画面)を、機能ごとに独立した小さな部品(マイクロサービス)に分割して開発・運用するアーキテクチャ。巨大になりすぎたフロントエンド(モノリス)を分割し、チームごとに並行開発できるようにする手法。
モノレポ
ものれぽ
モノレポ(Monorepo)とは、複数のプロジェクトやライブラリのソースコードを、単一のリポジトリ(保管場所)で管理する開発手法。GoogleやFacebookなどの巨大IT企業が採用しており、コードの共有や依存関係の管理が容易になる一方、ビルド時間の増大などの課題もある。
パスワードレス
ぱすわーどれす
パスワードレス(Passwordless)とは、パスワードを使わずにログインする認証方式のこと。指紋や顔などの生体認証(FIDO)、スマホへの通知、ワンタイムパスワードなどを利用する。パスワードの忘れ、使い回し、漏洩などのリスクを解消し、セキュリティと利便性を向上させる。
プルリクエスト
ぷるりくえすと
プルリクエスト(プルリク / PR)とは、自分が変更したコードを、元のコード(メインのブランチなど)に取り込んでもらうように依頼する機能のことである。GitHubなどのホスティングサービス上で提供される。依頼を受け取ったレビュアーは、コード内容を確認(レビュー)し、問題がなければ結合(マージ)する。チーム開発におけるコードレビューの基本フローとなっている。
リレーショナルデータベース管理システム
あーるでぃーびーえむえす
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)とは、データを「表(テーブル)」の形式で管理し、複数の表を関連付け(リレーション)て利用できるデータベースシステムのことである。SQLという言語を使って操作する。データの整合性(ACID特性)を厳密に保証できるため、銀行の基幹システムやECサイトの在庫管理など、信頼性が重要なシステムで広く使われている。Oracle、MySQL、PostgreSQLなどが有名。
リポジトリ
りぽじとり
リポジトリとは、ファイルやディレクトリの状態、変更履歴などを保存しておく「貯蔵庫」のことである。Gitなどのバージョン管理システムにおいては、プロジェクトごとのデータベースのような役割を果たす。自分のPC内にある「ローカルリポジトリ」と、サーバー上(GitHubなど)にある「リモートリポジトリ」に大別される。
スプリンターネット
すぷりんたーねっと
スプリンターネット(Splinternet)とは、「Split(分断)」と「Internet」を組み合わせた造語で、インターネットが国や地域ごとに分断される現象のこと。中国の「金盾」のように、国家がネット検閲や規制を行うことで、世界共通だったインターネットが分断されつつある現状を指す。
単一障害点
すぽふ
SPOF(Single Point of Failure:単一障害点)とは、システム構成の中で「そこが壊れたらシステム全体が止まってしまう」という弱点(急所)のことである。例えば、ロードバランサーが1台しかない場合、サーバーが100台あってもロードバランサーが故障すれば全停止するため、そこがSPOFとなる。SPOFをなくす(冗長化する)ことが、システムの信頼性を高めるために不可欠である。
好きピ
すきぴ
好きピとは、「好きなピープル(People)」の略で、好きな人(彼氏・彼女、または片思いの相手)を指す若者言葉。「ピ」はPeopleの頭文字。恋愛感情に限らず、推しのアイドルやキャラクター、仲の良い友達に対して使うこともある。Z世代を中心に広まった。
尊い
とうとい
尊い(とうとい)とは、推し(好きなアイドルやキャラ)が素晴らしすぎて、言葉にできないほどの感動や崇高さを感じている状態を表すネットスラング。本来の「身分が高い」「価値がある」という意味から転じ、オタク用語として最上級の賛辞に使われる。「推しが尊い」のように使う。
詰んだ
つんだ
詰んだとは、将棋用語で「王将が逃げ場を失い、負けが確定した状態(詰み)」のこと。転じて、人生や仕事などで、対処不可能な行き詰まり状態に陥ったことを指すネットスラング。「人生詰んだ」「借金で詰んだ」のように、絶望的な状況を自虐的に表現する際に使う。
Ueba
ゆーいーびーえー
UEBA(User and Entity Behavior Analytics)とは、ユーザーや機器の行動パターンをAIで分析し、通常とは異なる異常な振る舞いを検知するセキュリティ技術。ID乗っ取りや内部不正など、従来型の境界防御では防げない脅威を発見するのに有効。
デバッグ
でばっぐ
デバッグ(Debug)とは、コンピュータプログラムやシステムにおける誤り(バグ)を見つけ出し、修正する作業のこと。「虫(Bug)を取り除く(De-)」という意味。ログを出力したり、デバッガというツールを使ってプログラムを1行ずつ実行したりして原因を特定する。
ドラッグアンドドロップ
どらっぐあんどどろっぷ
ドラッグ&ドロップとは、マウス操作の一つ。画面上のアイコンやファイルをクリックしたまま移動(ドラッグ)し、目的の場所でボタンを離して配置(ドロップ)する操作。直感的にファイルを移動したり、コピーしたりできるGUIの基本的な操作方法。
ドライバ
どらいば
デバイスドライバ(Device Driver)とは、マウス、キーボード、プリンター、グラフィックボードなどの周辺機器(ハードウェア)を、OS(WindowsやmacOSなど)から制御できるようにするためのソフトウェアのこと。OSとハードウェアの間の「通訳」の役割を果たし、これが正しくインストールされていないと機器が動作しない。
拡張子
かくちょうし
