EV/EBITDA倍率
いーぶいいーびっとでぃーえーばいりつ
Enterprise Value to EBITDA Ratio
類語・同義語: 簡易買収倍率、マルチプル
EV/EBITDA倍率(イーブイ・イービットディーエー倍率)とは、企業の買収にかかるコストを、その企業が稼ぎ出すキャッシュフローで何年分の利益で回収できるかを示す指標。「簡易買収倍率」とも呼ばれる。数値が低いほど、株価が割安であると判断される。国際的な企業価値比較によく用いられる。
最終更新: 2026/1/16
概要
EV/EBITDA倍率(イーブイ・イービットディーエー・マルチプル)は、M&Aの実務において最も頻繁に使われる「相場観」の指標である。
計算式
$$倍率 = (時価総額 + 有利子負債 - 現預金) ÷ (営業利益 + 減価償却費)$$
意味
「この会社を借金ごと丸ごと買収したとして(EV)、その会社が本業で稼ぐキャッシュ(EBITDA)で、買収費用を回収するのに何年かかるか?」を表す。 一般的には8〜10倍程度が標準とされるが、業界や成長性によって大きく異なる。 PERよりも会計基準や資本構成の影響を受けにくいため、グローバルな比較に適している。
由来・語源
EV(企業価値)÷ EBITDA(償却前営業利益)。
使用例
「M&Aの価格妥当性をEV/EBITDA倍率で検証する」「国際的な企業比較にはPERよりEV/EBITDA倍率が適している」
関連用語
- 同義語: 簡易買収倍率, マルチプル
- 関連: EBITDA, M&A, BI, キャッシュ, キャッシュフロー, 減価償却, 負債, 時価総額, 営業利益, PER