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その他実務

その他実務についての用語集です。

フロー体験

ふろーたいけん

フローとは、心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、揺るぎない集中状態で一つの活動に没頭し、自己意識が消え去り、時間感覚が歪むような精神状態のこと。

プロンプトエンジニアリング

ぷろんぷとえんじにありんぐ

プロンプトエンジニアリングとは、大規模言語モデル(LLM)などのAIから、より高品質で的確な回答を引き出すために、入力する指示文(プロンプト)を設計・最適化する技術や手法のこと。

教育ゲーミフィケーション

きょういくげーみふぃけーしょん

ゲームの要素(レベルアップ、バッジ、ランキング、物語性など)を教育に取り入れ、学習者のやる気を引き出す手法。

エンゲージメント

えんげーじめんと

従業員の会社に対する「愛着心」や「貢献意欲」。単に「居心地がいい(満足度)」だけでなく、「会社の目標達成のために自発的に頑張ろう」という熱意。

グロース・マインドセット

しなやかまいんどせっと

グロース・マインドセット(成長思考)とは、スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授が提唱した、「人間の基本的資質(知能や能力)は努力次第で伸ばすことができる」という信念や思考パターンのこと。

QRコード決済

きゅーあーるこーどけっさい

QRコード決済とは、スマホ画面に表示したQRコードを店側に読み取ってもらう(ストアスキャン)、または店のQRコードを客が読み取る(ユーザースキャン)方式の電子決済。

個人資産管理ツール・家計簿アプリ

PFM

PFMとは、個人の銀行口座、クレジットカード、証券口座、電子マネー、ポイントなどをすべて連携し、家計や資産の状況を一元管理・可視化するサービス。

ネゴシエーション

ねごしえーしょん

ネゴシエーションとは、利害が対立する相手と対話し、お互いが納得できる合意点を見つけ出すプロセス。

心の知能指数・感情知性

EQ

EQとは、自分や他人の感情を認識し、理解し、うまく制御・活用する能力のこと。

リノベーション / リフォーム

りのべーしょん / りふぉーむ

建物の改修工事のこと。一般的に、リフォームは「原状回復(マイナスをゼロに戻す)」、リノベーションは「機能向上・価値付加(プラスにする)」を指す。

スマートホーム

すまーとほーむ

スマートホームとは、家電や住宅設備をインターネット(IoT)につなぎ、スマホや音声で操作したり、AIが自動制御したりする快適な住宅。

杯中の蛇影

はいちゅうのじゃえい

杯中の蛇影とは、疑いや不安などの思い込みにとらわれて、ありもしないことに苦しむこと(疑心暗鬼と同義)。

一致団結

いっちだんけつ

一致団結とは、多くの人々が心を一つにして、固く結びつくこと。共通の目的のために協力し合うこと。

神出鬼没

しんしゅつきぼつ

神出鬼没とは、鬼神のように、たちまち現れたり隠れたりして、所在が知れないこと。自由自在に行動して、相手に予測させないさま。

疑心暗鬼

ぎしんあんき

疑心暗鬼とは、疑いの心を持っていると、何でもないことまで恐ろしく感じたり、怪しく見えたりすること。

疾風迅雷

しっぷうじんらい

疾風迅雷とは、激しく吹く風と、激しく鳴る雷のこと。行動が素早く激しいさま。事態が急変するさま。

アンコンシャス・バイアス

あんこんしゃす・ばいあす

アンコンシャス・バイアスとは、誰もが持っている「無意識の思い込み・偏見」のこと。過去の経験や知識から脳が自動的に判断してしまう思考の癖。

メンタルテック

めんたるへるすてっく

メンタルテックとは、うつ病や不安障害、ストレスなどの精神的な課題に対し、AIやアプリ、VRなどのテクノロジーを用いて予防・診断・治療支援を行う分野。

メンタルモデル

めんたるもでる

メンタルモデルとは、人が無意識のうちに持っている「世界はこうなっているはずだ」という思考の枠組みや思い込みのこと。

エレベーターピッチ

えれべーたーぴっち

エレベーターピッチとは、エレベーターに乗っている間のような短い時間(15秒〜30秒程度)で、自分のビジネスやアイデアの要点を的確に伝え、相手の関心を惹くプレゼン手法。

ストーリーテリング

すとーりーてりんぐ

ストーリーテリングとは、伝えたいメッセージを、単なるデータや事実の羅列ではなく、物語(ストーリー)として語ることで、相手の感情に訴えかけ、共感や記憶を引き出す手法。

フェルミ推定

ふぇるみすいてい

フェルミ推定とは、「日本にピアノ調律師は何人いるか?」のように、正確な把握が難しい数値を、いくつかの手がかりと論理的な推論によって短時間で概算すること。

ダニング・クルーガー効果

だにんぐくるーがーこうか

ダニング・クルーガー効果とは、能力の低い人が、自分の未熟さを認識できず、自分を実際よりも高く評価(自信過剰)してしまう認知バイアス。

インポスター症候群

いんぽすたーしょうこうぐん

インポスター症候群とは、社会的に成功し、実力があると評価されているにもかかわらず、「自分は詐欺師(インポスター)だ」「運が良かっただけだ」と思い込み、いつか無能だとバレることを過剰に恐れる心理。

FOMO

FOMO(Fear Of Missing Out)

FOMO(Fear Of Missing Out)とは、SNSなどで他人の楽しそうな様子を見て、「自分だけが楽しいことや重要な情報を逃しているのではないか」と不安になる心理状態。

心理的資本

しんりてきしほん

心理的資本(PsyCap)とは、人が困難を乗り越えて目標を達成するために必要なポジティブな心のエネルギー。Hope(希望)、Efficacy(効力感)、Resilience(回復力)、Optimism(楽観性)の4要素(HERO)からなる。

グリット

ぐりっと

グリット(Grit)とは、困難に直面しても挫けず、長期的な目標に向かって情熱を持ち、最後までやり抜く力のこと。

マインドフルネス

まいんどふるねす

マインドフルネスとは、過去や未来への不安にとらわれず、「今、この瞬間」の体験に意図的に意識を向け、評価せずにありのまま観察する心の状態や瞑想法。

主観的ウェルビーイング

しゅかんてきうぇるびーいんぐ

主観的ウェルビーイングとは、客観的な数値(年収や健康診断の結果)ではなく、本人が「どれくらい幸せを感じているか」「人生に満足しているか」という主観的な評価。

非認知能力

ひにんちのうりょく

非認知能力とは、IQやテストの点数(認知能力)では測れない、意欲、忍耐力、協調性、自制心、やり抜く力(GRIT)などの内面的な能力。

ギャンブラーの誤謬

ごびゅう

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは、確率的に独立して起こる事象について、「ずっと裏が出たから、そろそろ表が出るはずだ」と誤った期待をしてしまうこと。

少数の法則

しょうすうのほうそく

少数の法則とは、サンプル数(事例)が少ないにも関わらず、あたかもそれが全体に当てはまる真実であるかのように錯覚してしまうバイアス。

ドア・イン・ザ・フェイス

どあ・いん・ざ・ふぇいす

ドア・イン・ザ・フェイスとは、最初に絶対に断られるような無理な要求をして断らせ、次に「じゃあこれなら」と譲歩した案を出すことで、相手に罪悪感を感じさせて承諾させるテクニック。

