値幅制限
ねはばせいげん
値幅制限とは、証券取引所において、1日の取引で株価が変動できる上下の範囲(リミット)を定めたルールのことである。前日の終値を基準に、一定の上限価格(ストップ高)と下限価格(ストップ安)を設定し、その範囲外での売買を禁止する。市場の混乱を防ぎ、投資家に冷静な判断を促すための日本市場特有のセーフティネットである。
最終更新: 2026/1/18
目的
投資家を突発的な暴落から保護するためです。値幅制限があることで、一晩で資産がゼロになるようなリスクを回避でき、情報を整理する時間の猶予(冷却期間)が生まれます。
制限値の設定
株価の水準(価格帯)によって制限幅が決まっています。
- 株価100円未満: ±30円
- 1,000円〜1,500円未満: ±300円
- 10,000円〜15,000円未満: ±3,000円
このように、おおむね株価の15%〜30%程度で設定されています。
由来・語源
価格(値)の変動幅(幅)を制限することから。 英語では「Price Limit」だが、米国市場には原則として値幅制限がない(代わりにサーキットブレーカーが全銘柄に適用される)。
使用例
好決算を発表したA社株は、買い注文が殺到し値幅制限いっぱいまで上昇した。 値幅制限の拡大措置が取られる銘柄もある。
関連用語
- 同義語:
- 関連: ストップ高, ストップ安, サーキットブレーカー, 特別気配