拡張機能(Extension)とは、ブラウザやソフトウェアに、後からインストールして機能を追加する小さなプログラムのこと。「アドオン」や「プラグイン」とも呼ばれる。Chrome拡張機能が有名で、広告ブロックや翻訳機能などを追加して、自分好みにカスタマイズできる。
ファームウェア
ふぁーむうぇあ
ファームウェア(Firmware)とは、家電製品やパソコンの周辺機器などのハードウェアを制御するために、あらかじめ機器内部の読み出し専用メモリ(ROM)などに書き込まれているソフトウェアのこと。ハードウェア(硬い)とソフトウェア(柔らかい)の中間的な存在であることからこう呼ばれる。
関数
かんすう
関数(Function)とは、プログラミングにおいて、ある特定の処理をひとまとめにした部品のこと。外部から「引数(ひきすう)」というデータを受け取り、定められた処理を行って、その結果である「戻り値」を返す。同じ処理を何度も書く必要がなくなり、プログラムの再利用性や可読性が向上する。
GUI
じーゆーあい
GUI(Graphical User Interface)とは、コンピュータの操作を、文字(コマンド)ではなく、アイコンやボタンなどの画像(グラフィック)を使って直感的に行えるようにした画面のこと。マウスやタッチ操作で扱えるWindowsやMac、スマホの画面はすべてGUI。
インストール
いんすとーる
インストール(Install)とは、ソフトウェアやアプリを、コンピュータやスマホで使用可能な状態にすること。「導入」。圧縮されたファイルを解凍・配置し、必要な設定を行う一連の作業。逆に、削除することをアンインストール(Uninstall)と言う。
レイテンシ
れいてんし
レイテンシ(Latency)とは、データ転送における「反応時間」や「遅延時間」のこと。リクエスト(要求)を出してから、レスポンス(応答)が返ってくるまでにかかる時間を指す。レイテンシが低い(小さい)ほど、サクサク動く快適なシステムと言える。
ログイン
ろぐいん
ログイン/サインインとは、コンピュータやWebサービスを利用する際に、IDとパスワードなどを入力して、本人確認(認証)を受け、利用を開始すること。自分のデータにアクセスしたり、自分専用の画面を表示したりするために必要な手続き。
ログアウト
ろぐあうと
ログアウト/サインアウトとは、ログインしているコンピュータやWebサービスから、接続を切断して利用を終了すること。共有のPCなどでログアウトを忘れると、他人に勝手に操作されたり、情報を盗まれたりするリスクがあるため、使い終わったら必ず行うべき操作。
パラメータ
ぱらめーた
パラメータ(Parameter)とは、プログラムや関数に渡す「引数(ひきすう)」や、システムの設定値のこと。媒介変数。この値を変更することで、プログラムの挙動や計算結果を調整できる。「パラメータをいじる」とは、設定値を変更して微調整することを指す。
プロキシ
ぷろきし
プロキシ(Proxy)とは、「代理」のこと。ITでは「プロキシサーバー」を指すことが多い。内部ネットワークのPCの代わりに、インターネットへのアクセスを代行するサーバー。セキュリティ対策や、通信の高速化(キャッシュ)、ログ管理などの目的で設置される。
クエリ
くえり
クエリ(Query)とは、データベースに対する「問い合わせ」や「命令文」のこと。検索キーワードを入力することもクエリと呼ぶ。SQLなどの言語を使って、「この条件に合うデータをください」「このデータを更新してください」とシステムに要求すること。
メモリ
めもり
RAM(Random Access Memory)とは、コンピュータの「メモリ(主記憶装置)」のこと。データを一時的に記憶し、CPUが高速に読み書きするための作業領域。「机の広さ」に例えられる。電源を切るとデータが消える(揮発性)。容量が大きいほどPCの動作が軽快になる。
解像度
かいぞうど
解像度(Resolution)とは、画像やディスプレイの「きめ細かさ」を表す数値。DPI(ドット/インチ)や画素数(1920x1080)で表される。ビジネスでは、「解像度が高い」と言えば、物事の細部まで具体的かつ鮮明に理解・言語化できている状態を指す。
ロールバック
ろーるばっく
ロールバック(Rollback)とは、システムやデータベースの更新処理に失敗した際に、処理前の正常な状態に戻すこと。トランザクション処理の原子性(Atomicity)を保つために行われる。逆に、処理を確定させることを「コミット」と言う。
サンドボックス
さんどぼっくす
サンドボックス(Sandbox:砂場)とは、外部から隔離された、安全な実験環境のこと。セキュリティの分野では、不審なファイルをこの中で実行し、ウイルスかどうかを判定する仕組みを指す。また、開発環境においては、本番環境に影響を与えずに自由にテストできる環境を指す。
ソースコード
そーすこーど
ソースコード(Source Code)とは、人間が理解できるプログラミング言語(Python, Java, C++など)で書かれた、ソフトウェアの設計図となるテキストファイルのこと。コンピュータはこれをそのまま実行できないため、コンパイル(翻訳)して機械語に変換するか、インタプリタで逐次翻訳して実行する。
SSD
えすえすでぃー
SSD(Solid State Drive)とは、フラッシュメモリを使用した記憶装置。従来のHDD(ハードディスク)のように物理的に回転する円盤がないため、読み書きが非常に高速で、静かで、衝撃にも強い。PCの起動速度やアプリの動作を劇的に速くする。
サムネイル
さむねいる