フット・イン・ザ・ドア

ふっと・いん・ざ・どあ

フット・イン・ザ・ドアとは、最初に誰でも承諾するような小さな頼み事をしてOKをもらい、徐々に要求を大きくして、最終的に本命の要求を通す交渉テクニック。

プライミング効果

ぷらいみんぐこうか

プライミング効果(先行刺激)とは、先に見聞きした情報(プライマー)が、その後の判断や行動に無意識に影響を与える現象。

デフォルト効果

でふぉるとこうか

デフォルト効果とは、人は自ら選択を変更する労力を嫌い、最初から設定されている選択肢(デフォルト)をそのまま選んでしまう傾向。

心の家計簿

こころのかけいぼ

心の家計簿(メンタルアカウンティング)とは、お金の入手経路や使い道によって、心の中で勝手に色分けをし、無駄遣いしてしまう傾向。

IKEA効果

いけあこうか

IKEA効果とは、完成品を買うよりも、自分で手間をかけて作ったものの方に、不当に高い価値を感じてしまう心理。

決定回避の法則

けっていかいひのほうそく

決定回避の法則(選択のパラドックス)とは、選択肢が多すぎると、人は選ぶのがストレスになり、結局何も選ばなくなったり、満足度が下がったりする現象。

生存者バイアス

せいぞんしゃばいあす

生存者バイアスとは、何らかの選択過程を通過して生き残った「成功者」のデータだけを見て判断し、脱落した「敗者」を考慮しないことで生じる誤った認識。

単純接触効果

たんじゅんせっしょくこうか

単純接触効果(ザイオンス効果)とは、初めは興味がなかったものでも、何度も繰り返し見たり聞いたりするうちに、次第に好感を持つようになる心理。

好意

こうい

好意(好意の原理)とは、自分が好意を持っている人(友人、有名人、外見が良い人など)からの頼み事や提案は受け入れやすくなる心理。

社会的証明

しゃかいてきしょうめい

社会的証明とは、自分の判断に自信がない時、周囲の人々の行動や意見を参考にして、それが正しいと判断してしまう心理。

ピーク・エンドの法則

ぴーくえんどのほうそく

ピーク・エンドの法則とは、過去の体験の印象は、感情が最も高ぶった瞬間(ピーク)と、終わった瞬間(エンド)の2点だけでほぼ決まるという法則。

サンクコスト効果

さんくこすところか

サンクコスト効果(コンコルド効果)とは、既に支払ってしまい取り戻せない費用(サンクコスト)を惜しんで、損をすると分かっていても投資や行動を続けてしまう心理。

損失回避性

そんしつかいひせい

損失回避性とは、利益を得る満足感よりも、同額の損失を被る苦痛の方を大きく感じる人間の心理的傾向のこと。

リンゲルマン効果

りんげるまんこうか

リンゲルマン効果(社会的手抜き)とは、集団で作業を行う際、人数が増えるほど一人当たりのパフォーマンス(発揮する力)が低下する現象。

スノッブ効果

すのっぶこうか

スノッブ効果とは、他者の保有が増えれば増えるほど、逆にその商品の購買意欲が下がってしまう現象。バンドワゴン効果の逆。

ヴェブレン効果

ゔぇぶれんこうか

ヴェブレン効果とは、製品の価格が高ければ高いほど、見せびらかしたい欲求(顕示欲)が刺激され、需要が増加する現象。

ホーソン効果

ほーそんこうか

ホーソン効果とは、物理的な作業環境(照明の明るさなど)よりも、「周囲から注目されている」「期待されている」という意識の方が、作業効率や生産性を高めるという現象。

パーキンソンの法則

ぱーきんそんのほうそく

パーキンソンの法則とは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する」という第1法則と、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」という第2法則からなる経験則。

ニーズとウォンツ

にーずとうぉんつ

ニーズ(Needs)は「必要性(〜が足りない)」、ウォンツ(Wants)は「欲求(〜が欲しい)」を指す。営業では、表面的なウォンツの奥にある真のニーズを探ることが重要。

最低賃金

さいていちんぎん

最低賃金とは、雇用主が労働者に支払わなければならない最低限の時給のこと。法律で定められており、下回ると違法となる。

医療保険

いりょうほけん

医療保険(民間の)とは、病気や怪我で入院・手術をした際に給付金が受け取れる保険。

定期保険

ていきほけん

定期保険とは、「10年」や「60歳まで」といった一定期間だけ保障がある生命保険。満期になってもお金は戻ってこない(掛け捨て)が、保険料は安い。

生命保険

せいめいほけん

生命保険とは、加入者が公平に保険料を負担し合い、誰かが死亡したり病気になったりした時に保険金を支払う、相互扶助(助け合い)の仕組み。

ワークエンゲージメント

わーくえんげーじめんと

ワークエンゲージメントとは、仕事に対して「活力(Energy)」「熱意(Dedication)」「没頭(Absorption)」の3つが揃い、充実した心理状態で働けていること。

産休・育休

さんきゅういくきゅう

産休(産前産後休業)は出産の前後に取れる休み、育休(育児休業)は子供が1歳(〜2歳)になるまで育児のために取れる休み。

ふるさと納税

ふるさとのうぜい

ふるさと納税とは、自分の好きな自治体(故郷など)に寄付をすると、寄付額から2,000円を引いた額が、翌年の税金(住民税など)から控除(差し引き)される制度。

贈与税

ぞうよぜい

贈与税とは、個人から財産を無償でもらった(贈与された)時に、もらった人にかかる税金。相続税逃れを防ぐために、相続税より税率が高く設定されている。

相続税

そうぞくぜい

相続税とは、人が亡くなった時に、その人から財産を受け継いだ(相続した)人にかかる税金。

分離課税

ぶんりかぜい

分離課税(申告分離課税)とは、他の所得(給料など)とは合計せず、その所得単独で税額を計算する方式。株式やFXの利益などがこれにあたり、原則として一律約20%の税率が適用される。

雑所得

ざつしょとく

雑所得とは、所得税法上の10種類の所得のうち、給与所得や事業所得など他の9種類に当てはまらない所得のこと。暗号資産(仮想通貨)の利益や、副業の原稿料などがこれに該当する。

国税電子申告・納税システム

こくぜいでんししんこく・のうぜいしすてむ

e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、インターネットを通じて、確定申告や納税、各種届出などの国税に関する手続きを行うことができるシステム。

ファイナンシャルプランナー

ふぁいなんしゃるぷらんなー

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、家計、保険、ローン、年金などの知識を持ち、個人のライフプラン(人生設計)に合わせてお金のアドバイスを行う専門家。

源泉徴収

げんせんちょうしゅう

源泉徴収とは、給料や報酬を支払う側(会社など)が、あらかじめそこから税金(所得税など)を差し引き、本人に代わって国に納める制度。

年末調整

ねんまつちょうせい

年末調整とは、会社員の1年間の正しい税金額を確定させるために、毎月の給料から天引きされていた税金(概算)と、本来払うべき税金との差額を精算する手続き。

法テラス

ほうてらす

法テラス(日本司法支援センター)とは、国が設立した法的トラブル解決の総合案内所。経済的に余裕がない人向けに、無料法律相談や弁護士費用の立替などを行っている。

財産分与

ざいさんぶんよ

財産分与とは、離婚する際に、婚姻期間中に夫婦で協力して築いた財産を、それぞれの貢献度に応じて(通常は半分ずつ)分配すること。

共同親権

きょうどうしんけん

共同親権とは、離婚後も父母の双方が、子供の養育や財産管理などの権限(親権)を共同で持ち続ける制度。日本では長らく「単独親権」のみだったが、法改正により導入が進められている。

自己破産

じこはさん

自己破産とは、裁判所に申し立てて「支払不能」であることを認めてもらい、一定の価値ある財産を処分する代わりに、すべての借金の返済義務を免除(免責)してもらう手続き。

任意整理

にんいせいり

任意整理とは、裁判所を通さずに、弁護士や司法書士が債権者(貸金業者)と直接交渉し、将来の利息のカットや返済期間の延長(3〜5年)を決める手続き。

仮差押え

かりさしおさえ

仮差押え(かりさしおさえ)とは、裁判が終わるまでの間に、相手が財産を隠したり売ったりできないように、一時的に財産を凍結(ロック)する手続き。

消滅時効

しょうめつじこう

消滅時効とは、権利を行使できる状態なのに、一定期間行使しないままでいると、その権利が消滅してしまう制度。「借金を返さなくてよくなる」などで知られる。

名誉毀損

めいよきそん

名誉毀損(罪)とは、公然と(不特定多数が見聞きできる状態で)具体的な事実を挙げて、他人の社会的評価を下げる行為。

慰謝料

いしゃりょう

慰謝料とは、他人の不法行為によって受けた「精神的な苦痛」を埋め合わせるために支払われる金銭のこと。

過失割合

かしつわりあい

過失割合とは、交通事故などが起きた際に、当事者それぞれの「どちらに、どれくらいの責任(不注意)があったか」を数字(%)で表したもの。

示談

じだん

示談とは、交通事故や傷害事件などの民事上のトラブルについて、当事者同士が話し合い、賠償金額などの条件を決めて解決すること。

公正証書遺言

こうせいしょうしょゆいごん

公正証書遺言とは、遺言者が公証人に内容を伝え、公証人が作成する公的な遺言書のこと。原本は公証役場に保管される。

相続放棄

そうぞくほうき

相続放棄とは、亡くなった人(被相続人)の財産も借金も一切引き継がず、最初から相続人ではなかったことにする手続き。相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申し立てる必要がある。

