黒字倒産
くろじとうさん
Bankruptcy despite profits
類語・同義語: 資金ショート、勘定合って銭足らず
黒字倒産とは、損益計算書上は利益が出ている(黒字)にもかかわらず、手元の現金が不足して支払いができなくなり、倒産してしまうこと。売掛金の回収よりも買掛金の支払いが先に来る場合や、過剰在庫、融資の引き上げなどが原因で起こる。キャッシュフロー経営の重要性を示す現象。
最終更新: 2026/1/12
成長企業の罠
黒字倒産は、急成長中のスタートアップほど陥りやすい罠だ。 「売上が倍増しました!(入金は翌月末)」 「じゃあ商品を倍仕入れよう!(支払いは今月末)」 おめでとう、あなたの会社は来月死ぬ。
利益は意見、現金は事実
利益(PL)は「意見」であり、現金(BS/CF)は「事実」である。 通帳の残高だけが真実だ。 PL上の黒字に浮かれて、キャッシュフロー計算書を見ない経営者は、アクセルを踏みながら崖に落ちていく。
由来・語源
「勘定合って銭足らず」の状態。売上は上がっているが、入金が数ヶ月先で、その前に支払いの期限が来てしまうと起きる。
使用例
「急激な売上拡大に伴う運転資金不足で黒字倒産した」「黒字倒産を防ぐためにキャッシュフロー経営を徹底する」
関連用語
- 同義語: 資金ショート, 勘定合って銭足らず
- 関連: キャッシュフロー, キャッシュ, キャッシュフロー計算書, PL, 損益計算書