サムネイル(Thumbnail)とは、画像や動画の内容を一目で分かるように縮小表示した見本画像のこと。「親指(thumb)の爪(nail)のように小さい」という意味。YouTubeの動画一覧などで、クリック率(CTR)を左右する極めて重要な要素。
アップデート
あっぷでーと
アップデート(Update)とは、ソフトウェアやデータを最新の状態に更新すること。機能追加やバグ修正、セキュリティ対策のために行われる。また、ビジネスにおいては、情報の共有や、認識を最新のものに合わせることを「アップデートする」と表現する。
変数
へんすう
変数(Variable)とは、プログラミングにおいて、データ(数値や文字列など)を一時的に入れておく「箱」のこと。箱には名前(変数名)を付け、その名前を使って中のデータを出し入れしたり、計算に使ったりする。プログラムの実行中に中身の値を変えることができるため「変数」と呼ばれる。
量子超越性
りょうしちょうえつせい
量子超越性(Quantum Supremacy)とは、量子コンピュータが、従来型のスーパーコンピュータでは現実的な時間内に解けないような複雑な計算問題を、短時間で解決できることを実証すること。2019年にGoogleが実証したと発表し、話題になった。
スケールフリーネットワーク
すけーるふりーねっとわーく
スケールフリーネットワークとは、一部のハブ(極端に多くの繋がりを持つノード)が存在し、大多数のノードは少数の繋がりしか持たないという、「べき乗則(詳しく見ると少数派が全体を支配している構造)」に従うネットワークのこと。
DEX
でっくす
DEX(Decentralized Exchange)とは、分散型取引所のこと。従来のような中央管理者(取引所運営会社)が存在せず、ブロックチェーン上のスマートコントラクトによって、ユーザー同士が直接(P2P)暗号資産を交換できるプラットフォーム。UniSwapなどが有名。
GMV
じーえむぶい
GMV(Gross Merchandise Value)とは、流通取引総額のこと。ECサイトやフリマアプリなどで、一定期間内に流通した(売買された)商品の総額。プラットフォームビジネスの規模や成長性を示す最も基本的な指標(売上高そのものではない点に注意)。
インダストリー4.0
いんだすとりー4.0
インダストリー4.0とは、ドイツ政府が提唱した「第4次産業革命」のこと。IoT、AI、ビッグデータなどを製造業に導入し、工場全体あるいはサプライチェーン全体をデジタル化・最適化する「スマートファクトリー」の実現を目指す国家プロジェクト。
ロックイン効果
ろっくいんこうか
ロックイン効果(Lock-in Effect)とは、特定の製品やサービスを使い始めると、乗り換えコスト(スイッチングコスト)が高くなり、他社製品への変更が難しくなること。「囲い込み」。Apple製品のエコシステムや、携帯電話の2年縛りなどがこれにあたる。
エモい
えもい
エモいとは、「emotional(感情的な)」に由来する若者言葉。なんとも言い表せないような、切なさ、懐かしさ、感動、趣深さなど、心が揺さぶられる感情を表現する際に使われる。「哀愁がある」「風情がある」を現代的に言ったもの。
映える
ばえる
映える(ばえる)とは、写真や動画の見栄えが良く、際立って美しく見えること。「インスタ映え」の略語として広まった。彩りが豊かだったり、おしゃれだったりして、SNSで「いいね」がたくさん貰えそうな被写体や状況を指す。
陰キャ
いんきゃ
陰キャとは、「陰気なキャラクター」の略。性格が内向的で、コミュニケーションが苦手、地味で目立たないタイプの人を指す若者言葉・ネットスラング。対義語は「陽キャ」。スクールカースト的な文脈で自虐的に使われることが多い。
ナレッジ
なれっじ
ナレッジ(Knowledge)とは、知識、知見のこと。ビジネスでは、単なる情報(インフォメーション)ではなく、組織にとって付加価値のある実用的な知識やノウハウを指す。「ナレッジ共有」や「ナレッジマネジメント」によって、個人の知恵を組織全体の資産にすることが重要。
沼
ぬま
沼(ぬま)とは、ある趣味やジャンルに深くのめり込み、抜け出せなくなる状態を指すネットスラング。「泥沼」から。一度ハマると底なしに時間やお金を費やしてしまう様子。「レンズ沼(カメラ)」「オーディオ沼」などが有名。最近では「推し活」などでも使われる。
パリピ
ぱりぴ
パリピとは、「パーティー・ピープル(Party People)」の略。クラブやイベント、飲み会などで大勢で騒ぐのが好きな、ノリが良く派手な人々を指す若者言葉。本来の意味から転じて、単に「明るくて元気な人」「遊ぶのが好きな人」という軽い意味で使われることもある。
リア充
りあじゅう
リア充とは、「リアル(現実生活)が充実している人」の略。ネットスラング。恋人がいたり、友人が多かったり、趣味や仕事がうまくいっていたりと、現実世界での生活を楽しんでいる人を指す。ネット上の生活(ネト充)との対比で使われることが多い。
サーバー
さーばー
サーバー(Server)とは、ネットワークを通じて、他のコンピュータ(クライアント)に対して機能やデータを提供するコンピュータのこと。Webページの表示、メールの送受信、ファイルの保管など、インターネット上のあらゆるサービスの裏側で稼働している。
スパチャ
すぱちゃ
スパチャ(スーパーチャット:Super Chat)とは、YouTubeのライブ配信において、視聴者が配信者に対して金銭を送る機能のこと。「投げ銭」。コメントを目立たせたり、配信者を支援したりするために使われる。推し活の一環として定着している。
陽キャ
ようきゃ
