流動性の罠
りゅうどうせいのわな
Liquidity Trap
類語・同義語: ゼロ金利制約
流動性の罠とは、金融緩和を行って金利をゼロ近くまで下げても、人々が将来への不安などからお金を借りたり使ったりせず、現金のまま手元に置いてしまうため、景気が回復しない状態。金融政策の効果が効かなくなった状態を指す。
最終更新: 2026/1/13
笛吹けど踊らず
金利が下がれば、通常はお金を借りて家を買ったり設備投資したりします。 しかし、「明日もっと安くなるかもしれない(デフレ)」あるいは「将来クビになるかもしれない」と皆が思っていたらどうでしょうか? 金利がゼロでも、誰もお金を借りません。 これが「流動性の罠」です。 日本が「失われた30年」で経験したこの泥沼から抜け出すには、単にお金を増やすだけでなく、人々の「マインド(期待)」を変える必要があるのです。
推奨リソース
由来・語源
ケインズが提唱した概念。お金(流動性)が、投資市場ではなく個人の手元(タンス預金など)に吸い込まれてしまう(罠にかかる)状態。
使用例
「日本経済は長年、流動性の罠に陥っていた」 「流動性の罠から脱出するには、インフレ期待が必要だ」
関連用語
- 同義語: ゼロ金利制約
- 関連: 量的緩和, 行動経済学, デフレ, 金利, 流動性, 金融緩和, 金融政策, 沼, リソース