Pedia

プラシーボ効果(偽薬効果)

ぷらしーぼこうか

English: Placebo Effect

意味

プラシーボ効果(偽薬効果)とは、有効成分が含まれていない偽薬(プラシーボ)であっても、患者が「効く」と信じて飲むことで、病気の症状が改善すること。心理的な暗示効果によるもの。薬の開発実験では、新薬の効果がプラシーボ効果以上であることを証明する必要がある。

概要

本来は薬としての効果がない物質(ただの小麦粉や砂糖など)を、「よく効く薬です」と信じ込ませて患者に飲ませると、思い込みの力によって実際に症状が改善する現象。 プラセボ効果とも。

メカニズム

脳が「治る」と期待することで、鎮痛物質(エンドルフィン)やドーパミンが分泌され、自然治癒力が高まるためだと考えられています。 痛み、不眠、うつ症状などで特に強く現れます。

新薬開発の壁

新しい薬を開発する際、本当にその成分に効果があるのかを確かめるために、偽薬を飲むグループと比較する実験(二重盲検試験)を行います。 このとき、偽薬でも3割〜4割の人に効果が出てしまうことがあり、それを上回る効果を証明するのが難しくなっています。

ノセボ効果

逆に、「これは副作用が出ます」と言って偽薬を飲ませると、本当に吐き気などの副作用が出てしまう現象のこと。

TOP / 検索 Amazonで探す