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セイの法則

せいのほうそく

Say's Law

類語・同義語: 販路説

セイの法則とは、フランスの経済学者ジャン=バティスト・セイが提唱した「供給はそれ自身の需要を作り出す」という古典派経済学の命題。「モノを作って供給すれば、それによって所得が生まれ、その所得が必ず何か別のモノの購入(需要)に使われるため、市場全体で売れ残り(過剰供給)は生じない」と考える。この考え方は、後にケインズによって「有効需要の原理」で否定された。

最終更新: 2026/1/23

ケインズによる批判

セイの法則は、「稼いだお金はいずれすべて使われる(貯蓄されない、あるいは貯蓄=投資となる)」という前提に立っています。 しかし、大恐慌時代にはモノがあふれても売れない状況が続きました。ケインズは「お金を持っていても、不安だから使わずに貯め込む(貨幣愛)」ことがあると指摘し、「需要(買いたい量)こそが取引量を決める」という有効需要の原理を提唱しました。

由来・語源

Jean-Baptiste Say(セイ)の名から。

使用例

セイの法則を信じて生産を拡大したが、商品が売れ残り、在庫の山となった。

関連用語

  • 同義語: 販路説
  • 関連: 有効需要の原理, 古典派経済学, ケインズ経済学, 供給サイド経済学
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