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流動性リスク

りゅうどうせいりすく

Liquidity Risk

類語・同義語: 換金リスク、市場流動性リスク

流動性リスクとは、市場での取引量が少ないため、売りたい時に希望する価格で売却できなかったり、あるいは取引自体が成立しなかったりするリスクのことである。また、資金繰りの悪化により、必要な資金を確保できなくなる財務上のリスクを指す場合もある。投資家にとっては、マイナーな銘柄や不動産など、換金性が低い資産を保有する際に特に注意すべきリスク要因となる。

最終更新: 2026/1/16

出口の狭さ

流動性リスク(Liquidity Risk)は、「出口が狭すぎて逃げ遅れる」リスクである。

投資における例

誰でも知っている大企業の株(トヨタやソニー)は、売りボタンを押せば1秒で売れる(流動性が高い)。 しかし、無名の小型株や、不人気な暗号資産は、売り板(買いたい人)がスカスカである。 「暴落だ!逃げろ!」と思った時、誰も買ってくれないため、投げ売り価格で売るか、売るのを諦めるしかなくなる。

財務における例

企業が「黒字倒産」するのも、現金の流動性が枯渇するからである。 売掛金(将来入ってくるお金)や在庫(モノ)はあっても、今月の家賃や給料を払う「現金」が手元になければ、会社は潰れてしまう。これを資金流動性リスクという。

由来・語源

'Liquid'(液体、流動体)の性質から転じて、資産がお金(現金)という最も流動的な状態へスムーズに交換できるかどうかの度合い(Liquidity)に関連する危険性を指す。

使用例

「新興国の株式は取引参加者が少なく、流動性リスクが高い傾向にある」「不動産投資は換金に時間がかかるため、流動性リスクを考慮して余裕資金で行うべきだ」

関連用語

  • 同義語: 換金リスク, 市場流動性リスク
  • 関連: 信用リスク, ボラティリティ, 暗号資産, 黒字倒産, 流動性
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