遺留分

いりゅうぶん

遺留分(いりゅうぶん)とは、相続において、配偶者や子供などの相続人に最低限保障されている遺産の取得分のこと。

離婚調停

りこんちょうてい

離婚調停とは、夫婦間の話し合い(協議)で離婚がまとまらない場合に、家庭裁判所で調停委員(第三者)が間に入って解決を目指す手続き。

訪問看護

ほうもんかんご

訪問看護とは、看護師などが患者の自宅を訪問し、主治医の指示に基づいて点滴、床ずれの処置、リハビリ、療養上の世話などを行うサービス。

見守りサービス

みまもりさーびす

見守りサービスとは、一人暮らしの高齢者などの安否や生活状況を、センサー、カメラ、訪問スタッフなどを通じて家族や事業者が確認するサービス。

ジェネリックいやくひん

こうはついやくひん

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了した後に、同じ有効成分・同じ効能・効果で製造・販売される安価な医薬品のこと。

宅配ボックス

たくはいぼっくす

宅配ボックスとは、受取人が不在でも荷物を受け取れるように、配送業者が荷物を入れて鍵をかけておけるロッカー型の設備。

利息制限法

りそくせいげんほう

利息制限法とは、お金を貸し借りする際の上限金利を定めた法律。金額に応じて年15%〜20%が上限とされている。

総量規制

そうりょうきせい

総量規制とは、貸金業法において、個人が貸金業者から借りられるお金の合計額を、原則として「年収の3分の1まで」に制限するルール。

ショッピング枠

しょっぴんぐわく

ショッピング枠とは、クレジットカードで買い物(商品やサービスの支払い)ができる利用限度額のこと。キャッシング枠(お金を借りる枠)とは区別される。

過払い金

かばらいきん

過払い金とは、過去に消費者金融やカード会社に対して、利息制限法の上限を超えて支払い過ぎていた利息のこと。

連帯保証人

れんたいほしょうにん

連帯保証人とは、借金をした本人(主債務者)と全く同じ返済義務を負う保証人のこと。単なる「保証人」よりも責任が重く、本人が返せない時は即座に自分が返さなければならない。

更新料

こうしんりょう

更新料とは、賃貸借契約の期間(通常2年)が満了し、契約を更新して住み続ける際に、借主から貸主(大家さん)に支払う一時金。

ピッチ

ぴっち

ピッチとは、スタートアップ企業が投資家に対して、自社のサービスや将来性を短時間でプレゼンテーションすること。

ストア派

すとあは

ストア派(ストイシズム)とは、古代ギリシャ・ローマの哲学で、自分ではコントロールできない外部の出来事(運命や他人の評価)に動揺せず、自分の理性と徳を磨くことに集中する思想。

ファシリテーション

ふぁしりてーしょん

ファシリテーションとは、会議やプロジェクトにおいて、中立的な立場で進行を行い、参加者の発言を引き出し、合意形成をスムーズに行うスキルのこと。

HSP

HSP(Highly Sensitive Person)

HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき視覚や聴覚などの感覚が非常に敏感で、他人の感情や環境の刺激を受けやすく、疲れやすい気質を持った人のこと。

プラシーボこうか

ぎやくこうか

プラシーボ効果(偽薬効果)とは、有効成分が含まれていない偽の薬(プラシーボ)であっても、患者が「効く」と信じて飲むことで、心理的な安心感などが作用し、実際に症状が改善する現象。

かぐや姫

かぐやひめ

かぐや姫(Kaguya Hime)とは、日本最古の物語『竹取物語』の主人公である。光る竹の中から生まれ、美しく成長して多くの求婚者(帝含む)を振った後、自分は月の住人であると告げて月に帰っていく。

Hanasaka Jiisan

はなさかじいさん

花咲か爺さん(Hanasaka Jiisan)は、日本の代表的な昔話の一つ「ここ掘れワンワン」のフレーズで知られる。正直者の老夫婦が飼い犬の助けで宝を得る一方、それを真似した意地悪な隣人が失敗する勧善懲悪の物語。

桃太郎

ももたろう

桃太郎(Momotaro)とは、桃から生まれた男の子が、犬・猿・キジをお供に従えて鬼ヶ島へ行き、悪い鬼を退治する日本の最も有名な昔話である。

浦島太郎

うらしまたろう

浦島太郎(Urashima Taro)とは、助けた亀に連れられて竜宮城へ行き、歓待を受けて帰ってくるが、玉手箱を開けて老人になってしまうという日本の昔話である。

河童の川流れ

かっぱのかわながれ

「河童の川流れ」とは、泳ぎが得意な河童でさえ、川の水に押し流されることがあるという意味で、名人や達人でも油断すると失敗することの喩えである。

猿も木から落ちる

さるもきからおちる

「猿も木から落ちる」とは、その道の達人や名人であっても、時には失敗することがある、という喩えである。

猫に小判

ねこにこばん

「猫に小判」とは、どんなに立派で価値のあるものでも、その価値が分からない人に与えても何の意味も利益もない、という喩えである。

グリット

GRIT(グリット)

GRIT(グリット)とは、困難に直面しても挫けず、長期的な目標に向かって情熱を持って努力し続ける「やり抜く力」のこと。Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字。才能やIQよりも、成功を予測する強力な指標とされる。

レジリエンス

レジリエンス

レジリエンス(精神的回復力)とは、逆境や困難、強いストレスに直面した際に、しなやかに適応し、精神的に回復・再起する能力のこと。竹のように「曲がっても折れない」強さを指す。変化の激しい現代社会において、ビジネスパーソンに必須のスキルとされる。

ダブルケア

だぶるけあ

ダブルケアとは、子育てと親の介護が同時期に重なり、両方のケアを同時に担わなければならない状態のこと。

アンラーニング

アンラーニング

アンラーニング(Unlearning:学習棄却)とは、過去に習得した知識や成功体験、古いやり方が、現在の環境では通用しなくなった時に、それらを意識的に捨て去り(手放し)、新しいスタイルを取り入れることである。 単に忘れることではなく、「学びほぐす」こと。変化の激しい現代においては、過去の成功体験が...

死海文書

しかいもんじょ

死海文書(Dead Sea Scrolls)とは、1947年に死海周辺の洞窟で発見された、紀元前2世紀〜紀元後1世紀頃の古文書群のこと。現存する最古の旧約聖書の写本が含まれている。

Dyatlov Pass Incident

Dyatlov Pass Incident

Dyatlov Pass Incident(ディアトロフ峠事件)とは、1959年にソ連の雪山で、登山グループ9名が不可解な死を遂げた事件。

Platonic Ideal

Platonic Ideal

Theory of Forms/Ideas(イデア論)とは、プラトンが唱えた、「現実世界に見えているものは仮の姿(影)にすぎず、真実の姿(イデア)は別の次元にある」という考え。

Socratic Method

Socratic Method

Socratic Method(ソクラテスメソッド/問答法)とは、教え込むのではなく、質問を投げかけ続けることで、相手に矛盾を気づかせ、自ら真理に到達させる教育手法。

Yin and Yang

Yin and Yang

Yin and Yang(陰陽)とは、万物は「陰」と「陽」という相反する二つの気から成り立っており、それらがバランスを取りながら変化・循環しているとする古代中国の思想。

Zen

Zen

Zen(禅)とは、仏教の一派で、座禅などの修行を通じて、言葉では説明できない真理を体得し、悟りを開くことを目指す教え。

Sun Tzu Art of War

Sun Tzu Art of War

The Art of War(孫子の兵法)とは、中国春秋時代の軍事思想家・孫武が書いた兵法書。ビル・ゲイツや孫正義など、現代のビジネスリーダーにも愛読されている。

Protestant Reformation

Protestant Reformation

Reformation(宗教改革)とは、16世紀にルターがカトリック教会の腐敗(免罪符の販売など)を批判し、聖書中心主義を唱えて新しい教派(プロテスタント)を作った運動。

