死海文書
しかいもんじょ
死海文書(Dead Sea Scrolls)とは、1947年に死海周辺の洞窟で発見された、紀元前2世紀〜紀元後1世紀頃の古文書群のこと。現存する最古の旧約聖書の写本が含まれている。
最終更新: 2026/1/26
死海文書とは
死海文書は、イスラエルの死海北西にあるクムラン洞窟などで発見された大量の古文書です。 羊皮紙やパピルスに、ヘブライ語、アラム語、ギリシア語で書かれていました。
発見の経緯
1947年、ベドウィン(遊牧民)の少年が、迷い込んだ羊を探して洞窟に石を投げ込んだところ、「カシャン」と壺が割れる音が聞こえました。 中に入ると、古い巻物が入った壺が見つかりました。これが世紀の大発見の始まりでした。
なぜ重要なのか?
- 聖書の最古のコピー:
- 発見されるまで、旧約聖書の写本は10世紀頃のもの(レニングラード写本など)が最古でした。
- 死海文書はそれより1000年以上古い(紀元前)ものでありながら、内容がほとんど変わっていなかったことで、聖書が驚くべき正確さで書き写されてきたことが証明されました。
- 空白の歴史:
- イエス・キリストが誕生する直前のユダヤ教の状況(終末思想など)が詳細に記されており、キリスト教誕生の背景を知る手がかりとなります。
クムラン教団
これらの文書を書いたのは、俗世を離れて禁欲生活を送っていたユダヤ教の一派(エッセネ派、またはクムラン教団)だと考えられています。 彼らはローマ軍の侵攻から聖典を守るため、壺に入れて洞窟に隠したと推測されています。
由来・語源
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使用例
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関連用語
- 関連: