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ビジネス・経営

ビジネス・経営についての用語集です。

ズーム

ズーム

PCやスマホを使って、場所を問わずにビデオ会議やオンラインチャットができるWeb会議ツール。接続の安定性や使いやすさから、ビジネスや教育現場で広く普及した。

クリティカル・シンキング

クリティカル・シンキング

クリティカル・シンキング(批判的思考)とは、ある主張や情報について、その根拠、論理構造、前提を深く吟味し、客観的かつ論理的に判断を下すための思考プロセスである。単に他者を批判することではなく、自身の思考の偏りや飛躍を自覚的に見つけ出し、論理的な一貫性と透明性を高めることを目的とする。問題解決や意思決定の質を向上させるために不可欠なスキルであり、現代社会における情報過多な状況下で特に重要視されている。

ブートストラップ (Bootstrapping)

ぶーとすとらっぷ

ブートストラップは、「自力で立ち上がる」という語源的意味に基づき、外部からの支援や資本に依存せず、限られた内部リソースのみを用いてシステムや事業を自己完結的に立ち上げ、発展させるプロセスである。IT分野では、小さな初期プログラムがシステム全体を起動させる自己参照的な手順を指し、ビジネスでは、外部投資に頼らず自己資金や売上再投資で成長を追求する経営戦略を指す多義的な専門用語である。

BYOD (私用端末の業務利用)

びーわいおーでぃー

BYOD(Bring Your Own Device)とは、従業員が個人で所有するスマートフォン、タブレット、ノートPCなどの情報通信端末を、所属する組織の業務遂行に利用することを指す。生産性向上やITコスト削減を目的として採用されるが、機密情報の漏洩リスク、労務管理の複雑化、およびプライバシー保護といった重大な課題を伴うため、厳格なセキュリティポリシー、モバイルデバイス管理(MDM)、または仮想デスクトップ基盤(VDI)などの技術的措置が不可欠となる現代のワークスタイルにおける重要な概念である。

チャーン (解約)

チャーン

チャーン(Churn)とは、ビジネスにおいて顧客がサービスや商品との取引を停止したり、解約したりする現象、あるいはその顧客自体の数を指す経営指標である。特にサブスクリプション型ビジネスモデル(SaaSなど)では、収益の安定性に直結する最も重要な指標の一つとして厳しく監視される。顧客離脱率(Churn Rate)として定量的に計測され、その低減は企業の持続的成長のための最優先課題とされる概念である。この指標は、事業の健全性を示すバロメーターであり、高いチャーン率は「水漏れバケツ」状態として深刻な課題となる。

規模の経済

きぼのけいざい

規模の経済(Scale Merit)とは、事業規模が大きくなり生産量が増えるほど、製品1つあたりのコスト(平均費用)が低下し、利益率が向上する経済効果のこと。

イノベーションのジレンマ

いのべーしょんのじれんま

イノベーションのジレンマとは、業界のリーダー企業が、既存顧客の要望に応えて製品の改良(持続的イノベーション)に注力するあまり、最初は低品質で安価な新技術(破壊的イノベーション)を軽視し、最終的にその新技術によって市場を奪われてしまう現象。

秘密保持契約

ひみつほじけいやく

NDA(Non-Disclosure Agreement)とは、取引や提携の検討に際して、自社の秘密情報(未公開の技術、顧客リスト、事業計画など)を相手に開示する場合に、「第三者に漏らさない」「目的以外に使わない」ことを約束させる契約のこと。

ピラミッドストラクチャー

ぴらみっどすとらくちゃー

ピラミッドストラクチャーとは、自身の主張(メインメッセージ)を頂点に置き、その根拠をピラミッド状(階層構造)に配置して論理を組み立てるフレームワーク。コンサルティング会社のマッキンゼーなどが提唱。

シチュエーショナル・リーダーシップ

しちゅえーしょなる・りーだーしっぷ

シチュエーショナル・リーダーシップ(SL理論)とは、部下の成熟度(能力と意欲)に合わせて、リーダーシップのスタイルを「指示型」「説得型」「参加型」「委任型」の4つに使い分けるべきだとする理論。

テレワーク

てれわーく

テレワーク(Telework)とは、ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所にとらわれずに柔軟に働く形態のこと。「Tele(離れた場所)」と「Work(働く)」を合わせた造語。

タム

たむ

TAM(Total Addressable Market)とは、ある製品やサービスにおいて、競合などの制約を一切考慮せず、市場の全顧客に100%リーチできた場合の、理論上の最大市場規模(年間売上高など)のこと。

ゼロエミッション

ぜろえみっしょん

ゼロエミッション(Zero Emission)とは、人間の活動から発生する排出物(エミッション)を「ゼロ」にすることを目指す概念・運動のこと。狭義には廃棄物ゼロ、広義にはCO2などの温室効果ガス排出ゼロを指す。

すいそエネルギー

すいそえねるぎー

水素エネルギーとは、燃焼させても二酸化炭素(CO2)を排出せず、水しか出さない水素を燃料として利用する次世代エネルギーのこと。

ガブテック

がぶてっく

Government(行政)とTechnology(技術)の造語。行政サービスのデジタル化を支援するテクノロジーや、それを提供するスタートアップ企業のこと。

音楽ストリーミング

おんがくすとりーみんぐ

インターネットを通じて音楽をダウンロードせずに再生するサービス。月額定額制(サブスク)が主流。

IPビジネス

IPびじねす

Intellectual Property(知的財産)。漫画、アニメ、ゲームなどのキャラクターや世界観などの権利を活用して、グッズ、映画、テーマパークなど多角的に収益を上げるビジネス。

ニュースペース

にゅーすぺーす

従来の「国家主導(NASAやJAXA)」の宇宙開発に対し、SpaceXやBlue Originなどの「民間企業」が主導する、低コストでスピード感のある新しい宇宙ビジネスの潮流。

内部通報制度

ないぶつうほうせいど

組織内の不正(横領、ハラスメント、データ改ざんなど)を知った従業員が、社内の窓口や外部の弁護士などに通報できる仕組み。

電子署名

でんししょめい

電磁的記録(電子ファイル)に対して、紙の契約書における「署名・捺印」と同じ法的効力を持たせる技術。本人が作成したこと(本人性)と、改ざんされていないこと(非改ざん性)を証明する。

リカレント教育

りかれんときょういく

学校教育を終えて社会に出た後も、必要に応じて教育機関(大学など)に戻り、学習と就労を交互に繰り返す(循環する=Recurrent)システム。

プラノグラム

ぷらのぐらむ

店舗の棚に、どの商品を、どこに、何個並べるかを計画した図面(棚割図)。売上を最大化するための科学的な陳列計画。

サブスクリプション

さぶすくりぷしょん

製品やサービスを「売り切り」で販売するのではなく、一定期間「利用する権利」に対して料金を支払うビジネスモデル。

リテール・アズ・ア・サービス

りてーる・あず・あ・さーびす

「小売(Retail)」の機能を「サービス」として提供するビジネスモデル。メーカーから出品料をもらい、商品を展示・体験できるスペースと、顧客の反応データを提供する。

フードロス

ふーどろす

「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のこと。日本では年間約500万トン(毎日大型トラックトラック数千台分)が発生している。

静脈物流

じょうみゃくぶつりゅう

商品を顧客へ届ける「動脈物流」に対し、顧客から返品された商品や、使用済みの製品・容器などを回収してリサイクル・廃棄するための物流。

オープンイノベーション

おーぷんいのべーしょん

自社だけで技術やアイデアを囲い込む(自前主義)のではなく、他社や大学、スタートアップなどの外部と連携し、革新的な価値を生み出すこと。

従業員満足度

ES

Employee Satisfaction。社員が自分の仕事や職場環境、待遇などにどれくらい満足しているかを表す指標。

オンボーディング

おんぼーでぃんぐ

オンボーディング(Onboarding)とは、新しく採用した社員が、いち早く組織に馴染み、戦力として活躍できるようにサポートする一連のプロセスのこと。

心理的安全性

しんりてきあんぜんせい

心理的安全性(Psychological Safety)とは、組織の中で「自分の考えや気持ちを、誰に対しても安心して発言できる」状態のこと。無知、無能、邪魔だと思われる不安を感じずに、リスクを取った発言や行動ができる雰囲気。

ピープルアナリティクス

ぴーぷるあなりてぃくす

ピープルアナリティクスとは、従業員の属性、勤怠、評価、WEBテスト結果、行動履歴などの膨大な人事(HR)データを収集・分析し、組織の意思決定や課題解決に活かす手法。

目標と成果指標

OKR

Objectives and Key Results(目標と主要な成果)。GoogleやIntelなどが採用している目標管理手法。高い目標(O)と、その達成を測る具体的な数値指標(KR)をセットにする。

エンゲージメント

えんげーじめんと

従業員の会社に対する「愛着心」や「貢献意欲」。単に「居心地がいい(満足度)」だけでなく、「会社の目標達成のために自発的に頑張ろう」という熱意。

リスキリング

りすきりんぐ

業務に必要な新しいスキル(主にデジタル技術)を習得し、今の会社で新しい職務に就けるようにすること。単なる「学び」ではなく「職業能力の再開発」。

タレントマネジメント

たれんとまねじめんと

社員一人ひとりの能力、スキル、経験、志向(タレント)を一元管理し、企業の目標達成のために最適な配置や育成を行う戦略的な人事管理。

エイチアールテック

えいちあーるてっく

HR Tech(Human Resources Technology)とは、人事(HR)領域の業務に、AIやクラウド、ビッグデータ解析などのIT技術(Technology)を活用し、業務効率化や戦略的な人材活用を行うこと、またはそのサービス群。

トークンエコノミー

とーくんえこのみー

独自のデジタル通貨(トークン)を発行し、その通貨を使って価値の交換や経済活動を行う仕組み。

リファクタリング

りふぁくたりんぐ

リファクタリングとは、ソフトウェアの「外部から見た挙動」を変えずに、「内部の構造(ソースコード)」を整理・改善すること。

スクラム

すくらむ

スクラムとは、アジャイルソフトウェア開発の手法の一つ。少人数のチームが、短期間(スプリント)ごとに計画・実行・振り返りを繰り返し、変化に対応しながらプロダクトを作り上げていくフレームワーク。

ゲーム理論

げーむりろん

ゲーム理論とは、複数のプレイヤー(人間、企業、国など)が、相手の出方を予測しながら、自分の利益を最大化しようとする状況(ゲーム)を数学的に分析する学問。

タイポグラフィ

たいぽぐらふぃ

タイポグラフィとは、文字(Type)を読みやすく、かつ美しく配置する技術。フォントの選択、文字間隔の調整、行間の設定などを含む。

返報性の法則

ぎぶ・あんど・ていく

返報性の法則とは、他人から何か施しを受けると、「お返しをしなければ申し訳ない」という義務感を感じる心理作用。

マズローの欲求5段階説

まずろーのよっきゅうごだんかいせつ

人間の欲求はピラミッドのように5つの階層になっており、下の階層の欲求が満たされると、より高い階層の欲求を求めるようになるという理論。

再生可能エネルギー

さいせいかのうえねるぎー

再生可能エネルギーとは、石油や石炭などの枯渇性資源と違い、自然界に常に存在し、繰り返し利用できるエネルギー。

業務改善サイクル

PDCA / OODA

業務を継続的に改善するためのサイクル。

バリューチェーン

ばりゅーちぇーん

バリューチェーンとは、事業活動を「調達→製造→物流→販売→サービス」という一連の流れ(連鎖)として捉え、どの工程で価値(付加価値)が生み出されているかを分析するフレームワーク。

ファイブフォース分析

ふぁいぶふぉーすぶんせき

ファイブフォース分析とは、業界の収益性(儲かりやすさ)を決める5つの競争要因を分析するフレームワーク。マイケル・ポーターが提唱。

PEST分析

ぺすとぶんせき

PEST分析とは、自社ではコントロールできない世の中の流れ(マクロ環境)を、4つの視点で分析するフレームワーク。

スウォットぶんせき

すうぉっとぶんせき

SWOT分析(スウォット分析)とは、企業の内部環境(Strength:強み、Weakness:弱み)と外部環境(Opportunity:機会、Threat:脅威)の4要素を分析し、経営戦略を立案するためのフレームワーク。

ロジックツリー

ろじっくつりー

ロジックツリーとは、問題を木の枝のように分解していき、原因や解決策を体系的に整理する手法。

イシュー

いしゅー

イシューとは、「今、答えを出すべき本質的な問い」のこと。

ミーシー・漏れなくダブりなく

MECE

MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「漏れがなく、ダブりもない」状態のこと。ロジカルシンキングの基本。

仮説思考

かせつしこう

仮説思考とは、情報が少ない段階で「おそらくこうではないか(仮説)」という仮の結論を持ち、それを検証しながら修正していく思考法。

サブスクリプションコマース

さぶすくりぷしょんこまーす

サブスクリプションコマースとは、定額料金を支払うことで、商品を定期的に配送するECサービス。

ドロップシッピング

どろっぷしっぴんぐ

ドロップシッピングとは、ECサイト運営者が在庫を持たず、注文が入った時点でメーカーや卸売業者に発注し、そこから顧客に直送してもらう販売形態。

フルフィルメント

ふるふぃるめんと

フルフィルメントとは、ECサイトで商品が売れてから、顧客の手元に届くまでのバックヤード業務(受注処理、在庫管理、ピッキング、梱包、発送、決済、返品対応)の全工程のこと。

サービス品質保証・サービスレベルアグリーメント

SLA

SLA(Service Level Agreement)とは、サービスの提供者と利用者の間で結ぶ、「サービスの品質(稼働率や応答時間など)に関する最低ラインの合意」。

レガシーシステム

れがしーしすてむ

レガシーシステムとは、過去の技術で構築され、老朽化・肥大化・複雑化したITシステムのこと。維持管理費の高騰やDX(デジタルトランスフォーメーション)の足かせとなることが問題視されている。

マスターデータ管理

MDM

MDM(Master Data Management)とは、企業内の複数のシステムでバラバラに管理されている「マスターデータ(顧客、商品、社員など)」を統合し、正確で一貫性のある状態に保つこと。

サプライチェーン・マネジメント

さぷらいちぇーん・まねじめんと

SCM(Supply Chain Management)とは、原材料の調達から、製造、物流、販売に至るまでの「供給の連鎖(サプライチェーン)」全体の情報を共有・管理し、全体最適を図る経営手法。

統合基幹業務システム

ERP

ERP(Enterprise Resource Planning)とは、企業の「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を一元管理し、業務を効率化するための統合ソフトウェアパッケージ。

労働基準法

ろうどうきじゅんほう

労働基準法とは、賃金、労働時間、休息など、労働条件の最低基準(ミニマム・スタンダード)を定めた法律。

株主総会

かぶぬしそうかい

株主総会とは、株式会社の最高意思決定機関。株主が集まり、会社の基本方針や役員の選任などを決める会議。

フリーミアム

ふりーみあむ

フリーミアム(Freemium)とは、「Free(無料)」と「Premium(割増)」を組み合わせた造語。基本的なサービスを無料で多くの人に提供し、一部の高度な機能や特別な価値を有料版として提供するビジネスモデル。

バリュープロポジション

ばりゅーぷろぽじしょん

バリュープロポジションとは、「顧客が求めていて(ニーズ)」かつ「競合他社は提供できず(差別化)」かつ「自社が提供できる(強み)」独自の価値のこと。

ネゴシエーション

ねごしえーしょん

ネゴシエーションとは、利害が対立する相手と対話し、お互いが納得できる合意点を見つけ出すプロセス。

心の知能指数・感情知性

EQ

EQとは、自分や他人の感情を認識し、理解し、うまく制御・活用する能力のこと。

経営学修士

MBA

MBA(Master of Business Administration)とは、経営大学院で経営学を修了した人に授与される学位(資格ではない)。

インターリム・マネジメント

いんたーりむ・まねじめんと

インターリム・マネジメントとは、期間限定でプロの経営幹部を外部から雇い、経営再建やプロジェクトを遂行させる手法。

サクセッションプラン

さくせっしょんぷらん

サクセッションプランとは、将来のCEOや幹部候補者(後継者)を、計画的に選抜・育成する仕組み。

ヘッドハンティング

えぐぜくてぃぶさーち

ヘッドハンティングとは、企業が求める優秀な人材(主に経営幹部や専門職)を、外部から直接スカウトして引き抜く採用手法。

ゴールデンパラシュート

ごーるでんぱらしゅーと

ゴールデンパラシュートとは、企業の経営陣が、買収などで解任された場合に、巨額の割り増し退職金やボーナスを受け取れるように予め契約しておくこと。

サーバント・リーダーシップ

さーばんと・りーだーしっぷ

サーバント・リーダーシップとは、「俺についてこい」と命令するのではなく、部下に奉仕(サーブ)し、彼らが能力を最大限発揮できるよう支援するリーダー像。

ファシリティマネジメント

ふぁしりてぃまねじめんと

ファシリティマネジメントとは、企業や団体が保有・利用する土地・建物・設備(ファシリティ)を、経営的な視点から最適に管理・活用すること。

サブリース

さぶりーす

サブリースとは、不動産会社がオーナーから物件を一括で借り上げ、それを入居者に転貸(又貸し)する仕組み。「家賃保証」とも呼ばれる。

ロイック・投下資本利益率

ROIC

ROIC(Return On Invested Capital)とは、企業が事業活動のために投じた資金(有利子負債+株主資本)を使って、どれだけ効率的に利益(税引後営業利益)を生み出したかを示す指標。

ベンチャーキャピタル

べんちゃーきゃぴたる

ベンチャーキャピタルとは、高い成長が見込まれる未上場企業(スタートアップ)に出資し、株式上場(IPO)やM&Aによる売却益(キャピタルゲイン)を得ることを目的とした投資会社。

プライベート・エクイティ

ぷらいべーと・えくいてぃ

プライベート・エクイティ(PE)とは、未上場企業の株式(プライベート株)に投資し、経営に関与して企業価値を高めた後に、上場や売却をして利益を得る投資手法、またはそのファンド。

不動産テック

ぷろっぷてっく・ReTech

PropTech(Property + Technology)とは、テクノロジーを活用して不動産業界の課題を解決・革新するサービス。

官民連携

PFI / PPP

PPP(Public Private Partnership)は官民連携の総称。PFI(Private Finance Initiative)はその一種で、公共施設の建設・運営に民間の資金やノウハウを活用する手法。

ステークホルダー

すてーくほるだー

ステークホルダーとは、企業の活動に直接的・間接的に利害関係を持つすべての相手のこと。

内部通報制度

ないぶつうほうせいど

内部通報制度とは、組織内の不正行為を発見した従業員が、上司を通さずに専用窓口(弁護士など)に報告できる仕組み。

企業の合併・買収

M&A

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、複数の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったり(買収)すること。

株式公開・新規上場

IPO

IPO(Initial Public Offering)とは、未上場企業の株式を、証券取引所を通じて初めて一般投資家に売り出すこと。

ラース・サービスとしての小売

RaaS

RaaSとは、店舗という「空間」や「販売スタッフ」「データ分析」などの機能を、サービスとして他社に提供するビジネスモデル。

フリートマネジメント

ふりーとまねじめんと

フリートマネジメントとは、企業が保有する大量の車両(フリート)を、ITを使って一元管理・最適化すること。

ライドシェア

らいどしぇあ

ライドシェアとは、一般のドライバーが自家用車を使って、有料で客を運ぶサービス。スマホアプリで配車・決済を行う。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

UHC

UHCとは、「すべての人が、適切な保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」のこと。

品質マネジメントシステム

ISO9001・QMS

QMSとは、製品やサービスの品質を継続的に改善し、顧客満足を満たすための経営管理の仕組み。国際規格であるISO 9001が最も有名。

カイゼン

かいぜん

KAIZENとは、製造現場において作業効率や安全性を向上させるために、全従業員が自発的・継続的に行う見直し活動。トヨタ生産方式(TPS)の中核概念として世界中に広まった。

サプライチェーンマネジメント

さぷらいちぇーんまねじめんと

SCMとは、原材料の調達から製造、在庫管理、配送、販売に至るまでの一連の流れ(サプライチェーン)を、一つの流れとして統合的に管理し、全体最適化を図る経営手法。

サブリミナル効果

さぶりみなるこうか

サブリミナル効果とは、映像の中に一瞬だけメッセージを挿入するなど、意識できないレベル(閾下)の刺激を与えることで、人の潜在意識に働きかけ、行動や感情に影響を与えるとする心理効果。

デジタルマーケティング

でじたるまーけてぃんぐ

デジタルマーケティングとは、Webサイト、SNS、メール、アプリ、IoT、デジタルサイネージなど、あらゆるデジタル接点(チャネル)とデータを活用したマーケティング手法の総称。

エスイーオー・検索エンジン最適化

SEO

SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleなどの検索エンジンの検索結果において、自社のWebサイトを上位に表示させるための施策のこと。

マーケティング

まーけてぃんぐ

マーケティングとは、顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客が価値を感じて購入に至るまでの市場創造のための総合的な活動プロセス。

データウェアハウス

DWH

データウェアハウス(DWH)とは、企業の基幹システムからデータを集めて、時系列に蓄積し、分析目的のために最適化された大規模データベース。「データの倉庫」。

データサイエンティスト

でーたさいえんてぃすと

データサイエンティストとは、数学、統計学、プログラミングスキル(IT)、そしてビジネス知識を駆使して、ビッグデータから価値ある知見(インサイト)を引き出し、意思決定を支援する専門職。

サース・サーズ・Software as a Service

さーす・さーず・Software as a Service

SaaSとは、ソフトウェアをパッケージ製品(CD-ROMなど)として購入するのではなく、インターネット経由でサービスとして利用する提供形態のこと。

アールオーイー・自己資本利益率

ROE

ROE(Return On Equity)とは、株主が出したお金(自己資本)を使って、企業がどれだけ効率的に利益を上げたかを示す指標。

牛耳る

ぎゅうじる

牛耳るとは、団体や組織の中心となって、思うままに指揮すること。「牛耳(ぎゅうじ)を執(と)る」と言うこともある。

管鮑の交わり

かんぽうのまじわり

管鮑の交わりとは、利害を超えた、極めて親密で信頼の厚い友情のこと。

背水の陣

はいすいのじん

背水の陣とは、一歩も退けない絶体絶命の状況に自らを置くことで、必死の覚悟を引き出し、局面を打開すること。また、そのような決死の覚悟で物事に挑むこと。

信賞必罰

しんしょうひつばつ

信賞必罰とは、功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を与えること。賞罰を厳格に行うこと。

一致団結

いっちだんけつ

一致団結とは、多くの人々が心を一つにして、固く結びつくこと。共通の目的のために協力し合うこと。

以心伝心

いしんでんしん

以心伝心とは、言葉や文字を使わなくても、お互いの心が通じ合うこと。心から心へ伝えること。

ジョブ型雇用

じょぶがたこよう

ジョブ型雇用とは、あらかじめ職務内容(Job)、勤務地、労働時間、必要なスキルなどを明確に定義した「職務記述書(ジョブディスクリプション)」に基づいて雇用契約を結ぶ制度。

リモートワーク

てれわーく

リモートワークとは、オフィスに出社せず、自宅やカフェ、サテライトオフィスなど、離れた場所(Remote)で情報通信技術(ICT)を使って働くこと。テレワーク(Tele+Work)と同義。

ダイバーシティ&インクルージョン

D&I

ダイバーシティ(多様性)とは、性別、国籍、年齢、障害の有無などの属性の違いを認めること。インクルージョン(包摂)とは、その多様な個人がお互いを尊重し、それぞれの能力を発揮して活躍できる状態のこと。

アンコンシャス・バイアス

あんこんしゃす・ばいあす

アンコンシャス・バイアスとは、誰もが持っている「無意識の思い込み・偏見」のこと。過去の経験や知識から脳が自動的に判断してしまう思考の癖。

リファラルさいよう

りふぁらるさいよう

リファラル採用(Referral Recruiting)とは、自社の社員や知人から人材の紹介・推薦(リファラル)を受けて行う採用手法のこと。

エンプロイヤーブランディング

えんぷろいやーぶらんでぃんぐ

エンプロイヤーブランディングとは、企業が従業員や求職者に対して、「働く場(雇用主)」としての魅力や価値(ブランド)を高め、発信する活動のこと。

採用マーケティング

さいようまーけてぃんぐ

採用マーケティングとは、マーケティングの手法(ターゲティング、プロセス管理、データ分析など)を採用活動に応用し、自社に必要な人材を戦略的に獲得する活動のこと。

人事評価制度

じんじひょうかせいど

人事評価制度とは、企業のビジョンや目標を達成するために、従業員の能力・行動・成果を評価し、等級(格付け)や報酬(給与・賞与)に反映させる一連の仕組み。

ウィル・キャン・マスト

うぃる・きゃん・ますと

Will-Can-Mustとは、リクルート発祥のキャリア開発フレームワーク。自分のキャリアを「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(すべきこと)」の3つの重なりで考え、その重なりを大きくしていくことで成長を促す考え方。

ワーケーション

わーけーしょん

ワーケーションとは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語。リゾート地や帰省先などの非日常的な場所で、休暇を楽しみながら、一部の時間でテレワークを行う新しい働き方。

副業・兼業

ふくぎょうけんぎょう

副業・兼業とは、本業の企業に在籍しながら、就業時間外などに別の仕事に従事し、収入を得たりスキルを磨いたりすること。政府が2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定し、事実上の解禁を促した。

ダイレクトリクルーティング

だいれくとりくるーてぃんぐ

ダイレクトリクルーティングとは、企業が採用エージェント(人材紹介会社)や求人広告を待つのではなく、人材データベースやSNSなどを利用して、欲しい人材を自ら探し出し、直接スカウトメールを送ってアプローチする「攻め」の採用手法。

フリーランス・ギグワーカー

ふりーらんす・ぎぐわーかー

フリーランスとは、特定の組織や企業に専従せず、自らの技能や専門性を武器に、独立した個人事業主として案件ごとに契約を結んで働くスタイル。単発の仕事を請け負う形態を特に「ギグワーカー」と呼ぶ。

従業員体験

EX

従業員体験(EX:Employee Experience)とは、従業員が入社してから退職するまでの間に、職場環境、業務内容、人間関係、制度などを通じて得られる全ての経験・体験の質のこと。

目標管理制度

MBO

MBO(Management by Objectives)とは、組織の目標とリンクした個人の目標を、上司と部下が話し合って設定し、その達成度合いに基づいて評価を行うマネジメント手法。ピーター・ドラッカーが提唱した。

オーケーアール

おーけーあーる

OKR(Objectives and Key Results)とは、企業やチームが達成すべき「定性的な目標(Objectives)」と、その達成度合いを測るための「定量的な主要成果(Key Results)」を組み合わせた目標管理フレームワーク。

メンバーシップがたこよう

めんばーしっぷがたこよう

メンバーシップ型雇用とは、仕事の内容や勤務地を限定せずに人材を採用し、会社の「メンバー」としての地位を与える日本独自の雇用システム。職務に対して人を割り当てる「ジョブ型」に対し、人に対して仕事を割り当てる方式。

ジョブがたこよう

じょぶがたこよう

ジョブ型雇用とは、職務内容(Job)、勤務地、労働時間、必要なスキルなどを具体的に記した「職務記述書(ジョブディスクリプション)」に基づいて雇用契約を結ぶ、欧米で主流の雇用形態。

ウェルビーイング

うぇるびーいんぐ

ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好で満たされた状態(幸福)のこと。ビジネスにおいては、従業員の心身の健康を企業の重要な資源と位置づけ、戦略的に健康保持・増進に取り組む「健康経営」の中核概念となる。