Orientalism

Orientalism

Orientalism(オリエンタリズム)とは、西洋が東洋(オリエント)に対して抱く、「神秘的」「野蛮」「官能的」といった、偏見に満ちた西洋中心的な見方や支配構造のこと知の巨人エドワード・サイードが提唱した概念。

Nationalism

Nationalism

Nationalism(ナショナリズム)とは、国家や民族の統一、独立、発展を推し進めようとする思想. 愛国主義。

Dialectic

Dialectic

Dialectic(弁証法)とは、対立する意見(テーゼとアンチテーゼ)を戦わせることで、より高い次元の結論(ジンテーゼ/止揚)を導き出す思考プロセス。

Nihilism

Nihilism

Nihilism(ニヒリズム/虚無主義)とは、この世には絶対的な真理や価値、目的などは存在しないとする立場。ニーチェが深く考察した。

Dualism

Dualism

Dualism(心身二元論)とは、世界は「精神(心)」と「物質(体)」という、全く性質の異なる二つの実体から成り立っているとする考え方。

Göbekli Tepe

Göbekli Tepe

Göbekli Tepe(ギョベクリ・テペ)とは、トルコで発見された世界最古の神殿遺跡(約1万2000年前)。農耕が始まる前から、狩猟採集民が巨大な宗教施設を作っていたことを示し、歴史の定説を覆した。

Voynich Manuscript

Voynich Manuscript

Voynich Manuscript(ヴォイニッチ手稿)とは、1912年に発見された、未解読の文字と奇妙な挿絵(存在しない植物など)で書かれた古文書。

四色定理

よんしょくもんだい

四色定理(Four Color Theorem)とは、「平面上のどんな地図でも、隣り合う領域が異なる色になるように塗り分けるには、4色あれば十分である」という数学の定理。

Rosetta Stone

Rosetta Stone

Rosetta Stone(ロゼッタ・ストーン)とは、ナポレオンのエジプト遠征隊が発見した石碑。同じ内容がヒエログリフ、民衆文字、ギリシャ文字の3種類で書かれており、ヒエログリフ解読の鍵となった。

Magna Carta

Magna Carta

Magna Carta(マグナ・カルタ/大憲章)とは、1215年にイギリスの貴族たちがジョン王に認めさせた、王権を制限する文書。「王と言えども法の下にある」という法の支配の原点。

Technological Singularity

Technological Singularity

Technological Singularity(技術的特異点)とは、AI(人工知能)が人類の知能を超え、自らより賢いAIを作り出すようになる転換点のこと。

Methodological Individualism

Methodological Individualism

Methodological Individualism(方法論的個人主義)とは、社会現象や集団の行動を、それを構成する個人の行動や動機の集積として説明しようとする考え方。

Empiricism

Empiricism

Empiricism(経験主義)とは、知識の源泉は「経験」にあるとし、生まれつき持っている知識(生得観念)を否定する哲学的な立場。

ふるさと納税

きふきんこうじょ

寄附金控除とは、国や地方自治体(ふるさと納税含む)、日本赤十字社、認定NPO法人などに寄付をした場合、その金額の一部を所得税や住民税から差し引く(控除する)税制上の優遇措置。

就業不能保険

しゅうぎょうふのうほけん

就業不能保険(所得補償保険)とは、病気やケガで長期間働けなくなった(就業不能状態になった)場合に、減少した収入を補うために、毎月給料のように給付金が受け取れる保険。

ホメオスタシス

こうじょうせい

ホメオスタシス(恒常性)とは、生物が外部環境の変化にかかわらず、体温、血糖値、水分量などの体内の状態を一定に保とうとする生理的な調整機能のこと。

ルビンの壺

るびんのつぼ

向き合った二人の顔にも、一つの壺にも見える多義図形。図と地(背景)の反転現象を示す。

スメハラ

すめはら

スメハラ(スメルハラスメント)とは、体臭、口臭、あるいは強すぎる香水や柔軟剤の匂いなどによって、周囲の人に不快感や体調不良を与えること。

集団心理

しゅうだんしんり

個人の理性が低下し、感情的・衝動的な行動を取りやすくなる。

ナルシシズム

なるししずむ

ナルシシズム(自己愛)とは、自分自身を過剰に愛し、陶酔すること。ギリシャ神話のナルキッソスに由来する。適度な自己愛は自尊心として必要だが、過剰だと対人関係に支障をきたす。

トリレンマ

とりれんま

トリレンマとは、3つの選択肢のうち、どれか2つを選ぶと残りの1つを諦めなければならない状況のこと。「あちらを立てればこちらが立たず」の3つ版。

銭湯

せんとう

銭湯とは、料金を支払って入浴する日本の公衆浴場。高い天井、富士山のペンキ絵、番台などが特徴。家庭風呂の普及で減少したが、地域コミュニティの場やレトロな文化として再評価されている。

雌雄を決する

しゆうをけっする

雌雄を決するとは、戦って勝負(勝ち負け)をはっきりと決めること。「雌雄」は本来オスとメスのことだが、転じて優劣や勝敗の意味で使われる。

怒髪天を衝く

どはつてんをつく

怒髪天を衝く(突く)とは、激しく怒り、髪の毛が逆立って帽子(天=冠)を突き上げるほどの形相になること。これ以上ないほどの激しい怒りの形容。

遠交近攻

えんこうきんこう

遠交近攻とは、遠くの国と親しく付き合い、近くの国を攻め取るという外交政策や戦略のこと。中国の戦国時代に、范雎(ハンショ)が秦の昭襄王に説いた策として有名。

得手勝手

えてかって

得手勝手とは、他人の迷惑を考えず、自分の都合の良いようにばかり振る舞うこと。身勝手。

不眠不休

ふみんふきゅう

不眠不休とは、眠りもせず、休みもとらずに物事に没頭すること。昼夜を問わず働き続けたり、看病したりする様子に使われる。

焚書坑儒

ふんしょこうじゅ

焚書坑儒とは、秦の始皇帝が行った思想弾圧のこと。実用書以外の書物を焼き捨て(焚書)、批判的な儒学者を穴埋めにして殺した(坑儒)。

風樹の嘆

ふうじゅのたん

風樹の嘆とは、親孝行をしたいと思った時にはすでに親は亡くなっていて、孝行できないという嘆き。

我田引水

がでんいんすい

我田引水とは、自分の田んぼにだけ水を引くことから、物事を自分の都合の良いように言ったり行ったりすること。自分勝手な振る舞いのたとえ。

合従連衡

がっしょうれんこう

合従連衡(合従連行)とは、利害に応じて団結したり離れたりする外交上の駆け引きのこと。転じて、企業同士の提携や合併の動きを指す。

月下氷人

げっかひょうじん

月下氷人とは、男女の縁を取り持つ人。仲人(なこうど)のこと。

玉石混淆

ぎょくせきこんこう

玉石混淆(玉石混交)とは、優れたもの(玉)と劣ったもの(石)が入り混じっていること。

牛飲馬食

ぎゅういんばしょく

牛飲馬食とは、牛が水を飲み、馬が草を食べるように、多量の飲食物をむさぼるように摂取すること。大食いや深酒の形容。

牛耳を執る

ぎゅうじをとる

牛耳を執る(牛耳る)とは、組織や団体を支配し、思うままに動かすこと。主導権を握ること。

白髪三千丈

はくはつさんぜんじょう

白髪三千丈とは、心痛や悲しみが深く、積もり積もって白髪が極めて長くなった様子。転じて、大袈裟な表現のたとえ。

覇王別姫

はおうべっき

覇王別姫とは、楚の覇王・項羽が、愛する虞美人(ぐびじん)と涙ながらに別れた故事。悲劇的な別れの場面の代名詞。

波瀾万丈

はらんばんじょう

波瀾万丈とは、劇的で変化に富んでいること。物事の展開が激しく、平穏ではない様子。

和気あいあい

わきあいあい

和気あいあい(和気藹々)とは、心と心が通じ合い、和やかで楽しそうな気分のこと。

破天荒

はてんこう

破天荒とは、今まで誰も成し得なかったことを初めて行うこと。前人未踏の偉業。

必要は発明の母

ひつようははつめいのはは

「必要は発明の母」とは、何かがなくて困ったり、不便を感じたりすることが、新しい発明や工夫を生み出すきっかけになるという教え。

無知の知

むちのち

無知の知とは、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉。「自分は何も知らないということを知っている」という自覚こそが、真の知に至る第一歩であるという思想。