陽キャとは、「陽気なキャラクター」の略。明るく社交的で、友達が多く、クラスの中心にいるようなタイプの人を指す若者言葉・ネットスラング。対義語は「陰キャ」。スクールカースト的な文脈で、リア充やパリピなどの属性と重なることが多い。
CRUD
クラッド
CRUD(クラッド)とは、データベースを操作するほとんど全ての情報システムにおいて、データの永続的な管理を行うために必要な四つの基本的な操作(Create、Read、Update、Delete)の頭文字を組み合わせた略語である。これらの操作は、ユーザーがデータを生成し、参照し、内容を修正し、最終的に削除するという、情報ライフサイクル全体をカバーしており、アプリケーション設計における機能要件定義の基礎概念として極めて重要視されている概念である。
サイバー攻撃
サイバーこうげき
情報通信ネットワークやコンピュータシステムに対し、不正な手段を用いてアクセスし、データの窃取、システムの機能停止、情報の改ざん、破壊などを引き起こす一切の行為である。これは、個人、企業、政府機関を標的とし、経済的損失、機密情報の漏洩、社会インフラの麻痺など、広範な被害をもたらす現代社会における最も深刻な脅威の一つであり、物理的な紛争とは異なる「第5の戦場」における非対称的な闘争手段として認識されている。
Adapterパターン
あだぷたーぱたーん
Adapterパターン(適合パターン)は、既存のクラス(Adaptee)が提供するインターフェースと、利用者が現在必要としているインターフェース(Target)との間に互換性がない場合に、両者を仲介・接続するために用いられる構造に関するデザインパターンである。既存のコードベースに手を加えることなく、インターフェースの「ズレ」を吸収し、再利用性と柔軟性を高めることを目的としている。
Affordance
アフォーダンス
アフォーダンス(Affordance)は、環境や対象物が、それを利用する生物に対して提供する「行為の可能性」あるいは「できること」を意味する認知心理学の概念である。元来は知覚主体とは独立した客観的な性質を指すが、デザイン分野、特にインターフェースデザインにおいては、ユーザーが直感的に「どう扱えばいいか」を認識できるような、知覚可能な手がかり(シグニファイア)を介した行動の誘導可能性として解釈され、ユーザーフレンドリーな設計の基本原理となっている。
Amazon DynamoDB
あまぞんだいなもでぃーびー
Amazon DynamoDB(ダイナモディービー)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するフルマネージド型のNoSQLデータベースサービスである。極めて高いスケーラビリティと一貫した低遅延を実現し、データ量やアクセス頻度の増大に関わらずミリ秒単位の応答速度を維持するよう設計されている。Key-Valueおよびドキュメントデータモデルをサポートし、エンタープライズ規模のウェブアプリケーションやゲーム、IoTバックエンドなど、予測不可能なトラフィックを扱う現代的なワークロードに最適化されたデータベースソリューションである。
アムダールの法則
あむだーるのほうそく
アムダールの法則(Amdahl's Law)は、計算機システムやプログラムにおいて、特定の部分を高速化した場合に全体の性能がどれだけ向上するかを示す理論的限界の法則である。特に並列処理環境において顕著であり、処理時間のうち並列化が不可能な逐次処理部分の割合が、システム全体の最大高速化率を決定づける要因となることを定量的に示す。この法則は、ハードウェアの増強やアルゴリズムの改善といった最適化投資の効率を評価するための重要な指標として用いられる。
アパッチ・カフカ
あぱっち・かふか
Apache Kafkaは、元々LinkedInで開発され、現在はApacheソフトウェア財団が管理するオープンソースの分散ストリーミングプラットフォームである。ログデータ、センサー情報、トランザクション記録といった膨大な量のイベントストリームを、高スループットかつ低遅延でリアルタイムに処理し、永続的に保持するために設計されている。Publish/Subscribe(出版/購読)モデルを採用し、データソース(プロデューサー)と利用システム(コンシューマー)間の非同期かつ疎結合なデータ連携基盤を提供する。この仕組みにより、ビッグデータ環境における信頼性の高いデータパイプライン構築の中核を担う。
アプレット
あぷれっと
アプレット(Applet)とは、特定のOS上で単独で動作する通常のアプリケーションとは異なり、Webブラウザや他の実行環境(ホストアプリケーション)に埋め込まれて実行される、機能限定型の小さなプログラムモジュールである。特に、1990年代後半から2000年代初頭にかけてWebページに動的な機能やグラフィックスを付加するために広く利用されたJavaアプレットが著名であるが、セキュリティ上の課題や起動時のオーバーヘッド、そしてHTML5技術の進化により、現在では主要なプラットフォームでのサポートが終了し、事実上廃止された技術概念である。
ASCIIコード
あすきーこーど
American Standard Code for Information Interchange(情報交換用アメリカ標準コード)の略称であり、現代のデジタル情報処理における文字コード体系の根幹をなす規格である。アルファベット、数字、記号、および制御文字を含む合計128種類の文字を、7ビットの二進数(0から127)に対応付けて定義している。この規格は、特に初期のコンピュータシステムやネットワーク通信において、異なる機器間での確実なデータ交換を実現するための世界共通の「言語」として機能し続けている基本中の基本の文字エンコーディングである。
