Pedia

マネーロンダリング(資金洗浄)

まねーろんだりんぐ

English: Money Laundering

意味

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、犯罪や麻薬取引などで不正に得た「汚れたお金」を、複数の銀行口座を転々とさせたり、正当な取引を装ったりして、出所を分からなくし「きれいなお金」に見せかける行為。テロ資金供与対策(AML/CFT)として各国が厳しく規制している。

概要

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、犯罪によって得た「汚いお金(収益)」を、架空名義の口座や海外の銀行などを転々と移動させることで、出所や所有者を分からなくし、あたかも正当な商取引で得た「綺麗なお金」であるかのように見せかける行為のこと。 麻薬取引、詐欺、脱税、横領、テロ支援などが資金源となる。

手口の例

  1. プレイスメント(入れる): 犯罪で得た現金を、少額に分けて複数の銀行口座に入金したり、ギャンブルのチップに変えたりして、金融システムに混ぜ込む。
  2. レイヤリング(隠す): 複数の国や銀行を経由して何度も送金を繰り返し、捜査機関の追跡を困難にする。ペーパーカンパニーを使ったり、高額な宝石や美術品、不動産を購入・売却したりする。
  3. インテグレーション(統合): 洗浄された資金を、正当なビジネスの利益として回収する。

対策(AML/CFT)

国際的な組織(FATF)が中心となり、銀行などの金融機関に対して厳しい本人確認(KYC: Know Your Customer)や、疑わしい取引の届出を義務付けている。 近年では、暗号資産(仮想通貨)が匿名性が高く、国境を越えて瞬時に移動できるため、マネロンの温床になりやすいとして、各国の規制当局が監視を強めている。

TOP / 検索 Amazonで探す