遠隔医療(テレメディシン)
えんかくいりょう
意味
遠隔医療とは、ICT(情報通信技術)を活用して、離れた場所にいる患者と医師、または医師同士を繋ぎ、診療や医療支援を行う行為の総称である。オンライン診療(患者と医師)だけでなく、遠隔画像診断(医師と専門医)なども含まれる。へき地医療の充実や、感染症対策として重要性が高まっている。
概要
IT(情報通信技術)を活用して、離れた場所にいる患者に対して医療行為を行うこと。 Tele(遠く)+Medicine(医療)。
種類
- オンライン診療: スマホのビデオ通話などを使って、医者が患者を診察し、処方箋を出す。法的規制が緩和され、初診から可能になりつつあります。
- 画像診断: 地方の病院で撮ったCTやMRIの画像を、都市部の専門医に送って診断してもらう。
- 遠隔手術: ダ・ヴィンチなどの手術ロボットを、遠隔地から操作して手術を行う(5G通信などの低遅延回線が必須)。
- 病理診断: 顕微鏡の映像を伝送する。
メリット
- 医療格差の是正: 医師不足の過疎地や離島でも、専門的な医療が受けられる(ドクターヘリの代わり)。
- 通院負担の軽減: 高齢者や感染症患者が、病院に行かずに診察を受けられる(院内感染リスクも減る)。
- 医師の働き方改革: 待機時間の有効活用。
課題
- 触診ができない: 画面越しでは顔色や聴診音などの情報が限られるため、誤診のリスクがある。
- 通信环境&セキュリティ: 安定した回線と、極めて高度な個人情報保護が必要。
- お薬: 処方箋が出ても、薬局に行く必要がある(オンライン服薬指導と配送も始まっています)。