組織効力感
そしきこうりょくかん
Organizational Efficacy / Collective Efficacy
類語・同義語: 集団的効力感
組織効力感(コレクティブ・エフィカシー)とは、「自分たちの組織やチームなら、目標を達成できる」という組織全体に対する共有された自信や信念のこと。アルバート・バンデューラが提唱した「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」の概念を組織レベルに拡張したものである。組織効力感が高いチームは、高い目標を設定し、困難に直面しても諦めずに粘り強く努力する傾向がある。
最終更新: 2026/1/23
組織効力感を高める4つの要因
バンデューラの理論に基づき、以下の要因が重要です。
- 達成経験 (Mastery Experiences): 「自分たちで成し遂げた」という成功体験。最も強力な要因。
- 代理経験 (Vicarious Experiences): 似たような他のチームが成功しているのを見ること(モデリング)。
- 言語的説得 (Social Persuasion): リーダーや周囲から「君たちならできる」と励まされること。
- 生理的・情動的状態 (Physiological States): チームの雰囲気が良く、過度な緊張やストレスがない状態。
経営における意義
優れた戦略があっても、実行する組織に「できる」という確信がなければ絵に描いた餅になります。組織効力感は、戦略を実行(Execution)に移すためのエンジンのような役割を果たします。
由来・語源
Organizational(組織の) + Efficacy(効力)。
使用例
小さな成功体験を積み重ねさせることで、チームの組織効力感を高める。
関連用語
- 同義語: 集団的効力感
- 関連: 自己効力感, チームビルディング, エンゲージメント, 心理的安全性