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社会・トレンド

社会・トレンドについての用語集です。

デジタルトランスフォーメーション

でじたるとらんすふぉーめーしょん

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。(経産省ガイドラインより)

mRNAワクチン

mRNAわくちん

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンとは、ウイルスのタンパク質の設計図となる遺伝情報(mRNA)を人工的に合成し、脂質の膜で包んで体内に投与することで、人間の細胞内で擬似的なウイルスの一部を作らせ、それに対する免疫を獲得させるワクチン。

シルバー民主主義

しるばーみんしゅしゅぎ

シルバー民主主義とは、少子高齢化が進み、有権者に占める高齢者の割合が高まった結果、政治家が高齢者層の支持を得るために、高齢者を優遇する政策(年金維持、医療費負担の抑制など)を優先し、若年層向けの政策(子育て支援、教育投資など)が軽視されがちな政治構造のこと。

コモンズの悲劇

こもんずのひげき

コモンズの悲劇(共有地の悲劇)とは、誰もが自由に利用できる共有資源(牧草地、漁場、空気など)を、個々人が自身の利益最大化のために過剰に利用した結果、資源が枯渇・劣化し、最終的に全員が不利益を被る現象。

ウェブスリー

Web3.0

Web3(ウェブスリー)とは、ブロックチェーン技術を基盤とした、次世代の分散型インターネットのこと。特定の中央管理者(巨大テック企業)に依存せず、ユーザー自身がデータや価値を所有・管理することを目指す概念。

ゼロエミッション

ぜろえみっしょん

ゼロエミッション(Zero Emission)とは、人間の活動から発生する排出物(エミッション)を「ゼロ」にすることを目指す概念・運動のこと。狭義には廃棄物ゼロ、広義にはCO2などの温室効果ガス排出ゼロを指す。

すいそエネルギー

すいそえねるぎー

水素エネルギーとは、燃焼させても二酸化炭素(CO2)を排出せず、水しか出さない水素を燃料として利用する次世代エネルギーのこと。

証拠に基づく政策立案

EBPM

Evidence Based Policy Making。政治家の「勘」や「経験」、「なんとなく良さそう」という思いつきではなく、統計データや事実(エビデンス)に基づいて政策を決定・検証する手法。

縦型ショートドラマ

Webtoonどらま

スマホの縦画面での視聴に特化した、1話数分の連続ドラマ。

宇宙安全保障

うちゅうあんぜんほしょう

国や国民の安全を守るために、宇宙空間を安定的・安全に利用できるようにする活動。および、宇宙空間での軍事的な脅威に対処すること。

現地資源利用

ISRU

宇宙開発に必要な物資(水、酸素、燃料、建材など)を、地球から運ぶのではなく、月や火星にある資源(現地資源)を使って調達する技術。

宇宙食

すぺーすふーど

宇宙空間で宇宙飛行士が食べるために特別に開発された食品。長期保存性、無重力での飛び散りにくさ、栄養バランスなどが求められる。

宇宙旅行

うちゅうりょこう

民間人がレジャーや観光目的で宇宙空間に行くこと。

宇宙インターネット

うちゅういんたーねっと

人工衛星やHAPS(成層圏無人機)などを使い、海、山、空を含む地球上のあらゆる場所をカバーする通信ネットワーク。

宇宙法

うちゅうほう

宇宙空間の利用や開発に関する国際的なルール(宇宙条約など)や、各国の国内法(日本の宇宙活動法など)の総称。

スペースデブリ

すぺーすでぶり

地球の軌道上を周回している不要な人工物体。機能を停止した衛星、ロケットの破片、ペンキの剥がれなど。

衛星コンステレーション

えいせいこんすてれーしょん

数千〜数万機の小型人工衛星を連携させて、地球全体を網(コンステレーション=星座)のように覆い尽くし、一体のシステムとして機能させる仕組み。

ニュースペース

にゅーすぺーす

従来の「国家主導(NASAやJAXA)」の宇宙開発に対し、SpaceXやBlue Originなどの「民間企業」が主導する、低コストでスピード感のある新しい宇宙ビジネスの潮流。

GIGAスクール構想

ぎがすくーるこうそう

Global and Innovation Gateway for Allの略。全国の小中学生に「1人1台のPC・タブレット」と「高速ネットワーク」を整備し、創造的な教育を実現する国のプロジェクト。

クイックコマース

くいっくこまーす

注文から30分以内などの極めて短時間で商品を届けるECサービス。食料品や日用品が中心。

ゲノム編集食品

げのむへんしゅうしょくひん

ゲノム編集技術を使って、特定の遺伝子を切断し、栄養価を高めたり、成長を早くしたりした農水産物。

フードロス

ふーどろす

「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のこと。日本では年間約500万トン(毎日大型トラックトラック数千台分)が発生している。

グリーンロジスティクス

ぐりーんろじすてぃくす

CO2排出量の削減など、環境負荷を低減するための物流の取り組みの総称。

静脈物流

じょうみゃくぶつりゅう

商品を顧客へ届ける「動脈物流」に対し、顧客から返品された商品や、使用済みの製品・容器などを回収してリサイクル・廃棄するための物流。

オンデマンド配送

おんでまんどはいそう

消費者の注文を受けてから、数十分〜数時間以内に商品を届けるサービス。

RFタグ

RFたぐ

Radio Frequency IDentification。電波を使って、離れた場所からタグの情報を読み書きするシステム。ユニクロのセルフレジでお馴染みの技術。

フィジカルインターネット

ふぃじかるいんたーねっと

インターネットがパケット(データの小包)をバケツリレーして運ぶように、物流の荷物も規格化されたコンテナに入れ、複数の会社が協力してリレー形式で運ぶ未来の物流システム。

物流ロボット

AMR / AGV

物流倉庫内で荷物を運んだり、棚から商品を取り出したりするロボット。

ラストワンマイル

らすとわんまいる

ラストワンマイル(Last One Mile)とは、物流や通信サービスにおいて、最終拠点からエンドユーザー(顧客の自宅など)に届けるまでの「最後の区間」のこと。

オフサイト建設

おふさいとけんせつ

建設作業の大部分を、建設現場(オンサイト)ではなく、工場などの別の場所(オフサイト)で行う手法の総称。

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル/ハウス

ねっと・ぜろ・えねるぎー・びる/はうす

使うエネルギー(消費)と、作るエネルギー(創エネ)を差し引きして、実質ゼロ以下にする建物(ZEB)や住宅(ZEH)。

医療AI

いりょうえーあい

レントゲン、CT、MRIなどの医用画像をAI(ディープラーニング)が解析し、がんや異常の疑いがある箇所を医師に提示するシステム。

フェムテック

ふぇむてっく

FemTech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語。月経、妊娠、出産、更年期など、女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決する製品やサービスのこと。

インシュアテック

いんしゅあてっく

Insurance(保険)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語。AIやビッグデータを活用した新しい保険商品やサービス。

手術支援ロボット

だゔぃんちなど

医師が離れた場所(コンソール)からロボットアームを操作して行う内視鏡手術のこと。

プレシジョン・メディシン

ぷれしじょん・めでぃしん

患者ごとの遺伝子情報や生活習慣などを詳細に分析し、その人に最適な治療法や薬をピンポイントで提供する医療。

再生医療

さいせいいりょう

病気や怪我で失われた臓器や組織を、細胞の力を利用して作り直し、機能を回復させる医療。

ゲノム編集

げのむへんしゅう

生物の設計図であるDNAの特定の配列を、ハサミのように切断して別の配列に入れ替えたり、削除したりする技術。

遠隔医療

えんかくいりょう

通信技術を活用して、医師が遠く離れた患者を診察・診断・指導する行為。

デジタルヘルス

でじたるへるす

IT(デジタル技術)を活用して、病気の予防・診断・治療を行ったり、健康寿命を延ばしたりする取り組みの総称。

ショート動画

しょーとどうが

15秒〜60秒程度の短い縦型の動画コンテンツ。TikTokが火付け役となり、YouTube ShortsやInstagram Reelsなど全プラットフォームに波及した。

分散型インターネット

Web3

巨大プラットフォーマー(GAFAM)にデータや利益が集中する現在のWeb(Web2.0)の問題を、ブロックチェーン技術を用いて解決し、ユーザー自身がデータや価値を管理・所有する新しいインターネット。

一般相対性理論

いっぱんそうたいせいりろん

1915年にアインシュタインが発表した、重力についての理論。「重力とは、質量によって時空(時間と空間)が歪むことである」と定義した。

ストリートアート

すとりーとあーと

ストリートアートとは、公共の場所(壁、橋、電車など)に描かれる芸術。元々は違法な落書き(グラフィティ)から発展したが、現在は高い芸術性と政治的メッセージを持つものとして認知されている。

メディアリテラシー

めでぃありてらしー

メディアリテラシーとは、メディアが発信する情報を鵜呑みにせず、批判的に読み解き、真偽を判断し、自らも情報を適切に発信する能力。

ユニバーサルデザイン

ゆにばーさるでざいん

ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、能力、障害の有無などにかかわらず、最初から「できるだけ多くの人が利用できるように」製品や環境を設計すること。

フランス革命

ふらんすかくめい

1789年、フランスで起きた市民革命。絶対王政を倒し、自由・平等・博愛を掲げる近代市民社会の出発点となった。

ポスト・トゥルース

ぽすと・とぅるーす

ポスト・トゥルースとは、客観的な事実(ファクト)よりも、個人の感情や信条への訴えかけの方が、世論形成に強い影響力を持ってしまう社会状況。

リベラリズム

りべらりずむ

リベラリズムとは、国家や集団の権力よりも、個人の自由や権利を尊重し、それを守ることを最優先とする政治思想。

バーチャルパワープラント・仮想発電所

VPP

VPPとは、家庭の太陽光パネル、EVのバッテリー、工場の蓄電池など、あちこちに散らばっている小規模な電源を、IoTで束ねて制御し、あたかも「一つの巨大な発電所」のように機能させる仕組み。

核融合発電

かくゆうごうはつでん

核融合発電とは、軽い原子(水素など)が融合して重い原子(ヘリウム)になる時に発生する膨大なエネルギーを取り出す発電方式。

再生可能エネルギー

さいせいかのうえねるぎー

再生可能エネルギーとは、石油や石炭などの枯渇性資源と違い、自然界に常に存在し、繰り返し利用できるエネルギー。

クロスリアリティ

くろすりありてぃ

XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称。

メタバース

めたばーす

メタバース(Metaverse)とは、「Meta(超越)」と「Universe(宇宙)」を組み合わせた造語。インターネット上に構築された、多人数が参加可能な三次元の仮想空間のこと。ユーザーはアバターを操作し、社会生活や経済活動を行う。

シンギュラリティ

しんぎゅらりてぃ

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、AI(人工知能)が人類全体の知能を超え、さらにAI自身が自分より賢いAIを生み出すようになる転換点のこと。これ以降、技術進歩のスピードは無限大となり、人間の予測が不可能になるとされる。

生成AI

じぇねれーてぃぶAI

生成AIとは、学習した膨大なデータを元に、人間のように新しいコンテンツ(文章、画像、音楽、プログラムコードなど)を「創造」することができる人工知能。

ドローン配送

どろーんはいそう

ドローン配送とは、小型無人航空機(ドローン)を使って、空から荷物を届けるサービス。

在庫管理単位

SKU

SKU(Stock Keeping Unit)とは、在庫管理における最小の識別単位。「アイテム(品目)」よりも細かい区分。

フルフィルメント

ふるふぃるめんと

フルフィルメントとは、ECサイトで商品が売れてから、顧客の手元に届くまでのバックヤード業務(受注処理、在庫管理、ピッキング、梱包、発送、決済、返品対応)の全工程のこと。

サプライチェーン・マネジメント

さぷらいちぇーん・まねじめんと

SCM(Supply Chain Management)とは、原材料の調達から、製造、物流、販売に至るまでの「供給の連鎖(サプライチェーン)」全体の情報を共有・管理し、全体最適を図る経営手法。

ジェントリフィケーション

じぇんとりふぃけーしょん

ジェントリフィケーションとは、元々は貧困層や労働者階級が住んでいた地域(下町)が、再開発やアーティストの流入によって「おしゃれな街」に変わり、地価や家賃が高騰して、元々の住民が住めなくなって追い出される現象。

官民連携

PFI / PPP

PPP(Public Private Partnership)は官民連携の総称。PFI(Private Finance Initiative)はその一種で、公共施設の建設・運営に民間の資金やノウハウを活用する手法。

フリートマネジメント

ふりーとまねじめんと

フリートマネジメントとは、企業が保有する大量の車両(フリート)を、ITを使って一元管理・最適化すること。

マイクロモビリティ

まいくろもびりてぃ

マイクロモビリティとは、自動車より小さく、小回りが利く1人〜2人乗りの移動手段。電動キックボード、自転車、超小型EVなど。

電気自動車

EV・BEV

電気自動車(EV)とは、ガソリンを使わず、バッテリーに蓄えた電気でモーターを回して走る自動車。排気ガスを一切出さない。

地熱発電

ちねつはつでん

地熱発電とは、地下深部のマグマの熱で温められた蒸気や熱水を取り出し、タービンを回して発電する方式。

スマートグリッド

すまーとぐりっど

スマートグリッドとは、IT技術を使って供給側(発電所)と需要側(家庭・工場)の電力情報をリアルタイムにやり取りし、電力の最適制御を行う送電網。

固定価格買取制度

FIT・ふぃっと

FITとは、再生可能エネルギー(太陽光や風力)で発電した電気を、電力会社が国の決めた価格で、一定期間(10年〜20年)買い取ることを義務付ける制度。

ペロブスカイト太陽電池

ぺろぶすかいとたいようでんち

ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイト結晶構造を持つ材料を用いた、薄くて軽く、曲げられる次世代の太陽電池。日本(桐蔭横浜大学の宮坂力教授)が発明した。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

UHC

UHCとは、「すべての人が、適切な保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」のこと。

リキッドバイオプシー

りきっどばいおぷしー

リキッドバイオプシーとは、血液や尿などの体液(リキッド)を採取し、その中に含まれる微量ながん細胞やDNAを解析して、がん等を診断する技術。

アイオーエムティー・医療IoT

IoMT

IoMTとは、医療機器やヘルスケアデバイスをインターネットに接続し、リアルタイムでデータを収集・解析するシステム。

デジタルセラピューティクス

でじたるせらぴゅーてぃくす

DTx(デジタルセラピューティクス)とは、医学的なエビデンス(根拠)に基づいて開発され、薬事承認を取得した「病気を治療するためのアプリ」。

電子カルテ

EHR・EMR・PHR

電子カルテとは、患者の診療記録(カルテ)を電子データとして保存・管理するシステム。医療機関を超えて共有されるものをEHRと呼ぶこともある。

サプライチェーンマネジメント

さぷらいちぇーんまねじめんと

SCMとは、原材料の調達から製造、在庫管理、配送、販売に至るまでの一連の流れ(サプライチェーン)を、一つの流れとして統合的に管理し、全体最適化を図る経営手法。

デジタルツイン

でじたるついん

デジタルツインとは、現実世界(フィジカル空間)にある情報(工場、製品、都市など)を、IoTなどを通じて収集し、サイバー空間上にまるで双子(ツイン)のようにリアルに再現する技術。

ドローン

どろーん

ドローンとは、遠隔操作または自律制御で飛行する無人航空機(UAV)の総称。

フローレンス・ナイチンゲール

ふろーれんす・ないちんげーる

フローレンス・ナイチンゲールは、イギリスの看護師・社会起業家。クリミア戦争での負傷兵への献身的な看護と、統計学を用いた医療改革で知られる。

羽田空港

はねだくうこう

羽田空港(正式名称:東京国際空港)は、東京都大田区にある日本最大の空港。都心からのアクセスが良く、国内線のハブであると同時に、近年は国際線も大幅に拡充されている。

ファイア・経済的自立と早期リタイア

FIRE

FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、経済的自立を達成し、定年を待たずに早期リタイアすること。欧米のミレニアル世代から広まったライフスタイル。

弱肉強食

じゃくにくきょうしょく

弱肉強食とは、弱い者が強い者の餌食になること。強い者が栄え、弱い者が滅びるという、実力主義の厳しい競争社会のたとえ。

花鳥風月

かちょうふうげつ

花鳥風月とは、天地自然の美しい景色のこと。また、それを題材にして詩歌や絵画をたしなむ風流な心のこと。

ADL

えーでぃーえる

ADL(Activities of Daily Living/日常生活動作)とは、人間が日常生活を送るために不可欠な一連の基本的な動作群を指す。具体的には、食事、排泄、入浴、着替え、移動、整容などが含まれる。医療・介護分野において、個人の自立度や介護の必要性、リハビリテーションの効果を客観的に評価するための重要な指標として世界的に用いられている概念である。その評価は、患者や利用者の生活機能の維持・向上を目指すケアプランの基礎となる。

ウェルビーイング

うぇるびーいんぐ

ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好で満たされた状態(幸福)のこと。ビジネスにおいては、従業員の心身の健康を企業の重要な資源と位置づけ、戦略的に健康保持・増進に取り組む「健康経営」の中核概念となる。

エルシー

えるしー

ELSIとは、Ethical(倫理的)、Legal(法的)、Social(社会的)Issues(課題)の頭文字を取った略語。新しい科学技術を社会に実装する際に生じる、技術以外の様々な課題を包括的に検討する枠組み。

ギグエコノミー

ぎぐえこのみー

ギグエコノミーとは、インターネット上のプラットフォームを介して、単発(Gig)の仕事を請け負う非正規の働き方が広がっている経済圏のこと。配達、配車、デザイン、翻訳など多岐にわたる。

パーパス経営

ぱーぱすけいえい

パーパス経営とは、企業の「社会的な存在意義(パーパス:何のためにこの会社はあるのか)」を掲げ、それを経営戦略や日々の意思決定の最上位概念に据える経営手法。

ESG投資

いーえすじーとうし

ESG投資とは、従来の財務情報(売上や利益)だけでなく、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の要素を考慮して投資先を選定する手法。

