無形資産
むけいしさん
Intangible Assets
類語・同義語: 無形固定資産
無形資産とは、物理的な実体を持たないが、企業に長期的な収益をもたらす資産のこと。特許権、著作権、商標権などの「知的財産」に加え、ブランド力、顧客リスト、従業員のスキル(人的資本)、組織のノウハウ、ソフトウェア、データベースなどが含まれる。GAFAなどの巨大テック企業の企業価値の大部分は、この無形資産によって構成されていると言われる。
最終更新: 2026/1/23
無形資産の重要性
かつての製造業中心の経済では、工場や機械設備(有形資産)が価値の中心でした。しかし、知識経済(ナレッジエコノミー)においては、アイデアやブランド、ネットワーク効果といった目に見えない資産が莫大な利益を生み出します。
分類
会計上、貸借対照表(BS)に計上できるものと、できないものがあります。
- 計上できるもの: 特許権、借地権、ソフトウェア、買収によって生じた「のれん」など。
- 計上できないもの(自己創設のれん): 自社で長年培ったブランドイメージ、従業員の忠誠心、独自の企業文化など。これらは企業価値評価(バリュエーション)においてPBR(株価純資産倍率)の高さとして現れます。
由来・語源
Intangible(触れることのできない) + Assets(資産)。
使用例
企業の競争力の源泉が、工場などの有形資産から、データやブランドなどの無形資産へとシフトしている。
関連用語
- 同義語: 無形固定資産
- 関連: 有形資産, のれん, PBR, 知的財産