一望千里

いちぼうせんり

一望千里とは、一目で千里の遠くまで見渡せること。広々として見晴らしが良い景色の形容。

一病息災

いちびょうそくさい

一病息災とは、一つの持病があるくらいのほうが、健康に気を配って養生するため、かえって長生きできるということ。

一日千秋

いちじつせんしゅう

一日千秋とは、一日が千年(千回の秋)のように長く感じられること。待ち遠しくてたまらない気持ちのたとえ。

一利一害

いちりいちがい

一利一害とは、利益もある反面、害(不利益)もあること。良い面もあれば悪い面もあるということ。

意気揚々

いきようよう

意気揚々とは、誇らしげで威勢がよく、調子に乗っている様子のこと。何かを成し遂げて満足し、得意満面な様子。

隠忍自重

いんにんじちょう

隠忍自重とは、じっと我慢して軽々しい行動を慎むこと。苦しみや怒りを表面に出さず、耐え忍んで時機を待つこと。

一歩手前

いっぽてまえ

一歩手前とは、目標や到達点まであと少しのところ。もう少しでそうなるという段階。

一進一退

いっしんいったい

一進一退とは、進んだり退いたりすること。良くなったり悪くなったりして、なかなか決着がつかない、あるいは状態が安定しないこと。

一触即発

いっしょくそくはつ

一触即発とは、ちょっと触れただけで爆発しそうなほど、極めて緊迫した状態のこと。

自給自足

じきゅうじそく

自給自足とは、自分が必要とする物を、自分で生産して賄うこと。外部に依存せず、自力で生活を成り立たせること。

盛者必衰

じょうしゃひっすい

盛者必衰とは、勢いの盛んな者も、いつかは必ず衰えるということ。世の中の無常を表す言葉。

壁に耳あり障子に目あり

かべにみみありしょうじにめあり

壁に耳あり障子に目ありとは、隠し事はとかく漏れやすいものだから、どこで誰が見聞きしているかわからないので、言葉や行いは慎むべきだという教え。

瓜田の履

かでんのくつ

瓜田の履とは、人に疑われるような紛らわしい行動は避けるべきだという教え。「瓜田に履を納れず」の略。

蛙の子は蛙

かえるのこはかえる

蛙の子は蛙とは、子供の性質や能力は親に似るものであり、凡人の子はやはり凡人であるということ。また、子は親の歩んだ道を歩むものだということ。

開口一番

かいこういちばん

開口一番とは、口を開いて話し出すやいなや、真っ先にという意味。会話やスピーチの冒頭で何かを言う様子を表す。

換骨奪胎

かんこつだったい

換骨奪胎とは、先人の詩文や作品の発想・形式を取り入れながら、自分の創意を加えて、独自の新しい作品を作ること。

邯鄲の枕

かんたんのまくら

邯鄲の枕とは、人の世の栄枯盛衰は儚いものであることのたとえ。

勧善懲悪

かんぜんちょうあく

勧善懲悪とは、善い行いを勧め奨励し、悪い行いを懲らしめ戒めること。また、そのような主題を持った物語や劇のこと。

和氏の璧

かしのへき

和氏の璧とは、天下の名玉のたとえ。また、優れた才能を持ちながらも認められないことの嘆き。

勝って兜の緒を締めよ

かってかぶとのおをしめよ

勝って兜の緒を締めよとは、戦いに勝っても気を緩めず、さらに心を引き締めよという戒め。成功した時こそ油断してはならないという教え。

可愛い子には旅をさせよ

かわいいこにはたびをさせよ

可愛い子には旅をさせよとは、子どもが可愛いならば、甘やかして手元に置くのではなく、あえて辛い旅に出させて世間の厳しさを経験させるべきだという教え。

金科玉条

きんかぎょくじょう

金科玉条とは、最も大切に守るべき法律や規則のこと。転じて、絶対的な信条。

旗幟鮮明

きしせんめい

旗幟鮮明とは、自分の立場や主義主張がはっきりしていること。

喜色満面

きしょくまんめん

喜色満面とは、嬉しそうな表情が顔全体に溢れている様子。喜びを隠しきれない顔つき。

胡蝶の夢

こちょうのゆめ

胡蝶の夢とは、夢と現実の区別がつかないことや、人生の儚さのたとえ。荘子が蝶になった夢を見て、目覚めたときに「蝶になった夢を見ていたのか、今の私が蝶の夢なのか」と疑った故事から。

刻舟求剣

こくしゅうきゅうけん

刻舟求剣とは、昔のやり方を頑なに守って、時代の変化に対応できない愚かさのたとえ。

孤立無援

こりつむえん

孤立無援とは、仲間がいなくて一人ぼっちになり、誰からの助けも期待できないこと。完全に孤立してしまい、救いの手がない絶望的な状況。

膠漆の交わり

こうしつのまじわり

膠漆の交わりとは、きわめて親密で、離れがたい友情や関係のたとえ。

膠柱鼓瑟

こうちゅうこしつ

膠柱鼓瑟とは、融通がきかず、頑固で変化に対応できないことのたとえ。

荒唐無稽

こうとうむけい

荒唐無稽とは、話が大袈裟でとりとめがなく、根拠がないこと。現実離れしている様子。

窮鼠猫を噛む

きゅうそねこをかむ

窮鼠猫を噛むとは、弱い者でも追い詰められて逃げ場がなくなれば、強い者に必死の反撃をして打ち負かすことがあるというたとえ。

ラベリング理論

らべりんぐりろん

ラベリング理論とは、ある行為そのものが「犯罪」なのではなく、周囲がその人に「犯罪者(不良)」というレッテル(ラベル)を貼ることで、その人が逸脱者としてのアイデンティティを形成し、実際に逸脱行動を繰り返すようになるという社会学の理論。

蒔かぬ種は生えぬ

まかぬたねははえぬ

蒔かぬ種は生えぬとは、原因がなければ結果は生じないということ。何もしなければ、良い結果も利益も得られないという教え。

マイクロアグレッション

まいくろあぐれっしょん

マイクロアグレッション(微細な攻撃)とは、悪意がなくても、無意識の偏見によって相手を傷つけたり、軽視したりする言動のこと。「日本語お上手ですね(外国人扱い)」などが例。

三つ子の魂百まで

みつごのたましいひゃくまで

三つ子の魂百までとは、幼い頃(3歳頃まで)に形成された性格や性質は、年老いても(百歳になっても)変わらないということ。

金字塔

きんじとう

金字塔とは、後世に長く残るような優れた業績のこと。ピラミッドの漢字表記。

門前雀羅

もんぜんじゃくら

門前雀羅とは、訪れる人がなく、門の前で雀(すずめ)を捕まえる網(羅)が張れるほど閑散としている様子。

無我夢中

むがむちゅう

無我夢中とは、ある物事に熱中して、我を忘れること。理性を失うほど何かに心を奪われている状態。

無くて七癖

なくてななくせ

無くて七癖とは、癖がないように見える人でも、探せば7つくらいは何かしらの癖を持っているものだということ。

帯に短し襷に長し

おびにみじかしたすきにながし

帯に短し襷(たすき)に長しとは、物が中途半端で、何の役にも立たないことのたとえ。

鬼に金棒

おににかなぼう

鬼に金棒とは、もともと強い鬼が、さらに武器である金棒を持てば無敵になるということ。強いものが何かを得て、さらに強くなることのたとえ。

雷陳の交わり

らいちんのまじわり

雷陳の交わりとは、非常に固い友情のたとえ。

洛陽の紙価を高める

らくようのしかをたかめる

洛陽の紙価を高めるとは、著書が広く世に読まれ、評判になること。ベストセラーになること。

逆資産効果

ぎゃくしさんこうか

逆資産効果とは、保有している資産(株や不動産など)の価格が下落することで、人々が「貧しくなった」と感じ、財布の紐を締めて消費を抑制してしまう現象。

李代桃僵

りだいとうきょう

李代桃僵とは、桃の木につく虫が李(すもも)の木に移って、李が桃の身代わりになって枯れること。転じて、他人の災難を自分が被ったり、組織全体のために一部を犠牲にしたりすること。

