建玉
たてぎょく
Open Interest
類語・同義語: ポジション、玉(ぎょく)
建玉(たてぎょく)とは、信用取引や先物取引、FXなどで、新規に売買契約を結んだ後、まだ反対売買(決済)されずに残っている未決済の契約残高のことである。「ポジション」とも呼ばれる。買いの建玉を「買い建玉(ロングポジション)」、売りの建玉を「売り建玉(ショートポジション)」という。建玉の推移は、将来の相場動向(決済による売り圧力・買い圧力)を予測する手がかりとなる。
最終更新: 2026/1/16
概要
建玉(Open Interest)は、市場に溜まっている「将来のマグマ(エネルギー)」の量を表す指標である。
なぜ重要なのか
建玉は、必ず将来「決済(反対売買)」されなければならない宿命にある。
- 買い建玉: 将来「売り」注文を出して決済する=将来の売り圧力。
- 売り建玉: 将来「買い戻し」注文を出して決済する=将来の買い圧力。
相場分析への応用
例えば、株価が上昇している局面で「売り建玉」が急増している場合、それは「もう下がるだろう」と空売りをしている人が多いことを示す。 しかし、さらに株価が上がると、この空売り勢は損に耐え切れずに「買い戻し(損切り)」を行う。すると、その買い注文でさらに株価が急騰する「踏み上げ相場」が発生する。 建玉の推移を見ることで、こうした大相場の予兆を掴むことができる。
由来・語源
相場用語で、売買の契約を結ぶことを「建てる」と言い、その対象物(玉=宝石のように貴重なもの)という意味。
使用例
「売り建玉が積み上がっており、買い戻しによる株価上昇が期待できる(踏み上げ相場)」「週末をまたぐため、リスク回避ですべての建玉を決済した」
関連用語
- 同義語: ポジション, 玉(ぎょく)
- 関連: 信用取引, FX, 先物取引, 空売り, 損切り