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人的資本経営

じんてきしほんけいえい

意味

人的資本経営(Human Capital Management)とは、人材を「消費される資源(コスト)」ではなく、「価値を生み出す資本(キャピタル)」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで企業価値向上につなげる経営手法のことである。 「人は資産」という考え方自体は古くからあるが、近年では投資...

概要

社員を「コスト(給料を払う対象)」ではなく、「資本(投資すれば価値が増える資産)」と捉え、人材への投資を通じて企業の価値を最大化しようとする経営手法。 「人財」という当て字の考え方に近いが、より投資家向けの戦略的な響きがある。

背景

GAFAのようなハイテク企業の価値の源泉は、工場や設備ではなく「人(エンジニアの頭脳)」である。 投資家も「人を大事にしている会社(教育費を使っている会社)は将来伸びる」と考え、そうでない会社には投資しなくなっている(ESG投資の流れ)。

開示義務

日本でも、上場企業に対して「男女の賃金格差」や「男性の育休取得率」、「研修費用」などの情報を有価証券報告書で公開することが義務付けられた。 「うちはブラック企業じゃないですよ、人を大切にしてますよ」と数字で証明しなければならない時代になった。

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