デスバレー
ですばれー
Valley of Death
類語・同義語: 死の谷
デスバレー(死の谷)とは、スタートアップ企業において、研究開発や製品開発が完了してから、実際に事業化して収益が安定するまでの間に訪れる、資金繰りが急速に悪化する危険な期間のこと。多くのベンチャー企業が、この間に資金ショートを起こして倒産してしまうことから、このように呼ばれる。
最終更新: 2026/1/18
スタートアップの3つの関門
技術系ベンチャーが成功するまでには、3つの難所があるとされる。
- 悪魔の川 (Devil's River): 基礎研究から製品開発(プロトタイプ)へ進む間の壁。
- 死の谷 (Valley of Death): 製品開発から事業化(量産・販売開始)へ進む間の壁。ここで莫大な資金が必要になる。
- ダーウィンの海 (Darwinian Sea): 事業化してから、市場競争に勝ち残り、定着するまでの壁。
乗り越えるための策
デスバレーを乗り越えるためには、エンジェル投資家やベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達、国や自治体の補助金・助成金の活用、あるいは受託開発で日銭を稼ぐ(ランウェイを延ばす)といった戦略が必要不可欠である。
由来・語源
カリフォルニア州の過酷な国立公園「デスヴァレー」にちなむ。
使用例
革新的な技術を開発したが、資金調達が難航し、デスバレーを越えられずに倒産した。
関連用語
- 同義語: 死の谷
- 関連: ダーウィンの海, 悪魔の川, 黒字化, シリーズA