結果整合性
けっかせいごうせい
結果整合性(Eventual Consistency)とは、分散システムにおいて、データ更新直後は一時的に不整合があっても、最終的(Eventual)に全てのノードでデータが一致すればよいとする考え方。
最終更新: 2026/1/18
厳密さをあきらめる勇気
従来のデータベース(RDB)は、常に「完璧に正しいデータ」を保証しようとしました(ACID特性)。しかし、世界規模のシステムでそれをやると、同期に時間がかかりすぎてシステムが止まります。
「数秒くらいズレてても、後で合うならいいじゃん」。 この割り切りが、AmazonやFacebookのような巨大システムの爆速レスポンスを支えています。
- 「いいね!」の数が人によって違う。
- 投稿がまだ反映されていない。
これらはバグではなく、可用性を守るための意図的な設計(仕様)なのです。
由来・語源
CAP定理において、厳密な整合性(Consistency)を犠牲にして、可用性(Availability)を取る際のアプローチ。
使用例
「SNSのいいね数は厳密でなくていいので、結果整合性を採用して表示速度を優先する」「銀行の残高は結果整合性では困る」
関連用語
- 同義語:
- 関連: CAP定理, ACID特性, バグ, データベース, 完璧