ナレッジグラフ
なれっじぐらふ
Knowledge Graph
類語・同義語: 知識グラフ
ナレッジグラフとは、様々な情報(エンティティ)を「ノード(点)」とし、それらの関係性を「エッジ(線)」で結びつけることで、知識をネットワーク状に構造化したデータベースのこと。「Googleは(主語)-本社がある(述語)-マウンテンビューに(目的語)」というようなトリプル(主語・述語・目的語)の形式でデータを表現する。検索エンジンの精度向上や、RAGにおける回答の事実性の担保(グラウンディング)などに活用されている。
最終更新: 2026/1/23
ナレッジグラフのメリット
- 関係性の理解: 単なるキーワードのマッチングではなく、「AはBの一部である」「CはDの作者である」といった複雑な関係性をコンピュータが理解できる。
- 推論: 既存の事実から新しい事実を論理的に導き出すことができる(例:Aの父はB、Bの父はC → Aの祖父はC)。
- ハルシネーションの抑制: LLMと組み合わせることで、曖昧な確率的生成ではなく、確定した事実データに基づいた回答を生成させることができる(GraphRAG)。
活用例
- Google検索: 著名人や映画を検索した際に、右側に表示される詳細情報ボックス(ナレッジパネル)。
- Amazon: 「この商品を買った人はこれも」というレコメンデーションの裏側にある商品間の関係性データ。
- 企業内検索: 社内の部署、人、プロジェクト、ドキュメントの関係を可視化し、知見を探しやすくする。
由来・語源
Googleが2012年に導入した機能名に由来し、一般用語化した。
使用例
ナレッジグラフを活用して、検索キーワードに関連する人物や作品情報をサイドパネルに表示する。
関連用語
- 同義語: 知識グラフ
- 関連: オントロジー, セマンティックウェブ, RDF, グラフデータベース