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VaR(Value at Risk)とは、現在のポートフォリオを一定期間保有した際、ある確率(99%など)の範囲内で、最大いくらの損失が出る可能性があるかを統計的に推計した金額。

最終更新: 2026/1/28

リスクの「見える化」ツール

VaR(バー)は、金融機関のリスク管理に革命をもたらしました。それまでは「リスクが高い・低い」といった定性的な議論しかできませんでしたが、VaRにより「当行の今日のリスク量は100億円です」と定量的に把握できるようになりました。

定義の要素

VaRを計算するには3つの要素が必要です。

  1. 保有期間(Holding Period): 1日、10日など。
  2. 信頼区間(Confidence Level): 99%、95%など。
  3. 金額: 推定される最大損失額。

例:「保有期間1日、信頼区間99%のVaRが10億円」 →「明日1日で10億円以上の損が出る確率は1%未満である(普段は10億円以内に収まる)」という意味。

弱点:テールリスク

VaRはあくまで「通常の市場環境」における確率計算です。過去のデータ分布から外れた異常事態(ブラック・スワン)が起きた場合には、計算をはるかに超える損失が発生します。99%に含まれない残りの1%(テールリスク)の破壊力を過小評価してしまう危険性があります。

由来・語源

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使用例

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