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虎の威を借る狐

とらのいをかるきつね

English: An ass in a lion's skin

意味

他人の権力や威光を笠に着て、威張る小者のこと。

虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)は、組織の中でよく見かける人間関係の構図を表している。 自分自身には何の実力もないのに、「俺は社長と知り合いだぞ」といった具合に、自分より強い者の影響力を利用して他人を支配しようとする人物を指す。 ドラえもんの登場人物「スネ夫」がジャイアンの横で威張っている様子は、このことわざの完璧な実例とされ、わかりやすい例えとしてよく引用される。

由来・語源

『戦国策』より。狐が虎に捕まった時、「私は天帝から百獣の長に任じられた。嘘だと思うなら私の後ろについてこい」と言って虎を歩かせ、他の動物たちが虎を恐れて逃げるのを「自分(狐)を恐れて逃げた」と虎に信じ込ませた話から。

使い方・例文

「親の七光りで威張るとは、まさに虎の威を借る狐だ」「部長の威光を借りて偉そうな態度をとる」

⚠️ 誤用・注意点

実力のない人が、権力者の後ろ盾を利用して威張り散らす様子を皮肉った言葉。狐はずる賢さの象徴として描かれている。

類語・関連語

  • 笠に着る
  • スネ夫

参考文献: デジタル大辞泉

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