ラストワンマイル

らすとわんまいる

ラストワンマイルとは、物流や交通において、最終拠点(最寄りの配送センターや駅)から、エンドユーザー(自宅や目的地)に到達するまでの「最後の区間」のこと。

ドローン物流

どろーんぶつりゅう

ドローン物流とは、無人航空機(ドローン)を用いて、荷物を空から自動で配送する仕組み。

V2X

V2X(Vehicle to Everything)

V2X(Vehicle to Everything)とは、自動車と「何か(X)」を通信や電力で繋ぐ技術の総称。特にEVの大容量バッテリーを「走る蓄電池」として活用し、家や電力網に電気を供給する仕組みを指す。

燃料電池車

FCV / FCEV

FCV(Fuel Cell Vehicle)とは、搭載したタンク内の「水素」と空気中の「酸素」を化学反応させて電気を起こし(燃料電池)、その電気でモーターを回して走る自動車。

電気自動車

EV

EV(Electric Vehicle)とは、ガソリンなどの化石燃料を燃やすエンジンではなく、電気エネルギーでモーターを回転させて走行する自動車の総称。狭義にはバッテリーのみで走るBEV(Battery EV)を指すことが多い。

スマートホスピタル

すまーとほすぴたる

スマートホスピタルとは、AI、IoT、ロボティクスなどのデジタル技術を院内のあらゆる業務に実装し、医療の質向上、医療従事者の負担軽減(働き方改革)、患者体験(PX)の向上を達成している次世代型病院。

分散型治験

DCT

DCT(Decentralized Clinical Trial)とは、被験者(患者)が医療機関に来院することなく、自宅などから参加できる新しい形式の臨床試験(治験)。

電子カルテ・医療情報連携基盤

EHR / EMR

EMR(Electronic Medical Record)は一医療機関内で完結する「電子カルテ」を指し、EHR(Electronic Health Record)は複数の医療機関や介護施設、薬局などで共有・連携される「生涯にわたる個人の医療健康記録」を指す。

イン・シリコ

In Silico

In Silico(イン・シリコ)とは、「シリコン(半導体)の中で」という意味のラテン語風造語。試験管(In Vitro)や生体(In Vivo)を使った実験ではなく、コンピュータ上のシミュレーションだけで行う実験や解析のこと。

手術支援ロボット

しゅじゅつしえんろぼっと

手術支援ロボットとは、医師が患部に直接触れるのではなく、離れた場所にある操作コンソール(操縦席)から3D画像を見ながらアームを操作し、精密な手術を行うシステム。

リアルワールドデータ

りあるわーるどでーた

リアルワールドデータ(RWD)とは、臨床試験(治験)という特殊な環境ではなく、日常の実臨床の中で収集される医療データの総称。レセプト(診療報酬明細書)、電子カルテ、DPC(診断群分類)データ、健康診断データ、ウェアラブルデバイスのデータなどが含まれる。

ゲノム解析

じぇのみくす

ゲノム解析とは、生物が持つ全遺伝情報(ゲノム)を構成するDNAの塩基配列(A, T, G, Cの並び順)を解読し、コンピュータを用いてその機能や病気との関連性を網羅的に分析する学問・技術分野。

医療MaaS

めでぃかる・まーす

医療MaaS(Mobility as a Service)とは、自動車などの移動手段(モビリティ)に医療機能を搭載し、医師や看護師を乗せて患者の元へ行ったり、車内でオンライン診療を行ったりする移動型医療サービス。

テレヘルス

てれへるす

テレヘルスとは、ICT(情報通信技術)を活用して、遠隔地から医療サービス、健康相談、保健指導などを提供する仕組みの総称。医師と患者を繋ぐ「オンライン診療」だけでなく、医師同士の相談(D to D)や、患者のバイタルデータのモニタリングなども含む広い概念。

サムディー / プログラム医療機器

SaMD

SaMD(Software as a Medical Device)とは、CTスキャナや人工呼吸器といったハードウェアと一体化しているのではなく、汎用のPC、タブレット、スマートフォンなどにインストールして使用する「ソフトウェアそのもの」が、単独で医療機器として認められたもの。

デジタルセラピューティクス / 治療用アプリ

DTx

DTx(Digital Therapeutics)とは、医薬品のように臨床試験(治験)で医学的な安全性と有効性が証明され、規制当局(厚生労働省など)の承認を得て、医師によって患者に「処方」される治療用スマートフォンアプリケーションのこと。

トレーサビリティ

とれーさびりてぃ

トレーサビリティ(追跡可能性)とは、製品の原材料調達から製造、流通、販売、消費に至るまでの履歴を記録し、いつでも遡って追跡(トレース)できる状態のこと。

エネルギー管理システム

HEMS / BEMS / FEMS

EMS(Energy Management System)とは、電力やガスの使用量をセンサーで見える化し、空調、照明、生産設備などを自動制御することで、エネルギー消費を最適化するシステム。対象によってHEMS(住宅)、BEMS(ビル)、FEMS(工場)と呼ばれる。

Internet of Bodies

IoB

IoB(Internet of Bodies)とは、IoTが進化し、デバイスが身体の表面(ウェアラブル)だけでなく、体内(インプラント)や脳と直接接続され、生体データがインターネットと常時やり取りされる状態。

予防医療

よぼういりょう

予防医療とは、病気になってから治す(治療医学)のではなく、病気になる前の段階で発見・対処し、発症や重症化を防ぐ医療の考え方。

AI受診相談

えーあいじゅしんそうだん

AI受診相談とは、スマートフォンで「頭が痛い」「熱がある」などの質問に答えていくことで、AIが関連する病名や緊急度、受診すべき適切な診療科を提示するサービス。

ファイア

ふぁいあ

HL7 FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources)とは、異なる電子カルテや医療アプリの間で、医療データをスムーズに交換するために定められた、次世代の国際標準規格。

メンタルテック

めんたるへるすてっく

メンタルテックとは、うつ病や不安障害、ストレスなどの精神的な課題に対し、AIやアプリ、VRなどのテクノロジーを用いて予防・診断・治療支援を行う分野。

医療DX

めでぃかるDX

医療DXとは、保健・医療・介護の各段階において発生するデータを、クラウドなどのデジタル基盤を通じて連携・提供し、業務効率化やサービスの質向上、そして国民の健康寿命延伸を実現する変革のこと。

オンライン服薬指導

おんらいんふくやくしどう

オンライン服薬指導とは、患者が薬局に行かなくても、自宅などからスマートフォンやPCのビデオ通話を使って薬剤師から薬の説明(服薬指導)を受け、配送によって薬を受け取れる仕組み。

スリープテック

すりーぷてっく

SleepTechとは、センサーやアプリを使って睡眠の状態(深さ、リズム、時間)を計測・可視化し、科学的根拠に基づいて睡眠の質を改善する技術やサービス。

ヘルスケアウェアラブル

へるすけあうぇあらぶる

ヘルスケアウェアラブルとは、手首や指などに装着し、心拍数、睡眠深度、血中酸素濃度、活動量などの生体データ(バイタル)を24時間365日計測・記録するデバイス。

デジタルパソロジー

でじたるぱそろじー

デジタルパソロジーとは、患者から採取した細胞組織(ガラススライド標本)を高精細スキャナでデジタル画像化し、モニタ上で観察・診断(病理診断)を行う技術。

電子カルテ

EMR / EHR

EMR(Electronic Medical Record)は一医療機関内の電子カルテシステム、EHR(Electronic Health Record)は複数の医療機関や薬局などでデータを共有・連携する地域医療ネットワークシステム。

パーソナルヘルスレコード

ぱーそなるへるすれこーど

PHR(Personal Health Record)とは、生涯にわたる個人の健康・医療・介護に関するデータ(健診結果、服薬履歴、検査値など)を、本人自身が電子的に管理・閲覧・活用する仕組み。

インパクト投資

いんぱくととうし

インパクト投資とは、財務的なリターン(金銭的利益)だけでなく、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクト(社会課題の解決)を同時に生み出すことを意図して行われる投資。

トランジション・ファイナンス

とらんじしょん・ふぁいなんす

トランジション・ファイナンスとは、脱炭素社会への移行(トランジション)に向けて、現在はCO2排出量が多い産業(鉄鋼、化学、海運など)が、着実に低炭素化へ向かうための取り組みに対して資金を供給する金融手法。

自然に根ざした解決策

NbS

NbS(Nature-based Solutions)とは、社会課題(気候変動、防災、食料安全保障など)を、生態系を保護・回復・持続的に管理活用することによって解決しようとするアプローチ。

SAFフ)

さ(す

SAF(Sustainable Aviation Fuel)とは、廃食油、動植物油脂、木質バイオマス、藻類、都市ごみなどを原料として製造され、従来の化石燃料由来のジェット燃料と混合して使用できる、持続可能な代替航空燃料。

環境発電

えねるぎーはーべすてぃんぐ

エネルギーハーベスティングとは、光、熱、振動、電波など、身の回りの環境中に微量に捨てられているエネルギーを収穫(Harvest)し、電力に変換して電子機器を駆動させる技術。

マイクログリッド

まいくろぐりっど

マイクログリッドとは、大規模な電力系統(メイングリッド)になるべく依存せず、地域にある太陽光、風力、バイオマス発電、蓄電池などの分散型電源を活用し、その地域内(コミュニティ、工場、離島など)でエネルギーの供給と消費を完結・自律制御できる小規模な電力ネットワーク。

アグリゲーター

あぐりげーたー

アグリゲーターとは、VPP(仮想発電所)において、家庭や企業が持つ分散型エネルギーリソース(太陽光、蓄電池、EVなど)を束ね(Aggregate)、IoT技術で制御指令を出し、電力市場や送配電事業者に対して調整力を提供する事業者。

FIP制度

ふぃっぷ

FIP(Feed-in Premium)制度とは、再生可能エネルギーの発電事業者が卸電力市場などで電気を売った場合に、その市場価格に対して一定の補助額(プレミアム)を上乗せして交付する制度。2022年4月からFIT制度に代わり順次導入された。

直接空気回収技術

DAC

DAC(Direct Air Capture)とは、大気中にわずかに(約0.04%)含まれる二酸化炭素(CO2)を、巨大なファンや化学吸着剤などを用いて物理的・化学的に直接回収・除去する技術。

メタネーション

めたねーしょん

メタネーションとは、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を化学反応(サバティエ反応など)させて、天然ガスの主成分であるメタン(CH4)を合成する技術。生成されたメタンは「e-methane(イーメタン)」とも呼ばれる。

グリーン水素

ぐりーんすいそ

グリーン水素とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギー由来の電力を使って、水を電気分解することで製造される水素。製造工程でCO2を一切排出しない。

科学的根拠に基づく目標

SBT

SBT(Science Based Targets)とは、パリ協定が求める水準(産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える)と整合する、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標。

グリーン電力証書・非化石証書

ぐりーんでんりょくしょうしょひかせきしょうしょ

再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力など)によって発電された電気が持つ「環境価値(CO2を出さない価値)」を、電気そのものとは切り離して証書化したもの。

J-クレジット制度

じぇいくれじっとせいど

J-クレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用、適切な森林管理などによる温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、日本国政府が「クレジット」として認証する制度。

インターナルカーボンプライシング

ICP

インターナルカーボンプライシング(ICP)とは、企業が独自に自社のCO2排出量に対して社内炭素価格を設定し、投資判断やリスク管理などの経営活動に反映させる仕組み。

Scope 1・2・3

Scope 1・2・3

Scope 1, 2, 3とは、事業者による温室効果ガス(GHG)の排出量を、自社だけでなくサプライチェーン全体(原材料調達から廃棄まで)を含めて算定・報告するための国際的な基準(GHGプロトコル)における3つの区分。

グリーントランスフォーメーション

ぐりーんとらんすふぉーめーしょん

GX(Green Transformation)とは、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現に向けた取り組みを、単なる「規制への対応(コスト)」として捉えるのではなく、「産業構造そのものの変革」と捉え、排出削減と経済成長を同時に実現させる国家および企業の成長戦略。

ゼブ

ぜぶ

ZEB(Net Zero Energy Building)とは、先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用、高効率設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物。

ヘムス

へむす

HEMS(Home Energy Management System)とは、家庭で使用する電力を見える化したり、家電機器(エアコン、照明、給湯器など)や創エネ・蓄エネ機器(太陽光発電、蓄電池、EV)をネットワークで接続し、自動制御することでエネルギー消費を最適化する管理システム。

ゼッチ

ぜっち

ZEH(Net Zero Energy House)とは、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅。

空飛ぶクルマ

UAM

UAM(Urban Air Mobility)とは、電動垂直離着陸機(eVTOL)などの次世代航空機を活用し、都市内や都市近郊の空を日常的な移動経路として利用する航空交通システム。一般には「空飛ぶクルマ」と呼ばれる。

MaaSレベル

MaaSれべる

MaaSレベルとは、MaaS(Mobility as a Service:サービスとしての移動)の統合や普及の進展度合いを測るために、スウェーデンのチャルマース工科大学の研究者らが提唱した、レベル0からレベル4までの5段階の分類指標。

アイ・コンストラクション

あい・こんすとらくしょん

i-Constructionとは、国土交通省が推進する、建設現場の全プロセス(測量・設計・施工・検査・維持管理)にICT(情報通信技術)を全面的に導入し、建設現場の劇的な生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組み。

科学的根拠に基づく目標

SBT

SBT(Science Based Targets)とは、パリ協定が求める「世界の平均気温上昇を産業革命前比で1.5℃に抑える」という科学的シナリオと整合した、企業の中長期的な温室効果ガス削減目標。

ニューロダイバーシティ

にゅーろだいばーしてぃ

ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠如・多動症)、学習障害(LD)などの発達障害を、治療や矯正が必要な「欠陥」ではなく、人間が持つ「脳の機能の多様性(個性)」の一つとして捉え、尊重しようとする概念。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

だいばーしてぃ・えくいてぃ&いんくるーじょん

DE&Iとは、多様な人材の存在を認め(Diversity)、全員が組織に参加できている実感を持ち(Inclusion)、かつ一人ひとりの事情に合わせて公平な機会を提供する(Equity)という、組織運営の基本原則。

がん免疫療法

おぷじーぼ・CAR-T

がん免疫療法とは、患者自身がもともと持っている免疫力を活性化・強化することで、がん細胞を攻撃させる治療法。手術、放射線、抗がん剤に続く「第4の治療法」。

スリープテック

すりーぷてっく

スリープテックとは、センサーやアプリを用いて睡眠の状態(深さ、リズム、いびきなど)を計測・分析し、睡眠の質を改善する技術やサービス。

遺伝子治療

いでんしちりょう

遺伝子治療とは、正常な遺伝子を患者の細胞に入れることで、遺伝子の欠損や異常を修復・補完し、病気を根元から治す治療法。

合成生物学

ごうせいせいぶつがく

合成生物学とは、生物の遺伝子を設計図のように自由に編集・設計し、目的の物質を生産する細胞を作り出したり、新しい生物学的機能をデザインしたりする学問。

マイクロバイオーム

まいくろばいおーむ

マイクロバイオームとは、人間の体(特に腸内)に共生している微生物の集団、またはその遺伝情報の総体。

タンパク質構造解析

AlphaFold

タンパク質構造解析とは、アミノ酸の配列から、タンパク質がどのような立体構造(3D形状)に折れ畳まれるかを予測・解明すること。

分散型治験

DCT

DCT(Decentralized Clinical Trials)とは、医療機関への来院に依存せず、遠隔医療やウェアラブルデバイス、訪問看護などを組み合わせて実施される臨床試験。

バーチャル治験

ばーちゃるちけん

バーチャル治験(Virtual Clinical Trial)とは、ウェアラブルデバイスやオンライン診療を活用し、被験者が医療機関に来院せずに自宅などで参加できる治験の手法(概念)。

オンライン服薬指導

おんらいんふくやくしどう

オンライン服薬指導とは、患者が薬局に行かずに、スマートフォンなどのビデオ通話機能を使って、薬剤師から薬の説明(服薬指導)を受け、自宅などで薬を受け取る仕組み。

自動倉庫

AS/RS

自動倉庫(Automated Storage and Retrieval System: AS/RS)とは、商品の入庫、保管、出庫をコンピュータ制御のロボット(スタッカークレーンなど)で行う倉庫システム。

物流DX

ぶつりゅうでぃーえっくす

物流DXとは、デジタル技術を活用して、物流プロセスの効率化、可視化、標準化を行い、物流業界の課題解決と新たな価値創出を目指す取り組み。

レイクハウス

れいくはうす

レイクハウス(Data Lakehouse)とは、データレイクの「柔軟性・低コスト」と、データウェアハウス(DWH)の「データ管理機能・高性能」を併せ持った新しいデータプラットフォーム。

自然関連財務情報開示タスクフォース

TNFD

TNFDとは、企業の事業活動が自然環境(生物多様性)に与える影響や、自然環境の変化が企業経営に与えるリスク(財務的影響)を開示するための枠組み。

価値に基づく医療

VBHC

Value-Based Healthcare(VBHC)とは、医療の価値を「患者にとっての健康結果(アウトカム) ÷ かかったコスト」で定義し、提供した医療行為の量ではなく、質(価値)に基づいて評価・支払いを行う概念。

リマニュファクチャリング

りまにゅふぁくちゃりんぐ

リマニュファクチャリングとは、使用済みの製品を回収・分解・洗浄し、摩耗した部品を交換して再組立てを行い、新品と同等の品質保証を付けて販売する仕組み。

サプライチェーン・コントロールタワー

さぷらいちぇーん・こんとろーるたわー

サプライチェーン・コントロールタワーとは、サプライチェーン全体の情報(在庫、注文、物流、リスクなど)を集約し、全体最適の視点で意思決定を行う司令塔機能。

EU一般データ保護規則

GDPR

GDPR(General Data Protection Regulation)とは、EU(欧州連合)における個人情報保護の枠組みを定めた厳格な法律。EU域内の個人データを域外に持ち出すことを原則禁止している。