人的資本経営

じんてきしほんけいえい

人的資本経営(HCM)とは、人材を「消費される資源(管理コスト)」ではなく、価値を生み出す「資本(投資対象)」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで企業価値を高める経営手法。

リスクマネジメント

りすくまねじめんと

リスクマネジメントとは、企業活動に伴う様々な危険(リスク)を洗い出し、その発生頻度と影響度を評価し、被害を最小限に抑えるための一連のプロセスのこと。

IPランドスケープ

IPらんどすけーぷ

IPランドスケープとは、自社や競合他社の知的財産(IP)情報と、市場データ(Landscape)を統合的に分析し、現状の俯瞰や将来の技術動向予測を行い、経営戦略や事業戦略の策定・決定に活用する手法。

知財戦略

ちざいせんりゃく

知財戦略とは、特許、商標、著作権、営業秘密などの知的財産(IP)を、自社のビジネスモデルや経営戦略と一体化させ、競争優位性を確立したり、収益を最大化したりするために意図的に活用すること。

グロースハック

ぐろーすはっく

グロースハック(Growth Hack)とは、製品開発とマーケティングの境界を取り払い、データ分析やユーザー行動分析に基づいて、製品そのものに成長(Growth)する仕組みを組み込み、継続的な改善を行う手法。

ギグエコノミー

ぎぐえこのみー

ギグエコノミーとは、インターネット上のプラットフォームを介して、単発(Gig)の仕事を請け負う非正規の働き方が広がっている経済圏のこと。配達、配車、デザイン、翻訳など多岐にわたる。

サブスクリプションエコノミー

さぶすくりぷしょんえこのみー

サブスクリプションエコノミーとは、製品やサービスを「売り切り」で販売するのではなく、一定期間「利用する権利」に対して課金する(定額制)ビジネスモデルが経済の中心となること。

ジョブ理論

じょぶりろん

ジョブ理論(Jobs to be Done)とは、破壊的イノベーション論のクレイトン・クリステンセン教授が提唱した理論。「顧客は製品そのものを購入しているのではなく、自分の抱える『片付けるべき用事(ジョブ)』を解決するために、製品を『雇用(Hire)』している」という考え方。

ピボット

ぴぼっと

ピボット(Pivot)とは、バスケットボール用語(片足を軸に残して方向を変える)に由来し、企業のビジョンや中核となる強み(軸足)は残したまま、製品の内容、ターゲット顧客、収益モデルなどの戦略を変更すること。

プロダクト・マーケット・フィット

ぷろだくと・まーけっと・ふぃっと

PMF(Product Market Fit)とは、提供する製品やサービスが、適切な市場(Market)において、その顧客の抱える課題を解決し、熱狂的に受け入れられている状態のこと。

重要業績評価指標

KPI

KPI(Key Performance Indicator)とは、組織の最終的な目標(KGI)を達成するためのプロセスにおいて、その進捗度合いを定量的に計測・管理するための最も重要な中間指標。

PEST分析

ぺすとぶんせき

PEST分析とは、自社を取り巻くマクロ環境(世の中の大きな流れ)を、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の4つの視点から分析する手法。

VRIO分析

ぶいあーるあいおーぶんせき

VRIO分析とは、自社の持っている経営資源(リソース)が本当の競争優位性を持っているかを、経済価値(Value)、希少性(Rarity)、模倣困難性(Imitability)、組織(Organization)の4つの問いで評価する手法。

SWOT分析

すうぉっとぶんせき

SWOT分析とは、企業の外部環境と内部環境を、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの視点で整理・分析するフレームワーク。

OODAループ

うーだるーぷ

OODAループとは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4段階を高速で繰り返す意思決定プロセス。米空軍のジョン・ボイド大佐が、空中戦で勝つために考案した理論。

パーパス経営

ぱーぱすけいえい

パーパス経営とは、企業の「社会的な存在意義(パーパス:何のためにこの会社はあるのか)」を掲げ、それを経営戦略や日々の意思決定の最上位概念に据える経営手法。

ミッション・ビジョン・バリュー

みっしょん・びじょん・ばりゅー

MVVとは、企業の存在意義や目指すべき姿、価値観を定義した経営理念セット。Mission(使命/存在意義)、Vision(将来像/目標)、Values(価値観/行動指針)の頭文字。

アクティビスト

あくてぃびすと

アクティビストとは、一定数の株式を取得した上で、経営陣に対して積極的に提言や要求(株主提案)を行い、企業価値の向上や株価の上昇を目指す投資家やファンドのこと。

無形資産

むけいしさん

無形資産とは、物理的な実体を持たないが、企業に長期的な収益をもたらす資産の総称。特許権、著作権、ブランド、顧客リスト、ソフトウェア、ノウハウ、企業文化、人材などを指す。

人的資本

じんてきしほん

人的資本とは、その人が持つ知識、スキル、能力、意欲、健康状態などを「資本」として捉えた概念。従来の「人的資源(Human Resource)」が「消費されるコスト」というニュアンスを持つのに対し、資本は「投資することで価値が増える資産」という意味を持つ。

マスカスタマイゼーション

ますかすたまいぜーしょん

マスカスタマイゼーションとは、コンピュータを利用した柔軟な製造システムにより、顧客一人ひとりのニーズに合わせた特注品(Customization)を、大量生産(Mass Production)に近い低コスト・短納期で提供する生産方式。

サービタイゼーション

さーびたいぜーしょん

サービタイゼーションとは、製造業が単に「製品(モノ)」を作って売るだけでなく、その製品を活用した「サービス(コト)」や「体験」、「成果」を提供することで、新たな収益源や競争優位性を獲得するビジネスモデルの変革。

ソック

せきゅりてぃ・おぺれーしょん・せんたー

SOC(Security Operation Center)とは、組織内のネットワークやデバイス(サーバー、PC)を24時間365日体制で監視し、サイバー攻撃の検知と分析を専門に行う組織、またはその拠点のこと。

データエンジニア

でーたえんじにあ

データエンジニアとは、データサイエンティストやアナリストが分析に使うためのデータ基盤(DWH、データレイク、パイプライン)を設計・構築・運用する専門職。

データスライシング

すらいす&だいす

データスライシングとは、多次元データベース(キューブ)において、ある断面(スライス)でデータを切り出して分析する手法。「スライス&ダイス」の一部。

データガバナンス

でーたがばなんす

データガバナンスとは、データを企業の資産として適切に管理・活用するために、組織内のルール、責任体制、プロセスを整備すること。

データメッシュ

でーためっしゅ

データメッシュとは、データを中央の専門チームが一括管理するのではなく、各事業部門(ドメイン)が自分たちのデータを「製品(プロダクト)」として責任を持って管理・提供すべきだとする分散型のデータアーキテクチャ思想。

データマート

でーたまーと

データマートとは、DWH(データウェアハウス)にある大量のデータの中から、特定の利用目的(例:営業部の売上分析、マーケティング部のキャンペーン効果測定)に合わせて必要なデータだけを切り出し、加工して格納した小規模なデータベース。

ロイヤリティマーケティング

ろいやりてぃまーけてぃんぐ

ロイヤリティマーケティングとは、顧客の企業やブランドに対する「信頼」「愛着(ロイヤリティ)」を高め、単なる反復購入者から「熱狂的なファン」へと育成する長期的なマーケティング戦略。

リテンションマーケティング

りてんしょんまーけてぃんぐ

リテンションマーケティングとは、既存顧客との関係を維持・強化し、継続利用やリピート購入を促すことで、顧客の離反(チャーン)を防ぎ、LTVを最大化するマーケティング活動。

ペルソナ

ぺるそな

ペルソナとは、自社の商品やサービスを利用する最も典型的で理想的な顧客像を、実在する人物のように詳細に設定したもの。

グロースハック

ぐろーすはっく

グロースハックとは、広告費を使って集客するのではなく、製品(プロダクト)そのものの仕組みやデザインを工夫・改善することで、ユーザー自身に拡散させたり、継続率を高めたりして、爆発的な急成長(グロース)を実現する手法。

サプライチェーン強靭化

れじりえんす

サプライチェーン強靭化とは、自然災害、パンデミック、戦争、地政学的対立などの予期せぬリスクが発生しても、部品や製品の供給網(サプライチェーン)を途絶させず、素早く復旧・維持できる即応能力のこと。

医療DX

めでぃかるDX

医療DXとは、保健・医療・介護の各段階において発生するデータを、クラウドなどのデジタル基盤を通じて連携・提供し、業務効率化やサービスの質向上、そして国民の健康寿命延伸を実現する変革のこと。

グリーントランスフォーメーション

ぐりーんとらんすふぉーめーしょん

GX(Green Transformation)とは、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現に向けた取り組みを、単なる「規制への対応(コスト)」として捉えるのではなく、「産業構造そのものの変革」と捉え、排出削減と経済成長を同時に実現させる国家および企業の成長戦略。

官民連携

PPP

PPP(Public Private Partnership)とは、官公庁(Public)と民間事業者(Private)がパートナーシップ(Partnership)を組み、連携して公共サービスの提供や公共空間の整備・活用、社会課題の解決を行う手法の総称。PFIもPPPの一種に含まれる。

習熟雇用組織

PEO

PEO(Professional Employer Organization)とは、主に中小企業を顧客とし、その従業員をPEOが形式的に雇用(共同雇用)することで、給与計算、福利厚生、労務管理、リスク管理などの人事業務を包括的に提供するアウトソーシングサービス。

記録上の雇用主

EOR

EOR(Employer of Record)とは、海外に従業員を雇用したいが現地法人を持っていない企業のために、現地の法律に基づいた「法的な雇用主」としての責任(雇用契約、給与支払い、納税、社会保険加入など)を代行するサービスプロバイダー。

リファレンスチェック

りふぁれんすちぇっく

リファレンスチェックとは、中途採用の選考プロセスにおいて、応募者の過去の職場の同僚や上司(推薦者)に対し、本人の働きぶり、実績、人柄、退職理由などを問い合わせ、照会すること。

タレントマーケットプレイス

たれんとまーけっとぷれいす

タレントマーケットプレイスとは、企業内における「業務・プロジェクト(需要)」と「従業員のスキル・意欲(供給)」を、AIなどを活用してマッチングさせるプラットフォーム。

ティール組織

てぃーるそしき

ティール組織とは、フレデリック・ラルーの著書『Reinventing Organizations』で提唱された組織の進化モデルにおける最終段階。「生命体」のメタファーで語られ、指示命令系統がなくとも、メンバーが組織の目的(パーパス)に共鳴して自律的に動き、進化し続ける組織。

ホラクラシー経営

ほらくらしーけいえい

ホラクラシーとは、従来の上意下達型(ヒエラルキー)の組織構造を廃止し、組織全体を「サークル」という自律的なチームの集合体として捉え、権限を役職ではなく「役割(ロール)」に分散させる組織運営システム。

ニューロダイバーシティ

にゅーろだいばーしてぃ

ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠如・多動症)、学習障害(LD)などの発達障害を、治療や矯正が必要な「欠陥」ではなく、人間が持つ「脳の機能の多様性(個性)」の一つとして捉え、尊重しようとする概念。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

だいばーしてぃ・えくいてぃ&いんくるーじょん

DE&Iとは、多様な人材の存在を認め(Diversity)、全員が組織に参加できている実感を持ち(Inclusion)、かつ一人ひとりの事情に合わせて公平な機会を提供する(Equity)という、組織運営の基本原則。

デジタル・オンボーディング

でじたる・おんぼーでぃんぐ

デジタル・オンボーディングとは、新入社員の受け入れプロセス(入社手続き、研修、組織への適応支援など)を、デジタルツールを活用して効率的かつ体験価値の高い形で行うこと。

学習体験プラットフォーム

LXP

LXP(Learning Experience Platform)とは、従業員一人ひとりの興味関心、スキルレベル、キャリア目標に合わせて、社内外の学習コンテンツをAIが推奨(レコメンド)し、自律的な学習を支援するプラットフォーム。

パルスサーベイ

ぱるすさーべい

パルスサーベイとは、1〜2分程度で回答できる簡易的な質問(5〜10問程度)を、週次や月次などの短いサイクルで繰り返し実施する従業員意識調査。

HRビジネスパートナー

HRびじねすぱーとなー

HRBP(Human Resource Business Partner)とは、人事部門の代表として特定の事業部や経営層に入り込み、ビジネス(事業)の成長や目標達成を人事面からサポートする戦略的パートナー。

タレントマネジメントシステム

たれんとまねじめんとしすてむ

タレントマネジメントシステムとは、従業員のスキル、経験、評価、キャリア志向などの「個人の才能(タレント)」に関する情報を一元管理し、採用、配置、育成、評価、報酬、後継者計画などの人事戦略に統合的に活用するためのソフトウェアプラットフォーム。

RFM分析

あーるえふえむぶんせき

RFM分析とは、顧客をRecency(最新購買日)、Frequency(購買頻度)、Monetary(購買金額)の3つの指標でランク付けし、グループ分け(セグメンテーション)する手法。

データ品質

でーたひんしつ

データ品質とは、データが利用目的に対してどれだけ適切か(Fit for Purpose)を示す度合い。正確性、完全性、整合性、鮮度などの基準がある。

データリネージ

でーたりねーじ

データリネージとは、データがどこで発生し、どのような加工を経て、最終的にどこで使われているかという「データの流れ(来歴)」を可視化する技術。

エスボム

SBOM

SBOMとは、ソフトウェアに含まれるコンポーネント、ライブラリ、モジュールなどの構成要素をリスト化したもの。

IPランドスケープ

IPらんどすけーぷ

IPランドスケープとは、自社・他社の知的財産(特許など)と市場データを統合的に分析し、経営戦略や事業戦略の策定に活用する手法。

リーガルオペレーションズ

Legal Ops

リーガルオペレーションズとは、法務部門の業務を、専門知識(弁護士業務)と運営業務(オペレーション)に分け、テクノロジーやデータ活用によって法務組織全体の効率と価値を最大化する取り組み。

セイ・オン・ペイ

せい・おん・ぺい

セイ・オン・ペイとは、役員報酬の方針や金額について、株主総会で株主による投票(拘束力のない勧告的決議の場合が多い)を行い、承認を求める制度。

合併後の統合プロセス

PMI

PMI(Post Merger Integration)とは、M&A(合併・買収)成立後に、異なる企業文化やシステム、業務プロセスなどを統合し、当初期待していたシナジー効果を実現するためのプロセス。

ダイナミック・ケイパビリティ

だいなみっく・けいぱびりてぃ

ダイナミック・ケイパビリティとは、激しく変化する外部環境に合わせて、企業が保有する資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を再構成・変革する能力。

シナリオプランニング

しなりおぷらんにんぐ

シナリオプランニングとは、不確実な未来に対して、起こりうる複数のシナリオ(楽観、悲観、想定外など)を描き、それぞれへの対応策を予め準備しておく戦略立案手法。

サクセッションプランニング

さくせっしょんぷらんにんぐ

サクセッションプランニングとは、CEOなどの重要なポジションの後継者を計画的に選抜・育成するための仕組み。

マテリアリティ

まてりありてぃ

マテリアリティとは、企業が持続的に成長するために優先的に取り組むべき「重要課題」のこと。ESG経営やサステナビリティ戦略の中核となる概念。

人的資本に関する情報開示ガイドライン

ISO 30414

ISO 30414とは、企業が「人的資本(従業員)」に関する情報を社内外に報告・開示するための国際的なガイドライン。採用、離職、育成、リーダーシップなど11領域58指標が定められている。

設備総合効率

OEE

OEE(Overall Equipment Effectiveness)とは、設備の稼働効率を「稼働率」「性能」「品質」の3つの要素から総合的に評価する指標。工場の「隠れたロス」を可視化するために使われる。

給与前払いサービス

EWA

EWA(Earned Wage Access)とは、従業員が給料日を待たずに、すでに働いた分の給与の一部を即時に受け取ることができるサービス。

マーケティング・ミックス・モデリング

まーけてぃんぐ・みっくす・もでりんぐ

MMM(Marketing Mix Modeling)とは、広告費、季節性、競合状況などの統計データを用いて、各施策が売上にどれくらい貢献したかを数理モデルで分析する手法。

データマイニング

でーたまいにんぐ

データマイニングとは、大量のデータに対し、統計学やAIなどの手法を駆使して、人間では気づかない隠れた法則や関係性(知見)を発掘(マイニング)する技術。

情報セキュリティマネジメントシステム

ISMS

ISMSとは、組織として情報セキュリティを管理・運用するための仕組み(マネジメントシステム)。国際規格ISO/IEC 27001に基づき、機密性・完全性・可用性を維持する。

ソック

そっく

SOC(Security Operation Center)とは、組織内のネットワークやデバイスのログを24時間365日体制で監視・分析し、サイバー攻撃の予兆やインシデントを発見する専門組織。

ハイブリッド戦

はいぶりっどせん

ハイブリッド戦とは、正規軍による武力攻撃と、サイバー攻撃、情報操作、経済制裁、テロなどの非軍事的な手段を複雑に組み合わせて行う戦争形態。

悪魔の代弁者

あくまのだいべんしゃ

悪魔の代弁者(デビルズ・アドボケイト)とは、会議などで、多数派の意見に対して、あえて批判的・反対的な立場をとって問題点を指摘する役割の人。

ファースト・プリンシプル

ふぁーすと・ぷりんしぷる

第一原理思考(First Principles Thinking)とは、物事をこれ以上分割できない基本的な事実(第一原理)まで分解し、そこから論理的に積み上げて新しい結論を導き出す思考法。

メンタルモデル

めんたるもでる

メンタルモデルとは、人が無意識のうちに持っている「世界はこうなっているはずだ」という思考の枠組みや思い込みのこと。

スコープクリープ

すこーぷくりーぷ

スコープクリープとは、プロジェクトの進行中に、管理なしに要件や作業範囲(スコープ)がなし崩し的に拡大してしまい、予算超過や納期遅延を招く現象。

ステークホルダーマップ

すてーくほるだーまっぷ

ステークホルダーマップとは、プロジェクトに関わる利害関係者(ステークホルダー)を洗い出し、彼らの属性、影響力、関係性(対立・協力)などを図解したもの。

感度分析

かんどぶんせき

感度分析とは、事業計画などにおいて、「為替レート」や「原材料費」などの不確定な要素(変数)が変化した時に、利益などの結果がどれくらい変動するか(感度)を分析すること。

ギャップ分析

ぎゃっぷぶんせき

ギャップ分析とは、目指すべき理想の状態(To-Be)と、現在の状態(As-Is)を比較し、その差(ギャップ)を埋めるために何をすべきかを明確にする手法。

システム思考

しすてむしこう

システム思考とは、物事を個別の要素ではなく、要素同士が影響し合う「システム(全体像)」として捉え、複雑な問題の真因や解決策を探る思考法。

演繹法

えんえきほう

演繹法(えんえきほう)とは、普遍的なルール(大前提)に、個別の事実(小前提)を当てはめて、必然的な結論を導き出す思考法。

帰納法

きのうほう

帰納法(きのうほう)とは、複数の個別の事実から、共通する傾向や法則を見つけ出し、結論(一般論)を導き出す思考法。

フェルミ推定

ふぇるみすいてい

フェルミ推定とは、「日本にピアノ調律師は何人いるか?」のように、正確な把握が難しい数値を、いくつかの手がかりと論理的な推論によって短時間で概算すること。

イシューツリー

いしゅーつりー

イシューツリーとは、解決すべき課題(イシュー)を起点として、検証すべき仮説や論点をツリー状に分解したもの。

ドロップシッピング

どろっぷしっぴんぐ

ドロップシッピングとは、オンラインショップまた販売者が在庫を持たず、注文が入ったらメーカーや卸業者から直接顧客に商品を発送してもらう販売形態。

4PL

4PL(Fourth Party Logistics)

4PL(Fourth Party Logistics)とは、3PL(物流の実務代行)に加え、物流戦略の企画やコンサルティングまでを含めて、荷主企業のロジスティクス全体を包括的に受託・管理する形態。

ITガバナンス

ITがばなんす

ITガバナンスとは、企業がIT戦略を策定し、それが経営目標と一致しているか、適切に運用されているか、リスクが管理されているかを監督・統制する仕組み。

労働基準監督署

ろうどうきじゅんかんとくしょ

労働基準監督署(労基署)とは、企業が労働基準法などの法律を守っているかを監督・指導する厚生労働省の出先機関。立ち入り調査(臨検)や是正勧告を行う権限を持つ。

サイコグラフィックス

さいこぐらふぃっくす

サイコグラフィックス(心理的属性)とは、顧客を分析する際の、年齢や性別(デモグラフィックス)ではなく、価値観、性格、ライフスタイル、趣味嗜好などの内面的な属性のこと。

感情分析

かんじょうぶんせき

感情分析(センチメント分析)とは、SNSの投稿やアンケートの自由記述などをAIで解析し、「ポジティブ(肯定的)」「ネガティブ(否定的)」「中立」といった感情の傾向を判定する技術。

マルチタッチアトリビューション

まるちたっちあとりびゅーしょん

マルチタッチアトリビューションとは、コンバージョン(購入)に至るまでに接触した全ての広告やタッチポイントを評価し、それぞれの貢献度を割り当てる分析手法。

マーケティング・ミックス・モデリング

まーけてぃんぐ・みっくす・もでりんぐ

MMM(マーケティング・ミックス・モデリング)とは、テレビCM、ネット広告、値引き、季節要因など、様々な要素が売上にどれくらい貢献したかを統計的に分析する手法。

退職時面談

たいしょくじめんだん

エグジットインタビュー(退職時面談)とは、退職が決まった社員に対して人事担当者などが行う面談。退職の本当の理由や組織の問題点を聞き出し、今後の改善に活かす。

HRビジネスパートナー

HRびじねすぱーとなー

HRBP(HRビジネスパートナー)とは、経営者や事業責任者のパートナーとして、事業目標を達成するために必要な人事戦略を提案・実行する専門職。

ジョブディスクリプション

じょぶでぃすくりぷしょん

ジョブディスクリプション(職務記述書)とは、担当する業務の内容、責任の範囲、必要なスキルや資格などを明確に文書化したもの。ジョブ型雇用の基本ツール。

リテンション

りてんしょん

リテンションとは、優秀な人材が外部へ流出(退職)するのを防ぎ、自社に留めるための施策。給与アップ、福利厚生、働きがいの向上など。

VPoE

VPoE(VP of Engineering)

VPoE(VP of Engineering)とは、エンジニア組織のマネジメント(採用、育成、評価、チームビルディング)に責任を持つ役職。技術的な意思決定を行うCTOと役割を分担することが多い。

プロパティマネジメント

ぷろぱてぃまねじめんと

プロパティマネジメント(PM)とは、AM(アセットマネージャー)の指示の下、建物の維持管理、テナント募集、賃料回収、クレーム対応など、現場レベルでの運営業務を行うこと。

アセットマネジメント

あせっとまねじめんと

アセットマネジメント(AM)とは、不動産オーナーや投資家に代わって、物件の購入、運用計画の策定、テナント付けの指示、売却タイミングの決定などを行い、資産価値の最大化を図る業務。

心理的資本

しんりてきしほん

心理的資本(PsyCap)とは、人が困難を乗り越えて目標を達成するために必要なポジティブな心のエネルギー。Hope(希望)、Efficacy(効力感)、Resilience(回復力)、Optimism(楽観性)の4要素(HERO)からなる。

ラテラルシンキング

らてらるしんきんぐ

ラテラルシンキング(水平思考)とは、エドワード・デ・ボノが提唱した思考法で、既成概念や論理の積み上げ(垂直思考)にとらわれず、視点を水平方向にずらして多角的に物事を見ることで、斬新なアイデアを生み出す発想法。

オムニチャネル

おむにちゃねる

オムニチャネルとは、実店舗、ECサイト、アプリ、カタログなど、あらゆる販売経路(チャネル)を連携させ、顧客がどのチャネルでも同じように商品を購入・受け取りできるようにする戦略。

プロセスマイニング

ぷろせすまいにんぐ

プロセスマイニングとは、業務システムの操作ログデータ(いつ誰が何をしたか)を分析し、実際の業務プロセスをフローチャートとして可視化する技術。

PLG

PLG(Product-Led Growth)

PLG(Product-Led Growth)とは、営業マンが売り込む(Sales-Led)のではなく、製品自体が使いやすく魅力的であることによって、ユーザーが勝手に広め、自然と成長していくビジネスモデル。

レブオプス

れぶおぷす

RevOps(Revenue Operations)とは、マーケティング、インサイドセールス、営業、カスタマーサクセスといった収益に関わる全部門を統合・連携させ、収益最大化を目指す組織や機能。

ライフサイクルアセスメント

らいふさいくるあせすめんと

LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、製品の原料調達から製造、流通、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの全ライフサイクルにおける環境負荷を定量的に評価する手法。

スケールアップ

すけーるあっぷ

スケールアップとは、事業モデルが確立した後に、人員やインフラを増やし、売上や顧客数を桁違いに拡大させるフェーズのこと。

Jカーブ

Jかーぶ

Jカーブとは、スタートアップの収益が、初期投資で一時的に深く落ち込んだ(赤字)後、急激に回復・成長して黒字化していく軌跡のこと。

リーン・スタートアップ

りーん・すたーとあっぷ

リーン・スタートアップとは、エリック・リースが提唱した起業のマネジメント手法。コストをかけずに最低限の製品(MVP)を短期間で作って市場に投入し、顧客の反応を計測しながら改良を繰り返すことで、無駄なく成功確率を高めるアプローチ。

インキュベーター

いんきゅべーたー

インキュベーターとは、創業したばかり(シード期)のスタートアップに対して、オフィスや資金、経営ノウハウを提供し、事業が軌道に乗るまで育成・支援する組織やプログラム。

デカコーン

でかこーん

デカコーン(Decacorn)とは、評価額が100億ドル(約1兆円以上)を超える未上場のスタートアップ企業。ユニコーン(10億ドル)の10倍。

ゼブラ企業

ぜぶらきぎょう

ゼブラ企業とは、急成長と市場独占を目指す「ユニコーン企業」に対し、持続可能な成長と社会課題の解決(利益と社会貢献)の両立を目指す企業。

モート

もーと

モート(Moat)とは、城を守る「堀」のこと。ビジネスにおいては、競合他社が模倣したり参入したりするのを防ぐ、強固な競争優位性や参入障壁のこと。

社内起業

しゃないきぎょう

社内起業(イントラプレナーシップ)とは、大企業などの組織に所属しながら、起業家(アントレプレナー)のようなマインドと裁量を持って、新規事業を立ち上げること。

エフェクチュエーション

えふぇくちゅえーしょん

エフェクチュエーションとは、熟達した起業家に共通する意思決定の論理。「目的から手段を逆算する(コーゼーション)」のではなく、「手持ちの手段から何ができるかを考える」アプローチ。

はかいてきイノベーション

はかいてきいのべーしょん

破壊的イノベーションとは、既存の大企業が重視しない「低価格・低品質」な市場や、全く新しい価値基準の市場から参入し、技術の進化と共に既存市場を侵食し、最終的に業界のリーダーを駆逐してしまう現象。

ジャスト・イン・ケース

じゃすと・いん・けーす

ジャスト・イン・ケース(万が一に備えて)とは、必要なものを最小限にする「ジャスト・イン・タイム(JIT)」の見直し版で、有事に備えて在庫を多めに持つ戦略。

エシカル消費

えしかるしょうひ

エシカル消費(倫理的消費)とは、価格の安さや品質だけでなく、その商品が作られる背景にある「環境」や「人権」、「地域社会」への配慮を基準にして商品を選んで購入すること。

