静かな退職(Quiet Quitting)
しずかなたいしょく
English: Quiet Quitting
意味
Quiet Quitting(静かな退職)とは、実際に仕事を辞めるわけではないが、必要最低限の業務だけをこなし、精神的には仕事から距離を置く働き方。燃え尽き症候群やワークライフバランスの見直しから生まれた概念で、仕事に全力を注ぐ「ハッスルカルチャー」へのアンチテーゼとされる。
概要
実際に会社を辞めるわけではないけれど、心のなかでは仕事への熱意を失い、「必要最低限の業務しかしない」という働き方のこと。
背景
コロナ禍以降、特にZ世代の間で広まりました。 「仕事=人生」という価値観を否定し、昇進や昇給よりも、メンタルヘルスやプライベートの時間を優先する姿勢です。 「頑張っても報われない」「燃え尽き症候群(バーンアウト)になりたくない」という心理が根底にあります。
企業への影響
表向きは問題なく働いているため発見しにくいですが、生産性は向上せず、イノベーションも生まれなくなります。 企業側は、エンゲージメントを高める施策や、働きがいの再定義を迫られています。 対義語は「ハッスル・カルチャー(猛烈に働くこと)」です。