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モラル・ライセンシング

もらるらいせんしんぐ

Moral Licensing

類語・同義語: 免罪符効果、モラル・セルフ・ライセンシング

モラル・ライセンシング(Moral Licensing)とは、何か「良いこと」をした後には、自分の中で「免罪符(ライセンス)」が得られたような気になり、無意識のうちに「悪いこと」や「利己的な行動」をしても許されると考えてしまう心理現象のこと。「善行の後の悪行」とも呼ばれ、ダイエットのリバウンドや企業の不祥事の原因としても説明される。

最終更新: 2026/1/16

概要

モラル・ライセンシング(Moral Licensing)は、企業の不祥事やSDGsの落とし穴を説明する概念である。

ビジネスでの事例

  • 不祥事: 「我々は社会貢献活動をしている素晴らしい企業だ」という自負が強い組織ほど、「多少の不正ルールの無視は、大義の前では許される」と勘違いし、コンプライアンス違反を起こしやすい。
  • 環境問題: 「エコバッグを使っているから」といって、安心してプラスチック製品を大量に買ってしまう(リバウンド効果)。

善行の落とし穴

「良いことをした時こそ、兜の緒を締めよ」という教訓である。

由来・語源

Moral(道徳的)Licensing(許可を与えること)。

使用例

「寄付をした後に贅沢をしてしまうのはモラル・ライセンシングの一例だ」「環境に良い商品を買った人ほど、節電をサボる傾向がある(モラル・ライセンシング)」

関連用語

  • 同義語: 免罪符効果, モラル・セルフ・ライセンシング
  • 関連: 認知バイアス, 行動経済学, SDGs, コンプライアンス, ライセンス
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