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GDPデフレーター

じーでぃーぴーでふれーたー

English: GDP Deflator

意味

GDPデフレーターとは、名目GDP(時価)を実質GDP(物価変動調整後)で割ることによって算出される物価指数である。消費者だけでなく企業の活動も含んだ国全体の包括的な物価動向を示す指標として重要視される。一般に、GDPデフレーターがプラスであればインフレ(物価上昇)、マイナスであればデフレ(物価下落)の状態にあると判断される。

GDPデフレーターは、国全体の「物価の体温計」である。

名目と実質

  • 名目GDP: その時の金額そのまま。「給料が20万円から22万円に増えた!(名目10%増)」。
  • 実質GDP: 物価の影響を除いたもの。「でもパンの値段も10%上がったから、買えるパンの数は変わってないな(実質0%増)」。

この「名目」と「実質」のズレを調整する係数がGDPデフレーターである。

CPIとの違い

よくニュースになる「消費者物価指数(CPI)」は、私たちが買うモノ(パンや電化製品)の値段である。 一方、GDPデフレーターは、企業同士が取引する工作機械や、公共投資で使われるコンクリートの値段など、国内で生産された「すべて」を含むため、より広い意味での国のインフレ具合を測ることができる。 ただし、「輸入品」は国内生産ではないため除外される。そのため、原油高でガソリンが高い(CPI上昇)ときでも、国内サービスの値段が変わっていなければGDPデフレーターは上がらないことがある。

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