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シナジー(相乗効果)

しなじー

意味

シナジー(Synergy)とは、相乗効果のこと。複数の要素が組み合わさることで、単なる足し算(1+1=2)以上の大きな成果(1+1>2)を生み出すこと。M&Aや業務提携において、互いの強みを活かしてコスト削減や売上拡大を図る際によく使われる言葉。

概要

Synergy。ギリシャ語の「synergos(共に働く)」に由来。 「1+1」が2で終わるのではなく、3にも4にもなるような、組み合わせによる「相乗効果」のこと。 ビジネス、スポーツ、薬学など、幅広い分野で使われます。

ビジネスにおけるシナジー

M&A(合併・買収)や業務提携を行う際の、最大の目的です。

  • 販売シナジー(売上アップ):
    • 家電メーカーが映画会社を買収し、映画に出てくる家電を独占的に販売する。
    • 銀行が証券会社と組み、銀行の顧客に投資信託を売る(銀証連携)。
  • 生産シナジー(コストダウン):
    • 2つの自動車メーカーが合併し、部品を共通化して大量発注することで安く仕入れる。
    • 工場を統廃合して稼働率を上げる。
  • 投資・経営シナジー:
    • ベテラン企業の「ノウハウ」と、スタートアップの「技術」を組み合わせる。
    • 優秀なマネージャーを派遣して組織を立て直す。

アナジー(負のシナジー)

逆に、組み合わせたことでお互いの良さが消えてしまうことを「アナジー(Anergy)」または「ディスシナジー」と言います。

  • 企業文化が違いすぎて社員が対立する。
  • ブランドイメージが毀損する(高級ブランドが大衆ブランドを買収して価値が下がるなど)。
  • 意思決定が遅くなる。 シナジーを生むのは簡単ではなく、「絵に描いた餅」に終わることも多々あります。

薬学におけるシナジー

2種類の薬を一緒に飲むことで、それぞれの効果の合計以上の効果が出ること。 逆に、効果が打ち消し合うことを「拮抗作用」と言います。 アルコールと睡眠薬を一緒に飲むと、危険なほどのシナジー(中枢神経抑制)が起きてしまうため、注意が必要です。

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