ハイブリッド戦

はいぶりっどせん

ハイブリッド戦とは、正規軍による武力攻撃と、サイバー攻撃、情報操作、経済制裁、テロなどの非軍事的な手段を複雑に組み合わせて行う戦争形態。

グレーゾーン事態

ぐれーぞーんじたい

グレーゾーン事態とは、平時でも有事(戦争)でもない、その中間にある曖昧な対立状況。漁民を装った民兵による領海侵入や、サイバー攻撃などがこれに当たる。

電磁パルス

EMP

電磁パルス(EMP)攻撃とは、上空で核爆発などを起こし、強力な電磁波を発生させることで、地上の電子機器(送電網、通信、PC)を一瞬で破壊・使用不能にする攻撃手法。

極超音速滑空兵器

HGV

極超音速滑空兵器(HGV)とは、弾道ミサイルで打ち上げられた後、切り離されてグライダーのように極超音速(マッハ5以上)で滑空し、不規則にコースを変えながら目標に突入する兵器。

レールガン

れーるがん

レールガン(電磁加速砲)とは、火薬ではなく電磁気力(ローレンツ力)を使って弾丸を加速し、マッハ7以上の極超音速で発射する兵器。

指向性エネルギー兵器

DEW

指向性エネルギー兵器(DEW)とは、レーザー光線やマイクロ波などの高出力エネルギーを目標に照射し、破壊や無力化を行う兵器。

ディフェンステック

でぃふぇんすてっく

ディフェンステックとは、AI、ドローン、サイバーセキュリティなどの民間の先端技術を、防衛・安全保障分野に応用すること、またはその技術を持つスタートアップ企業。

宇宙現地資源利用

ISRU

ISRU(In-Situ Resource Utilization)とは、探査先の惑星(月や火星)にある資源(水や土壌)を採取し、酸素、水、燃料、建材などをその場で生成・利用する技術。

ゲートウェイ

げーとうぇい

ゲートウェイとは、アルテミス計画の一環として、月の周回軌道上に建設される予定の有人宇宙ステーション。月面への降下や火星探査の中継拠点となる。

スペースポート

すぺーすぽーと

スペースポート(宇宙港)とは、ロケットやスペースプレーン(宇宙往還機)の打ち上げや離着陸を行う施設。垂直打ち上げ型と、滑走路を使う水平離着陸型がある。

ケスラーシンドローム

けすらーしんどろーむ

ケスラーシンドロームとは、宇宙デブリ同士が衝突して破片が増え、それがまた別の衛星に衝突するという連鎖反応が起き、軌道上がデブリだらけになって宇宙利用が不可能になる現象。

静止軌道

GEO

静止軌道(GEO)とは、赤道上空約36,000kmにある軌道。地球の自転と同じ速度で回るため、地上からは空の一点に止まっているように見える。

低軌道

LEO

低軌道(LEO)とは、地表から高度2,000km以下の地球周回軌道のこと。従来の静止軌道(36,000km)より地球に近いため、通信の遅延が少なく、小型衛星の打ち上げコストも安い。

グローバル・ミニマム課税

ぐろーばるみにまむかぜい

グローバル・ミニマム課税とは、多国籍企業がどこの国で活動しても、最低でも15%の法人税を負担させる国際ルール。タックスヘイブンを利用した節税を防ぐ。

移転価格税制

いてんかかくぜいせい

移転価格税制とは、海外のグループ会社との取引価格(移転価格)を不当に安くしたり高くしたりして、税率の低い国に利益を付け替える「所得移転」を防ぐための税制。

経済安全保障

けいざいあんぜんほしょう

経済安全保障とは、エネルギー、食料、半導体などの重要物資の供給確保や、先端技術の流出防止など、国の平和と安全を「経済」の面から守る取り組み。

グローバルサウス

ぐろーばるさうす

グローバルサウスとは、主に南半球に多い、アジア、アフリカ、中南米などの新興国・途上国の総称。インドを筆頭に、国際政治において欧米とも中露とも違う独自の影響力を持ち始めている。

デカップリング

でかっぷりんぐ

デカップリング(分断)とは、連動していた経済関係を切り離すこと。特に米中の経済や技術の相互依存関係を解消し、別々のブロックに分かれる現象を指す。

フレンド・ショアリング

ふれんど・しょありんぐ

フレンド・ショアリングとは、サプライチェーン(供給網)を、政治的・軍事的に対立する国(懸念国)から切り離し、信頼できる同盟国や友好国に限定して再構築する動き。

スマートラベル

すまーとらべる

スマートラベル(電子タグ)とは、ICチップとアンテナが埋め込まれたラベル(RFIDタグ)。電波を使って、箱を開けずに中身の情報を読み取ることができる。

物流危機

ぶつりゅうきき

物流危機(2024年問題)とは、トラックドライバーの残業規制強化や高齢化により、荷物を運びきれなくなる(物流が停滞する)社会的な問題。

共同配送

きょうどうはいそう

共同配送とは、複数のメーカーや運送会社が協力し、同じトラックに荷物を積み合わせて配送する仕組み。

FTZ

FTZ

FTZ(Free Trade Zone/自由貿易地域)とは、空港や港湾周辺などに設けられた、関税などの優遇措置が受けられる特別な区域。

インコタームズ

いんこたーむず

インコタームズ(Incoterms)とは、国際貿易において、売主と買主のどちらが運賃や保険料を負担し、どこで責任(リスク)が移転するかを定めた国際規則。

経済的発注量

けいざいてきはっちゅうりょう

EOQ(経済的発注量)とは、一度にどれくらいの量を発注すれば、「発注コスト(手間)」と「在庫保管コスト(倉庫代)」の合計が最も安くなるかを算出した数量。

安全在庫

あんぜんざいこ

安全在庫とは、需要の急増や入荷の遅れなどの不測の事態(リスク)があっても、欠品を起こさないために最低限持っておくべき在庫量。

マテハン

まてはん

マテハン(マテリアルハンドリング)とは、物流拠点内での荷役(積み下ろし、運搬、保管)を効率化するための機械や設備の総称。フォークリフト、コンベア、自動倉庫など。

デジタルピッキング

でじたるぴっきんぐ

デジタルピッキング(DPS)とは、倉庫の棚にデジタル表示器を取り付け、「この商品を3個取って」とランプを光らせて作業者に指示するシステム。

モーダルシフト

もーだるしふと

モーダルシフトとは、トラックによる長距離輸送を、鉄道や船舶(フェリー)など、より環境負荷が低く大量輸送が可能な手段に切り替えること。

TMS

TMS

TMS(Transport Management System/輸配送管理システム)とは、トラックの配車計画、配送ルートの最適化、運賃計算、貨物の追跡など、輸送に関する業務を一元管理するシステム。

4PL

4PL(Fourth Party Logistics)

4PL(Fourth Party Logistics)とは、3PL(物流の実務代行)に加え、物流戦略の企画やコンサルティングまでを含めて、荷主企業のロジスティクス全体を包括的に受託・管理する形態。

グリーンリース

ぐりーんりーす

グリーンリースとは、ビルオーナーとテナントが協力して、省エネ改修や運用改善を行い、光熱費削減などのメリットを双方が共有する契約条項。

国際サステナビリティ基準審議会

こくさいさすてなびりてぃきじゅんしんぎかい

ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)とは、企業のサステナビリティ情報(気候変動リスクなど)の開示に関する世界共通の基準(ものさし)を策定するために設立された組織。

ライフサイクルアセスメント

らいふさいくるあせすめんと

LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、製品の原料調達から製造、流通、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの全ライフサイクルにおける環境負荷を定量的に評価する手法。

RE100

RE100(Renewable Energy 100%)

RE100(Renewable Energy 100%)とは、事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な企業連合。

プラネタリー・バウンダリー

ぷらねたりー・ばうんだりー

プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)とは、人類が安全に活動できる地球の限界範囲を定義した概念。気候変動、生物多様性など9つの領域がある。

環境再生型農業

かんきょうさいせいがたのうぎょう

環境再生型農業(リジェネラティブ・アグリカルチャー)とは、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復を目指す農業。不耕起栽培や被覆作物の活用などを行う。

グリーンボンド

ぐりーんぼんど

グリーンボンドとは、企業や自治体が、環境問題の解決に資する事業(再エネ施設の建設など)の資金を調達するために発行する債券。

ネイチャーポジティブ

ねいちゃーぽじてぃぶ

ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、反転(回復)させ、自然をポジティブ(プラス)な状態にすること。2030年までの世界目標。

ハイプ・サイクル

はいぷ・さいくる

ハイプ・サイクルとは、ガートナー社が提唱する、新技術が登場してから普及するまでの社会的期待の推移を示した図。「黎明期」→「過度な期待」→「幻滅期」→「啓蒙期」→「安定期」の5段階を経る。

スーパーブロック

すーぱーぶろっく

スーパーブロックとは、複数の街区(ブロック)を一つにまとめ、その内部への通過交通(一般車両)の進入を禁止し、歩行者や自転車優先のリビングスペースに変えるバルセロナ発の都市計画。

トランジットモール

とらんじっともーる

トランジットモールとは、一般の自動車を排除した道路に、路面電車(LRT)やバスなどの公共交通機関だけを通し、残りのスペースを広い歩行者空間として整備した商店街。

ロードプライシング

ろーどぷらいしんぐ

ロードプライシングとは、特定のエリア(都心部など)や時間帯に通行する自動車に対して課金することで、交通量を抑制し、渋滞緩和や環境対策を行う制度。

ハイパーループ

はいぱーるーぷ

ハイパーループとは、チューブの中を減圧して真空に近い状態にし、空気抵抗をなくしたカプセル型の車両を磁力で浮上させて、音速に近い速度(時速1000km以上)で走行させる次世代の輸送システム。

ラストワンマイル

らすとわんまいる

ラストワンマイルとは、物流や通信において、最終拠点(配送センターや交換局)からエンドユーザー(家庭や企業)へ届けるまでの最後の区間。

V2H

V2H(Vehicle to Home)

V2H(Vehicle to Home)とは、電気自動車(EV)の大容量バッテリーに貯めた電気を、家庭用の電力として使えるようにするシステム。

ウォーカブルシティ

うぉーかぶるしてぃ

ウォーカブルシティとは、「居心地が良く歩きたくなる」ように設計された街のこと。車中心の道路設計を見直し、歩行者優先の空間を増やす取り組み。

マイクロモビリティ

まいくろもびりてぃ

マイクロモビリティとは、自転車、電動キックボード、超小型EVなど、従来の自動車よりも小さく、小回りが利く1〜2人乗りの移動手段の総称。

テックラッシュ

てっくらっしゅ

テックラッシュ(Techlash)とは、Technology(技術)とBacklash(反発)を組み合わせた造語。巨大IT企業(GAFAなど)の強すぎる力やプライバシー侵害に対する、社会的な反発や批判のこと。

データ至上主義

でーたしじょうしゅぎ

データ至上主義(データイズム)とは、宇宙のあらゆる現象をデータの流れと見なし、データの自由な流通と情報処理こそが最高の価値であるとする思想。ユヴァル・ノア・ハラリが提唱。

リバタリアニズム

りばたりあにずむ

リバタリアニズム(完全自由主義)とは、個人の自由を最大限に尊重し、政府による介入(課税や規制)を最小限にすべきだとする政治・経済思想。

エコーチェンバー

えこーちぇんばー

エコーチェンバー(反響室)現象とは、SNSなどで同じ意見を持つ人々だけで交流し、互いの意見を肯定し合うことで、特定の偏った考えが増幅・強化される現象。

フィルターバブル

ふぃるたーばぶる

フィルターバブルとは、インターネットの検索サイトやSNSが、ユーザーの過去の履歴を学習し、好みに合う情報ばかりを優先的に表示することで、ユーザーが「自分が見たい情報」の泡(バブル)の中に孤立し、反対意見や重要な情報に触れられなくなる現象。

ジャスト・イン・ケース

じゃすと・いん・けーす

ジャスト・イン・ケース(万が一に備えて)とは、必要なものを最小限にする「ジャスト・イン・タイム(JIT)」の見直し版で、有事に備えて在庫を多めに持つ戦略。

トリアージ

とりあーじ

トリアージとは、災害時などでリソースが不足している際に、治療の優先順位をつけて、助かる見込みの高い人や緊急度の高い人を選別すること。ビジネスでは「業務の優先順位付け」の意味でも使われる。

インフォデミック

いんふぉでみっく

インフォデミックとは、Information(情報)とEpidemic(流行)を組み合わせた造語。不確かな情報やデマが急速に拡散し、社会に混乱をもたらす現象。

ロックダウン

ろっくだうん

ロックダウン(都市封鎖)とは、感染症の拡大やテロなどの緊急時に、人々の移動や活動を強制的に制限・禁止すること。

宇宙太陽光発電

うちゅうたいようこうはつでん

宇宙太陽光発電(SSPS)とは、宇宙空間に巨大な太陽光パネルを浮かべ、発電した電気をマイクロ波やレーザーで地上に無線送電するシステム。

テラフォーミング

てらふぉーみんぐ

テラフォーミング(地球化)とは、火星などの地球以外の天体の環境(大気や温度)を人為的に改造し、人類が住めるようにする計画。

うちゅうエレベーター

きどうえれべーたー

宇宙エレベーター(軌道エレベーター)とは、地上のステーションと、高度3万6000kmの静止軌道上のステーションをケーブルで結び、そのケーブルを昇降機(クライマー)で登ることで、ロケットを使わずに宇宙へ行く輸送システム。

アップサイクル

あっぷさいくる

アップサイクルとは、廃棄物や不要になった製品を、デザインやアイデアによって新しい価値を与え、元の製品よりも高付加価値なものに生まれ変わらせること。

エシカル消費

えしかるしょうひ

エシカル消費(倫理的消費)とは、価格の安さや品質だけでなく、その商品が作られる背景にある「環境」や「人権」、「地域社会」への配慮を基準にして商品を選んで購入すること。

デジタルデトックス

でじたるでとっくす

デジタルデトックスとは、一定期間、スマートフォンやPCなどのデジタルデバイスから距離を置き、デジタル依存やストレスを解消する取り組み。

タイムパフォーマンス

たいむぱふぉーまんす

タイムパフォーマンス(タイパ)とは、費やした時間に対して得られる満足度や効果のこと。Z世代を中心に、時間を極限まで効率的に使いたいという意識が高まっている。

シェアリングエコノミー

しぇありんぐえこのみー

シェアリングエコノミーとは、個人が保有する遊休資産(場所、乗り物、モノ、人、スキルなど)をインターネットを介して他者と貸し借り・共有する経済モデル。

ソサエティ5.0

そさえてぃ5.0

Society 5.0とは、狩猟(1.0)、農耕(2.0)、工業(3.0)、情報(4.0)に続く、第5の新たな社会。サイバー空間(仮想)とフィジカル空間(現実)を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会。

静かな退職

しずかなたいしょく

静かな退職(Quiet Quitting)とは、実際に仕事を辞めるわけではないが、仕事への精神的な関与(やりがいや情熱)を止め、給料をもらえる範囲内での必要最低限の業務だけを淡々とこなす働き方のこと。

メノポーズ

めのぽーず

メノポーズとは「閉経・更年期」のこと。ビジネスにおいては、更年期障害による女性管理職のパフォーマンス低下や離職(更年期ロス)が課題となっている。

グローバルコモンズ

ぐろーばるこもんず

グローバルコモンズとは、地球上のどの国の主権にも属さず、全人類が共有すべき領域や資源のこと。公海、南極、大気圏、宇宙空間、サイバー空間などが含まれる。

グリーンスチール

ぐりーんすちーる

グリーンスチールとは、製造工程でCO2をほとんど排出しない製法で作られた鉄鋼製品。

合成燃料

ごうせいねんりょう

e-fuel(合成燃料)とは、回収したCO2と、再生可能エネルギーで作った水素を合成して製造する人工的な液体燃料。

パブリックコメント

ぱぶりっくこめんと

パブリックコメント(意見公募手続)とは、国や自治体がルール(政令や条例)を決める前に、その案を公表して、広く国民から意見や情報を募集する手続き。

Visit Japan Web

Visit Japan Web

Visit Japan Webとは、海外からの入国者(日本人・外国人含む)が、検疫、入国審査、税関申告などの手続きを、ウェブ上で事前に済ませることができるサービス。

ガバメントクラウドファンディング

がばめんとくらうどふぁんでぃんぐ

ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは、自治体が抱える特定の問題解決(例えば「図書館の本を充実させたい」「保護猫を救いたい」)のために、ふるさと納税の仕組みを使って寄付を募ること。

レジリエントシティ

れじりえんとしてぃ

レジリエントシティとは、地震や台風などの災害、パンデミックなどの危機が発生しても、被害を最小限に抑え、素早く回復できる「しなやかな強さ」を持った都市。

国家戦略特区

こっかせんりゃくとっく

国家戦略特区とは、国が定めた特定の地域において、大胆な規制緩和や税制優遇を行い、世界で一番ビジネスがしやすい環境を作る制度。

規制のサンドボックス制度

きせいのさんどぼっくすせいど

規制のサンドボックス制度とは、新しい技術やビジネスモデルを試す際に、既存の規制を一時的に停止し、限られた参加者の下で実証実験を行える制度。

ガバメントクラウド

がばめんとくらうど

ガバメントクラウドとは、国や地方自治体が共通して利用するクラウドサービスの基盤。AWSやGoogle Cloudなどが選定されている。

電子政府

でんしせいふ

電子政府(e-Gov)とは、インターネットなどのIT技術を活用して、行政手続きのオンライン化、情報公開、業務効率化を実現した政府。

ふるさと納税

ふるさとのうぜい

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度。寄付金のうち2,000円を超える部分が所得税・住民税から控除され、さらに地域の特産品などの返礼品がもらえる。

ソーシャル・インパクト・ボンド

そーしゃる・いんぱくと・ぼんど

SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)とは、社会課題解決のための事業を民間資金で行い、成果が出た場合のみ、行政が投資家に元本と利子を支払う「成果連動型」の官民連携手法。

マイナポータル

まいなぽーたる

マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービス。子育てや介護の手続き検索、年金記録の確認、確定申告などがPCやスマホからできる。

