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背水の陣

はいすいのじん

背水の陣とは、一歩も退けない絶体絶命の状況に自らを置くことで、必死の覚悟を引き出し、局面を打開すること。また、そのような決死の覚悟で物事に挑むこと。

最終更新: 2026/1/29

背水の陣とは

ビジネスや受験などで「もう後がない」状況で使われる言葉ですが、元来は高度な計算に基づいた軍事作戦でした。

井陘(せいけい)の戦い

紀元前204年、漢の韓信は、趙(ちょう)の軍隊20万に対し、わずか数万の兵で挑みました。

  1. おとり作戦: まず川を背に陣を敷き、敵を引きつける。敵は「あいつら馬鹿だ、逃げ場がないぞ」と油断して全軍で攻めかかる。
  2. 本拠地制圧: 敵が城を空にして攻めてきた隙に、隠しておいた別動隊がガラ空きの城を占拠し、漢の旗を立てる。
  3. 挟み撃ち: 背水の陣で死にものぐるいで耐えている間に、敵は「城が奪われた!」とパニックになり崩壊。

単なる精神論ではなく、「敵の油断」と「別動隊との連携」があって初めて成立した奇策です。 準備もなしにただ自らを追い込むだけでは、本当に全滅(玉砕)して終わる可能性が高いので注意が必要です。

由来・語源

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使用例

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