リストラ
りすとら
Restructuring
類語・同義語: 事業再構築、人員整理
リストラ(リストラクチャリング)とは、本来は「事業の再構築」を意味する経営用語である。不採算事業の整理・統合、成長分野への資源集中など、企業構造を抜本的に改革することを指す。しかし、日本ではバブル崩壊以降、その一環として行われる「人員整理(解雇、希望退職の募集)」と同義で使われることが定着してしまっている。
最終更新: 2026/1/16
概要
リストラ(Restructuring)は、企業の「外科手術」である。
本来の意味
英語のRestructuringは「再・構築」という意味で、ポジティブな戦略も含まれる。
- 不採算部門を売却する。
- 成長分野の会社を買収する(M&A)。
- 持ち株会社制に移行する。 これらすべてがリストラである。
日本での歪曲
日本では1990年代以降、経営破綻しかけた企業が「リストラクチャリング計画」と称して、大規模な「人員削減(早期退職勧奨)」を行った。 この印象があまりに強烈だったため、「リストラ=クビ」というネガティブな意味で定着してしまった。経営者が「構造改革を行います」と言えば株価は上がるが、「リストラします」と言うと社員が怯える、言葉の乖離が起きている。
由来・語源
Restructuring(再構築)。Re(再び)+ Structure(構築する)。
使用例
「業績悪化に伴い、大規模なリストラ計画を発表した」「リストラそのものは人員削減だけを意味しないが、実質的には首切りとして恐れられている」
関連用語
- 同義語: 事業再構築, 人員整理
- 関連: M&A, コーポレートガバナンス