インフォームド・コンセント
いんふぉーむどこんせんと
意味
インフォームド・コンセントとは、医療行為を受ける前に、医師から病状や治療方針、リスク、代替案などについて十分な説明(Informed)を受け、患者自身が十分に理解し納得した上で同意(Consent)することである。「説明と同意」と訳され、患者の自己決定権を尊重する現代医療の基本原則。
概要
医師が患者に対して、病状や治療方針について十分な説明(Informed)を行い、患者がそれを理解・納得した上で同意(Consent)すること。 「説明と同意」。
昔の医療(パターナリズム)との違い
昔は「黙って医者についてこい」「知らぬが仏(ガンの告知をしない)」という、医師主導の医療が当たり前だった。 しかし現在は、患者の「自己決定権(自分の体のことは自分で決める権利)」が尊重されるようになり、リスクや副作用、代替案(手術しない選択肢など)も含めて正直に話し合う信頼関係が求められている。
医療以外への拡大
この概念は医療だけでなく、金融商品の販売(リスク説明)や、研究倫理(被験者への説明)、個人情報の取り扱いなど、専門家と素人の間で情報格差があるあらゆる場面で重要視されている。