離合集散

りごうしゅうさん

離合集散とは、人々が離れたり集まったりすること。また、そのような関係が定まらないこと。

梁上の君子

りょうじょうのくんし

梁上の君子(梁の上の君子)とは、天井裏や梁(はり)の上に忍び込んでいる人、つまり「泥棒」や「ネズミ」を指す婉曲的な表現。

遼東の豕

りょうとうのいのこ

遼東の豕(いのこ=豚)とは、世間ではありふれているものを、自分だけが素晴らしいものだと思い込んで大事にすること。独りよがりの知識や見識のたとえ。

粒々辛苦

りゅうりゅうしんく

粒々辛苦とは、穀物の一粒一粒に農民の苦労がこもっているように、こつこつと地道な努力を積み重ねて苦労すること。

サーガ

さーが

サーガとは、中世アイスランドで成立した散文による伝承文学のこと。転じて、一族の歴史や国家の盛衰を描いた壮大な大河小説や、ファンタジーのシリーズ作品を指す。

再三再四

さいさんさいし

再三再四とは、何度も何度も繰り返すこと。「再三」よりもさらに度重なることを強調した表現。

三人成虎

さんにんせいこ

三人成虎とは、事実無根のことでも、多くの人が言えば真実として信じられてしまうというたとえ。

三人寄れば文殊の知恵

さんにんよればもんじゅのちえ

三人寄れば文殊の知恵とは、凡人でも三人集まって相談すれば、文殊菩薩(知恵の神様)のような素晴らしい知恵が出るものだということ。

山紫水明

さんしすいめい

山紫水明とは、日の光の中で山が紫にかすみ、川の水が透き通って清らかなこと。自然の景色が清浄で美しい様の形容。

足場かけ

あしばかけ

足場かけ(スキャフォルディング)とは、学習者が自力で問題を解決できるようになるまで、教師や支援者が一時的に提供するサポートのこと。建築現場の足場のように、成長に合わせて徐々に外していく。

鹿を指して馬と為す

しかをさしてうまとなす

鹿を指して馬と為すとは、権力を笠に着て、間違ったことを無理やり押し通すこと。また、目上の人の顔色を伺って、自分の意見を言わずに追従すること。

心頭滅却

しんとうめっきゃく

心頭滅却とは、心の雑念を取り払い、無の境地になること。どんな苦痛も、気の持ちようで感じなくなるということ。

白河夜船

しらかわよふね

白河夜船とは、ぐっすり眠り込んでいて、何が起きたか全く気づかないこと。または、見たこともないことを、さも見てきたかのように嘘をつくこと。

親しき仲にも礼儀あり

したしきなかにもれいぎあり

親しき仲にも礼儀ありとは、どんなに親密な間柄であっても、守るべき礼儀や節度があるということ。不遠慮になりすぎると不和の原因になるという戒め。

急いては事を仕損じる

せいてはことをしそんじる

急いては事を仕損じるとは、何事も焦ってやると失敗しやすいという戒め。急ぐ時ほど、落ち着いて慎重に行動すべきだという教え。

宋襄の仁

そうじょうのじん

宋襄の仁とは、敵に対する無益な情けや、つまらない体面にとらわれて、かえってひどい目に遭うことのたとえ。

糟糠の妻

そうこうのつま

糟糠の妻とは、貧しい時代から苦労を共にして支え合ってきた妻のこと。

先んずれば人を制す

さきんずればひとをせいす

先んずれば人を制すとは、何事も人より先に行動を起こせば、優位に立って相手を圧倒できるということ。

他人のふり見て我がふり直せ

たにんのふりみてわがふりなおせ

他人のふり見て我がふり直せとは、他人の行動の良し悪しを見て、自分の振る舞いを反省し、改めるべきだという教え。

立つ鳥後を濁さず

たつとりあとをにごさず

立つ鳥後を濁さずとは、水鳥が飛び立った後の水辺がきれいであるように、立ち去る者は見苦しくないようきれいに後始末をすべきだという教え。退職や引越しの際によく使われる。

他山の石

たざんのいし

他山の石とは、他人の誤った言行や失敗も、自分の修養(成長)の役に立つというたとえ。つまらない石でも、宝石を磨く砥石として利用できるという意味。

適者生存

てきしゃせいぞん

適者生存とは、環境に最も適した者が生き残り、そうでない者は滅びるということ。

天災地変

てんさいちへん

天災地変とは、台風、地震、洪水など、自然界に起こる災害の総称。人間の力ではどうしようもない大きな災い。

桃李言わざれども下自ら蹊を成す

とうりいわざれどもしたおのずからこみちをなす

桃李言わざれども下自ら蹊を成すとは、桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や美味しい実があるため人が集まり、自然と下に道ができる。徳のある人の周りには、自然と人が慕って集まってくることのたとえ。

桃李成蹊

とうりせいけい

桃李成蹊とは、「桃李言わざれども下自ら蹊を成す」を略した四字熟語。徳のある人物には自然と人が集まること。

東西南北

とうざいなんぼく

東西南北とは、東・西・南・北の四方すべての方角のこと。転じて、あらゆる方向や場所、いたるところ。

海千山千

うみせんやません

海千山千とは、世の中の経験を十分に積み、裏も表も知り尽くしていて、したたかでずる賢いこと。またはそのような人物。

瓜二つ

うりふたつ

瓜二つとは、顔かたちなどが非常によく似ていることのたとえ。

和衷協同

わちゅうきょうどう

和衷協同とは、心を同じくして共に力を合わせ、物事を行うこと。一致団結して協力すること。

渡る世間は鬼ばかり

わたるせけんはおにばかり

渡る世間は鬼ばかりとは、世の中は無慈悲で冷たい人間ばかりで、信用できる人がいないということ。

発達の最近接領域

はったつのさいきんせつりょういき

発達の最近接領域(ZPD)とは、心理学者ヴィゴツキーが提唱した概念。「自力でできること」と「他人の助けがあればできること」の間の領域のことで、ここをターゲットに教育的支援を行うのが最も効果的とされる。

病は気から

やまいはきから

病は気からとは、病気は気の持ちようによって、重くもなれば軽くもなるということ。また、精神的なストレスや思い込みが病気の原因になること。中国医学の「気」の考え方に由来し、精神と肉体は密接に関連していることを説く。ポジティブな思考が健康につながるという意味でも使われる。

月とスッポン

つきとすっぽん

月とスッポンとは、二つのものが丸くて似ているが、その実質や価値が全く比較にならないほど違うことのたとえ。月は夜空に輝く美しく高貴なものだが、スッポンは泥の中にいる。比較対象があまりにも違いすぎて、比べ物にならない場合に使われる。「雲泥の差」と同じ意味。

旅の恥はかき捨て

たびのはじはかきすて

旅の恥はかき捨てとは、旅先には知人もおらず、恥をかいてもその場限りなので、普段はしないような羽目を外した行動をしても平気だということ。旅の開放感を表すと同時に、旅先でのマナー違反を戒める意味でも使われる。

三段論法

さんだんろんぽう

三段論法とは、アリストテレスが体系化した論理的推論の基本形式。「大前提(すべての人間は死ぬ)」と「小前提(ソクラテスは人間である)」から「結論(ゆえにソクラテスは死ぬ)」を導き出す。「A=B」「B=C」ならば「A=C」であるという推論。論理的な思考や説明の基礎となる。

背に腹は代えられぬ

せにはらはかえられぬ

背に腹は代えられぬとは、目前の重大な危機や痛みを避けるためには、他の何かを犠牲にしても仕方がないということ。大切な背中を守るために、腹を切るわけにはいかない(あるいはその逆で、腹=内臓を守るためには背を犠牲にする)という意味。切羽詰まった状況での苦渋の決断を表す。

満足化原理

まんぞくかげんり

満足化原理とは、意思決定において、考えうるすべての選択肢を検討して「最高」のものを選ぶのではなく、あらかじめ設定した必要最低限の基準を満たす「満足できる」選択肢が見つかった時点で探索を打ち切る行動様式のこと。限定合理性に基づく人間の現実的な行動モデルとされる。

冷静沈着

れいせいちんちゃく

冷静沈着とは、感情に流されることなく、落ち着いていて動じないこと。「冷静」は感情的にならず理知的であること、「沈着」は物事に動じず落ち着いていること。緊急事態やプレッシャーのかかる場面で、的確な判断を下すために不可欠な能力とされる。