パラレルキャリア

ぱられるきゃりあ

パラレルキャリアとは、本業を持ちながら、別の仕事やNPO活動、ボランティアなどを並行して行い、第二のキャリアを築くこと。ピーター・ドラッカーが提唱。

デジタルノマド

でじたるのまど

デジタルノマドとは、IT技術を活用して、世界中を旅しながら仕事をする人々。「遊牧民(Nomad)」のように、特定のオフィスや拠点を持たずに働く。

静かな退職

しずかなたいしょく

静かな退職(Quiet Quitting)とは、実際に仕事を辞めるわけではないが、仕事への精神的な関与(やりがいや情熱)を止め、給料をもらえる範囲内での必要最低限の業務だけを淡々とこなす働き方のこと。

男性育休

だんせいいくきゅう

男性育休とは、男性従業員が育児のために取得する休業。日本では「産後パパ育休(出生時育児休業)」という新制度も始まり、取得が促進されている。

マイクロアグレッション

まいくろあぐれっしょん

マイクロアグレッションとは、悪意はないが、相手の属する集団(人種、性別など)に対する偏見や差別を含んだ、日常的な小さな言動や態度。

ワーク・ライフ・インテグレーション

わーく・らいふ・いんてぐれーしょん

ワーク・ライフ・インテグレーションとは、仕事(ワーク)と生活(ライフ)を対立するものとしてバランスを取るのではなく、両者を統合(インテグレーション)し、相乗効果を生み出そうとする考え方。

健康経営

けんこうけいえい

健康経営とは、従業員の健康管理を「医療費削減のためのコスト」ではなく、「収益性を高めるための将来への投資」と捉え、経営的な視点から戦略的に実践すること。

インクルーシブ・リーダーシップ

いんくるーしぶ・りーだーしっぷ

インクルーシブ・リーダーシップとは、多様なメンバーそれぞれの違いを認め、受け入れ、全員が能力を発揮できるように環境を整えるリーダーシップ。

シャープパワー

しゃーぷぱわー

シャープパワーとは、権威主義的な国家が、情報操作や工作活動を通じて、他国の世論や政策決定に影響を与えたり、自国への批判を封じ込めたりする力。

エコノミック・ステイトクラフト

えこのみっく・すていとくらふと

エコノミック・ステイトクラフトとは、国家が地政学的な目標を達成するために、経済的な手段(制裁、規制、援助など)を行使すること。

地政学

ちせいがく

地政学とは、地理的な条件(海に囲まれている、資源がある、隣国が強いなど)が、国家の政治・軍事・経済にどのような影響を与えるかを分析する学問。

ソーシャルビジネス

そーしゃるびじねす

ソーシャルビジネスとは、貧困、環境、差別などの社会課題を、ボランティア(寄付)ではなく、ビジネスの手法(事業収益)で解決しようとする活動。

特定非営利活動法人

とくていひえいりかつどうほうじん

NPO法人(特定非営利活動法人)とは、利益を構成員(社員)に分配せず、社会貢献活動を行うことを目的として、都道府県などの認証を受けて設立された法人。

国家戦略特区

こっかせんりゃくとっく

国家戦略特区とは、国が定めた特定の地域において、大胆な規制緩和や税制優遇を行い、世界で一番ビジネスがしやすい環境を作る制度。

メディアミックス

めでぃあみっくす

メディアミックスとは、一つの作品やキャラクターを、小説、マンガ、アニメ、ゲーム、映画、グッズなど、複数のメディアで展開する手法。

オープン・クローズ戦略

おーぷんくろーずせんりゃく

オープン・クローズ戦略とは、普及させたい技術を「オープン(特許開放など)」にして市場を広げつつ、核心となる技術は「クローズ(秘匿・特許化)」にして利益を独占する知財戦略。

ラーニングアナリティクス

らーにんぐあなりてぃくす

ラーニングアナリティクス(学習分析)とは、教育ビッグデータを分析し、学習のプロセスや成果を可視化して、教育改善の意思決定に役立てる手法。

6次産業化

ろくじさんぎょうか

6次産業化とは、1次産業(農林漁業)の従事者が、2次産業(加工)、3次産業(販売・サービス)まで一体的に手がけることで、付加価値を高めようとする取り組み。

昆虫食

こんちゅうしょく

昆虫食とは、コオロギやカイコなどの昆虫を食材として食べること。環境負荷が低く、栄養価が高い次世代のスーパーフード。

経済安全保障

けいざいあんぜんほしょう

経済安全保障とは、国民の生命や経済活動に不可欠な物資(半導体や医薬品など)の供給網(サプライチェーン)を確保し、他国からの経済的な圧力や脅威から国を守ること。

ホワイト物流

ほわいとぶつりゅう

ホワイト物流とは、トラックドライバーの長時間労働や低賃金を改善し、物流を持続可能なものにするため、荷主(メーカーや小売)と物流事業者が協力して取り組む運動。

ノーレイティング

のーれいてぃんぐ

ノーレイティングとは、年1回などの定期評価で社員にS・A・Bといったランク(レイティング)を付けるのを廃止し、もっと高頻度な対話とフィードバックで評価・育成を行う手法。

要員計画

よういんけいかく

要員計画とは、事業計画を達成するために必要な人員数、スキルセット、配置、人件費予算などを具体的に策定した計画。

リテンションマネジメント

りてんしょんまねじめんと

リテンションマネジメントとは、優秀な人材が退職するのを防ぎ、長く自社に定着(リテンション)し、活躍してもらうための施策全般。

ワーケーション

わーけーしょん

ワーケーションとは、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語で、リゾート地や帰省先など、普段の職場とは異なる場所で休暇を楽しみながら仕事をすること。

フリーランス管理システム

ふりーらんすかんりしすてむ

FMS(フリーランス管理システム)とは、企業が活用するフリーランスや副業人材の契約情報、スキル、発注履歴、請求書などを一元管理するシステム。

リバースメンタリング

りばーすめんたりんぐ

リバースメンタリングとは、通常とは逆に、若手社員がメンター(指導役)になり、役員やベテラン社員に対して、最新のITトレンドや若者の価値観などを教える仕組み。

労務テック

ろうむてっく

労務テックとは、社会保険の手続き、年末調整、勤怠管理などの労務業務を、テクノロジーを使って効率化するサービス。

役割等級制度

やくわりとうきゅうせいど

役割等級制度(ミッショングレード制)とは、人の能力ではなく、今就いている「役割(ポスト)の大きさ」に応じて等級や給与を決める制度。

健康経営

けんこうけいえい

健康経営とは、従業員の健康管理を、単なる福利厚生ではなく「経営的な課題」として捉え、戦略的に実践すること。

DE&I

DE&I

DE&Iとは、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂性)の略。多様な人材を受け入れるだけでなく、公平な機会を与え、個々の能力が発揮される環境を作ること。

Enps

eNPS(Employee Net Promoter Score)

eNPS(Employee Net Promoter Score)とは、「親しい知人や友人に、あなたの職場をどの程度勧めたいですか?」という質問への回答から算出される、従業員のロイヤリティ(愛着度)を測る指標。

フィールドセールス

がいきんえいぎょう

フィールドセールスとは、顧客のもとへ実際に訪問(またはWeb会議)し、対面での商談を行って契約(受注)を獲得する営業担当者のこと。

タッチモデル

たっちもでる

タッチモデルとは、顧客単価に応じてサポートの手厚さを変える戦略。大口には人が対応(ハイタッチ)、小口にはメールや自動化ツールで対応(テックタッチ)する。

信託型ストックオプション

しんたくがたすとっくおぷしょん

信託型ストックオプションとは、あらかじめ信託銀行などにストックオプションをプールしておき、後から貢献した社員にポイントなどに応じて分配する仕組み。

ベスティング

べすてぃんぐ

ベスティングとは、ストックオプションや株式などの権利が、時間の経過や条件達成に応じて段階的に行使できるようになる(確定する)仕組み。

シードラウンド

しーどらうんど

シードラウンド(Seed Round)とは、スタートアップの成長ステージにおける初期段階、およびその時期に行う資金調達のこと。「種(Seed)」の名の通り、ビジネスモデルの仮説検証やプロトタイプ開発を行うフェーズ。

シリーズ調達

しりーずちょうたつ

シリーズ調達(シリーズA, B, C...)とは、スタートアップの成長段階に応じた資金調達のラウンド(段階)の呼称。

ポストマネー・バリュエーション

ぽすとまねー・ばりゅえーしょん

ポストマネー・バリュエーションとは、資金調達を実施した「後」の時点における企業の評価額(時価総額)のこと。「調達前の評価額(プレマネー) + 今回の調達額」で計算される。

プレマネー・バリュエーション

ぷれまねー・ばりゅえーしょん

プレマネー・バリュエーションとは、資金調達を行う直前の時点での企業の評価額(時価総額)。

タームシート

たーむしーと

タームシートとは、投資家がスタートアップに投資する際に、出資額や株価、役員派遣の有無などの主要な条件をまとめた概要書。

ランウェイ

らんうぇい

ランウェイとは、現在の現預金残高とバーンレートから計算される、資金が尽きるまでの残り期間(月数)。

デュポン分析

でゅぽんぶんせき

デュポン分析とは、ROE(自己資本利益率)を「売上高純利益率」「総資産回転率」「財務レバレッジ」の3つの要素に分解して分析する手法。

ドア・イン・ザ・フェイス

どあ・いん・ざ・ふぇいす

ドア・イン・ザ・フェイスとは、最初に絶対に断られるような無理な要求をして断らせ、次に「じゃあこれなら」と譲歩した案を出すことで、相手に罪悪感を感じさせて承諾させるテクニック。

フット・イン・ザ・ドア

ふっと・いん・ざ・どあ

フット・イン・ザ・ドアとは、最初に誰でも承諾するような小さな頼み事をしてOKをもらい、徐々に要求を大きくして、最終的に本命の要求を通す交渉テクニック。

生存者バイアス

せいぞんしゃばいあす

生存者バイアスとは、何らかの選択過程を通過して生き残った「成功者」のデータだけを見て判断し、脱落した「敗者」を考慮しないことで生じる誤った認識。

単純接触効果

たんじゅんせっしょくこうか

単純接触効果(ザイオンス効果)とは、初めは興味がなかったものでも、何度も繰り返し見たり聞いたりするうちに、次第に好感を持つようになる心理。

リーンキャンバス

りーんきゃんばす

リーンキャンバスとは、ビジネスモデルキャンバスをスタートアップ向けに改良したもので、「課題」「解決策」「独自の価値」などに焦点を当ててビジネスモデルを1枚にまとめた図。

バリュープロポジションキャンバス

ばりゅーぷろぽじしょんきゃんばす

バリュープロポジションキャンバスとは、顧客のニーズ(やりたいこと・悩み・利益)と、製品が提供する価値(製品・鎮痛・利得)が合致しているかを整理するためのフレームワーク。

実用最小限の製品

じつようさいしょうげんのせいひん

MVP(実用最小限の製品)とは、顧客に価値を提供できる最小限の機能だけを持った製品のこと。

アイエスエムエス

あいえすえむえす

ISMS(Information Security Management System)とは、組織の情報資産を守るための「仕組み」のこと。日本語では「情報セキュリティマネジメントシステム」という。国際規格ISO/IEC 27001に基づく認証制度がある。

ソック

そっく

SOC(ソック)とは、企業や組織のネットワークやデバイスを24時間365日体制で監視し、サイバー攻撃の予兆や侵入を検知・分析する専門組織。

ダンバー数

だんばーすう

ダンバー数とは、人間が安定した社会関係を維持できる人数の認知的な上限のこと。一般的には約150人とされる。

リンゲルマン効果

りんげるまんこうか

リンゲルマン効果(社会的手抜き)とは、集団で作業を行う際、人数が増えるほど一人当たりのパフォーマンス(発揮する力)が低下する現象。

ハンロンのかみそり

はんろんのかみそり

ハンロンの剃刀(Hanlon's Razor)とは、「無能や愚かさによって十分に説明できることを、悪意のせいにしてはならない」という格言。

オッカムの剃刀

おっかむのかみそり

オッカムの剃刀とは、「ある事象を説明するのに、必要以上に多くの仮定をしてはならない」という指針。同じ説明ができるなら、シンプルな説の方が正しい可能性が高いとする。

ピーターの法則

ぴーたーのほうそく

ピーターの法則とは、「能力主義の階層社会では、人間は能力の極限(これ以上昇進できないレベル)まで出世するため、最終的にどのポストも『職務遂行能力のない無能な人間』によって占められる」という社会学の法則。

グローバルニッチトップ

ぐろーばるにっちとっぷ

グローバルニッチトップ(GNT)とは、市場規模は小さい(ニッチ)が、世界市場において圧倒的なシェアと競争力を持っている企業のこと。

駐在員

ちゅうざいいん

駐在員(エクスパット)とは、本国の親会社から海外の現地法人や支店に派遣され、現地で勤務する社員のこと。

オフショアリング

おふしょありんぐ

オフショアリングとは、自社の業務(製造やシステム開発など)を、人件費の安い海外の企業や現地法人に委託・移管すること。

ローカライズ

ろーからいず

ローカライズ(現地化)とは、製品やサービスを、進出先の国や地域の言語、文化、習慣、法規制などに合わせて作り変えること。

ジョブホッピング

じょぶほっぴんぐ

ジョブホッピングとは、スキルアップや待遇改善を目的に、短期間で何度も転職を繰り返すこと。

オンボーディング

おんぼーでぃんぐ

オンボーディング(人事用語)とは、新入社員が組織に馴染み、早期に戦力として活躍できるように行う、一連の受け入れプロセスやサポートのこと。

人事ビジネスパートナー

じんじびじねすぱーとなー

HRBP(人事ビジネスパートナー)とは、経営者や事業責任者のパートナーとして、事業目標を達成するために人事戦略を立案・実行するプロフェッショナル。

オーじぇーてぃー

おん・ざ・じょぶ・とれーにんぐ

OJT(On-the-Job Training)とは、職場での実務を通じて、上司や先輩が部下に仕事を教える教育訓練手法のこと。

リファラル採用

りふぁらるさいよう

リファラル採用とは、自社の社員に知人や友人を紹介してもらい、選考・採用する手法。

人事

じんじ

人事(HR)とは、企業における「人(Human Resources)」に関する業務全般のこと。採用、配置、評価、育成、労務管理などを含む。

パイプライン管理

ぱいぷらいんかんり

パイプライン管理とは、最初の接触から受注に至るまでの営業プロセスをパイプライン(管)に見立て、各段階(ヒアリング、提案、見積もりなど)にどれくらいの案件があるかを可視化・管理すること。

ウィンウィン

うぃんうぃん

Win-Win(ウィンウィン)とは、取引や交渉において、自分だけが得をするのではなく、相手も利益を得て、双方が満足する良好な関係。

ゾーパ

ぞーぱ

ZOPA(ゾーパ)とは、交渉において、売り手と買い手の希望条件が重なり合い、合意可能な範囲のこと。

アイスブレイク

あいすぶれいく

アイスブレイクとは、商談や会議の冒頭で行う、緊張をほぐすためのちょっとした雑談やコミュニケーションのこと。

アップセル

あっぷせる

アップセルとは、商品の購入を検討している顧客に対して、より上位の(価格が高い)商品を提案し、購入単価を高めること。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

ぷろだくと・ぽーとふぉりお・まねじめんと

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とは、自社の複数の事業を「市場成長率」と「市場シェア」の2軸で分析し、資源(ヒト・カネ)をどう配分するかを決める手法。

ナッシュきんこう

なっしゅきんこう

ナッシュ均衡とは、ゲーム理論において、全てのプレイヤーが「相手の戦略に対して、自分にとって一番得になる戦略」を選び合っており、誰も戦略を変更する動機がない(変えると損をする)安定状態のこと。

囚人のジレンマ

しゅうじんのじれんま

囚人のジレンマとは、お互いに協力すれば良い結果になるのに、相手を裏切った方が(自分だけは)得をするという状況のため、結局お互いに裏切りあって悪い結果(ナッシュ均衡)になってしまうこと。

ブリオぶんせき

ぶりおぶんせき

VRIO分析とは、企業の経営資源(リソース)を、Value(経済価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣困難性)、Organization(組織)の4つの視点で評価し、競争優位性を分析するフレームワーク。

垂直統合

すいちょくとうごう

垂直統合とは、原材料の調達から製造、流通、販売までの工程を、自社グループ内でまとめて行うこと。

持株会社

もちかぶがいしゃ

持株会社(ホールディングカンパニー)とは、他の会社の株式を保有することによって、その会社の事業活動を支配・管理することを目的とする会社。

ジョイントベンチャー

じょいんとべんちゃー

ジョイントベンチャー(JV/合弁会社)とは、複数の企業が出資し合って、共同で新しい事業を行うための会社を設立すること。

シナジー効果

しなじーこうか

シナジー効果(相乗効果)とは、複数の企業や事業が協力することで、単独で行うよりも大きな成果を生み出すこと。「1+1が2以上になる」効果。

実効税率

じっこうぜいりつ

実効税率とは、法人税、住民税、事業税など、企業の利益に対して課せられる税金を合計した、実質的な税負担率のこと。

サプライチェーン

さぷらいちぇーん

サプライチェーン(供給連鎖)とは、原材料の調達から、製造、在庫管理、配送、販売を経て、消費者の手元に届くまでの、モノとお金の流れ全体のこと。

冗長化

じょうちょうか

冗長化とは、システム障害に備えて、サーバーやネットワーク機器などの設備を予備も含めて複数用意(二重化など)しておくこと。

テキストマイニング

てきすとまいにんぐ

テキストマイニングとは、文章(テキストデータ)を対象としたデータマイニング。単語の出現頻度やつながりを分析し、有益な情報を抽出する。

統計学

とうけいがく

統計学とは、集められたデータを分析し、そこにある性質や規則性を見つけ出したり、一部のデータから全体を推測したりする学問。

ソルベンシー・マージン比率

そるべんしーまーじんひりつ

ソルベンシー・マージン比率とは、大災害や株の大暴落など、通常の予測を超えたリスクに対して、保険会社がどれくらい支払い能力(余裕)を持っているかを示す健全性の指標。

管理組合

かんりくみあい

管理組合とは、分譲マンションの所有者(区分所有者)全員で構成される、建物や敷地を維持管理するための団体。

ワークエンゲージメント

わーくえんげーじめんと

ワークエンゲージメントとは、仕事に対して「活力(Energy)」「熱意(Dedication)」「没頭(Absorption)」の3つが揃い、充実した心理状態で働けていること。

非政府組織

ひせいふそしき

NGO(非政府組織)とは、政府や国際機関とは独立した立場で、貧困、平和、環境などの地球規模の課題に取り組む民間の組織。

集団浅慮

しゅうだんせんりょ

集団浅慮(グループシンク)とは、集団で合議を行う際、不合理な決定や危険な意思決定がなされてしまう現象。優秀な個人が集まっても、集団になると愚かな判断をしてしまうこと。

死の谷

しのたに

デスバレー(死の谷)とは、研究開発などが終わり、事業化に向けて動き出す時期に直面する、資金調達難や試練の期間のこと。

ランウェイ

らんうぇい

ランウェイとは、手持ちの資金が尽きる(キャッシュアウトする)までの残り時間のこと。「手元資金 ÷ バーンレート」で計算される。

ピッチ

ぴっち

ピッチとは、投資家などに対して、自分のビジネスアイデアを短時間で魅力的に伝えるプレゼンテーションのこと。

出口戦略

でぐちせんりゃく

イグジット(出口戦略)とは、創業者や投資家が、保有している株式を売却して利益(キャピタルゲイン)を確定させること。

シリーズエー

しりーずえー

シリーズAとは、スタートアップの投資ラウンド(成長段階)の一つ。製品・サービスがリリースされ、一定の顧客基盤ができ始めた段階(PMF達成後)での、最初の本格的な大型資金調達を指す。

スタートアップ・エコシステム

すたーとあっぷ・えこしすてむ

スタートアップ・エコシステムとは、起業家、投資家、大学、大企業、政府などが連携し、有機的に新しい企業を生み出し、成長させる「生態系」のこと。

QCD

QCD

QCDとは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字。製造業において最も重要視される3つの要素。

歩留まり

ぶどまり

歩留まり(ぶどまり)とは、投入した原材料の量に対して、実際に得られた良品(不良品でない製品)の割合のこと。

プロダクト・マーケット・フィット

ぷろだくと・まーけっと・ふぃっと

PMF(プロダクト・マーケット・フィット)とは、提供する製品やサービスが、特定の市場(顧客)の強いニーズを満たし、適切な市場で受け入れられている状態。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

ぷろだくと・ぽーとふぉりお・まねじめんと

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とは、自社の事業や製品を「市場成長率」と「マーケットシェア」の2軸で4つに分類し、資源配分(ヒト・モノ・カネ)を決める手法。

STP分析

えすてぃーぴーぶんせき

STP分析とは、フィリップ・コトラーが提唱した、マーケティング戦略の基本フレームワーク。Segmentation(市場の細分化)、Targeting(ターゲットの選定)、Positioning(立ち位置の確立)の頭文字。

モバイルデバイス管理

もばいるでばいすかんり

MDM(モバイルデバイス管理)とは、業務で使用するスマートフォンやタブレットを、一元的に管理・監視するシステム。

QA

QA(Quality Assurance)

QA(Quality Assurance)とは、製品やサービスが求められる品質基準を満たしているかを確認・保証する活動、またはその専門職(QAエンジニア)。

ワークライフバランス

わーくらいふばらんす

ワークライフバランス(仕事と生活の調和)とは、仕事(Work)と私生活(Life)のどちらかを犠牲にするのではなく、両方が充実し、相乗効果を生み出している状態。

派遣社員

はけんしゃいん

派遣社員とは、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、別の会社(派遣先)に派遣されて、その会社の指揮命令を受けて働く労働者。

労働組合

ろうどうくみあい

労働組合(ユニオン)とは、労働者が団結して、賃金の引き上げや労働環境の改善などを会社に要求するために作る組織。

高度プロフェッショナル制度

こうどぷろふぇっしょなるせいど

高度プロフェッショナル制度(高プロ)とは、年収1075万円以上で高度な専門知識を持つ職種(金融ディーラーやコンサルタントなど)を対象に、労働時間規制の対象外とする制度。

裁量労働制

さいりょうろうどうせい

裁量労働制とは、実際の労働時間に関わらず、「事前に決めた時間(例:1日8時間)」働いたとみなして給料を支払う制度。デザイナーや研究職など、時間の長さと成果が比例しない職種に適用される。

フレックスタイム制

ふれっくすたいむせい

フレックスタイム制とは、1日の始業・終業時刻を従業員自身が自由に決められる制度。必ず勤務しなければならない「コアタイム」と、いつでも良い「フレキシブルタイム」がある。

中小企業診断士

ちゅうしょうきぎょうしんだんし

中小企業診断士とは、中小企業の経営状態を診断し、経営改善のための助言や支援を行う、日本で唯一の経営コンサルティングの国家資格。

社会保険労務士

しゃかいほけんろうむし

社会保険労務士(社労士)とは、社会保険や労働保険の手続き代行、就業規則の作成、人事労務管理の相談などを行う国家資格。

個人事業主

こじんじぎょうぬし

個人事業主とは、法人(会社)を設立せずに、個人として独立して事業を行っている人のこと。

ジョブローテーション

じょぶろーてーしょん

ジョブローテーションとは、社員の能力開発のために、数年ごとに計画的に異なる部署や職種へ異動させる制度。

出向

しゅっこう

出向とは、現在の会社に籍を置いたまま、命令によって別の会社(子会社や関連会社)で勤務すること。籍を移す場合は「転籍」と呼ばれる。

試用期間

しようきかん

試用期間とは、企業が採用した人材を本採用する前に、能力や適性を見極めるために設ける期間(通常3ヶ月〜6ヶ月)。

産業医

さんぎょうい

産業医とは、企業において労働者が健康で快適に働けるよう、専門的な立場から指導・助言を行う医師のこと。従業員50人以上の事業場には選任義務がある。

ストレスチェック

すとれすちぇっく

ストレスチェックとは、労働安全衛生法に基づき、従業員50人以上の事業場で年に1回実施することが義務付けられている、労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査。

従業員支援プログラム

じゅうぎょういんしえんぷろぐらむ

EAP(従業員支援プログラム)とは、従業員が抱える個人的な悩み(メンタルヘルス、借金、家庭問題など)を解決するために、企業が提供するカウンセリングなどの支援サービス。

健康経営

けんこうけいえい

健康経営とは、従業員の健康管理を「コスト」ではなく、将来の収益性を高めるための「投資」と捉え、戦略的に実践すること。

医療経営支援機関

いりょうけいえいしえんきかん

MSO(医療経営支援機関)とは、医療機関(病院やクリニック)の経営部門(人事、経理、購買、マーケティングなど)を切り離して受託・代行する会社のこと。

医薬情報担当者

いやくじょうほうたんとうしゃ

MR(医薬情報担当者)とは、医師や薬剤師に対して自社の医薬品の有効性や安全性などの情報を提供し、適正な使用を促すとともに、副作用情報などを収集する製薬会社の営業担当者。

OODAループ

OODAるーぷ

OODAループとは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4段階を高速で回し、変化の激しい状況で迅速な意思決定を行うための理論。

EVM

EVM(Earned Value Management)

EVM(Earned Value Management)とは、プロジェクトの進捗状況を、「時間」ではなく「金銭的価値(金額)」に換算して定量的に管理する手法。

リソース管理

りそーすかんり

リソース管理とは、プロジェクトに必要な資源(人、モノ、金、時間)を適切に配分し、無駄なく最大限に活用すること。

マイルストーン

まいるすとーん

マイルストーンとは、プロジェクトの進行における、重要な中間目標地点や節目のこと。

ケプト

けぷと

KPT(ケプト)とは、プロジェクトの振り返り(レトロスペクティブ)で使われるフレームワーク。Keep(良かった・続ける)、Problem(悪かった・問題)、Try(次やる・挑戦)の3つを出して改善を図る。

スクラムマスター

すくらむますたー

スクラムマスター(SM)とは、スクラム開発が円滑に進むようにチームを支援(サーバントリーダーシップ)し、障害を取り除く役割の人。

プロダクトオーナー

ぷろだくとおーなー

プロダクトオーナー(PO)とは、スクラム開発において、製品(プロダクト)の価値を最大化することに責任を持つ役割の人。「何を作るか」を優先順位をつけて決定する。

スプリント

すぷりんと

スプリントとは、アジャイル開発(スクラム)において、1週間から1ヶ月程度の短い期間で区切られた、開発サイクルのこと。

Prince2

PRINCE2(PRojects IN Controlled Environments)

PRINCE2(PRojects IN Controlled Environments)とは、イギリス政府によって開発された、プロジェクトマネジメントの国際的な手法(メソッド)。

GTM戦略

じーてぃーえむせんりゃく

GTM戦略(Go-to-Market戦略)とは、新製品やサービスを市場に投入し、顧客に届けて実際に売上を作るまでの具体的な販売戦略プランのこと。

理想的な顧客像

りそうてきなこきゃくぞう

ICP(Ideal Customer Profile:理想的な顧客像)とは、自社のサービスにとって最も価値が高く、成約しやすい「企業」の条件(業種、規模、売上、地域など)を具体的に定義したもの。

戦略的提携

せんりゃくてきていけい

戦略的提携(ストラテジック・アライアンス)とは、企業同士がM&A(合併)まではせず、独立性を保ったまま、技術開発や販売協力などでパートナーシップを結ぶこと。

シナジー

しなじー

シナジー(相乗効果)とは、複数の企業や事業が協力・統合することで、単独で行う場合の合計よりも大きな成果を生み出すこと。

PMI

PMI(Post Merger Integration)

