ウィンドフォール利益
うぃんどふぉーるりえき
Windfall Profit
類語・同義語: 棚ぼた利益、超過利潤
ウィンドフォール(Windfall)とは、予期せぬ幸運、棚ぼた的な利益のこと。風で果物が落ちてくることから。原油価格の高騰などで電力会社や石油会社が得た巨額の利益に対し、臨時で課税することを「ウィンドフォール課税(棚ぼた税)」と呼ぶ。
最終更新: 2026/1/12
概要
ウィンドフォール利益は、インフレや資源高の局面で必ずニュースになるキーワードである。
エネルギー危機と利益
典型的な例は、2022年頃のエネルギー危機における石油メジャー(巨大石油会社)である。 原油価格が高騰したため、石油会社はこれまでと同じ活動をしていただけなのに、利益が過去最高レベルに膨れ上がった。 一方で市民生活は、ガソリン代や電気代の高騰(コストプッシュインフレ)に苦しめられた。
課税の正当性
こうした状況下で、「苦しんでいる国民を尻目に儲けすぎだ」という世論が高まり、政府がその余分な利益に対して臨時の税金をかけようとする動きを「ウィンドフォール課税」と呼ぶ。 しかし、企業側からは「損した時に補填してくれないのに、儲かった時だけ取るのは不公平だ」「投資意欲を削ぐ」といった反論もあり、議論が尽きない問題である。
由来・語源
Windfall(風で落ちてきた果実=棚ぼた)。
使用例
「原油高で石油会社がウィンドフォール利益を得た」「ウィンドフォール課税を検討する」
関連用語
- 同義語: 棚ぼた利益, 超過利潤
- 関連: 内部留保, インフレ, 税金