Assembler
あせんぶら
アセンブリ言語で記述されたソースコードを、コンピュータが直接実行可能な機械語(マシン語)のコードに変換するシステムプログラム(ソフトウェア)である。この変換処理は「アセンブル(assemble)」と呼ばれ、低水準言語のプログラム実行に不可欠な役割を担う。通常、特定のCPUアーキテクチャに強く依存して設計されるため、非常に高速かつ効率的なコード生成を可能にする。
Attack Surface Management
アタックサーフェスマネジメント
組織が保有するデジタル資産全体における潜在的な攻撃対象領域(アタックサーフェス)を継続的に発見、分析、優先順位付けし、そのリスクを管理・最小化するための一連のセキュリティ戦略およびプロセスである。特にクラウド、IoT、サードパーティ連携が複雑化する現代において、外部からの予期せぬ侵入経路や、シャドーITなどの未管理資産を網羅的に把握し、予防的なセキュリティ体制を維持するために不可欠な活動と位置づけられる。
Autonomous Driving Level 4
オートノマス・ドライビング・レベル・フォー
自動運転レベル4(L4)は、SAE(Society of Automotive Engineers)が定める自動運転の6段階評価において、「高度運転自動化」に分類される段階である。L4システムは、特定の運行設計領域(ODD:Operational Design Domain)内において、全ての運転操作を終始実行し、システムが機能不全に陥った場合でも安全を確保する機能(フォールバック)を搭載している。このレベルでは、ドライバーは監視の義務から解放され、原則としてシステムの介入要求に対応する必要がない点が、レベル3との決定的な相違点である。
Amazon Redshift
あまぞんれっどしふと
Amazon Web Services (AWS) が提供する、ペタバイト規模の構造化データや半構造化データを扱うためのクラウドベースのデータウェアハウス(DWH)サービスである。高度な並列処理(MPP)アーキテクチャと列指向ストレージを採用することにより、大量データの集計や複雑な分析クエリを従来のデータベースと比較して極めて高速に実行することに特化している。特にビジネスインテリジェンス(BI)や大規模なデータ分析基盤の中核として利用される。
B木
びーつりー
B木(B-tree)は、主にディスクI/Oの効率化を目的として設計された自己平衡型の探索木構造である。全ての葉ノードが根ノードから等しい深さに配置される「平衡性」と、一つのノードが多数の子ノードを持つ「多分木」の特性を兼ね備える。これにより、大規模なデータセットにおけるデータの検索、挿入、削除といった操作を、外部記憶装置へのアクセス回数(シーク回数)を最小限に抑えつつ、効率的な対数時間(O(log n))で実行可能にする。特にリレーショナルデータベースのインデックス構造として不可欠な存在である。
曖昧さ回避 (BaaS)
ばーす
「BaaS(バース)」は、ITおよびフィンテック領域において、文脈によって全く異なる二つのサービスモデルを指す頭字語である。一つは金融機関の機能を開放する「Banking as a Service」、もう一つはアプリケーション開発に必要なサーバー側機能をクラウドで提供する「Backend as a Service」であり、この二つが混同されることが多いため、会話や記事を読む際には、それがビジネスモデルの話か、開発支援ツールの話か、明確な文脈判断が求められる。
バックプレッシャー
ばっくぷれっしゃー
非同期データストリーム処理において、下流側(コンシューマ)が上流側(プロデューサ)に対して、データ送信速度の抑制を要求する流量制御機構である。これにより、処理速度の不均衡によるバッファオーバーフローやシステムリソースの枯渇を防ぎ、システムの安定性と応答性を維持する。特にリアクティブプログラミングやストリーミング処理フレームワークにおいて、処理能力に応じた持続的なデータフローを実現するために必須の概念として導入されている。
バッチ処理
ばっちしょり
バッチ処理とは、コンピュータシステムにおける処理方式の一つであり、入力データを一定量または一定期間収集・蓄積した後、ユーザーの介入なしに自動で一括実行する手法である。対義語であるオンライン処理やリアルタイム処理とは異なり、即時性を求められない定型的な業務や、膨大なデータの集計・加工処理に適用され、システムリソースの最適化と高い処理効率を実現する基幹技術である。
BeyondCorp Google
ビヨンドコープ グーグル
BeyondCorp Googleは、Google社が約10年かけて社内ネットワーク環境をゼロトラストモデルへ移行させるために開発・実践した、セキュリティアーキテクチャおよび運用原則である。従来の「境界防御」の概念を排し、接続元や場所に関わらずすべてのアクセス試行を信頼しない前提で、ユーザー、デバイス、コンテキストに基づいた動的なアクセス制御を行うことを特徴とする。これにより、VPNを不要とし、社内外を問わない安全な業務遂行を可能にした。
BeyondCorp
びよんどこーぷ
BeyondCorp(ビヨンドコープ)とは、Googleが2014年に提唱し、社内システムとして実装したネットワークセキュリティモデルである。従来の「境界型防御」の概念を完全に排し、アクセス元が社内ネットワーク(コーポレート・ネットワーク)の内部であるか外部であるかを問わず、全てのアクセスに対して認証と認可を厳格に要求する。これは「ゼロトラスト」セキュリティモデルの草分け的存在であり、場所やネットワークに依存しない安全なアクセス環境を実現し、リモートワークやクラウド移行の基盤を確立した。