PMI(Post Merger Integration)とは、M&A(合併・買収)が成立した後に、当初計画した統合効果(シナジー)を最大限に引き出すために行われる、経営・業務・システム・意識などの統合プロセスのこと。

ピッチ

ぴっち

ピッチとは、スタートアップ企業が投資家に対して、自社のサービスや将来性を短時間でプレゼンテーションすること。

サステナビリティ

じぞくかのうせい

サステナビリティ(Sustainability)とは、環境・社会・経済の観点から、将来の世代の可能性を損なうことなく、現在の社会活動や経済活動を長期的に継続できる状態やシステムのこと。

M&A

M&A(Mergers and Acquisitions)

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、企業の合併(Mergers)と買収(Acquisitions)の総称。会社を買ったり売ったり、くっつけたりすること。

労働者派遣法

ろうどうしゃはけんほう

労働者派遣法とは、派遣労働者の権利保護や雇用の安定、キャリア形成などを目的とした法律。派遣期間の制限(原則3年)や、待遇の公平化などを定めている。

フリーランス保護新法

ふりーらんすほごしんぽう

フリーランス保護新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)とは、個人で働くフリーランスが、発注元企業から不当な扱い(買いたたきや報酬未払い)を受けないように保護するための法律。

SES契約

えすいーえすけいやく

SES(System Engineering Service)契約とは、ITエンジニアの技術力を提供する契約形態のこと。法律上は「準委任契約」にあたり、成果物の完成ではなく「一定期間働くこと(労働力の提供)」に対して報酬が支払われる。

給与前払いサービス

きゅうよまえばらいさーびす

給与前払いサービス(オンデマンドペイ)とは、給料日を待たずに、すでに働いた分の給与をスマホアプリなどから申請して、即時に受け取れる仕組み。

ポートフォリオワーカー

ぽーとふぉりおわーかー

ポートフォリオワーカーとは、一つの会社や仕事に依存せず、複数の仕事(本業、副業、ボランティアなど)を掛け持ちし、キャリアを資産の組み合わせ(ポートフォリオ)として管理する働き方。

大退職時代

だいたいしょくじだい

The Great Resignation(大退職時代)とは、コロナ禍以降のアメリカなどで、より良い労働条件や生き方を求めて、記録的な数の労働者が自発的に退職した社会現象。

目標管理制度

もくひょうかんりせいど

MBO(目標管理制度)とは、ドラッカーが提唱した手法で、期初に個人またはチームの目標を設定し、その達成度合いによって評価を決める制度。

従業員体験

じゅうぎょういんたいけん

EX(Employee Experience:従業員体験)とは、入社から退職までの間に、社員が会社で経験するすべての体験(業務、人間関係、福利厚生、評価など)の質を高めようとする考え方。

機械学習エンジニア

きかいがくしゅうえんじにあ

機械学習エンジニアとは、機械学習のアルゴリズムを使ってAIモデルを構築、実装、運用する専門職のこと。

SLG

SLG(Sales-Led Growth)

SLG(Sales-Led Growth)とは、営業担当者が顧客と商談を行い、製品の価値を説明して契約を獲得・拡大していく、従来型の成長戦略。

パラダイムシフト

ぱらだいむしふと

パラダイムシフトとは、ある時代や分野において当然と考えられていた認識の枠組み(パラダイム)が、革命的に変化すること。

ロジカルシンキング

ろじかるしんきんぐ

ロジカルシンキング(論理的思考)とは、物事を筋道立てて整理・分析し、矛盾なく結論を導き出す思考法。感情や直感に頼らず説得力を持たせるために不可欠。

マキャベリズム

まきゃべりずむ

マキャベリズムとは、ニッコロ・マキャヴェッリが著書『君主論』で説いた、「目的(国の維持・発展)のためなら、手段を選ばず、時には非道な行いも許される」という政治思想。

徹底的な率直さ

てっていてきなそっちょくさ

Radical Candor(ラディカル・キャンダー:徹底的な率直さ)とは、上司が部下に対し、「個人的に関心を持つ(優しさ)」と「直接的に挑戦する(厳しさ)」を両立させてフィードバックを行うマネジメント手法。

アイスブレイク

あいすぶれいく

アイスブレイクとは、会議や研修の冒頭に行う、緊張をほぐすための短い雑談やゲームのこと。

KJ法

けーじぇーほう

KJ法とは、ブレインストーミングなどで出た大量のアイデアをカード(付箋)に書き出し、似たものをグループ化して図解することで、情報の整理や問題解決を行う手法。

人事評価

じんじひょうか

人事評価(パフォーマンスレビュー)とは、一定期間における社員の業績、能力、勤務態度などを評価し、給与や昇進に反映させる仕組みのこと。

ハイブリッドワーク

はいぶりっどわーく

ハイブリッドワークとは、オフィスへの「出社」と「リモートワーク」を組み合わせ、業務内容や都合に合わせて働く場所を柔軟に選べる働き方。

マイクロマネジメント

まいくろまねじめんと

マイクロマネジメントとは、上司が部下の業務に対し、些細なことまで過干渉し、逐一指示やチェックを行う管理スタイルこと。

ケージーアイ

けーじーあい

KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とは、企業やプロジェクトが最終的に達成すべきゴール(成果)を定量的な数値で表したもの。「売上高」「利益率」「成約件数」などがこれにあたる。

ユニコーン企業

ゆにこーんきぎょう

ユニコーン企業とは、創業10年以内で、評価額が10億ドル(約1500億円)以上の未上場ベンチャー企業のこと。

M&A

M&A(Mergers and Acquisitions)

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、企業の合併(Mergers)と買収(Acquisitions)の総称。会社を売ったり買ったりして、事業を拡大・再編すること。

先行者利益

せんこうしゃりえき

先行者利益とは、新しい市場に一番乗りで参入した企業が得られる、独占的な地位、ブランド認知、技術の蓄積などのメリットのこと。

ピラミッドストラクチャー

ぴらみっどすとらくちゃー

ピラミッドストラクチャーとは、一つの「主張(結論)」を頂点とし、それを支える複数の「根拠」をピラミッド状に配置して、論理の構造を整理する手法のこと。

7Sフレームワーク

7Sふれーむわーく

7Sフレームワークとは、マッキンゼー社が提唱した、組織の全体像を「ハードの3S(戦略、組織、システム)」と「ソフトの4S(価値観、スキル、人材、スタイル)」の7要素で分析する手法。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

ぷろだくと・ぽーとふぉりお・まねじめんと

PPMとは、複数の事業を持つ企業が、各事業への資源配分(ヒト・モノ・カネ)を最適化するために、「市場成長率」と「市場シェア」の2軸で事業を分類・分析する手法。

目標管理制度

もくひょうかんりせいど

MBO(目標管理制度)とは、ドラッカーが提唱したマネジメント手法で、上司から一方的にノルマを与えるのではなく、個人が自ら目標を設定し、その達成度合いによって評価を行う仕組みのこと。

スポットライト効果

すぽっとらいとこうか

スポットライト効果とは、自分の外見や行動が、実際以上に他人から注目されている(まるでスポットライトを浴びているかのように)と思い込んでしまう心理的バイアス。

タム・サム・ソム

たむ・さむ・そむ

TAM・SAM・SOMとは、市場規模を3段階(最大市場、有効市場、獲得可能市場)に分けて推計するフレームワークのことである。

データネットワーク効果

でーたねっとわーくこうか

データネットワーク効果とは、ユーザーが増えるほど多くのデータが集まり、その学習データによってAIやアルゴリズムが賢くなり、さらにサービスが便利になってユーザーが増える、という好循環のことである。

シリーズA・B・C

しりーずえー

シリーズA・B・Cとは、スタートアップ企業が投資家(VC)から資金調達をする際の、成長段階(ラウンド)を表す区分である。

ユニコーンきぎょう

ゆにこーんきぎょう

ユニコーン企業とは、評価額が10億ドル(約1500億円)以上の、未上場のテクノロジー系スタートアップ企業のこと。

MVP

えむぶいぴー

MVP(Minimum Viable Product)とは、顧客に価値を提供できる「必要最小限の機能」を備えた製品のことである。完成品を作る前に、低コストで仮説を検証し、顧客の反応を見るために作られる。

レッドオーシャン

れっどおーしゃん

レッドオーシャン(赤い海)とは、多くの競合がひしめき合い、激しい価格競争やシェア争いが行われている既存の成熟市場のことである。競争により、海が血で赤く染まっている様子に喩えられる。

ギグワーカー

ぎぐわーかー

ギグワーカーとは、インターネット上のプラットフォームを介して、単発(ギグ)の仕事を請け負って働く労働者のこと。Uber Eatsの配達員などが代表例。

副業

ふくぎょう

副業(Side Job)とは、本業以外の仕事に従事して収入を得ること。2018年の「モデル就業規則」改定により、日本でも「原則禁止」から「原則容認」へと大きく舵が切られた。

デジタルトランスフォーメーション

でじたるとらんすふぉーめーしょん

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデータとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

パラレルキャリア

ぱられるきゃりあ

パラレルキャリアとは、ピーター・ドラッカーが提唱した概念で、本業を持ちながら、並行して「第二の活動(副業、NPO、ボランティア、学びなど)」を行うこと。単なる小遣い稼ぎではなく、自己実現や社会貢献、スキルの幅を広げることが目的。

スケールアウト

スケールアウト

ビジネスにおけるスケールアウト(Scale Out)とは、成功した事業モデルや仕組みを、他のエリアや他のジャンルに横展開することで、事業規模を拡大させることである。 ITインフラ用語の「サーバーの台数を増やして処理能力を高める」という意味から転じた言葉。例えば、1店舗目で成功した飲食店のノウハウを...

IR

IR

IR(Investor Relations:インベスター・リレーションズ)とは、企業が株主や投資家に対して、経営状況や財務内容、今後の業績見通しなどの情報を正確かつ公平に提供する活動のことである。 「投資家向け広報」とも訳される。決算説明会の開催、有価証券報告書の公開、統合報告書の発行などがこれに...

KPIツリー

KPIツリー

KPIツリーとは、最終的な目標(KGI:売上など)を達成するために必要な要素(KPI)を、ロジックツリーの形で分解・構造化した図のことである。 例えば「売上」を「客数 × 客単価」に分解し、さらに客数を「新規 × リピート」に分解していく。これにより、ボトルネックがどこにあるのか(どの数値を改善す...

リモートワーク

リモートワーク

リモートワーク(テレワーク)とは、オフィスに出社せず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、離れた場所(リモート)で働くことである。 ICT(情報通信技術)の発達により可能となった。通勤時間の削減、育児・介護との両立、居住地の自由化など、従業員にとってメリットが大きいだけでなく、企業にとってもオ...

アンラーニング

アンラーニング

アンラーニング(Unlearning:学習棄却)とは、過去に習得した知識や成功体験、古いやり方が、現在の環境では通用しなくなった時に、それらを意識的に捨て去り(手放し)、新しいスタイルを取り入れることである。 単に忘れることではなく、「学びほぐす」こと。変化の激しい現代においては、過去の成功体験が...

インクルージョン

インクルージョン

インクルージョン(Inclusion:包摂/受容)とは、多様な人材(ダイバーシティ)が、単にそこにいるだけでなく、それぞれの違いを認め合い、対等に関わりながら、組織の一員として受け入れられ、能力を発揮できている状態のことである。 「ダイバーシティ(多様な人がいること)」があっても、それが活かされて...

ダイバーシティ

ダイバーシティ

ダイバーシティ(Diversity:多様性)とは、性別、年齢、国籍、宗教、障がいの有無、性的指向など、さまざまな属性や価値観を持つ人材を積極的に受け入れ、活かしていこうとする考え方のことである。 「みんな違って、みんないい」という理念的な意味だけでなく、ビジネスにおいては、同質な集団よりも多様な集...

OpenAI

OpenAI

OpenAI(オープンAI)とは、人工知能(AI)の研究・開発を行うアメリカの非営利団体およびその傘下の営利企業である。2015年にイーロン・マスクやサム・アルトマンらによって設立された。 「人類全体に利益をもたらす形で、汎用人工知能(AGI)を確実に開発すること」をミッションに掲げている。Cha...

ウィンザー効果

ウィンザー効果

ウィンザー効果(Windsor Effect)とは、当事者(売り手)が直接発信する情報よりも、利害関係のない第三者(顧客や友人)から発信された情報の方が、より信頼性が高いと感じられる心理効果のことである。 企業が「ウチの商品は最高です!」と宣伝するよりも、SNS上の一般ユーザーが「これすごく良かっ...

ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果(Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人が、実際の評価よりも自分を高く評価してしまう(過信してしまう)認知バイアスのことである。 「能力が低い人は、自分の能力の低さを認識するためのメタ認知能力も低いため、自分が劣っていることに気づけない」というパラド...

スペースX

スペースX

スペースX(SpaceX:Space Exploration Technologies Corp.)とは、イーロン・マスク氏によって2002年に設立された、アメリカの宇宙開発企業である。 「人類を多惑星種族にする(火星移住)」という壮大な目標を掲げている。最大の特徴は、一度打ち上げたロケットを垂直...

サブスクリプション

さぶすく

サブスクリプション(Subscription)とは、製品やサービスを「売り切り」で販売するのではなく、利用期間(月額や年額)に対して対価を受け取るビジネスモデル。

NPS

NPS

NPS(Net Promoter Score:ネットプロモータースコア)とは、顧客ロイヤルティ(企業やブランドへの愛着・信頼度)を数値化する指標のことである。 「あなたはこの商品を親しい友人や家族に勧めたいと思いますか?」という究極の質問を行い、0〜10点の11段階で評価してもらう。9〜10点を「...

FRB

FRB

FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)とは、アメリカ合衆国の中央銀行制度(FRS)を統括する最高意思決定機関のことである。日本における「日本銀行」に相当する。 「雇用の最大化」と「物価の安定」という2つの使命(デュアル・マンデート)を掲げ、政策金利の上げ下げや量的...

ROE

ROE

ROE(Return On Equity:自己資本利益率)とは、企業が株主から集めた資金(自己資本)をどれだけ効率よく使って利益を上げたかを示す指標のことである。 「当期純利益 ÷ 自己資本 × 100」で算出される。この数値が高いほど、企業が株主の資金を無駄なく活用して効率的に稼いでいる「優良企...

NVIDIA

NVIDIA

NVIDIA(エヌビディア)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く、世界最大手の半導体メーカーである。 元々はゲーム用のグラフィックボード(GPU)を作るメーカーとして知られていたが、そのGPUがAIの計算処理(ディープラーニング)に極めて適していることが判明し、現在のAIブームをハードウ...

4P Marketing

4P Marketing

4P(マーケティングミックス)とは、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)の4要素を組み合わせて、誰にどうやって売るかを決める実行戦略。

McKinsey 7S

McKinsey 7S

McKinsey 7S Framework(7Sフレームワーク)とは、組織の全体像を「ハードの3S」と「ソフトの4S」という7つの要素に分けて分析する手法。

MECE

MECE

MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「漏れなく、ダブりなく」物事を分類・整理するロジカルシンキングの基本ルール。

FOMO

FOMO

FOMO(Fear Of Missing Out/取り残される恐怖)とは、自分だけが楽しいことや有益な情報を逃しているのではないかと不安になり、常にSNSなどをチェックしてしまう強迫観念。

Reciprocity

Reciprocity

Reciprocity(返報性の原理)とは、他人から何か施しや親切を受けると、「お返しをしなければ申し訳ない」という感情が湧き、借りを返そうとする心理的義務感。

ゴールデンサークル

ごーるでんさーくる

ゴールデンサークルとは、コンサルタントのサイモン・シネックが提唱した、人々の心を動かし行動を促すためのコミュニケーション理論。「Why(なぜ)→How(どうやって)→What(何を)」の順番で語ることが重要だとする。

Vesting

Vesting

Vesting(ベスティング/権利確定)とは、ストックオプションや株式を付与する際、一定期間勤務し続けることなどを条件に、段階的に権利を行使できるようにする仕組み。

エコノミック・モート

けいざいのほり

エコノミック・モート(経済の堀)とは、著名投資家ウォーレン・バフェットが提唱した概念。競合他社が容易に真似できない、その企業を守る強固な競争優位性のこと。

ソム

そむ

SOM(Serviceable Obtainable Market)とは、SAM(ターゲット市場)のうち、自社のリソース(人員、予算)や競合環境を考慮して、現実的に獲得可能と見込まれる市場規模(売上目標シェア)。

SAM

SAM

SAM(Serviceable Available Market/顧客到達可能な市場規模)とは、TAMのうち、自社のビジネスモデルや地理的条件などで、実際にアプローチ可能な市場の範囲。

K-Factor

K-Factor

K-Factor(K係数/ウイルス係数)とは、1人の既存ユーザーが、平均して何人の新規ユーザーを連れてくるかを示す指標。

Viral Loop

Viral Loop

Viral Loop(バイラルループ)とは、ユーザーが製品を使い、気に入って友人を招待し、その友人がまた別の友人を招待する…という、自己増殖的な成長サイクル。

SWOT Analysis

SWOT Analysis

SWOT分析とは、自社の外部環境(機会、脅威)と内部環境(強み、弱み)をマトリクスで整理し、戦略を立案するフレームワーク。

OKR

OKR

OKR(Objectives and Key Results)とは、IntelやGoogleが採用している目標管理フレームワーク。野心的な目標(O)と、それを測定する主要な結果(KR)をセットにする。

KGI

KGI

KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)とは、ビジネスの最終的なゴールとなる数値目標(売上高、利益、成約件数など)。

KPI

KPI

KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)とは、目標(KGI)を達成するためのプロセスが順調かどうかを計測する中間指標。

Switching Cost

Switching Cost

Switching Cost(スイッチングコスト)とは、顧客が現在利用している製品やサービスから、他社のものに乗り換える際に発生する金銭的・心理的な負担のこと。

Network Externalities

Network Externalities

Network Externalities(ネットワーク外部性)とは、ある製品やサービスを使う人が増えることが、他の利用者にも利益(正の外部性)または不利益(負の外部性)を与えること。

Freemium

Freemium

Freemium(フリーミアム)とは、基本的なサービスを無料で提供し、高度な機能や追加機能に対して課金するビジネスモデル。

シナジーこうか

しなじーこうか

シナジー効果(相乗効果)とは、複数の要素(企業、事業、人など)が組み合わさることで、それぞれが単独で活動するよりも大きな成果を生み出すこと。「1+1」が2ではなく、3にも10にもなる現象。

Series A

Series A

Series A(シリーズA)とは、スタートアップの資金調達ラウンドの一つで、PMFを達成し、これから本格的にビジネスを拡大する段階での投資のこと。

Unicorn

Unicorn

Unicorn(ユニコーン企業)とは、評価額が10億ドル(約1500億円)以上の、未上場のスタートアップ企業のこと。

IPO

IPO

IPO(Initial Public Offering/新規株式公開)とは、未上場の企業が、自社の株式を証券取引所に上場し、誰でも株を買えるようにすること。

D2C

D2C

D2C(Direct to Consumer)とは、メーカーが仲介業者(問屋や小売店)を通さず、自社のECサイトなどで直接消費者に商品を販売するビジネスモデル。

O2O

O2O

O2O(Online to Offline)とは、ネット(Online)で集客し、実店舗(Offline)に送客・誘導する施策のこと。クーポン配信などが典型例。

MRR

MRR

MRR(Monthly Recurring Revenue/月次経常収益)とは、毎月決まって入ってくる売上のこと。初期費用や単発の売上を除いた、サブスクリプションビジネスの実力を測る最重要指標。

MVP

MVP

MVP(Minimum Viable Product)とは、顧客に価値を提供できる最小限の機能を備えたプロダクト(実用最小限の製品)。

LTV

LTV

LTV(Life Time Value/顧客生涯価値)とは、ある顧客が取引を開始してから終了するまでの間に、企業にもたらしてくれた利益の総額。

RFI

RFI

RFI(Request for Information/情報提供依頼書)とは、RFPを作る前に、ベンダーに対して「御社はどんな技術を持ってますか?」「一般的にいくらくらいかかりますか?」と広く情報を集めるための文書。

RFP

RFP

RFP(Request for Proposal/提案依頼書)とは、システム開発などを発注する企業が、ITベンダーに対して「こういうシステムを作りたいので提案してください」と依頼する文書。

SOW

SOW

SOW(Statement of Work/作業範囲記述書)とは、プロジェクトにおいて「何をどこまでやるか」を具体的に定義した文書。

Know-How

Know-How

Know-How(ノウハウ)とは、企業などが持っている、言葉やマニュアルにしにくい独自の技術や経験則のこと。

Trademark

Trademark

Trademark(商標権)とは、商品やサービスの「名前」や「ロゴマーク」を独占的に使用できる権利。特許庁に登録することで発生する。

Moral Harassment

Moral Harassment

Moral Harassment(モラルハラスメント/モラハラ)とは、言葉や態度による精神的な暴力や嫌がらせ。大人のいじめ。

Sexual Harassment

Sexual Harassment

Sexual Harassment(セクシャルハラスメント/セクハラ)とは、相手の意に反する性的言動により、不快な思いをさせたり、職場環境を悪化させたりすること。

Power Harassment

Power Harassment

Power Harassment(パワーハラスメント/パワハラ)とは、職場の優位性(上司など)を背景に、業務の適正範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為。

NDA

NDA

NDA(Non-Disclosure Agreement/秘密保持契約)とは、仕事で知った相手の秘密情報(技術や顧客リストなど)を、第三者に漏らさないことを約束する契約書。

GDPR

GDPR

GDPR(General Data Protection Regulation/EU一般データ保護規則)とは、ヨーロッパ(EU)で定められた、個人のプライバシーデータを厳重に守るための法律。

Value

Value

Value(バリュー/行動指針)とは、ミッションやビジョンを達成するために、社員が日々の仕事で大切にすべき価値観や行動ルール。

Vision

Vision

Vision(ビジョン/将来像)とは、ミッションを実現した先に「どのような未来を作りたいか」を示した具体的なゴールや風景。

Mission

Mission

Mission(ミッション/使命)とは、その企業が「何のために存在しているのか」という根本的な理由や目的のこと。

SDGs

SDGs

SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)とは、2030年までに世界が達成すべき17の目標。国連で採択された。

PPM

PPM

PPM(Product Portfolio Management)とは、自社の事業を「市場成長率」と「シェア」の2軸で4つに分類(花形、金のなる木、問題児、負け犬)し、投資配分を決める手法。

PLG

PLG

PLG(Product-Led Growth)とは、営業マンが売り込むのではなく、「プロダクト(製品)そのものの力」でユーザーを集め、成長していく戦略。

KPI

KPI

KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)とは、目標を達成するために、「今どういう状態か」を数値化した中間目標のこと。

OKR

OKR

OKR(Objectives and Key Results)とは、Googleなどが採用している目標管理手法。「O(野心的な目標)」と「KR(その達成を測る数値)」をセットにする。

Scrum

Scrum

Scrum(スクラム)とは、アジャイル開発の代表的なフレームワークの一つ。ラグビーのスクラムのように、チーム全員が一体となって開発を進める手法。

RPA

RPA

RPA(Robotic Process Automation)とは、今まで人間がPCで行っていた「定型作業(コピペや入力)」を、ロボット(ソフトウェア)に代行させて自動化する技術。

MLM

MLM

MLM(Multi-Level Marketing/マルチ商法)とは、会員が新規会員を勧誘し、その新規会員が商品を売ったりさらに誰かを勧誘したりすると、親会員にマージンが入る連鎖的な販売システム。

カミソリと替刃モデル

かみそりとかえばもでる

カミソリと替刃モデル(Razor and Blades Model)とは、本体製品(カミソリの柄)を無料や低価格で提供して普及させ、消耗品や関連製品(替え刃)を継続的に高値で販売することで、長期的な利益を上げる収益モデル。

Profit loss statement

Profit loss statement

Profit and Loss Statement(損益計算書/P/L)とは、会社の「ある期間(1年間など)の」儲けの成績を表した決算書。

ROI

ROI

ROI(Return On Investment/投資利益率)とは、投資した金額に対して、どれだけの利益が得られたかを示す指標(コスパ)。

セイタイケイ

えこしすてむ

エコシステム(生態系)とは、ある環境におけ生物同士の相互依存関係のこと。ビジネスにおいては、複数の企業、製品、サービスが連携し合い、全体として大きな利益や価値を生み出す「経済圏」を指す。

従業員満足度

ES

ES(Employee Satisfaction)とは、従業員が職場環境、待遇、業務内容、人間関係などにどの程度満足しているかを示す指標のこと。「従業員満足度」と訳される。

チンギス・ハン

ちんぎす・はん

チンギス・ハン(Genghis Khan / 成吉思汗)は、13世紀初頭にモンゴル高原の遊牧諸部族を統一し、史上空前の規模となるモンゴル帝国の基礎を築いた初代皇帝。

地球温暖化

ちきゅうおんだんか

地球温暖化とは、人間の産業活動によって排出される二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが大気中に急増し、地球全体の平均気温が長期的に上昇する現象のこと。

ニッチせんりゃく

にっちせんりゃく

ニッチ戦略(Niche Strategy)とは、大企業が狙わない規模の小さな市場(隙間市場)にあえてターゲットを絞り、その特定の領域で圧倒的なシェアと利益を確保する経営戦略。

おもてなし

おもてなし

おもてなしとは、見返りを求めず、相手のことを深く思いやり、期待を超える気遣いや振る舞いをすること。日本独自のホスピタリティ精神。

アウトソーシング

あうとそーしんぐ

アウトソーシングとは、業務の一部を外部の専門企業や個人に委託すること。社内のリソースを「コア業務(利益を生む重要業務)」に集中させるために行われる。

プロダクトライフサイクル

ぷろだくとらいふさいくる

プロダクトライフサイクル(PLC)とは、製品が市場に登場してから姿を消すまでのプロセスを「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4段階に分けたモデル。

ユーエスピー

ゆーえすぴー

USP(Unique Selling Proposition)とは、マーケティング用語で「独自の売り」のこと。競合他社にはない、自社だけが顧客に提供できる独自の強みやメリットを指す。

ファウンダーマーケットフィット

FMF

Founder Market Fit (FMF)とは、創業者(Founder)とその事業が挑む市場(Market)との適合性(Fit)のこと。「なぜ、あなたがその課題を解くのか?」という問いに対する納得感や必然性。

シリーズシー

しりーずしー

シリーズCとは、スタートアップの投資ラウンドの一つ。事業が軌道に乗り、黒字化や海外展開などの大規模な拡大を目指す「レイターステージ」における資金調達のこと。

株主間契約

かぶぬしかんけいやく

株主間契約(Shareholders Agreement: SHA)とは、会社とは別に、株主同士の間で締結される契約のこと。主にスタートアップが投資家(ベンチャーキャピタル)から出資を受ける際、会社の運営ルールや株式の取り扱いに合意するために結ばれる。

エスエックス

えすえっくす

SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とは、企業の「稼ぐ力(事業の持続可能性)」と「社会貢献(環境・社会の持続可能性)」を両立させ、長期的に成長し続ける経営体質への変革のこと。

