タックスヘイブン(租税回避地)
たっくすへいぶん
English: Tax Haven
意味
タックスヘイブン(租税回避地)とは、税金が著しく安い、または全くかからない国や地域のこと。ケイマン諸島などが有名。グローバル企業や富裕層が、税金を逃れるためにペーパーカンパニーを設立することがあり、課税逃れ(租税回避)の問題として国際的な議論の対象となっている。
概要
税金が著しく安い、またはゼロである国や地域のこと。 ケイマン諸島、パナマ、シンガポール、アイルランドなど。 「税金の天国(Heaven)」ではなく「避難所(Haven)」という意味。
仕組み
AppleやGoogleなどのグローバル企業は、世界中で稼いだ利益を、このタックスヘイブンに作ったペーパーカンパニー(実体のない会社)に集める。 そうすることで、本来ならアメリカや日本で払うはずだった巨額の法人税を合法的に節税している。
問題点
「各国の公共サービス(道路や治安)を利用して商売しているのに、税金を払わないのはタダ乗りだ」という批判が強い。 パナマ文書の流出などで実態が是正されつつあり、G7などが主導して「全世界で最低でも15%の法人税は取ろう(グローバルミニマム課税)」というルール作りが進んでいる。