マイナンバーカード

まいなんばーかーど

マイナンバーカードとは、日本に住民票がある全員に割り当てられた個人番号(マイナンバー)と、本人の顔写真、ICチップが一体となった公的な身分証明書。

デジタル田園都市国家構想

でじたるでんえんとしかっかこうそう

デジタル田園都市国家構想とは、デジタルの力を活用して地方の社会課題を解決し、「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」の実現を目指す政策。

イマーシブ体験

いまーしぶたいけん

イマーシブ(没入型)体験とは、デジタル技術や演出によって、物語や作品の世界に入り込んだような感覚を味わえる体験。

H3ロケット

H3ろけっと

H3ロケットとは、JAXAと三菱重工業が開発した、日本の次世代基幹ロケット。H-IIAロケットの後継機。

宇宙太陽光発電

うちゅうたいようこうはつでん

宇宙太陽光発電(SSPS)とは、宇宙空間に巨大な太陽光パネルを浮かべて発電し、その電気をマイクロ波などに変換して無線で地球に送るシステム。

微小重力

びしょうじゅうりょく

微小重力とは、重力の影響が極めて小さい環境(いわゆる無重力状態)。ISSなどの宇宙空間で作り出せる。

宇宙条約

うちゅうじょうやく

宇宙条約とは、1967年に発効した、宇宙開発の基本原則を定めた最も基本的な国際条約。「宇宙空間の領有禁止」「平和利用」「国家の責任」などが定められている。

宇宙保険

うちゅうほけん

宇宙保険とは、ロケットの打ち上げ失敗や、衛星の故障、他人の家への落下など、宇宙プロジェクトに伴う巨大なリスクをカバーする保険。

軌道上サービス

きどうじょうさーびす

軌道上サービスとは、宇宙空間にある人工衛星に対して、燃料補給、修理、部品交換、軌道変更などの作業を行うサービス。

宇宙資源

うちゅうしげん

宇宙資源とは、月や小惑星などに存在する水、金属、鉱物などの資源。特に「水」はロケット燃料になるため重要視されている。

SAR衛星

さーえいせい

SAR衛星(合成開口レーダー衛星)とは、自ら電波を発射し、跳ね返ってきた波を観測することで、昼夜や天候に関係なく地表の様子を撮影できる衛星。

衛星データ

えいせいでーた

衛星データとは、地球観測衛星から送られてくる画像や数値データの総称。気象、地形、人流、夜間光など多様な種類がある。

リモートセンシング

りもーとせんしんぐ

リモートセンシングとは、人工衛星などに搭載したセンサーを使って、離れた場所から地球の表面や大気の状態を観測する技術。

再使用ロケット

さいしようろけっと

再使用ロケットとは、一度打ち上げたロケットの一部または全部を、地球に帰還・着陸させて回収し、整備して何度も繰り返し使うロケット。

宇宙状況把握

うちゅうじょうきょうはあく

SSA(宇宙状況把握)とは、地上のレーダーや望遠鏡を使って、人工衛星や宇宙デブリの軌道を常時監視し、衝突のリスクなどを把握すること。

低軌道

ていきどう

低軌道(LEO)とは、地表から高度2,000km以下の比較的低い宇宙軌道のこと。国際宇宙ステーション(ISS)や多くの地球観測衛星、通信衛星コンステレーションがここを飛んでいる。

宇宙ビジネス

うちゅうびじねす

宇宙ビジネスとは、ロケット打ち上げ、人工衛星の製造・利用、宇宙旅行、宇宙ゴミ除去など、宇宙空間に関連するあらゆる商業活動。

ニュースペース

にゅーすぺーす

NewSpace(ニュースペース)とは、国(NASAやJAXAなど)が主導していた従来の宇宙開発に対し、SpaceXのような民間ベンチャーが主体となって行う、低コストでスピード感のある新しい宇宙ビジネスの潮流。

グローバル・コンピテンス

ぐろーばる・こんぴてんす

グローバル・コンピテンスとは、地域や世界の課題を多角的に分析し、他者の視点や価値観を理解し、異なる背景を持つ人々と適切に関わりながら行動する能力。

国際バカロレア

こくさいばかろれあ

国際バカロレア(IB)とは、スイスの財団が提供する国際的な教育プログラム。修了すると世界中の多くの大学への入学資格が得られる。

GIGAスクール構想

ぎがすくーるこうそう

GIGAスクール構想とは、全国の小中学生に「1人1台端末(PC・タブレット)」と「高速ネットワーク環境」を整備し、子どもたちの個性に合わせた教育を実現する国のプロジェクト。

アップサイクル食品

あっぷさいくるしょくひん

アップサイクル食品とは、これまで捨てられていた食材の不可食部(皮、芯、搾りかすなど)を、新しい技術やアイデアで価値ある食品に生まれ変わらせたもの。

精密発酵

せいみつはっこう

精密発酵とは、遺伝子改変した微生物(酵母など)に特定の物質を作らせる技術。動物を使わずに卵白や乳タンパク質などを製造できる。

昆虫食

こんちゅうしょく

昆虫食とは、コオロギやカイコなどの昆虫を食材として食べること。環境負荷が低く、栄養価が高い次世代のスーパーフード。

大豆ミート

だいずみーと

大豆ミート(植物肉)とは、大豆から油分を絞って加熱・加圧し、お肉のような食感や風味に加工した食品。

デジタコ

でじたこ

デジタコ(デジタルタコグラフ)とは、トラックの走行速度、時間、休憩状況などをデジタルデータとしてメモリーカードなどに記録する運行記録計。

パレット標準化

ぱれっとひょうじゅんか

パレット標準化とは、物流で使うパレット(荷台)のサイズを業界標準(日本では1100×1100mmのT11型)に統一し、積み替えの手間を減らす取り組み。

自由貿易協定

じゆうぼうえききょうてい

自由貿易協定(FTA)とは、特定の国や地域の間で、関税をなくしたり、規制を緩和したりして、モノやサービスの行き来を自由に(Freeに)するための協定。

物流4.0

ぶつりゅうよんてんぜろ

物流4.0とは、IoTやすAI、ロボットなどの新技術を活用して、物流のプロセス全体を自律化・省人化しようとする変革(イノベーション)。

経済安全保障

けいざいあんぜんほしょう

経済安全保障とは、国民の生命や経済活動に不可欠な物資(半導体や医薬品など)の供給網(サプライチェーン)を確保し、他国からの経済的な圧力や脅威から国を守ること。

輸配送管理システム

ゆはいそうかんりしすてむ

TMS(輸配送管理システム)とは、トラックの配車計画や配送ルートの作成、運行状況の管理などを支援するシステム。

GTP

GTP(Goods to Person)

GTP(Goods to Person)とは、ピッキング作業スタッフが棚まで歩いて行くのではなく、ロボットが棚ごと商品をスタッフの元まで運んでくるシステム。

VMI

VMI

VMIとは、納入業者(ベンダー)が、小売店やメーカーの在庫情報をリアルタイムで共有し、ベンダーの責任で在庫を補充・管理する方式。

ミルクラン

みるくらん

ミルクラン(巡回集荷)とは、メーカーが部品メーカー(サプライヤー)を1社ずつ回って部品を集める調達方式。牛乳配達員が各家庭を回って空き瓶を回収したことに由来する。

ホワイト物流

ほわいとぶつりゅう

ホワイト物流とは、トラックドライバーの長時間労働や低賃金を改善し、物流を持続可能なものにするため、荷主(メーカーや小売)と物流事業者が協力して取り組む運動。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

ゆにばーさる・へるす・かばれっじ

UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)とは、全ての人が、適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態のこと。

薬機法

やくきほう

薬機法(医薬品医療機器等法)とは、医薬品、医療機器、化粧品などの有効性や安全性を確保するために、製造・販売・広告などを厳しく規制する法律。

インフォームド・コンセント

いんふぉーむど・こんせんと

インフォームド・コンセント(Informed Consent)とは、医療行為において、医師が患者に対して病状、治療内容、リスク、代替案などを十分に説明し(Informed)、患者がそれを理解して納得した上で、自由意志によって同意(Consent)すること。

根拠に基づく医療

こんきょにもとづくいりょう

EBM(根拠に基づく医療)とは、医師の勘や経験だけに頼るのではなく、臨床研究などの科学的なデータ(エビデンス)に基づいて、患者に最適な治療法を選択する行動指針。

創薬AI

そうやくえーあい

創薬AIとは、膨大な化合物データや論文データをAIに学習させ、新薬の候補となる物質を探索したり、副作用を予測したりする技術。

分散型治験

ぶんさんがたちけん

分散型治験(DCT)とは、被験者が病院に行かなくても、スマホやウェアラブルデバイス、訪問看護などを利用して自宅から参加できる新しい治験の形式。

メドテック

めどてっく

MedTech(メドテック)とは、Medical(医療)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉で、IoTやAIなどのデジタル技術を活用した次世代の医療機器やサービスのこと。

オンライン診療

おんらいんしんりょう

オンライン診療とは、スマートフォンやPCのビデオ通話機能を使って、病院に行かずに医師の診察・処方を受けることができる仕組み。

デジタルセラピューティクス

でじたるせらぴゅーてぃくす

DTx(デジタルセラピューティクス/デジタル治療)とは、医師が処方する「治療用アプリ」のこと。薬ではなく、ソフトウェアを用いて病気の治療や管理を行う。

EUタクソノミー

EUたくそのみー

EUタクソノミーとは、どのような経済活動が環境的に持続可能(サステナブル)であるかを明確に定めたEUの分類基準。

排出量取引

はいしゅつりょうとりひき

排出量取引とは、企業ごとにCO2排出量の上限(枠)を決め、枠が余った企業と足りない企業の間で排出枠を売買する仕組み。

非化石証書

ひかせきしょうしょ

非化石証書とは、石油や石炭などの化石燃料を使わずに発電された電気(非化石電源)が持つ「環境価値」を取り出して証書にしたもの。

プライミング効果

ぷらいみんぐこうか

プライミング効果(先行刺激)とは、先に見聞きした情報(プライマー)が、その後の判断や行動に無意識に影響を与える現象。

スマートメーター

すまーとめーたー

スマートメーターとは、通信機能を持ったデジタル式の電力メーター(電力量計)。

ダンバー数

だんばーすう

ダンバー数とは、人間が安定した社会関係を維持できる人数の認知的な上限のこと。一般的には約150人とされる。

マーフィーの法則

まーふぃーのほうそく

マーフィーの法則とは、「失敗する可能性のあるものは、必ず失敗する」という経験則。悪いことは重なる、というペシミスティックな法則として知られる。

駐在員

ちゅうざいいん

駐在員(エクスパット)とは、本国の親会社から海外の現地法人や支店に派遣され、現地で勤務する社員のこと。

貿易戦争

ぼうえきせんそう

貿易戦争とは、対立する国同士が、互いの輸入品に関税をかけ合ったり、輸入制限を行ったりして、相手国の経済にダメージを与え合う状態。

スイフト

すいふと

SWIFT(スイフト)とは、世界の銀行間の国際送金データを仲介する通信ネットワークのこと。国際銀行間通信協会。

オフショアリング

おふしょありんぐ

オフショアリングとは、自社の業務(製造やシステム開発など)を、人件費の安い海外の企業や現地法人に委託・移管すること。

経済制裁

けいざいせいさい

経済制裁とは、国際法に違反した国や団体に対し、貿易の停止や資産凍結などの経済的な圧力をかけ、政策の変更を迫る措置。

グローカル

ぐろーかる

グローカル(Glocal)とは、Global(地球規模)とLocal(地域密着)を合わせた造語。「地球規模で考え、足元(地域)で行動する」という考え方。

ローカライズ

ろーからいず

ローカライズ(現地化)とは、製品やサービスを、進出先の国や地域の言語、文化、習慣、法規制などに合わせて作り変えること。

インバウンド・アウトバウンド

いんばうんど・あうとばうんど

インバウンドは「外から中へ入ってくること(訪日外国人旅行)」、アウトバウンドは「中から外へ出ていくこと(日本人の海外旅行)」を指す。

タックスヘイブン

たっくすへいぶん

タックスヘイブン(租税回避地)とは、法人税などの税率が著しく低い、あるいはゼロである国や地域のこと。

経済連携協定

けいざいれんけいきょうてい

EPA(経済連携協定)とは、FTA(物品の関税撤廃)の内容に加え、投資の自由化、知的財産の保護、人の移動(看護師など)まで含めた、より幅広い経済関係の強化を目指す協定。

自由貿易協定

じゆうぼうえききょうてい

FTA(自由貿易協定)とは、特定の国や地域の間で、関税や輸入割当などの貿易障壁を撤廃・削減し、自由な貿易を促進するための協定。

準拠法

じゅんきょほう

準拠法とは、国をまたぐ契約において、トラブルが起きた時に「どこの国の法律を基準にして解決するか」を定めたもの。

デカップリング

でかっぷりんぐ

デカップリング(経済分断)とは、対立する国同士(主にアメリカと中国)が、経済的な相互依存関係(サプライチェーンなど)を切り離そうとする動き。

サプライチェーン

さぷらいちぇーん

サプライチェーン(供給連鎖)とは、原材料の調達から、製造、在庫管理、配送、販売を経て、消費者の手元に届くまでの、モノとお金の流れ全体のこと。

世界貿易機関

せかいぼうえききかん

WTO(世界貿易機関)とは、国同士が自由にモノやサービスを売り買いできるよう、関税を下げたり共通のルールを作ったりする国際機関。

国際通貨基金

こくさいつうかききん

IMF(国際通貨基金)とは、加盟国の通貨と為替相場の安定を図り、経済危機に陥った国に資金を融資して助ける国際機関。

貿易収支

ぼうえきしゅうし

貿易収支とは、モノの輸出額から輸入額を差し引いた差額のこと。輸出が多ければ黒字、輸入が多ければ赤字となる。

財政政策

ざいせいせいさく

財政政策とは、政府が歳入(税金)や歳出(公共事業など)を調整することで、景気をコントロールする経済政策のこと。

金融緩和

きんゆうかんわ

金融緩和とは、景気が悪い時に、中央銀行(日銀など)が政策金利を下げたり、資金供給量を増やしたりして、世の中に出回るお金の量を増やし、経済活動を活発にしようとする政策。

地震保険

じしんほけん

地震保険とは、地震・噴火・津波による火災や損壊を補償する保険。火災保険では地震による火事は補償されないため、セットで加入する必要がある。

医療保険

いりょうほけん

医療保険(民間の)とは、病気や怪我で入院・手術をした際に給付金が受け取れる保険。

労災保険

ろうさいほけん

労災保険(労働者災害補償保険)とは、業務中や通勤中の事故による怪我、病気、障害、死亡などに対して補償を行う制度。

雇用保険

こようほけん

雇用保険とは、労働者が失業した時の生活安定や、再就職の促進を目的とした公的保険制度。

介護保険

かいごほけん

介護保険とは、介護が必要になった高齢者を社会全体で支える仕組み。40歳以上の国民から徴収した保険料と税金で運営される。

健康保険

けんこうほけん

健康保険(健保)とは、会社員などが加入する公的な医療保険制度。病気や怪我をした際、医療費の自己負担が原則3割で済む。

厚生年金保険

こうせいねんきんほけん

厚生年金保険とは、会社員や公務員が、国民年金に上乗せして加入する公的年金制度。保険料は会社と社員が半分ずつ(労使折半)負担する。

国民年金

こくみんねんきん

国民年金とは、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入を義務付けられている公的年金制度。

社会保険

しゃかいほけん

社会保険とは、病気、怪我、失業、老後などのリスクに備えて、国民全体で保険料を出し合い、必要な人に給付を行う公的な保険制度。

空き家問題

あきやもんだい

空き家問題とは、人口減少や高齢化により、誰も住んでいない家が増加し、倒壊の危険や景観の悪化、放火の温床になるなどの社会問題。

ヤングケアラー

やんぐけあらー

ヤングケアラーとは、本来なら大人が担うべき家事や家族の介護、兄弟の世話などを日常的に行っている、18歳未満の子供。

非政府組織

ひせいふそしき

NGO(非政府組織)とは、政府や国際機関とは独立した立場で、貧困、平和、環境などの地球規模の課題に取り組む民間の組織。

マイクロファイナンス

まいくろふぁいなんす

マイクロファイナンスとは、貧困層の人々に対して、無担保で少額の融資(マイクロクレジット)や貯蓄などの金融サービスを提供する仕組み。

ジェンダーギャップ

じぇんだーぎゃっぷ

ジェンダーギャップとは、社会的・文化的に作られた性別(ジェンダー)の違いによって生じる、男女間の不平等や格差のこと。

脱炭素

だつたんそ

脱炭素とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(炭素)の排出をなくす、または実質ゼロにする取り組みの総称。

グリーントランスフォーメーション

ぐりーんとらんすふぉーめーしょん

GX(グリーントランスフォーメーション)とは、化石燃料中心の産業構造や社会システムを、クリーンエネルギー中心へ転換し、それを経済成長につなげる変革のこと。

核融合発電

かくゆうごうはつでん

核融合発電とは、太陽が燃えるのと同じ原理(核融合反応)を地上で再現し、莫大なエネルギーを取り出す技術。

スタートアップ・エコシステム

すたーとあっぷ・えこしすてむ

スタートアップ・エコシステムとは、起業家、投資家、大学、大企業、政府などが連携し、有機的に新しい企業を生み出し、成長させる「生態系」のこと。

在庫回転率

ざいこかいてんりつ

在庫回転率とは、一定期間に在庫が何回入れ替わったか(売れたか)を示す指標。「売上原価 ÷ 平均在庫金額」などで計算する。

リードタイム

りーどたいむ

リードタイムとは、発注から納品まで(調達リードタイム)、素材から完成まで(製造リードタイム)など、ある工程の開始から完了までにかかる時間のこと。

過労死

かろし

過労死とは、長時間労働や過度のストレスが原因で、脳や心臓の疾患(脳卒中、心筋梗塞など)を発症して死亡したり、自殺に追い込まれたりすること。

勤務間インターバル制度

きんむかんいんたーばるせいど

勤務間インターバル制度とは、終業から翌日の始業までに、一定時間(例えば11時間)の休息(インターバル)を設けることを義務付ける制度。

メディカルツーリズム

めでぃかるつーりずむ

メディカルツーリズム(医療観光)とは、居住国とは異なる国や地域を訪れ、医療サービス(治療、健診、美容整形など)を受けること。

訪問看護

ほうもんかんご

訪問看護とは、看護師などが患者の自宅を訪問し、主治医の指示に基づいて点滴、床ずれの処置、リハビリ、療養上の世話などを行うサービス。

ライフサイエンス

らいふさいえんす

ライフサイエンス(生命科学)とは、生物の生命現象を解析し、それを医療、食糧、環境などの分野に応用しようとする研究分野の総称。

産業医

さんぎょうい

産業医とは、企業において労働者が健康で快適に働けるよう、専門的な立場から指導・助言を行う医師のこと。従業員50人以上の事業場には選任義務がある。

健康経営

けんこうけいえい

健康経営とは、従業員の健康管理を「コスト」ではなく、将来の収益性を高めるための「投資」と捉え、戦略的に実践すること。

医療経営支援機関

いりょうけいえいしえんきかん

MSO(医療経営支援機関)とは、医療機関(病院やクリニック)の経営部門(人事、経理、購買、マーケティングなど)を切り離して受託・代行する会社のこと。

医薬情報担当者

いやくじょうほうたんとうしゃ

MR(医薬情報担当者)とは、医師や薬剤師に対して自社の医薬品の有効性や安全性などの情報を提供し、適正な使用を促すとともに、副作用情報などを収集する製薬会社の営業担当者。

