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オーバーシュート

おーばーしゅーと

オーバーシュートとは、金融市場において、為替相場や株価などの価格が、合理的と考えられる適正水準を超えて大きく行き過ぎる変動のことを指す。投資家の群集心理(パニック売りや熱狂的な買い)や、アルゴリズム取引による自動的な売買の連鎖によって発生することが多い。その後、通常は調整局面を経て適正水準に戻る(揺り戻し)動きを見せる。

最終更新: 2026/1/18

概要

相場格言に「山高ければ谷深し」とあるように、オーバーシュートは修正されるのが常ですが、その期間や幅を予測するのは困難です。

発生要因

  • ロスカットの連鎖: 一定の価格を超えると強制決済される注文が大量に発動し、雪だるま式に価格が動く。
  • 流動性の低下: 売り手または買い手がいなくなり、価格が飛びやすくなる(真空地帯)。

投資戦略としての活用

「落ちてくるナイフをつかむな」という慎重論がある一方で、オーバーシュートを「行き過ぎ(売られすぎ)」と判断し、逆張り(本来の価値への回帰を狙う)のチャンスと捉える投資家もいます。

由来・語源

英語の「Overshoot(通り越す、行き過ぎる)」に由来。ターゲットを通り過ぎてしまうことを意味する。

使用例

市場のパニックにより、為替レートは一時的なオーバーシュートを見せた。 感染症の爆発的拡大を意味する疫学用語としても使われるが、投資用語としては「行き過ぎた価格変動」を指す。

関連用語

  • 同義語:
  • 関連: ボラティリティ, パニック売り, 自律反発, バブル
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