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ダイナミック・ケイパビリティ

だいなみっくけいぱびりてぃ

Dynamic Capability

類語・同義語: 企業変革力、環境適応力

ダイナミック・ケイパビリティ(Dynamic Capabilities)とは、環境の変化に合わせて、企業が自己を変革する能力のこと。「感知(Sensing)」「捕捉(Seizing)」「変容(Transforming)」の3要素からなり、激動の時代において持続的な競争優位を築くために不可欠とされる。

最終更新: 2026/1/16

概要

ダイナミック・ケイパビリティ(Dynamic Capability)は、不確実性の高い現代において、企業が生き残るための唯一の能力とされる。

3つの要素

  1. 感知 (Sensing): 脅威や機会をいち早く察知する。
  2. 捕捉 (Seizing): 機会を捉え、既存の資産知識を応用して新しい価値を創出する。
  3. 変容 (Transforming): 新しい競争優位に合わせて、組織全体を持続的に変革する。

具体例

本業の写真フィルム市場が消滅するという危機に対し、培った技術(コラーゲン加工など)を化粧品や医薬品に応用して復活した富士フイルムは、高いダイナミック・ケイパビリティを持っていた好例である。

由来・語源

デビッド・ティース教授が提唱。既存のリソースを効率的に使う「オーディナリー・ケイパビリティ」と対比される。

使用例

「ダイナミック・ケイパビリティを高めてDXを推進する」「富士フイルムはダイナミック・ケイパビリティの成功例だ」

関連用語

  • 同義語: 企業変革力, 環境適応力
  • 関連: イノベーション, 両利きの経営
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