治験施設支援機関

ちけんしせつしえんきかん

SMO(治験施設支援機関)とは、治験を実施する医療機関(病院)側の業務を支援する企業のこと。

ジェネリックいやくひん

こうはついやくひん

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了した後に、同じ有効成分・同じ効能・効果で製造・販売される安価な医薬品のこと。

レセプト

れせぷと

レセプト(診療報酬明細書)とは、医療機関が健康保険組合や市町村などの審査支払機関に対して、患者負担分(3割など)以外の医療費(7割など)を請求するために作成する明細書。

診療報酬

しんりょうほうしゅう

診療報酬とは、医療機関が患者に提供した医療行為(診察、検査、手術、投薬など)の対価として、国から支払われる公定価格のこと。

電子カルテ

でんしかるて

電子カルテとは、医師が診療経過や処方内容などを記録する「カルテ(診療録)」を、紙ではなくコンピュータで電子データとして保存・管理するシステム。

宅配ボックス

たくはいぼっくす

宅配ボックスとは、受取人が不在でも荷物を受け取れるように、配送業者が荷物を入れて鍵をかけておけるロッカー型の設備。

Edi

EDI(Electronic Data Interchange)

EDI(Electronic Data Interchange)とは、企業間の商取引(発注書、納品書、請求書など)を、専用回線やインターネットを通じて電子データの形式で交換する仕組み。

JANコード

JANこーど

JANコード(Japanese Article Number)とは、日本の共通商品コードとして使われているバーコードの規格。国際的なEANコードと互換性がある。

梱包

こんぽう

梱包(パッキング)とは、ピッキングした商品を検品し、配送中に壊れないように緩衝材(プチプチ)などで包み、ダンボール箱に詰める作業。

ピッキング

ぴっきんぐ

ピッキングとは、倉庫内の保管場所から、注文内容(出荷指示)に従って商品を取り出す作業のこと。

倉庫管理システム

そうこかんりしすてむ

WMS(倉庫管理システム)とは、倉庫内での商品の入庫、保管場所(ロケーション)、出庫などの動きをリアルタイムで管理・記録するシステム。

太陽光発電投資

たいようこうはつでんとうし

太陽光発電投資とは、ソーラーパネルを設置して電気を作り、それを電力会社に買い取ってもらう(売電)ことで収益を得る投資。

接道義務

せつどうぎむ

接道義務とは、建物を建てるための敷地は、幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければならないという建築基準法の規定。

セットバック

せっとばっく

セットバック(道路後退)とは、敷地が接している道路の幅が4メートル未満の場合に、建物を建て替える際、道路の中心線から2メートル下がった位置まで敷地を後退させ、将来的に道を広げられるようにすること。

グレーゾーン事態

ぐれーぞーんじたい

グレーゾーン事態とは、平時でも有事(戦争)でもない、その中間にあたる緊張状態のこと。相手国の領海侵入や、民間人を装った民兵の活動などが含まれる。

半導体戦争

はんどうたいせんそう

半導体戦争(チップウォー)とは、現代の産業や軍事の要である「半導体」の技術覇権や供給網を巡って、アメリカと中国を中心に繰り広げられている国家間の激しい競争。

国際銀行間通信協会

こくさいぎんこうかんつうしんきょうかい

SWIFT(国際銀行間通信協会)とは、世界の銀行同士が国際送金や決済を行うための、安全な通信ネットワークのこと。

フレンドショアリング

ふれんどしょありんぐ

フレンドショアリングとは、信頼できる友好国(Friend)や同盟国に限定して、サプライチェーン(供給網)を構築すること。

プレサイクル

ぷれさいくる

プレサイクルとは、リサイクル(再利用)の前段階として、そもそもゴミになるものを「買わない」「もらわない」ことで、廃棄物の発生を防ぐ考え方。

気候関連財務情報開示タスクフォース

きこうかんれんざいむじょうほうかいじたすくふぉーす

TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)とは、気候変動が企業の経営に与える「リスク」と「機会」について分析し、投資家に情報を開示することを推奨する国際的枠組み。

サステナビリティ

じぞくかのうせい

サステナビリティ(Sustainability)とは、環境・社会・経済の観点から、将来の世代の可能性を損なうことなく、現在の社会活動や経済活動を長期的に継続できる状態やシステムのこと。

ICT教育

あいしーてぃーきょういく

ICT教育とは、PC、タブレット、インターネット、電子黒板などの情報通信技術(ICT)を、授業や学習の現場で活用する教育のこと。

GIGAスクール構想

ぎがすくーるこうそう

GIGAスクール構想とは、全国の小中学生に「1人1台の端末(PCやタブレット)」と「高速ネットワーク環境」を整備し、ICT教育を推進する日本の国家プロジェクト。

スマートウォッチ

すまーとうぉっち

スマートウォッチとは、腕時計型のウェアラブルデバイス。スマホと連携して通知を受け取るだけでなく、心拍数や睡眠、歩数などの健康データを24時間記録できる。

ヴィーガン

ゔぃーがん

ヴィーガン(完全菜食主義者)とは、肉や魚だけでなく、卵、乳製品、はちみつなど、動物由来の食品を一切口にしない人々、またはそのライフスタイルのこと。

ニコチンアミド・モノヌクレオチド

にこちんあみど・ものぬくれおちど

NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)とは、老化を遅らせたり、寿命を延ばしたりする働きがある「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」を活性化させるとされる物質。

プラントベースフード

ぷらんとべーすふーど

プラントベースフードとは、肉や魚、卵、乳製品などの動物性原材料を使わず、大豆などの植物由来の原料で作られた食品のこと。

腸活

ちょうかつ

腸活とは、食事や運動、睡眠などを通じて、腸内環境(腸内フローラ)を整え、健康維持や美容効果を高める活動のこと。

物流の2024年問題

ぶつりゅうのにせんにじゅうよねんもんだい

物流の2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働に上限規制(年960時間)が適用され、輸送能力の不足や物流コストの高騰が懸念される問題。

ノーコード

のーこーど

ノーコードとは、ソースコード(プログラムの命令文)を一切書かずに、ドラッグ&ドロップなどの視覚的な操作だけでWebサイトやアプリを開発する手法やツールのこと。

ソフトパワー

そふとぱわー

ソフトパワーとは、軍事力や経済力(ハードパワー)による強制ではなく、その国の文化や価値観の「魅力」によって、他国からの信頼や共感を得て影響力を行使する力。

ポピュリズム

たいしゅうげいごうしゅぎ

ポピュリズム(Populism)とは、社会を「善良な一般大衆」と「腐敗したエリート(特権階級)」の対立構造として捉え、エリートを攻撃して大衆の権利を回復しようと主張する政治的立場や手法。

事象の地平面

じしょうのちへいめん

事象の地平面(イベントホライズン)とは、ブラックホールの周囲にある境界線のことで、ここを超えると光さえも脱出できなくなる。

グローバリゼーション

ぐろーばりぜーしょん

グローバリゼーションとは、人、モノ、金、情報が国境を越えて自由に行き来し、世界が地球規模で一体化していく現象。

帝国主義

ていこくしゅぎ

帝国主義とは、強大な軍事力や経済力を持つ国家が、他の地域や国を侵略・支配し、自国の領土や勢力圏を拡大しようとする政策・思想。

マキャベリズム

まきゃべりずむ

マキャベリズムとは、ニッコロ・マキャヴェッリが著書『君主論』で説いた、「目的(国の維持・発展)のためなら、手段を選ばず、時には非道な行いも許される」という政治思想。

フィボナッチ数列

ふぃぼなっちすうれつ

フィボナッチ数列とは、「前の2つの数を足すと次の数になる(1, 1, 2, 3, 5, 8, 13…)」という数列のこと。隣り合う数の比率は黄金比に近づいていく。

健康の社会的決定要因

けんこうのしゃかいてきけっていよういん

SDOH(健康の社会的決定要因)とは、個人の遺伝や生活習慣だけでなく、「生まれ育った環境」「所得」「教育」「人間関係」などの社会的な条件が、その人の健康状態を大きく左右するという概念。

睡眠負債

すいみんふさい

睡眠負債とは、毎日のわずかな睡眠不足が、借金(負債)のように徐々に積み重なり、心身に深刻な悪影響(病気のリスク増や判断力の低下)を及ぼす状態のこと。

ピーティーエスディー

ぴーてぃーえすでぃー

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)とは、死の危険を感じるような強烈なショック体験(外傷的出来事)が心の傷(トラウマ)となり、時間が経過した後も、その恐怖が突然蘇るなどの症状が続き、日常生活に支障をきたす精神障害。

ディスレクシア

でぃすれくしあ

ディスレクシア(読み書き障害)とは、知的な遅れはないものの、文字を読んだり書いたりすることだけに著しい困難を抱える学習障害のこと。

緩和ケア

かんわけあ

緩和ケアとは、重い病気(がんなど)にかかった患者や家族の、身体的な痛みや精神的な苦しみを和らげ、その人らしく生きられるように支援する医療・ケアのこと。

人獣共通感染症

じんじゅうきょうつうかんせんしょう

人獣共通感染症(ズーノーシス)とは、動物から人間へ、あるいは人間から動物へと感染する病気の総称である。エボラ出血熱、狂犬病、鳥インフルエンザなどが含まれる。

集団免疫

しゅうだんめんえき

集団免疫とは、ある集団の一定割合以上の人が免疫(ワクチンや感染により)を持つことで、感染の連鎖が断ち切られ、免疫を持たない人まで間接的に守られる状態のこと。

ノセボ効果

のせぼこうか

ノセボ効果(反偽薬効果)とは、偽薬であっても「副作用が出るかもしれない」と思い込んで飲むと、本当に吐き気や痛みなどの悪い症状が出てしまう現象のこと。

腸内フローラ

ちょうないふろーら

腸内フローラ(腸内細叢)とは、人間の腸の中に住んでいる約100兆個もの多種多様な細菌の集まりのこと。その生態系が花畑(フローラ)のように見えることからこう呼ばれる。

キューオーエル

きゅーおーえる

QOL(Quality of Life:生活の質)とは、人間が生きる上での満足度や幸福度を表す指標。単に「生きている」だけでなく、精神的・社会的活動を含めて「人間らしく、自分らしく充実した生活」を送れているかを問う概念。

プラシーボこうか

ぎやくこうか

プラシーボ効果(偽薬効果)とは、有効成分が含まれていない偽の薬(プラシーボ)であっても、患者が「効く」と信じて飲むことで、心理的な安心感などが作用し、実際に症状が改善する現象。

サブスク疲れ

さぶすくづかれ

サブスクリプション疲れ(サブスク疲れ)とは、動画や音楽など多数の月額制サービスに登録しすぎた結果、管理しきれなくなったり、固定費の支払いが負担になったりして、強いストレスや抵抗感を感じる状態のこと。

社会契約説

しゃかいけいやくせつ

社会契約説とは、国家や社会の成立ちについて、「人々が自分の権利を守るために、自由意思で契約を結んで国家を作った」と考える政治思想。近代民主主義の理論的支柱。

東京一極集中

とうきょういっきょくしゅうちゅう

東京一極集中とは、日本の人口、政治、経済、文化などの機能が、首都である東京(首都圏)に過度に集中している状態のことである。

難民問題

なんみんもんだい

難民問題とは、戦争、迫害、貧困、気候変動などにより、住んでいた国を追われて他国へ逃げざるを得なくなった人々(難民)の受け入れや支援をめぐる国際的な課題のことである。

マイクロプラスチック

まいくろぷらすちっく

マイクロプラスチックとは、直径5mm以下の微細なプラスチックごみのことである。自然分解されず海に残り続け、海洋生物が誤食することで生態系や人間への影響が懸念されている。

グリーンウォッシュ

ぐりーんうぉっしゅ

グリーンウォッシュとは、実態は環境に配慮していないにもかかわらず、広告やパッケージで「エコ」「環境に優しい」と偽って(または誇張して)消費者にアピールすることである。

クロスリアリティ

くろすりありてぃ

XR(Extended Reality / Cross Reality)とは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称である。

カルダシェフ・スケール

かるだしぇふ・すけーる

カルダシェフ・スケールとは、1964年にソ連の天文学者ニコライ・カルダシェフが提唱した、宇宙文明の発展度を「利用可能なエネルギー量」に基づいて3段階(タイプI〜III)に分類した指標。

パッションエコノミー

ぱっしょんえこのみー

パッションエコノミーとは、ギグエコノミー(単発労働)の次にくる概念で、個人の「情熱」や「独創性」を活かしたコンテンツやサービスによって収益を上げる経済圏のことである。

スペーステック

すぺーすてっく

SpaceTech(宇宙テック)とは、ロケット、人工衛星、宇宙データ利用など、宇宙関連のビジネスやテクノロジーの総称である。近年は民間企業の参入(NewSpace)が活発化している。

グリーンIT

ぐりーんIT

グリーンITとは、IT機器の省エネ化や、IT技術を活用した社会全体の省資源・省エネルギー化を通じて、環境負荷を低減しようとする取り組みのことである。

デジタル主権

でじたるしゅけん

デジタル主権(Digital Sovereignty)とは、国家や個人が、自らのデジタルデータやインフラを他国の巨大IT企業などに依存せず、自らの管理下でコントロールできる権利や能力のことである。

Sdgs

えすでぃーじーず

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための17の国際目標である。

ダイソンきゅう

だいそんきゅう

ダイソン球(Dyson Sphere)とは、物理学者フリーマン・ダイソンが提唱した仮説的建造物。恒星(太陽など)を卵の殻のように巨大な人工物で完全に包み込み、その放出される全エネルギーを利用するシステムのこと。

海王星

かいおうせい

海王星(Neptune)とは、太陽系で8番目の惑星であり、太陽系の最果てにある巨大氷惑星である。鮮やかな青色をしており、猛烈な嵐が吹き荒れている。

冥王星

めいおうせい

冥王星(Pluto)とは、かつて太陽系の第9惑星とされていたが、2006年に「準惑星(Dwarf Planet)」へと分類変更された天体である。月よりも小さい氷の星。

天王星

てんのうせい

天王星(Uranus)とは、太陽系で7番目の惑星であり、メタンを含む大気の影響で青緑色に見える氷惑星(巨大氷惑星)である。

土星

どせい

土星(Saturn)とは、太陽系で6番目の惑星であり、美しい巨大な環(リング)を持つことで知られるガス惑星である。木星に次いで2番目に大きい。

木星

もくせい

木星(Jupiter)とは、太陽系で5番目の惑星であり、太陽系最大の巨大ガス惑星である。その質量は、他の全ての惑星を合わせた質量の2倍以上ある。

火星

かせい

火星(Mars)とは、太陽系で4番目の惑星であり、地球の一つ外側を周る赤い惑星である。酸化鉄(赤サビ)を含む岩石や土に覆われているため赤く見える。将来の移住候補地として最も注目されている。

水星

すいせい

水星(Mercury)とは、太陽系の中で最も太陽に近い軌道を周る第一惑星である。月によく似たクレーターだらけの表面を持ち、大気はほとんどない。

金星

きんせい

金星(Venus)とは、太陽系で2番目の惑星であり、地球とよく似た大きさと重力を持つため「地球の双子星」とも呼ばれる。非常に厚い二酸化炭素の大気に覆われている。

流星

ながれぼし

流星(Meteor)とは、宇宙空間にある塵(チリ)などの微小な天体が地球の大気に高速で突入し、大気との摩擦熱(断熱圧縮)で高温になって発光する現象のことである。燃え尽きずに地上に落ちたものが「隕石」となる。

星団

せいだん

星団(Star Cluster)とは、互いの重力によって引き合い、多数の恒星が群れをなして集まっている天体のことである。

星雲

せいうん

星雲(Nebula)とは、宇宙空間に漂うガス(水素やヘリウム)や塵(ダスト)が濃く集まり、雲のように見える天体のことである。自ら光るもの、光を反射するもの、光を遮るものなどがある。

冬のダイヤモンド

ふゆのだいやもんど

冬のダイヤモンド(Winter Hexagon)とは、冬の夜空に輝く6つの明るい一等星を結んでできる大きな六角形のことである。「冬の大六角形」とも呼ばれる。

フォーマルハウト

ふぉーまるはうと

フォーマルハウト(Fomalhaut)とは、秋の星座みなみのうお座の口元に位置する白い一等星である。秋の夜空で唯一の一等星であるため、「秋の一つ星」とも呼ばれる。

レグルス

れぐるす

レグルス(Regulus)とは、春の星座しし座の心臓部分に位置する、青白い一等星である。名前はラテン語で「小さな王」を意味する。

ポルックス

ぽるっくす

ポルックス(Pollux)とは、ふたご座の弟星(β星)であり、オレンジ色に輝く一等星である。兄のカストルと並んで輝く姿が有名。

ベガ

べが

ベガ(Vega)とは、こと座のα星で、夏の大三角を形成する青白い一等星である。七夕伝説における「織姫(織女星)」として知られる。全天で5番目に明るい。

リゲル

りげる

リゲル(Rigel)とは、冬の星座オリオン座の右足に位置する青白い一等星である。全天で7番目に明るい星。名前はアラビア語で「足」を意味する。

シュリンクフレーション

しゅりんくふれーしょん

シュリンクフレーションとは、商品の販売価格を変えずに、内容量(サイズや個数)を減らすこと。「縮む(Shrink)」と「インフレ(Inflation)」を組み合わせた造語。

スイッチOTC医薬品

スイッチOTC医薬品

スイッチOTC医薬品とは、医師の処方箋が必要だった「医療用医薬品」の中から、副作用が少なく安全性が高いと認められた成分を、薬局やドラッグストアで購入できる「市販薬(OTC医薬品)」に転用(スイッチ)したもの。ロキソニンやガスター10などが有名。

ギグワーカー

ぎぐわーかー

ギグワーカーとは、インターネット上のプラットフォームを介して、単発(ギグ)の仕事を請け負って働く労働者のこと。Uber Eatsの配達員などが代表例。

スペースX

スペースX

スペースX(SpaceX:Space Exploration Technologies Corp.)とは、イーロン・マスク氏によって2002年に設立された、アメリカの宇宙開発企業である。 「人類を多惑星種族にする(火星移住)」という壮大な目標を掲げている。最大の特徴は、一度打ち上げたロケットを垂直...

