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エンゲル係数

えんげるけいすう

Engel's coefficient

類語・同義語: 食費率

エンゲル係数とは、家計の消費支出全体に占める食費の割合のこと。一般的に、所得が低いほどエンゲル係数は高くなり、所得が上がると低くなる傾向がある(エンゲルの法則)。ただし、美食にお金をかける富裕層など例外もあり、生活水準の指標としては限界も指摘されている。

最終更新: 2026/1/12

概要

エンゲル係数(Engel's coefficient)とは、家計の支出のうち「食費」が占める割合のこと。 一般的に、生活が苦しいほどこの数値は高くなり、裕福になる(収入が増える)と低くなる法則がある(エンゲルの法則)。

豊かさの逆説

人間、いくらお金持ちになっても胃袋の大きさは変わらない。 だから、収入が2倍になっても食費は2倍にはならず、結果として食費の「割合」は下がる。 逆に、貧しい家庭では収入のほとんどを「生きていくための食料」に使わざるを得ないため、係数が高くなる。

現代のエンゲル係数

しかし最近は、「美食を楽しむグルメな人」や「忙しくて外食・中食ばかりの人」が増え、高所得者でもエンゲル係数が高いケースがある。 係数が高い理由が「パンを買うのに精一杯」なのか「高級フレンチを楽しんでいる」のか、文脈を見極める必要がある。

由来・語源

ドイツの統計学者エンゲルが発見した法則(エンゲルの法則)。所得が増えると、食費の絶対額は増えても、支出全体に占める割合(%)は下がるという経験則に基づく。

使用例

「給料が減ってエンゲル係数が急上昇した」「美食家なのでエンゲル係数が高い」

関連用語

  • 同義語: 食費率
  • 関連: 可処分所得, インフレ
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