プロボノ

ぷろぼの

専門家が職業上のスキルや知識を活かして行う社会貢献活動(無料奉仕)。

デジュリスタンダード

でじゅりすたんだーど

ISO(国際標準化機構)やJIS(日本産業規格)などの公的機関によって正式に定められた標準規格。

デファクトスタンダード

でふぁくとすたんだーど

公的な機関によって定められた規格ではないが、市場競争に勝ち残り、事実上の標準として広く普及している規格。

ステータス・クオ

すてーたすくお

「現状」。現在の状態や体制を維持すること。

TOC

てぃーおーしー

「制約理論」。システム全体のパフォーマンスは、最も弱いプロセス(ボトルネック)によって制約されるとし、そこを重点的に改善することで全体最適を目指す管理手法。

VMI

ぶいえむあい

ベンダー(納入業者)が顧客(小売店や工場)の在庫情報を共有し、補充の決定と在庫管理を代行する方式。

オフボーディング

おふぼーでぃんぐ

従業員が退職する際の一連の手続きやプロセスのこと。PC回収などの事務手続きだけでなく、引継ぎや出口面談(Exit Interview)も含み、良好な関係での退社を目指す。

マウントを取る

まうんとをとる

マウントを取るとは、会話の中で自分の優位性(年収、学歴、幸せ度など)をアピールし、相手より上の立場に立とうとすること。

兼業

けんぎょう

兼業とは、本業を持ちながら、別の仕事(農業や事業など)も行うこと。「副業」と近いが、より本格的・継続的に行うニュアンスが含まれる場合がある。

エンプロイーエクスペリエンス

えんぷろいーえくすぺりえんす

エンプロイーエクスペリエンス(EX:従業員体験)とは、従業員が入社してから退職するまでの間に、組織内で経験するすべての出来事や環境の質のこと。給与や福利厚生だけでなく、業務のやりがい、人間関係、オフィス環境、使用するITツール、心身の健康(ウェルビーイング)などが含まれる。「従業員満足度(ES)」を一歩進めた概念であり、EXが高いとエンゲージメントが向上し、結果として優れたCX(顧客体験)や業績に繋がると考えられている。

社会的証明の原理

しゃかいてきしょうめいのげんり

社会的証明の原理とは、心理学者ロバート・チャルディーニが提唱した、人は判断に迷った時、「周囲の人々の行動や評価」を判断基準にするという心理傾向のこと。「みんなが使っているなら良いものだろう」「行列ができている店は美味しいはずだ」と考える心理であり、マーケティングにおいて、導入実績、ランキングNo.1の表記、お客様の声(レビュー)などが効果的である根拠となっている。

ゲリラマーケティング

げりらまーけてぃんぐ

ゲリラマーケティングとは、低予算で従来の慣習にとらわれない奇抜なアイデアや手法を用い、消費者に強烈なインパクトを与えて話題性(バズ)を狙う宣伝戦略のこと。1984年にジェイ・コンラッド・レビンソンが提唱した。大企業のような資金力がなくても、知恵と創造性で対抗できる「弱者の戦略」として知られる。街頭でのフラッシュモブや、意表を突く場所への広告掲出などが例として挙げられる。

組織市民行動

そしきしみんこうどう

組織市民行動(OCB)とは、職務記述書(ジョブディスクリプション)などで公式に義務付けられた業務ではないが、従業員が自発的に行い、結果として組織の効果性を高める行動のこと。「役割外行動」とも呼ばれる。困っている同僚を助ける、新入社員の面倒を見る、オフィスの美化に努める、組織の評判を高めるような言動をするなどが該当する。

組織効力感

そしきこうりょくかん

組織効力感(コレクティブ・エフィカシー)とは、「自分たちの組織やチームなら、目標を達成できる」という組織全体に対する共有された自信や信念のこと。アルバート・バンデューラが提唱した「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」の概念を組織レベルに拡張したものである。組織効力感が高いチームは、高い目標を設定し、困難に直面しても諦めずに粘り強く努力する傾向がある。

ロジカルライティング

ろじかるらいてぃんぐ

ロジカルライティングとは、論理的思考(ロジカルシンキング)に基づいて、読み手にとって分かりやすく、説得力のある文章を書く技術のこと。「結論ファースト」「事実と意見の区別」「一貫性のある論理構成」などを重視し、ビジネスメール、報告書、提案書などの作成において必須のスキルとされる。代表的な手法に、情報をピラミッド構造で整理する「ピラミッド・ストラクチャー」がある。

エッセンシャル思考

えっせんしゃるしこう

エッセンシャル思考とは、グレッグ・マキューンが著書で提唱した、「より少なく、しかしより良く(Less but better)」を追求する思考法のこと。大多数の物事は無価値であるという前提に立ち、本当に重要な1%の本質的なことを見極め、それ以外を潔く捨て去ることで、最大の成果を上げることを目指す。「断る勇気」を持ち、エネルギーを一点集中させることが重要だと説く。

PESOモデル

ぺそもでる

PESOモデルとは、企業のマーケティング・コミュニケーション戦略において活用すべき4つのメディアチャネルを整理したフレームワークのこと。「Paid(ペイドメディア:広告)」「Earned(アーンドメディア:広報・口コミ)」「Shared(シェアドメディア:SNS)」「Owned(オウンドメディア:自社サイト)」の頭文字を取っている。従来のトリプルメディア(Paid, Earned, Owned)に、SNSによる共有(Shared)の重要性を加えて拡張した概念である。

ショッパブル広告

しょっぱぶるこうこく

ショッパブル広告とは、画像や動画などの広告コンテンツ内に「購入ボタン」や「商品タグ」が埋め込まれており、ユーザーがタップするだけでその場から直接商品を購入できる(または購入ページへ即座に遷移できる)インタラクティブな広告のこと。InstagramやTikTokなどのSNS、YouTubeなどの動画プラットフォームで導入が進んでおり、認知から購入までのステップを短縮し、離脱を防ぐ効果がある。

デジタルトランスフォーメーション

でじたるとらんすふぉーめーしょん

単なるIT化ではなく、価値創造や競争力強化につなげる取り組み。

ストレングス・ファインダー

すとれんぐすふぁいんだー

ストレングス・ファインダーとは、ギャラップ社が開発した、自分の「強み(才能の原石)」を見つけるための診断ツール。34の資質の中からトップ5を知ることができる。

プロティアン・キャリア

ぷろてぃあんきゃりあ

プロティアン・キャリアとは、環境の変化に応じて、自分の意志で変幻自在にキャリアを形成していくこと。組織よりも個人の心理的成功を重視する。ギリシャ神話のプロテウスに由来。

ランチェスターの法則

らんちぇすたーのほうそく

ランチェスターの法則とは、元々は軍事における戦闘員の減少度合いを数理モデル化したもの。現在は、強者の戦略(広域戦・確率戦)と弱者の戦略(局地戦・接近戦)という経営戦略に応用されている。

サブプライムローン

さぶぷらいむろーん

サブプライムローンとは、アメリカで信用力の低い(Subprime)個人向けに行われていた住宅ローンのこと。これの焦げ付きが、2008年のリーマンショック(世界金融危機)の引き金となった。

OODA(ウーダ)ループ

うーだ

OODA(ウーダ)ループとは、Observe(観察)、Orient(情勢判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4段階を高速で回す意思決定プロセス。変化の激しい状況下での迅速な判断に適している。

レイオフ

れいおふ

レイオフ(一時解雇)とは、企業の業績悪化に伴い、再雇用を前提として一時的に従業員を解雇すること。欧米で一般的だが、日本では整理解雇(リストラ)と同義で使われることが多い。日本の解雇規制は厳しいため、希望退職の募集などが先に行われる。

T型人材

てぃーがたじんざい

T型人材とは、特定の専門分野における深い知識(縦棒「I」)と、幅広いジャンルの知識や知見(横棒「ー」)を兼ね備えた人材のこと。専門性を持ちつつ、他分野とも連携できるため、イノベーションを起こしやすいとされる。

ペネトレーション・プライス

ぺねとれーしょんぷらいす

ペネトレーション・プライス(市場浸透価格)とは、新製品の導入期に、採算のとれるギリギリの低価格を設定し、一気に市場シェアを獲得(浸透)しようとする価格戦略のことである。PayPayの初期キャンペーンなどがこれにあたる。

スキミング・プライス

すきみんぐぷらいす

スキミング・プライス(上澄み吸収価格)とは、新製品の導入期に、富裕層や流行に敏感な層(イノベーター)をターゲットとして高めの価格を設定し、開発コストを早期に回収する価格戦略のことである。iPhoneなどが代表例。

ロスリーダー

ろすりーだー

ロスリーダー(おとり商品)とは、採算度外視の激安価格で販売し、集客の目玉とする商品のことである。その商品自体は赤字(Loss)でも、来店した客が他の利益率の高い商品を一緒に買う(ついで買い)ことで、店全体として利益を出す戦略(リーダー)。

エッセンシャルワーカー

えっせんしゃるわーかー

エッセンシャルワーカーとは、医療、介護、保育、運送、スーパーマーケット、ごみ収集、公共交通機関など、社会生活の維持に不可欠な(Essential)業務に従事する労働者のことである。パンデミックや災害時においても、現場で業務を継続する必要があり、その社会的価値が見直されている。

経営統合

ぴーえむあい

PMI(経営統合)とは、M&A成立後の統合プロセスのことである。経営戦略、組織構造、業務フロー、ITシステム、人事制度、そして企業文化などを有機的に統合し、当初期待していたシナジー効果を最大限に発揮させるための最重要フェーズである。M&Aの成否はPMIで決まると言われる。

買収防衛策

ばいしゅうぼうえいさく

買収防衛策とは、敵対的買収を阻止または困難にするために、あらかじめ導入しておく対抗措置の総称である。新株予約権を発行して買収者の持株比率を下げるポイズンピル(毒薬条項)や、友好的な第三者に買収してもらうホワイトナイト(白馬の騎士)などがある。

株主総会

かぶぬしそうかい

株主総会とは、株式会社における最高意思決定機関である。株主が集まり、取締役の選任・解任、定款変更、計算書類の承認、剰余金の配当などの重要事項を決定(決議)する。定時株主総会と臨時株主総会がある。

基本合意書

えむおーゆー

MOU(基本合意書/覚書)とは、正式な契約を締結する前の段階で、両社が合意した事項(提携の目的、範囲、役割分担など)を確認して文書化したものである。法的拘束力を持たない場合も多いが、交渉の道筋をつける重要なマイルストーンとなる。

秘密保持契約

えぬでぃーえー

NDA(秘密保持契約)とは、取引を行う際に、営業秘密や個人情報などの機密情報を第三者に開示・漏洩しないことを約束する契約のことである。M&Aの検討、業務提携、システム開発委託など、外部と情報を共有する場面で必ず締結される。

手形割引

てがたわりびき

手形割引とは、支払期日が来ていない手形(約束手形)を、銀行などに買い取ってもらい、期日までの利息分(割引料)を差し引いた現金を受け取ること。

解雇予告

かいこよこく

解雇予告とは、従業員を解雇する場合、原則として30日以上前に予告しなければならないという労働基準法のルール。即時解雇する場合は、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払う必要がある。

配当控除

はいとうこうじょ

配当控除とは、株の配当金などを総合課税で確定申告した場合に、一定金額を所得税・住民税から差し引くことができる制度(税額控除)。

動的解析

どうてきかいせき

動的解析とは、実際にプログラムを実行し、その動作やメモリの使用状況、通信内容などを監視・測定してバグや性能ボトルネックを検出する検証手法。メモリリークや並行処理の問題など、実行して初めてわかる振る舞いを調査できる。

感情労働

かんじょうろうどう

感情労働とは、肉体や頭脳だけでなく、「感情の抑制や演出」が業務の不可欠な要素として求められる労働のこと。A.R.ホックシールドが提唱。

給与所得

きゅうよしょとく

給与所得とは、会社員や公務員などが勤務先から受ける給料、賞与(ボーナス)などの所得のこと。

エクイティスプレッド

えくいてぃすぷれっど

エクイティスプレッドとは、企業の「資本効率(ROE)」と「株主資本コスト(株主が求める期待収益率)」の差のこと。

従業員満足度

じゅうぎょういんまんぞくど

ES(Employee Satisfaction)とは、職場環境や業務内容、待遇などに対して従業員がどの程度満足しているかを表す度合い。ESが高まると生産性やサービスの質(CS)も向上するという「サービスの収益連鎖」の考え方が重要視されている。

経験曲線効果

けいけんきょくせんこうか

経験曲線効果とは、製品の累積生産量が増えるにつれて、作業の習熟や効率化が進み、単位あたりのコスト(製造原価)が一定の割合で低下していく現象。

フィジビリティスタディ

ふぃじびりてぃすたでぃ

フィジビリティスタディ(FS)とは、新規事業やプロジェクトの計画段階において、それが技術的・資金的・法的に実現可能かどうかを事前に調査・検証すること。

決算

けっさん

決算とは、一定期間(通常は1年間)の企業の経営成績(いくら儲かったか)と財政状態(資産・負債の状況)を計算・集計し、財務諸表として確定させる手続きのこと。

外国税額控除

がいこくぜいがくこうじょ

外国税額控除とは、海外で得た所得に対して現地で税金を納めた場合、その分を日本の所得税や住民税から差し引く(控除する)ことで、国際的な二重課税を調整する制度。

ヘッジ

へっじ

ヘッジとは、将来起こりうる損失のリスクに備えて、あらかじめ対策を講じておくこと。金融では、反対のポジションを持つことで損失を相殺する操作を指す。

ハート

はーと

HRT(ハート)とは、優れた開発チームを作るために不可欠な3つの要素、Humility(謙虚)、Respect(尊敬)、Trust(信頼)の頭文字をとったもの。

知財戦略

ちざいせんりゃく

知財戦略とは、特許権、商標権、著作権などの知的財産権(知財)を、単なる「権利の保護」だけでなく、経営戦略や事業戦略と一体化させて、競争優位を築くための武器として活用すること。

利子所得

りししょとく

利子所得とは、預貯金や公社債(国債・社債)の利子、公社債投資信託の収益の分配などによる所得のこと。

在庫管理

ざいこかんり

在庫管理とは、企業が保有する原材料、仕掛品、製品などの在庫を、必要な時に必要な量だけ供給できるように、適正な水準に維持・管理する活動。

インボイス

いんぼいす

インボイス(適格請求書)とは、売り手が買い手に対して、適用税率や消費税額を正確に伝えるための、一定の要件を満たした請求書のこと。2023年から導入されたインボイス制度により、仕入税額控除を受けるために必要となった。

内部統制報告制度

じぇいそっくす

J-SOX(内部統制報告制度)とは、上場企業に対して、財務報告の信頼性を確保するための「内部統制」の整備・運用と、その報告書の提出を義務付ける制度。米国のSOX法をモデルにしている。

コンツェルン

こんつぇるん

コンツェルンとは、持株会社などが中心となり、複数の独立した企業を株式保有によって支配・結合した巨大な企業グループのこと。

ケーピーアイ ケージーアイ

けーぴーあい けーじーあい

KGI(重要目標達成指標)は組織の最終的なゴール(売上高など)を、KPI(重要業績評価指標)はそのゴールを達成するための中間プロセス(訪問数、成約率など)を数値化した指標のこと。

人件費

じんけんひ

人件費とは、企業が事業活動を行うために雇用している従業員に対して支払う費用の総称。給与だけでなく、社会保険料や福利厚生費なども含まれる。

リード

りーど

マーケティングにおけるリードとは、自社の商品やサービスに関心を持ち、将来的に顧客になる可能性がある「見込み客」のこと。

法人

ほうじん

法人とは、自然人(人間)ではないが、法律によって人と同じように権利能力(権利を持ち、義務を負う資格)を与えられた団体のこと。

ライフタイムバリュー

らいふたいむばりゅー

LTV(ライフタイムバリュー/顧客生涯価値)とは、ある顧客が、取引開始から終了までに企業にもたらす利益の総額。

合同会社

ごうどうがいしゃ

合同会社(日本版LLC)とは、2006年の会社法改正で導入された会社形態。出資者全員が有限責任社員であり、経営の自由度が高く、設立コストが安いのが特徴。

マーテク

まーてく

MarTech(マーテク)とは、Marketing(マーケティング)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。マーケティング活動を支援・高度化するためのITツールやソリューションの総称。

マーケティング・ミックス

まーけてぃんぐみっくす

マーケティング・ミックスとは、マーケティング戦略を実行するために、複数の要素(フレームワーク)を最適に組み合わせること。代表的なものに「4P」がある。

産前産後休業

さんぜんさんごきゅうぎょう

産前産後休業(産休)とは、出産予定日の6週間前(産前)から、出産翌日から8週間(産後)までの期間、女性労働者が取得できる休業のこと。労働基準法で定められた権利。

議事録

ぎじろく

議事録とは、会議の内容や決定事項、経緯などを記録した文書のこと。情報の共有、決定事項のエビデンス(証拠)、言った言わないのトラブル防止などを目的とする。

メラビアンの法則

めらびあんのほうそく

メラビアンの法則とは、矛盾したメッセージが発せられた際、人は「言語情報(7%)」「聴覚情報(38%)」「視覚情報(55%)」の割合で影響を受けるという実験結果。

マイクロプラスチック

まいくろぷらすちっく

マイクロプラスチックとは、直径5mm以下の微細なプラスチックごみのこと。プラスチック製品が自然界で紫外線や波によって細かく砕かれたものや、洗顔料などに含まれるマイクロビーズなどがある。

住宅ローン控除

じゅうたくろーんこうじょ

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)とは、住宅ローンを組んでマイホームを購入・増改築した場合、年末のローン残高の一定割合(0.7%など)が、所得税や住民税から控除される減税制度。

純利益

じゅんりえき

純利益(当期純利益)とは、企業の売上高から、すべての費用(原価、販管費、営業外費用)と税金を差し引いた、最終的に会社の手元に残る利益のこと。

NPO法人

えぬぴーおーほうじん

NPO法人(特定非営利活動法人)とは、特定非営利活動促進法に基づき、社会貢献活動を行うことを目的として設立された法人。利益を構成員(社員や株主)に分配せず、活動目的の達成のために充てる。

一時所得

いちじしょとく

一時所得とは、営利を目的とする継続的な行為から生じたものではなく、労務や役務の対価でもない、一時の所得のこと。

オフショア機

おふしょあ

オフショアとは、ビジネスにおいて、業務の一部を海外(人件費の安い国など)の企業や拠点に委託すること。IT業界ではシステム開発の委託(オフショア開発)を指すことが多い。

目標と成果指標

おーけーあーる

OKRとは、企業やチームが達成すべき「野心的な目標(Objectives)」と、その達成度を測るための具体的な「主要な成果指標(Key Results)」を組み合わせた目標管理手法。

オプトイン / オプトアウト

おぷといん / おぷとあうと

オプトインは「事前に同意(許可)した相手にのみ送る/行う」方式。オプトアウトは「原則として送る/行うが、拒否されたら止める」方式。

パックマンディフェンス

ぱっくまんでぃふぇんす

パックマンディフェンスとは、敵対的買収を仕掛けられた企業(被買収企業)が、逆に買収側の企業の株式を買い占めて、買収し返そうとする防衛策のこと。

有給休暇

ゆうきゅうきゅうか

有給休暇(年次有給休暇)とは、賃金が支払われる休暇のこと。一定期間働き、所定労働日の8割以上出勤した労働者に付与される権利。

価格転嫁

かかくてんか

価格転嫁とは、原材料費やエネルギーコストの上昇分を、商品やサービスの販売価格に上乗せ(値上げ)すること。

ピボット

ぴぼっと

ピボットとは、スタートアップなどが、当初の事業計画やビジネスモデルが行き詰まった際に、蓄積した技術やノウハウを活かして、事業の方向性を大きく転換すること。

発注書

ぴーおー

PO(発注書/注文書)とは、買い手が売り手に対して、商品の品目、数量、価格、納期などを記載し、正式に注文を依頼する書類のこと。

プリンシパル=エージェント理論

ぷりんしぱるえーじぇんとりろん

プリンシパル=エージェント理論とは、仕事を依頼する側(プリンシパル)と、依頼される側(エージェント)の間に利害の不一致や情報の非対称性がある場合、エージェントが自分の利益を優先して、プリンシパルの利益を損なう行動(モラルハザード)をとる可能性があるという理論。

プロトタイプ

ぷろとたいぷ

プロトタイプとは、製品やシステムの開発初期段階で作られる「試作品」のこと。機能やデザイン、操作性などを検証するために作られる。

クイッド・プロ・クオ

くいっどぷろくお

クイッド・プロ・クオとは、ラテン語で「何かに対する何か(代償)」を意味し、ビジネスや法律においては「見返り」「対価」「交換条件」を指す。ギブ・アンド・テイクの関係。

退職所得

たいしょくしょとく

退職所得とは、退職に際して勤務先から受け取る退職手当(退職金)などの所得のこと。長年の勤務に対する功労報償的な性質があるため、税制上非常に優遇されている。

焦土作戦

しょうどさくせん

焦土作戦とは、敵に奪われるくらいなら、自国の重要施設や資源を焼き払って使えなくするという軍事戦術。ビジネスでは、敵対的買収を仕掛けられた際に、自社の優良資産を売却したり負債を増やしたりして、企業価値をわざと毀損させ、買収意欲を削ぐ防衛策。

申告分離課税

しんこくぶんりかぜい

申告分離課税とは、特定の所得(株式の譲渡益や退職所得など)について、給与所得などの他の所得とは合計せず、切り離して個別に税額を計算し、確定申告によって納税する方式。

信賞必罰

しんしょうひつばつ

信賞必罰とは、手柄を立てた者には必ず賞を与え、罪を犯した者は必ず罰すること。賞罰を厳格に行うことで、組織の規律を保つこと。

社会保険労務士

しゃかいほけんろうむし

社会保険労務士(社労士)とは、労働・社会保険に関する法律、人事・労務管理の専門家。就業規則の作成や助成金の申請代行などを独占業務とする。

特別目的事業体

えすぴーぶい

SPV(Special Purpose Vehicle)とは、特定の事業や資産(不動産など)を本体企業から切り離して保有・運用するためだけに作られた組織(箱)。法人格を持つ場合はSPC(Special Purpose Company)と呼ばれる。

スタートアップ

すたーとあっぷ

スタートアップとは、新しいビジネスモデルでイノベーションを起こし、短期間での急成長を目指す企業やプロジェクトのこと。

静的解析

せいてきかいせき

静的解析とは、プログラムを実行せずに、ソースコードをツールで解析して、文法エラーやバグの温床、セキュリティ脆弱性、コーディング規約違反などを検出する検証手法。開発の早い段階(コーディング中)に問題を発見できる。

株式会社

かぶしきがいしゃ

株式会社とは、株式を発行して出資者を募り、その出資(資本金)を元手に事業を行う会社形態。

業務委託

ぎょうむいたく

業務委託とは、企業が業務の一部を外部の企業や個人に任せる契約の総称。法律用語ではなく、実態は「請負契約」か「準委任契約」のどちらかになることが多い。

サプライヤー

さぷらいやー

サプライヤーとは、製品の原材料や部品、あるいはサービスなどを供給・納入する業者(供給元)のこと。

黒字

くろじ

黒字とは、収入が支出を上回り、利益が出ている状態のこと。帳簿にプラスの金額を黒いインクで記入した習慣に由来する。

システムインテグレーター

えすあいあー

システムインテグレーター(SIer)とは、顧客の業務内容を分析し、システムの企画、構築、運用保守までを一括して請け負う企業のこと。

税額控除

ぜいがくこうじょ

税額控除とは、課税所得に税率を掛けて計算された「税額」から、直接一定額を差し引くこと。

テクノロジーレーダー

てくのろじーれーだー

Technology Radar(技術レーダー)とは、ThoughtWorks社が提唱した、組織が注目すべき技術やツールをレーダーチャート状に可視化したドキュメント。「採用(Adopt)」「試行(Trial)」「評価(Assess)」「保留(Hold)」の4段階で技術の成熟度や推奨度を管理する。

山林所得

さんりんしょとく

山林所得とは、所有期間が5年を超える山林(立木)を伐採して譲渡したり、立木のまま譲渡したりすることによって生じる所得。

ベンチャー企業

べんちゃーきぎょう

ベンチャー企業とは、独自に開発した高度な技術やビジネスモデルを武器に、新規事業に挑戦する中小企業(新興企業)のこと。和製英語。

ホワイトカラー

ほわいとからー

ホワイトカラーとは、事務労働や頭脳労働に従事する労働者のこと。白い襟(White collar)のワイシャツを着て仕事をすることから。

倉庫管理システム

だぶりゅーえむえす

WMS(Warehouse Management System)とは、倉庫内における「入荷」「保管」「出荷」「棚卸」などの一連の作業と、在庫情報をリアルタイムに一元管理するシステム。

世界銀行

せかいぎんこう

世界銀行(World Bank)とは、主に発展途上国の経済発展と貧困削減を支援するために、長期的な融資や技術援助を行う国際機関の総称。IMFが短期的な金融危機の対応を行うのに対し、世界銀行は長期的な開発プロジェクトを支援する。

ノマドワーカー

のまどわーかー

ノマドワーカーとは、特定のオフィスを持たず、カフェやコワーキングスペース、旅先など、場所を移動しながら働く人々のこと。「遊牧民(Nomad)」のように働くスタイルから名付けられた。ノートPCやスマホがあれば仕事ができるIT系フリーランスや、リモートワークが許容された会社員などが該当する。

ドミナントデザイン

どみなんとでざいん

ドミナントデザイン(Dominant Design)とは、ある製品カテゴリーにおいて、市場の標準として確立され、競合他社も追随せざるを得なくなった基本的な設計や仕様のこと。「支配的デザイン」。自動車の「ハンドルとペダル」、スマートフォンの「タッチパネル」などが例。これが確立すると、製品イノベーション(機能競争)からプロセスイノベーション(価格競争)へと競争の質が変化する。

ディルバートの法則

でぃるばーとのほうそく

ディルバートの法則とは、「企業は、最も無能な従業員を、仕事の邪魔にならない管理職(マネージャー)に昇進させる傾向がある」という皮肉な法則。スコット・アダムスの漫画『ディルバート』に由来。ピーターの法則(有能な人は無能になるレベルまで昇進する)の派生形。

ウォント

うぉんと

ウォント(Wants)とは、具体的な何かが欲しいという「欲求」のこと。「これがしたい」「あれが欲しい」という具体的な手段に対する渇望。マーケティングにおいて、漠然とした必要性(ニーズ)が、具体的な製品への欲求(ウォント)に変わるプロセスが重要とされる。

バイラル

ばいらる

バイラル(Viral)とは、ウイルス(Virus)のように、情報が人から人へと爆発的に拡散・伝播していくこと。「バズる」。SNSでのシェアや口コミを通じて、短期間に低コストで認知を広げるマーケティング手法を「バイラルマーケティング」と呼ぶ。意図的にバイラルを起こすことは難しいが、成功すれば絶大な広告効果が得られる。

アンダードッグ効果

あんだーどっぐこうか

アンダードッグ効果(Underdog Effect)とは、選挙や勝負事において、劣勢にある側(負け犬)に対して、「かわいそう」「応援してあげたい」という同情票が集まり、結果として支持が増える心理現象のこと。「判官贔屓(ほうがんびいき)」。バンドワゴン効果の逆の現象。

総合的品質管理

てぃーきゅーえむ

TQM(総合的品質管理)とは、企業活動のあらゆる段階において、全従業員が参加して品質向上に取り組む経営管理手法のこと。製造部門だけでなく、営業、企画、総務など全社的に展開し、顧客満足度の向上や経営体質の改善を目指す。日本のTQC(全社的品質管理)が発展し、欧米で体系化されて逆輸入された。