Biometric Payment
バイオメトリック・ペイメント
生体認証技術(指紋、顔、虹彩、手のひら静脈など)を用いて、利用者の身体的特徴を本人確認に利用する決済システムである。従来のパスワードやPIN、物理カードを不要とし、高いセキュリティと利便性を両立させる次世代の決済手段として急速に普及が進んでいる。特にフィンテックの進化に伴い、多岐にわたる小売店や公共交通機関での導入が加速しており、究極の「ウォレットレス」な購買体験を提供するのが特徴である。
バイオス
ばいおす
BIOS(Basic Input/Output System、基本入出力システム)は、パーソナルコンピュータのマザーボード上に搭載された不揮発性メモリに格納されている、ハードウェアを初期化し、オペレーティングシステム(OS)の起動を仲介するための最も根幹的なファームウェアである。PCの電源投入直後に実行され、CPU、メモリ、ストレージ、各種周辺機器の整合性を確認する自己診断(POST)を実施した後、OSをロードするための起動処理へと制御を引き継ぐ、システムの根幹を担うプログラム群である。
ビット
びっと
ビット(bit)は、デジタル情報処理の分野において情報を構成する最小単位であり、二進法における一つの桁に相当する。これは「0(偽/オフ)」と「1(真/オン)」の二つの排他的な状態のうち、いずれか一つを示す。コンピュータ内部の電気信号、磁気記録、光のパルスの有無など、物理的な現象を抽象化して扱うための基本要素であり、現代の情報科学における「情報の原子」として機能する。8ビットが1バイトを構成する。
ブロックストレージ
ぶろっくすとれーじ
ブロックストレージ(Block Storage)は、データを固定長(通常512バイトや4KB)の「ブロック」と呼ばれる最小単位で管理し、各ブロックにユニークな物理的または論理的なアドレスを割り当てるストレージアクセス方式である。オペレーティングシステム(OS)からは、あたかもローカルに接続されたハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)のように認識され、ファイルシステムやデータベース管理システム(DBMS)が低遅延かつ高スループットで直接 I/O を実行できるように設計されている。特に仮想マシン環境やトランザクション処理量の多いデータベース環境で不可欠な基盤技術である。
Blockchain Dilemma
ぶろっくちぇーん・じれんま
ブロックチェーン技術が本質的に抱える構造的課題であり、「分散性 (Decentralization)」「セキュリティ (Security)」「スケーラビリティ (Scalability)」の三要素すべてを最高水準で同時に達成することが困難であるというトレードオフの関係を指す。特にヴィタリック・ブテリンによって提唱され、多くのプロジェクトが設計時に直面する根幹的な選択肢の基準となっている。
Blockchain Interoperability
ブロックチェーン・インターオペラビリティ
ブロックチェーン・インターオペラビリティ(相互運用性)とは、異なるブロックチェーンネットワーク間、またはブロックチェーンと外部システムとの間で、資産、データ、価値を安全かつシームレスに交換・転送できるようにする技術的機能および概念である。この機能は、分散型アプリケーション(DApps)の利用範囲を広げ、特定のチェーンに囚われない流動性を確保し、ブロックチェーン技術全体の普及と応用可能性を飛躍的に高めるために不可欠な要素である。
Bridgeパターン
ぶりっじぱたーん
Bridgeパターンは、Gang of Four (GoF) によって定義された構造に関するデザインパターンの一つである。「抽象化 (Abstraction)」のクラス階層と「実装 (Implementation)」のクラス階層を分離し、両者の間に「橋渡し (Bridge)」となる関係を築くことで、それぞれを独立して変更・拡張可能にする手法。これにより、静的な継承構造によるクラスの組み合わせ爆発を防ぎ、システムの柔軟性と保守性を飛躍的に向上させる設計原則を提供する。
ブラウンフィールド
ぶらうんふぃーるど
土地利用においては、過去の産業活動に起因する土壌汚染や地下水汚染の可能性があるため、経済的・法的なリスクを伴い、利用が停滞している土地を指す。一方、情報技術(IT)開発においては、既存のレガシーシステムや複雑なコード基盤が存在する状況下での開発・改修プロジェクトを意味し、制約と技術的負債との闘いを強いられるプロジェクト形態である。この二つの分野で共通するのは、「負の遺産」や「既存の制約」を抱えている点にある。
バーンダウンチャート
ばーんだうんちゃーと
バーンダウンチャート(Burn Down Chart)は、主にアジャイル開発手法(特にスクラム)において、特定の期間(スプリント)内に残された作業総量を視覚的に管理するための進捗グラフである。縦軸に「残存作業量」(ストーリーポイント、タスク数、時間など)、横軸に「経過時間」を配置し、作業完了に伴ってグラフが右下に降下(燃え尽きる)していく様子を表現する。これにより、計画に対する遅延や作業量の増減といった異常を早期に検知し、チームの予測可能性と透明性を高める重要なツールとして機能する。
C2サーバー
しーつーさーばー