先延ばし

さきのばし

先延ばしとは、やるべきことを後回しにしてしまう心理的傾向や行動のこと。不快な課題や困難なタスクを避けて、一時的な安楽を得ようとするが、結果的にストレスや焦りを増大させる原因となる。完璧主義や失敗への恐怖、モチベーションの欠如などが要因として挙げられる。対策としてはタスクを細分化する、ポモドーロ・テクニックを使うなどが有効とされる。

ポリシー

ぽりしー

ポリシーとは、政策、方針、規定のこと。ビジネスでは、企業や個人の行動指針や信念(こだわり)を指すことが多い(「それは私のポリシーに反する」など)。IT分野では、「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」や「セキュリティポリシー」のように、具体的なルールや運用規定をまとめた文書を指す。

マイノリティ

まいのりてぃ

マイノリティ(少数派)とは、ある集団の中で数が少ないグループのこと。対義語はマジョリティ(多数派)。単に数が少ないだけでなく、社会的・政治的な権力が弱く、差別や不利益を受けやすい立場(社会的少数者)を指すことが多い。民族、宗教、性的指向(LGBTQ)、障害の有無など、様々な文脈で使われる。

メタファー

めたふぁー

メタファー(隠喩)とは、比喩の一種で、「〜のようだ」という形式を使わずに、物事を別の何かに例える表現のこと。「人生は旅だ(人生=旅)」「彼はチームの柱だ」などが該当する。一方、「氷のように冷たい」と明示する比喩は「シミリ(直喩)」と呼ぶ。複雑な概念を直感的に伝えるために使われる。

マンダラチャート

まんだらちゃーと

マンダラチャート(マンダラート)とは、3×3の9マスの中心にテーマや目標を書き、周囲の8マスに関連する要素や解決策を書き出していく思考ツール。さらに周囲のマスを新たな中心として展開することで、思考を深堀りし、具体的な行動計画に落とし込むことができる。大谷翔平選手が目標達成のために活用したことでも有名。

果報は寝て待つ

かほうはねてまつ

果報は寝て待つとは、運(果報)は人の力ではどうにもならないものだから、焦らずに自然に任せて待つのが良いということ。やるべきことをやった後は、あくせくせずに気長に待つべきだという意味で使われることが多い。単に怠けて待つという意味ではなく、人事を尽くした上の静観を説く。

熟慮断行

じゅくりょだんこう

熟慮断行とは、物事を十分に考え抜いた上で、思い切って実行すること。「熟慮」はよくよく考えること、「断行」は困難や反対を押し切って行うこと。ただ考えるだけでなく、実行に移す決断力の重要性を説く言葉。対義語は、考えすぎて行動できない「優柔不断」や、考えなしに行動する「軽挙妄動」。

自由闊達

じゆうかったつ

自由闊達とは、心が広く、のびのびとしていて、小さなことにこだわらない様子。また、組織の雰囲気などが、上下関係や形式にとらわれず、自由に意見を言い合える状態。「闊達」は度量が広く、こせこせしないこと。イノベーションを生む組織風土として理想的とされる。

言わぬが花

いわぬがはな

言わぬが花とは、口に出して言うよりも、黙っていた方が味わいがあり、差し障りもないということ。すべてを語らず、想像の余地を残すことの美しさを説く。また、露骨に指摘するよりも、遠回しにしたり黙っていたりする方が、かえって思いやりがあり、状況が丸く収まるという処世術の意味もある。

一寸先は闇

いっすんさきはやみ

一寸先は闇とは、ほんの少し先の未来でさえ、何が起こるか全く予測できないということ。「一寸」は約3cm。順調に見える人生でも、突如として不幸や災難に見舞われる可能性があることを示唆する。逆に、絶望的な状況から好転することもあるが、一般的には将来の不確実性への警告として使われる。

人間中心設計

にんげんちゅうしんせっけい

人間中心設計 (HCD) とは、システムの機能や技術要件ではなく、ユーザー(人間)のニーズ、能力、行動特性を中心に据えて製品やサービスを設計するアプローチのこと。調査、分析、設計、評価のプロセスを繰り返し、ユーザーにとって使いやすく、満足度の高い体験を提供することを目指す。ISO規格(ISO 9241-210)にもなっている。

ゲシュタルト崩壊

げしゅたるとほうかい

ゲシュタルト崩壊とは、全体としてのまとまり(ゲシュタルト)が認識できなくなり、個々の構成要素だけがバラバラに見えてしまう現象のこと。例えば、同じ漢字を長時間見つめ続けると、その文字がばらばらの線や点の集まりに見えてきて、なんという文字かわからなくなる状態などを指す。

フィックストマインドセット

ふぃっくすとまいんどせっと

フィックストマインドセット(硬直マインドセット)とは、人間の能力や知性は生まれつき決まっており、変えられないと考える思考様式のこと。対義語は「グロースマインドセット(成長マインドセット)」。この考えを持つ人は、失敗を能力の欠如と捉え、挑戦を避けたり、他人の成功に脅威を感じたりしやすい傾向がある。

義務

ぎむ

義務とは、法律や道徳によって、人があらかじめ当然しなければならないこと、あるいはしてはならないこと。「権利」の対義語。日本国憲法における国民の三大義務は「教育を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務」である。法的義務に違反すると罰則が科される場合がある。

二重過程理論

にじゅうかていりろん

二重過程理論とは、人間の思考や意思決定には「システム1(直感・ファスト思考)」と「システム2(論理・スロー思考)」の2つのプロセスが存在するという理論。システム1は無意識的で素早い判断を行うがバイアスにかかりやすく、システム2は意識的で論理的な判断を行うがエネルギーを要する。ダニエル・カーネマンが一般にも広めた。

決定回避の法則

けっていかいひのほうそく

決定回避の法則とは、選択肢が多すぎると、人は迷ってしまい、結局どれも選べなくなるという心理現象のこと。「ジャムの法則」とも呼ばれる。人間は多くの選択肢を与えられると、選ぶこと自体に精神的な負担を感じ、決定を先送りしたり、現状維持を選んだりする傾向がある。マーケティングにおいては、選択肢を絞ることで購買率を高められるとされる。

ヒューリスティック

ひゅーりすてぃっく

ヒューリスティック(発見的方法)とは、厳密な論理や統計に基づかず、経験則や直感を用いて素早く解に到達する方法のこと。近道思考。日常生活の意思決定において役立つが、常に正しいとは限らず、認知バイアス(思考の偏り)の原因となることもある。AI分野では、探索範囲を絞り込んで近似解を求める手法を指す。

権利

けんり

権利とは、ある利益を主張したり、他人に対して一定の行為を求めたりすることができる、法的な資格や力の及ぶ範囲のこと。対になる概念は「義務」。近代民主主義社会においては、「基本的人権」として、自由権、平等権、社会権などが保障されている。権利を主張するには、それに伴う義務や責任を果たす必要があるとされる場合が多い。

マジョリティ

まじょりてぃ

マジョリティ(多数派)とは、ある集団の中で数が多く、主流を占めるグループのこと。物事を決定する力(意思決定権や同調圧力)を持ちやすいため、無意識のうちに自分たちの基準を「普通」「当たり前」と考え、マイノリティを排除してしまうリスクがある。イノベーター理論では、市場の過半数を占める「アーリーマジョリティ」と「レイトマジョリティ」が普及の鍵を握る。

ストックホルム症候群

すとっくほるむしょうこうぐん

ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁などの犯罪被害者が、生存を脅かす犯人と長時間過ごすうちに、犯人に過度の同情や好意を抱き、逆に警察や救出者に敵意を向けるようになる心理現象のこと。極限状態での生存本能(犯人に気に入られれば殺されない)無意識の防衛機制と解釈される。1973年にストックホルムで起きた銀行強盗人質事件に由来する。

モチベーション

もちべーしょん

モチベーション(動機づけ)とは、人が何かしらの目標に向かって行動を起こし、それを維持しようとする心理的なエネルギーのこと。「やる気」や「意欲」と言い換えられる。金銭や地位などの報酬による「外発的動機づけ」と、興味や関心、達成感などの自分の内面から湧き出る「内発的動機づけ」に分類される。創造的な仕事には内発的動機づけが重要とされる。