ソフトランディング

ソフトランディング

ソフトランディング(軟着陸)とは、過熱した景気(インフレ)を冷ますために中央銀行が利上げなどを行う際、急激な不況(ハードランディング/墜落)を引き起こすことなく、緩やかに景気を減速させ、安定成長軌道に戻すことである。 飛行機がスムーズに着陸するように、経済への衝撃を最小限に抑えることを目指すが、実...

生成AI

生成AI

生成AI(Generative AI:ジェネレーティブAI)とは、学習済みデータをもとに、新しいテキスト、画像、音声、動画、プログラムコードなどのコンテンツを自律的に作り出すことができるAIの総称である。 従来のAI(識別系AI)が、あらかじめ決められた正解データとの照合や分類(例:これは猫の画像...

社会主義

しゃかいしゅぎ

社会主義(Socialism)とは、生産手段(土地や工場)を個人ではなく社会全体(国)で共有・管理し、富を平等に分配することで、貧富の差を無くそうとする思想・経済体制。

プレートテクトニクス

ぷれーとてくとにくす

プレートテクトニクスとは、地球の表面は十数枚の硬い岩盤(プレート)で覆われており、それらがマントルの対流に乗って年間数センチずつ移動することで、大陸の移動、地震、火山活動などの地殻変動が起こるという理論。

マース

もびりてぃ・あず・あ・さーびす

MaaS(Mobility as a Service)とは、電車、バス、タクシー、シェアサイクル、飛行機など、別々の運営主体による移動手段をITで統合し、スマホ一つで検索・予約・決済まで完結させるサービス概念。

核分裂

かくぶんれつ

核分裂(Nuclear Fission)とは、ウランやプルトニウムなどの重い原子核が、中性子を吸収して分裂し、軽い原子核に変化すること。この時に、アインシュタインの質量の法則(E=mc²)に従って、莫大な熱エネルギーを放出する。

エルニーニョげんしょう

えるにーにょげんしょう

エルニーニョ現象(El Niño)とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米ペルー沿岸にかけての広い海域で、海面水温が平年より高くなる状態が1年程度続く現象。数年に一度発生する。

地球温暖化

ちきゅうおんだんか

地球温暖化とは、人間の産業活動によって排出される二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが大気中に急増し、地球全体の平均気温が長期的に上昇する現象のこと。

ハラスメント

はらすめんと

ハラスメント(Harassment)とは、相手の意に反する不快な言動によって、相手の尊厳を傷つけたり、不利益を与えたりする行為の総称。「いじめ」や「嫌がらせ」こと。

アイオーティー

もののいんたーねっと

IoT(Internet of Things)とは、従来はインターネットに接続されていなかった「モノ(工場の機械、家電、自動車、建物など)」が、センサーと通信機能を持ち、インターネット経由でデータ収集や制御が可能になる仕組み。

オキシトシン

あいじょうほるもん

オキシトシンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンの一種。スキンシップや、親しい人との交流、他者への親切などによって分泌され、安らぎや信頼感を高める効果があることから「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれる。

超新星爆発

すーぱーのゔぁ

超新星爆発(Supernova)とは、太陽よりはるかに質量の大きい星(恒星)が、その一生の最期に起こす大規模な爆発現象のこと。

エスエックス

えすえっくす

SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とは、企業の「稼ぐ力(事業の持続可能性)」と「社会貢献(環境・社会の持続可能性)」を両立させ、長期的に成長し続ける経営体質への変革のこと。

ペルソナ・ノン・グラータ

ぺるそなのんぐらーた

「好ましからざる人物」。外交用語で、他国から派遣された外交官の受け入れを拒否、または追放する際に通告する言葉。

スーパーシティ構想

すーぱーしてぃこうそう

AIやビッグデータを活用し、自動運転、キャッシュレス、遠隔医療など複数の最先端サービスを住民に提供する未来都市構想。

ユーティリティフォグ

ゆーてぃりてぃふぉぐ

微小なロボット(フォグレット)が無数に集まり、連携して形や物理的特性を変えることで、あらゆる物体や環境をシミュレートする仮想物質の概念。

GoToトラベル

ごーとぅーとらべる

GoToトラベルとは、新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた観光産業を支援するため、日本政府が行った需要喚起キャンペーン。

異次元の少子化対策

いじげんのしょうしかたいさく

異次元の少子化対策とは、岸田文雄首相が2023年の年頭記者会見で表明した、従来の延長線上にはない抜本的・画期的な少子化対策のこと。

脱炭素社会

だつたんそしゃかい

脱炭素社会とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにした社会のこと。「カーボンニュートラル」な社会。

トーンポリシング

とーんぽりしんぐ

トーンポリシングとは、差別や抑圧を訴える人の「話し方(トーン)」や「感情的な態度」を批判することで、訴えの内容そのものを無効化しようとする論法。

マンスプレイニング

まんすぷれいにんぐ

マンスプレイニングとは、男性が女性に対して、相手が知っていることや専門分野であるにもかかわらず、上から目線で偉そうに解説すること。

温泉

おんせん

火山国日本には多くの温泉地があり、療養や保養(湯治)に利用されてきた。

屋久島

やくしま

樹齢数千年の「縄文杉」をはじめとする屋久杉の原生林が広がる。

アメリカ独立宣言

あめりかどくりつせんげん

基本的人権(生命、自由、幸福の追求)と革命権を主張した。トマス・ジェファーソンらが起草。

三権分立

さんけんぶんりつ

権力の乱用を防ぎ、国民の権利を守るための制度。モンテスキューが『法の精神』で提唱。

医者

いしゃ

国家資格が必要。内科、外科など専門分野がある。

消防士

しょうぼうし

消火活動や人命救助を行う。体力と勇気が必要。

ガンジス川

がんじすがわ

ヒンドゥー教徒にとって、この川で沐浴することは罪を清める行為とされる。

心臓

しんぞう

筋肉でできており、絶え間なく拍動する。生命維持の中心。

ヒマラヤ山脈

ひまらやさんみゃく

「世界の屋根」と呼ばれる。インド亜大陸とユーラシア大陸の衝突でできた。

病院

びょういん

医師や看護師が働いている。高度な医療機器がある。

弁護士

べんごし

依頼人の権利を守るために活動する。裁判で弁護を行う。

はい

空気中の酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する。左右に一つずつある。

ミシシッピ川

みししっぴがわ

アメリカの文化や物流の大動脈。『トム・ソーヤーの冒険』の舞台。

お金

おかね

貨幣や紙幣。価値の尺度、交換手段、価値貯蔵の機能を持つ。

筋肉

きんにく

骨格筋、心筋、平滑筋がある。収縮することで力を生み出す。

ノーベル賞

のーべるしょう

ダイナマイトの発明者アルフレッド・ノーベルの遺言により創設された。

警察官

けいさつかん

犯罪の捜査や交通整理を行う。「お巡りさん」。

ライン川

らいんがわ

古城が点在する景観が美しい。「父なるライン」と呼ばれる。

ロッキー山脈

ろっきーさんみゃく

険しい岩山が続く。国立公園が多く、自然が豊か。

学校

がっこう

小学校、中学校、高校、大学などがある。集団生活を学ぶ場。

皮膚

ひふ

人体最大の「臓器」とも言われる。外部の刺激や細菌から体を守る。

胃液(強酸性)を分泌して食べ物を溶かし、殺菌する。

先生

せんせい

「先に生まれた人」の意味。医師や弁護士なども先生と呼ばれる。

電車

でんしゃ

環境負荷が少ない交通手段。日本の鉄道は時間が正確。

黄河

こうが

黄土を含んで黄色く濁っていることから名付けられた。中国文明発祥の地の一つ。

天の川

あまのがわ

天の川(銀河)とは、太陽系が所属する銀河系の星々の集まりが、地球から見て川のように帯状に見えるもの。夏と冬に見られるが、七夕の伝説で知られるのは夏の天の川。

北極星

ほっきょくせい

北極星(ポラリス)は、現在のこぐま座α星。天の北極の近くにあり、時間が経ってもほとんど動かないため、方角(真北)を知る目印となる。

プロキオン

ぷろきおん

プロキオン(こいぬ座α星)は、冬の大三角の一つ。シリウス(おおいぬ座)の直前に昇ってくるため、「犬の前」という意味の名前がついた。

シリウス

しりうす

シリウス(おおいぬ座α星)は、夜空で最も明るく輝く恒星(マイナス1.5等星)。冬の大三角の一つ。「焼き焦がすもの」という意味を持つ。

冥王星

めいおうせい

冥王星は、かつて太陽系第9惑星だったが、2006年に「準惑星」に格下げされた天体。月よりも小さく、カイパーベルト天体の一つとされる。

海王星

かいおうせい

海王星は、太陽系第8惑星。太陽から最も遠い。鮮やかな青色をしており、超高速の風が吹いている。天王星の軌道の乱れから計算によって位置が予測され、発見された。

天王星

てんのうせい

天王星は、太陽系第7惑星。青緑色をした巨大氷惑星。自転軸がほぼ横倒し(98度傾いている)になっており、ゴロゴロ転がるように公転しているのが特徴。

土星

どせい

土星は、太陽系第6惑星。氷や岩の粒でできた美しい「環(リング)」を持つことで有名。水に浮くほど密度が小さい(軽い)。

木星

もくせい

木星は、太陽系最大の惑星。ガスでできた巨大ガス惑星で、特徴的な「大赤斑(巨大な嵐)」がある。重力が強く、多くの衛星(ガリレオ衛星など)を従えている。

火星

かせい

火星は、太陽系第4惑星。酸化鉄(赤サビ)を含んだ土により赤く見える。かつて水があった痕跡があり、生命の存在する可能性が最も高い惑星として探査が進んでいる。

金星

きんせい

金星は、太陽系第2惑星。「明けの明星」「宵の明星」として輝く。地球と大きさが似ているが、厚い二酸化炭素の大気による温室効果で、表面温度は460℃にも達する灼熱の世界。

バーチャルウォーター

ばーちゃるうぉーたー

バーチャルウォーター(仮想水)とは、輸入した食料を生産するために、現地でどれだけの水が必要だったかを推定した量。食料輸入は、形を変えた「水の輸入」でもある。

フードマイレージ

ふーどまいれーじ

フードマイレージとは、「食料の輸送量(t)× 輸送距離(km)」で算出される指標。数値が高いほど輸送にエネルギーを使い、環境負荷が大きいことを示す。地産地消で減らせる。

ノンレム睡眠

のんれむすいみん

ノンレム睡眠とは、脳も身体も深く休息している状態の睡眠。眼球運動はない。脳の疲労回復や成長ホルモンの分泌が行われる。

レム睡眠

れむすいみん

レム睡眠とは、身体は深く眠っているが、脳は起きて活動している状態の浅い睡眠。「急速眼球運動(Rapid Eye Movement)」が見られる。夢を見るのはこの時が多い。記憶の整理が行われる。

自然免疫

しぜんめんえき

自然免疫とは、生まれつき備わっている防衛システム。マクロファージや好中球などが、侵入してきた異物を無差別に攻撃して食べる(貪食)。反応は早いが記憶は残らない。

フレイル

ふれいる

フレイル(虚弱)とは、健康な状態と要介護状態の中間のこと。加齢により心身の活力が低下しているが、適切な介入により健康な状態に戻ることができる段階。

サルコペニア

さるこぺにあ

サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下すること。ロコモの原因の一つ。タンパク質摂取と筋トレで予防できる。

ロコモティブシンドローム

ろこもてぃぶしんどろーむ

ロコモティブシンドローム(ロコモ/運動器症候群)とは、加齢に伴い筋肉や骨、関節などの運動器の機能が低下し、要介護になるリスクが高い状態のこと。

オパール

おぱーる

オパール(蛋白石)とは、水分を含んだ非結晶質の鉱物。内部で光が反射し、虹色に輝く「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」が特徴。10月の誕生石。

ラピスラズリ

らぴすらずり

ラピスラズリ(瑠璃)とは、深い青色が特徴の半貴石。複数の鉱物の集合体。古代から「聖なる石」として崇められ、ツタンカーメンのマスクや、フェルメールの絵画の顔料(ウルトラマリン)としても使われた。

ルビー

るびー

ルビー(紅玉)とは、コランダムという鉱物のうち、赤色のもの。ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ。7月の誕生石。「情熱」「愛の炎」を象徴する。

エメラルド

えめらるど

エメラルド(翠玉)とは、鮮やかな緑色が特徴のベリル(緑柱石)の一種。5月の誕生石。内部に傷(インクルージョン)が多いのが特徴で、「傷のないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すより難しい」と言われる。

サファイア

さふぁいあ

サファイア(青玉)とは、コランダムという鉱物のうち、赤色(ルビー)以外の総称。一般的には青色のものを指す。9月の誕生石。「誠実」「慈愛」などの石言葉を持つ。

ダイヤモンド

だいやもんど

ダイヤモンド(金剛石)とは、炭素原子のみで構成される鉱物。天然の物質の中で最も硬く(モース硬度10)、美しい輝きを持つため宝石の王様と呼ばれる。4月の誕生石。

蜃気楼

しんきろう

蜃気楼とは、空気の密度の違いによって光が屈折し、遠くの景色が伸びたり、反転したりして見える現象。富山湾などで見られる。蛤(ハマグリ)の妖怪「蜃」が吐く息で見せると考えられていた。

世界遺産

せかいいさん

世界遺産とは、人類共通の財産として後世に残すべき、顕著な普遍的価値を持つ遺跡や自然のこと。ユネスコの世界遺産条約に基づいて登録される。「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3種類がある。

ヒートアイランド現象

ひーとあいらんどげんしょう

ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が郊外に比べて高くなる現象。アスファルトやコンクリートによる熱の蓄積、ビルによる風の遮断、エアコンの排熱などが原因。熱中症の増加やゲリラ豪雨の一因ともされる。

欧州連合

いーゆー

EU(欧州連合)とは、ヨーロッパ諸国が政治的・経済的な統合を目指して結成した地域統合体。1993年のマーストリヒト条約により発足。人、物、サービス、資本の移動の自由や、共通通貨ユーロの導入などを実現している。

ファシズム

ふぁしずむ

ファシズムとは、第一次大戦後のイタリア(ムッソリーニ)やドイツ(ヒトラー)で台頭した、全体主義的な政治体制。議会制民主主義や自由主義を否定し、独裁者への絶対服従、暴力による反対派の弾圧、極端なナショナリズムを特徴とする。

地租改正

ちそかいせい

地租改正とは、明治政府が行った税制改革。土地の所有者に地券を発行し、豊凶にかかわらず地価の3%(後に2.5%)を現金で納税(地租)させた。政府の財政基盤を安定させる目的があったが、農民の負担は依然として重かった。

刀狩

かたながり

刀狩とは、豊臣秀吉が農民や寺社から武器(刀、弓、槍、鉄砲など)を没収した政策のこと。農民の一揆を防ぐとともに、兵農分離(武士と農民の身分区分)を推し進める目的があった。

鎌倉幕府

かまくらばくふ

鎌倉幕府とは、1185年頃(諸説あり)に源頼朝が鎌倉に開いた、日本初の武家政権である。朝廷から独立した統治機構を持ち、御恩と奉公という封建的主従関係によって武士を統率した。

副交感神経

ふくこうかんしんけい

副交感神経とは、自律神経の一つで、休息時や睡眠時、リラックスしている時に優位になる神経系。心拍数を下げ、血管を拡張し、消化を促進し、体の回復を促す。車のブレーキや充電に例えられる。

ヒポクラテスの誓い

ひぽくらてすのちかい

ヒポクラテスの誓いとは、古代ギリシャの医師ヒポクラテスに由来する、医師の職業倫理についての宣誓文。「患者の利益を第一とする」「守秘義務を守る」などの原則が記されており、現代でも医療倫理の根幹として尊重されている。

インフルエンザ

いんふるえんざ

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症。38度以上の高熱、関節痛、筋肉痛などの全身症状が急激に現れる。A型、B型などの種類があり、ワクチンによる予防が推奨される。

ノロウイルス

のろういるす

ノロウイルスとは、冬場に流行する感染性胃腸炎の主な原因となるウイルス。強い感染力を持ち、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などを引き起こす。カキなどの二枚貝から感染することもある。アルコール消毒が効きにくい。

熱中症

ねっちゅうしょう

熱中症とは、高温多湿な環境下で、体温調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもることで起こる障害の総称。めまい、筋肉痛、頭痛、吐き気などの症状があり、重症化すると意識障害や死に至る。

緑内障

りょくないしょう

緑内障とは、眼圧の上昇などにより視神経が障害され、視野が狭くなったり一部が見えなくなったりする病気。日本人の失明原因の第1位である。初期には自覚症状がほとんどなく、早期発見・治療が重要。