C2サーバー(Command and Control Server)は、サイバー攻撃者がマルウェアに感染させた多数の端末(ボット)を遠隔で一元管理し、命令を下すために使用するネットワーク上の司令塔である。このサーバーは、機密情報の窃取、DDoS攻撃の実行、あるいはランサムウェアの展開など、様々な悪意ある活動のハブとして機能する。感染端末群(ボットネット)との間で定期的な通信(ビーコン)を行い、外部からの操作を可能にすることで、攻撃の持続性と秘匿性を確保する重要なインフラストラクチャを構成する。
コールバック
こーるばっく
コールバック(Callback)とは、コンピュータプログラミングにおいて、ある関数(A)を呼び出す際に、処理が完了した後や特定のイベントが発生した際に実行されるようにあらかじめ登録・引数として渡しておく関数(B)のこと。関数Aが関数Bを「呼び返す(Call back)」非同期処理やイベント駆動型プログラミングの根幹をなす設計パターンである。また、電話応対の文脈では、顧客からの問い合わせに対し一旦通話を終了し、後ほど担当者側から掛け直す行為(折り返し連絡)を指す場合もある。
canonicalタグ
かのにかるたぐ
canonicalタグ(カノニカルタグ)は、ウェブサイトにおいて内容が重複または類似している複数のURLの中から、検索エンジンに対して「このURLが正規(本物)です」と指定するためのHTML要素である。これは主に、重複コンテンツによるSEO評価の分散を防ぎ、クローラーのクロール効率を向上させ、指定された正規URLに評価を集中させるために用いられる。特に、パラメータ付きURL、異なるデバイス向けページ、セッションIDを含むURLなどの場合に重要な役割を果たす。
キャプチャ
きゃぷちゃ
CAPTCHA(キャプチャ)とは、アクセス主体が人間(ヒューマン)であるか、自動化されたプログラム(ボット)であるかを識別するために用いられるチャレンジ・レスポンス型の認証技術である。画像認識、音声認識、文字の歪み解析など、コンピュータにとっては困難だが人間にとっては容易なタスクを課すことで、悪意あるスパム投稿やDDoS攻撃など、機械的な自動操作を防ぐセキュリティ機構として機能する。これはチューリングテストを逆転させた概念に基づいている。
カオスエンジニアリング
かおすえんじにありんぐ
本番稼働中の分散システムに対し、意図的にサーバー停止、通信遅延、リソース枯渇などの破壊的な事象や障害を注入することで、そのシステムの回復力(Resilience)と耐障害性を定量的に評価・検証する体系的な実験手法である。単に障害をシミュレートするのではなく、予測される問題点や設計上の弱点を早期に発見し、システムが予期せぬ故障状況下でも自動的に機能を維持または復旧できる状態を目指す継続的な改善プロセスとして位置づけられる。
クロード
くろーど
Claude(クロード)は、米国Anthropic社によって開発された先進的な対話型AIアシスタントおよび大規模言語モデル(LLM)の総称である。特に安全性と倫理的配慮を最重要視し、「憲法AI(Constitutional AI)」と呼ばれる革新的な独自のアプローチを採用している点が最大の特徴。これは、定められた一連の原則(憲法)に基づいてモデルを訓練・制御する手法であり、ハルシネーションの抑制や有害な出力の回避に貢献し、企業利用や社会的インフラへの適用が期待されている。
クリーンコード
クリーンコード
クリーンコード(Clean Code)とは、他者が容易に理解し、バグの特定や機能の修正・拡張が迅速に行えるように配慮され、高い可読性、保守性、拡張性を備えたソフトウェアコードを指す概念である。これは、単にプログラムが動作することを目指すのではなく、プロフェッショナルなソフトウェアエンジニアリングにおいて長期的な品質とコスト効率を確保するための、規律と美意識を要求される実践規範である。対義語はスパゲッティコード。
クリックジャッキング
くりっくじゃっきんぐ
クリックジャッキング(Clickjacking)とは、ユーザーインターフェース(UI)の要素を視覚的に偽装または隠蔽し、正規の操作を行っていると誤認させて、裏で意図しない操作や機密情報の漏洩を引き起こすサイバー攻撃の総称である。特に、悪意のあるウェブサイトが透明なiframeを重ね合わせることで、正規サイトのボタンを強制的にクリックさせる手法を指す。この攻撃は、Webアプリケーションの信頼性を低下させ、ユーザーのセッション権限を悪用するUI Redressing攻撃の一種として知られている。
キャスビー
きゃすびー
CASB(Cloud Access Security Broker)は、企業・組織が利用する複数のクラウドサービス(SaaS、PaaS、IaaS)とエンドユーザーの間に配置され、クラウドアクセスの制御、データ暗号化、情報漏洩対策(DLP)、マルウェア防御、コンプライアンス管理を一元的に提供するセキュリティゲートウェイ機能である。シャドーIT対策とデータ主権の維持において、現代のハイブリッドワーク環境におけるセキュリティ基盤として不可欠な存在となっている。
コアップ
こあっぷ
Constrained Application Protocol(CoAP)は、IETFによって標準化された、IoT(Internet of Things)環境におけるリソース制約型ノード(Constrained Node)向けに特化した軽量なアプリケーション層プロトコルである。従来のHTTPと同様のRESTfulなアーキテクチャを採用しつつも、トランスポート層にUDPを用いることでオーバーヘッドを極限まで削減し、極小メモリ、低消費電力、狭帯域なネットワークでの効率的なデータ交換を実現する。特にスマートシティや産業IoTでの利用が期待されている。
