プリンシパル=エージェント問題
ぷりんしぱるえーじぇんともんだい
Principal-Agent Problem
類語・同義語: 代理人問題、情報の非対称性
プリンシパル=エージェント問題とは、仕事を依頼する側(プリンシパル)と、依頼される側(エージェント)の間で、情報の非対称性や目的の不一致があるために、エージェントが依頼主の利益に反する行動をとってしまう問題。
最終更新: 2026/1/16
概要
プリンシパル=エージェント理論(Principal-Agent Problem)は、あらゆる組織や契約関係に潜む根本的なジレンマである。
具体例
- 株主(主)と経営者(代理): 株主は「株価を上げてほしい」が、経営者は「自分の地位を守りたい・接待費を使いたい」。
- 国民(主)と政治家(代理): 国民は「国を良くしてほしい」が、政治家は「当選したい・献金が欲しい」。
解決策
この利益相反を解消するには、「インセンティブの設計」が重要になる。 例えば、経営者に自社株を持たせる(ストックオプション)ことで、「株価が上がれば自分も儲かる(株主と同じ方向を向く)」ように仕向けるのが典型的な解決策である。
由来・語源
経済学の契約理論における基本概念。
使用例
「株主と経営者の間のプリンシパル=エージェント問題を解決するためにストックオプションを導入する」
関連用語
- 同義語: 代理人問題, 情報の非対称性
- 関連: コーポレートガバナンス, モラルハザード, インセンティブ, 情報の非対称性, オプション, ストックオプション