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返報性の原理(法則)

へんぽうせいのげんり

English: Reciprocity Principle

意味

返報性の原理(Reciprocity)とは、人から何か施しを受けたり、親切にされたりすると、「お返しをしなければならない」という感情を抱く心理法則。試食や無料サンプルの配布などは、この心理を利用して、商品購入(お返し)を促すマーケティング手法。

概要

人は、他人から何か施しを受けたり、親切にされたりすると、「お返しをしなければ申し訳ない」という感情を抱く心理的傾向のこと。 (好意の返報性)。 ロバート・チャルディーニの著書『影響力の武器』で紹介された。

ビジネスでの応用

  • 試食コーナー: 無料でウインナーを食べさせられると、買わずに立ち去るのが気まずくなり、つい買ってしまう。
  • 無料サンプル: 化粧品の試供品をもらうと、本商品を買う確率が上がる。
  • ドア・イン・ザ・フェイス: 最初に無理な要求(借金100万)をして断らせる(譲歩させる)。すると相手は「断ってしまった」という罪悪感を持つため、次の小さな要求(じゃあ1万貸して)を受け入れやすくなる(譲歩の返報性)。

悪用に対する防御

詐欺師や押し売りもこの心理を利用してくる(最初に安物をプレゼントしてくる等)。 「タダより高いものはない」と心得て、搾取意図のある借りは作らないことが重要。

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