カラーユニバーサルデザイン
からーゆにばーさるでざいん
色覚の個人差や多様性(色覚特性)に配慮し、誰もが情報を正確に認識し、快適に使用できることを目指すデザイン手法である。特に、赤と緑の区別が困難であるといった色覚の特性を持つ人々に対し、色相の違いだけに頼らず、明度差、彩度、形状、テクスチャ、パターン、テキスト情報を併用することで、色彩による誤認を防ぎ、情報伝達の確実性を高めることを目的としている。これはユニバーサルデザインの一分野として、視覚情報を扱うあらゆる分野で重要性が増している概念である。
Commandパターン
こまんどぱたーん
Commandパターンは、特定の操作や命令(リクエスト)をメソッド呼び出しとして直接実行するのではなく、すべてを独立したオブジェクト(コマンドオブジェクト)としてカプセル化する構造的デザインパターンである。これにより、命令の発行者と実際の処理実行者を分離し、命令のキューイング、実行履歴の保持、取り消し(Undo)操作の実装、パラメーター化された操作の管理などを柔軟に行うことを可能にする。
共通脆弱性識別子
しーぶいいー
共通脆弱性識別子(Common Vulnerabilities and Exposures, CVE)とは、世界中のIT製品やサービスに見つかった既知のセキュリティ上の欠陥(脆弱性)を一意に識別するために割り当てられる標準的な識別子のことである。米国の非営利組織であるMITRE社が管理し、その番号体系は脆弱性情報の共有、データベース間の連携、およびリスクコミュニケーションを劇的に効率化することを目的として設計されている。これにより、組織は特定の脅威に対して迅速かつ正確に対応することが可能となる必須の基盤技術である。
Compositeパターン
こんぽじっとぱたーん
オブジェクト指向における構造デザインパターンの一つであり、個々のオブジェクト(Leaf)とそれらを組み合わせたコンテナ(Composite)を同一のインターフェースで扱えるように構造化する手法である。このパターンを用いることで、全体と部分からなる再帰的な階層構造(木構造)を透過的に取り扱うことが可能となり、クライアントは要素が単一であれ複合体であれ、その差異を意識せずに一貫した操作を実行できる。これにより、クライアントコードの複雑性を大幅に低減し、システムの柔軟性を向上させる。
歌ってみた
うたってみた
「歌ってみた」とは、既存の楽曲、特にインターネット上で人気の高いVOCALOID楽曲やアニメソング、J-POPなどを、投稿者が自身の歌声でカバーし、動画共有プラットフォーム(ニコニコ動画、YouTubeなど)に投稿する行為、またはその動画コンテンツ自体を指す。インターネット発の音楽文化を象徴するカテゴリーの一つであり、匿名性の高い環境下で多くの才能ある歌い手が活動の足がかりとしている。音楽技術の発展と密接に結びつきながら、独自のリスナー層と市場を形成している現象である。
レンディング
レンディング(暗号資産)
レンディング(暗号資産)とは、利用者が保有する暗号資産(仮想通貨)を、暗号資産交換業者や特定のプラットフォーム(分散型金融プロトコルなど)に一定期間貸し出し、その対価として定期的に貸借料(利息)を受け取る運用手法である。これは、伝統的な金融における金銭消費貸借契約に類似しており、利用者は遊休資産の有効活用として利回り獲得を目指すが、貸出先のリスク(カウンターパーティリスク)や、貸出期間中の流動性制限、価格変動リスクを伴う特徴を持つ資産運用サービスである。
シーアールディー
しーあーるでぃー
CRD (Custom Resource Definition) は、コンテナオーケストレーションシステムKubernetesの標準APIを動的に拡張するためのメカニズムである。これを用いることで、ユーザーはPodやServiceといった組み込みリソースと同様の形式で、アプリケーション固有の設定や外部サービスの構成を記述・管理する独自のリソースタイプ(カスタムリソース)を定義できる。Kubernetesの宣言的な管理モデルを拡張し、特にOperatorパターンを実現する上での基盤技術となる重要な機能である。
CWPP
シーダブルピーピー
CWPP(Cloud Workload Protection Platform:クラウドワークロード保護プラットフォーム)は、IaaS環境で稼働する仮想マシン、コンテナ、サーバーレスファンクションなどの実行環境(ワークロード)を包括的に保護するための統合セキュリティソリューションである。従来の境界防御やエンドポイントセキュリティでは対応が難しい、一時的かつ動的なクラウドネイティブ環境の特性に対応し、脆弱性管理、マルウェア対策、ランタイム時の振る舞い分析、システムインテグリティ監視など、ワークロード内部に対する多層的な防御機能を提供する。これは、クラウド環境における実行レイヤーのセキュリティ責任を果たす上で極めて重要な基盤となる。
DaemonSet
でーもんせっと
Kubernetesクラスター内において、指定された各ノード(全て、または特定のラベルを持つノード群)に対して、正確に一つのPodインスタンスを実行し続けることを保証するワークロードAPIオブジェクトである。これは、ログ収集、監視エージェント、ノードレベルのストレージプロキシなど、基盤サービスとしての常駐プロセス配置に特化して設計されており、ノードが追加または削除されるたびに自動的にPodを調整し、ノードカバレッジの完全性を維持する機能を持つ。