トップダウン

とっぷだうん

トップダウン(Top-down)とは、組織の上層部(トップ)が意思決定を行い、それを下部組織(現場)に指示・命令して実行させる管理方式のこと。「上意下達」。迅速な決断ができる反面、現場の意見が反映されにくい。

テキサスの狙撃兵

てきさすのそげきへい

テキサスの狙撃兵とは、大量のデータの中から、偶然集まっている部分(クラスター)だけを抜き出し、あたかも意味のあるパターンがあるかのように主張する誤謬(エラー)のこと。納屋の壁に適当に銃を撃ち、弾痕が密集している場所に後から的を描いて「俺は名手だ」と自慢する狙撃兵の話に由来する。

システム思考

しすてむしこう

システム思考とは、物事を個別の要素の集合ではなく、要素同士が影響し合う「システム(全体)」として捉え、その構造や相互作用を理解しようとする思考法のこと。複雑な問題に対して、対症療法的な解決ではなく、全体像を俯瞰し、根本的な原因や長期的・波及的な影響(フィードバックループ)を考慮した解決策を見出すために用いられる。

スピンアウト

すぴんあうと

スピンアウトとは、企業の一部門や社員が独立して、新しい会社を設立すること。特に、元の企業との資本関係を持たずに、完全に独立した形になることを指す場合が多い(資本関係を残す場合は「スピンオフ」や「カーブアウト」と区別されるが、混同されることも多い)。優秀な人材の流出と捉えられることもある。

ソフトスキル

そふとすきる

ソフトスキルとは、コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、問題解決能力など、他者と良好な関係を築き、円滑に仕事を進めるための対人能力や行動特性のこと。専門知識や技術などの「ハードスキル」と対比される。AI時代において、機械には代替できない人間特有のスキルとして重要性が高まっている。

滑り坂の論法

すべりざかのろんぽう

滑り坂の論法とは、「Aを認めるとBになり、BになればCになり、最終的には破滅的なZになる。だからAも認めるべきではない」という論法。最初の一歩を踏み出すと、滑り台を滑り落ちるように止まらなくなると主張するが、飛躍した極論であることが多い。「風が吹けば桶屋が儲かる」のネガティブ版。

スリーパー効果

すりーぱーこうか

スリーパー効果(仮眠効果)とは、信憑性の低い情報源(ゴシップ誌やデマなど)からの情報でも、時間が経過すると「情報源」を忘れ、「情報の中身」だけを覚えていて、事実のように信じ込んでしまう心理現象。逆に、信頼できる人の言葉でも、時間が経てば説得力が薄れる。情報の信頼性は時間とともに平均化されていく。

6つの帽子

むっつのぼうし

6つの帽子(シックス・ハット)とは、エドワード・デ・ボノが考案した思考フレームワーク。白(事実)、赤(感情)、黒(批判)、黄(楽観)、緑(創造)、青(管理)の6色の帽子を比喩的に被り替え、全員が同時に特定の視点で考えることで、議論の偏りを防ぎ、多角的な検討を効率的に行う手法。

シャドーイング

しゃどーいんぐ

シャドーイング(Job Shadowing)とは、新入社員や学生が、先輩社員や経営幹部の後ろに「影(Shadow)」のようにぴったり張り付き、その仕事ぶりや行動を観察・学習する研修手法のこと。会議への同席や商談への同行を通じて、プロの振る舞い、判断基準、タイムマネジメントなどを肌感覚で学ぶことができる。

シーズ

しーず

シーズ(Seeds)とは、企業が持っている独自の技術、ノウハウ、素材などのこと。「種」の意味。顧客の要望(ニーズ)からではなく、自社の技術(シーズ)から新商品を生み出すことを「プロダクトアウト(シーズ志向)」と呼ぶ。

SCAMPER法

すかんぱーほう

SCAMPER法とは、アイデア出しを支援する7つの質問リストのこと。Substitute(代用する)、Combine(組み合わせる)、Adapt(適応させる)、Modify(修正する)、Put to other uses(転用する)、Eliminate(削除する)、Reverse/Rearrange(逆にする/再構成する)の頭文字をとったもの。オズボーンのチェックリストをボブ・エバールが改良した。

根本原因分析

こんぽんげんいんぶんせき

根本原因分析 (RCA) とは、発生した問題の表面的な現象ではなく、その奥にある本質的な原因(根本原因)を特定し、再発防止策を講じるための手法。なぜなぜ分析や特性要因図などが用いられる。対症療法的な解決では問題が繰り返される場合に、システムやプロセスの欠陥まで掘り下げて解決を図る。

リスクヘッジ

りすくへっじ

リスクヘッジ(ヘッジ)とは、将来起こりうる危険や損失に備えて、あらかじめ対策を講じておくこと。金融用語としては、投資における損失を回避・軽減するための取引(分散投資や先物取引など)を指す。ビジネスや日常会話でも、「万が一に備えて保険をかける」という意味で広く使われる。

リファラル

りふぁらる

リファラル(Referral)とは、「紹介」や「推薦」のこと。マーケティングでは、既存顧客が友人や知人に商品を紹介する「口コミ」や「紹介キャンペーン」を指す(AARRRモデルの最後のR)。採用(リファラル採用)では、社員からの紹介・推薦によって人材を採用する手法を指し、マッチング精度が高く定着しやすいとされる。

レッドオーシャン

れっどおーしゃん

レッドオーシャン(赤い海)とは、競争が激しく、血で血を洗うような争いが繰り広げられている既存市場のこと。多くの競合他社がひしめき合い、差別化が難しく、価格競争に陥りやすいため、収益性が低くなる傾向がある。対義語は、競争相手のいない未開拓の市場を指す「ブルーオーシャン」。

好意の返報性

こういのへんぽうせい

好意の返報性とは、人は自分に好意(好き、褒める、親切にする)を向けてくれる相手に対して、自分も同じように好意を返したくなるという心理傾向のこと。逆に、敵意を向けられると敵意で返したくなる(敵意の返報性)もある。人間関係の構築や恋愛において基本的な原理とされる。

親近効果

しんきんこうか

親近効果(終末効果)とは、最後に提示された情報が最も記憶に残りやすく、判断に大きな影響を与える心理現象。「終わりよければ全てよし」に通じる。初頭効果とは逆の現象だが、矛盾するわけではなく、状況によってどちらが強く出るかが変わる。意思決定の直前に与えられた情報の効果は強いとされる。

RACIチャート

らしーちゃーと

RACIチャート(RACIマトリックス)とは、プロジェクトや業務における役割分担を明確にするための表のこと。Responsible(実行責任者)、Accountable(説明責任者)、Consulted(協業・相談先)、Informed(報告先)の4つの役割を、各タスクごとに割り当てる。責任の所在を明確にし、タスクの重複や放置を防ぐ。

心理的価格設定

しんりてきかかくせってい

心理的価格設定とは、消費者の心理的効果を狙った価格設定のこと。代表的なものに、1980円や2980円のように末尾を8や9にして割安感を感じさせる「端数価格」、高級感を出すためにあえて高値をつけたり端数をなくしたりする「名声価格」、松竹梅の3段階を用意して真ん中を選ばせる「段階価格」などがある。

初頭効果

しょとうこうか

初頭効果とは、最初に示された情報が、後の情報よりも強く印象に残り、その後の評価や判断に長期的な影響を与える心理現象。「第一印象が重要」であることの裏付けとなる理論。ソロモン・アッシュが提唱。逆に、最後に提示された情報が印象に残る現象を「親近効果」と呼ぶ。

責任投資原則

ぴーあーるあい

PRI(責任投資原則)とは、機関投資家が投資の意思決定プロセスにおいて、ESG(環境・社会・ガバナンス)の課題を考慮することを求めた国際的なガイドライン。2006年に国連が提唱した。これに署名することは、短期的利益だけでなく、長期的な持続可能性を重視する投資家であることの表明となる。

プレシード

ぷれしーど

プレシードとは、スタートアップの資金調達ラウンドにおいて、シードラウンド(種まき期)よりもさらに前の、創業直後の段階のこと。アイデアや試作品(プロトタイプ)しかない状態を指す。自己資金や友人・家族からの借入(F&F)、エンジェル投資家からの調達が主となる。

前後即因果の誤謬

ぜんごそくいんがのごびゅう

前後即因果の誤謬(相関関係と因果関係の混同)とは、「Aが起きた後にBが起きた」という時間の前後関係だけを根拠に、「AがBの原因である」と誤って結論づけること。ラテン語で「それの後に、したがってそれの故に」。雨乞いをした後に雨が降ったからといって、雨乞いが雨の原因ではないのと同様。

ポリシー

ぽりしー

ポリシーとは、政策、方針、規定のこと。ビジネスでは、企業や個人の行動指針や信念(こだわり)を指すことが多い(「それは私のポリシーに反する」など)。IT分野では、「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」や「セキュリティポリシー」のように、具体的なルールや運用規定をまとめた文書を指す。

ピッチデック

ぴっちでっく

ピッチデックとは、投資家や顧客に対して、自社の事業計画やサービスを短時間で説明(ピッチ)するために用いるプレゼンテーション資料のこと。課題、解決策、市場規模、ビジネスモデル、チームなどを簡潔かつ魅力的にまとめたスライド資料。資金調達の成否を左右する重要なツールとなる。

ピンクウォッシュ

ぴんくうぉっしゅ

ピンクウォッシュ(Pink Washing)とは、企業などがLGBTQ+(性的マイノリティ)への理解や支援をアピールしながら、実際には差別的な実態を隠蔽したり、営利目的で表面的な支援を装ったりすること。乳がん啓発活動(ピンクリボン)の商業利用を批判する文脈から生まれた言葉。グリーンウォッシュの派生語。

PERT図

ぱーとず

PERT図(パート図)とは、プロジェクトの各工程の流れと順序関係を矢印と箱(ノード)で結んだネットワーク図のこと。各作業の依存関係や、プロジェクト完了に要する最短時間(クリティカルパス)を把握するために用いられる。複雑なプロジェクトの工程管理において、ガントチャートと併用されることが多い。

ペンディング

ぺんでぃんぐ

ペンディングとは、物事を「保留」や「先送り」にすること。未決定の状態や、解決されていない懸案事項を指す。「この件は一旦ペンディングで」のように、決定を先延ばしにする際によく使われるビジネス用語。ただし、単に放置するのではなく、後で再検討するというニュアンスが含まれる。

パレート図

ぱれーとず

パレート図とは、データを項目別に分類して値の大きい順に並べた棒グラフと、その累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフのこと。QC7つ道具の一つ。「売上の8割は2割の商品が占める」といったパレートの法則を視覚化し、重点的に取り組むべき課題や原因を特定するために用いられる。

ニーズ

にーず

ニーズ(Needs)とは、顧客が求めている「必要性」や「需要」のこと。「欠乏している状態」。マーケティングにおいては、顧客の抱える課題や欲求を出発点として商品開発を行う「マーケットイン(ニーズ志向)」が重要とされる。

マインドマップ

まいんどまっぷ

マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱した思考の整理法。中心となるテーマを書き、そこから放射状に枝(ブランチ)を伸ばして、関連するキーワードやイメージを繋げていくことで、脳の自然な働きに合わせて発想を広げる。アイデア出し、記憶、ノート術など幅広く使われる。

ライセンス

らいせんす

ライセンスとは、特許、商標、著作権などの知的財産権の保有者が、他者に対してその使用を許可すること、またはその契約のこと。使用許諾。ライセンスを受ける側(ライセンシー)は、契約に基づき使用料(ライセンス料、ロイヤリティ)を支払う。ソフトウェア、キャラクタービジネス、ブランド商品など幅広い分野で利用される。

パーキンソンの凡俗法則

ぱーきんそんのぼんぞくほうそく

パーキンソンの凡俗法則(自転車置き場の議論)とは、組織の会議において、重要で複雑な議題(原子力発電所の建設など)よりも、些細で誰にでも理解できる議題(自転車置き場の屋根の色など)の方に、不釣り合いなほど長い時間とエネルギーが費やされる現象のこと。専門知識が不要な話題には誰でも口を出せるため。

KOL

けーおーえる

KOL(Key Opinion Leader)とは、特定の分野において専門的な知識や影響力を持ち、人々の購買行動や意見形成に大きな影響を与える人物や団体のこと。インフルエンサーと似ているが、KOLはより「専門性」が重視される傾向がある。医師、専門家、特定の趣味の達人などが該当し、中国市場などで特に重要視されるマーケティング用語。

形骸化

けいがいか

形骸化(けいがいか)とは、外側の形や形式だけが残り、本来の意味や中身が失われてしまうこと。「形骸」とは魂の抜けた体、つまり死体のこと。制度や儀式などが、当初の目的を失い、ただの面倒な手続きや無意味な習慣として続いている状態を指してよく使われる。

ジュガード

じゅがーど

ジュガード(Jugaad)とは、インドのヒンディー語で「目の前にあるあり合わせのものを工夫して、即席で解決策を見つけること」を意味する言葉。困難な状況でも諦めず、柔軟な発想と即興力でなんとかする精神を指す。シリコンバレーの計画的なイノベーションに対し、カオスの中から生まれるたくましいイノベーションとして注目されている。

自問自答

じもんじとう

自問自答とは、自分で自分に問いかけ、自分で答えを出すこと。悩み事がある時や、考えを整理する時、あるいは反省する時などに行われる内省的なプロセス。「これで本当に良いのか?」と繰り返し問いかけることで、深い思考や確固たる決意に至ることができる。

イシュー・ドリブン

いしゅーどりぶん

イシュー・ドリブン(Issue Driven)とは、問題を解く作業を始める前に、「今、本当に解くべき問題(イシュー)は何か」を見極めることに最大限の時間を割くアプローチのこと。安宅和人氏の著書『イシューからはじめよ』で広まった概念。「犬の道」と呼ばれる、手当たり次第に作業をこなす非効率な方法を避け、圧倒的な成果を出すための鍵とされる。

イントラプレナー

いんとらぷれなー

イントラプレナー(社内起業家)とは、企業に雇用されながら、社内で新しい事業やプロジェクトを立ち上げる人のこと。企業のリソースを活用できる利点がある一方、組織のしがらみと戦う必要もある。企業がイノベーションを持続させるために重要な存在として注目されている。

情報過多

じょうほうかた

情報過多(情報の洪水)とは、処理能力を超えるほどの大量の情報を受け取り、理解や判断ができなくなったり、ストレスを感じたりする状態のこと。インターネットの普及により深刻化した。「情報爆発」とも呼ばれる。適切な情報の取捨選択(キュレーション)や、デジタルデトックスが必要とされる。

ヘクトコーン企業

へくとこーんきぎょう

ヘクトコーン企業(Hectocorn)とは、評価額が1000億ドル(約10兆円超)を超える未上場のスタートアップ企業のこと。ユニコーン(10億ドル超)、デカコーン(100億ドル超)のさらに上を行く、超巨大なスタートアップを指す。TikTokを運営するByteDanceや、SpaceXなどが該当する。

ハードスキル

はーどすきる

ハードスキルとは、業務を遂行するために必要な専門知識や技術、資格のこと。プログラミング、語学力、会計知識、機械操作などが該当する。客観的に測定や証明がしやすいスキルである。「ソフトスキル」と対比され、両方のバランスが重要とされるが、学習によって習得しやすい側面がある。

灰色のサイ

はいいろのさい

灰色のサイ(Gray Rhino)とは、発生する確率が高く、大きな影響を与えると分かっているにもかかわらず、軽視されたり無視されたりしている潜在的なリスクのこと。巨大なサイが突進してくれば危険なのは明らかだが、遠くにいるうちは動かずに見過ごしてしまうことから。ブラックスワン(予測不能な事態)と対比される。

フルスタックエンジニア

ふるすたっくえんじにあ

フルスタックエンジニアとは、Web開発において、フロントエンド(画面側)、バックエンド(サーバー側)、データベース、インフラなど、システム開発に関わるすべて(フルスタック)の技術層を一人で担当できるエンジニアのこと。「万能型エンジニア」。スタートアップなど人手の少ない環境で重宝される。

フルーガルイノベーション

ふるーがるいのべーしょん

フルーガルイノベーション(Frugal Innovation)とは、資源が限られた環境下で、「質素(Frugal)」かつ「賢い」方法で、必要十分な機能を持つ安価なソリューションを生み出すこと。「倹約イノベーション」。過剰な機能を削ぎ落とし、本質的な価値だけを低コストで提供する。インドなどの新興国発の概念として注目されている。

フランチャイズ

ふらんちゃいず

フランチャイズとは、本部(フランチャイザー)が加盟店(フランチャイジー)に対して、商標の使用権や経営ノウハウを提供し、その対価としてロイヤリティを受け取るビジネスモデルのこと。加盟店は本部のブランド力やシステムを利用できるため、未経験でも開業しやすいメリットがある一方、経営の自由度は低くなる。

戦場の霧

せんじょうのきり

戦場の霧とは、戦争や競争において、敵の能力、意図、配置などの情報が不完全・不確実であり、状況が正確に把握できない状態のこと。軍事学者クラウゼヴィッツが提唱した概念。ビジネスにおいても、競合の動きや市場の反応が読めない不確実な状況を指して使われる。

なぜなぜ分析

なぜなぜぶんせき

なぜなぜ分析とは、問題に対して「なぜ?」を繰り返すことで、根本原因を突き止める手法のこと。トヨタ自動車で開発された。「なぜ機械が止まったのか?(過負荷がかかった)」「なぜ過負荷がかかったのか?(油が切れた)」のように、5回ほど繰り返すことで、真の原因(真因)に到達できるとされる。

アントレプレナーシップ

あんとれぷれなーしっぷ

アントレプレナーシップ(企業家精神)とは、高い志とリスクを恐れない姿勢を持ち、新しい事業や価値を創造しようとする精神のこと。単に会社を設立することだけでなく、既存の組織内であっても、変革を起こし、機会を追求する行動様式やマインドセット全体を指す。

エレファント・イン・ザ・ルーム

えれふぁんといんざるーむ

エレファント・イン・ザ・ルーム(部屋の中の象)とは、あまりにも巨大で明らかであるにもかかわらず、触れると面倒なことになるため、誰もが見て見ぬふりをしている「タブー」や「重大な問題」のこと。会議などで、全員が気付いているのに誰も口に出さない不都合な真実を指す。

ワークフロー

わーくふろー

ワークフロー(Workflow)とは、業務の一連の流れ、またはその手続きを電子化・自動化したシステムのこと。稟議書の申請・承認ルートなどを指すことが多い。「誰が、いつ、何を判断するか」を可視化し、業務効率を上げ、内部統制を強化するために使われる。

VUCA

ぶーか

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語。現代のビジネス環境が予測不可能で、これまでの常識が通用しない状態にあることを示す。

ユーザビリティ

ゆーざびりてぃ

ユーザビリティ(Usability)とは、製品やシステムの「使いやすさ」のこと。ISO規格では「特定のユーザーが、特定の利用状況において、特定の目標を達成する際の、有効性、効率性、満足度」と定義されている。単に機能があるだけでなく、ストレスなく使えるかが問われる。

プレゼンテーション

ぷれぜんてーしょん

プレゼンテーション(Presentation)とは、聴衆に対して情報を提示し、理解や納得を得るための発表行為。単なる説明ではなく、相手の心を動かし、何らかの行動(購入、承認、協力など)を促すことを目的とする。構成、資料(スライド)、話し方(デリバリー)の3要素が重要。

ポジショニング

ぽじしょにんぐ

ポジショニング(Positioning)とは、マーケティングにおいて、自社製品がターゲット顧客の頭の中で、競合製品と比べてどのような「位置づけ」を占めるかを決める活動。「高級で高品質」か「手頃で親しみやすい」かなど、独自の差別化ポイントを明確にする。

オプトイン

おぷといん

オプトイン(Opt-in)とは、ユーザーが企業からのメール配信や個人情報の取得・利用に対して、事前に明示的に「承諾(同意)」の意思を示す手続きのこと。この同意がない限り、企業はユーザーにコンタクトを取れないという方式。「参加する(Opt in)ことを選ぶ」という意味。個人情報保護やスパムメール防止の観点から、特定電子メール法などの法律で、原則としてオプトイン方式が義務付けられている場合が多い。

ロードマップ

ろーどまっぷ

ロードマップ(Roadmap)とは、目標達成までの道のりを時系列で示した工程表のこと。「行程表」「未来予想図」。いつまでに何をするか、どのようなマイルストーンを経てゴール(目標)に到達するかを可視化したもの。プロジェクト管理や製品開発、技術戦略などで使われる。

インサイト

いんさいと

インサイト(消費者インサイト)とは、顧客自身も自覚していない、無意識化にある「隠された本音」や「購買意欲の核心」のことである。表面的なニーズ(顕在ニーズ)やお世辞ではなく、行動観察や深層インタビューなどを通じて発見されるものであり、これを突くことで、爆発的なヒット商品や全く新しい市場を生み出すことができるとされる。

ガントチャート

がんとちゃーと

ガントチャートとは、プロジェクトのスケジュールや進捗状況を視覚的に管理するための表のこと。横軸に時間、縦軸にタスクや担当者を配置し、各タスクの期間を帯状のグラフ(バー)で表示する。全体の工程や並行作業、マイルストーンなどが一目で把握できるため、プロジェクト管理には欠かせないツールとなっている。

フレームワーク

ふれーむわーく

フレームワーク(Framework)とは、システム開発やビジネス思考において、共通して使える「枠組み」や「骨組み」のこと。ITではRuby on Railsなどの開発基盤を指し、ビジネスではSWOT分析や3C分析などの思考ツールを指す。効率化や標準化のために使われる。

差別化戦略

さべつかせんりゃく

差別化戦略とは、自社の商品やサービスに、他社にはない独自の機能・デザイン・ブランドイメージなどの「付加価値」を持たせることで、競争優位を築く戦略のことである。マイケル・ポーターが提唱した「3つの基本戦略」の一つ。価格競争に巻き込まれず、高くても選ばれる状態を作ることを目指す。

デフォルト

でふぉると

デフォルト(Default)とは、1. (金融)債務不履行。借金が返せなくなること。「デフォる」。2. (IT)初期設定、標準状態。「デフォルト値」。何もしない場合に自動的に選択される設定のこと。転じて、普段の様子や当たり前の状態を指すこともある。

Dau

でぃーえーゆー

DAU(Daily Active Users:日間アクティブユーザー数)とは、アプリやWebサービスなどを、1日に1回以上利用したユーザーの数のことである。MAU(月間アクティブユーザー数)よりも短期的な利用状況を示し、SNSやメッセージアプリなど、日常的に頻繁に使われることが前提のサービスにおいて重要視される。「DAU ÷ MAU」で算出される「スティッキネス(粘着性)」は、ユーザーの熱狂度を測る指標となる。

顧客満足度

こきゃくまんぞくど

顧客満足度(Customer Satisfaction, CS)とは、製品やサービスを体験した顧客が、それに対してどれだけの充足感を得たか、あるいは期待に対してどの程度一致していたかを総合的に評価する指標である。これは企業のマーケティング活動や品質管理の効果を測る上で極めて重要な概念であり、長期的な顧客ロイヤルティや収益性向上に直結するため、定量的な調査(CS調査)を通じて継続的に測定・分析される。特に、事前の期待値を上回る体験を提供することが、高い満足度獲得の鍵となる。

特許法

とっきょほう

特許法とは、発明者に対して、一定期間(原則として出願から20年)その発明を独占的に利用できる権利(特許権)を与える法律。「発明の保護」と「利用」のバランスを図り、産業の発達に寄与することを目的とする。特許権を得るためには、特許庁に出願し、厳格な審査(新規性、進歩性など)をパスしなければならない。

特性要因図

とくせいよういんず

特性要因図とは、特定の結果(特性)に対して、どのような原因(要因)が影響しているのかを、魚の骨のような形で体系的に整理した図のこと。問題の真因を特定したり、改善策を検討したりする際に使われる。考案者の名前をとって「石川ダイアグラム」とも呼ばれ、品質管理(QC)の七つ道具の一つとして世界中で利用されている。

デスバレー

ですばれー

デスバレー(死の谷)とは、スタートアップ企業において、研究開発や製品開発が完了してから、実際に事業化して収益が安定するまでの間に訪れる、資金繰りが急速に悪化する危険な期間のこと。多くのベンチャー企業が、この間に資金ショートを起こして倒産してしまうことから、このように呼ばれる。

リンディ効果

りんでぃこうか

リンディ効果とは、「技術やアイデアなどの寿命は、それが現在まで生き残っている長さに比例する」という法則。つまり、長く生き残ってきたものほど、今後も長く生き残る可能性が高いということ。古典文学が数百年後も読まれている確率は高いが、昨日出たベストセラーが1年後も読まれているかは怪しい。ナシーム・ニコラス・タレブが普及させた。

サプライチェーンリスク

さぷらいちぇーんりすく

サプライチェーンリスクとは、原材料の調達から製造、配送、販売に至るまでの一連の流れ(供給網)において発生するリスクのこと。自然災害、感染症、戦争、調達先の倒産、サイバー攻撃、人権問題など、要因は多岐にわたる。グローバル化が進んだ現代では、一箇所のトラブルが世界中の製品供給を止めてしまうこともある。

お前だって論法

おまえだってろんぽう

お前だって論法(Tu Quoque:トゥ・クオック)とは、相手の批判に対し、「そういうお前はどうなんだ」「お前だって昔やっていただろ」と指摘し返すことで、論点をずらし、批判を無効化しようとする論法。「Whataboutism(ホワットアバウティズム)」とも呼ばれ、冷戦時代のソ連のプロパガンダ手法として有名。

ポリアンナ効果

ぽりあんなこうか

ポリアンナ効果(ポリアンナ症候群)とは、ポジティブな言葉や心地よい情報に対して、ネガティブな情報よりも敏感に反応し、記憶しやすい心理傾向のこと。また、現状の不満や問題を直視せず、「きっとうまくいく」「悪いことばかりじゃない」と過度に楽観視する現実逃避的な心理状態を指すこともある。小説『少女パレアナ(ポリアンナ)』に由来。

フィアット通貨

ふぃあっとつうか

フィアット通貨(法定通貨)とは、金や銀などの実物資産による裏付けがなく、国家の信用や法律によって価値が保証されている通貨のこと。日本円や米ドルなどの現代の主要通貨はすべてこれに当たる。対義語は「金本位制」の通貨や、暗号資産(仮想通貨)。政府・中央銀行の発行量調整によりインフレ・デフレが起こり得る。

働きアリの法則

はたらきありのほうそく

働きアリの法則(2-6-2の法則)とは、集団においては「よく働く2割」「普通に働く6割」「働かない2割」に自然と分かれるという法則。面白いことに、働かない2割を排除しても、残ったメンバーの中でまた2-6-2に分かれてしまうとされる。組織運営において、全員を優秀な層にするのは難しく、多様な人材のバランスが重要であることを示唆している。

裸の王様

はだかのおうさま

裸の王様とは、権力や地位の高さゆえに周囲が批判できず、本人が自分の間違いや愚かさに気づいていない状態、またはそのような人物の比喩。アンデルセンの童話で、詐欺師に「馬鹿には見えない服」だと言われ、王様も家来も誰も「服が見えない(裸だ)」と言い出せず、パレードを行進した物語に由来する。組織の風通しが悪く、忖度が横行する状況への教訓として使われる。

ダブルバインド

だぶるばいんど

ダブルバインド(二重拘束)とは、矛盾する2つの命令を同時に受け、どちらに従っても罰せられる(拒絶される)ため、身動きが取れず精神的に追い詰められる状態のこと。例えば、親が子供に「自分で考えなさい」と言いながら、子供が意見を言うと「親の言うことを聞きなさい」と叱るような状況。継続的なダブルバインドは、統合失調症などの精神疾患の原因になるとかつては考えられていた。