ピュロスの勝利

ぴゅろすのしょうり

ピュロスの勝利とは、多大な犠牲を払って得た、採算の合わない勝利、実質的には敗北に等しい勝利のこと。古代ギリシャのピュロス王がローマ軍に勝利した際、自軍も壊滅的な損害を受け、「あと一度ローマ軍に勝てば、我々は全滅するだろう」と嘆いたという故事に由来する。ビジネスや訴訟などで、勝ったもののコストがかかりすぎて利益がない場合に使われる。

コロンブスの卵

ころんぶすのたまご

コロンブスの卵とは、一見誰にでもできそうな簡単なことでも、最初にそれを行う(発想する)ことは非常に難しいという教訓。新大陸発見を祝う宴席で、「誰でも西に行けば大陸にぶつかる」と皮肉を言われたコロンブスが、卵を立てて見せるよう求め、誰もできなかった後、卵の底を潰して立てて見せたという逸話に由来する。逆転の発想やイノベーションの重要性を説く際によく引用される。

プロクルステスのベッド

ぷろくるすてすのべっど

プロクルステスのベッドとは、ギリシャ神話に登場する強盗プロクルステスの物語に由来する言葉で、基準や規則を無理やり適用し、現実に合わない場合でも強引に型にはめようとすることの比喩。プロクルステスは、旅人をベッドに寝かせ、体がはみ出せば足を切り落とし、足りなければ体を引っ張って伸ばし、ベッドの長さに合わせたという。杓子定規な対応や、本末転倒な規格統一への批判として使われる。

ネガティブバイアス

ねがてぃぶばいあす

ネガティブバイアスとは、ポジティブな情報よりもネガティブな情報(失敗、批判、危険など)の方を強く認識し、記憶に残りやすく、意思決定に大きな影響を与えてしまう心理的傾向のこと。進化の過程で、生存を脅かす危険をいち早く察知するために備わった本能とされる。良いニュースよりも悪いニュースの方が注目を集めたり、たった一つの悪口が頭から離れなかったりするのはこのためである。

エシカル

えしかる

エシカル(Ethical)とは、「倫理的な」「道徳的に正しい」という意味である。法律で決まっているわけではないが、人や地球環境、社会に配慮した行動をとること。「エシカル消費」は、安さだけでなく「環境に優しいか」「途上国で不当労働が行われていないか」などを基準に商品を選ぶこと。

燃料電池

ねんりょうでんち

燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を作る装置のこと。「電池(貯めるもの)」という名前だが、実際は「発電機」である。排出されるのは水だけで、CO2を出さないため、究極のクリーンエネルギーとされる。

銀河

ぎんが

銀河とは、数千億個の恒星(太陽のような星)、ガス、塵などが重力で集まった巨大な星の集団のこと。私たちが住んでいるのは「天の川銀河(銀河系)」。宇宙にはこのような銀河が1000億個以上あると言われている。

花粉症

かふんしょう

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に付着することで起こるアレルギー反応のことである。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状。日本人の数割が罹患しており、国民病とも呼ばれる。

ヒートショック

ひーとしょっく

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下し、心臓や脳に大きな負担がかかる現象のことである。冬場に暖かい部屋から寒い脱衣所に移動し、さらに熱いお風呂に入った時などに起こりやすく、失神、心筋梗塞、脳卒中を引き起こす。年間死者数は交通事故より多い。

ホルモン

ほるもん

ホルモンとは、体内の特定の器官(内分泌腺)で作られ、血液に乗って全身に運ばれ、特定の細胞に働きかけて体の調子を整える化学物質のこと。「微量で劇的な効果」を持つ。成長、代謝、生殖、精神状態など、生命活動の維持に不可欠。

インバウンド

いんばうんど

インバウンドとは、本来「外から中へ入ってくる」という意味だが、観光業界では「訪日外国人旅行(者)」を指す。彼らが日本国内で宿泊、食事、買い物などで使うお金(インバウンド消費)は、輸出産業に匹敵する巨大な経済効果をもたらすため、観光立国の柱となっている。

アイロニー

あいろにー

アイロニー(皮肉)とは、本当の気持ちとは逆の言葉を使って、遠回しに批判したり揶揄したりする表現のこと。「素晴らしい(=ひどい)天気ですね」「さすが天才(=バカ)だね」など。また、意図した結果とは逆の残酷な結末になることを「運命の皮肉」と言う。

生活習慣病

せいかつしゅうかんびょう

生活習慣病とは、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの日頃の生活習慣が発症や進行に深く関わっている病気の総称である。糖尿病、高血圧、脂質異常症、がん、心臓病、脳卒中などが含まれる。かつては「成人病」と呼ばれていたが、子供でもなるため名称が変わった。

曼荼羅

まんだら

曼荼羅(マンダラ)とは、密教において、悟りの世界や仏の教えを、多数の仏像やシンボルを図形的に配置して描いた絵画のこと。宇宙の真理そのものを視覚化したものとされる。中心から四方に広がる幾何学的な模様が特徴。

メタボリックシンドローム

めたぼりっくしんどろーむ

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪型肥満(お腹が出ている)に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上を併せ持った状態のことである。単なる肥満ではなく、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中になるリスクが非常に高い状態。

代謝

たいしゃ

代謝(新陳代謝)とは、体内で物質が変化し、入れ替わることの総称である。食事から栄養を取り込んでエネルギーに変える「エネルギー代謝」と、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる「細胞の入れ替わり」などがある。代謝が良いと太りにくく、肌も綺麗になる。

パラドックス

ぱらどっくす

パラドックス(逆説)とは、一見すると正しそうな前提から推論しているのに、納得しがたい矛盾した結論になってしまうこと。あるいは、一般常識とは逆の真理を突いていること。「急がば回れ」も一種のパラドックス。

ポリティカル・コレクトネス

ぽりてぃかるこれくとねす

ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)とは、人種、性別、宗教、身体的特徴などに基づく差別や偏見を含まない、中立的で公正な表現・用語を使おうとする社会的な動きや考え方のことである。「政治的妥当性」と訳される。「看護婦→看護師」「保母→保育士」などの言い換えや、映画の配役における人種の多様性確保などが該当する。

相対性理論

そうたいせいりろん

相対性理論とは、アインシュタインが発表した物理学の理論。「光の速さは常に一定」という前提から、「速く動くものは時間が遅く進む」「質量(重さ)はエネルギーそのものである(E=mc²)」などの常識覆す法則を導き出した。GPSの補正などにも使われている。

RGB

あーるじーびー

RGBとは、光の三原色である「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」を組み合わせて色を表現する方式のこと。テレビやスマホの画面、モニターなどの「発光する媒体」で使われる。3つの色が重なると白になる(加法混色)。

サンセリフ

さんせりふ

サンセリフとは、アルファベットの書体(フォント)のうち、文字の端に飾りのハネ(セリフ)がないシンプルな書体の総称である。日本語の「ゴシック体」に相当する。視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、道路標識やWebサイトの本文でよく使われる。

自己肯定感

じここうていかん

自己肯定感とは、自分のありのままの状態を肯定し、「自分は大切な存在だ」「生きている価値がある」と思える感覚のことである。能力の高さや成功体験の有無に関わらず、無条件に自分を認める感情。日本人の若者は諸外国に比べてこの自己肯定感が低いという調査結果がある。

忖度

そんたく

忖度(そんたく)とは、他人の心中や意図を推し量ることである。本来は悪い意味ではないが、最近は「上司や権力者の意向を勝手に推測して、先回りして(相手が喜ぶように、または怒られないように)便宜を図る」という意味で使われることが多い。

サステナブル

さすてなぶる

サステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」という意味で、環境破壊や資源の枯渇を招くことなく、未来の世代まで今の豊かな生活や地球環境を維持し続けられることである。SDGsの「S」。「サステナブルな社会」「サステナブルファッション」のように使われる。

無闇矢たら

むやみやたら

無闇矢鱈(むやみやたら)とは、後先を考えずに度を越して物事を行うこと。また、そのさま。何の計画性もなく、手当たり次第に行動することを指す。「無闇」は暗闇で分別がつかないこと、「矢鱈」は雅楽の「夜多羅拍子」が複雑でリズムが速いことに由来するとされる当て字。

正真正銘

しょうしんしょうめい

正真正銘(しょうしんしょうめい)とは、嘘や偽りが全くなく、本物であること。「正真」は仏教用語で真実、「正銘」は刀剣などが本物であるという鑑定書(銘)のこと。

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