レントシーキング
れんとしーきんぐ
Rent Seeking
類語・同義語: 利権漁り、ロビー活動
レントシーキングとは、企業や団体が、政府や役所に働きかけて(ロビー活動)、自分たちに有利な法規制を作らせたり、補助金を獲得したりすることで、競争せずに超過利益(レント)を得ようとする活動。「政商」的な振る舞いであり、経済全体の効率は下がる。
最終更新: 2026/1/16
概要
レントシーキング(Rent Seeking)は、社会全体の活力を奪う「見えない寄生虫」である。
仕組み
パイ(富)を大きくするのではなく、既存のパイの「分け前」を自分に有利にするためにエネルギーを使うこと。 例えば、業界団体が「国民の安全のため」という名目で、新規参入を難しくする法律を作らせようとする場合、それは既存業者の利益を守るためのレントシーキングである可能性が高い。
社会への弊害
優秀な人材や資金が、技術開発ではなく「政治家への陳情」に使われるようになると、その国や産業の競争力は著しく低下する。 これは経済全体のパイを縮小させる行為であり、最終的には消費者(国民)がそのツケを払わされることになる。
由来・語源
Rent(地代・超過利潤)をSeeking(求める)行為。経済学者ゴードン・タロックらが提唱。
使用例
「既得権益層によるレントシーキングがイノベーションを阻害している」「レントシーキングに資源を費やすより、製品開発に投資すべきだ」
関連用語
- 同義語: 利権漁り, ロビー活動
- 関連: 補助金