逆流性食道炎

ぎゃくりゅうせいしょくどうえん

逆流性食道炎とは、胃酸や胃の内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症を起こす病気。胸焼け、呑酸(酸っぱいものが上がってくる)、喉の違和感などの症状がある。食の欧米化や加齢が原因。

痛風

つうふう

痛風とは、血中の尿酸値が高くなり(高尿酸血症)、関節内で尿酸が結晶化して、激しい炎症と痛みを引き起こす病気。親指の付け根などに発症しやすく、「風が吹いても痛い」と言われる。プリン体の摂りすぎなどが原因。

帯状疱疹

たいじょうほうしん

帯状疱疹とは、子供の頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが、加齢や疲労で免疫力が低下した際に再活性化し、皮膚に赤い発疹や水ぶくれ、激しい痛みを引き起こす病気。身体の片側に帯状に出るのが特徴。

睡眠時無呼吸症候群

すいみんじむこきゅうしょうこうぐん

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に気道が塞がり、何度も呼吸が止まったり浅くなったりする病気。大きないびき、日中の強い眠気、起床時の頭痛などが特徴。放置すると高血圧や心不全のリスクが高まる。

骨粗鬆症

こつそしょうしょう

骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が減り、骨がスカスカになってもろくなり、骨折しやすくなる病気。特に閉経後の女性や高齢者に多い。カルシウム不足や運動不足が原因となる。

心筋梗塞

しんきんこうそく

心筋梗塞とは、心臓(心筋)に酸素と栄養を送る冠動脈が完全に詰まり、心筋が壊死してしまう病気。突然の激しい胸痛、冷や汗、呼吸困難などが起こり、死に至る危険性が高い。

高血圧

こうけつあつ

高血圧とは、血管にかかる圧力(血圧)が慢性的に高い状態のこと。自覚症状はほとんどないが、「サイレントキラー」と呼ばれ、血管を傷つけ、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心臓病の原因となる。日本では4300万人の患者がいるとされる。

糖尿病

とうにょうびょう

糖尿病とは、インスリンの作用不足により、慢性的に高血糖状態が続く病気。網膜症、腎症、神経障害の3大合併症を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞のリスクも高める。1型(自己免疫)と2型(生活習慣)がある。

PCR検査

ぴーしーあーるけんさ

PCR検査とは、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)を用いて、微量なDNAなどの遺伝子断片を数時間で数百万倍に増幅させ、ウイルス感染の有無などを検出する検査方法。

ホルムズ海峡

ほるむずかいきょう

ホルムズ海峡とは、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶ狭い海峡。中東産油国の原油輸出の「チョークポイント(要衝)」であり、ここが封鎖されると世界的なエネルギー危機に直結する。

環太平洋パートナーシップ協定

てぃーぴーぴー

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)とは、太平洋を取り巻く国々で、関税の撤廃だけでなく、サービス、投資、知的財産などのルールを共通化し、自由貿易圏を作る経済連携協定。米国離脱後はCPTPP(TPP11)として発効した。

エッセンシャルワーカー

えっせんしゃるわーかー

エッセンシャルワーカーとは、医療、介護、保育、運送、スーパーマーケット、ごみ収集、公共交通機関など、社会生活の維持に不可欠な(Essential)業務に従事する労働者のことである。パンデミックや災害時においても、現場で業務を継続する必要があり、その社会的価値が見直されている。

従属人口指数

じゅうぞくじんこうしすう

従属人口指数とは、働く世代(生産年齢人口:15〜64歳)100人が、何人の働かない世代(年少人口+老年人口)を支えているかを示す数値。社会の経済的負担の重さを表す。

出る杭は打たれる

でるくいはうたれる

出る杭は打たれるとは、才能があって頭角を現す人は、他人から妬まれたり憎まれたりしやすいということ。また、出すぎた真似をする者は制裁を受けるという教え。

世界終末時計

せかいしゅうまつどけい

世界終末時計とは、核戦争や気候変動などによる人類滅亡(終末)までの時間を、午前0時になぞらえて象徴的に示す時計。1947年に創設され、世界の情勢が悪化すると針が進み、改善すると戻る。

エコフレンドリー

えこふれんどりー

エコフレンドリーとは、環境(Ecology)に優しい(Friendly)、つまり環境への負荷が少ない製品、サービス、ライフスタイルのこと。

感情労働

かんじょうろうどう

感情労働とは、肉体や頭脳だけでなく、「感情の抑制や演出」が業務の不可欠な要素として求められる労働のこと。A.R.ホックシールドが提唱。

ハビタブルゾーン

はびたぶるぞーん

ハビタブルゾーン(ゴルディロックスゾーン)とは、恒星からの距離が「暑すぎず、寒すぎない」適度な範囲で、惑星の表面に液体の水が存在しうる領域のこと。生命が存在する条件として重要視される。

グレート・フィルター

ぐれーとふぃるたー

グレート・フィルター(大いなる選別)とは、生命が知的文明に進化し、宇宙に進出するまでの過程には、越えることが極めて困難な障壁(フィルター)が存在し、ほとんどの文明はそこで滅亡するという仮説。フェルミのパラドックスへの回答の一つ。

グリーンオプス

ぐりーんおぷす

GreenOpsとは、クラウドコンピューティングなどのIT運用の過程で排出される二酸化炭素(CO2)を測定・可視化し、環境負荷を最小限に抑えようとする取り組みや考え方。

ハクティビズム

はくてぃびずむ

ハクティビズムとは、政治的・社会的な主張や抗議を行うために、ハッキング技術を用いてサイバー攻撃(Webサイトの改ざんやDDoS攻撃など)を行う活動。

マイナンバー

まいなんばー

マイナンバー(個人番号)とは、日本に住民票を持つすべての人に割り当てられた12桁の固有の番号。社会保障、税、災害対策の3分野で利用される。

在庫管理

ざいこかんり

在庫管理とは、企業が保有する原材料、仕掛品、製品などの在庫を、必要な時に必要な量だけ供給できるように、適正な水準に維持・管理する活動。

ラベリング理論

らべりんぐりろん

ラベリング理論とは、ある行為そのものが「犯罪」なのではなく、周囲がその人に「犯罪者(不良)」というレッテル(ラベル)を貼ることで、その人が逸脱者としてのアイデンティティを形成し、実際に逸脱行動を繰り返すようになるという社会学の理論。

ラグランジュ点

らぐらんじゅてん

ラグランジュ点とは、天体と天体(例えば太陽と地球)の重力が釣り合い、物体が安定して留まり続けられる宇宙空間のポイントのこと。L1からL5まで5つあり、宇宙望遠鏡やスペースコロニーの設置場所として有力。

自律型致死兵器システム

ろーず

LAWS(自律型致死兵器システム)とは、人間の介入なしに、AIが自ら標的を選定し、攻撃(殺傷)を実行する兵器システム。

地産地消

ちさんちしょう

地産地消とは、地域で生産された農林水産物などを、その地域の中で消費すること。

マクロ経済スライド

まくろけいざいすらいど

マクロ経済スライドとは、公的年金の給付額を、物価や賃金の変動だけでなく、現役人口の減少や平均寿命の伸び(マクロ経済情勢)に合わせて自動的に調整(減額)する仕組み。

マイクロアグレッション

まいくろあぐれっしょん

マイクロアグレッション(微細な攻撃)とは、悪意がなくても、無意識の偏見によって相手を傷つけたり、軽視したりする言動のこと。「日本語お上手ですね(外国人扱い)」などが例。

マイクロプラスチック

まいくろぷらすちっく

マイクロプラスチックとは、直径5mm以下の微細なプラスチックごみのこと。プラスチック製品が自然界で紫外線や波によって細かく砕かれたものや、洗顔料などに含まれるマイクロビーズなどがある。

承認欲求

しょうにんよっきゅう

承認欲求とは、他者から認められたい、自分を価値ある存在だと思いたいという欲求。

パナマ文書

ぱなまぶんしょ

パナマ文書とは、パナマの法律事務所から流出した、世界各国の首脳、富裕層、大企業がいかにタックスヘイブン(租税回避地)を利用して資産隠しや税金逃れをしていたかを暴露した内部資料。

可塑性

かそせい

可塑性(プラスティシティ)とは、粘土のように、力を加えると形が変わり、その形が維持される性質。脳科学においては、経験や学習によって脳の神経回路が変化・再構築される能力(神経可塑性)のこと。

保護貿易

ほごぼうえき

保護貿易とは、自国の産業を守るために、輸入品に関税をかけたり数量制限をしたりして、外国製品の流入を制限する貿易政策。

リカレント教育

りかれんときょういく

リカレント教育(回帰教育)とは、学校教育を終えて社会に出た後も、必要に応じて教育機関に戻り、生涯にわたって「学ぶ」と「働く」を繰り返す(循環させる)教育システム。

老後2000万円問題

ろうごにせんまんえんもんだい

老後2000万円問題とは、2019年に金融庁のワーキンググループが「夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯では、年金収入だけでは毎月約5万円不足し、30年間で約2000万円の取り崩しが必要になる」との試算を示し、大きな波紋を呼んだ問題。

シミュレーション仮説

しみゅれーしょんかせつ

シミュレーション仮説とは、「この世界はすべて、高度に発達した文明によって作られたコンピュータシミュレーション(仮想現実)である」という仮説。ニック・ボストロムらが提唱し、イーロン・マスクも支持している。

六次の隔たり

ろくじのへだたり

六次の隔たりとは、知り合いを6人介せば、世界中の誰とでも繋がることができるという仮説。

太陽光発電

たいようこうはつでん

太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを、太陽電池(ソーラーパネル)を使って直接電気に変換する発電方式。

べたつく床

べたつくゆか

べたつく床(Sticky Floor)とは、働く女性やマイノリティが、低賃金で昇進の機会が少ない職種や地位に固定され、そこから抜け出せない(床に張り付いたような)状態のこと。「ガラスの天井」以前の問題。

構造改革

こうぞうかいかく

構造改革とは、経済や社会の停滞を打破するために、古い制度や仕組み(構造)を根本から作り変えること。

サプライサイド経済学

さぷらいさいどけいざいがく

サプライサイド経済学とは、需要(消費)ではなく、供給(生産)の側を刺激することで経済成長を促そうとする経済思想。

トリクルダウン理論

とりくるだうんりろん

トリクルダウン理論とは、「富裕層や大企業が豊かになれば、その富が滴り落ちて(トリクルダウン)、貧困層や中小企業にも行き渡り、社会全体が良くなる」という経済仮説。

風力発電

ふうりょくはつでん

風力発電とは、風の力で風車(ブレード)を回し、その回転エネルギーを発電機に伝えて電気を作る発電方式。

倉庫管理システム

だぶりゅーえむえす

WMS(Warehouse Management System)とは、倉庫内における「入荷」「保管」「出荷」「棚卸」などの一連の作業と、在庫情報をリアルタイムに一元管理するシステム。

グローバリズム

ぐろーばりずむ

グローバリズム(地球主義)とは、国境を超えて、政治、経済、文化などを地球規模で一体化させようとする考え方や動きのこと。自由貿易の推進、多国籍企業の活動、人の移動の自由化などが含まれる。経済成長を促す一方で、格差の拡大や文化の画一化、一部の先進国による支配を招くという批判もある。

スティグマ

すてぃぐま

スティグマ(烙印)とは、特定の属性を持つ個人や集団に対して押し付けられる、ネガティブなレッテルや差別的偏見のこと。元々は古代ギリシャで犯罪者や奴隷に押された焼印を指す。現代では、病気、障害、貧困、人種などに対する社会的な差別意識や恥の感覚を指し、当事者の生きづらさや社会参加を阻む要因となる。

春夏秋冬

しゅんかしゅうとう

春夏秋冬とは、春、夏、秋、冬の4つの季節のこと。また、四季それぞれの情趣や、一年中、月日の流れそのものを指すこともある。日本の文化や芸術(俳句、絵画など)において重要なテーマであり、人生の移ろいや変化に例えられることもある。「四季折々」とも表現される。

監視社会

かんししゃかい

監視社会とは、政府や企業、あるいは市民同士によって、人々の行動や通信、個人情報が常に監視・記録されている社会のこと。防犯カメラ、顔認証システム、ネットの閲覧履歴、GPS位置情報などが監視手段となる。犯罪抑止の効果がある一方で、プライバシーの侵害や自由の制限という重大なリスクをはらんでいる。

安全保障

あんぜんほしょう

安全保障(安保)とは、国家や国民を、外部からの侵略や脅威(戦争、テロ、災害など)から守ること。軍事的な防衛だけでなく、食料安全保障、エネルギー安全保障、サイバーセキュリティ、経済安全保障など、対象は多岐にわたる。「集団的自衛権」のように、同盟国と共同で安全を守る仕組みもある。

マイノリティ

まいのりてぃ

マイノリティ(少数派)とは、ある集団の中で数が少ないグループのこと。対義語はマジョリティ(多数派)。単に数が少ないだけでなく、社会的・政治的な権力が弱く、差別や不利益を受けやすい立場(社会的少数者)を指すことが多い。民族、宗教、性的指向(LGBTQ)、障害の有無など、様々な文脈で使われる。

マタイ効果

またいこうか

マタイ効果とは、「持てる者はますます富み、持たざる者はますます貧しくなる」という、利益や優位性が累積していく現象のこと。条件の良い人はさらに良い条件を得て成功し、そうでない人は取り残される格差の拡大を示す。新約聖書の『マタイによる福音書』の一節に由来する。科学社会学者のロバート・マートンが命名。

腎臓

じんぞう

腎臓とは、腰のあたりに左右2つある、ソラマメのような形をした臓器。血液をろ過して老廃物や余分な水分を取り除き、尿を作る働き(排泄機能)を持つ。また、血圧の調整、赤血球を作るホルモンの分泌、体液のバランス維持など、生存に不可欠な役割を担う。「肝腎(肝心)」という言葉があるほど重要な臓器。

公正世界仮説

こうせいせかいかせつ

公正世界仮説とは、「世界は公正であり、良いことをした人には良いことが、悪いことをした人には悪いことが起きる」と信じ込む認知バイアス。「因果応報」の考え方に近い。この思い込みが強いと、犯罪被害者に対して「被害に遭うような落ち度があったはずだ」と理不尽な非難(被害者非難)をしてしまう原因となる。

情報過多

じょうほうかた

情報過多(情報の洪水)とは、処理能力を超えるほどの大量の情報を受け取り、理解や判断ができなくなったり、ストレスを感じたりする状態のこと。インターネットの普及により深刻化した。「情報爆発」とも呼ばれる。適切な情報の取捨選択(キュレーション)や、デジタルデトックスが必要とされる。

ハードパワー

はーどぱわー

ハードパワーとは、軍事力や経済力(制裁や援助)などの物理的な強制力を用いて、他国や相手に対し、自分の望む行動をとらせる力のこと。「アメとムチ」による支配。対義語は、文化や価値観の魅力で味方につける「ソフトパワー」。国際政治学者ジョセフ・ナイが提唱。

既成事実

きせいじじつ

既成事実とは、既に起こってしまって、もはや変えることのできない事実。「既成事実化する」とは、正式な合意や手続きを経ずに強行し、後戻りできない状態にしてしまうこと。なし崩し的に認めさせようとする際によく使われる政治的・交渉的手法。

サプライチェーン

さぷらいちぇーん

サプライチェーン(Supply Chain)とは、原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売を経て、最終的に消費者の手元に届くまでの「モノの流れ」全体のこと。

流言飛語

りゅうげんひご

流言飛語(りゅうげんひご)とは、根拠のない無責任な噂話やデマのこと。「流言」は世間に広まる根拠のない言葉、「飛語」は飛び交う根拠のない言葉を指す。特に、社会不安や混乱に乗じて広まるデマゴギーを指すことが多い。事実無根の悪評などが、あっという間に拡散してしまう状況を表す。

カミカゼ・ドローン

かみかぜどろーん

カミカゼ・ドローン(自爆型ドローン)とは、爆薬を搭載し、目標に突っ込んで自爆することで敵を攻撃する無人航空機のこと。軍事用語では「徘徊型兵器(Loitering Munition)」と呼ばれる。上空を旋回(徘徊)しながら目標を探索し、発見次第突入する。安価で精密な攻撃が可能なため、現代の戦争で多用されている。

イデオロギー

いでおろぎー

イデオロギーとは、個人の考え方や行動を根本から規定するような、社会集団や政治体制に特有の思想体系や信念のこと。自由主義、共産主義、資本主義などが代表例。単なる「意見」よりも強固で体系的であり、しばしば対立の原因となる。「虚偽意識(現実を歪める偏見)」というネガティブな意味でマルクス主義において使われた歴史もある。

マジョリティ

まじょりてぃ

マジョリティ(多数派)とは、ある集団の中で数が多く、主流を占めるグループのこと。物事を決定する力(意思決定権や同調圧力)を持ちやすいため、無意識のうちに自分たちの基準を「普通」「当たり前」と考え、マイノリティを排除してしまうリスクがある。イノベーター理論では、市場の過半数を占める「アーリーマジョリティ」と「レイトマジョリティ」が普及の鍵を握る。

ステレオタイプ

すてれおたいぷ

ステレオタイプ(固定観念)とは、多くの人に共有されている、特定のグループや事柄に対する画一的で紋切り型のイメージのこと。「日本人は勤勉だ」「関西人は面白い」「Z世代はデジタルネイティブだ」などが例。複雑な現実を単純化して理解するのに役立つ反面、個人の多様性を無視した偏見や差別の温床になる危険性がある。

エシカル

えしかる

エシカル(Ethical)とは、「倫理的な」「道徳的に正しい」という意味である。法律で決まっているわけではないが、人や地球環境、社会に配慮した行動をとること。「エシカル消費」は、安さだけでなく「環境に優しいか」「途上国で不当労働が行われていないか」などを基準に商品を選ぶこと。

燃料電池

ねんりょうでんち

燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を作る装置のこと。「電池(貯めるもの)」という名前だが、実際は「発電機」である。排出されるのは水だけで、CO2を出さないため、究極のクリーンエネルギーとされる。