モチベーション

もちべーしょん

モチベーション(動機づけ)とは、人が何かしらの目標に向かって行動を起こし、それを維持しようとする心理的なエネルギーのこと。「やる気」や「意欲」と言い換えられる。金銭や地位などの報酬による「外発的動機づけ」と、興味や関心、達成感などの自分の内面から湧き出る「内発的動機づけ」に分類される。創造的な仕事には内発的動機づけが重要とされる。

キックバック

きっくばっく

キックバックとは、取引の謝礼として、支払った代金の一部を担当者個人や企業に不当に払い戻すこと。リベート(割戻金)の一種だが、特に賄賂性や違法性が強いものを指すことが多い。例えば、発注担当者が業者に「仕事を回すから、売上の10%を俺の個人口座に振り込め」と要求する場合などが該当し、背任罪や脱税に問われる重大な犯罪行為である。

グリーンメール

ぐりーんめーる

グリーンメールとは、敵対的買収を仕掛けるふりをして大量の株式を買い集め、ターゲット企業に対して「高値で買い取れ(買い取らないと乗っ取るぞ)」と迫り、不当に高い価格で株式を売りつけて巨額の利益を得る行為のこと。その代金がドル紙幣(Greenback)で支払われる脅迫状(Blackmail)であることから名付けられた。これに対抗するため、ポイズンピルなどの買収防衛策が発達した。

エンプロイー・バイアウト

いーびーおー

EBO(エンプロイー・バイアウト)とは、会社の従業員が、自社の株式を買い取って経営権を取得すること。経営陣による買収であるMBO(マネジメント・バイアウト)の一種、またはその変形。中小企業の事業承継において、後継者がいない場合に、長年勤務した信頼できる従業員に会社を譲る際によく利用される手法である。

プラットフォーム戦略

ぷらっとふぉーむせんりゃく

プラットフォーム戦略とは、自社製品やサービスを「基盤(プラットフォーム)」として開放し、外部の企業や開発者、ユーザーを巻き込んでエコシステム(生態系)を構築することで、市場での優位性を確立する戦略。GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)が代表例。ネットワーク効果(参加者が増えるほど価値が高まる)を働かせることで、勝者総取り(Winner-takes-all)の状況を作り出しやすい。

フリー戦略

ふりーせんりゃく

フリー戦略(フリーミアム)とは、基本的なサービスや製品を無料で提供し、多くのユーザーを集めた上で、一部の高機能な有料版や、広告収入、関連商品によって収益を上げるビジネスモデルのこと。クリス・アンダーソンの著書『フリー』で有名になった。デジタルコンテンツは複製コストがほぼゼロであるため、95%の無料ユーザーを5%の有料ユーザーが支える構造でもビジネスが成立する。

ランチェスター戦略

らんちぇすたーせんりゃく

ランチェスター戦略とは、元々は軍事理論であった「ランチェスターの法則(戦闘員の数と武器の性能による戦力計算式)」を、ビジネスやマーケティングに応用したもの。市場シェア1位の「強者」と、それ以外の「弱者」に分け、それぞれが取るべき戦法を説く。弱者は「差別化・局地戦・一騎打ち」で一点突破を目指し、強者は「同質化・広域戦・物量戦」で弱者を潰しにかかるのが定石とされる。

ドミナント戦略

どみなんとせんりゃく

ドミナント戦略(ドミナント出店)とは、チェーンストアが特定の地域に集中して店舗を出店し、その地域市場を独占(ドミナント)しようとする経営戦略のこと。配送効率の向上、地域内での知名度アップ、競合他社の参入阻止、スーパーバイザーの巡回効率化など、多くのメリットがある。セブン-イレブンが得意とする戦略として有名。ただし、同一チェーン同士で客を奪い合う(カニバリゼーション)リスクや、災害時に特定地域の全店舗が被害を受けるリスクもある。

アンバンドリング

あんばんどりんぐ

アンバンドリングとは、これまでセット(バンドル)で提供されていた製品やサービスを分解し、個別の要素として切り出して提供すること。例えば、アルバムCDから1曲単位でのダウンロード販売への移行や、新聞から個別記事単位へのニュースアプリへの移行などが該当する。消費者は必要なものだけを選んで購入できる利便性が高まる一方、提供側は収益モデルの再構築を迫られる。

所得効果

しょとくこうか

所得効果とは、商品の価格変動によって、消費者の「実質的な所得(購買力)」が変化し、それによって需要量が変わる効果のこと。例えば、家賃(商品価格)が下がると、給料(名目所得)は変わらなくても手元に残るお金が増えるため、結果として他の買い物やより広い部屋への需要が増える。逆もまた然り。この効果は「代替効果」と常にセットで分析される。

劣等財

れっとうざい

劣等財(下級財)とは、所得が増加すると逆に需要が減少してしまう財(商品)のこと。品質が低い安価な代替品などがこれに当たる。例えば、お金持ちになると、安価なマーガリン(劣等財)を買うのをやめてバター(上級財)を買うようになる、といったケース。逆に不況で所得が減ると、節約志向から劣等財の需要が高まる傾向がある(「不況に強い商品」)。

代替効果

だいたいこうか

代替効果とは、ある商品の価格が上昇した(または下落した)際に、相対的に安くなった(または高くなった)別の商品へ消費者が乗り換えることで、需要量が変化する効果のこと。例えば、牛肉の価格が上がったため、消費者が代わりに安価な鶏肉を買うようになる現象。価格変動による消費行動の変化は、この「代替効果」と、実質的な購買力が変わる「所得効果」の2つの合計で説明される(スルツキー分解)。

所得弾力性

しょとくだんりょくせい

需要の所得弾力性とは、消費者の所得が増減したときに、その商品の需要量がどれくらい変化するかを示す数値のこと。通常、所得が増えれば購入量も増える(正常財)が、質素な食品などは所得が増えると逆に買われなくなる(劣等財)。所得弾力性が1を超える商品は「贅沢品」、0から1の間の商品は「必需品」と分類される。

価格弾力性

かかくだんりょくせい

需要の価格弾力性とは、製品やサービスの価格が変動したときに、重要(売れる量)がどれくらい変化するかを示す数値のこと。弾力性が高い(1以上)場合、少しの値上げで客が激減したり、値下げで客が急増したりする(旅行や高級品など)。逆に弾力性が低い(1未満)場合、価格を変えても需要はあまり変わらない(生活必需品やインフラなど)。価格戦略を立てる上で必須の指標である。

リフレーション

りふれーしょん

リフレーション(リフレ)とは、デフレーション(物価下落)から脱却し、まだインフレーション(物価上昇)には至っていない、あるいは緩やかなインフレを目指して通貨供給量を増やすなどの金融政策を行う状態のこと。極端なインフレを避けつつ、適度な物価上昇によって景気を刺激し、経済成長を促すことを目的とする政策(リフレ政策)として議論されることが多い。

コンドラチェフの波

こんどらちぇふのなみ

コンドラチェフの波とは、約50〜60年周期で発生するとされる景気循環の長期的な波のこと。ロシアの経済学者コンドラチェフが提唱した。主な要因は画期的な技術革新(蒸気機関、鉄道、電気、ITなど)であるとされ、技術の普及による投資ブームと、その後の過剰設備や飽和による停滞が繰り返されると考えられている。

外部不経済

がいぶふけいざい

外部不経済とは、ある経済主体の活動が、市場取引を経由せずに、第三者に対して不利益や損害を与えること。公害(大気汚染、騒音)が典型例であり、工場が安価に製品を生産しても、その汚染除去コストを周辺住民が負担する場合などが該当する。市場メカニズムだけでは解決できない「市場の失敗」の一つとされ、政府による規制やピグー税の導入などの対策が必要となる。

ガートナーのハイプサイクル

がーとなーのはいぷさいくる

ハイプサイクルとは、ガートナー社が毎年発表する、特定の技術が「登場」してから「普及」するまでの社会的認知度の推移を示した図である。「黎明期」→「過度な期待のピーク期」→「幻滅期」→「啓蒙活動期」→「生産性の安定期」という5つのフェーズを経るとされる。新技術への投資タイミングを見極めたり、現在のブームが実力を伴ったものか単なる熱狂かを冷静に判断するために利用される。

デッドライン

でっどらいん

デッドライン(Deadline)とは、業務やプロジェクトにおける最終的な「締め切り」や「期限」のこと。これを超えると業務に重大な支障をきたす、あるいは許容されない限界線(死線)を意味する。単なる目安(ターゲット)ではなく、絶対に守らなければならない厳格な期限というニュアンスが強い。語源は南北戦争時代のアメリカの捕虜収容所で、その線を越えると衛兵に撃たれる境界線を指したことに由来するとされる。

契約不適合責任

けいやくふてきごうせきにん

契約不適合責任とは、売買契約において、引き渡された目的物(商品や不動産など)が、種類、品質または数量に関して「契約の内容と適合しない」場合に、売主が買主に対して負う責任のことである。かつての「瑕疵(かし)担保責任」に代わって、2020年の民法改正で導入された概念であり、買主の権利(追完請求、代金減額請求など)が強化されている。

ゼネコン

ぜねこん

ゼネコン (General Contractor) とは、発注者から工事全体を請け負い、専門工事業者(サブコン)を束ねて工事全体の管理(施工管理、安全管理、工程管理など)を行う「総合建設業者」のことである。大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店のスーパーゼネコン5社が有名。

ハレーション

はれーしょん

ハレーション(Halation)とは、本来は写真用語で、強い光が当たった部分の周囲が白くぼやけてしまう現象のこと。ビジネスシーンでは、ある言動や施策が周囲に強い影響を与え、摩擦や軋轢(あつれき)、混乱といった悪い副作用を引き起こすことを指して使われる。「現場にハレーションが起きる」のように、ネガティブな反応が広がることを懸念する場合に用いられることが多い。

高度プロフェッショナル制度

こうどぷろふぇっしょなるせいど

高度プロフェッショナル制度(高プロ)とは、高度な専門知識を持ち、一定以上の年収(1075万円以上)を得ている労働者を対象に、労働時間規制(残業代や休憩など)の対象外とする制度のことである。「成果で評価する」ことを目的とし、働いた時間ではなく成果物に対して報酬が支払われる。

水平分業

すいへいぶんぎょう

水平分業(すいへいぶんぎょう)とは、製品の企画・開発・設計、部品の製造、最終組み立てなどの各工程を、一社で完結させるのではなく、それぞれを得意とする複数の企業や国で分担して行うビジネスモデルのこと。特にIT・エレクトロニクス業界で顕著であり、Apple社が設計を行い(ファブレス)、製造を台湾のFoxconn社などが請け負う(ファウンドリ)形式が代表例である。各社がコアコンピタンスに集中できるため、効率的かつ高品質な生産が可能になる。

インバウンド

いんばうんど

インバウンドとは、本来「外から中へ入ってくる」という意味だが、観光業界では「訪日外国人旅行(者)」を指す。彼らが日本国内で宿泊、食事、買い物などで使うお金(インバウンド消費)は、輸出産業に匹敵する巨大な経済効果をもたらすため、観光立国の柱となっている。

ジャストアイデア

じゃすとあいであ

ジャストアイデア(Just idea)とは、会議やブレインストーミングなどの場で、「単なる思いつきですが」「深く検証したわけではありませんが」といった前置きとして使われる言葉。まだ論理的な裏付けや実現可能性の根拠はないが、とりあえずのアイデアや閃きとして発言する際に、ハードルを下げるために用いられる和製英語。「Just an idea」を省略したものと考えられる。批判を恐れずに発言を促す効果がある。

Ksf

けーえすえふ

KSF (Key Success Factor: 重要成功要因) とは、事業やプロジェクトを成功させるために最も重要な「鍵となる要因」のことである。CSF (Critical Success Factor) とも呼ばれる。「ここさえ押さえれば勝てる」という急所。

ローンチ

ろーんち

ローンチ(Launch)とは、新しい商品やサービスを市場に公開し、提供を開始すること。特にWebサービスやアプリ、ITシステムの稼働開始や、新製品の発売発表を指して使われる。「新サイトをローンチする」のように動詞として使うことが多い。ロケットの「発射(Launch)」に由来する言葉であり、勢いよく世に送り出す、大規模にスタートさせるといったポジティブで力強いニュアンスを持つ。システム開発では「カットオーバー」や「サービスイン」と同義で使われることもある。

マーケティングミックス

まーけてぃんぐみっくす

マーケティングミックス(Marketing Mix)とは、マーケティング戦略における実行プロセス(Do)のことで、ターゲット顧客に価値を届けるために企業がコントロール可能な要素を組み合わせること。一般的にE.J.マッカーシーが提唱した「4P(Product, Price, Place, Promotion)」のフレームワークが用いられる。

マター

またー

マター(Matter)とは、ビジネスにおいて「担当」「管轄」「責任の所在」を意味する言葉。「これは営業部マターだ(営業部の管轄案件だ)」「部長マター(部長が決めるべきこと)」のように、誰がその件について責任や決定権を持っているかを示す際に使われる。英語の 'matter'(事柄、問題)が語源だが、日本のビジネス用語としては「誰の持ち分か」という帰属を示す独特の使い方が定着している。

メンター

めんたー

メンター(Mentor)とは、仕事やキャリア、人生における指導者、助言者のこと。ギリシャ神話の賢者メントールに由来する。単に業務スキル(ティーチング)を教えるだけでなく、精神的なサポートやキャリアの悩み相談に乗り、対話を通じて相手(メンティー)の自律的な成長や意思決定を支援する役割を持つ斜め上の関係。

マウント

まうんと

マウント(マウンティング)とは、人間関係において、自分のほうが相手より優位である(立場が上、知識がある、幸せである)ことを示し、優越感に浸ろうとする行為のこと。本来は霊長類が相手の背中に乗って群れの中の序列を確認する行為を指すが、現代ではSNSや会話での「自慢」「見下し」を指すネガティブな言葉として定着している。

ミッション・ビジョン・バリュー

みっしょんびじょんばりゅー

MVVとは、企業の経営理念を構成する3つの要素のことである。Mission(果たすべき使命・存在意義)、Vision(目指すべき将来像)、Value(大切にする価値観・行動指針)の頭文字。組織のベクトルを合わせるために策定される。

オンスケ

おんすけ

オンスケ(On schedule)とは、「オンスケジュール」の略語で、作業やプロジェクトの進捗が当初の計画や予定通りに進んでいる状態を指す現場用語。「進捗はどう?」「オンスケです(順調です)」といった会話で使われる。遅れが生じていない正常な状態を示す言葉であり、対義語としては、予定を変更する「リスケ(リスケジュール)」や、遅延している状態(ディレイ)がある。システム開発や建設現場など、工程管理が重要な職場で頻繁に用いられる。

オプトアウト

おぷとあうと

オプトアウト(Opt-out)とは、ユーザーが「拒否(離脱)」の意思表示をしない限り、企業がメール配信やデータ利用を継続してもよいとする方式。または、ユーザーが事後的に配信停止やデータ利用停止の手続きを行うこと。「不参加(Opt out)を選ぶ」という意味。Webサービスの追跡クッキー(Cookie)の利用や、顧客データの第三者提供などにおいて、ユーザーに拒否権を保証するための仕組みとして用意されるものである。

ペインポイント

ぺいんぽいんと

ペインポイント(Pain point)とは、顧客が日常生活やビジネスの中で抱えている「痛み(Pain)」に例えられるような、強い悩み、不満、不便、解決すべき課題のこと。マーケティング用語。単なる「あったらいいな(Wants/Needs)」というレベルを超えて、顧客がお金を払ってでも解消したいと感じている切実な問題点を指す。ペインポイントを的確に特定し、それを解消するソリューション(解決策)を提供することが、ヒット商品を生む鍵となる。

パラドックス

ぱらどっくす

パラドックス(逆説)とは、一見すると正しそうな前提から推論しているのに、納得しがたい矛盾した結論になってしまうこと。あるいは、一般常識とは逆の真理を突いていること。「急がば回れ」も一種のパラドックス。

プロパー

ぷろぱー

プロパー(Proper)とは、ビジネスシーンにおいて「本来の」「正規の」という意味で使われる言葉。文脈によって意味が異なり、人事用語としては「新卒採用の生え抜き社員」や「正規雇用の正社員(中途や派遣との対比)」を指すことが多い。一方、小売・流通業界では「定価(プロパー価格)」という意味で使われ、セール品やアウトレット品と区別される。また、アパレルなどでは自社オリジナル商品を指すこともあるため、使用される文脈に注意が必要である。

宅地建物取引士

たくちたてものとりひきし

宅地建物取引士(宅建士)とは、不動産取引の専門家を示す国家資格である。不動産の売買や賃貸の契約をする際に、利用者に「重要事項説明(契約内容の詳しい解説)」を行うことができるのは宅建士だけ(独占業務)である。不動産業者は、従業員の5人に1人以上の宅建士を置く義務がある。

登記

とうき

登記(不動産登記)とは、土地や建物の「物理的現況(どこにどれくらいの広さであるか)」と「権利関係(誰のものか、借金の方に入っているか)」を法務局の公的な帳簿(登記簿)に記録し、一般に公開することである。これにより、自分が所有者であることを第三者に主張(対抗)できる。

レインズ

れいんず

レインズ (REINS) とは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムのことである。不動産会社だけが閲覧でき、専任媒介契約などを結んだ物件はレインズへの登録が義務付けられている。これにより、情報の囲い込みを防ぎ、不動産取引の透明性と迅速性を確保している。

修繕積立金

しゅうぜんつみたてきん

修繕積立金とは、分譲マンションにおいて、将来必要となる大規模な修繕工事(外壁塗装、屋上防水、配管交換など)に備えて、区分所有者が毎月積み立てておくお金のことである。管理費が日常的な維持費であるのに対し、修繕積立金は将来への貯金という性質を持つ。

リスケ

りすけ

リスケ(Reschedule)とは、「リスケジュール」の略語で、一度決まった日程や計画を再調整・変更することを指す。会議の日時変更や、納期の延期などを依頼する際によく使われる。「急用が入ったのでリスケをお願いできますか」のように使う。一般ビジネスでは軽い日程変更を指すが、金融業界において「リスケ」と言うと、借入金の返済条件の変更(返済猶予)を指す非常に深刻な言葉となるため、相手の業界によっては使用に注意が必要である。

Sri

えすあーるあい

SRI(Socially Responsible Investment:社会的責任投資)とは、従来の「財務的リターン(儲かるか)」という基準に加え、「社会的責任(CSR)を果たしているか」という倫理的な視点を組み込んで投資先を選別する手法。1920年代にキリスト教団体が、教義に反する「タバコ・アルコール・ギャンブル」産業への投資を避けたのが起源とされる。

事故物件

じこぶっけん

事故物件とは、過去に自殺、他殺、孤独死(発見が遅れた場合)などの人の死が発生した不動産物件のことである。住む人に心理的な抵抗感(心理的瑕疵)を与えるため、貸主や売主には契約前にその事実を告知する義務がある。相場よりも大幅に安く取引される。

ストレッチゴール

すとれっちごーる

ストレッチゴール(Stretch goal)とは、現在の実力や延長線上の予測では達成が困難と思われるような、非常に高い水準に設定された野心的な目標のこと。「背伸び(Stretch)」をしないと届かない目標。GoogleやGEなどが採用している手法であり、達成確率は50%程度でも、その高い目標を目指して工夫や努力をすることで、従来の方法にとらわれない飛躍的な成長やイノベーションを引き出すことを目的としている。

商標法

しょうひょうほう

商標法とは、商品やサービスの目印(ブランド名、ロゴマークなど)を保護する法律である。登録された商標を他人が勝手に使うと、偽ブランド品として処罰される。「早い者勝ち(先願主義)」なので、有名になる前に登録しておく必要がある。

ホワイト500

ほわいとごひゃく

ホワイト500とは、経済産業省が認定する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」のうち、認定結果が上位500位以内の法人の通称である。従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業(健康経営)のみが選ばれるため、就職活動生や投資家からの評価が高い。

ゼロベース

ぜろべーす

ゼロベース(Zero-base)とは、過去の経緯や既存の枠組み、先入観にとらわれず、物事を白紙(ゼロ)の状態から根本的に考え直す思考法やアプローチのこと。「ゼロベース思考」とも呼ばれる。前例踏襲や部分的な改善(改善)ではなく、抜本的な改革やイノベーションを生み出すために用いられる。「来期の予算をゼロベースで見直す(ゼロベース予算)」のように、既得権益や固定観念を排除する際によく使われる。

見える化

みえるか

見える化(Visual Management)とは、企業活動の現状や問題を、誰にでも一目でわかるように可視化する取り組み。トヨタ生産方式の「アンドン」や「カンバン」が起源。データや進捗をグラフや表で掲示し、異常が発生した際にすぐに気づけるようにして、迅速な改善につなげる。

ダイナミック・ケイパビリティ

だいなみっくけいぱびりてぃ

ダイナミック・ケイパビリティ(Dynamic Capabilities)とは、環境の変化に合わせて、企業が自己を変革する能力のこと。「感知(Sensing)」「捕捉(Seizing)」「変容(Transforming)」の3要素からなり、激動の時代において持続的な競争優位を築くために不可欠とされる。

アーリーアダプター

あーりーあだぷたー

アーリーアダプター(初期採用者)とは、イノベーター理論において、新しい商品やサービスを比較的早い段階で受け入れる層のことである。全体の13.5%を構成するとされる。「新しいもの好き(イノベーター)」とは異なり、新製品の具体的なメリットや実益を判断して購入し、その良さを周囲に広める「オピニオンリーダー」としての役割を果たすため、マーケティング攻略の鍵となる重要な層である。

エンプロイアビリティ

えんぷろいあびりてぃ

エンプロイアビリティ(雇用され得る能力)とは、企業に雇用され続ける、あるいは転職して他社で雇用されるための能力のことである。「就業能力」や「雇用されうる力」と訳される。終身雇用の崩壊に伴い、会社に依存せず、自分自身の市場価値を高めて働き続けるための能力として注目されている。

エスカレーション

えすかれーしょん

エスカレーション(Escalation)とは、ビジネスにおいて、担当者では判断や解決が難しい問題を、上司や管理者などの上位者に報告し、対応を引き継ぐこと。「エスカレ」。迅速な対応が必要なクレーム処理や、システム障害時の連絡フローなどで重要なプロセス。

ガーファ

がーふぁ

GAFA(ガーファ)とは、米国の巨大IT企業4社であるGoogle、Apple、Facebook(現Meta)、Amazonの頭文字を取った総称。圧倒的なプラットフォーム支配力を持ち、世界経済や人々の生活様式に多大な影響を与えている。Microsoftを加えて「GAFAM」と呼ぶことも一般的。

ガゼル企業

がぜるきぎょう

ガゼル企業とは、短期間で急成長する若い中小企業のこと。足の速い動物「ガゼル」に例えられる。一般に、設立から日が浅く、売上高が数年連続で20%以上の成長を遂げている企業を指し、雇用創出や経済活性化の牽引役として期待されている。

ゴーレム効果

ごーれむこうか

ゴーレム効果とは、教師や上司が、生徒や部下に対して「能力が低い」「ダメな奴だ」と思い込んで接すると、実際にその相手の成績やパフォーマンスが低下してしまう心理現象。ピグマリオン効果の対義語。期待値の低さが相手の自信を奪うことで起こる。

粗利

あらり

粗利(売上総利益)とは、売上高から売上原価(仕入れ値や製造コスト)を差し引いた、最も基礎的な利益のことである。あくまで「商品そのものの儲け」であり、ここから人件費や家賃などの販管費を支払うことになる。粗利の大きさ(粗利率)は、その商品やサービスが持つ付加価値の高さや競争力を示す。

市場参入戦略

じーてぃーえむ

GTM(Go-to-Market Strategy:市場参入戦略)とは、新しい製品やサービスを市場に投入し、顧客に届けるまでの総合的な戦略のことである。ターゲット顧客の選定(誰に)、バリュープロポジション(何を)、チャネル(どこで)、価格設定(いくらで)、プロモーション(どうやって)売るかを具体的に計画する。

ジョブ・クラフティング

じょぶくらふてぃんぐ

ジョブ・クラフティングとは、従業員が自分自身の仕事の捉え方や内容を、自発的に再設計(クラフト)すること。「やらされ仕事」を「やりがいのある仕事」に変える手法。業務の範囲を広げたり、人との関わり方を変えたりして、仕事に意義を見出す。

ラウド・レイバラー

らうどれいばらー

Loud Laborers(ラウド・レイバーズ)とは、実際には大した仕事をしていないのに、忙しいふりをしたり、自分の成果を過剰にアピールしたりする従業員のこと。「声の大きい労働者」。実質的な生産性は低いが、やっている感を出すのが上手く、組織の士気を下げる要因になる。

Mau

えむえーゆー

MAU(Monthly Active Users:月間アクティブユーザー数)とは、アプリやWebサービスなどを、1ヶ月間に1回以上利用したユーザーの数のことである。登録しているだけの休眠会員ではなく、実際にサービスを利用している「生きたユーザー数」を示すため、ソーシャルゲームやSNS、SaaSなどの成長性を測る最重要指標の一つとされる。

モラル・ライセンシング

もらるらいせんしんぐ

モラル・ライセンシング(Moral Licensing)とは、何か「良いこと」をした後には、自分の中で「免罪符(ライセンス)」が得られたような気になり、無意識のうちに「悪いこと」や「利己的な行動」をしても許されると考えてしまう心理現象のこと。「善行の後の悪行」とも呼ばれ、ダイエットのリバウンドや企業の不祥事の原因としても説明される。

ニッチ

にっち

ニッチ(Niche)とは、本来は「隙間」や「壁のくぼみ」のこと。ビジネスでは、大手が参入していない小さな市場や、特定のニーズを持つ狭い分野(隙間産業)を指す。「ニッチな趣味」と言えば、一般的ではないマニアックな分野を指す。

クワイエット・ファイアリング

くわいえっとふぁいありんぐ

クワイエット・ファイアリング(静かな解雇)とは、企業が従業員を直接解雇するのではなく、わざと仕事を与えなかったり、過酷な環境に置いたり、昇進の機会を奪ったりして、従業員が自ら「辞めます」と言うように仕向ける陰湿な退職勧奨のこと。

リストラ

りすとら

リストラ(リストラクチャリング)とは、本来は「事業の再構築」を意味する経営用語である。不採算事業の整理・統合、成長分野への資源集中など、企業構造を抜本的に改革することを指す。しかし、日本ではバブル崩壊以降、その一環として行われる「人員整理(解雇、希望退職の募集)」と同義で使われることが定着してしまっている。

スケールメリット

すけーるめりっと

スケールメリット(規模の経済)とは、事業の規模が大きくなることで、製品1つあたりのコストが低下し、利益率が向上する効果のことである。大量仕入れによる単価交渉力の上昇や、工場稼働率の向上、物流の効率化などが要因となる。大企業が価格競争で有利なのは、このスケールメリットを享受できるためである。

セグメンテーション

せぐめんてーしょん

セグメンテーション(市場細分化)とは、不特定多数の顧客を、年齢・性別・居住地・行動特性・価値観などの「共通の属性」を持つグループ(セグメント)に分類することである。マーケティング戦略の立案において、「誰に(Targeting)」アプローチするか決めるための前段階として行われる重要なプロセスである(STP分析)。

アップセル

あっぷせる

アップセルとは、ある商品を購入検討中の顧客に対し、より上位のモデルや高機能なバージョン、より大容量のプランなどを提案し、当初の予定よりも高額な商品を購入してもらう販売手法のことである。クロスセルと同様に、客単価やLTV(顧客生涯価値)を高めるための重要な施策である。

