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落ちるナイフ

おちるないふ

Falling Knife

類語・同義語: 暴落、急落

落ちるナイフをつかむなとは、投資の格言。急落している株を買うのは、落ちてくるナイフを素手で掴もうとするようなもので、大怪我(大損)をするという戒め。「ナイフが床に落ちて刺さり、動かなくなってから(底を打ってから)拾え」と教える。

最終更新: 2026/1/16

概要

落ちるナイフ(Falling Knife)とは、暴落時における投資家の本能(安値覚え)に対する警告である。

なぜ掴んでしまうのか

人間には「アンカリング効果」があり、直前の高値(例えば1000円)を基準にしてしまう。そのため、800円、700円と下がると「安い!バーゲンセールだ!」と錯覚してしまう。 しかし、何らかの悪材料(不正発覚、金融危機など)が出ている場合、株価は500円、300円、最悪の場合は紙切れになるまで止まらない可能性がある。

正しい対処法

「地面に刺さって(底打ちを確認して)、揺れが収まってから抜け」と言われる。 つまり、最安値(大底)で買うことは諦め、株価が下げ止まって上昇トレンドに転じたのを確認してから買う(順張り)ほうが、利益は減るが安全性は格段に高まる。

由来・語源

Catch a falling knife(落ちるナイフを掴む)。

使用例

「値ごろ感が出てきたが、まだ落ちてくるナイフの状態なので手を出さない方がいい」「落ちてくるナイフをつかんでしまい、大損した」

関連用語

  • 同義語: 暴落, 急落
  • 関連: デッドキャット・バウンス, アンカリング効果
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