ゲノム

げのむ

ゲノムとは、ある生物が持つ「遺伝情報の全体(すべての設計図)」のことである。Gene(遺伝子)とChromosome(染色体)を組み合わせた言葉。ヒトのゲノムは約30億文字(塩基対)の情報で構成されている。

五臓六腑

ごぞうろっぷ

五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは、伝統中国医学(東洋医学)における内臓の総称。また、転じて「体内」や「腹の中」「心の中」の隅々までという意味。「五臓」は肝・心・脾・肺・腎、「六腑」は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指す。「五臓六腑に染み渡る」といった表現で使われる。

花粉症

かふんしょう

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に付着することで起こるアレルギー反応のことである。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状。日本人の数割が罹患しており、国民病とも呼ばれる。

ヒートショック

ひーとしょっく

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下し、心臓や脳に大きな負担がかかる現象のことである。冬場に暖かい部屋から寒い脱衣所に移動し、さらに熱いお風呂に入った時などに起こりやすく、失神、心筋梗塞、脳卒中を引き起こす。年間死者数は交通事故より多い。

ホルモン

ほるもん

ホルモンとは、体内の特定の器官(内分泌腺)で作られ、血液に乗って全身に運ばれ、特定の細胞に働きかけて体の調子を整える化学物質のこと。「微量で劇的な効果」を持つ。成長、代謝、生殖、精神状態など、生命活動の維持に不可欠。

免疫

めんえき

免疫とは、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物(敵)を自分ではないものと認識し、攻撃して排除する身体の防御システムのことである。自然免疫(生まれつき持っている)と獲得免疫(一度戦って記憶する)の2段構えで体を守っている。

インスリン

いんすりん

インスリンとは、膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンで、血液中の糖分(血糖)を細胞に取り込ませ、エネルギーに変える働きをする。血糖値を下げる唯一のホルモンである。これが不足したり効かなくなったりするのが糖尿病。

生活習慣病

せいかつしゅうかんびょう

生活習慣病とは、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの日頃の生活習慣が発症や進行に深く関わっている病気の総称である。糖尿病、高血圧、脂質異常症、がん、心臓病、脳卒中などが含まれる。かつては「成人病」と呼ばれていたが、子供でもなるため名称が変わった。

肝臓

かんぞう

肝臓とは、腹部の右上にあり、代謝、解毒、胆汁の生成など500以上の機能を担う人体最大の臓器である。再生能力が高く、痛みを感じる神経がないため、病気になっても自覚症状が出にくく「沈黙の臓器」と呼ばれる。

医療費控除

いりょうひこうじょ

医療費控除とは、1年間(1/1〜12/31)に自分や家族のために支払った医療費が一定額(通常は10万円)を超えた場合に、その超えた分を所得から差し引いて(控除して)、税金を安くできる制度のことである。確定申告をしないと戻ってこない(年末調整ではできない)。

メタボリックシンドローム

めたぼりっくしんどろーむ

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪型肥満(お腹が出ている)に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上を併せ持った状態のことである。単なる肥満ではなく、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中になるリスクが非常に高い状態。

代謝

たいしゃ

代謝(新陳代謝)とは、体内で物質が変化し、入れ替わることの総称である。食事から栄養を取り込んでエネルギーに変える「エネルギー代謝」と、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる「細胞の入れ替わり」などがある。代謝が良いと太りにくく、肌も綺麗になる。

PCR

ぴーしーあーる

PCR (Polymerase Chain Reaction) とは、ごく微量のDNAを数時間で数百万倍に増幅させる技術のことである。これにより、ウイルスがわずかしかいなくても検出できたり、犯人の残したわずかな痕跡からDNA鑑定ができたりする。日本語では「ポリメラーゼ連鎖反応」。

ポリティカル・コレクトネス

ぽりてぃかるこれくとねす

ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)とは、人種、性別、宗教、身体的特徴などに基づく差別や偏見を含まない、中立的で公正な表現・用語を使おうとする社会的な動きや考え方のことである。「政治的妥当性」と訳される。「看護婦→看護師」「保母→保育士」などの言い換えや、映画の配役における人種の多様性確保などが該当する。

セカンドオピニオン

せかんどおぴにおん

セカンドオピニオンとは、診断や治療方針について、主治医以外の医師(第二の意見)を求めることである。主治医を変える(転院する)ことではなく、あくまで「相談」に行き、別の視点からの意見を聞いて、最終的に自分が納得して治療法を選ぶためのプロセス。

忖度

そんたく

忖度(そんたく)とは、他人の心中や意図を推し量ることである。本来は悪い意味ではないが、最近は「上司や権力者の意向を勝手に推測して、先回りして(相手が喜ぶように、または怒られないように)便宜を図る」という意味で使われることが多い。

標準治療

ひょうじゅんちりょう

標準治療とは、現時点での科学的根拠(エビデンス)に基づき、国内で利用できる最良かつ推奨される治療法のことである。「標準(Standard)」という言葉から「並の治療(松竹梅の梅)」と誤解されがちだが、実際には各学会がガイドラインで定める「世界的に認められたゴールドスタンダード(特上)」の治療を指す。

ステルス値上げ

すてるすねあげ

ステルス値上げとは、商品の販売価格を据え置いたまま、内容量やサイズを減らすことで、実質的に価格を引き上げる企業戦略のことである。消費者に対して価格上昇の印象を与えずにコスト転嫁を行う手法であり、「シュリンクフレーション(Shrinkflation)」とも呼ばれる。原材料費の高騰や物流コストの上昇を背景に、食品や日用品で広く行われている。

サステナブル

さすてなぶる

サステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」という意味で、環境破壊や資源の枯渇を招くことなく、未来の世代まで今の豊かな生活や地球環境を維持し続けられることである。SDGsの「S」。「サステナブルな社会」「サステナブルファッション」のように使われる。

天地無用

てんちむよう

天地無用(てんちむよう)とは、運送荷物などの取り扱いにおいて、上下(天地)を逆さまにしてはいけないという意味の注意書き。「無用」は「してはいけない(禁止)」の意味だが、「天地を気にする必要はない」と誤解されることが多いため、最近は「上下逆さま厳禁」「この面を上に」と書かれることも多い。

置き配

おきはい

置き配とは、あらかじめ指定した場所(玄関前、宅配ボックス、ガスメーターボックスなど)に荷物を置くことで、対面せずに配達を完了するサービスのことである。再配達問題の解消や、非接触ニーズの高まりにより普及した。盗難リスクへの対策として、配達完了時の写真送付などが行われる。

ワクチン

わくちん

ワクチンとは、病原体(ウイルスや細菌)の毒性を弱めたり無くしたりしたものをあらかじめ接種し、体に「予行演習」をさせることで、本物の病原体が来た時にすぐ戦えるようにする医薬品のことである。感染を防いだり、重症化を防いだりする効果がある。

アドレスホッパー

あどれすほっぱー

特定の定住先を持たず、ホテル、ゲストハウス、民泊、定額制住居サービスなどを利用して場所を転々としながら生活する新しいライフスタイル、およびそれを実践する人々を指す。リモートワークやデジタル技術の発展、シェアリングエコノミーの浸透を背景に2010年代後半から注目され始めた居住形態であり、物理的な居住地にとらわれない自由な移動と多様な体験を追求する現代的な生き方である。従来の賃貸契約における固定費を変動費化し、高い自由度と引き換えに、住民票や社会的信用に関する課題を抱えることが特徴である。

エイジズム

えいじずむ

エイジズム(Ageism)は、個人の年齢や特定の年齢層に対するステレオタイプ、偏見、または差別的行為を指す概念である。これは、若年層から高齢層まで、特定の年齢集団に属することを唯一の理由として、機会の剥奪、不当な扱いの正当化、または排除を行う社会的な構造や慣習を包含する。個人の能力や資質を無視し、年齢のみに基づいてレッテルを貼る行為は、社会の多様性や生産性を損なう深刻な問題として、国際的にも認識されている差別の一形態である。

議題設定機能

ぎだいせっていきのう

1970年代にマコームズとショウによって体系化された、マスコミュニケーション研究における主要な理論の一つである。メディアが特定の事象や問題を反復的かつ顕著に報道することで、受け手(公衆)の心の中でその問題の重要度や優先順位に影響を与え、社会的なアジェンダ(議題)を形成するプロセスを指す。コーエンの有名な言葉「メディアは『何を考えるべきか』を強制しないが、『何について考えるべきか』を決めることには成功する」という主張を核心とし、メディア効果論における古典的な実証的理論として確立されている。

少子高齢化

しょうしこうれいか

一国または特定の地域において、出生率の低下により年少人口(0~14歳)の割合が減少し(少子化)、同時に平均寿命の延伸により高齢人口(65歳以上)の割合が著しく増大する(高齢化)現象が複合的に進行する社会構造の変容を指す。特に日本では世界に類を見ない速度で進行しており、経済成長の鈍化、労働力供給の不足、および年金・医療・介護といった社会保障制度の持続可能性に対し、極めて深刻な影響を及ぼす最大の社会課題である。

アンモニア発電

あんもにあはつでん

二酸化炭素(CO₂)を排出しない次世代の火力発電技術の一つである。アンモニア($NH_3$)を燃料として燃焼させ、その熱エネルギーで蒸気タービンを回して発電する方式を指す。特に、既存の石炭火力発電所の燃料の一部または全部を代替する技術として研究開発が進められており、燃料の供給や貯蔵が比較的容易である点、既存インフラを活用できる点から、脱炭素社会への移行期における重要なエネルギーソリューションとして位置づけられている。

アノミー

あのみー

アノミー(Anomie)とは、フランスの社会学者エミール・デュルケームが提唱した概念であり、社会の規範的統合力が弱まり、伝統的なルールや道徳が機能不全に陥ることで生じる無規制・無秩序の状態を指す。この状態下では、個人の欲望に対する社会的抑制力が失われ、人々が目標や行動指針を見失い、孤独感や虚無感に襲われる。デュルケームは、アノミーが社会的な連帯の喪失を意味し、結果としてアノミー的自殺などの社会病理を引き起こす主要因であると分析した。

エリア51

えりあ51

エリア51は、アメリカ合衆国ネバダ州南部に位置する、極めて機密性の高いアメリカ空軍の施設である。正式名称には諸説あるが、グルーム・レイク乾燥湖畔にあるため「グルーム・レイク空軍基地」と呼ばれることが多く、地図上の区分け番号から通称として定着した。冷戦期を通じて最新鋭の偵察機やステルス機の開発・試験が行われてきた歴史を持ち、未確認飛行物体(UFO)や地球外生命体に関する陰謀論の中心地として、国際的なポップカルチャーに多大な影響を与えた極秘軍事施設である。

動脈硬化

どうみゃくこうか

動脈硬化(Arteriosclerosis)は、加齢や生活習慣病を背景に、全身の動脈壁が厚く、柔軟性を失い、最終的に狭窄や閉塞を引き起こす進行性の病変群である。特に血管内膜への脂質沈着(アテローム)や中膜の石灰化、細動脈の線維化などが代表的であり、心筋梗塞、脳卒中、大動脈瘤などの重篤な循環器疾患の主たる原因となる。「サイレントキラー」とも称され、早期の診断と厳格なリスク管理が求められる重要な病態である。

軋轢

あつれき

軋轢(あつれき)とは、主に人間関係や組織間の連携において、意見や利害の対立、または価値観の相違によって生じる深刻な摩擦や不和の状態を指す。直接的な衝突(喧嘩)に至らないまでも、相互に反発し合い、物事の進行を妨げる潜在的な緊張や不快感を伴う。原義は、車輪同士が強く擦れ合い、きしんで不快な音を立てる状況に由来し、人間社会における円滑な運行が妨げられている様子を比喩的に表現する。

バリアフリー

ばりあふりー

高齢者や障害者など、特定の属性を持つ人々が社会生活を送る上で直面する物理的、制度的、情報面、そして意識上の「障壁(バリア)」を特定し、これを除去する一連の取り組みや設計思想である。単に建物の段差を解消するだけでなく、情報のアクセシビリティ確保や、社会的な偏見・無関心を克服する「心のバリアフリー」まで含む包括的な概念であり、ノーマライゼーションの理念を実現するための具体的な手段として認識されている。

ビッグブラザー

びっぐぶらざー

ジョージ・オーウェルが1949年に発表したディストピア小説『1984年』に登場する、オセアニア国の独裁的指導者の偶像。国民の自由とプライバシーを徹底的に抑圧し、思想警察による絶え間ない監視を通じて全体主義体制を維持する権力の象徴として描かれている。「ビッグブラザーが見守っている(Big Brother Is Watching You)」というスローガンが示す通り、転じて、国家や巨大企業による過剰な監視・情報管理が行われる社会状況そのものを指す用語として、現代社会の批判的議論において広く用いられている概念である。

血液型

けつえきがた

血液型とは、赤血球の細胞膜表面に存在する特定の糖鎖構造、すなわち抗原の有無や種類に基づいて血液を分類する体系である。最も重要視されるのは輸血適合性を決定づけるABO式血液型とRh式血液型であり、医学の根幹をなす分類基準である。現在、国際輸血学会(ISBT)により公式に認定されている血液型システムは45種類以上に上るが、日本においては輸血医学上の重要性とは別に、性格や運勢と関連づける独自の文化も存在する。

ブルー水素

ぶるーすいそ

ブルー水素(Blue Hydrogen)とは、天然ガスを主とする化石燃料を水蒸気改質や部分酸化によって水素化する際、そのプロセスで排出される大量の二酸化炭素(CO2)を、二酸化炭素回収・貯留(CCS)または二酸化炭素回収・有効利用(CCUS)技術を用いて大気中への放出を防ぎ、製造過程におけるCO2排出量を実質的に低減させた低炭素水素を指す。これは、化石燃料由来でありながら、カーボンニュートラル社会への移行期における主要なエネルギーキャリアとして、既存のインフラを活用できる現実的なソリューションとして期待されている。

ブラウンフィールド

ぶらうんふぃーるど

土地利用においては、過去の産業活動に起因する土壌汚染や地下水汚染の可能性があるため、経済的・法的なリスクを伴い、利用が停滞している土地を指す。一方、情報技術(IT)開発においては、既存のレガシーシステムや複雑なコード基盤が存在する状況下での開発・改修プロジェクトを意味し、制約と技術的負債との闘いを強いられるプロジェクト形態である。この二つの分野で共通するのは、「負の遺産」や「既存の制約」を抱えている点にある。

コールドストレージ

こーるどすとれーじ

コールドストレージ(Cold Storage)とは、生鮮食品、加工食品、医薬品、化学物質など、温度管理が厳密に要求される多様な製品を、品質を保持した状態で長期的に保管・管理するための専用の倉庫施設である。特に、冷凍帯(フローズン)、冷蔵帯(チルド)の温度帯を指し、サプライチェーンの重要な結節点として、現代社会における食の安全保障、医療インフラ維持に不可欠な役割を担っている。単なる低温保管施設ではなく、高度な温度・湿度制御技術、在庫管理システム(WMS)、および迅速な入出庫を実現する物流機能が統合された複合施設として機能する。

コミュニケーション

こみゅにけーしょん

人間社会における根源的な行為の一つであり、単に情報や信号を伝達する行為に留まらず、送り手(エンコーダー)と受け手(デコーダー)の間で特定の意味や感情、意図を相互に交換し、共有することで理解を構築・深化させる複雑なプロセスである。これは社会関係の維持や集団行動の調整に不可欠な要素となっており、情報の正確な伝達と相互の認識の一致を目指す動的な過程を指す。

コーポレートPPA

こーぽれーとPPA

コーポレートPPA(Corporate Power Purchase Agreement:電力購入契約)とは、企業(電力需要家)が、発電事業者と長期にわたる電力の売買契約を直接締結し、再生可能エネルギー由来の電力を継続的に調達する手法である。通常、契約期間は10年から20年程度に及び、需要家は安定的な価格で再エネを確保できる一方、発電事業者はプロジェクトファイナンスの安定性を高めることができる。これは、脱炭素化を経営戦略の中核に据える大企業を中心に世界的に普及している。

クロスドッキング

くろすどっきんぐ

クロスドッキング(Cross-Docking)とは、物流センターにおける入庫・検品後、商品を在庫棚に保管することなく、直ちに出荷先別や配送ルート別に仕分け、トラックやコンテナに積み替えて出荷する物流戦略である。これは、リードタイムの劇的な短縮、在庫コストの最小化、及び倉庫作業の効率化を目的としており、特にジャストインタイム(JIT)生産方式や、高頻度で多品種少量の商品を取り扱う小売・流通業界において重要な役割を果たす。

文化の盗用

ぶんかのとうよう

権力構造において優位な立場にある支配的な文化集団が、歴史的に抑圧されてきたマイノリティ文化集団の固有の要素(慣習、芸術様式、シンボル、服装など)を、本来の意味や背景、神聖性を無視して取り込み、商業的あるいは軽薄なファッションとして利用する行為を指す概念であり、文化的資源の不均衡な交換と搾取の問題を含む複雑な社会現象である。

文化資本

ぶんかしほん

フランスの社会学者ピエール・ブルデューが、社会における格差や再生産のメカニズムを分析するために提唱した概念。学歴や資格、教養、趣味、言語使用、芸術的嗜好といった、個人が持つ非経済的な文化的リソースを指す。これは経済資本や社会関係資本と並び、社会的な地位や権力の獲得において重要な役割を果たし、世代間で継承されうる「資本」として機能する。特に、文化資本が社会階層の再生産にどのように寄与するかを説明する上で中心的な役割を担う。

サイバーカスケード

さいばーかすけーど

サイバーカスケード(Cyber-Cascade)とは、インターネットやソーシャルメディアといったデジタル空間において、共通の意見や関心を持つ人々が特定のプラットフォームやコミュニティに集まり、他の意見に触れる機会が制限された状態で議論を繰り返すことにより、集団の意見が当初よりもさらに極端な方向へと先鋭化・偏向していく社会心理学的現象である。これは、情報の多様性が失われ、特定の信念が強化されることで、社会的な意見の分断を加速させる重要な要因とされる。

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