デレゲーション

でれげーしょん

デレゲーション(Delegation)とは、権限委譲のこと。上司が部下に仕事や責任、権限を任せること。単なる「丸投げ」とは異なり、育成目的で適切なサポートを行いながら任せることで、部下の自主性やスキルを高め、上司自身の時間はより重要な業務に充てる。

フィージビリティ

ふぃーじびりてぃ

フィージビリティ(Feasibility)とは、計画や事業の「実現可能性」のこと。新しいプロジェクトを始める前に、技術的に可能か、採算は取れるか、法的な問題はないかなどを調査することを「フィージビリティスタディ(F/S)」と呼ぶ。

イニシアチブ

いにしあちぶ

イニシアチブ(Initiative)とは、「主導権」「自発性」「率先」のこと。ビジネスでは「イニシアチブを取る」と言えば、会議や交渉などでリーダーシップを発揮し、場をコントロールすることを指す。また、戦略的な「取り組み」や「構想」そのものを指す場合もある。

キックオフ

きっくおふ

キックオフ(Kick-off)とは、フットボールの試合開始のこと。転じて、ビジネスにおいては、新しいプロジェクトの開始や、その際に行われる最初の会議(キックオフミーティング)を指す。メンバーの顔合わせ、目的の共有、スケジュールの確認などを行う。

ロジスティクス

ぶつりゅう

ロジスティクスとは、原材料の調達から生産、保管、販売、配送に至るまでの「モノの流れ」を一元管理し、最適化する経営管理手法のこと。単なる「輸送(運ぶこと)」より広い概念。

ランディングページ

えるぴー

ランディングページ(LP)とは、Web広告などをクリックしてユーザーが最初に着地(Landing)するページ。商品の購入や資料請求など、特定のコンバージョン(成果)を得ることに特化し、縦長で、他ページへのリンクが少ないデザインになることが多い。

ミッション

みっしょん

ミッション(Mission)とは、企業や組織が果たすべき「使命」や「存在意義」のこと。「我々は何のために存在するのか」「社会に対してどのような価値を提供するのか」を言語化したもの。ビジョン(将来像)やバリュー(行動指針)と共に、経営理念の中核をなす。

マネタイズ

まねたいず

マネタイズ(Monetization)とは、無料のサービスやコンテンツ、あるいは単なるアクセス数やユーザー基盤を、収益を生み出すビジネスに変えること。具体的には、広告枠の販売、有料会員制度(サブスクリプション)の導入、データの販売、課金アイテムの提供などの手法がある。

フェーズ

ふぇーず

フェーズ(Phase)とは、段階、局面、工程のこと。プロジェクト管理において、「要件定義フェーズ」「開発フェーズ」「テストフェーズ」のように、作業を区切る単位として使われる。それぞれのフェーズで達成すべき目標(マイルストーン)を設定して管理する。

プライオリティ

ぷらいおりてぃ

プライオリティ(Priority)とは、優先順位、優先度のこと。「プライオリティが高い」と言えば、他の何よりも先にやるべきこと、最優先事項を指す。仕事が山積みの時は、タスクにプライオリティをつけて、重要なものから順に処理することが求められる。

リマインド

りまいんど

リマインダー(Reminder)とは、思い出させること、またはそのための通知機能。「リマインド」。会議の日時やタスクの期限などを忘れないように、事前にメールやアプリで通知を送る仕組み。「明日の会議のリマインドを送ります」のように確認の意味でも使われる。

リソース

りそーす

リソース(Resource)とは、資源、資産、供給源のこと。ITでは、CPUの処理能力、メモリ容量、ディスク空き容量、ネットワーク帯域などを指す。ビジネスでは、ヒト(人材)、モノ(設備)、カネ(資金)、時間などの経営資源を指す。「リソース不足」などと使う。

リテンション

りてんしょん

リテンション(Retention)とは、「維持」「保持」のこと。人事では「人材の定着(離職防止)」、マーケティングでは「既存顧客の維持(リピート率向上)」を指す。新規獲得(Acquisition)よりもコストが低く、LTVを高めるために重要視される。

スコープ

すこーぷ

スコープ(Scope)とは、範囲、領域のこと。プロジェクト管理においては「プロジェクトの範囲(何を行い、何を行わないか)」を指す。プログラミングでは「変数が有効な範囲(スコープ)」を指す。スコープを明確にしないと、際限なく仕事が増える「スコープクリープ」が起きる。

セグメント

せぐめんと

セグメント(Segment)とは、全体をいくつかに分割した区分のこと。断片。マーケティングにおいては、顧客を年齢、性別、居住地、嗜好などの属性でグループ分けしたものを指す。「セグメント市場」や「セグメンテーション(市場細分化)」のように使われる。

ソリューション

そりゅーしょん

ソリューション(Solution)とは、本来は「解決策」という意味。ビジネスにおいては、顧客の抱える課題や問題を解決するための製品、サービス、システムの総称。「ITソリューション」など、単にモノを売るのではなく、課題解決をセットで提供することを指す。

ターゲティング

たーげてぃんぐ

ターゲティング(Targeting)とは、市場(顧客)を細分化し、その中から自社が狙うべき特定の層(ターゲット)を絞り込むこと。「標的設定」。すべての顧客を満足させようとせず、自社の強みが最も活きる顧客層に資源を集中させることで、効率的に売上を伸ばす。

チームビルディング

ちーむびるでぃんぐ

チームビルディング(Team Building)とは、メンバー個々の能力を最大限に発揮しつつ、一つの目標に向かって協力し合える強い組織(チーム)を作ること。ワークショップや合宿、ゲームなどを通じて、信頼関係の構築やコミュニケーションの活性化を図る取り組み。

バリュー

ばりゅー

バリュー(Value)とは、価値のこと。ビジネスにおいては、(1)顧客に提供する価値(提供価値)、(2)企業が共有すべき価値観・行動指針(Core Values)、(3)商品の価格に対する値打ち、など複数の意味で使われるため、文脈による判断が必要。

インセンティブ

いんせんてぃぶ

インセンティブ(Incentive)とは、意欲を引き出すための刺激や報奨のこと。ビジネスでは、目標を達成した営業マンへの報奨金(歩合給)や、顧客への購入特典などを指す。「飴と鞭」の「飴」の部分に相当し、モチベーションを高めるための動機付け要因。

GMV

じーえむぶい

GMV(Gross Merchandise Value)とは、流通取引総額のこと。ECサイトやフリマアプリなどで、一定期間内に流通した(売買された)商品の総額。プラットフォームビジネスの規模や成長性を示す最も基本的な指標(売上高そのものではない点に注意)。

インダストリー4.0

いんだすとりー4.0

インダストリー4.0とは、ドイツ政府が提唱した「第4次産業革命」のこと。IoT、AI、ビッグデータなどを製造業に導入し、工場全体あるいはサプライチェーン全体をデジタル化・最適化する「スマートファクトリー」の実現を目指す国家プロジェクト。

情報の非対称性

じょうほうのひたいしょうせい

情報の非対称性(Information Asymmetry)とは、取引において、売り手と買い手の持っている情報量に格差があること。中古車販売や医療、保険などが典型例。売り手は詳しく知っているが、買い手はよく知らないため、だまされたり、不利益を被ったりするリスクが生じる。

ロックイン効果

ろっくいんこうか

ロックイン効果(Lock-in Effect)とは、特定の製品やサービスを使い始めると、乗り換えコスト(スイッチングコスト)が高くなり、他社製品への変更が難しくなること。「囲い込み」。Apple製品のエコシステムや、携帯電話の2年縛りなどがこれにあたる。

心理的財布

しんりてきさいふ

心理的財布(Psychological Wallet)とは、消費者が商品やサービスの種類によって、無意識のうちに予算枠(財布の紐の固さ)を変えていること。「メンタルアカウンティング」。普段の食費は数十円単位で節約するのに、旅行や趣味には気前よく大金を使う、といった現象を指す。

技術的失業

ぎじゅつてきしつぎょう

技術的失業(Technological Unemployment)とは、AIやロボットなどの技術革新によって、人間の仕事が自動化され、労働者が職を失うこと。産業革命の時代から議論されてきた問題だが、近年のAIの進化により、単純労働だけでなく知的労働も代替される可能性が懸念されている。

UBS

ゆーびーえす

UBS(Unit Benefit System)とは、退職給付制度の一つ「ポイント制」のこと。勤続年数や職能資格ランクに応じて毎年「ポイント」を付与し、退職時に「累積ポイント × 単価」で退職金を計算する仕組み。貢献度が退職金に反映されやすい。

ダルい

だるい

だるいとは、体が重くて倦怠感があること。または、面倒くさくてやる気が出ないこと。本来は「かったるい(腕が垂るい)」の変化。「ダルい」とカタカナで表記されることも多く、若者言葉では「うざい」や「気まずい」といった意味を含んで使われることもある。

エッセンシャル

えっせんしゃる

エッセンシャル(Essential)とは、「本質的」「不可欠」「必須」という意味。余計なものを削ぎ落とし、本当に重要なものだけに集中する考え方を「エッセンシャル思考」という。コロナ禍で、生活維持に不可欠な仕事に従事する人を「エッセンシャルワーカー」と呼んだ。

エビデンス

えびでんす

エビデンス(Evidence)とは、証拠、根拠、裏付けのこと。ビジネスでは、提案や主張を裏付けるためのデータ、議事録、契約書などを指す。医療分野(EBM)では、治療法の有効性を示す科学的根拠を意味する。「エビデンスはあるのか?」は会議での決まり文句。

フィックス

ふぃっくす

フィックス(Fix)とは、修正する、固定する、決定するという意味。ビジネスでは「仕様をフィックスする(確定させる)」「バグをフィックスする(修正して直す)」のように使われる。また、日程調整などで「来週の水曜日でフィックスしました」と言えば、予定が確定したことを指す。

ガバナンス

がばなんす

ガバナンス(Governance)とは、「統治・支配・管理」。企業経営においては「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」を指し、不正を防ぎ、企業価値を向上させるための管理体制や仕組みのこと。株主や取締役会による監視、情報開示(ディスクロージャー)などが含まれる。

蛙化現象

かえるかげんしょう

蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、片思い中は大好きだった相手が、振り向いてくれた途端に、急に気持ち悪く感じたり、冷めてしまったりする心理現象。グリム童話「カエルの王様」に由来するが、現代の若者の間では「好きな人の些細な行動で幻滅する」意味でも使われる。

ナレッジ

なれっじ

ナレッジ(Knowledge)とは、知識、知見のこと。ビジネスでは、単なる情報(インフォメーション)ではなく、組織にとって付加価値のある実用的な知識やノウハウを指す。「ナレッジ共有」や「ナレッジマネジメント」によって、個人の知恵を組織全体の資産にすることが重要。

リテラシー

りてらしー

リテラシー(Literacy)とは、本来は「読み書きの能力」だが、転じて、ある分野に関する知識や情報を正しく理解し、活用する能力のこと。「ITリテラシー」「金融リテラシー」「メディアリテラシー」のように使われる。情報に踊らされず、主体的に判断する力。

メソッド

めそっど

メソッド(Method)とは、方法、方式、手法のこと。プログラミング(オブジェクト指向)においては、オブジェクトに対する「操作」や「処理」を定義した関数のことを指す。データ(プロパティ)と、それに対する振る舞い(メソッド)をセットで扱うのが特徴。

ワンチャン

わんちゃん

ワンチャンとは、「ワンチャンス(One Chance)」の略。可能性は低いが、もしかしたら上手くいくかもしれない、という期待を込めて使われる若者言葉。「ワンチャンいける!」なら「ひょっとしたら勝てるかも」、「ワンチャンあり」なら「可能性はゼロではない」という意味。

オポチュニティ

おぽちゅにてぃ

オポチュニティ(Opportunity)とは、機会、好機、チャンスのこと。ビジネスにおいては、市場における未開拓の領域や、売上拡大の可能性を秘めた営業案件などを指す。「オポチュニティを逃すな」「事業オポチュニティを探る」のように前向きな文脈で使われる。

推し活

おしかつ

推し活(おしかつ)とは、自分の好きなアイドル、キャラクター、俳優などの「推し」を応援する活動のこと。ライブ参加、グッズ購入、SNSでの発信、聖地巡礼など多岐にわたる。単なるファン活動を超えて、生きがいや日々の活力の源となるライフスタイル。

スキーム

すきーむ

スキーム(Scheme)とは、枠組み、計画、仕組みのこと。ビジネスでは、事業を行うための「体制」や「構想」、資金調達の流れ(ファイナンススキーム)などを指す。「詐欺的な計画」という悪い意味で使われることもある(ポンジ・スキームなど)が、基本的には中立的な用語。

タイパ

たいぱ

タイパ(タイムパフォーマンス)とは、費やした時間に対する満足度や効果の割合のこと。「時間対効果」。倍速視聴やショート動画の流行など、限られた時間で最大の情報を得ようとするZ世代を中心とした現代の価値観を象徴する言葉。

最高製品責任者

さいこうせいひんせきにんしゃ

企業が提供する製品(プロダクト)に関するあらゆる責任と権限を持つ最高幹部職であり、プロダクト戦略の策定、開発プロセスの指揮、デザイン、そして市場への適合(PMF)を実現する中核的な役割を担う。具体的には、製品ロードマップの定義、ユーザー体験(UX)の最適化、そしてプロダクト主導の成長(PLG)モデルの推進を通じて、企業の長期的な競争優位性と収益最大化を目指す。

概念実証

がいねんじっしょう

新規の技術やビジネスアイデア、システム構想などが、想定通りの機能を実現し、期待される効果を発揮できるか否かを、本格的な開発に着手する前に小規模かつ限定的な環境下で検証するプロセスである。これは実現可能性の確認を最優先とし、リスク低減と資源の最適配分を目的として実施される初期検証段階を指す。

アカウントベースドマーケティング

あかうんとべーすどまーけてぃんぐ

特定の市場や不特定多数のリードを対象とするのではなく、自社にとって収益性が高く、戦略的に重要な価値を持つ個別企業(アカウント)を厳選し、その企業に対してパーソナライズされた集中的な戦略を実行するB2Bマーケティングのアプローチである。営業部門とマーケティング部門が密接に連携(Smarketing)し、ターゲット企業の課題解決に直結するコンテンツや施策を展開することで、商談の質と成約率の最大化、および顧客生涯価値(LTV)の向上を目指す戦略的フレームワークである。

アダプション

あだぷしょん

アダプション(Adoption)とは、新しい製品、サービス、技術、または特定の機能などが、市場あるいは個々のユーザーに受け入れられ、実際に継続的な利用に至るプロセス全体、およびその状態を指すビジネス用語である。特にSaaSやサブスクリプション型のビジネスモデルにおいては、顧客が契約後にプロダクトを日常業務に深く組み込み、価値を実感して継続利用する定着化の度合いを示す重要な概念とされる。

アジェンダ

あじぇんだ

アジェンダ(Agenda)は、ラテン語の「agendum」(行うべきこと)に由来し、主に会議や打ち合わせにおける具体的な議題や討議事項のリスト、進行計画表を指す。転じて、政治、外交、ビジネス戦略などの分野においては、優先的に取り組むべき政策課題、行動計画、あるいは隠された意図や目的といった広範な意味合いでも使用される極めて重要な概念である。アジェンダは、組織が目標達成のためにリソースを集中させる方向性を示す羅針盤としての機能を担う。

アグリー

あぐりー

ビジネスシーンにおいて、提案や意見、計画に対し「同意」や「賛成」の意思を明確に表明するために使用される外来語由来の専門用語である。特に外資系、コンサルティング、ITなどの業界において、迅速かつ曖昧さのない合意形成(コンセンサス)を目的として多用される。単なる賛意を超え、決定事項の実行に対するコミットメントを示すプロフェッショナルな意思表示として機能する。

アナロジー

あなろじー

アナロジー(類推)とは、一見無関係に見える二つの事象や概念の間にある「構造的あるいは関係性の類似性」を見抜き、既知の領域の仕組みを未知の領域に適用することで、問題解決や創造的な発想を導く思考プロセスである。これは、表面的な属性ではなく、物事の機能や要素間の関係性を抽象化する能力を基盤としているため、科学、哲学、そしてイノベーションの分野において重要な役割を担っている。

Andon System

アンドンシステム

アンドンシステムは、生産ラインや作業現場において、異常や問題が発生した際に、その場で作業者が警報を鳴らし、状況を視覚的・聴覚的に共有するための管理システムである。トヨタ生産方式(TPS)における自働化の思想に基づき、問題の発生直後に停止・対応を促すことで、品質の確保と生産効率の維持を図るための重要なツールとして機能する。異常の種類や発生場所を即座に特定し、迅速な対策チームの招集を可能にすることで、問題の潜在化を防ぎ、継続的な改善活動(カイゼン)の基盤を提供する。

アンドン

あんどん

アンドン(Andon)は、トヨタ生産方式(TPS)の中核をなす「異常の見える化」を実現するための視覚管理ツールである。製造ラインにおいて、機械故障、部品欠品、品質不良などの問題が発生した際、作業者が直ちに操作することで、ラインの状態(稼働中、警告、停止など)を光や音によって全従業員に瞬時に伝達し、管理者やリーダーの迅速な対応を促す機能を持つ。特に、問題が発見されたその場でラインを停止する勇気を持つことを奨励し、「不良品を次工程に流さない」という品質確保の哲学を具現化する装置である。

Annual Recurring Revenue

アニュアル・リカーリング・レベニュー

ARR(年間経常収益)とは、SaaSなどのサブスクリプション型ビジネスにおいて、今後1年間にわたり安定的に継続して得られることが見込まれる収益を年換算で示した財務指標である。事業の持続可能性と成長性を評価するための最重要KPIであり、新規契約、アップセル、解約などの要因を統合的に考慮して算出される。特に投資家が企業の将来価値を判断する際の根拠として極めて重視される。

アテンド

あてんど

英語のAttendに由来し、「付き添う」「世話をする」ことを意味する。日本のビジネスおよびサービス業界においては、特にVIPや重要な顧客、上司などに対し、移動や滞在中の快適性を確保するために専任で同行し、案内、送迎、接待、身の回りの世話全般を行う、高度なホスピタリティと計画性が求められる専門的サービス活動である。単なる道案内ではなく、相手の行動を先読みした行動(アンティシペーション)がその成否を分ける。

Auditor

オーディター

企業や組織の財務諸表や内部統制の適正性を独立した立場から検証し、意見を表明する専門職である。広義には、特定の規範や規定が遵守されているかを系統的かつ客観的に評価する者全般を指し、公認会計士(CPA)が担う法定監査の他、内部監査や情報セキュリティ監査など多岐にわたる分野で組織の透明性と信頼性を担保する重要な役割を果たす専門家である。

Average revenue per user (ARPU)

アベレージレベニューパーユーザー

ARPU(Average Revenue Per User)は、特定の期間における企業の総収益を平均アクティブユーザー数で割って算出される、ユーザー一人あたりの平均売上高を示す重要な経営指標である。主に電気通信事業、インターネットサービス、モバイルゲーム、サブスクリプション型サービスなど、ユーザー数と収益が密接に関連するビジネスモデルで利用され、サービスの収益性や健全性を評価する際のベンチマークとなる。この指標の動向を分析することで、ユーザーの消費行動の変化やマーケティング施策の効果を把握することが可能となる。

BtoC

びーとぅーしー

BtoC(Business to Consumer、B2Cとも表記)とは、企業が製品やサービスを最終的な買い手である一般消費者(個人)に対して直接提供する取引形態およびビジネスモデルである。このモデルでは、消費者の感情、価格感度、ブランドロイヤルティなどが購買意思決定に強く影響するため、マスマーケティングやデジタルチャネルを通じた広範なコミュニケーション戦略が求められる。企業の成長戦略において、市場のトレンドや消費者心理の迅速な把握が極めて重要となる分野である。

B2B / B2C

びーとりぅーびー / びーとぅーしー

B2B(Business to Business)は企業間取引を指し、サプライチェーンにおける部品供給、業務用機器販売、コンサルティングサービスなどが該当する。一方、B2C(Business to Consumer)は企業が一般消費者に対して商品やサービスを提供する形態であり、小売業や飲食業、娯楽産業などが代表的である。この二つのモデルは、取引規模、意思決定のプロセス、マーケティング戦略において根本的に異なり、現代ビジネスの主要な分類軸となっている。

B2b2c

びーとぅーびーとぅーしー

B2B2C(Business to Business to Consumer)は、特定の企業(最初のB)が、別の仲介企業やプラットフォーム提供者(ミドルB)を通じて、最終的な一般消費者(C)に対して商品やサービスを提供する多層的なビジネス構造である。このモデルの鍵は、ミドルBが提供する強力な流通網や広大な顧客接点を活用し、最初のBが効率的かつ広範囲に市場へリーチできる点にあり、特にデジタルプラットフォームや複雑なサプライチェーンにおいて重要視されている概念である。

BANT Framework

バント・フレームワーク

BANT Framework(バント・フレームワーク)は、主に法人営業(B2Bセールス)において、見込み顧客(リード)が抱える潜在的な案件の確度や進行度を評価するための標準的な資格確認(クオリフィケーション)手法である。案件の予算(Budget)、決裁権(Authority)、真のニーズ(Need)、導入時期(Timeline)という4つの要素の頭文字を取って命名されており、これらの情報を体系的に収集・分析することで、営業リソースの効率的な配分と売上予測の精度向上を目的とする、セールスの基礎的なフレームワークである。

ブレジャー

ぶれじゃー

「Business(ビジネス)」と「Leisure(余暇)」を合成した造語であり、業務を目的とした出張の機会を利用し、その前後や滞在中に個人的な休暇や観光(レジャー)を組み合わせる旅の形態を指す。これは、単なる個人的な旅行とは異なり、企業の業務遂行と従業員のリフレッシュ・福利厚生の側面を両立させる新しい働き方およびライフスタイルの実践として、特に欧米圏の知識労働者を中心に普及が進行している。出張経費の効率的な活用と、従業員満足度の向上を主な目的とする。

ブラッシュアップ

ぶらっしゅあっぷ

ブラッシュアップ(brush up)は、すでに一定水準に達している成果物、企画、または個人の技術・知識を対象とし、細部にわたる検討と修正を加えることで、その品質や完成度を一段階高める行為を指す。特に日本のビジネスシーンで多用される表現であり、単なる修正(Correction)や改善(Improvement)にとどまらず、洗練化(Refinement)や磨き上げを意味する。英語圏での本来の用法「復習する」とはニュアンスが異なるため、和製英語に近いビジネス用語として扱われることが多い。

導入事例

どうにゅうじれい

導入事例(ケーススタディ、Case Study)とは、企業が提供する製品、技術、またはサービスを実際に導入・利用した顧客が、その導入プロセス、具体的な活用方法、そして達成された効果や成果について詳細に記述・報告するドキュメント、またはマーケティングコンテンツである。これは、将来的な見込み客に対して、製品・サービスの信頼性、実効性、及び投資対効果(ROI)を客観的かつ具体的な事実に基づいて証明するために不可欠な情報提供戦略の一つである。

クロージング

くろーじんぐ

クロージング(Closing)とは、広範な営業活動における最終局面に位置する重要なプロセスである。これは、見込み顧客に対して提示された製品やサービスに関する提案に基づき、最終的な購入または契約の意思決定を促し、実際に合意を締結させる一連の行動を指す。特に顧客の購買意欲が最高潮に達したタイミングを見極め、確実かつ円滑に取引を完了させるための技術と心理的アプローチが求められ、営業活動の成否を直接的に決定づける核心的な要素である。

クレド

クレド (信条)

クレド(Credo)とは、ラテン語で「我は信じる」を意味し、ビジネスにおいては、企業理念やブランド哲学に基づき、従業員が日々の業務遂行において取るべき行動規範や判断基準を簡潔に示し成文化したものである。特に顧客との接点が多いサービス業やホスピタリティ産業において、従業員の自律的な意思決定を促し、組織全体のサービス品質とブランドの一貫性を高めることを目的として導入される。単なる行動マニュアルではなく、企業文化の根幹を形成する重要なツールである。

クリティカルパス

くりてぃかるぱす

プロジェクトマネジメントにおいて、プロジェクトの開始から完了までの全タスクをネットワーク図で表現した際、プロジェクトの所要期間を決定づける最も時間のかかる一連の依存関係のある作業経路のこと。この経路上のタスクが遅延すると、プロジェクト全体の完了日が必ず遅延するため、進捗管理において最重要視される管理上の焦点である。

顧客関係管理

しーあーるえむ

CRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)とは、顧客との接点全てにおいて得られる情報を収集・分析し、顧客一人ひとりのニーズや行動履歴に基づいた最適化されたコミュニケーションを通じて、顧客満足度とロイヤルティを向上させることを目指す経営戦略及び、それを実現するための情報システム群である。従来のマスマーケティングから脱却し、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の最大化を企図する現代ビジネスにおいて不可欠なアプローチである。

CRO

シーアールオー

CRO(Conversion Rate Optimization:コンバージョン率最適化)とは、Webサイトやアプリケーションにおける訪問者の行動を分析し、設定された目標達成率(コンバージョン率)を最大化するための一連の戦略的かつ継続的な改善活動である。単なるデザイン変更に留まらず、データ分析に基づき、ユーザーエクスペリエンス(UX)やマーケティングファネル全体を俯瞰して課題を発見し、LPO(ランディングページ最適化)やEFO(入力フォーム最適化)といった具体的な手法を用いて実施される、事業成果に直結する重要なプロセスである。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセス

カスタマーサクセス(Customer Success, CS)とは、企業が提供する製品やサービスを通じて顧客を能動的に成功へと導き、その結果として顧客維持率(チャーンレートの低下)とLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指す経営戦略および部門活動である。従来の受動的なカスタマーサポートやヘルプデスク機能とは一線を画し、データに基づき顧客の課題を先回りして解決策を提示し、積極的な製品活用を促進するプロアクティブなアプローチを特徴とする。特にSaaSビジネスモデルにおいてその重要性が高まっている。

自社直販モデル

D2C

メーカーが卸売業者や小売店といった中間流通を介さず、自社が運営するECサイトや実店舗を通じて最終消費者に直接商品を販売するビジネスモデルである。「Direct to Consumer」の略称。このモデルは、顧客データの直接的な取得と活用、迅速な製品開発サイクル、そして高度なブランド体験の提供を可能にする、デジタル時代における流通の最適解の一つと見なされており、特にスタートアップや新規ブランドの成長戦略として重視されている。

D2C

D2C(Direct to Consumer)

D2C(Direct to Consumer)とは、メーカーやブランドが従来の流通経路である卸売業者や小売店を介さず、自社で構築・運営するECサイトやソーシャルメディアを通じて、直接最終消費者に商品やサービスを提供するビジネスモデルである。この戦略は、中間マージンの削減、迅速な顧客フィードバックの取得、そしてブランドの世界観を十全に伝える顧客体験(CX)の設計を可能にし、顧客ロイヤリティの向上と事業のデータ駆動型最適化を追求する。(168文字)

ダークストア

だーくすとあ

ダークストア(Dark Store)とは、実店舗としての機能を持たず、一般の顧客が立ち入ることができない構造を持つ、ネット注文専用の物流・配送拠点である。主に食料品や日用品のオンライン販売において、超高速配送(Qコマース)を実現するために都市部に緻密に配置される。従来の小売店を改装したり、小型の倉庫を利用したりして運営され、迅速なピッキングとラストワンマイル配送に特化している点が特徴である。

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